JPH02292364A - 熱可塑性樹脂組成物および方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物および方法

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JPH02292364A
JPH02292364A JP2075330A JP7533090A JPH02292364A JP H02292364 A JPH02292364 A JP H02292364A JP 2075330 A JP2075330 A JP 2075330A JP 7533090 A JP7533090 A JP 7533090A JP H02292364 A JPH02292364 A JP H02292364A
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JP
Japan
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poly
resin
sulfone
composition
sulfide
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JP2075330A
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English (en)
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Roy Franklin Wright
ロイ・フランクリン・ライト
Charles Daniel Houser
チャールズ・ダニエル・ハウザー
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Phillips Petroleum Co
Original Assignee
Phillips Petroleum Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L81/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of polysulfones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L81/02Polythioethers; Polythioether-ethers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L81/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of polysulfones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L81/04Polysulfides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L81/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of polysulfones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L81/06Polysulfones; Polyethersulfones

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリ (アリーレンスルフィド)およびポリ 
(アリーレンスルフィド/スルホン)を含む熱可塑性樹
脂組成物ならびにすぐれた機械的特性を有する成形物を
生成させるために前記組成物を調製しかつ使用する方法
に関する。
ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂は、すぐれた耐薬品
性、耐熱性および電気絶縁抵抗のみならず他のエンジニ
アリングプラスチックに比べて勝る剛性を有する射出成
形可能なプラスチックとして広く受け入れられている。
しかし、中には過大な成形時間および過度の成形収縮の
傾向を示すポリ(アリーレンスルフィド)もある。二三
のポリ(アリーレンスルフィド)にしばしば関連する他
の問題は、他のエンジニアリングプラスチックに比べて
小さい衝撃強さおよび伸びとなって特徴的に表われる低
い靭性であった. ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂の成形性を改善する
のみならず該樹脂でつくった成形品の強さを高めるため
の多くの方法が提案されており、大なり小なり成功を収
めている.ガラス強化材料のような充填剤が衝撃強さを
改善するために樹脂中に包含され、かつ可撓性ボリマー
、カンプリング剤等のような多くの他の添加剤が性能お
よび性状を改善するために樹脂中に含まれている。
ポリ (アリーレンスルフィド)と他のボリマーとの混
合によってすぐれた成形性および機械的特性が得られて
いる。たとえば、1977年9月14日公開の英国特許
第1,485.523号明細書は、基体上に低摩擦被覆
を生じさせるのに適当なポリ(フェニレンスルフィド)
、芳香族ボリスルホンおよびフルオロカーポンボリマー
類の混合物を開示している, 1985年7月9日発行
の米国特許第4,528,346号明細書はポリ(フェ
ニレンスルフィド)、ポリスルホンおよびエボキシ樹脂
の混合物を開示している。1988年3月29日発行の
米国特許第4,734,470号明細書は、ポリ(フェ
ニレンスルフィド)セグメントと芳香族スルフィド/ス
ルホンボリマーセグメントとのブロックコポリマー、ポ
リ(フェニレンスルフィド)および/またはポリ(アリ
ーレンスルフィド/スルホン)よりなる樹脂組成物に関
するものである. 本発明によって、すぐれた成形性および成形後のすぐれ
た機械的強さを示す、充填剤を有しまたは有しないポリ
(アリーレンスルフィド)樹脂とポリ (アリーレンス
ルフィド/スルホン)樹脂の混合物が提供される. 本発明によれば、成形時間および成形収縮を低減させ、
かつ射出成形された場合にすぐれた機械的特性を示す熱
可塑性樹脂組成物が提供される.該組成物の調製法、該
組成物から成形物を製造する方法およびそのようにして
製造された成形物も、また提供される。
本発明の熱可響性樹脂組成物はポリ(アリーレンスルフ
ィド)樹脂とポリ (アリーレンスルフィド/スルホン
)樹脂との混合物よりなる.通常、ポリ(アリーレンス
ルフィド)樹脂は組成物中に約3ないし約95重量%の
範囲の量が存在し、ボリ(アリーレンスルフィド/スル
ホン)樹脂は組成物中に約5ないし約97重量%の範囲
の量が存在する. 特に好ましい熱可塑性樹脂組成物はポリ(フェニレンス
ルフィド)樹脂およびポリ(フェニレンスルフィド/ス
ルホン)樹脂よりなり、ポリ (フェニレンスルフィド
/スルホン)樹脂は組成物中に組成物の約10ないし約
30重量%の範囲の量が存在する。
ガラス充填剤、たとえばガラス繊維を任意に組成物中に
含ませることができる.一般に、約5ないし約55重量
%の範囲の量のガラス繊維が組成物に混合される.組成
物は、またタルクまたは硫酸カルシウムのような鉱物質
充填剤ならびに他の添加剤、顔料、加工助剤等を含むこ
ともできる。
従って、本発明の一般的な目的は、改良された熱可塑性
樹脂組成物および方法を提供することである. 本発明の別の目的は、短かい成形時間しか必要とせず、
成形収縮が少なく、かつ成形するとすぐれた機械的特性
を示す射出成形用熱可塑性樹脂組成物を提供することで
ある. 本発明の他の目的、特徴および利点は以下の好通な態様
の説明を読めば当業者にとって容易に明らかとなろう. 本発明の成形組成物はすぐれた射出成形性、すなわち短
かい成形時間および少ない成形収縮を有し、かつ成形し
て得た生成物はすぐれた機械的特性、たとえば機械的強
さ、衝撃強さ、耐熱変形性および電気絶縁抵抗を有する
. 本発明の熱可塑性樹脂組成物はポリ(アリーレンスルフ
ィド)樹脂とポリ (芳香族スルフィド/スルホン)樹
脂との混合物よりなる.さらに、該組成物は任意にガラ
ス繊維のようなガラス強化材料を含むことができる.該
組成物は、さらに可塑剤、顔料等のような他の添加剤を
含むことができる. 「アリーレンスルフィドボリマー」および「ポリ(アリ
ーレンスルフィド)樹脂」という用語は本明細書におい
ては、ホモポリマー、コボリマーターボリマー等であろ
うがまたは該ポリマーのブレンドであろうが広範囲にア
リーレンスルフィドボリマーを意味するように用いられ
る.本発明に従って使用するのに適するポリ(アリーレ
ンスルフィド)樹脂は、1967年11月21日発行の
米国特許第3,354, 129号明細書;  197
5年11月11日発行の同第3, 919. 177号
明細書;  1977年7月26日発行の同第4,03
8,261号明細書; および1987年4月7日発行
の同第4.656.231号明細書に記載されている樹
脂であって、これらの特許明細書を参考資料として本明
細書に含める.使用できる種々のポリ(アリーレンスル
フィド)樹脂の中で、ポリ(フェニレンスルフィド)樹
脂がもっとも好ましい。好ましい市販のポリ(フェニレ
ンスルフィド)樹脂ハ、ASTM 01238ノ条件3
15/5.0テ測定したメルトフロー値が約10ないし
約1000グラム/10分であるオクラホマ州.Bar
tlesvilleのPhillipsPetrole
um Companyで製造され、RYTON @ボリ
(フェニレンスルフィド)樹脂として市販されている樹
脂である. 「アリーレンスルフィド/スルホンポリマー」および「
ポリ (アリーレンスルフィド/スルホン)樹脂」とい
う用語は本明細書では、1977年4月5日発行の米国
特許第4.016. 145号明細書および1978年
11月28日発行の米国特許第4, 127, 713
号明細書に記載されている芳香族スルフィド/スルホン
ボリマーを広範囲に指すように使用しており、該特許明
細書を参考資料として本明細書に含める.米国特許第4
,127.7i3号明細書の方法によって製造した高分
子量のアリーレンスルフィド/スルホンボリマーが望ま
しい.該ボリマーは、通常製造されるボリマーよりも高
分子量のボリマーを生成させるために少なくとも1種の
ジハロアリールスルホン、少なくとも1種のアルカリ金
属スルフイド、少なくとも1種の有機アミド、少なくと
も1種のカルポン酸ナトリウム、および充分な量の水を
接触させることによって製造される。もっとも好ましい
該アリーレンスルフィド/スルホンポリマーはポリ(フ
ェニレンスルフィド/スルホン)である。
特に望ましいポリ(フェニレンスルフィド/スルホン)
樹脂は、Phillips Petroleum Co
mpanyが製造シ、l?YTON[F]Sボリ(フェ
ニレンスルフィド/スルホン)樹脂として市販されてい
るASTM 01238の条件343/5.0で測定し
、約10ないし約350グラム/10分のメルトフロー
値を有する樹脂である。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、ポリ(アリーレンスル
フィド)樹脂とポリ(アリーレンスルフィド/スルホン
)樹脂との混合物よりなり、ポリ(アリーレンスルフィ
ド)樹脂は約3ないし約95重量%の範囲の量で存在し
、かつポリ(芳香族スルフィド/スルホン)は約5ない
し約97重量%の範囲の量で存在する。「重量%」とい
う用語は組成物中の全成分の総重量に対して組成物中の
一成分の重量%を意味するように本明細書では使用する
. 本発明の特に好ましい無充填組成物は、ポリ(フェニレ
ンスルフィド)樹脂とポリ(フェニレンスルフィド/ス
ルホン)樹脂との混合物よりなり、ポリ (フェニレン
スルフィド/スルホン)P4脂は約10ないし約3帽1
%の範囲の量由組成物中に存在する. 熱可塑性樹脂組成物中にガラス充填剤を用いる場合には
、特定のガラス強化材料をガラス繊維、ガラス微粒子お
よび中空微小ガラス球体よりなる群から選ぶことができ
る。好適なガラス強化材料はガラス繊維である。種々の
ガラス強化材料を使用しろるけれども、熱可塑性樹脂強
化用に特に開発された物質がもっとも好ましい。一つの
そのようなガラス繊維強化物質はオハイオ州Toled
oのOwerls−Corning Oorporat
ionで製造され、K−フィラメントタイプ4970B
ガラス繊維という商品名で市販されているものである.
他の適当なガラス繊維はOwens−Corning 
OorporationからG−フィラメントという商
品名で市販されているもの、およびペンシルバニア州P
ittsburghのPPG Industries,
Inc.で製造され、PPG 3090SK−フィラメ
ントという商品名で市販されているものである。用いら
れるガラス強化材料は本発明の組成物中に通常約5ない
し約55重量%の範囲の量が含まれる。
本発明の好適なガラス充填熱可塑性樹脂組成物は、組成
物中に約10ないし約25重量%の量で存在するポリ(
フェニレンスルフィド)樹脂、約40ないし約60重量
%の範囲で存在するポリ(フェニレンスルフィド/スル
ホン)樹脂、および約20ないし約40重量%の量で存
在するガラス繊維強化材料よりなる. 前記のように、該組成物は、以下に限定されるものでは
ないが、カーポンブラックのような顔料、ハイドロタル
ク石たとえば日本の大阪のKyowaChea+ica
l Co.Ltd.からIIII7−4Aという商品名
で市販されているハイドロタルク石のような金型腐食抑
制剤および高密度ポリエチレンのような加工助剤を含む
他の添加剤を包含することができる。
改良された成形性を有し、成形されるとすぐれた機械的
特性を有する生成物となる本発明の組成物は、ポリ (
アリーレンスルフィド)樹脂をポリ(アリーレンスルフ
ィド/スルホン)樹脂および、使用するならば、ガラス
強化材料と混合することによって調製される.多くの適
当な成分混合法が当業者にとって周知である。例として
、諸成分を共に室温で、回転ドラム混合機またはヘンシ
ェルミキサーのような強力ミキサーで混合して諸成分の
均質な混合物をつくることができる。諸成分の均質混合
物を樹脂の融点を上回る温度で押出配合して均一な組成
物をつくることができる.押出物は、ストランド、シー
ト又はテープの形態にすることができる.改良された機
械的特性、すなわち、強さ、伸び、耐衝撃性、電気絶縁
抵抗等を有する成形物を製造する場合には、本発明の成
形組成物を上記のように調製する.次に組成物を公知の
方法で射出成形して、所望の生成物をつくる.前記のよ
うに、本発明の改良された組成物は射出成形時間が短か
《て済み、成形時の収縮が少ない.下記の実施例は本発
明の組成物および方法をさらに説明するために示すもの
である.実施例中に用いる特定の種および条件は本発明
を例示するためのものであって、これに限定されるもの
ではない. 亥l111 本実施例は成形収縮および成形時間におよぼす種々の比
率のポリ(アリーレンスルフィド)成分およびポリ(ア
リーレンスルフィド/スルホン)成分の影響を示す.ポ
リ(フェニレンスルフィド)(ASTM 0123B、
条件315/5.0により測定したメルトフロー値が6
0グラム/10分である、オクラホマ州Bartles
villeのPhillips Petroleus+
 Company製RYTON@ PPS)およびポリ
(フェニレンスルフィド/スルホン)(ASTM 01
238、条件343/5.0により測定したメルトフロ
ー値が65グラム/10分であるPhillips P
etroleum Co.製RYTON@ PPSS)
を三種類の配合で混合した.混合は、3:1スクリュー
および孔が5個のダイを備えたDavis Stand
ard(直径II八インチ)押出機内で640″Fおよ
び80rpmで行ウた. 下記第I表に示す各樹脂配合物を、Arburg型式2
21E/17OR射出成形機で、バレル温度を640゜
Fおよび金型温度を275″Fにして成形し多数の5X
%×1八インチの試験片を得た.過度の粘着および/ま
たは変形が生じない最小成形時間を各配合物について測
定し、かつ200’Cで2時間のア二一リング前後にお
ける試験片の平均収縮を求めた.これらの試験結果を下
記第I表に示す. 17OR射出成形機を用いて、引張試験片、曲げ試験片
、およびガードナー円板に成形した.成形機のバレル温
度は600″Fであった。200℃、2時間のアニール
後に試験片および円板の収縮を求めた.これらの試験結
果を下記第■表に示す。
最小成形時間、秒 本実施例では、実施例1に記載したポリ(フェニレンス
ルフィド)の成形収縮に及ぼす実施例lに記載したポリ
(フェニレンスルフィド/スルホン)樹脂を含む種々の
添加剤の影響を種々の成形温度で測定する.混合は3:
1スクリューおよび5個孔ダイを具備するDavis 
Standard押出機(直径11/言ンチ)を用い、
640下および80rpmで行った.樹脂一添加剤組成
物をArburg型式22].F/販の熱可塑注ゴム. DE州−i+mingtonのDuPont Comp
anyより市販の無定形ナイロン. 第■表から、ポリ(フェニレンスルフィド)およびポリ
(フェニレンスルフィド/スルホン)よりなる樹脂組成
吻がもっとも少ない成形収縮を示したことがわかる。
実i!汁主 この実施例においては、実施例1に述べたポリ(フェニ
レンスルフィド)樹脂およびポリ(フェニレンスルフィ
ド/スルホン)樹脂を含むガラス充填組成物の機械的特
性を測定する。下記第■表に示す樹脂組成物を、実施例
1に述べたDavisStandard押出機内で80
rpnおよび630゜Fで混合した。
実施例1に示したArburg装置を用い、600゜F
のパレル温度および275下の金型温度で曲げ試験片、
引張試験片、およびガードナー円板を調製した。
測定した試験片および円板の機械的特性にはメルトフロ
ー、スパイラルフロー、曲げ弾性率および曲げ強さ、引
張強さ、伸び、衝撃強さならびに電気絶縁抵抗がある。
メルトフローはASTM D1238、条件315/5
,Qで測定し: スパイラルフローは深さ′/,.イン
チ、幅1八インチのスパイラルキャビティ金型に射出成
形して、移動長さを測定して求めた.650下のバレル
温度、200下の金型温度、定の圧力および成形時間を
具備するArburg 221E/170R射出成形機
を使用した。曲げ強度および曲げ弾性率はASTM D
−790により測定し; 引張強さおよび伸びはAST
M D−638によって求め; アイゾント衝撃強さは
ノッチ付のみならずノンチなし試料片についてASTM
 D−256により測定し; 電気絶縁抵抗はASTM
 D−257によって測定した。これら試験結果を下記
第■表に示す。
メー」し一表 ポリ (フェニレンスルフィ ド) 56.3 ポリ (フェニレンスルフィド /スルホン) ガラス繊維1 ハイハロタルク石2 シラン3 ポリエチレン4 頭料5 シラン. 50.7 5.6 42.3 14.0 機−m−注 メルトフロー、グラム/10分 49 スパイラルフロー、インチ 16 1/4曲げ弾性率,
  msi       2.0曲げ強さ,   ks
i       28.5引張強さ,   ksi  
     17.2伸び.%          2.
5 3/4 2.1 29.7 19.1 2.9 181/419 2.0 30.3 18.8 2.8 オーム8×101′9×10lz 実lIi1 本実施例は、耐熱変形性および熱間強さ、すなわち高温
下での機械的強さの保持という点で、本発明の組成物に
よって実現される従来の組成物にまさる改良点をさらに
示す。
実k例1に記載したポリ(フェニレンスルフイド)成分
およびポリ(フェニレンスルフイド/スルホン)成分を
、Davis Standard押出機中で650゜F
で混合することによって種々の無充填組成物を調製した
.ポリ (フェニレンスルフィド/スルホ3×10 絶縁抵抗5 ン)は混合前に150゜Cで2時間乾燥した。
供試試験片の成形は、実施例1に記載したArburg
装置内で640下のバレル温度および200’Cの金型
温度で行った.試験片を150℃で4時間アニーリング
後、曲げ強さ、引張強さおよび衝撃強さを通常のAST
M法により常温および350゜Fで測定した.若干の試
験片の熱変形温度をASTM D−648を用いて測定
した.試験結果を下記第■表に示す.伸び百分率 4.70  5.10  6.20  9.50熱変形
温度,゜C スm 実施例4に示した熱可塑性樹脂および方法を用いて、種
々のガラス繊維充填組成物を調製して成形した,配合物
の混合は押出機の第1〜4ゾーンの温度がそれぞれ65
0゜F,640゜F,640’Fおよび640下を示す
David Standard押出機の中で行った。混
合された配合物はArburg装i1F(バレル温度6
50下、金型温度275℃)で成形する前に150゜C
で2時間乾燥し、成形後成形された試験片を200゜C
で2時間アニールした.試験は実施例4と同様に行い、
試験結果は下記第V表に示す. V 引張強さ、ksi 11.20 11.70  12.80  15.90
ガラス繊維1 ポリエチレン2 曲げ強さ, ksi 引張強さ, ksj 伸び百分率 ノッチなし 熱変形温度.゜C 引張撓み m 0.3 0.3 0.3   0.3 25.4  23.8  30.1    −−16.
6  16,.5  20.0    −1.3   
1.60   −ー 1.3 4.7 4.8 4.3 4.4 8.1− 5.7    −− 前記実施41および2から、無充填ポリ(フェニレンス
ルフィド)樹脂の一部をポリ(フェニレンスルフィド/
スルホン)樹脂によって置き換えると成形時間および成
形収縮を減少させることがわかる.減少の程度は選択し
た樹脂、各樹脂の相対量、使用金型温度等によって幾分
異なることがある.しかし、成形組成物中の総樹脂成分
の最高約30重量%までの漸増的高比率のポリ(フェニ
レンスルフィド/スルホン)樹脂の使用によって通常、
成形時間および成形収縮の最大の減少が得られる. 実施例4は、無充填ポリ(フェニレンスルフィド)成形
組成物が、ポリ(フェニレンスルフィド/スルホン)を
含む場合に、常温および高温における耐熱変形性ならび
に他の機械的特性を概して向上させることを示している
.すなわち、ポリ(フェニレンスルフィド/スルホン)
m脂含111すことは、高温における機械的強さをよく
保持しながら、伸び、機械的強さ、衛讐強さおよび耐熱
変形性を高めることになる. ガラス充填ポリ(フェニレンスルフィド)組成物に関し
ては、実施例3および5がら、ポリ(フェニレンスルフ
ィド/スルホン)樹脂を含む場合には、機械的特性を低
下させることなしに電気絶縁抵抗を著しく向上させるこ
とがわかる。組成物中のポリ(フェニレンスルフイド/
スルホン)含量を増加させると、加工性の向上およびぼ
りゃ垂れ落ちの減少傾向も見られた。
このように、本発明は、目的を遂行し、目標およびここ
に述べた利点のみならず本来もっている利点を達成する
のに好適である。成分の置き換えおよび諸段階での変更
が当業者によって行うことができるけれども、このよう
な置き換えや変更は特許請求の範囲で定められる本発明
の範囲内に包含されるものである。
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂とポリ(アリー
    レンスルフィド/スルホン)樹脂との混合物を含み、該
    ポリ(アリーレンスルフィド/スルホン)樹脂は組成物
    中に約5ないし約97重量%の範囲の量で存在する熱可
    塑性樹脂組成物。 2、ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂がポリ(フェニ
    レンスルフィド)であることを特徴とする請求項1記載
    の組成物。 3、ポリ(アリーレンスルフィド/スルホン)樹脂がポ
    リ(フェニレンスルフィド/スルホン)であることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の組成物。 4、ポリ(フェニレンスルフィド)のASTMD123
    8、条件315/5.0により測定したメルトフロー値
    が約10ないし約1000グラム/10分の範囲内にあ
    ることを特徴とする請求項2記載の組成物。 5、ポリ(フェニレンスルフィド/スルホン)のAST
    M D1238、条件343/5.0により測定したメ
    ルトフロー値が約10ないし約350グラム/10分の
    範囲内にあることを特徴とする請求項3記載の組成物。 6、組成物が、ガラス繊維、ガラス微粒子、または中空
    微小ガラス球体であるガラス充填剤を含むことを特徴と
    する請求項1記載の組成物。 7、ガラス充填剤が組成物中に約5ないし約55重量%
    の範囲の量で存在することを特徴とする請求項6記載の
    組成物。 8、ガラス充填剤が、組成物中に約20ないし約40重
    量%の範囲の量で存在するガラス繊維よりなることを特
    徴とする請求項6記載の組成物。 9、ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂およびポリ(ア
    リーレンスルフィド/スルホン)樹脂を混合して均質な
    混合物を生成させることを特徴とする、成形すると成形
    時間および成形収縮を減少するのみならず機械的特性を
    向上させる生成物となる成形用組成物の調製方法。 10、ポリ(アリーレンスルフィド/スルホン)樹脂が
    組成物中に約5ないし約97重量%の範囲の量で存在す
    ることを特徴とする請求項9記載の方法。 11、ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂がポリ(フェ
    ニレンスルフィド)であるという事実を特徴とする請求
    項10記載の方法。 12、ポリ(アリーレンスルフィド/スルホン)樹脂が
    ポリ(フェニレンスルフィド/スルホン)であることを
    特徴とする請求項10記載の方法。 13、ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂がポリ(フェ
    ニレンスルフィド)であり、かつポリ(アリーレンスル
    フィド/スルホン)樹脂が組成物中に約10ないし約3
    0重量%の範囲の量で存在するポリ(フェニレンスルフ
    ィド/スルホン)であることを特徴とする請求項10記
    載の方法。 14、ガラス充填剤を熱可塑性樹脂と混合することを特
    徴とする請求項10記載の方法。 15、ガラス充填剤が、ガラス繊維、ガラス微粒子また
    は中空微小ガラス球体よりなることを特徴とする請求項
    14記載の方法。 16、ガラス充填剤が、組成物中に約20ないし約40
    重量%の範囲の量で存在するガラス繊維よりなるという
    ことを特徴とする請求項15記載の方法。 17、ポリ(アリーレンスルフィド/スルホン)樹脂お
    よびポリ(アリーレンスルフィド/スルホン)樹脂を混
    合して均質な混合物を生成させ、そして該混合物を用い
    て成形物を形成させることを特徴とする改善された機械
    的特性を有する成形物の調製方法。 18、ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂がポリ(フェ
    ニレンスルフィド)であることを特徴とする請求項17
    記載の方法。 19、ポリ(アリーレンスルフィド/スルホン)樹脂が
    ポリ(フェニレンスルフィド/スルホン)であることを
    特徴とする請求項17記載の方法。 20、ガラス充填剤を樹脂と混合することを特徴とする
    請求項17記載の方法。 21、ガラス充填剤がガラス繊維であり、かつ約5ない
    し約55重量%の範囲の量でガラス充填剤を樹脂と混合
    するということを特徴とする請求項20記載の方法。
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