JPH0229241Y2 - - Google Patents

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JPH0229241Y2
JPH0229241Y2 JP1984107128U JP10712884U JPH0229241Y2 JP H0229241 Y2 JPH0229241 Y2 JP H0229241Y2 JP 1984107128 U JP1984107128 U JP 1984107128U JP 10712884 U JP10712884 U JP 10712884U JP H0229241 Y2 JPH0229241 Y2 JP H0229241Y2
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JP
Japan
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rotating shaft
plate
rotating
weight arm
conjunction
Prior art date
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JP1984107128U
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English (en)
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JPS6123441U (ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、回転軸に支持されて遠心力によつて
揺動作動する重錘アームを設け、この重錘アーム
に連動してエンジンの回転を制御するガバナー装
置に係るものである。
(b) 従来技術 従来、この種のガバナー装置においては、第4
図に示すように構成されていた。すなわち、1は
ケース3にベアリング5,7によつて回転自在に
軸支された回転軸、9は回転軸1に、キー11を
介して固着されたフランジ体で、ブラケツト13
を介して重錘アーム15が揺動自在に軸17によ
つて枢着されている。重錘アーム15は回転軸1
の軸心線と平行の平面上に揺動自在に設けられ、
遠心力によつて揺動するよう設けられている。1
9は重錘アーム15に係合して、回転軸1に軸方
向に移動自在に嵌合する移動体で、キー11に往
復移動自在に係合するキー溝21を備えた筒体2
3の両端に円板25,27が固着し、円板25は
重錘アーム15に係合し、円板27はケース3に
回動自在に軸支された制御軸29に固着されるア
ーム31の先端が摺動自在に当接している。制御
軸29の外端はエンジンの回転を制御するための
制御装置(実施例ではスロツトル装置)(図示せ
ず)に連動している。アーム31は弾機(図示せ
ず)によつて第4図の左方向に揺動するよう付勢
されている。
回転軸1が所定の回転速度以上になると、遠心
力によつて重錘アーム15が揺動して移動体19
を第4図の右方向に移動せしめ、アーム31を介
して制御軸29を回動してスロツトル装置(図示
せず)を制御して回転速度を低下せしめる。同様
に回転速度が低下したときには、反対方向に作動
して回転速度を上昇させるよう作動して、回転軸
1の回転速度を一定に保持するものである。
(c) 考案が解決しようとする問題点 従来は、重錘アーム15が回転軸1の軸心線と
平行方向の平面上を揺動するよう設けられている
ので、軸方向の機構の長さが大きくなり、クラン
クケースの容積が大きくなる欠点があつた。
(d) 問題を解決するための手段および作用 本考案は、この重錘アームを回転軸の軸心線と
直交する平面上を揺動するよう設け、この揺動運
動を、回動板を軸方向に移動せしめる運動に変換
し、この回動板の運動に連動して、エンジンの制
御を行なわしめようとするものである。
(e) 実施例 第1図〜第3図において、33はケース35に
ベアリング37によつて回転自在に軸支された回
転軸で、内端に円板状のクランク板39が固着
し、クランク板39に固着してクランクピン41
が固着している。クランクピン41には他端をピ
ストン(図示せず)に連結する連結杆(図示せ
ず)の1端が嵌合する。43はクランク板39に
軸45によつて枢着された重錘アームで、回転軸
33の軸心線と直交する平面上を揺動自在に設け
られている。47は回転軸33に相対的に回動自
在に嵌合する回動板で、クランク板39側に突出
する係止片49が重錘アーム43に係合し、重錘
アーム43の揺動運動に連動して回動板47を回
動する。51は回動板47の回動運動を、回動板
47の軸方向の運動に変換するための運動方向変
換機構でつぎのように構成されている。すなわ
ち、53は鋼球で、クランク板39の側面に設け
た球面状の凹部55と、回動板47の対面する位
置に設けた球面状の凹部57に係合、挾持されて
いる。凹部55,57の球面の半径は鋼球53の
半径よりも適宜に大きく形成されている。59は
回転軸33に、軸方向に摺動自在に嵌合する円板
で、回動板47の3箇所に設けた凹部57の裏面
の凸部61,61,61に当接して反対面はケー
ス35に回動自在に軸支された制御軸63の内端
のアーム部65に当接している。制御軸63の外
端はエンジンの回転を制御するためのスロツトル
装置等の制御装置(図示せず)に連動している。
67は円板59を介して回動板47をクランク板
39の方向に付勢する弾機である。
以上の実施例において、回転軸33が所定の回
転速度以上になると重錘アーム43が遠心力によ
つて揺動し、係止片49を押圧して回動板47
を、回転軸33に固着するクランク板39に対し
て相対的に回動せしめる。このため鋼球53は凹
部55,57の縁部の方向に乗り上げ、回動板4
7は弾機67に抗して第2図の左方向に移動す
る。したがつて円板59を介してアーム部65が
押圧、揺動し、制御軸63を介してエンジンの回
転速度を低下させる。また回転軸33の回転速度
が所定の速度より低下すると、前述と反対に作動
してエンジンの回転速度を増加する。したがつ
て、回転軸33の速度を所定の速度に保持するも
のである。
(f) 考案の効果 本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るから、回転軸の長さを短くして、エンジンをコ
ンパクトにすることができるものである。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本考案の1実施例の
正断面図、側断面図、第3図は第1図の−線
視の要部の側面図、第4図は従来例の側断面図で
ある。 33……回転軸、43……重錘アーム、47…
…回動板、51……運動方向変換機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸33に支持されて遠心力によつて軸心線
    と直交する平面上に揺動自在の重錘アーム43
    と、前記回転軸33に回動自在に支持されて、前
    記重錘アーム43に連動して前記回転軸33と相
    対的に回動する回動板47とを設け、前記回動板
    47の相対的回動運動に連動して前記回動板47
    を軸方向に移動せしめる運動方向変換機構51
    と、前記回動板47の軸方向の運動に連動してエ
    ンジンの回転を制御して設けたことを特徴とする
    ガバナー装置。
JP10712884U 1984-07-17 1984-07-17 ガバナー装置 Granted JPS6123441U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10712884U JPS6123441U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 ガバナー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10712884U JPS6123441U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 ガバナー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6123441U JPS6123441U (ja) 1986-02-12
JPH0229241Y2 true JPH0229241Y2 (ja) 1990-08-06

Family

ID=30666391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10712884U Granted JPS6123441U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 ガバナー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6123441U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5076426A (ja) * 1973-11-13 1975-06-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5076426A (ja) * 1973-11-13 1975-06-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6123441U (ja) 1986-02-12

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