JPH02296018A - 自動遠心クラッチ - Google Patents
自動遠心クラッチInfo
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- JPH02296018A JPH02296018A JP1114174A JP11417489A JPH02296018A JP H02296018 A JPH02296018 A JP H02296018A JP 1114174 A JP1114174 A JP 1114174A JP 11417489 A JP11417489 A JP 11417489A JP H02296018 A JPH02296018 A JP H02296018A
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- JP
- Japan
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- clutch
- weights
- drive shaft
- automatic centrifugal
- speed
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- Pending
Links
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 abstract description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 12
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/14—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members
- F16D43/18—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members with friction clutching members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/14—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members
- F16D2043/145—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members the centrifugal masses being pivoting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動二輪車等の動力伝達系に用いられる自動
遠心クラッチに関する。
遠心クラッチに関する。
(従来の技術)
例えば、小型の自動二輪車の動力伝達系には自動遠心ク
ラッチか用いられるか、この自動遠心クラッチは、スプ
リングによって常時閉じ方向に付勢され、駆動軸と一体
に回転してこれに作用する遠心力によって拡開する複数
のクラッチウェイトと、従動軸に結着され、前記クラッ
チウェイトを被うクラッチハウジングを含んで構成され
る。
ラッチか用いられるか、この自動遠心クラッチは、スプ
リングによって常時閉じ方向に付勢され、駆動軸と一体
に回転してこれに作用する遠心力によって拡開する複数
のクラッチウェイトと、従動軸に結着され、前記クラッ
チウェイトを被うクラッチハウジングを含んで構成され
る。
而して、エンジンのクランク軸の回転かVベルト式無段
変速機等を介して駆動軸に伝達され、この駆動軸の回転
数か所定値を超えると、これと共に回転するクラッチウ
ェイトに作用する遠心力か゛スプリングの付勢力より大
きくなってクラッチウェイトが拡開し、該クラッチウェ
イトはライニンタを介して前記クラッチハウシンクに摺
接し、両名の間には滑りか生し、自動二輪車等か発進し
始めるか、このときのエンジン回転数はクラッチイン回
転数(第5図のエンジン回転数N、°)と称される。尚
、第5図はエンジン回転数Nと車速■との関係を示すグ
ラフである。
変速機等を介して駆動軸に伝達され、この駆動軸の回転
数か所定値を超えると、これと共に回転するクラッチウ
ェイトに作用する遠心力か゛スプリングの付勢力より大
きくなってクラッチウェイトが拡開し、該クラッチウェ
イトはライニンタを介して前記クラッチハウシンクに摺
接し、両名の間には滑りか生し、自動二輪車等か発進し
始めるか、このときのエンジン回転数はクラッチイン回
転数(第5図のエンジン回転数N、°)と称される。尚
、第5図はエンジン回転数Nと車速■との関係を示すグ
ラフである。
エンジン回転数Nか上記クラッチイン回転数N′、を超
えると、第5図のカーブA′に示すようにエンジン回転
数Nの増加に対して車速■か急激に増大するか、エンジ
ン回転aNか第5図に示す所定の回転数N、に達するま
ではクラ・ソチウェイトとクラッチハウシングとの間に
は依然として滑りか生じている。
えると、第5図のカーブA′に示すようにエンジン回転
数Nの増加に対して車速■か急激に増大するか、エンジ
ン回転aNか第5図に示す所定の回転数N、に達するま
ではクラ・ソチウェイトとクラッチハウシングとの間に
は依然として滑りか生じている。
エンジン回転数Nか上記回転数N2に達した時点てクラ
ッチウェイトかクラ・シチノ1ウシングに密着して該ク
ラッチハウジングと一体に回転し、その後エンジン回転
数Nか増加すると、車速Vは例えばVベルト式無段変速
機のロー特性を示す直線又、に沿って増大する。
ッチウェイトかクラ・シチノ1ウシングに密着して該ク
ラッチハウジングと一体に回転し、その後エンジン回転
数Nか増加すると、車速Vは例えばVベルト式無段変速
機のロー特性を示す直線又、に沿って増大する。
そして、回転数Nか第5図に示す回転数N2に達した時
点てVベルト式無段変速機のベルト径に変化か生して変
速比か変わり、このとき車速Vは第5図のカーブBに示
すように増大し、その値か第5図に示すv3に達すると
、その後はエンジン回転数Nの増大に伴ってVベルト式
無段変速機の1〜ツブ特性を示す直線文。に沿って車速
■か増大する。
点てVベルト式無段変速機のベルト径に変化か生して変
速比か変わり、このとき車速Vは第5図のカーブBに示
すように増大し、その値か第5図に示すv3に達すると
、その後はエンジン回転数Nの増大に伴ってVベルト式
無段変速機の1〜ツブ特性を示す直線文。に沿って車速
■か増大する。
(発明か解決しようとする課題〉
ところて、車両か発進するエンジン回転数、つまりクラ
ッチイン回転数N’+か低い程車両のアクセル操作に対
する発進応答性か良くなるか、前記回転数N2を一定値
(例えば、5,000〜6,500rpm)に設定する
と、従来の自動遠心クラッチを採用する車両ては、該自
動遠心クラッチの特性からクラッチイン回転数N°1が
高く(例えば。
ッチイン回転数N’+か低い程車両のアクセル操作に対
する発進応答性か良くなるか、前記回転数N2を一定値
(例えば、5,000〜6,500rpm)に設定する
と、従来の自動遠心クラッチを採用する車両ては、該自
動遠心クラッチの特性からクラッチイン回転数N°1が
高く(例えば。
3.500〜4.00Orpm)ならざるを得す、アク
セル操作に対する発進応答性か悪くなってしまうという
問題かあった。
セル操作に対する発進応答性か悪くなってしまうという
問題かあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたちのて、そのEJ的
とする処は、車両のアクセル操作に対する発進応答性を
高めて滑らかな発進を01能とする自動遠心クラッチを
提供するにある。
とする処は、車両のアクセル操作に対する発進応答性を
高めて滑らかな発進を01能とする自動遠心クラッチを
提供するにある。
(課題を解決するための手段)
1;足口的を達成すべく本発明は、スプリングによって
常時閉じ方向に付勢され、駆動軸と一体に回転してこれ
に作用する遠心力によって拡開する複数のクラッチウェ
イトと、従動軸に結着され、前記クラッチウェイトを被
うクラッチハウジングを含んで構成される自動遠心クラ
ッチにおいて前記駆動軸の回転速度の増大に伴って前記
クラッチウェイトか前記クラッチハウジングに段階的に
摺接するよう構成したことをその特徴とする。
常時閉じ方向に付勢され、駆動軸と一体に回転してこれ
に作用する遠心力によって拡開する複数のクラッチウェ
イトと、従動軸に結着され、前記クラッチウェイトを被
うクラッチハウジングを含んで構成される自動遠心クラ
ッチにおいて前記駆動軸の回転速度の増大に伴って前記
クラッチウェイトか前記クラッチハウジングに段階的に
摺接するよう構成したことをその特徴とする。
(作用)
本発明によれば、所定のエンジン回転数に対してクラ・
νチウェイトかクラッチハウジングに摺接し始めるとき
のエンジン回転数(クラッチイン回転数)を下げること
かできるため、車両のアクセル操作に対する発進応答性
か高められるとともに、クラッチウェイトかクラッチハ
ウシングに密着してこれと一体に回転し始める回転数に
達するまてのエンジン回転数の増大に伴う車速の増大の
比率か小さくなるため、車両の滑らかな発進か可能とな
る。
νチウェイトかクラッチハウジングに摺接し始めるとき
のエンジン回転数(クラッチイン回転数)を下げること
かできるため、車両のアクセル操作に対する発進応答性
か高められるとともに、クラッチウェイトかクラッチハ
ウシングに密着してこれと一体に回転し始める回転数に
達するまてのエンジン回転数の増大に伴う車速の増大の
比率か小さくなるため、車両の滑らかな発進か可能とな
る。
(実施例)
以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
:fSf図は本発明に係る自動遠心クラッチの平断面図
、第2図は第1図の矢視rl −II線方向の同第3図
は第2図のm−■線断面図、第4図は同自動遠心クラ・
ンチを備える自動二輪車の動力伝達系の平断面図、第5
図はエンジン回転数Nと車速Vとの関係を示すグラフで
ある。
、第2図は第1図の矢視rl −II線方向の同第3図
は第2図のm−■線断面図、第4図は同自動遠心クラ・
ンチを備える自動二輪車の動力伝達系の平断面図、第5
図はエンジン回転数Nと車速Vとの関係を示すグラフで
ある。
第4UAに示す動力伝達系はスクータ型の小型自動二輪
車に搭載されるユニットスイング式エンジンのものであ
って、同図中、lはエンジンケース2の前部に回転自在
に支承されたクランク軸であって、該クランク軸lの端
部には駆動プーリ3か設けられている。この駆動プーリ
3は、クランク軸lに固定された固定プーリ4と、クラ
ンク軸lにこれの軸方向に移動可能に嵌合された可動ブ
ーリ5とて構成され、可動プーリ5とカムプレート6と
の間には複数のウェイト7・・・か収容されている。尚
、カムプレート6はクランク軸lに固定されている。
車に搭載されるユニットスイング式エンジンのものであ
って、同図中、lはエンジンケース2の前部に回転自在
に支承されたクランク軸であって、該クランク軸lの端
部には駆動プーリ3か設けられている。この駆動プーリ
3は、クランク軸lに固定された固定プーリ4と、クラ
ンク軸lにこれの軸方向に移動可能に嵌合された可動ブ
ーリ5とて構成され、可動プーリ5とカムプレート6と
の間には複数のウェイト7・・・か収容されている。尚
、カムプレート6はクランク軸lに固定されている。
一方、エンジンケース2の後部には、駆動軸8、中間軸
9及び出力軸(後車軸)10が前記クランク軸lと平行
に1且つ回転自在に配されており、特に駆動軸8と出力
軸lOとは同軸的に配されている。そして、駆動軸8に
は従動プーリ11と本発明に係る自動遠心クラッチ30
か設けられており、従動ブーツllと前記駆動ブーツ3
との間には無端状のVベルト12か巻き掛けられている
。尚、これら駆動プーリ3.従動プーリ11及びVベル
ト12によって公知のVベルト式無段変速機13が構成
されている。
9及び出力軸(後車軸)10が前記クランク軸lと平行
に1且つ回転自在に配されており、特に駆動軸8と出力
軸lOとは同軸的に配されている。そして、駆動軸8に
は従動プーリ11と本発明に係る自動遠心クラッチ30
か設けられており、従動ブーツllと前記駆動ブーツ3
との間には無端状のVベルト12か巻き掛けられている
。尚、これら駆動プーリ3.従動プーリ11及びVベル
ト12によって公知のVベルト式無段変速機13が構成
されている。
又、駆動軸8の端部には小径の駆動ギヤ14か形成され
、該駆動ギヤ14は前記中間軸9の一端に設けられた大
径の従動ギヤ15に噛合している。更に、中間軸9には
小径の駆動ギヤ16か設けられており、該駆動ギヤ16
は前記出力軸10の一端に取り付けられた大径の従動ギ
ヤ17に噛合している。そして、出力軸lOのエンジン
ケース2外へ臨む端部には後輪18か取り付けられてい
る。
、該駆動ギヤ14は前記中間軸9の一端に設けられた大
径の従動ギヤ15に噛合している。更に、中間軸9には
小径の駆動ギヤ16か設けられており、該駆動ギヤ16
は前記出力軸10の一端に取り付けられた大径の従動ギ
ヤ17に噛合している。そして、出力軸lOのエンジン
ケース2外へ臨む端部には後輪18か取り付けられてい
る。
ここて、前記従動プーリ11と自動遠心クラッチ30の
構成の詳細を第1図乃至第3図に基づいて説明する。
構成の詳細を第1図乃至第3図に基づいて説明する。
第1図に示すように駆動軸8の外周には従動軸を構成す
る中空軸19か回転自在に支承されており、該中空軸1
9の外周には円筒状の筒部材20か嵌合されている。そ
して、この筒部材20には複数のカム溝20a・・・か
形成されており、各カム溝20aには中空軸19に突設
されたピン21か係合しており、該筒部材20は中空軸
19と共に回転し、且つ該中空軸19に対して軸方向に
摺動6丁能に構成されている。
る中空軸19か回転自在に支承されており、該中空軸1
9の外周には円筒状の筒部材20か嵌合されている。そ
して、この筒部材20には複数のカム溝20a・・・か
形成されており、各カム溝20aには中空軸19に突設
されたピン21か係合しており、該筒部材20は中空軸
19と共に回転し、且つ該中空軸19に対して軸方向に
摺動6丁能に構成されている。
而して、上記中空軸19の一端には固定プーリ22か結
着され、n部材20の一端には可動プーリ23か結着さ
れており、これら固定プーリ22と可動プーリ23か前
記従動プーリ11を構成している。
着され、n部材20の一端には可動プーリ23か結着さ
れており、これら固定プーリ22と可動プーリ23か前
記従動プーリ11を構成している。
一方、駆動軸8の端部には、自動遠心クラッチ30を構
成するドラム状のクラッチハウシング31かナツト32
によって結着されており、該クラッチハウシンク31の
内側には前記中空軸19に結着されたインナープレート
33か収容されている。そして、このインナープレート
33には、2個をIMIとするクラッチウェイト34,
34.35.35か駆動軸8の軸方向に2段に取り付け
られている。即ち、各クラッチウェイト34゜35は半
リンク状に成形されてその外間の一部にはライニング3
6.37か取り付けられており、これらは共通の軸38
によって前記インナープレート33に回動自在に枢着さ
れている。そして各段のクラッチウェイト34.34同
士及びクラクチウェイト35.35同士の各端面部はリ
ンク状のダンパー39.39.40.40 (第3図参
照)を介してそれぞれ互いに係合しており、これらクラ
ッチウェイト34.34同士及びクラッチウェイト35
.35同士はそれぞれスプリング41.41,42.4
2によって閉じ方向に付勢されている。尚1本実施例で
は、クラッチウェイト34,34.35.35は共に同
形、同大、同心にを有しているか、スプリング41,4
1のばね定数はスプリング42.42のそれよりも小さ
く設定されている。
成するドラム状のクラッチハウシング31かナツト32
によって結着されており、該クラッチハウシンク31の
内側には前記中空軸19に結着されたインナープレート
33か収容されている。そして、このインナープレート
33には、2個をIMIとするクラッチウェイト34,
34.35.35か駆動軸8の軸方向に2段に取り付け
られている。即ち、各クラッチウェイト34゜35は半
リンク状に成形されてその外間の一部にはライニング3
6.37か取り付けられており、これらは共通の軸38
によって前記インナープレート33に回動自在に枢着さ
れている。そして各段のクラッチウェイト34.34同
士及びクラクチウェイト35.35同士の各端面部はリ
ンク状のダンパー39.39.40.40 (第3図参
照)を介してそれぞれ互いに係合しており、これらクラ
ッチウェイト34.34同士及びクラッチウェイト35
.35同士はそれぞれスプリング41.41,42.4
2によって閉じ方向に付勢されている。尚1本実施例で
は、クラッチウェイト34,34.35.35は共に同
形、同大、同心にを有しているか、スプリング41,4
1のばね定数はスプリング42.42のそれよりも小さ
く設定されている。
又、前記インナープレート33と可動プーリ23との間
にはスプリング43かkJ装されており、可動プーリ2
3及び前記筒部材20はスプリング43によって固定ブ
ーツ22側(第1図中、右方)に常時付勢されている。
にはスプリング43かkJ装されており、可動プーリ2
3及び前記筒部材20はスプリング43によって固定ブ
ーツ22側(第1図中、右方)に常時付勢されている。
而して、ユニットスイング式エンジンか始動され、クラ
ンク軸lが回転すると、この回転はVベルト式無段変速
機13を構成する駆動プーリ3、Vベルト12及び従動
プーリ11を経て中空軸19及び筒部材20に伝達され
、これら中空軸19と筒部材20か駆動軸8上で回転駆
動せしめられる。尚、エンジン始動初期においては、V
ベルト式無段変速機13はロー状態に保たれ、駆動プー
リ3におけるVベルト12の巻掛径は最も小さく、従動
プーリ11における同Vベルト12の巻掛径は最も大き
く保たれている。
ンク軸lが回転すると、この回転はVベルト式無段変速
機13を構成する駆動プーリ3、Vベルト12及び従動
プーリ11を経て中空軸19及び筒部材20に伝達され
、これら中空軸19と筒部材20か駆動軸8上で回転駆
動せしめられる。尚、エンジン始動初期においては、V
ベルト式無段変速機13はロー状態に保たれ、駆動プー
リ3におけるVベルト12の巻掛径は最も小さく、従動
プーリ11における同Vベルト12の巻掛径は最も大き
く保たれている。
上記のように中空軸19か回転駆動されると、これに結
着されたインナープレート33かクラッチウェイト34
.34.35.35と共に−・体に回転するか、このイ
ンナープレート33の回転か小さく、クラッチウェイト
34,34.35゜35に作用する遠心力か小さい間は
この遠心力はスプリング41,41,42.42の付勢
力に抗してクラッチウェイト34,34.35.35を
拡開せしめるに至らず、ライニング36,36.37.
37とクラッチハウジング31との間には隙間か形成さ
れていて自動遠心クラッチ30はOFF状態に保たれて
いる。このように自動遠心クラッチ30がOFF状態に
あるときには、クランク軸1の回転は駆動軸8には伝達
されず、自動二輪車は発進しないて停止している。
着されたインナープレート33かクラッチウェイト34
.34.35.35と共に−・体に回転するか、このイ
ンナープレート33の回転か小さく、クラッチウェイト
34,34.35゜35に作用する遠心力か小さい間は
この遠心力はスプリング41,41,42.42の付勢
力に抗してクラッチウェイト34,34.35.35を
拡開せしめるに至らず、ライニング36,36.37.
37とクラッチハウジング31との間には隙間か形成さ
れていて自動遠心クラッチ30はOFF状態に保たれて
いる。このように自動遠心クラッチ30がOFF状態に
あるときには、クランク軸1の回転は駆動軸8には伝達
されず、自動二輪車は発進しないて停止している。
次に、アクセル操作によってエンジン回転数N(クラン
ク軸lの回転数)を高めると、インナープレート33の
回転も高められ、クラッチウェイ1−34.34.35
.35に作用する遠心力か大きくなるか、前述のように
クラッチウェイト34.34を閉じ方向に付勢するスプ
リング41.41のばね定数の方かクラッチウェイト3
5.35を閉じ方向に付勢するスプリング42.42の
それよりも小さく設定されているため、クラッチウェイ
ト34.34の方が先に拡開し、これらクラッチウェイ
ト34.34のライニング36.36とクラッチハウシ
ング31との間に滑りか生し始め、エンジン動力の一部
はクラッチハウジング31、駆動軸8、駆動ギヤ14、
従動ギヤ15、中間軸9.駆動ギヤ16、従動ギヤ17
及び出力軸lOを経て後輪18に伝達され、該後輪18
か回転駆動されて自動二輪車か緩やかに発進せしめられ
る。このときのエンジン動力Nかクラッチイン回転数N
1と称されるか、本実施例においては、スプリング41
.41のばね定数を小さくしているために第5図に示す
ようにこのクラッチイン回転数NIを従来の値N°1よ
りも下げることかできる。
ク軸lの回転数)を高めると、インナープレート33の
回転も高められ、クラッチウェイ1−34.34.35
.35に作用する遠心力か大きくなるか、前述のように
クラッチウェイト34.34を閉じ方向に付勢するスプ
リング41.41のばね定数の方かクラッチウェイト3
5.35を閉じ方向に付勢するスプリング42.42の
それよりも小さく設定されているため、クラッチウェイ
ト34.34の方が先に拡開し、これらクラッチウェイ
ト34.34のライニング36.36とクラッチハウシ
ング31との間に滑りか生し始め、エンジン動力の一部
はクラッチハウジング31、駆動軸8、駆動ギヤ14、
従動ギヤ15、中間軸9.駆動ギヤ16、従動ギヤ17
及び出力軸lOを経て後輪18に伝達され、該後輪18
か回転駆動されて自動二輪車か緩やかに発進せしめられ
る。このときのエンジン動力Nかクラッチイン回転数N
1と称されるか、本実施例においては、スプリング41
.41のばね定数を小さくしているために第5図に示す
ようにこのクラッチイン回転数NIを従来の値N°1よ
りも下げることかできる。
その後、アクセル操作によってエンジン回転数Nか更に
高まれば、クラッチウェイト35.35に作用する遠心
力もスプリング42,42の付勢力を超え、これらクラ
ッチウェイト35.35もライニング37.37を介し
てクラッチハウジンク31に摺接するようになる。
高まれば、クラッチウェイト35.35に作用する遠心
力もスプリング42,42の付勢力を超え、これらクラ
ッチウェイト35.35もライニング37.37を介し
てクラッチハウジンク31に摺接するようになる。
そして、エンジン回転数Nか第5図に示す回転数N2に
達すると、両クラッチウェイト34゜34.35.35
はクラッチハウシング31に密着して自動遠心クラッチ
30はON状態となり、その後は従来と同様に第5図に
示す特性に沿って自動二輪車か走行せしめられる。
達すると、両クラッチウェイト34゜34.35.35
はクラッチハウシング31に密着して自動遠心クラッチ
30はON状態となり、その後は従来と同様に第5図に
示す特性に沿って自動二輪車か走行せしめられる。
以上のように1本実施例てはエンジン回転数Nか回転数
N2に達するまでの間に自動遠心クラッチ30のクラッ
チウェイト34,34.35゜35かクラッチハウシン
グ31に段階的に摺接し、前述のようにクラッチイン回
転I N +を下げることができるため、自動二輪車の
アクセル操作に対する発進応答性を高めることかできる
。又、第5図に示す本実施例に係る特性カーブAを従来
の特性カーブA゛と比較すると明らかなように、本実施
例では1回転数N2に達するまてのエンジン回転数Nの
増大に伴う車速Vの増大の比率d v / d Nか小
さくなるため、自動二輪車の発進か従来よりも滑らかと
なる。
N2に達するまでの間に自動遠心クラッチ30のクラッ
チウェイト34,34.35゜35かクラッチハウシン
グ31に段階的に摺接し、前述のようにクラッチイン回
転I N +を下げることができるため、自動二輪車の
アクセル操作に対する発進応答性を高めることかできる
。又、第5図に示す本実施例に係る特性カーブAを従来
の特性カーブA゛と比較すると明らかなように、本実施
例では1回転数N2に達するまてのエンジン回転数Nの
増大に伴う車速Vの増大の比率d v / d Nか小
さくなるため、自動二輪車の発進か従来よりも滑らかと
なる。
次に、本発明の変更実施例を第6図に基づいて説明する
。
。
第6図は本発明の変更実施例を示す第2図と同様の図て
あり、本実施例では駆動軸8の軸方向には1段のクラッ
チウェイト34a、’35a。
あり、本実施例では駆動軸8の軸方向には1段のクラッ
チウェイト34a、’35a。
34b、35bか設けられている。そして、相隣接する
クラッチウェイト34aと35a及びクラッチウェイト
34bと35bはそれぞれ軸38゜38にてインナープ
レート33に枢着されており、これら各々はスプリング
42,42によって閉じ方向に付勢されている。
クラッチウェイト34aと35a及びクラッチウェイト
34bと35bはそれぞれ軸38゜38にてインナープ
レート33に枢着されており、これら各々はスプリング
42,42によって閉じ方向に付勢されている。
又、本実施例においては、スプリング42゜42のばね
定数は互いに等しく設定されているか、クラッチウェイ
ト34a、34bの重量はクラッチウェイト35a、3
5bのそれよりも太きく設定されている。尚、第6図中
、39・・・は各クラッチウェイト34a、35a、3
4b、35bの閉じ方向への回動を規制するストッパで
ある。
定数は互いに等しく設定されているか、クラッチウェイ
ト34a、34bの重量はクラッチウェイト35a、3
5bのそれよりも太きく設定されている。尚、第6図中
、39・・・は各クラッチウェイト34a、35a、3
4b、35bの閉じ方向への回動を規制するストッパで
ある。
而して、インナープレート33の回転に対して重さの重
いクラッチウェイト34a、34bには他のクラッチウ
ェイト35a、35bよりも大きな遠心力が作用するた
め、クラッチハウシンク31にはクラッチウェイト34
a、34bのライニング36.36が初めに摺接し、次
にクラッチウェイト35a、35bのライニング37.
37か摺接する。この結果、本実施例においてもクラッ
チイン回転数を下げることかてき、前記実施例にて得ら
れたと同様の効果か得られる。
いクラッチウェイト34a、34bには他のクラッチウ
ェイト35a、35bよりも大きな遠心力が作用するた
め、クラッチハウシンク31にはクラッチウェイト34
a、34bのライニング36.36が初めに摺接し、次
にクラッチウェイト35a、35bのライニング37.
37か摺接する。この結果、本実施例においてもクラッ
チイン回転数を下げることかてき、前記実施例にて得ら
れたと同様の効果か得られる。
(発明の効果)
以1の説明で明らかな如く本発明によれば、スプリング
によって常時閉じ方向に付勢され、駆動軸と一体に回転
してこれに作用する遠心力によって拡開する複数のクラ
ッチウェイトと、従動輪に結着され、前記クラッチウェ
イトを被うクラッチハウジングを含んで構成される自動
遠心クラッチにおいて、itJ記駆動軸の回転速度の増
大に伴って+iii記クラツクラッチウェイトクラッチ
ハウシンクに段階的に摺接するよう構成したため、所定
の回転数に対してクラッチウェイトかクラ・ンチハウジ
ンクに摺接し始めるときのエンジン回転数(クラッチイ
ン回転数)を下げることがてき、これによって重両のア
クセル操作に対する発進応答性か高められるとともに、
所定の回転数に達するまでのエンジン回転数の増大に伴
う車速の増大の比率か小さくなって車両の滑らかな発進
が可能となるという効果か得られる。
によって常時閉じ方向に付勢され、駆動軸と一体に回転
してこれに作用する遠心力によって拡開する複数のクラ
ッチウェイトと、従動輪に結着され、前記クラッチウェ
イトを被うクラッチハウジングを含んで構成される自動
遠心クラッチにおいて、itJ記駆動軸の回転速度の増
大に伴って+iii記クラツクラッチウェイトクラッチ
ハウシンクに段階的に摺接するよう構成したため、所定
の回転数に対してクラッチウェイトかクラ・ンチハウジ
ンクに摺接し始めるときのエンジン回転数(クラッチイ
ン回転数)を下げることがてき、これによって重両のア
クセル操作に対する発進応答性か高められるとともに、
所定の回転数に達するまでのエンジン回転数の増大に伴
う車速の増大の比率か小さくなって車両の滑らかな発進
が可能となるという効果か得られる。
第1図は本発明に係る自動遠心クラッチの平断面図、第
2図は第1図の矢視II −II線方向の図、第3図は
第2図の■−m線断面図、第4図は同自動遠心クラッチ
を備える自動二輪車の動力伝達系のモ断面図、第5図は
エンジン回転数Nと車速Vとの関係を示すグラフ、第6
図は本発明の変更実施例を示す第2図と同様の図である
。 8・・・駆動軸、19・・・中空軸(従動軸)、30・
・・自動遠心クラッチ、31・・・クラッチハウシンク
、34.34a、35,35a・・・クラッチウェイト
、41.42・・・スプリング。
2図は第1図の矢視II −II線方向の図、第3図は
第2図の■−m線断面図、第4図は同自動遠心クラッチ
を備える自動二輪車の動力伝達系のモ断面図、第5図は
エンジン回転数Nと車速Vとの関係を示すグラフ、第6
図は本発明の変更実施例を示す第2図と同様の図である
。 8・・・駆動軸、19・・・中空軸(従動軸)、30・
・・自動遠心クラッチ、31・・・クラッチハウシンク
、34.34a、35,35a・・・クラッチウェイト
、41.42・・・スプリング。
Claims (3)
- (1)スプリングによって常時閉じ方向に付勢され、駆
動軸と一体に回転してこれに作用する遠心力によって拡
開する複数のクラッチウェイトと、従動軸に結着され、
前記クラッチウェイトを被うクラッチハウジングを含ん
で構成される自動遠心クラッチにおいて、前記駆動軸の
回転速度の増大に伴って前記クラッチウェイトが前記ク
ラッチハウジングに段階的に摺接するよう構成したこと
を特徴とする自動遠心クラッチ。 - (2)前記クラッチウェイトは、前記駆動軸の軸方向に
各々2個ずつ2段に設けられ、各段のクラッチウェイト
を閉じ方向に付勢する前記スプリングのばね定数を互い
に異ならしめたことを特徴とする請求項1記載の自動遠
心クラッチ。 - (3)前記クラッチウェイトを少なくとも4個設け、相
隣接するものの重量を異ならしめたことを特徴とする自
動遠心クラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1114174A JPH02296018A (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 自動遠心クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1114174A JPH02296018A (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 自動遠心クラッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02296018A true JPH02296018A (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=14631033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1114174A Pending JPH02296018A (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 自動遠心クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02296018A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020110950A1 (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 株式会社椿本チエイン | 遠心クラッチ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140625A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-27 | Fuji Robin Ind Ltd | 遠心クラツチにおける伝動断接装置 |
JPS62266236A (ja) * | 1986-05-10 | 1987-11-19 | Yamaha Motor Co Ltd | 遠心クラツチのシユ−ウエイト |
-
1989
- 1989-05-09 JP JP1114174A patent/JPH02296018A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140625A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-27 | Fuji Robin Ind Ltd | 遠心クラツチにおける伝動断接装置 |
JPS62266236A (ja) * | 1986-05-10 | 1987-11-19 | Yamaha Motor Co Ltd | 遠心クラツチのシユ−ウエイト |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020110950A1 (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 株式会社椿本チエイン | 遠心クラッチ |
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