JPH02294633A - 画像形成材料および画像形成方法 - Google Patents
画像形成材料および画像形成方法Info
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- JPH02294633A JPH02294633A JP11639489A JP11639489A JPH02294633A JP H02294633 A JPH02294633 A JP H02294633A JP 11639489 A JP11639489 A JP 11639489A JP 11639489 A JP11639489 A JP 11639489A JP H02294633 A JPH02294633 A JP H02294633A
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Landscapes
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フォトクロミック材料が紫外線または可視光
の照射により、吸収スペクトルが変化することによって
発色し、特定の光や熱を加えることにより容易に元の吸
収スペクトルを持つ分子構造に戻って消色するといった
特性を利用し、経時的に画像形成部分が消失するように
した画像形成材料および画像形成方法に関するものであ
る。
の照射により、吸収スペクトルが変化することによって
発色し、特定の光や熱を加えることにより容易に元の吸
収スペクトルを持つ分子構造に戻って消色するといった
特性を利用し、経時的に画像形成部分が消失するように
した画像形成材料および画像形成方法に関するものであ
る。
フォトクロミック材料は1950〜1960年代に非銀
塩感光性材料、表示材料を目指して、数多くの化合物が
合成され、また、反応機構の解明も進められた。しかし
、実用材料の開発には到らず多くの研究は中断された。
塩感光性材料、表示材料を目指して、数多くの化合物が
合成され、また、反応機構の解明も進められた。しかし
、実用材料の開発には到らず多くの研究は中断された。
1980年代に入り、フォトクロミック材料に対する関
心が再び高まりを見せているが、それらの関心は、次世
代の光記録材料としてフォトクロミック材料の可逆性反
応を利用する案が示されたことに起因する。そのため、
専ら熱安定性、耐久性の良いフォトクロミック材料の開
発に研究が注がれ、熱や光にわりと不安定で可逆反応が
起こり易いフォトクロミック材料は、実用的な利用がな
されていない。
心が再び高まりを見せているが、それらの関心は、次世
代の光記録材料としてフォトクロミック材料の可逆性反
応を利用する案が示されたことに起因する。そのため、
専ら熱安定性、耐久性の良いフォトクロミック材料の開
発に研究が注がれ、熱や光にわりと不安定で可逆反応が
起こり易いフォトクロミック材料は、実用的な利用がな
されていない。
また、画像形成に関する利用方法としては、特公昭55
−76344号公報に示されているようなものがある。
−76344号公報に示されているようなものがある。
その内容は、フォトクロミック材料を用いて構成された
原稿載置台を備え、この原稿載置台の原稿が載置されて
いない部分をフォトクロミック反応を起こす波長帯の光
で変色させて原稿照明用光源からの遮断することを特徴
とする複写装置に用いられている。ここではフォトクロ
ミック材料は、原稿カバーをしなくても複写の際に原稿
の載っていない部分から光源の光が漏れないようにマス
キングするために利用されているのであって画像形成材
料として使われてはいない。
原稿載置台を備え、この原稿載置台の原稿が載置されて
いない部分をフォトクロミック反応を起こす波長帯の光
で変色させて原稿照明用光源からの遮断することを特徴
とする複写装置に用いられている。ここではフォトクロ
ミック材料は、原稿カバーをしなくても複写の際に原稿
の載っていない部分から光源の光が漏れないようにマス
キングするために利用されているのであって画像形成材
料として使われてはいない。
以上のように、紫外線または可視光の照射により吸収ス
ペクトルの可逆的変化が起こり、発色および消色状態と
なるフォトクロミック材料を画像形成後、経時的に画像
が消失することを特徴とする画像形成材料の実用例はな
い。
ペクトルの可逆的変化が起こり、発色および消色状態と
なるフォトクロミック材料を画像形成後、経時的に画像
が消失することを特徴とする画像形成材料の実用例はな
い。
本発明は、上記のように従来知られているフォトクロミ
ック材料の利用方法とは異なるものであり、従来フォト
クロミック材料の欠点とされていた熱不安定さ、不耐久
性を利用することによって新しいフォトクロミック材料
の利用を図ることを課題とするものである。
ック材料の利用方法とは異なるものであり、従来フォト
クロミック材料の欠点とされていた熱不安定さ、不耐久
性を利用することによって新しいフォトクロミック材料
の利用を図ることを課題とするものである。
また、従来、会社内での会議などで必要とされている書
類などの複写には、一般に通常のトナーを用いた方法で
行われる。そのため作成された複写物は半永久的に残存
し、再複写することも容易であるので、会社内の重要機
密が外部に持ち出されたり、内容がlれたリする恐れが
ある。
類などの複写には、一般に通常のトナーを用いた方法で
行われる。そのため作成された複写物は半永久的に残存
し、再複写することも容易であるので、会社内の重要機
密が外部に持ち出されたり、内容がlれたリする恐れが
ある。
そこで本発明は、上記した問題を解消することをも課題
とするものである。
とするものである。
本発明は、上記した課題を考慮してなされたもので、T
一型フォトクロミフク材料を含む塗液を普通紙上に塗布
してなることを特徴とする画像形成材料を提供するとと
もに、前記画像形成材料に、該画像形成材料が感光可能
な波長の光を照射しフォトクロミック反応させて画像を
形成することを特徴とする画像形成方法を提供して、上
記課題を解消することを目的とするものである。
一型フォトクロミフク材料を含む塗液を普通紙上に塗布
してなることを特徴とする画像形成材料を提供するとと
もに、前記画像形成材料に、該画像形成材料が感光可能
な波長の光を照射しフォトクロミック反応させて画像を
形成することを特徴とする画像形成方法を提供して、上
記課題を解消することを目的とするものである。
光の作用によって単一の化学種が分子量の変化なしに、
分子物性の異なる2つの吠態に可逆的に生成する現象を
フォトクロミズムという。また、そのような現象が起き
る反応をフォトクロミック反応という。フォトクロミッ
ク反応に伴い変化する分子物性は、大別すると、(1)
吸収スペクトル、■屈折率、■分子構造、(自)双極子
モーメントの4つが挙げられる。
分子物性の異なる2つの吠態に可逆的に生成する現象を
フォトクロミズムという。また、そのような現象が起き
る反応をフォトクロミック反応という。フォトクロミッ
ク反応に伴い変化する分子物性は、大別すると、(1)
吸収スペクトル、■屈折率、■分子構造、(自)双極子
モーメントの4つが挙げられる。
これらの分子物性の変化を利用したものに(1)は光記
録、■は光学素子、■は力学素子がある。また、■、(
4)の物性変化を利用すれば、光応答機能材料の開発も
可能である。
録、■は光学素子、■は力学素子がある。また、■、(
4)の物性変化を利用すれば、光応答機能材料の開発も
可能である。
本発明では、(1)の吸収スペクトルの可逆変化するフ
ォトクロミック反応を利用して画像形成後、経時的に画
像が消失することを特徴とする画像形成材料および、そ
の画像形成方法に関するものであるので、吸収スペクト
ルの可逆的変化を特徴とするフォトクロミック材料につ
いてのみ記述する。
ォトクロミック反応を利用して画像形成後、経時的に画
像が消失することを特徴とする画像形成材料および、そ
の画像形成方法に関するものであるので、吸収スペクト
ルの可逆的変化を特徴とするフォトクロミック材料につ
いてのみ記述する。
紫外線または可視光の照射により吸収スペクトルの可逆
的変化が起こり、発色および消色状態となるフォトクロ
ミック材料には、分子内閉開環異性化によるスピロビラ
ン系やシスートランス異性化によるアゾベンゼン系など
がよく知られている。また一般に、フォトクロミズムに
は光発色した状憶が元に戻る過程が光化学的にのみ起こ
る場合と、暗所でも熱的に起こる場合とがあり、応用を
議論する上でその区別は重要である。その意味で、前者
をP (Photochemlcal )一型、後者を
T( Thermal )一型という。スビロオキサジ
ン系フォトクロミック材料は典型的なT一型といえる。
的変化が起こり、発色および消色状態となるフォトクロ
ミック材料には、分子内閉開環異性化によるスピロビラ
ン系やシスートランス異性化によるアゾベンゼン系など
がよく知られている。また一般に、フォトクロミズムに
は光発色した状憶が元に戻る過程が光化学的にのみ起こ
る場合と、暗所でも熱的に起こる場合とがあり、応用を
議論する上でその区別は重要である。その意味で、前者
をP (Photochemlcal )一型、後者を
T( Thermal )一型という。スビロオキサジ
ン系フォトクロミック材料は典型的なT一型といえる。
その他にもアゾベンゼン、スピロペンゾビラ7など多く
のものがT一型に属する。一方、P−型の代表的なもの
としては古くからフルギド誘導体が知られている。例え
ば、2,5−ジメチル−3−フリルフルギドは光反応量
子収率が比較的高く、また閉環体が熱安定性を持ち、熱
反応で開環体へ戻らない。近年では、光閉環、開環反応
を利用するフォトクロミック材料であるスチルベンゼン
誘導体において非常に熱安定性の高いP一型のものが見
いだされている。
のものがT一型に属する。一方、P−型の代表的なもの
としては古くからフルギド誘導体が知られている。例え
ば、2,5−ジメチル−3−フリルフルギドは光反応量
子収率が比較的高く、また閉環体が熱安定性を持ち、熱
反応で開環体へ戻らない。近年では、光閉環、開環反応
を利用するフォトクロミック材料であるスチルベンゼン
誘導体において非常に熱安定性の高いP一型のものが見
いだされている。
本発明の画像形成材料は、上記のような光発色した状態
が元に戻る過程が光照射および暗所でも熱的に起きるT
一型のスビロピラン系およびスビロオキサノン系のフォ
トク口ミンク材料にバインダーとして高分子化合物を加
え、水系または油系溶媒で希釈したものである。
が元に戻る過程が光照射および暗所でも熱的に起きるT
一型のスビロピラン系およびスビロオキサノン系のフォ
トク口ミンク材料にバインダーとして高分子化合物を加
え、水系または油系溶媒で希釈したものである。
また本発明の画像形成方法は、上記画像形成材料に画像
形成する方法の発明であって、まず原稿の上に画像形成
材料を重ね、画像形成材料を感光可能な波長を有する光
源の照射で密着露光するものである。
形成する方法の発明であって、まず原稿の上に画像形成
材料を重ね、画像形成材料を感光可能な波長を有する光
源の照射で密着露光するものである。
本発明のフォトクロミック材料を含む画像形成材料を原
稿の上に重ね、画像形成材料が感光可能な波長を有する
光源の照射で密着露光することにより、光の作用によっ
て単一の化学種が分子量の変化なしに、吸収スペクトル
の異なる状態を生成し、簡単に画像を形成することがで
きる。一方、ここで使用しているスピロピラン系および
スピロオキサジン系のフォトクロミック材料は、下に示
すように光や熱によって可逆的な分子内閉開環異性化反
応により容易に元の吸収スペクトルを持つ分子構造に戻
ることが可能である。
稿の上に重ね、画像形成材料が感光可能な波長を有する
光源の照射で密着露光することにより、光の作用によっ
て単一の化学種が分子量の変化なしに、吸収スペクトル
の異なる状態を生成し、簡単に画像を形成することがで
きる。一方、ここで使用しているスピロピラン系および
スピロオキサジン系のフォトクロミック材料は、下に示
すように光や熱によって可逆的な分子内閉開環異性化反
応により容易に元の吸収スペクトルを持つ分子構造に戻
ることが可能である。
スビロビラン系
上記のようなフォトクロミック材料の特性により、光照
射によって吸収スペクトルが変化し、度形成された画像
は光や熱で分子内閉開環異性化反応が起こり、容易に元
の吸収スペクトルを持つ分子構造に戻ることによって経
時的に画像が消失する。また、画像が消失した後の画像
形成材料は、再び感光可能な波長を存する光源の照射で
密着露光することによって再利用できる。
射によって吸収スペクトルが変化し、度形成された画像
は光や熱で分子内閉開環異性化反応が起こり、容易に元
の吸収スペクトルを持つ分子構造に戻ることによって経
時的に画像が消失する。また、画像が消失した後の画像
形成材料は、再び感光可能な波長を存する光源の照射で
密着露光することによって再利用できる。
本発明の画像形成材料を会議などで必要とする重要機密
資料などの複写に利用することによって、もし外部に持
ち出されても画像の消失により内容が漏れることを防ぐ
ことができるなどのセキュリティー面での利用に適して
いる。
資料などの複写に利用することによって、もし外部に持
ち出されても画像の消失により内容が漏れることを防ぐ
ことができるなどのセキュリティー面での利用に適して
いる。
つぎに、本発明を実施例に基づいて説明する。
1 2 8 cJの上質紙上に、アンダーコート層とし
てガゼイン10g1水72g1 +−プロビルアルコー
ル18gv Cone−アンモニア水4gを混合したも
のを乾燥膜厚で2μm塗布した用紙を予め作製する。さ
らにその上に下記に示すようなフォトクロミック化合物
を含む組成の塗液を10μm塗布することによって、画
像形成部分が経時的に消失する画像形成材料が得られる
。
てガゼイン10g1水72g1 +−プロビルアルコー
ル18gv Cone−アンモニア水4gを混合したも
のを乾燥膜厚で2μm塗布した用紙を予め作製する。さ
らにその上に下記に示すようなフォトクロミック化合物
を含む組成の塗液を10μm塗布することによって、画
像形成部分が経時的に消失する画像形成材料が得られる
。
(1)El’一二トロスピ口ペンゾビラン0.2gをメ
チルエチルケトン16gに溶解し、その中に20wt%
のアクリル系樹脂を添加した塗液。
チルエチルケトン16gに溶解し、その中に20wt%
のアクリル系樹脂を添加した塗液。
■ インドリノスピ口ナフトオキサジン0.1g1ポリ
ビニルビロリドン1.6gをエタノール18gに溶解し
た塗液。
ビニルビロリドン1.6gをエタノール18gに溶解し
た塗液。
(1),■の組成の塗液を塗布した画像形成材料にポジ
原稿を2Kw高圧水銀灯を用いて1分間密着露光する。
原稿を2Kw高圧水銀灯を用いて1分間密着露光する。
(1)の場合には、青色の鮮やがな画像が形成され、2
時間ほど残存しているが、その後徐々に消失する。■の
場合には、青紫色の画像が形成されるが10分間程度で
画像が消失する。
時間ほど残存しているが、その後徐々に消失する。■の
場合には、青紫色の画像が形成されるが10分間程度で
画像が消失する。
以上説明したように、本発明によれば、画像形成材料は
、T一型フォトクロミック材料を含む塗液を普通紙上に
塗布してなるので、今までフォトクロミック材料の欠点
とされていた熱不安定さ、不耐久性を利用することによ
って、新しいフォトクロミック材料の利用を行うことが
できる。さらに、この画像形成材料に、該画像形成材料
が感光可能な波長の光を照射しフォトクロミック反応さ
せて画像を形成するので、経時的な変化で消失する画像
を容易に形成することができるようになり、重要機密な
どをこの画像形成材料に複写することによって、その情
報が外部に漏れ出る事故などを防止することができるよ
うになるなど実用性にすぐれた効果を奏するものである
。
、T一型フォトクロミック材料を含む塗液を普通紙上に
塗布してなるので、今までフォトクロミック材料の欠点
とされていた熱不安定さ、不耐久性を利用することによ
って、新しいフォトクロミック材料の利用を行うことが
できる。さらに、この画像形成材料に、該画像形成材料
が感光可能な波長の光を照射しフォトクロミック反応さ
せて画像を形成するので、経時的な変化で消失する画像
を容易に形成することができるようになり、重要機密な
どをこの画像形成材料に複写することによって、その情
報が外部に漏れ出る事故などを防止することができるよ
うになるなど実用性にすぐれた効果を奏するものである
。
特許出願人 凸版印刷株式会社
Claims (2)
- (1)T−型フォトクロミック材料を含む塗液を普通紙
上に塗布してなることを特徴とする画像形成材料。 - (2)第1項記載の画像形成材料に、該画像形成材料が
感光可能な波長の光を照射しフォトクロミック反応させ
て画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11639489A JPH02294633A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 画像形成材料および画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11639489A JPH02294633A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 画像形成材料および画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02294633A true JPH02294633A (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=14685951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11639489A Pending JPH02294633A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 画像形成材料および画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02294633A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5230986A (en) * | 1991-02-01 | 1993-07-27 | Stereographics Limited Partnership | Photosensitive compositions containing benzospiropyrans and uses thereof |
EP1591829A1 (en) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Xerox Corporation | Method for forming temporary image |
US7205088B2 (en) | 2004-04-29 | 2007-04-17 | Xerox Corporation | Reimageable medium with light absorbing material |
US7214456B2 (en) | 2004-04-29 | 2007-05-08 | Xerox Corporation | Reimageable medium |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP11639489A patent/JPH02294633A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5230986A (en) * | 1991-02-01 | 1993-07-27 | Stereographics Limited Partnership | Photosensitive compositions containing benzospiropyrans and uses thereof |
EP1591829A1 (en) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Xerox Corporation | Method for forming temporary image |
US7205088B2 (en) | 2004-04-29 | 2007-04-17 | Xerox Corporation | Reimageable medium with light absorbing material |
US7214456B2 (en) | 2004-04-29 | 2007-05-08 | Xerox Corporation | Reimageable medium |
US7300727B2 (en) | 2004-04-29 | 2007-11-27 | Xerox Corporation | Method for forming temporary image |
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