JPH0229517Y2 - - Google Patents

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JPH0229517Y2
JPH0229517Y2 JP20042084U JP20042084U JPH0229517Y2 JP H0229517 Y2 JPH0229517 Y2 JP H0229517Y2 JP 20042084 U JP20042084 U JP 20042084U JP 20042084 U JP20042084 U JP 20042084U JP H0229517 Y2 JPH0229517 Y2 JP H0229517Y2
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pressure sensor
conductive rubber
wheel
resistor
rubber plate
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【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は車両の車輪情報検出装置に用いられる
踏圧センサの改良に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
有料道路の発達に伴つて、その料金徴収業務の
省力化、安全化を図る目的で、料金所を通過する
車種を自動的に判別して、車種に対応した料金を
算出し記録する料金徴収システムが研究され提案
されている。
車種の識別方法には、車体の形状、寸法を利用
するものと車輪に関する情報を利用するものとが
ある。このうち、後者の方法、すなわち、車輪に
関する情報を判別情報として利用する車輪情報検
出装置は比較的判定精度が高いものとして推奨さ
れている。この車輪情報検出装置は、料金所のゲ
ートを通過する車両の車輪による踏圧に基づい
て、車種判別を可能にする種々の信号を発生する
ものであるが、係る車輪情報検出装置に用いられ
る踏圧センサとしては、従来より第5図に示すも
のが知られている。この踏圧センサBは、同図に
示すように、長尺の上部電極板B1と抵抗体B2
の間に平滑な感圧導電ゴム板B3を介在して構成
したものであり、車輪がアクチユエータを介して
この踏圧センサBを踏圧した際に、車輪の幅だけ
前記上部電極板B1が抵抗体B2に感圧導電ゴム板
B3を介して接触し、この接触した部分は電気的
に短絡され抵抗値が減少することを利用して踏圧
の有無に関する信号を送出し得るようになつてい
る。
なお、踏圧センサBを構成する上部電極板B1
と抵抗体B2との間における接触抵抗は、これが
大きいと理論値と検出値との差が大きくなる関係
上、前記接触抵抗は可能な限り小さいことが好ま
しい。
ところが、上述した従来の踏圧センサのように
感圧導電ゴム板B3を用いるものにおいては、押
圧力(踏圧力)Fと前記接触抵抗Rとの関係が第
6図に示すF−R特性曲線の曲線Hで示すような
関係になつていて(単位面積あたりの接触圧が小
さいと抵抗値が極めて大きい)、車輪の踏圧時に
おける接触抵抗Rが、特に車輪の踏圧力が小さい
場合に著しく大きくなるという傾向にある。
従つて、自動二輪車等の軽量な車両の検知精度
が低下するという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、自動二輪車等の軽量な
車両であつてもその踏圧の検知を確実に行うこと
のできる検知精度の高い車輪情報検出装置に用い
るに好適な踏圧センサを提供することにある。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成するために、とく
に、上部電極板と抵抗体との間に、下面または上
下両面に間隔をおいて絶縁突起を設けた導電ゴム
板を介在して構成したことを特徴とする。
前記絶縁突起は、その高さ、直径、およびピツ
チを適切に選定しさえすれば、導電ゴム板と抵抗
体との接触面積を減少させるように作用し、導電
ゴム板の単位面積あたりの接触圧を高めることに
なるので、実質的に接触抵抗Rを小さくすること
ができる。
〔考案の実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図および第2図は本考案のそれぞれ異なる
実施例の概略図、第3図は本考案に係る踏圧セン
サが用いられる車両の車輪情報検出装置を有料道
路の料金所に取り付けた例を示す斜視説明図、第
4図は第3図−矢視断面説明図である。
図においてMは車両の車輪情報検出装置で踏圧
検知部10を配置した基板12と、この基板1
2,12と、この基板12を覆うよう設けられ前
記踏圧検知部10に対応する位置に帯状の弾性踏
圧部21を形成した外覆体20と、前記踏圧検知
部10に配置した踏圧センサ40とから構成され
ている。そして本考案においては、特に、踏圧セ
ンサ40は、上部電極板41と抵抗体42との間
に、下面または上下両面に間隔をおいて絶縁突起
Tを設けた導電ゴム板43を介在して構成されて
いる。
さらにこの構成を説明すると、前記基板12は
第4図に示すように、アルミ等の軽量で剛性を有
する材料により平面視長方形に形成されている。
そして踏圧検知部10には踏圧センサ40がそれ
ぞれ配置されている。
また、前記外覆体20は、弾撥性を有するゴム
状弾性体により形成され、その上面側には、第4
図に示すように、前記各検知部10に対応する位
置にそれぞれ帯状の弾性踏圧部21が形成されて
おり、車両の車輪がこの弾性踏圧部21を踏圧す
るとその踏圧力によつて下方に変形し、各弾性踏
圧部21と前記各踏圧センサ40との間に設けら
れているアクチユエータ50を介して、前記踏圧
力が各踏圧センサ40に伝達されるようになつて
いる。
なお、車輪の通過後は弾性と踏圧部21が有す
る弾撥力によつて復元するのは勿論であり、前記
アクチユエータ50はゴム状弾性体により形成さ
れている。
前記踏圧センサ40は、第1図および第2図に
それぞれ例を示すように、上部電極板41と抵抗
体42との間に、下面又は上下両面に間隔をおい
て絶縁突起Tを設けた導電ゴム板43を介在して
構成されている。
第1図は、絶縁突起Tを下面に設けた導電ゴム
板43を介在した例であり、また第2図は、絶縁
突起Tを上下両面に設けた導電ゴム板43を介在
した例である。
ここで、導電ゴム板43の表面に設けられる絶
縁突起Tは、上述したように、下面のみに、又は
上下両面に設けたものでなければならない。これ
は、無押圧時において導電ゴム板43と抵抗体4
2とが導通する形で接触してはならないからであ
る。なお、この踏圧センサ40には繰り返し圧縮
に対する絶縁性の持続すなわち耐久性の面から上
下両面に絶縁突起Tを設けた導電ゴム板43が好
ましいのは勿論である。
絶縁突起Tは、シリコンゴム等の絶縁性に富ん
だゴム状弾性体により構成し、その高さは30〜
100μ、直径は0.5〜2mm、間隔すなわちピツチは
1〜3mmに設定することが好ましい。
これは、絶縁突起Tの高さが100μ、直径が2
mmを超え且つピツチが1mm未満の場合は、絶縁突
起Tの圧縮剛性により、小さな押圧力では、上部
電極板41と抵抗体42が接触しない恐れがある
からであり、また、絶縁突起Tの高さが30μ、直
径が0.5mm未満で且つピツチが3mmを超えた場合
は、絶縁突起Tが存在しない部分の面積が大きく
なり、導電ゴム板43の導電部がだれたり、ある
いは電極板や抵抗体の僅かな反り等により、無圧
の状態でも導通し絶縁性が阻害される恐れがある
からである。
なお、絶縁突起Tの高さは40〜50μ、直径は1.5
〜2mmとすることがさらに好ましい。
〔考案の効果〕
本考案は上述したように、前記踏圧センサを、
上部電極板と抵抗体との間に、下面又は上下両面
に間隔をおいて絶縁突起を設けた導電ゴム板を介
在することにより構成したから、次のような効果
を奏する。すなわち、 (1) 第6図において、曲線Eで示すように、車輪
の踏圧時における接触抵抗Rを、特に、車輪の
踏圧力が小さい場合に大幅に小さくすることが
できる。この結果、踏圧センサを構成する上部
電極板と抵抗体との間における接触抵抗を、車
輪の踏圧力が小さい場合でも従来装置よりも実
質的に小さくでき、自動二輪車等の軽量な車両
の検知精度を大幅に向上することができる。
(2) 電極板と抵抗体間の絶縁を、導電ゴム板の表
面に設けた絶縁突起により機械的に行うように
したから、無踏圧時の絶縁性を大幅に向上する
ことができるという副次的な作用効果も期待で
き、上述した接触抵抗を低減できることと相俟
つて検知精度を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のそれぞれ異なる
実施例の概略図、第3図は本考案による踏圧セン
サが用いられている車両の車輪情報検出装置を有
料道路の料金所に取り付けた例を示す斜視説明
図、第4図は第3図−矢視断面説明図、第5
図は従来の車種検知装置に用いられている踏圧セ
ンサを示す拡大説明図、第6図は押圧力Fと前記
接触抵抗Rとの関係を示す図である。 10……踏圧検知部、12……基板、20……
外覆体、21……弾性踏圧部、40……踏圧セン
サ、41……上部電極板、42……抵抗体、43
……導電ゴム板、50……アクチユエータ、T…
…絶縁突起、G……道路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも車輪による踏圧の有無を検知する踏
    圧センサが配置される基板12と該基板12を覆
    う外覆体20とを備えるとともに道路の軸線方向
    と直交するように配置されてなる通行車両の車輪
    情報検出装置Mに用いられる踏圧センサであつ
    て、帯状の上部電極板41と、帯状の抵抗体42
    と、前記上部電極板41と抵抗体42との間に介
    在させられた帯状の導電ゴム板43と、前記上部
    電極板41上に配置され車輪の踏圧力を伝達する
    長尺のアクチユエータ50とを備え、前記抵抗体
    42の両端間における抵抗値の変化を測定するこ
    とにより踏圧の有無を検知するものにおいて、前
    記導電ゴム板43はその下面または上下両面のほ
    ぼ全域に間隔をおいて複数の絶縁突起Tを有する
    ことを特徴とする車輪情報検出装置用踏圧セン
    サ。
JP20042084U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0229517Y2 (ja)

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JPS61115295U JPS61115295U (ja) 1986-07-21
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JPH0418077Y2 (ja) * 1985-08-02 1992-04-22
JP4138523B2 (ja) * 2003-02-18 2008-08-27 いであ株式会社 道路監視システム

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