JPH02295425A

JPH02295425A - 水槽

Info

Publication number: JPH02295425A
Application number: JP11558989A
Authority: JP
Inventors: Naoki Hirako; 直樹平子
Original assignee: NODATSUKU KK
Current assignee: NODATSUKU KK
Priority date: 1989-05-09
Filing date: 1989-05-09
Publication date: 1990-12-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野魚類や水生植物等の水生生物を観賞又は観察するための
水槽の改良に間する．（ロ）従来の技術魚類や水生植物等の水生生物を室内で観賞したり観察し
たりするための水槽は、ガラスやアクリル系樹脂材料な
との透明な材料で作られている。

その大きさは、持運びや設薗場所の関係で小形のものが
多く、水槽上面は開放され、水槽内の水面は大気圧の自
由水面となっている。

水族館や公的施設には勿論大形水槽もあるが、一般の愛
好家からも大形の水槽が望まれており、また水生植物の
種類によっては背丈の高いものもあり、幅だけでなく、
高さの高い水槽も必要となってきた。

（ハ）発明が解決しようとする問題点水槽内の生物を管理してゆく上で、人の手が水槽の底ま
で届く必要がある。また池の動植物、たとえば藻や微生
物が水槽内面のガラス面のような透明板に付着し、観賞
を妨げることがある。従って水槽の深さは人の手の長さ
程度に限定されることが多い。

また観賞しやすくするためには、人の目の高さに観賞物
があることが望ましい。従って人が座っている時と立っ
ている時の中間ぐらいの眼の高さが良いとされている．このように観賞視点の高さ等から、大形化したいが、管
理しにくいという問題があった．（二）問題点を解決す
るための手段本発明は大きな水槽正面を持つ水槽で、しかも水擾内生
物の管理や水槽内面の清掃を容易にできるようにした水
槽である。

即ち、水槽上面は間放型とせず、富閏できる天井都を設
け、ｖ！閉可能な蓋ｔｔ設ける．水槽の背面或は側面の
１１壁に手や腕を入れることのできる管理や手入れ用の
開口を設ける。その閏口の外面に密閘可能な蓋を設ける
とともに、その開口の側壁内面に開口を内側方からカバ
ーする下方を開放したエア溜り用仕切りを設けた水槽で
ある。

また水槽内で生物を育成する場合、炭酸ガスや酸素を必
要としたり、発生したりするが、水槽の上部にガスが溜
った場合には吸引管により吸引する。

側壁の間口は水槽の大きさにより同一高さに複数個設け
てもよく、また上下に複数列設けてもよい．あるいは、
上面を密閉した水槽を一水平面で上下に分離し、上部水
槽Ｉ１璧の下綽を下部水槽上締内側に適宜深さ重ね、上
部水槽側壁下部に手入用間口を設け、該間口のエア溜り
用仕切りの下縁が上部水槽側壁下縁とほぼ同一高さとな
るようにし、水槽天井部に吸引管を開口する。

（本）作用水槽の側壁間口を外側から蓋をして密閉し、天井部の間
口より水槽に満水し、天井部および天井部の間口を密閉
する．この時側壁の開口のエア溜り用仕切りの中には空
気が富閉されている。

次に同一高さの側壁間口の蓋を取り外すと、その間口の
水位で大気圧となり、その上部は水頭だけ負圧となるが
、間口より水が溢れることはない．開口とカバーの間は
水面が存在し、ここから水槽内に手や腕を入れ、生物を
管理したり、壁内面の清掃、袷餌等の手入れ等を行うこ
とができる。

他の高さの間口から手入れを行うためには、旦開けてい
る間口の蓋を密閉し、所望の高さの間口の蓋を間ければ
、容易に手入れを行うことができる．また水生生物からガスが発生し、天井部にガスが溜った
場合には、吸引管のボンブを作動させガス抜きをする。

この時任意の開口から同時に水を補給すれば、水槽内は
再び満水となる。

また、上面を密閉した水槽を一水平面内に上下に分離し
た場合、間口をこの接手部の直上に設けてあるため、大
気圧の水線が接手部となり、上方が！閉されているため
、水が溢れることはない。

この水槽を満水にするには、吸引ボンブを作動させ、吸
引口から吸引しつつ間口より注水すれば、水｛曹内の水
位は次第に上昇し、満水となる。この水槽では水槽の接
手部は水密にする必要はなく、また間口には密閉するた
めの蓋も不必要であり、市販の水槽を下部水槽としてそ
のまま使用できろ利点がある。なお、間口を水槽接手部
と離して設ける場合は、接手部は水密にし、開口には密
閉できる蓋を設けねばならない．（へ）実施例第ｌ図は本発明の１実施例を示す横断側面図である．く
↓）はガラスあるいはアクリル樹脂等で作った透明な水
槽又は透明な窓を設けた大形水槽、（２）は水槽の正面
Ｉ１壁、（３）は水槽の背面側壁、（４）は水槽の天井
部でパッキン等により水密、気密に側壁上縁に取り外し
可能に取付けられている。天井部は小形の水槽では＠壁
部と一体的に形成してもよい。

（５）は側壁に開けた管理用間口で外側に富閉用蓋（６
）と内側にエア溜り（７）を形成するための仕切り（８
）を設け、水面（９）が存在する。天井部（４）には管
理用開口（５）が設けられ、その上面に甜閉用蓋（６）
が設けられている。　また天井部（４）には、ガス抜き
用のバキュームボンブに連結した吸引管（１０）が間口
している。

（１ｌ）は水槽の台を兼ねた水槽内の水を循環する水循
環ボンブ、濾過装置バキュームボンブ等を収容する収容
箱である。

第２図′ａは複数個の手入れや管理用開口（５〉を設け
た水槽の背面図で第２図ｂはその横断側面図である。

第３図は本発明の水槽のｌ実施例の斜視図を示したもの
である。

第４図ａは開口の蓋の１例の断面図で、パッキンを有す
るネジ込み式の蓋である。

第４図ｂは閏口を矩形した場合を示し、蓋はパッキンを
有する掛け金式とした場合を示す。

第４図ＣはそのＡ−Ａ視図を示したものである。

第５図は本発明を実施した水槽で高さを高くするための
組立式とした水槽の１例を示した横断側面図である．（１）は下部水槽で市販の水槽を流用したもの、（１　
）はその上に載せる上部水槽で、接手（ｌ２）はパワキ
ン（１２）を介し水密に接合されている。（１ｌ）は収
納箱、（１ｌ）はその中の濾過材、（Ｉ１　）内には水
循環ボンブ、バキュームボンブを収納している．（１３
）は水槽照明用のライトである。

第６図は上面を密閉にした水槽を上下に分離し、開口を
その接合部直上に設けた場合の実施例で、接手（ｌ２）
は非水密、間口（５）の外側には水密蓋は不要で開放し
たままでよい，従って、下部水槽（＋　）は市販の水槽をそのまま流用
できる利点がある．（ト）効果以上のように構成したことにより、水槽内の水生生物の
管理手入れや、水槽内面の清掃を間口より極めて容易に
行うことができ、水槽の大形化をもたらすものである．

【図面の簡単な説明】

第１１ｍは本発明の１実施例を示す横断面図、第２図ａ
は複数個の開口を設けた実施例の背面図、第２図ｂはそ
の横断側間図、第３図はｌ実施例の水槽の斜視図、第４
図ａ，ｂおよびＣはそれぞれ円形開口および方形開口の
蓋の例およびそのＡ一八視図を示したものである。第５
図は本発明を実施した組立式水槽の１例を示した図であ
る．第６図は組立式水槽のさらに別の実施例である。（１）・・・水槽、（３）・・・背面側壁、（４）・・
・天井部、（５）・・・開口、（６）・・・蓋、（７）
・・・エア溜り、（８）・・・仕切り

Claims

【特許請求の範囲】１、上面を密閉または密閉可能とした水槽において、側
面に手入れ用開口を設け、該開口の外面に密閉可能な蓋
を設けるとともに、内面に開口を側方からカバーする下
方を開放したエア溜り用仕切りを設けたことを特徴とす
る水槽。２、第１請求項記載の水槽において、水槽上面に吸引管
を設けたことを特徴とする水槽。３、第１請求項記載の水槽において、水槽側面に手入れ
用開口を複数個設けたことを特徴とする水槽。４、上面を密閉した水槽を一水平面で上下に分離し、上
部水槽側壁の下縁を下部水槽側壁上縁内側に適宜深さ重
ね、上部水槽側壁下部に手入用間口を設け、該開口のエ
ア溜り用仕切りの下縁が上部水槽側壁下縁とほぼ同一高
さとなるようにし、水槽天井部に吸引管を開口したこと
を特徴とする水槽。