JPH02295806A - ハンガー使用の物品取扱い設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば多数種の衣料を保管しておき、必要
時に目的とする衣料の取出しを行うときなどに採用され
るハンガー使用の物品取扱い設備に関するものである。

従来の技術 従来、上記のような設備としては、たとえば特開昭６２
−２４４８０５号公報に見られるトロリ使用の倉庫設備
が提供されている。この従来形式は、バーを有するトロ
リ式ハンガーが複数のハンガーを支持自在であり、そし
てトロリ式ハンガーを、入庫側レール、出し入れ装置に
設けた受は渡し用レール、固定の棚に設けたａ側レール
、出庫側レールに亘って移動自在としている。したがっ
てトロリ式ハンガーは、衣料がかけられたハンガーをそ
のバーに複数支持させた状態で入庫側レールに案内され
て移動される。そして受は渡し用レールに移されたのち
、出し入れ装置の作動によって棚の目的とする区画収納
空間に対向され、次いで棚側レールに移されることで棚
内に保管される。そしてトロリ式ハンガーは、オーダに
基づいて受は渡し用レールに取出され、出庫側レールに
渡される。

発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、棚に対する入・出庫がトロリ
式ハンガー単位であり、したがって衣料のオーダが少量
であったときには、出庫側レールに取出したトロリ式ハ
ンガーから目的とする衣料（ハンガー）をオーダピッキ
ングしたのち、このトロリ式ハンガーを入庫側レールな
どを介して再び棚に戻さなければならず、作業が面倒で
あり、かつ出し入れ装置を稼動しての再入庫をたびたび
行わねばならず作業能率が悪いものとなる。また高価な
トロリ式ハンガーを多数準備しておかねばならない。

本発明の目的とするところは、棚側に保管している物品
（衣料）をハンガー単位でオーダピッキングし、そして
トロリ装置に移せ得るハンガー使用の物品取扱い設備を
提供する点にある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明におけるハンガー使用
の物品取扱い設備は、複数の移動棚を有する回転棚装置
を設け、各移動棚は複数のハンガーを支持自在なハンガ
ーバーを有し、前記回転棚装置の側方に、一定径路上を
移動自在なトロリ装置を有する搬送装置を設け、前記ト
ロリ装置は複数のハンガーを支持自在なハンガーバーを
有し、前記回転棚装置と搬送装置との間に、ハンガーバ
ー間でハンガーを移す移載装置を設けている。

作用 かかる本発明の構成によると、たとえば複数の出荷先か
ら種々な衣料（物品）の注文があったとき、これらを品
種別に集計し、制御装置（コンピュータ）に入力してお
く、そして制御装置による制御によって、回動棚装置に
保管されている衣料を移載装置により品種別で自動出庫
させる。すなわち空のトロリ装置を移載装置に対向して
停止させた状態で、制御装置からの指示に基づいて回転
棚装置を作動させ、目的とする衣料を保管している移動
棚を移載装置に対向して停止させる。次いで制御装置か
らの指示に基づいて移載装置を作動させ、移動棚のハン
ガーバーで支持しているハンガー（衣料）をトロリ装置
のハンガーバーに移す。

この移載作業は同一品種に対して繰り返して行われ、そ
して所定数の移載を行ったのち他品種の移載を行うとき
には、前述したように回転棚装置の作動で別の可動棚を
移載装置に対向させたのち、所期の移載作業が行われる
。設定数（−品種または多品種）のハンガーを支持した
トロリ装置は仕分は部側に移動され、そして新たな空の
トロリ装置が移載装置に対向して停止される。

実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

１は複数の移動棚２を有する回転棚装置で、無端長円状
の下部（床）レール３と、同形状の上部レール４と、こ
れらレール３，４に車輪やローラを介して支持案内され
る前記移動棚２と、両レール３．４の内側において、円
弧中心近くに配設した上下方向の駆動軸５、ならびに従
動軸６と、これら軸５，６に取付けた駆動輪体７、なら
びに従動輪体８と、両輪体７．８間に巻張されかつ移動
棚２の適所に連結した無端回動体９と、前記駆動軸５に
連動連結した正逆駆動自在なモータ１０とからな−リ、
前記５〜１０が可動棚２群を無端状経路１１で一体的に
正逆移動させる駆動装置１２を構成する。

前記可動棚２は前面（外面）ならびに上面が開放の箱状
であって、その上部または上部と中間部にはハンガーバ
ー１３が移動方向に沿って設けられる。

このハンガーパー１３の上部には、長さ方向において所
定ピッチＰ１置きに係止部１４が四人形成されている。

衣料１５をかけてなるハンガー１６は、その被係止部１
７を係止部１４に係止させることで、ハンガーパー１３
に複数個が支持される。前記ハンガー１６は、上端のフ
ック部により前記被係止部１７を形成し、そして被係止
部１７の下部は被クランプ部１８となる。なお被係止部
１７と被クランプ部１８との間に、クランプ時のすべり
止めのためのフランジ（第４図仮想線）１９を形成して
もよい。

前記回転棚装置１における反転部の側方に、足軽路２１
上を移動自在なトロリ装置２２を有する搬送装置２３が
設けられる。すなわちトロリ装置２２は、前後一対のト
ロリ２４と、これらトロリ２４間を連結したハンガーパ
ー２５とから構成され、レール２６に支持案内されて一
定経路２１上で移動自在となる。

両トロリ２４は、本体２７と、この本体２７に取付けら
れ、かつ前記レール２６に対して上方から当接自在なつ
づみ形ローラ２８と、本体２７から連設されたフランジ
２９とからなり、両フランジ２９間に前記ハンガーパー
２５が取付けられる。そしてハンガーパー２５の上部に
は、長さ方向において所定ピッチＰ２置きに係止部３０
が門人形成されており、ハンガー１６は、その被係止部
１７を係止部３０に係止させることで、ハンガーパー２
５に複数個が支持される。前記レール２６の上方に沿っ
て駆動用レール３１が配設され、両レール２６．３１は
フランジ３２によって所定間隔置きに連結されている。

前記駆動用レール３１にローラなどを介して支持案内さ
れるチェノ（駆動装置）３３に、前記トロリ２４の上面
に当接自在なブツシャ（図示せず）が設けられる。

前記回転棚装置１と搬送装置２３との間に、バンカーバ
ー１３．２５間でハンガー１６を移す移載装置４１が設
けられる。すなわち、複数の回転棚装置１の反転部側方
間に、前記−足軽路２１に沿った走行経路４２上で往復
走行自在な台車４３が設けられ、この台車４３は床レー
ル４４に車輪４５を介して支持案内される。この台車４
３上には駆動部４６が設けられ、この駆動部４６は縦軸
心４７の周りに正逆回＃ＪＡ自在な旋回体４８を支持し
ている。この旋回体４８に設けたクランプ装置４９は、
旋回体４８に昇降動Ｂ自在に設けた昇降腕５０と、この
昇降腕５０に横方向に出退勤Ｃ自在に設けた出退腕５１
と、この出退腕５１の遊端に互いに接近離間動Ｆ自在に
設けた左右一対のクランプ具５２とから構成される。

次に上記実施例において、衣料１５をかけてなるハンガ
ー１６の流れを説明する。

入荷されてきた衣料１５を、まずバーコードを使用して
検品する。次いで、そのまま保管するものと仕上工程を
通すものとに分け、それぞれハンガー１６を介してキャ
スター付きのハンガーラックに掛は換える。そしてハン
ガーラックを人手によって回転棚装置１まで運んだのち
、たとえば品種別に移動ｌ１Ｉ２のハンガーパー１３に
掛は換える。これにより衣料１５は、被係止部１７に係
止部１４を係止させることで所定ピッチＰ１Ｈきに格納
され保管される。なお係止によって回転時の位置ずれも
防止できる。

出庫は、コンピュータ制御により、当日出荷分を品種別
で自動出庫させる。すなわち回転棚装置１の作動で移動
棚２群を無端状経路１１で往復移動させ、目的とする移
動ｌｌＩ２を移載装置４１に対向して停止させる。この
とき移載装置４１では、クランプ装置４９が移動棚２に
向いており、そして出退腕５０を退入させるとともにク
ランプ具５２を互いに離間動させている。この状態でま
ずクランプ装置４９を昇降動させ、クランプ具５２を被
クランプ部１８のレベルに合せる。次いで出退腕５０を
突出動させ、第４図仮想線で示すように被クランプ部１
８の両側にクランプ具５２を位置させる。そしてクラン
プ具５２を互いに接近動させて被クランプ部１８のクラ
ンプを行ったのち、昇降腕５０の上昇と出退腕５１の退
入とを同時に行い、以ってクランプ具５２を第１図の矢
印Ｅで示すように斜め上方へ移動させることで、ハンガ
ーパー１３から被係止部１７を外す。次いで出退腕５１
の退入動のみ行うことで、衣料１５を移動ｇ２から完全
に取出せ得る。そして５ｚ＠部４６の作動により旋回体
４８を縦軸心４７の周りで１８０度回転させ、衣料１５
を搬送装置２３側に対向させる。このとき搬送装置２３
では、移載装置４１に対向してトロリ装Ｔｔ２２が停止
している。次いでクランプ装置４つを下降させ、第１図
仮想線で示すように被係止部１７をハンガーパー２５に
斜め上方から対向させる。

そして昇降腕５０の下降と出退腕５１の突出とを同時に
行い、以ってクランプ具５２を斜め下方へ移動させるこ
とで、ハンガーパー２５に被係止部１７を掛ける。これ
により衣料１５をトロリ装置２２に支持させ得る１次い
でクランプ具５２を離間動させ、出退腕５１を退入動さ
ぜたのち、クランプ装置４９を１８０度回転させること
で最初の状態に戻る。このような移載作業を縁り返すこ
とによって、所定数のオーダピッキングを行える。その
際に、移載装置４１を走行経路４２上で所定ピッチＰｔ
　、　Ｐ２　ｒｆ！きに移動させるものであり、また回
転棚装置１は別品種の衣料１５を取り出すために適宜回
動される。さらに所定数の衣料１５を支持したトロリ装
置２２に仕分はラベルが付けられ、そしてトロリ装置２
２は仕分は場へと移動される。なお移載装置４１は別の
回転棚装置１に対応すべく移動させることができる。

トロリ装置２２を介して仕分は場に運ばれてきた衣料は
、自動仕分は装置によって出荷先側に仕分けられ、そし
て人手により梱包されたのち出荷される。

上記実施例では回転棚装置１として横方向に移動する形
式を述べたが、これは上下方向に移動する形式など別の
形式であってもよい。

発明の効果 上記構成の本発明によると、空のトロリ装置を移載装置
に対向して停止させた状態で、制御装置からの指示に基
づいて回転棚装置を作動させることで、目的とする衣料
を保管している移動棚を移載装置に対向して停止させる
ことができ、次いで制御装置からの指示に基づいて移載
装置を作動させることで、移動棚のハンガーバーで支持
しているハンガー（衣料）をトロリ装置のハンガーバー
に移すことができる。これにより物品（衣料）は必要な
ものだけ必要数取出すことができ、しかも人がさがす必
要もなく、したがってオーダピッキングは能率よく行う
ことができる。またコンピュータ制御によって完全自動
化を可能にできるとともに、とヅクミスなど種々なミス
が発生しない作業を行うことができる。さらに移載装置
の採用により、人手方式に比べてピッキングスペースを
減少することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は移載部の一部
切欠き正面図、第２図は同平面図、第３図は同側面図、
第４図は移ｅ１１のハンガーバー拡大図、第５図は回転
棚装置の要部斜視図、第６図は全体の平面図である。 １・・・回転棚装置、２・・・移動棚、１１・・・無端
状経路、１３・・・ハンガーバー、１４・・・係止部、
１５・・・衣料、１６・・・ハンガー、１７・・・被係
止部、１８・・・被クランプ部、２１・・・−足軽路、
２２・・・トロリ装ｒ、２３・・・搬送装置、２５・・
・ハンガーバー、２６・・・レール、３０・・・係止部
、３３・・・チェノ、４１・・・移載装置、４３・・・
台車、４８・・・旋回体、４９・・・クランプ装置、５
０・・・昇降腕、５１・・・出退腕、５２・・・クラン
プ具。 第 図 第 図 第５図 第６ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の移動棚を有する回転棚装置を設け、各移動棚
   は複数のハンガーを支持自在なハンガーバーを有し、前
   記回転棚装置の側方に、一定経路上を移動自在なトロリ
   装置を有する搬送装置を設け、前記トロリ装置は複数の
   ハンガーを支持自在なハンガーバーを有し、前記回転棚
   装置と搬送装置との間に、ハンガーバー間でハンガーを
   移す移載装置を設けたことを特徴とするハンガー使用の
   物品取扱い設備。