JPH02293890A - スカイビジョン映像投射方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は映像投射方式、特にテレビジョン等の如き走査
型の映像と大面積の被投写体に投射形成するに適する映
偉投射方式に関する． ［従来の技術］ テレビジョン等の映像表示は放送サービスの開始以来、
主としてＣＲＴディスプレイの方式で発達し、近年に至
って液晶ディスプレイの如き平板型の方式も実用化され
るようになって来たが、いずれも一般に室内で限られた
人数で見て楽しむに適するものである． 一方テレビジョン放送の発展に触発されて、娯楽面のみ
ならず学術面、商業面その他に各種の映像メディアが展
開され、大講堂、劇場や野外等において多数の観衆を対
象にディスプレイする必要も生じ、このため大型画面の
表示方式が実用化されてつつある． そのような大型画面の表示方式としては特別に設計製作
された高輝度のＣＲＴを使用して、その映像を投映レン
ズでスクリーン面に投射する方式や、薄い液体膜面に電
子ビーム・により電荷偉をつくり、膜面に形成された微
少凹凸像に光源からの光を入射し、シュリーレン効果に
よる映ず象を投射する方式等があり、又多数のＣＲＴを
モザイク状に組合わせて一体の大表示面として動作させ
る方式なども電子技術の進歩により可能となっている．
［発明が解決しようとする課Ｍ］ 前述の如き大型画面の表示方式においてはＣＲＴの蛍光
面の輝度や、液体の薄膜に入射する光源の強度に制限が
あること、ならびにそれらの像をスクリーンに投射する
レンズ系の効率にも限界があって、得られる映像の大き
さ、明るさが制限されるばかりでなく、いづれも投映レ
ンズで映偉を集束するため、平面状の被投射体でなけれ
ばならないなどの問題がある．又多数のＣＲＴをモザイ
ク状に組合わせる方法についても構造上、強度上の限界
があることならびに移動、開設が自由でないなどの問題
がある。本発明の目的は上記の如き従来技術の欠点を解
消し、空中の雲のようなものに映像を投映することが可
能で、且つ移動、開設も容易な映像投射装置を提供する
ことにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明の映像投射装置は被投射体にレーザーピームを互
に重ねて走査投射して、映像を形成する複数のレーザー
光源と、前記映像の特定部分を監視する監視装置と、前
記監視装置で監視した特定部分において一致すべき前紀
複数のレーザービームの相互のずれ方向ならびにずれ量
を検知する検知装置と、前記検知結果に基いて前記複数
のレーザー光源の走査を補正する補正装置とを備えるこ
とにより構成される。

［実施例１ 以下本発明の詳細につき図面を用いて説明する．第１図
は本発明の一実施例としてのカラーテレビジョンの映像
を空中の雲などの被投射体に投射する映像投射方式の構
成図である。

図において　１１、１２、１３　はそれぞれテレビショ
ン色信号　Ｒ，Ｇ，Ｂ　　の大きさに対応する赤色、緑
色、青色のレーザー光を発光すると共にテレビジョン走
査同期信号を受けて水平、垂直２次元の画面走査を行う
ための偏向機構を含み、それぞれ　２１、２２、２３　
のレーザーピームを同期的水平方向、垂直方向に偏向し
、　　４１の雲などの被投射体に投射して　４２　の映
偉を現示する．　４３　は走査線を示しており、４４は
映像　４２　中の監視すべき特定部分を示している． ３１　は監視装置としての望遠カメラであって、望遠カ
メラ等の光学系と、その結儂部にＣＣＤ固体撮像累子の
如き２次元の充電変換部を含み、前記監視する部分　４
４　よりの反射光を監視しており、前記Ｒ，Ｇ．Ｂいづ
れかのレーザービームの反射光が、この光電変換部の中
心に到達した瞬間の他のレーザービームの反射光の位置
を記憶して、それぞれの水平、垂直の位置データを　３
２のずれ検知装置に送出する． ずれ検知装置　３２　は前記望遠カメラ　３１より受け
たＲ．Ｇ，Ｂレーザービームの反射光の水平、重直の位
置データにより、それらＲ，　Ｇ，Ｂのいづれか（例え
ばＲ）を基準として、他のレーザービームの水平、垂直
のずれ量（Ｒ−Ｇ，Ｒ−Ｂ）を算出して、要補正値とし
て　３３　の補正装置へ送出する． 補正装置　３３　は前記検知装置　３２　より受けた要
補正値よりＲ，Ｇ，Ｂレーザービーム２１、２２、２３
　の偏向角補正データを算出してそれぞれＲ，　Ｇ，　
Ｂレーザー光源　１１，１２、１３　の偏向機構に送出
して映像面におけるＲ、Ｇ，Ｂレーザービームが正しく
集中するように水平、垂直の偏向角を補正させる。この
ようにすることにより、雲　４１　上には映像信号のＲ
，Ｇ、Ｂにより強度変調されたレーザービーム　２１、
２２、２３　が正しく集中した状態で水平、垂直に偏向
されて所望の映像が表示される。

周知の如くレーザーピームはコヒーレント光であって発
散しないので長距離投射して、空中の雲のような被投射
体にも充分な明るさの映偉を投射することができ、特別
な大スクリーンなどを準備する必要がない。

又投射側の設備のみがあれば適当な被投射体を選んで投
射できるので、移動、開殺が自由である．なお、以上の
説明は一つの実施例としてカラーテレビジョン用の役射
装置について行ったが、本発明はこの実施例に限られる
ものでなく、例えばレーザー光源がＲ，Ｇ，Ｂの３色に
限られることなく、又監視する特定部分についても画面
の中央部でなく、画面の周辺に近い部分などに、あるい
は複数箇所に設けることなども、その目的により適当に
選択することができる。

又レーザー光源、Ｉ２視装置、ずれ検知装置、補正装置
の詳細な構造については説明を省略したが、これらはそ
れら専門の技術者によって容易に具体化可能である． ［発明の効果］ 以上の説明で明かな如く、本発明によれば被投射体を制
限されることなく、且つ移動と開設の容易な映像投射方
式が得られる効果がある．実際例を挙げれば東京、ニュ
ーヨーク、バリー上空に超大画像を描き、市民１０００
万にも及ぶ人々が同時にこれを見て楽しむことができる
．操作及び演出についてはここでは省略する．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被投射体にレーザービームを互に重ねて走査投射して、
   映像を形成する複数のレーザー光源と、前記映像の特定
   部分を監視する監視装置と、前記監視装置で監視した特
   定部分において一致すべき前記複数のレーザービームの
   相互のずれ方向ならびにずれ量を検知する検知装置と、
   前記検知結果に基いて前記複数のレーザー光源の走査を
   補正する補正装置とを備える映像投射装置を備えるスカ
   イビジョン映像投射方式 尚、本方式は三管一射方式にも適用する。