JPH02294203A - 磁気浮上制御方法 - Google Patents

磁気浮上制御方法

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JPH02294203A
JPH02294203A JP1114095A JP11409589A JPH02294203A JP H02294203 A JPH02294203 A JP H02294203A JP 1114095 A JP1114095 A JP 1114095A JP 11409589 A JP11409589 A JP 11409589A JP H02294203 A JPH02294203 A JP H02294203A
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JP
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signal
gravity
center
magnetic force
magnetic
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Application number
JP1114095A
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English (en)
Inventor
Akihiro Furuya
古谷 彰浩
Junichi Okada
順一 岡田
Tomoaki Tanimoto
谷本 智昭
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406Magnetic bearings
    • F16C32/044Active magnetic bearings
    • F16C32/0444Details of devices to control the actuation of the electromagnets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
    • F16C2326/10Railway vehicles

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  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電磁石の電流を制御して物体を磁気浮上させる
磁気浮上制御方法に関する。
[従来の技術] 第7図は従来の磁気浮上制御方法を適用した磁気浮上制
御装置の一例の構成図である。
被制御体3Aは電磁石41による磁力と自重Mgとの釣
合いで鉛直方向(X軸方向)に浮上し静止する。XG検
出器48は被制御体3Aの重心Gの鉛直位置X6を検出
し、Xcに対応する位置検出信号U。を出力する。減算
器41は、位置検出信号uGと、重心の設定位置X。。
に対応する設定信号u ,Oを比較し、偏差信号U。。
−uo=Δ4を生成する。PI調節計44は偏差信号へ
4を誤差信号として人力し、PI調節信号p4を出力す
る。
補償回路45は例えば特開昭59−112605号公報
に記載されているように、PI調節信号p4を人力して
p4Kに比例した電流指令q4を出力する。操作部46
は、電流指令q4に比例した電流I4を電流源47から
電磁石4lに供給する。一般に、磁界が磁性体に及ぼす
磁力fは磁界の2乗に比例し、さらに磁界は電流I4に
比例する。すなわち fωL20:lQ4”ωp4 .’. f = 154p4   ・・・・・・(1)
が成立つ。ここでKF4は磁力係数である。以下、p4
を磁力指令と記す。また、磁力fは被制御体3Aの位置
(電磁石の軸方向の位置)の関数でもある。したがって
、XG検出器48の出力は補償回路45に入力される。
第8図は、第7図の装置のブロック線図である。以下、
ブロック線図についての記述においては物理量Aはその
ラブラス変換A (s)で表現する。
伝達関数844=K4(1+ (T4S)−’}はPI
調節計44の伝達関数で、T4は積分時間である。磁力
指令1)4 (S) (p4のラブラス変換)は伝達関
数}145= KF4によって磁力f(s)(fのラブ
ラス変換)を生成する。伝達関数8.5は第7図の補償
回路45、操作部46、電磁石4lの伝達関数の積であ
る。被制御体3Aの重さMg/s (Mgのラブラス変
換)は外乱要素として制御ループ中に取入れられ、減算
器42は磁力f (s)と、これと逆向きに作用する重
さMg/sとの合力を表わす。伝達関数H411は、重
心の運動方程式に対応し、被制御体3Aに加わる力f 
(s)  Mg/sから重心の位置xG(s)を生成す
る。伝達関数H412=KDはX。検出器48の伝達関
数で、重心の位置X。(s)から位置検出信号uG(s
)を生成する。位置検出信号uo(s)は設定値Lla
’/s (uGoのラブラス変換)と比較され、減算器
4lによって偏差信号△4(s)が生成される。これら
の伝達関数は閑制御ループを構成し、PI調節計44は
偏差信号△4(s)を補償するように磁力指令1)4 
(S)出力する。偏差信号へ4のラブラス変換Δ4(s
)は次式で表わされる。
は○になり、重心の位置XGは設定位置x00に調節さ
れる。
上述の磁気浮上制御方法においては、被制御体3Aは鉛
直方向(X方向)に浮上するのみで水平方向(yz面内
)には移動しない。
被制御体が浮上して水平面内に直線運動をするリニアス
ライダの場合には、次の2つの磁気浮上制御方法がある
第1の方法、  電磁石を移動子にとりつけ、移動子を
磁性体レールの上方に磁気浮上させて水平方向に移動さ
せる方法。
この方法は、移動子の重心と、移動子に働く磁力の作用
点との相対位置が一定しているので、磁気浮上制御が比
較的容易であるが、移動子が導線を引きずって移動しな
ければならないという欠点がある。
第2の方法、  複数の固定した電磁石によって磁界を
生成し、その磁界によって磁性体の移動子を磁気浮上さ
せて移動させる方法。
この方法は、移動子が導線と無関係に運動することがで
きるけれど、移動子の重心と磁力の作用点との相対位置
が移動子の移動と共に変化するので磁気浮上制御が比較
的困難である。
第9図は、第2の方法を適用した水平リニアスライダ装
置の模型図である。
電磁石1.2の中心軸線はほぼ鉛直方向を向き、移動子
3は2つの電磁石1.2によってそれぞれ発生された第
1.第2の磁界によって鉛直方向に磁気浮上され、かつ
水平方向に自由に移動することができる。以下、鉛直方
向をX方向、移動子3の水平移動方向なy方向、x.y
方向に垂直な方向をZ方向と記す。
いま、第1,第2の磁界のそれぞれが移動子3に作用す
る第1,第2の磁力f., f2の作用点をPI, P
2とする(ここで言う作用点とは、詳しくは実効作用点
のことである。第1.第2の磁界は移動子3と、それぞ
れある面積で交差するので、それぞれの磁力の作用点は
微視的に言えば、それぞれの磁界内に生成された磁気双
極子の数だけ存在することになる。しかし、丁度、重力
が物体に及ぼす力学的効果は、その重心に全重力が加わ
ったと考えた場合と同等であるように、移動子3に作用
する第1,第2の磁界の力学的効果は、作用点PI. 
P2に磁力f1、 fzが加わったと考えた場合と同等
である。また、重心のまわりの重力のトルクが0である
ように、作用点PI, P2は、それぞれの作用点のま
わりの磁力のトルクが○である点として力学的に求める
ことができる。)。また、作用点PI, P2間の水平
距離をa1移動子3の重心Gと作用点P2の水平距離を
b,移動子3に加わる重力をVlgとするとき、移動子
3の運動方程式は次式で表わされる。
ここで、Xaは移動子3の重心のX座標、Jは重心Gを
通りZ方向を向く回転軸(以下、重心軸と記す)のまわ
りの慣性モーメント、θは重心軸のまわりの回転角度で
ある。以下、θは水平面を基準として測定されるものと
し、これを傾角と記す。
したがって、リニャスライダ装置の磁気浮上制御方法は
、式(3)に基づく重心浮上制御ステップと、式(4)
に基づく重心軸のまわりの傾角制御ステップを含んでい
る。
第10図,第1l図はそれぞれ重心浮上制御ステップと
傾角制御ステップの基本概念を示すブロック線図である
第10図のステップでは第8図と同様に移動子3の重さ
Mg/sが外乱要素として制御ループに取込まれ、全磁
力f + (s) + fz (s)がMg/sに等し
くなるように磁力指令1)3 (S)が生成される。こ
のステップでは式(2)と同様に偏差信号の最終値Δ,
がOになり、重心の位置は設定値X(+’に調節される
第11図のステップは、電磁石1の電流を制御して移動
子3の傾きを制御する場合を示している。
この場合には、重心の鉛直方向の運動がほぼ釣合い状態
(式(3)の左辺=0)にあるとして、fl=Mg  
hとおき、式(4)を次のように近似する。
d2θ J−T=af+  Mgb   ・・・・−(5)dt 式(5)の右辺第1,第2項は、それぞれ作用点P2を
通り、Z方向を向く回転軸(以下、P2軸と記す)のま
わりの磁力f1および重力Mgのトルクに等しい。した
がって、移動子3の重心軸のまわりの傾角の制御は、近
似的に磁力fIおよび重力Mgが22軸のまわりに作用
するトルクaf,Mgbを釣合わせる制御であると考え
ることができる。
第11図の制御ループにおいては、重力のトルクMgb
 (s)は外乱要素として制御ループに取込まれている
。そして、トルクf,(s)aとトルクMgb (s)
の差(ベクトル和) L(s)a−Mgb(s)は伝達
関数}1, l1=1/ (Js2)によって傾角θ(
S)を生成し、さらに伝達関数8.12= Kθによっ
て、傾角θ(s)に対応する角度信号Uθ(s)を生成
する。角度信号U。(s)と、水平方向に対応する角度
設定値u8’(s)(=Uθ0/s)の差Δe (s)
は誤差信号としてPI調節P2軸のまわりのトルク指令
p+(s)a(または磁力指令p+(S))が生成され
る。トルク指令p+(s)aは伝達関数}1+5=Kp
+によってP2軸のまわりのトルクL (S)a= K
FI3−(KF1p1)l (Seaを生ずる。
上記の伝達関数1{.12は、移動子3の傾角θを検出
する角度検出器の伝達関数であり、伝達関数1{+4.
 }1.5は第8図の伝達関数844, }145に対
応する。
いま、移動子3が速度■でy方向に等速運動をするとす
るとb= q+vt、したがってb (s) = −+
S 二になる。その結果、角度偏差信号Δe (s)は次S
2 式で表わされる。
・・・・・(6) [発明が解決しようとする課題] 上述の磁気浮上制御方法において、生成される角度偏差
信号Δθ(s)の最終値Δ。5は、式 (6)から次の
ようになる。
このように第11図の傾角制御ステップは偏差の最終値
がOにならないので、移動子3が傾いて釣合い、しかも
この傾きは移動子3の速度■に依存するという欠点があ
る。
本発明の目的は、前記の問題点を解決し、所定の高さで
水平を保ちながら水平方向に移動することができるリニ
アスライダ装置の磁気浮上制御方法を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段1 本発明の第1の磁気浮上制御方法の傾角制御ステップは
、 角度誤差信号に応答して、比例定数をK1、積分時間を
TIとする比例・積分調節を行う第1のPI調節信号p
1を生成し、 比例定数をKFIとして第1のPI調節信号p1に比例
する第1の磁力を移動子に作用させ、前記水平軸のまわ
りの、第1の磁力のトルクによって移動子の傾角を制御
し、 前記傾角に対応する角度偏差信号を生成し、前記角度偏
差信号と、MgVTl/(KIK,l)の大きさをもつ
第1の遅延補償信号とを合成して角度誤差信号を生成す
るステップを含んでいる。
本発明の第2の磁気浮上制御方法の重心浮上制御ステッ
プは、 誤差信号に応答して、比例定数をK2,積分時間をT2
とする比例・積分制御を行う第2のPI調節信号を生成
し、 比例定数をKF2として第2のPI調節信号に比例する
大きさの第2の磁力を発生し、 第2の磁力によって移動子の重心の鉛直位置を制御し、 重心の鉛直位置と設定位置との差に対応する偏差信号を
生成し、 第1.第2の磁力がそれぞれ移動子に作用する作用点間
の水平距離をaとするとき、一MgvT2/(aK2K
Fz)の大きさをもつ第2の遅延補償信号と前記偏差信
号とを合成して誤差信号を生成するステップを含んでい
る。
本発明の第3の磁気浮上制御方法の重心浮上制御ステッ
プは、 誤差信号に応答して比例定数をκ3.積分時間なT3と
する比例・積分制御を行う第3のP■調節信号p3を生
成し、 任意の定数をKF3とし、第1のP1調節信号p,およ
び第3のPI調節信号p3から3−(KF1p1)3 
 (To+3−(KF1p1)+)/κ,3を演算し、
前記定数KF3を比例定数として、ps−([r+p+
)/KF3に比例する大きさの第2の磁力を発生し、重
心の鉛直位置と設定位置との差に対応する誤差信号を生
成するステップを含んでいる。
[作用1 従来の傾角制御ステップにおいては、式(7)に示され
ているようにMgvT.に比例したオフセット(定常偏
差)△eLがあらわれるのは次の理由による。すなわち
、第11図のステップにおいて、P2軸のまわりの、磁
力f1のトルクf.aをMg(q+vt)に等しくなる
ように調節するとき、PI調節計の積分動作のために積
分時間T1だけ遅れが生じ、そのため時刻tにおいては
、 f+a=Mg(q+ v(t−T+))になる。そ
の結果、外乱要素Mg (q + vt) との差Mg
vT +だけの偏差が生ずる。したがって、この調節遅
れを補償する遅延補償信号MgvT+/(κ1κF+)
を角度偏差信号と共に予め入力することにより、オフセ
ットΔ8Lを除くことができる。
本発明の第1の磁気浮上制御方法の傾角制御ステップを
ブロック線図で表示すると第4図のようになる。
角度誤差信号eθは、角度偏差信号△e=uθ0− u
eと遅延補償信号(r) e=MgVT+/K+Xp+
 との和である。ブロック線図のその他の要素は第11
図と同様である。
したがって、 ・・・・(9) いま、 b=  q+vtとするとb(s)=’十”テ
ア6。
s   s2 この式を式(9)に代入すると、 したがって、移動子3を、その速度に無関係に水平に保
持することができる。
本発明の第2の磁気浮上制御方法の重心浮上制御ステッ
プをブロック線図で表示すると第5図のようになる。第
5図のステップにおいては、第4図のステップで第lの
磁力f + (s)によって傾角を制御するのに対応し
て、第2の磁力fz(s)で重心浮上制御をするステッ
プが示されている。したがって、第1の磁力f+(s)
は外乱要素になる。
いま、移動子3の傾角がほぼ釣合いの状態にあるとする
と、式(5)の左辺=Oとおいて、f+(s)をMgb
(s)/aで近似するζとができる。したがって外乱要
素は、移動子の重さMg/sと第1の磁力Mgb (s
) /aとの差(Mg/s)  Mgb (s) /a
になる。誤差信号e (s)は偏差信号Δ(s) = 
 (uo’/s) − u. (s)  と遅延補償信
号w (s) = − MgvT2/ (K2κF2a
s)との和になる。その他の要素は第lθ図と同様であ
る。したがって偏差信号Δ(s)の大きさは次式で表わ
される。
1    K2KF2K。
{1+(1+ −)    ,  }−1  ・・・(
l1)T2s     Ms いま、b(s)=  (q/s)+(v/s2)   
    −(121とおくと、 △,=βim  s・△(s)=O      ・・・
(13)?なり、重心は設定位置に調節される。
本発明の第3の磁気浮上制御方法の重心浮上制御ステッ
プをブロック線図で表示すると第6図のようになる。
前述したように(第10図参照)第1,第2の磁力の和
L + f2を制御する限り、遅延補償を行わなくても
重心位置の偏差信号の最終値Δ,は○になる。第5図に
示されている重心浮上制御ステップにおいて遅延補償を
必要としているのは、第1.第2の磁力f1、 fzを
独立に制御しているからである。第6図の重心浮上制御
ステップは、PI調節計(伝達関数11■4)によって
第1,第2の磁カの和1.+f2を制御しているので、
遅延補償を必要としない。
は第4図の磁力指令および伝達関数H,5である)は伝
達関数8.5によって磁力fz=κrsps (S)一
f+(s)を生成する。したがって1)3=  (f+
+f2)/KF3になり、磁力指令p,は全磁力L+f
2を制御する。
第6図のステップの偏差信号△(s)およびその最終値
Δ,は次式で表わされる。
72MS3 ・・・(l5) したがって、重心は設定位置に調節される。
[実施例1 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は、本発明の第1の磁気浮上制御方法の傾角制御
ステップを実行するための傾角制御装置の一実施例の構
成図である。
本実施例の傾角制御装置においては、第1の磁力f1を
制御して移動子3の傾角な制御する。
×1検出器8lは、第1の磁力の作用点PIにおける移
動子3の鉛直位置×1を検出し、位置検出信号u1を出
力する。θ発生器9は、第2の磁力の作用点P2(図示
せず)における移動子3の鉛直位置×2に対応する位置
検出信号u2と、位置検出信号ulを人力し、θ= j
an−’ (X2  x+)/aに対応する角度検出信
号u8を生成する。減算器2lは移動子3の角度設定位
置(本実施例では水平位置θ=0である)に対応する角
度設定値信号u 0と角度検出信号u6を人力し、角度
偏差信号Δ。−u9  −uQを生成する。
速度検出器l1は移動子3の水平方向(y方向)の速度
Vを検出し、速度信号を生成する。遅延補償信号発生器
12は、速度信号を入力し、遅延補償信号w e( =
 MgvT+/ (κ+Kpi )を出力する。加算器
20は角度偏差信号Δeと遅延補償信号W6を入力して
角度誤差信号eθを生成する。PI調節計41は角度誤
差信号eθを入力し、比例定数κ1,積分時間T+のP
I調節動作を行い、角度誤差信号eeに対応して、調節
信号(磁力指令)p+を出力する。
磁力指令p1はP2軸のまわりの、plaに比例する大
きさのトルクを生成する。したがってPI調節計41の
出力は大きさがplaのトルク指令と考えるこどもでき
る。
補償回路5,は第7図の装置の補償回路45と同一の機
能をもつ。また、電磁石1は、電流源7から操作部61
経由で供給される電流r1によって励磁される。このよ
うにして、電磁石1は、大きさがKF+p+の磁力f1
を生じ、磁力f1は、P2軸のまわりのトルクKF+p
+aを発生する。ここでκF1は補償回路5,,操作部
61,電磁石1の伝達関数の積で第4図の伝達関数1{
,5である。トルクKF+p+aは移動子3の傾角θを
減少させる方向に調節する。
次に本実施例の動作を説明する。
いま、第1図において電磁石2が電磁石1の右側にある
とし、移動子3は左方に一定速度■で水平に移動するも
のとする。また、作用点P2と移動子3の重心との水平
距離をb= q+vtとおくと(第9図参照)、式(5
)から移動子3は次式で表わされるトルクNを受ける。
N−af+  Mg(q+vt)       ・・・
(u;)トルクNによって移動子3が傾くと、θ発生器
9はθに対応する角度検出信号U。を生成して出力する
。速度検出器1lが移動子3の速度■を検出して速度検
出信号を出力すると、遅延補償信号発生器l2は遅延補
償信号W9 =MgVT+/(K+To+)を生成して
出力する。加算器20は角度誤差信号e9Δθ+Wil
lを生成してPI調節計41に入力する。PI調節計は
角度誤差信号eθを補償するPI調節信号(磁力指令)
p+を生成して出力する。補償回路5は磁力指令p1を
入力すると操作部6,を制御して第1の磁力f,の大き
さがKp+p+になるように電流Iを調節する。第1の
磁力Kp1ptはP2軸のまわりのトルクK++p+a
を生成する。したがって移動子3は、トルクKF+p+
aによって角度誤差信号e。がOになるように傾角が調
節される。しかしpl調節は積分時間T1だけ応答が遅
れるので、現在の角度誤差信号e。によって時間T1後
の角度偏差信号△eがOになるように調節される。この
ようにして角度偏差信号の最終値すなわちオフセットは
Oになる(式(10)参照)。
第2図は、本発明の第2の磁気浮上制御方法の重心浮上
制御ステップを実行するための重心浮上制御装置の一実
施例の構成図である。
前述したように(第10図参照)、第1.第2の磁力L
,fzの和f,+f.を制御する限り重心の偏差の最終
値はOになり、遅延補償を必要としない。
しかし、磁力f,. fzを独立に制御する場合には遅
延補償を必要とする。
本実施例の重心浮上制御装置は、第2の磁力f2を制御
して移動子3の重心Gの位置X。を制御する。
そのために、第1の磁力f1は、移動子3が釣合い状態
にあるとき、すなわち式(5)の左辺をOとおいたとき
の値Mgb/aに等しいとし、第2の磁力f2を ?+f2−Mg=O             ・・・
(l7)が成立つように制御する。このことをブロック
線図で表現すると(第5図)、第2の磁力f2に対応す
るラブラス変換f2(s)をMg−f.に対応する外乱
要素(Mg/s) − (Mgb (s)八)と釣合う
ように制御する。また、PI調節計4■による調節遅れ
を補償するために、第1図の速度検出器11で生成され
た速度信号を遅延補償信号発生器13に伝送して遅延補
償信号w (  MgvT2/(KJp2a))を生成
し、その信号Wを偏差信号△と合成してP1調節計4■
に印加する。本実施例の重心浮上制御装置のその他の要
素は第7図の装置と同様である。このようにして、重心
の位置を設定値に調節することができる。
(式(13)参照) 第3図は本発明の第3の磁気浮上制御方法の重心浮上制
御ステップを実行するための重心浮上制御装置の一実施
例の構成図である。
本実施例の重心浮上制御装置が前述の第2の磁気浮上制
御方法の重心浮上制御装置と異なる点は、XG検出器に
よって重心位置X6を検出し、それによって、第1,第
2の磁力の和(全磁力)f,+f2を制御することにあ
る。したがって、この場合には第10図を参照して述べ
たように、重心位置の偏差の最終値は0になり、遅延補
償を必要としない。
本実施例の重心浮上制御装置は演算器I4を備え、PI
調節計43が出力した磁力指令p3と、傾角制御装置1
00の磁力指令p+ (またはトルク指令pea)とを
入力して第2の磁力f2を指令する磁力指令q=p3 
(κFIpI/KF3)を生成する。ここで頭角制御装
置100は第1図の傾角制御装置であり、KFI. K
F3はそれぞれ、傾角制御装置100の磁力指令p,お
よび磁力指令q2から第1,第2の磁力L.f2を生成
する伝達関数(磁力係数)である。したがって f2=  KF3 Q =  KFsl)3L    
 ・・・(l8)になり、磁力指令ρ3は全磁力f++
f2に対応する。
その結果、全磁力KF3p3がMgに等しくなるように
p,を調節すると、重心Gは設定位置で釣合い状態にな
る。
したがって、第2図の重心浮上制御装置と傾角制御装置
100を組合わせ、または本実施例の重心浮上制御装置
と傾角制御装置100を組合せることにより、移動子3
を所定の高さで水平位置を保たせながら水平方向に移動
させることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は次の効果がある。
1.傾角偏差信号と傾角の遅延補償信号の合成信号を誤
差信号として移動子の傾角をPI調節することにより、
PI調節の積分動作による調節遅れを補償することがで
き、その結果、オフセットのない傾角制御を行うことが
できる・ 2 重心位置の偏差信号と、重心位置の遅延補償信号の
合成信号を誤差信号として移動子の重心位置をPI調節
することにより、PI調節の積分動作による調節遅れを
補償することができ、その結果、オフセットのない重心
浮上制御を行うことができる。
3.重心位置の偏差信号に応答する第3の磁力指令と、
前記傾角制御を行う第1の磁力を指令する第1の磁力指
令から、移動子の重さと第1の磁力との差を指令する第
2の磁力指令を生成し、第2の磁力指令に応答して第2
の磁力を生成することにより、PI調節の遅延補償をす
ることなく、オフセットのない重心浮上制御を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の磁気浮上制御方法の傾角制御ス
テップを実行するための傾角制御装置の一実施例の構成
図、第2図,第3図はそれぞれ本発明の第2,第3の磁
気浮上制御方法の重心浮上制御ステップを実行するため
の重心浮上制御装置の一実施例の構成図、第4図は本発
明の第1の磁気浮上制御方法の傾角制御ステップを表わ
すブロック線図、第5.第6図はそれぞれ本発明の第2
.第3の磁気浮上制御方法の重心浮上制御ステップを表
わすブロック線図、第7図は従来の磁?浮上制御方法を
適用した磁気浮上制御装置の一例の構成図、第8図は第
7図の装置のブロック線図、第9図は固定された複数の
電磁石の磁界によって移動子を浮上させる水平リニアス
ライダの模型図、第10図,第11図はそれぞれ重心浮
上制御ステップと傾角制御ステップの基本概念を示すブ
ロック線図である。 1.2・・・・・・・・電磁石、 3・・・・・・・・・・・・移動子、 4,, 4., 43・・・・PI調節計、51, 5
2. 53・・・・補償回路、61.6■,63・・・
・操作部、 7・・・・・・・・・・・・電流源、 8・・・・・・・・・・・・Xo検出器、8,・・・・
・・・・・・・・X,検出器、9・・・・・・・・・・
・・θ発生器、11・・・・・・・・・・・・速度検出
器、12.  13・・・・・・・・遅延補償信号発生
器、l4・・・・・・・・・・・・演算器。 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重さMgの移動子を設定された高さで水平に磁気
    浮上させて水平方向に一定速度vで移動させるために、
    それぞれほぼ鉛直方向を向く第1、第2の磁界を生成し
    、移動子は第1、第2の磁界がそれぞれ移動子に作用す
    る第1、第2の磁力によって浮上してその重心を第1、
    第2の磁力の作用点間に置いて移動するリニアスライダ
    装置の磁気浮上制御方法であって、 移動子の重心を磁気浮上させる重心浮上制御ステップと
    、 移動子の重心を通りその移動方向に垂直な水平軸のまわ
    りの、水平面に対する移動子の傾角を角度偏差として、
    該角度偏差を補償する傾角制御ステップで成り、前記傾
    角制御ステップは、 角度誤差信号に応答して、比例定数をK_1、積分時間
    をT_1とする比例・積分調節を行う第1のPI調節信
    号P_1を生成し、 比例定数をK_F_1として第1のPI調節信号p_1
    に比例する第1の磁力を移動子に作用させ、 前記水平軸のまわりの、第1の磁力のトルクによって移
    動子の傾角を制御し、 前記傾角に対応する角度偏差信号を生成し、前記角度偏
    差信号と、MgvT_1/(K_1K_F_1)の大き
    さをもつ第1の遅延補償信号とを合成して角度誤差信号
    を生成するステップを含んでいる磁気浮上制御方法。
  2. (2)前記重心浮上制御ステップが、 誤差信号に応答して、比例定数をK_2、積分時間をT
    _2とする比例・積分制御を行う第2のPI調節信号を
    生成し、 比例定数をK_F_2として第2のPI調節信号に比例
    する大きさの第2の磁力を発生し、 第2の磁力によって移動子の重心の鉛直位置を制御し、 重心の鉛直位置と設定位置との差に対応する偏差信号を
    生成し、 第1、第2の磁力がそれぞれ移動子に作用する作用点間
    の水平距離をaとするとき、−MgvT_2/(aK_
    2K_F_2)の大きさをもつ第2の遅延補償信号と前
    記偏差信号とを合成して誤差信号を生成するステップを
    含む請求項1に記載の磁気浮上制御方法。
  3. (3)前記重心浮上制御ステップが、 誤差信号に応答して比例定数をK_3、積分時間をT_
    3とする比例・積分制御を行う第3のPI調節信号p_
    3を生成し、 任意の定数をK_F_3とし、第1のPI調節信号p_
    1および第3のPI調節信号p_3からp_3−(K_
    F_1p_1)/K_F_3を演算し、 前記定数K_F_3を比例定数として、p_3(K_F
    _1p_1)/K_F_3に比例する大きさの第2の磁
    力を発生し、重心の鉛直位置と設定位置との差に対応す
    る誤差信号を生成するステップを含んでいる請求項1に
    記載の磁気浮上制御方法。
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