JPH02293042A - ガス交換装置 - Google Patents

ガス交換装置

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JPH02293042A
JPH02293042A JP11411789A JP11411789A JPH02293042A JP H02293042 A JPH02293042 A JP H02293042A JP 11411789 A JP11411789 A JP 11411789A JP 11411789 A JP11411789 A JP 11411789A JP H02293042 A JPH02293042 A JP H02293042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
chamber
water
liquid
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP11411789A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Sato
佐藤 二美
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概  要 閉鎖系生命維持システム等に用いられるガス交換装置に
関し、 簡単な構成のガス交換装置の提倶を目的とし、第1気体
を消費し、第2気体を排出する生命体が入れられる、又
は第1気体を消費し、第2気体を生成する化学反応が行
われる第1室と、加熱手段により加熱される第2室と、
第2室内から第2気体を除去する手段と、冷却手段によ
り冷却される第3室と、該第3室内に第1気体を供給す
る手段と、該第1乃至第3室を連絡する循環パイプと、
第1乃至第3室及び循環パイプ内に封入された第1気体
及び第2気体を溶解しろる溶液と、第1、第2、第3室
の順序で溶液を循環せしめる手段とから構成する。
産業上の利用分野 本発明は閉鎖系生命維持システム等に用いられるガス交
換装置に関する。
近年、科学技術の進歩に伴い、宇宙空間にスペースシャ
トル等を打ち上げ、このスペースシャトル等の宇宙船内
部で生物を長期に渡り飼育し、種々の実験データを採取
することが試みられるようになってきた。このような宇
宙空間等において生物を飼育するためには、閉鎖された
系を形成し、この閉鎖系の内部で生物の生存に必要な物
質の供給や、生物が排出した物質の処理をなす必要があ
る。例えば、魚等の水性の生物を飼育する場合には、生
物が入れられている水の中から生物が排出した二酸化炭
素を除去するとともに生物の生存に必要な酸素を水中に
溶解する必要があり、このためガス交換装置が用いられ
ている。そして、このような装置は宇宙空間に打ち上げ
るから、その大きさや重量が重要であり、その構成をな
るべく簡略化する必要がある。
従来の技術 閉鎖系において魚等の水性の生物を飼育する場合、水中
に酸素を供給し水中から二酸化炭素を除去してやらなけ
ればならない。酸素も二酸化炭素も常温常圧で気体なの
で酸素の供給と、二酸化炭素の除去は気体一液体の境界
面(気液界面)で行われるのが普通であり、混合気体の
うちの所定の気体を選択的に溶液内に溶解するためには
、あるいは溶液内の所定の気体を放出させるためには、
溶液と接している混合気体のうちの所定の気体の分圧を
調整することによりなすことができる。
(以下、気液界面に対して気体側を気相、液体側を液相
ということがある。) 従って、水に酸素を溶解するためには、気相部分の酸素
分圧を大きくすることによりなすことができ、反対に水
内に溶解している二酸化炭素を放出させるためには、気
相部分の二酸化炭素分圧を低くすることによりなすこと
ができる。
このようなことから、従来は水を充填した飼育容器内に
魚等の水性生物を入れ、飼育容器からパイプ等を介して
二酸化炭素を多く含む水を取り出して、ガス交換容器に
導き、その水面(気液界面)がガス交換容器の中間部分
に位置するようにし、該容器の気相部分の二酸化炭素分
圧を低くするとともに、酸素分圧を高くして、水中の二
酸化炭素を気相側に放出せしtるとともに、水中に酸素
を溶解せしめ、この酸素を多く含んだ水を飼育容器内に
戻し、これらを循環することによりガス交換を行ってい
た。
前記ガス交換容器内の気相部分の混合気体からの二酸化
炭素の除去は、この混合気体をアルカリ性溶液又は陰イ
オン交換樹脂等に通すことにより行うことができ、ガス
交換容器内の気相部分への酸素の供給は、過酸化物から
適当な方法で酸素を発生せしめ、これをポンプ等により
ガス交換容器内に高圧力で送り込むことにより行われて
いる。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来技術によると、ガス交換容器内の気相部分
の酸素分圧及び二酸化炭素分圧を調整することにより、
水内に酸素を溶解し、あるいは水内の二酸化炭素を放出
するようにしているので、ガス交換容器やその他の部分
を高圧に耐えうる構造にする必要があるとともに、ガス
交換容器内の圧力を高めるためのポンプに高出力のもの
を用いる必要があり、その構成が複雑になっているとい
う問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、簡単な構成のガス交換装置を提
供することである。
課題を解決するための手段 第1図に示す本発明の原理構成図を参照すると、第1気
体を消費し、第2気体を生成する生命体1が入れられた
第1室2と、加熱手段3により加熱される第2室4と、
冷却手段5により冷却される第3室6とを設ける。これ
らの第1乃至第3室2、4、6を循環パイプ7により連
絡するとともに、第1乃至第3室2、4、6及び循環パ
イプ7内に第1気体及び第2気体を溶解しろる溶液8を
封入する。そして、第2室4内から第2気体を除去する
手段9と、該第3室6内に第1気体を供給する手段10
とを設け、循環手段11により第1、第2、第3室2、
4、6の順序で溶′tL8を循環せしめるように構成し
て、上述した課題を解決する。
尚、上述の構成は生命維持システムに用いられるガス交
換装置の構成を示しているが、第1室2内で第1気体を
消費し、第2気体を生成する化学反応が行われるような
システムにおいても適用可能である。
作   用 気体の飽和溶存濃度は圧力一定ならば液体の温度に依存
する。例えば、水温が変化した場合の水に対する酸素及
び二酸化炭素の溶解度は、第3図に示すように温度が上
昇するに従って低くなる。
これはイオン化等がない場合においては、ほとんどの気
体についてあてはまるものである。本発明はこのような
性質を利用するものである。
即ち、第1室2内では溶液8内の第1気体が消費され、
第2気体が生成されて溶液8内に溶け込んでおり、この
溶液8を循環手段11により第2室4に導く。第2室4
は加熱手段3により加熱されており、第2室4内で溶液
8の温度が上昇せしめられる。これにより、第2室4内
で溶液8に溶け込んでいる第1気体(これは第1室2で
消費されているので僅かである)及び第2気体が気相部
分に放出される。そして第2気体は第2気体除去手段9
により除去され、第1気体はそのままの状態なのでその
分圧が高くなり、気相部分への放出は少なくなる。
次いで、この溶液8は第3室6内に導かれ、第3室6内
で冷却手段5により冷却される。このとき第3室6内の
気相部分には第1気体併給手段10により第1気体が供
給されているから、溶液8の温度低下に伴い第1気体が
溶液8内に溶解する。
この第1気体を多く含んだ溶液8を第1室2に導き、順
次このサイクルが繰り返されることにより、ガス交換が
行われるものである。
実  施  例 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明するこ
とにする。
第1図は本発明の一実施例を説明するための図である。
21は魚等の水性生物22を飼育するための飼育容器、
23はヒータ24により加熱される加熱容器、25はク
ーラ26により冷却される冷却容器である。飼育容器2
1、加熱容器23、及び冷却容器25は循環バイプ27
により連絡されており、これらの内部には水28が封入
されている。29は水28を循環するためのボンブであ
る。加熱容器23の気+百2 3 G側にはC O 2
 除去手段30が設けられ、冷却容器25の気相25G
側には調圧弁31を有する02 ボンベ32が設けられ
ている。加熱容器23及び冷却容器25内部では、水2
8の水面(気液界面)33が容器23、25の中間部分
に位置するように、水壷及び各部の圧力が調整されてい
る。
然して、飼育容器21内では魚22が酸素を消費すると
ともに、二酸化炭素を排出しており、こ?二酸化炭素は
水28内に溶け込んでいる。この二酸化炭素を多く含ん
だ水28はポンブ29によりバイブ27を通って加熱容
器23に導かれる。
加熱容器23はヒータ24により加熱されているから、
水28の温度が上昇し、これにより、加熱容器23内で
水に溶け込んでいる酸素(これは飼育容器21内で消費
されているので僅かである)及び二酸化炭素が液相23
L側から気相23G側に放出される。そして二酸化炭素
はCO2 除去手段30により除去される。CO■除去
手段30はアルカリ性溶液あるいは陰イオン交換樹脂等
から構成されており、気相23G内の混合気体の内の二
酸化炭素のみを吸着し、外部に放出するものである。気
相23G内の酸素はそのままの状態なのでその分圧が高
くなり、飽和した後は温度上昇によっても液相23L側
から気相23G側に放出されなくなる。このようにして
、水28内から二酸化炭素のみが除去される。
次いで、この二酸化炭素が除去された水28はバイブ2
7を通って冷却容器25に導かれる。冷?容器25はク
ーラ26により冷却されており、水28の水温が下げら
れる。冷却容器25の気相25G部分には、0■ ボン
ベ32により酸素が供給されているから、水温の低下に
伴い酸素が気相25G側から水28内に溶け込む。この
ようにして、酸素が水28内に溶解される。
酸素を多く含んだ水28は、バイプ27を通って飼育容
器21に導かれ、これらの行程が順次繰り返されること
により、二酸化炭素が少なく、酸素を多く含んだ水を魚
22に供給することができるのである。
本実施例によれば、水からの二酸化炭素の除去、及び水
への酸素の供給を、気体の液体に対する溶解度は液体の
温度が上昇するに従って低くなるという性質に基づいて
、水を加熱し及び冷却することによりなすようにしてい
るから、加熱容器23、冷却容器25、及びパイプ27
等を耐圧構造とする必要がないとともに、酸素分圧を上
昇するためのポンプ等も必要なく、その構成が非常に簡
単である。また、水内の溶存二酸化炭素濃度及び溶存酸
素濃度は、加熱容器23での加熱温度及び冷却容器25
での冷却温度により調整することが可能であり、これら
の濃度を厳密に制御する必要がある場合に有効である。
尚、本実施例においては、酸素を消費し、二酸化炭素を
排出する魚等の水性生物を例にとり説明しているが、本
発明は勿論これに限定されるものではなく、溶液内であ
る気体を消費し、他の気体を放出する化学反応について
、そのガス交換を行う場合にも適用することができる。
発明の効果 以上詳述したように本発明によれば、気体の液体に対す
る溶解度が液体の温度上昇に伴って低下するという性質
を利用して、液体への気体の溶解及び液体からの気体の
放出を液体の温度を変更することにより行うようにして
いるから、従来構成の如く、耐圧構造としたり、高圧力
なポンプ等を用いる必要がなく、その構成を簡略化する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、 第2図は本発明一実施例の構成図、 第3図は気体の水に対する溶解度を示す図である。 1・・・生命体、   2・・・第1室、3・・・加熱
手段、  4・・・第2室、5・・・冷却手段、  6
・・・第3室、7・・・循環バイブ、 8・・・溶液、
9・・・第2気体除去手段、 lO・・・第1気体供給手段、 11・・・循環手段。 1゛生命イオ一(イζ壬rIXrこ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1気体を消費し、第2気体を排出する生命体(1)が
    入れられる、又は第1気体を消費し、第2気体を生成す
    る化学反応が行われる第1室(2)と、加熱手段(3)
    により加熱される第2室(4)と、第2室(4)内から
    第2気体を除去する手段(9)と、冷却手段(5)によ
    り冷却される第3室(6)と、該第3室(6)内に第1
    気体を供給する手段(10)と、該第1乃至第3室(2
    、4、6)を連絡する循環パイプ(7)と、 第1乃至第3室(2、4、6)及び循環パイプ(7)内
    に封入された第1気体及び第2気体を溶解しうる溶液(
    8)と、 第1、第2、第3室(2、4、6)の順序で溶液(8)
    を循環せしめる手段(11)とから構成されたことを特
    徴とするガス交換装置。
JP11411789A 1989-05-09 1989-05-09 ガス交換装置 Pending JPH02293042A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11411789A JPH02293042A (ja) 1989-05-09 1989-05-09 ガス交換装置

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JP11411789A Pending JPH02293042A (ja) 1989-05-09 1989-05-09 ガス交換装置

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