JPH02294173A - テレビ画像の像欠陥修正用補正回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はテレビ画像の像欠陥を修正するための補正回路
に関し、特にアイドホール像の投写装置において、電子
ビームがシュリーレン光学系を介して強力な光源の光束
を制御することを特徴とする補正回路に関する． （従来の技術） このような補正回路では，２つのラインメモリー、少な
くとも１つの係数乗算器、２つの連続ラインの補正信号
を発生する第１加算器、および３つの隣接ラインの中間
ライン画像信号に補正信号を付加する第２加算器が全て
の表示可能なカラー抽出物又は白黒像のビデオ信号用に
設けられている． この種の補正回路はヨーロッパ特許公開明細書第２５８
８８３号に記載されており、投写画像における欠陥を制
御するのに使用される．この欠陥は、投写画像の２隣接
ライン間に蓄積又はエッジの重なりが生じたり、暗線又
は暗線区分から輝線又は輝線区分への変り目で起こる．
特に、高解像度テレビ装置においては、ラインパケット
のエッジで輝度の過剰が発生し、これはオイルフィルム
の形態が乱される場合の制御層の変形による． 水平エッジでの乱れを消去するために、公知の補正回路
では垂直フィルタが効果があり、これにより、垂直フィ
ルタの入力信号における階段状エッジがなだらかな変化
に変わる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、これは垂直方向におけるフィルタ作用に
より水平エッジでの輝度の乱れ現象の発生を抑制するば
かりでなく、空間周波数の変動により垂直方向における
水平エッジのスミアーをも導びく． この解決策により生じる損失は高解像度テ１／ビ装置に
おいて特に目立った乱れとなる．公知の補正回路におい
て、第１加算器は３つの隣接ラインのビデオ信号を供給
する３人力端を有する．ビデオ信号は係数乗算器を介し
て供給され、この乗算器は３信号における最上位信号お
よび最下位信号に定数０．２５を乗算する．中間ライン
のビデオ信号はある一定数を関連した係数乗算器により
乗算される．係数乗算器は最下位および最上位ラインに
用いられる補正係数の負値の２倍に相当する中間ライン
の一定数を生じさせる． それ故、本発明の目的はオーバーシュート，微分回路，
スミアーの欠陥をなくして精密な垂直同期構造が灰色領
域として表示されるように、補正回路に改良した垂直解
像度を与えることである． （課題を解決するための手段，作用および発明の効果） この目的は、本発明によれば少なくとも１つのスイッチ
回路を第１加算器と連動させることにより達成される．
これによって中間ラインにおける優越画像点の輝度レベ
ル、およびこの輝度レベルと垂直隣接画像点の各輝度レ
ベルとの差の両方又はいずれか一方を補正信号の発生に
おいて考慮することが可能となる． 補正信号の発生において、画像内容に適合して可変する
補正係数が補正回路によって決まる一定の補正係数の代
りに利用される． それ故、より明るい画像点を下方に補正し、その結果周
囲に対し暗くなる画像点の場合には、画像の輝度レベル
の増加に対して影響される画像の輝虐レベルをより少な
く減少させることにより補正係数を調整することが可能
である． このプロセスにおいて、投写画像における好ましくない
輝度の過剰が垂直解像度における高い損失を受けること
なく制御される。

補正回路において、画像の輝度レベルは垂直隣接部がよ
り暗い場合に感じられ、この減少はより明るい隣接部に
対する画像の輝度レベルにおける増加よりも同じ絶対値
レベル差では少なくなる． さらに隣接部に対するレベル差が同一である場合，暗薫
の修正が中間輝度のある点の修正よりも大きくなる．画
像点の修正が２隣接部で同一レベル差である場合、この
修正はレベル差が同じときの一方の隣接部における修正
値の２倍よりも少ない． ２点間の修正に先だって現われるレベル差は本発明に基
づく補正回路によって画点の修正が行われてもＯにはな
らない。

補正回路は修正が画像の輝度レベルでのみ行われるか、
又は垂直に隣接する各画像点の画像輝度レベルの差によ
り行われるかを選択するようにオプション構造とするこ
とができる．本発明の典型的な実施例においては、第１
加算器に連結されるスイッチ回路は第１加算器の出力端
と第２加算器の補正入力端との接続部に挿入された係数
乗算器を備えている． これにより、第１加算器の出力信号が補正係数に中間ラ
イン上に優越画像点の輝度レベルに乗算される．構成要
素は係数乗算器を第１加算器の入力回路ではなくて出力
回路に配置することにより救済される． レベル評価スイッチ回路は係数乗算器に連動し、この係
数乗算器に中間ラインのビデオ信号が供給され、そして
、出力信号として所定の特性線に基づく補正係数信号を
生じ、この信号値はもし像の輝度レベルが増加すると下
がるようになっている．レベル評価スイッチ回路の特性
線は０．５と０との間で線形に下方に傾くか、又は他の
傾斜する非線形関数の形状であってもよい． 本発明の一実施例によれば、第２加算器はこれが正の値
であるとき補正信号を受け入れる．この目的のため、第
１加算器の出力回路において電気的制御スイッチが設け
られており、これは第１加算器が負の出力信号である場
合には開いている． 正負検査スイッチ回路はスイッチを制御するのに使用さ
れ、第１加算器の出力信号が供給される．第１加算器の
出力端でのスイッチは乗算器の形であってもよく、この
乗算器は入力係数がＯ又はｌの値のいずれかであるなら
ば正負検査スイッチ回路の出力信号を使って一方で第１
加算器の出力信号を受け入れ、他方は正負検査スイッチ
回路の出力信号を受け入れる．本発明の変形例によれば
、正負検査回路は負の値から正の値への変化において０
から１にジャンプするのではなく、０に近い値から１に
近い値に徐々に変わる人力係数を乗算器に送る． （実施例） 他の目的および利点は、以下に詳説する本発明の好まし
い実施例の記載およびこれに付随する図面により明らか
になる．この図面は本発明の典型的な実施例に基づく補
正回路のブロック回路図である。

図面に示された補正回路は入力端１を有し、この人力端
１には白黒画像に関連したビデオ信号又はカラー画像の
３原色の１つのためのカラー抽出物と関連したビデオ信
号が加えられる。

この補正回路はアナログ又はディジタル構造からなる特
別のフィルタを示している。

相対的に，補正回路の個々の構成要素はアナログスイッ
チ回路、又はディジクルスイッチ回路であり、ビデオ信
号はアナログ又はディジタルのビデオ信号である． フィルタを通過したアナログおよびディジタルのビデオ
信号は、補正回路の出力端２に加えられ、この出力端で
は画像投写装置の適当なチャネルに順次供給される． 入力端ｌは第１ラインメモリー３に接続されている．こ
のラインメモリー３はテレビ画像のライン間に記憶する
ことが可能である。

第１ラインメモリー３は第２ラ，インメモリー４に接続
されている．画像点の画像輝度レベルが出力端５に加え
られて、画像点はこれに対するテレビ画像における垂直
線に置換えられ、この画像点の画像輝度レベルが入力端
ｌにただちに加えられる． こうして第１ラインメモリー３と第２ラインメモリー４
は第１加算器９の入力端６，７，８への３つの隣接ライ
ンの各ビデオ信号を平行に使用できるようにする。

３ラインにおける中間ラインのビデオ信号は、常に第１
ラインメモリー３の出力端１０に存在し、この３ライン
は第１加算器９の人力端６，７．８に加えられる． 中間ラインのビデオ信号は付加的にライン１１により第
２加算器１３の画像信号の入力端１２に導かれる． 補正されたビデオ信号は第２加算器の出力端１４かも出
力される。補正ビデオ信号はラインｌｌ上のビデオ信号
の付加により生じており、補正信号は第２加算器１３の
補正入力端１５に供給される。

第１ラインメモリー３の出力端ｌＯには、ラインｌ６お
よび一定係数の乗算器ｌ７を介して図中の加算器９の中
央入力端７に接続される。

一定係数乗算器ｌ７は３ラインの中間ビデオ信号の値に
ラインｌ６上の係数−２を乗算する。

同時に進行するラインの最下位ラインのために入力端ｌ
にあるビデオ信号は、直接第１加算器９の入力端８（図
中最下位にある）に加えられる．出力端５にある最上位
ラインのビデオ信号は、第１加算器９の最上位人力端６
に直接加えられる． こうして、第１加算器は常に３ライン上を垂直に延びる
単一列の画像マトリックスの最上位および最下位の画像
点の画像輝度レベルの合計を形成・するとともに中間画
像点の画像輝度値の２倍の値が差引かれる．第１加算器
９はその出力端に乗算器１９および係数乗算器２０によ
り進行する信号を与え、補正入力端ｌ５に通過されるべ
き補正信号を発生する． 修正された補正回路において、直接ブリッジ又は電気的
に開閉作動されるスイッチで置換されつる乗算器ｌ９は
、第１人力端２ｌが第１加算器の出力端に接続されてい
る． 乗算器ｌ９の第２人力端２２は、正負検査回路２４の出
力端に現れる入力係数信号にさらされる。

典型的な実施例では０又は１の値を有する。

０の値の乗算はスイッチの開放に相当し、１の値の乗算
はスイッチの閉鎖に相当する．もし、乗算器１９の代り
に電気的スイッチが設けられたならば、二進化係数信号
によって直接制御することができる． 正負検査スイッチ回路２４は入力ライン２５に第１加算
器９の出力信号が与えられるようになっており、そして
、最上位および最下位のラインの画像マトリックスの画
像点の画像輝度の合計が同じ列の中間ラインにおける画
像点の画像輝度レベルの２倍よりも大きいが又は小さい
かを判定する。

もし、加算器９の出力信号が負であるなら、出力端２３
から信号Ｏが発生し、これにより補正信号の発生が抑制
される． この方法において、１つの画像列の互いに上位に配置さ
れた３つの画像輝度点間でのレベル差に応じて制御が達
成される。

正負検査スイッチ回路２４の機能を明確にするため、特
性線２６は正負検査回路を表わすブロックではステップ
関数として図示されている。連結作用の判定用として示
されたステップ関数からの偏差には、・ステップ関数以
外の関数を特性線として設けてもよい．その場合，負の
範囲を出力端でのＯに近い産出値とし、正の範囲を出力
端２３での１に近い産出値とし、その変り目はフラット
であってステップしないものとする。

乗算器ｌ９の出力端２７は係数乗算器２ｏの信号人力端
２８に接続され、この乗算器の出力端２９は第２加算器
１３の補正入力端ｌ５に加えられる信号を発生する． 係数乗算器２０は補正信号の振幅の重み付け、および適
合を可能にする．補正係数信号は係数がＯおよび０．５
との間の値を有し、０値の近くでは補正はわずかであり
、一方０．５に近い値では入力端１に供給され、かつ出
力端２では排出されるビデオ信号に強い補正が生ずる。

係数人力端３０はライン３１により１ノベル評価スイッ
チ回路３３の出力端に接続され、このスイッチ回路３３
はレベル評価回路のブロック内に示される特性線３４を
有する。レベル評価回路３３の入力端３５は、第１ライ
ンメモリー３の出力端に接続されるので、常に補正信号
の発生に考慮される３つの隣接ラインの中間ライン上に
画像点の画像輝度レベル信号を受け入れる。

特性線３４から明らかなように、レベル評価回路３３は
小さな補正係数信号を横軸３６にプロットした高い画像
輝度信号に対して縦軸３７にプロットされた小さい補正
係数信号を生じる。特性線３４はさらに補正係数信号が
下位画像信号レベルに対して大きく、高い画像信号レベ
ルでは最低を示す． これは、ビデオ信号の非線形修正により生じ、これによ
って、垂直解像度の多少の損失で投射装置の制御層の物
理的特性による輝度の過剰を補正することに対して必ず
しも注意を払う必要がない． レベル評価スイッチ回路３４のブロック内に示された真
直な特性線の代りに、他の関数なとλば二次関数又は対
数関数を使用してもよい．本発明の典型的に単純化した
実施例の場合には、レベル評価回路３３を消去すること
および係数乗算器２０なしで乗算器ｌ９を用いることに
より単に補正信号を調整することは可能である。

本発明はこの精神又は主要構成の特徴から逸脱しないで
他の特定形式で具現化することができることは当業者に
は容易に理解できるであろう．それ故、本発明で開示さ
れた実施例は全ての点において説明的でありかつ限定さ
れないものと考えられる． 本発明の範囲は、上述の説明よりも添付された請求項に
示されており、その等価物の意味および範囲内でもたら
される全ての変更は本発明に包含されるように意図され
ている．

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係る実施例を示す補正回路のブロック回路
図である． ｌ・・・入力端　　　　　　３，４・・・メモリ９・・
・第１加算器　　　　１３・・・第２加算器１７，　１
９．　２０・・・乗算器 ２４・・・正負検査スイッチ回路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）シュリーレン光学系を介して強力な光源の光束を制
   御する電子ビームと、ビデオ信号の記憶ライン用の２つ
   のラインメモリーと、前記ビデオ信号の値を乗算する少
   なくとも１つの係数乗算器と、前記ビデオ信号の３つの
   連続ラインにおける補正信号を発生する第１加算器と、
   ビデオ信号の３つの隣接ラインにおける中間ライン画像
   信号に前記補正信号を加える第２加算器と、補正信号を
   発生する際に、ビデオ信号の中間ラインにおける優越画
   像点の輝度レベル、およびこの輝度レベルと垂直隣接画
   像点の各輝度レベルとの差の両方又はいずれか一方を考
   慮するように前記第１加算器と連動した少なくとも１つ
   のスイッチ回路とを含んでいる、テレビ画像の像欠陥を
   修正する補正回路。 ２）連動スイッチ回路が、第１加算器の出力端と第２加
   算器の補正入力端との間に挿入された係数乗算器を備え
   、前記第１加算器の出力信号が中間ライン上の優越画像
   点の輝度レベルに応じた補正係数によって乗算されるこ
   とを更に含んでいる請求項１記載の補正回路。 ３）中間ラインの優越画像点の輝度レベルを増加する方
   向に傾く補正係数信号が生ずるように、中間ラインにお
   ける優越画像点の輝度レベルが供給されるレベル評価ス
   イッチ回路を更に含んでいる請求項２記載の補正回路。 ４）補正係数信号が０ないし０．５間の値を有している
   ことを特徴とする請求項２記載の補正回路。 ５）連動スイッチ回路が第１加算器の出力端に接続され
   るとともに、該第１加算器の出力信号が供給される正負
   検査回路で作動するスイッチを更に含み、前記正負検査
   回路は補正信号の発生を抑制するため前記スイッチを第
   １加算器からの正の出力信号に応じて閉じさせ、かつ前
   記加算器からの負の出力信号に応じてスイッチを開かせ
   ることを特徴とする請求項４記載の補正回路。 ６）スイッチは乗算器であり、正負検査回路の出力信号
   は検出された第１加算器の出力信号の正負に応じて０又
   は１の値を有することを特徴とする請求項５記載の補正
   回路。 ７）スイッチは乗算器であり、正負検査回路の出力信号
   は第１加算器の出力信号の負値に対して０付近の値を有
   し、第１加算器の出力信号の正値に対して１近くに増加
   する正値を有することを特徴とする請求項５記載の補正
   回路。 ８）正負検査回路の特性線がステップ関数と非線形の増
   加関数の間で調整されていることを特徴とする請求項７
   記載の補正回路。 ９）レベル評価スイッチ回路の特性線が非線形であるこ
   とを特徴とする請求項３記載の補正回路。 １０）特性線が二次関数又は対数関数に基づいて変化す
   ることを特徴とする請求項９記載の補正回路。 １１）２つのラインメモリー、少なくとも１つの係数乗
   算器、第１加算器、および第２加算器がすべての表示可
   能なカラー抽出物又は白黒像のビデオ信号を供給するこ
   とを特徴とする請求項１記載の補正回路。 １２）像欠陥が主要制御層を用いる画像投写装置のテレ
   ビ画像に対して補正されていることを特徴とする請求項
   １記載の補正回路。