JPH02296178A - 力の分布検出表示装置 - Google Patents

力の分布検出表示装置

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JPH02296178A
JPH02296178A JP11697889A JP11697889A JPH02296178A JP H02296178 A JPH02296178 A JP H02296178A JP 11697889 A JP11697889 A JP 11697889A JP 11697889 A JP11697889 A JP 11697889A JP H02296178 A JPH02296178 A JP H02296178A
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signal
acceleration
moving object
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ノjの分布検出表示装置、特に運動物体に超
音波を送受波し、例えば患部の速度情報としての診断画
像を得る超音波ドプラ断層診断装置、又は電磁波を送受
波して運動物体の位置及び速度(加速度)を測定、表示
する例えば、レーダ観i’1lll装置により、運動物
体を観4111表示する力の分布検出表示装置に関する
ものである。
[従来の技術] 医療分野において、被検体に超音波を送受波して、その
被検体からの反射波を画像として表示し、患部の観察を
行う超ざ波診断装置が広範囲に利用されている。
すなわち、このような超音波診断装置は、−旦受波され
た反射波をデジタル信号に変換し、その後、画像表示に
必要な速度で走査を行い、診断画像としてテレビモニタ
に表示している。
従って、診断者は、診断画像によって被検体患部を観察
し、患者に対して適切な診断を行うことができる。
この種の超音波診断装置において、特に反射法を利用し
た方法の一つにドプラモード表示があり、これは反射体
(被検部位)が所定速度で運動しているときに、所定周
波数の超音波が当たると異なる周波数の超音波が反射さ
れるというドプラ効果を利用したものであり、この周波
数の差から反射体の運動速度を測るものである。
従って、このドプラモード表示は、断層像に血流などの
速度分布が重ねて二次元画像表示され、被検部位の断層
像からその運動、動きを観察することができ、例えば、
心臓弁膜の動態観察、血管内面流の検査に広範囲に用い
られている。
一方、通信分野において、レーダ観測装置は、電磁波に
よって標的を探知することができ、物体の情報を獲得・
処理・表示することを目的としている。すなわち、この
装置は電磁波の送受波により、目標物に当って反射して
くる反射波を受信し、その往復時間から目標物(移動体
等)までの距離及び方向又はドプラ効果により目は物の
移動速度を測定するものであり、気象観測用、船舶・航
空機等の監視用、航行用に広範囲に利用されている。
そして、この種のレーダ観nl装置は、主に、CR7表
示装置に画像表示することにより観Δ窮1を行っていた
。例えば、船舶等の航行には、操縦前は必要に応じてレ
ーダ観測して航路及び現在位置を監視し、目視確認しな
がら操縦を行っていた。
[発明が解決しようとする課H しかしながら、従来の超音波ドプラ断層装置あるいはパ
ルスドプラレーダ装置では、超音波又は電磁波を送受波
する送受波器により、反射波成分からドプラ効果を利用
して速度情報としてのドプラ信号を検出し、観測物体の
相対速度のろをAl1定していたので、71PI定時の
瞬間の相対速度は判明することができるが、観14FI
物体の速度変化分、加速度変化及び運動物体に作用して
いる力に関して観A1するには至らなかった。
従って、従来の超音波診断装置、又はレーダ観ipI装
置では、速度情報のみしか得られないので、該物体の運
動状況、例えば移動方向や速度変化ししかとらえること
ができす、例えば、該物体にどのような力がどういう方
向に、どの程度の大きさで、どの位置に作用しているの
か全く把握できなかった。
このため、該物体の運動の変化も、運動領域内の部分的
変化の仔細な状況を観察することが不可能であった。
また、従来の超音波診断装置又はレーダ観測装置におい
て、運動物体の現状況の変化を予Aplする情報である
本発明の力の分布や力の変化の分布を観aFIできる装
置は、存在していなかった。
発明の[1的 本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は、ドプラ方式のレーダ1ljJ J?+装置
及び超音波ドプラ断層診断装置において、運動物体から
の反射波を受波し、速度情報としてのドプラ信号を検出
し、単位時間当りの加速度及び加加速度を算出すること
により、運動物体の力の分布及び力の変化分布を観測、
分析する力の分布検出表示装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明によれば、観11F
I運動物体の特定領域に音波又は電磁波を送波し、該特
定領域から反射された反射波を受波する送受波器及び受
波器と、前記送受波器及び受波器により受波された反射
波成分から所定の速度情報を検出し、ドプラ信号として
出力するドプラ信号検出手段と、前記ドプラ信号の単位
時間当りの速度変化を検出して加速度信号を出力する加
速度信号検出手段と、前記運動物体の分布密度から特定
領域の分布質量を予め設定しておき、前記分布質量と加
速度信号とを乗算して力の分布を算出する力の分布検出
手段とを有し、前記運動物体の速度情報と分布質量とか
ら力の分布を観J?Iすることを特徴としている。
また、前記観aFI運動物体の特定領域に音波又は電磁
波を送波し、該特定領域から反射された反射波を受波す
る送受波器と、前記送受波器により受波された反射波成
分から所定の速度情報を検出し、ドプラ信号として出力
するドプラ信号検出手段と、前記ドプラ信号の単位時間
当りの速度変化を検出して加速rU倍信号■力する加速
度信号検出手段と、前記加速度信号の単位時間当りの加
速度変化を検出して加加速度信号を出力する加速度信号
検出手段と、運動物体の分布密度から特定領域の分布質
量を予め設定しておき、前記分布質量と加加速度信号と
を乗算して力の変化の分布検出手段とを有し、前記運動
物体の速度情報と分布質量とから力の変化の分41を観
測することを特徴とする。
[作用] 以上のような構成としたので、本発明によれば、送受波
器及び受波器により受波された反射波成分から、速度情
報を検出し、ドプラ信号を得る。そして、このドプラ信
号の微分処理、すなわち単位時間当りの速度変化から加
速度を求め、次に、該加速度と予め設定されている運動
物体の特定領域における分布質量を乗算して力の分布を
算出する。
また更に、前記加速度の微分処理、すなわち単位時間当
りの加速度変化から加加速度を求め、該加加速度と前記
分布質量とを乗算して力の変化の分布を算出する。
このようにして、前記運動物体の速度情報と分布質量と
から、力の分布と力の変化の分布を求めることができ、
該物体の運動領域を仔細に観Alすることが可能となる
この結果、本発明によれば、観測者は、前記力の分布、
力の変化の分(Hiから物体の特定領域において、どう
いう方向に、かつどのような大きさの力が作用している
のか分析することができるので、運動状態を)期するこ
とが可能となる。
[実施例] 第2図には、本発明に係る力の分布検出表示装置におけ
る基本原理図が示されている。
本発明において特徴的なことは、観11N運動物体の特
定領域において、受波された反射波成分から速度情報を
検出し、更にこの速度情報から速度変化及び加速度変化
を求め、予め設定されている分布質量を加速度及び加加
速度にそれぞれ乗算することで該運動物体の力の分布と
、力の変化の分布を求めることにある。
まず、第2図(A)、  (B)、(C)の模式図を用
いて、本発明の基本原理を説明する。
第2図(A)において、観測運動物体10は、模式的に
示された運動物体や被検体であり、該物体の分布密度に
より、質Qml 、m2 、m3・・・・・・の多数の
異なる質量(分布質量)から形成されている。
そして、一般に、運動物体の質mmに加速度aが作用し
ている場合、物体に働く力fは周知のようにf −mX
 aで示されるので、第2図(A)のように分布質tu
ml 、m2 、m3・・・・・・に作用している力f
は、運動速度ひから加速度at、a2゜a3・・・・・
・が求まっているとすれば、f−mXaより、力が算出
され、第2図(B′)のように、力の分布fl、f2.
f3・・・・・・となる。
従って、第2図(B)では、運動物体10の各所定領域
における力の大きさの分布がわかる。
なお、第2図(A)、  (B)では、−例として加速
度a及び力fを一定方向について作用している場合を示
したが、もちろん、質fimの大きさ及び加速度aの働
く方向がわかれば、各方向、大きさに対しても力の分布
がわかる。
また、加速度aから加加速度a′を求めれば、力の変化
Δf−mXa−から第2図(C)に示されているように
力の変化の分布Δf2.  Δf4゜Δf8.・・・・
・・が求められる。
これにより、例えば運動物体の各部の質量に作用してい
る力が増加状態にあるのか、又は減少状態にあるのかが
理解される。
なお、第2図に示されている基本原理図によれば、運動
物体10の特定領域における分布質量m1−mnと運動
物体10の運動速度である速度情報ひl −vn i:
基づいて、加速度(速度変化)al−anは、7)  
−a−dv/di、加加速度(加速度変化)a″l−a
″nは、a−−da/dtで得られ、これにより力の分
布f1〜fn及びカの変化の分布Δfl〜Δfnを求め
ることができる。
次に、第2図(A)、  (B)、(C)に基づいて、
具体的な一実施例を第3図に示す。
第3図には、前記観1i111運動物体10としての被
検体を心臓12に適用した場合が示されている。
この第3図は、心臓12の一部を断面として示しており
、また該心臓内部には、心臓弁膜として左肩弁14、右
肩弁16、心筋層として外壁18、内壁20、更に、右
室内の血流22が示されている。
次に、第3図において、前述した第2図に対応させて一
例として力の分布fl=fnを求める場合について説明
する。
第3図において、心臓12では、解剖学的に心筋層の外
壁18と内壁20との質量が異なり、また、心臓弁14
.16や血流22等も質量が異なっており、該心臓各部
の組織の密度の違いがら質量が異なっていることが知ら
れている。
このことから、第2図に示すように分布質Qmは、左肩
弁14をml、外壁18をm2、内壁20をm3、血流
22をm4として当てはめることができる。
そして、心臓の収縮による運動等により、速度情報ひか
ら、例えば第3図に示されているように左肩弁14、外
壁18、内壁20、血流22の各部において、それぞれ
異なる加速度aがA−1定できる。この加速度aは周知
の通り、運動速度により毎秒当りの変化を算出して求め
ている。
すなわち、各加速度を左肩弁14がal、外壁18がa
2、内壁20がa3、血流22がa4とすれば、心臓1
2の各部に作用する力fは、前述した第2図(B)のよ
うに、左肩弁14はfl−mlXal、外壁18はf2
−rn2Xa2.内壁20はf3−m3 Xa3 、血
流22はf4−m4Xa4となり、これにより、第3図
の矢印のようにベクトルで示せば力の大きさ及び方向が
定まる。
このようにして、心臓各部において、作用している力の
分布fl、f2.f3.f4・・・・・・を知ることが
できる。
この結果、診断台は心臓の動きから求められた力の分布
を観a>1することにより、正常な心臓と異常な心臓と
の違いを区別でき、かつ心臓疾患を予4−1することも
可能となる。
なお、第3図の実施例では、力の分布について示したが
、もちろん加速度aから加加速度a′を求めることによ
り、力の変化の分布Δfを求めることもできる。
次に、第1図を用いて、本発明の係る力の分布検出表示
装置の一例を説明する。
第1図は、力の分布、及び力の変化分布検出表示装置の
回路ブロック図である。以下、回路構成について説明す
る。
図において、観測運動物体10は、被検体又は移動体を
示し、例えば超音波診断装置では、第3図のように心臓
12であり、またレーダ観IlP+装置では、船舶、航
空機、自動車等に相当する移動物体である。
トリガ発振回路30は、前記運動物体lOに超音波又は
電磁波を送波するため、送信パルスの立し上がりを制御
するトリガ信号を発生する回路である。
送波回路32は、前記トリガ発振回路30の出力するト
リが信号に基づいて、所定周波数の送信パルスを出力す
る回路である。
送受信部34は、2つの独立した送受波器34aと受波
器34bとから構成され、送受波器34aは、前記送受
波回路32の出力する送信パルスを入力し、前記運動物
体10へ超音波又は電磁波を送波し、所定の指向性で走
査するためのプローブ又はアンテナに相当する。そして
、この送受波器34aは、前記観Al11運動物体10
の特定領域から反射された反射エコーを受波している。
また、受波器34bも、同様に反射エコーを受波してい
る。
受信増幅部36は、受信信号増幅回路136aとn36
bとから構成され、前記受波された反射エコーを所定レ
ベルまで増幅し、増幅信号を出力している。
速度信号検出部38は、ドプラ信号検出回路l38aと
n38bとから構成され、反射波エコー成分から速度情
報を検出するための回路であり、ドプラ信号を出力して
いる。
加速度信号算出部40は、加速度信号検出回路140a
とlI40bとから構成され、速度情報から加速度を算
出して加速度信号を出力している。
すなわち、具体的には、速度信号(ドプラ信号)を微分
することにより加速度信号を得る。
船舶速度信号算出部42は、加速度信号検出回路142
a、n42bから構成され、前記加速度信号算出部40
から出力される加速度信号を入力し、加速度信号を出力
している。すなわち、加速度信号を微分することにより
、加加速度信号を得る。
m情報メモリ44は、観ΔF1運動物体10の特定領域
における分布質量を記憶しており、これは、該物体の分
布密度データから予め想定した分布質量、あるいは7i
p+定値としての分布質量等である。
すなわち、具体的には、被検体の場合では、第3図で示
す心IIa12等の各部の分布質量、移動物体の場合で
は、船舶、航空機、自動車等の各種類別の重量(分布質
量)に相当する。。
力算出回路46は、前記加速度信号算出部40の出力す
る加速度信号と前記m情報メモリ44の分布質量とを乗
算して、力の分布fを演算出力する回路である。そして
、この結果を力の分布信号として出力している。
力の変化算出部48は、力の変化算出回路I48a、l
I48bと、更に両者の算出結果を合成して力の変化分
布信号を出力する力の変化合成回路48cとから形成さ
れている。すなわち、この力の変化算出部48は、前記
船舶速度信号算出部42の出力する加加速度信号と前記
m情報44の分布質量とを乗算して、力の変化の分布Δ
fを演算出力する回路である。そして、この結果を力の
変化分布信号として出力している。
表示信号発生回路50は、前記力の分布信号と力の変化
分布信号とを人力し、画像表示するため、画像表示信号
に変換、出力している。
表示器52は、該画像表示信号に基づいて、例えばテレ
ビモニタ等のCRT上に前記力の分布fや力の変化分布
Δfを画像表示する表示装置である。
方位ゲート発生回路54は、前記送受波部34で送波さ
れるビームが該物体へ入射される所定の角度を特定領域
において定めるために設けられ、設定された入射角度に
対応する方位ゲート信号を出力する。
距離ゲート発生回路56は、前記送受波部34から送波
されるビームが、該物体へ入射される所定の深度を特定
領域において定めるために設けられ、設定された入射深
度に対応する距離ゲートを出力する。
ゲート信号トリガ回路58は、前記方位ゲート発生回路
54の出力する方位ゲート信号と、前記距離ゲート発生
回路56の出力する距離ゲート信号とを人力し、前記速
度信号検出部38ヘゲ一ト信号を出力する。
すなわち、このゲート信号により、サンプルゲートをか
ければ、特定領域において検出したい所定位置の深度に
おけるドプラ信号を取り出すことができる。
次に、以下、第1図のブロック図について超音波診断装
置を使用した場合の動作を説明する。
まず、力の分布fを検出場合について説明する。
ここで、本実施例では、送受波部34は、送受波器34
aと受波器34bとの2系統で速度情報を検出して制御
を行っているが、両者は同じ動作をするため、送受波5
34a側だけ説明する。
第1図に示すように送受波器34aから前記運動物体l
Oへ超音波が送波されると、該運動物体10の特定領域
により反射された反射エコーは、送受波器34aで受波
される。
そして、反射エコーは、受波信号増幅回路136aで増
幅され、ドプラ信号検出回路138aに人力され、反射
波成分から速度情報が取り出されるが、ここで、前記方
位ゲート信号と距離ゲート信号から前記運動物体の所定
位置及び深度を指定するためのゲート信号がドプラ信号
検出回路138aに入力される。
これにより、ドプラ信号検出回路138aにはサンプル
ゲートがかけられ、所定の速度情報のみが検出され、該
速度情報に対応したドプラ信号が出力される。
そして、このドプラ信号は、加速度信号検出回路140
aに人力されて、例えば速度を微分することにより毎秒
当たりの変化を求めて加速度を算出し、加速度信号に変
換される。
一方、rn情報メモリ44には、運動物体10の分布密
度から特定領域の分布質Wmが設定されているので力算
出回路46により、加速度信号は、分布質量が乗算され
て力の分布信号に変換される。
この結果、力の分布信号は、表示信号発生回路50を介
し、表示器52により、テレビ画像表示される。
次に、力の変化分布Δfを検出する場合について説明す
る。
前記加速度信号検出回路142aにより出力された加速
度信号は、更に加速度信号検出回路42aに入力され、
微分されることとにより、毎秒当りの変化として、加加
速度(加速度変化)を算出し、加加速度信号に変換され
る。
そして、この加加速度信号は前述したようにm情報メモ
リ44により、分布質量と乗算される。
この結果、力の変化の分布Δfが求められ、力の変化の
分布信号に変換される。
そして、力の変化分布信号は、表示信号発生回路50を
介し、表示器52によりテレビ画像表示される。
なお、以上の回路動作は送受波器34a側について説明
したが、受波器34b側にも同時に反射エコーが受波さ
れて同様な動作が行われ、両受波器により受波された2
種類の反射エコー成分を検体と送受波器及び受波器の相
対位置により、ベクトル加算を行い、最終的には力及び
力の変化の成分を算出している。
また、本実施例では、超音波診断装置を例として説明し
たが、レーダ観測装置、あるいはレーザーレーダ装置に
も適用できる。
以上のようにして、本実施例の回路構成によれば、例え
ば超音波診断装置の医療用ドプラ断層画像装置では、心
臓等の各部分の動きから力及び力の変化を知ることがで
き、これによって、従来では分析不可能であった心筋層
等の働きが判明され、心臓疾患に関し細部にわたって詳
しく分析することが可能となる。
一方、主にパルスドプラ方式におけるレーダ観tP1装
置では、船舶、航空機、自動車等の移動目標物の加速、
減速状態を知ることができ、力の作用を分析可能なこと
から、該物体等の移動を予測することが可能となる。こ
の結果、例えば衝突事故防止に有用である。
[発明の効果] 以上のようにして、本発明に係る力の分布検出表示装置
によれば、従来では、観/I?J運動物体から反射され
た反射波をドプラ効果により速度情報を得て診断、ある
いは観測画像を表示しているのに対し、該速度情報から
加速度及び加加速度を求め、更に予め設定されている特
定領域における運動物体の質量を前記加速度又は加加速
度に乗算することで力又は力の変化の分布を求めること
ができる。
この結果、本発明によれば、観4p1運動物体あるいは
構成組織の運動状況及び運動の変化を詳細に分析するこ
とが可能となる。
すなわち、運動物体の解析において重要な力の分布、力
の変化の分布を知ることにより、例えば、観4ν1対象
物が機械系の場合の機械的円滑な運動状態の確認や故障
検出)に、また1lP1定機器の設置が不可能な個所の
解析及び改善の診断等に広範囲に利用することができる
という利点がある。
また、本発明によれば、従来における運動物体の速度情
報だけでな(、力の分布又は力の変化の分布を観711
1可能となったため、観測者はその力の分布、力の変化
の情報から、運動物体の変化あるいは運動物体の構造の
状態変化を観alllすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、力の分O5及び力の変化分41検出表示装置
の一実施例を示すブロック図、 第2図は、本発明の装置に関する基本原理を示した観測
運動物体の模式図、 第3図は、一実施例として運動物体を心臓とした場合の
力の分布及び力の変化分布を示した図である。 運動物体 送受波部 受波器 送受波器 受信増幅部 速度信号検出部 ドプラ信号検出回路I ドプラ信号検出回路■ 加速度信号算出部 ・・・ 加速度信号検出回路I ・・・ 加速度信号検出回路■ 加速度信号検出回 路・・ 船舶速度信号検出回路I ・・・ 船舶速度信号検出回路■ ・・・ m情報メモリ ・・ 力算出回路 ・・・ 力の変化算出部 ・・ 力の変化算出回路I ・・・ 力の変化算出回路■ ・・・ 力の変化算出合成回路 10  ・・・ 34  ・・・ 34a   ・・・ 34b   ・・・ 36  ・・・ 38  ・・・ 38a   ・・・ 38b   ・・・ 40  ・・・ 0a 0b 42  ・・・ 2a 2b 8a 8b 8c ml。 al。 fl。 al Δf1 ・・ 表示信号発生回路 ・・ 表示器 m2.m3 a2.a3 f2.f3 、Δf2゜ ・・ 分布質量 ・・・ 加速度 ・・・ 力の分布 a3″ ・・・ 船舶速度 Δf3・・・ 力の変化の分布。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)観測運動物体の特定領域に音波又は電磁波を送波
    し、該特定領域から反射された反射波を受波する送受波
    器及び受波器と、 前記送受波器及び受波器により受波された反射波成分か
    ら所定の速度情報を検出し、ドプラ信号として出力する
    ドプラ信号検出手段と、 前記ドプラ信号の単位時間当りの速度変化を検出して加
    速度信号を出力する加速度信号検出手段と、 運動物体の分布密度から特定領域の分布質量を予め設定
    しておき、 前記分布質量と加速度信号とを乗算して力の分布を算出
    する力の分布検出手段と、を有し、前記運動物体の速度
    情報と分布質量とから力の分布を観測することを特徴と
    する力の分布検出表示装置。
  2. (2)観測運動物体の特定領域に音波又は電磁波を送波
    し、該特定領域から反射された反射波を受波する送受波
    器及び受波器と、 前記送受波器及び受波器により受波された反射波成分か
    ら所定の速度情報を検出し、ドプラ信号として出力する
    ドプラ信号検出手段と、 前記ドプラ信号の単位時間当りの速度変化を検出して加
    速度信号を出力する加速度信号検出手段と、 前記加速度信号の単位時間当りの加速度変化を検出して
    加加速度信号を出力する加加速度信号検出手段と、 運動物体の分布密度から特定領域の分布質量を予め設定
    しておき、 前記分布質量と加加速度信号とを乗算して力の変化の分
    布を算出する力の変化の分布検出手段と、を有し、 前記運動物体の速度情報と分布質量とから力の変化の分
    布を観測することを特徴とする力の分布検出表示装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06114059A (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 Toshiba Corp 超音波カラードプラ断層装置
JPH07174849A (ja) * 1993-12-17 1995-07-14 Nec Corp アクティブソノブイ信号表示装置
JP2009092578A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Japan Radio Co Ltd 潮流測定装置
JP2009092577A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Japan Radio Co Ltd 潮流測定装置
CN104132762A (zh) * 2014-08-06 2014-11-05 上海巨一科技发展有限公司 一种基于智能手机的桥梁索力检测系统

Cited By (5)

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