JPH0229148B2 - Kaijofunojikantaiosetsuteishiurutaikakinko - Google Patents

Kaijofunojikantaiosetsuteishiurutaikakinko

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JPH0229148B2
JPH0229148B2 JP6004682A JP6004682A JPH0229148B2 JP H0229148 B2 JPH0229148 B2 JP H0229148B2 JP 6004682 A JP6004682 A JP 6004682A JP 6004682 A JP6004682 A JP 6004682A JP H0229148 B2 JPH0229148 B2 JP H0229148B2
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JP
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input
time
lockout
unlocking
locking
Prior art date
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Katsuhiro Yamanaka
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KINGU KOGYO KK
MAIKURO DEETA KK
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KINGU KOGYO KK
MAIKURO DEETA KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐火金庫に関し、特に通常の解錠操作
では解錠不能な時間帯を設定しうる耐火金庫に関
する。
従来の耐火金庫は、通常の定められた解錠番号
に基づく解錠操作を行なえばいかなる場合でも施
錠状態を解除することが可能であつた。したがつ
て、長期にわたつて、あるいは定期的に耐火金庫
を設定している事業所等が休暇をとる場合には、
通常の定められた解錠番号等の暗証信号を検知さ
れたり、あるいは解錠番号等の暗証信号を知つて
いる者が忍び込んだりすることによつて盗難にあ
う危険性があり、防盗性の面において十分ではな
いという欠点があつた。本発明はこの欠点を解消
した耐火金庫を提供することを目的とし、その特
徴は、通常の解錠番号等の暗証信号による解錠操
作によつては解錠しえない解錠不能時間帯の始期
と終期とを入力するために前記耐火金庫の前面等
の表面側に設けた入力装置と、この入力装置から
入力された前記始期及び終期を記憶するRAM等
の記憶手段と、タイマー回路から入力した時刻が
前記始期と一致した時に解錠不能状態設定信号を
出力する一方、前記タイマー回路から入力した時
刻が前記終期と一致したときに解錠不能状態解除
信号を出力するCPU等の制御手段と、この制御
手段から前記解錠不能状態設定信号が出力される
と、施錠駆動信号を出力して耐火金庫の扉背面に
設けたロツク機構のモーター等の駆動機構を施錠
状態に作動する施錠回路とを備えたところにあ
る。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
第1図において、1は耐火用コンクリート(図
示せず)が充填された金庫本体であり、これの前
面には耐火用コンクリート2(第7図参照)が充
填された扉3が一対の蝶番4,5によつて開閉自
在に取付けられている。前記扉3の前面側にはハ
ンドル6、シリンダ錠7が設けられるとともに、
化粧ケース8が固定されている、この化粧ケース
8には、ダイアル9が軸10によつて回転自在に
支持され、また、0から9までの数字と#、*を
表示した12個の操作ボタン11を有するキーボー
ド12、液晶表示により8桁のデジタル表示を行
なう表示部13及び開閉自在な乾電池収納部14
が設けられている。前記ダイアル9の軸10は、
前記化粧板8内に固定された上部ケース15及び
下部ケース16にも一対の軸受17,18を介し
て回転自在に支持されている。前記軸10には前
記各ケース15,16内に位置するように回転板
19が固定され、この回転板19の両面には磁気
遮蔽板20,21がそれぞれ固着されている。前
記各磁気遮蔽板20,21には、第4図に示した
ように、互いに対向する位置に切欠部22(一方
についてのみ図示)がそれぞれ設けられており、
これら切欠部22が最下方に位置したときに対応
するよう、上部ケース15にパツキン23を介し
てフエライト磁石24が取り付けられている。ま
た、下部ケース16には、前記フエライト磁石2
4に対向する位置にリードスイツチ25が取り付
けられている。したがつて、各磁気遮蔽板20,
21の切欠部22がフエライト磁石24及びリー
ドスイツチ25に対応位置すると、前記リードス
イツチ25がオン動作されることになる。回転板
19の周端部分には、第5図で明らかなように、
2進数の0、1、10、11を示す径方向に3列に並
べられたスリツト26,27,28が周方向に等
間隔に100列透設されている。すなわち、前記ス
リツト26が0を表わし、前記スリツト27が1
桁目の1を表わし、前記スリツト28が2桁目の
1を表わしているものであり、周方向には各列が
3.6度の回転角度毎に設けられているものである。
29,30,31は前記スリツト26,27,2
8に対応位置するよう取付基板32によつて上部
ケース15に取り付けられたホトトランジスタで
あり、下部ケース16にはこれら各ホトトランジ
スタ29,30,31とそれぞれ対向位置するよ
うに発光ダイオード33,34,35が取付基板
36を介して取り付けられている。したがつて、
すべてのホトトランジスタ29,30,31が受
光すれば11、各ホトトランジスタ29,31が受
光すれば10、各ホトトランジスタ30,31が受
光すれば1、ホトトランジスタ31のみが受光す
れば0の位置に、それぞれ回転板19が回転位置
していることを検出できる。そして、0、1、
10、11、0…の順に検出すれば反時計方向、0、
11、10、1、0…の順に検出すれば時計方向に回
転板19が回転していることを検出できる。ま
た、前述したように周方向には各スリツト26,
27,28の列が3.6度の回転角度毎に設けられ
ているから、各スリツト26,27,28の列数
を検出しカウントすることによつて回転板19の
回転量、すなわちダイアル9の回転量を検出でき
るものであり、この回転量は、回転角度3.6度を
1に変換して表示部13に2桁単位毎にデジタル
に表示されるものである。但し、本実施例におけ
るデジタル表示は停止位置からダイアル9を反転
すると、常にブランク、0、1、2、3、4…と
いうように表示されるものであり、絶体基準位置
を有しているものではない。したがつて、たとえ
ば10 20 30 40を表示部13に表示するには、時
計方向に43.2度回転し、反時計方向に79.2度回転
し、時計方向に115.2度回転し、反時計方向に
151.2度回転すればよいことになる。すなわち、
3列目の各スリツト26,27,28をカウント
してはじめて1が表示されるよう構成してある。
発光ダイオード33,34,35、ホトトランジ
スタ29,30,31、リードスイツチ25、回
転板19を備えたダイアル9は解錠番号を入力す
る入力装置として、また、キーボード12は解錠
不能時間帯を入力する入力装置として、さらに、
表示部13は出力装置として、それぞれ第7図に
示した化粧ケース8内に固定したIC基板37上
のマイクロプロセツサの制御手段たるCPU38
に電気的に接続されている(第8図参照)。そし
て第8図に示したように、前記CPU38は解錠
回路39、あるいは施錠回路40と電気的に接続
され、また、タイマー回路100、RAM101
及びROM102ともそれぞれアドレスバス、デ
ータバスによつて接続されている。前記両回路3
9,40は後述するロツク機構の駆動機構たるモ
ーター54と電気的に接続されている。なお、4
1は前述した各電子部品に供電するための乾電池
収納部14に収納された電池である。前記解錠回
路39は、前述したダイアル9から入力された解
錠番号が、あらかじめROM102に設定記憶さ
れている解錠番号と一致することが前記CPU3
8で確認されると解錠駆動信号を発し、モーター
54を正方向に1回転させるものである。また、
前記施錠回路40は、ダイアル9が同一方向に3
回以上回転したという検出信号がCPU38に入
力されて、前記CPU38から施錠信号が発せら
れると、この信号を受けて施錠駆動信号を発し、
モーター54を逆方向に1回転させるものであ
る。
前記タイマー回路100は、年、月、日、時、
分を計数するカレンダー時計機能を有しており、
その計数値は表示部13に、上位桁から2桁単位
で、月、日、時、分の順にデジタルに表示され
る。なお、年についてはうるう年を自動演算する
ために計数は行うが、前記表示部13への表示は
行なわれないものである。そして、前述の表示は
常時行なわれているものであるが、ダイアル9あ
るいはキーボード12から適正な入力がなされた
場合には、この入力値が前記表示部13に表示さ
れ、この間は表示されないものである。しかし、
月、日、時、分の表示は、前述の入力が完了して
所定時間後、たとえば15秒後に自動的に復活する
よう構成されている。また、このタイマー回路1
00を利用して、記憶手段たるRAM101に設
定した所定時刻とタイマー回路100から出力さ
れた時刻とがCPU38で一致したと判別された
場合に、この一致信号によつてチヤイム(図示せ
ず)により時報を鳴らすよう構成されている。前
記RAM101には、第9図のRAMマツプに示
したように、その各記憶領域に解錠不能時間帯
(以下、ロツクアウトと略称する)に関する各種
データが、ROM102に書き込まれた所定の手
順によつてキーボード12から入力され記憶され
ている。ここにおいて、年月日レジスタ103は
カレンダー表示を行なうための記憶領域、時分レ
ジスタ104は時刻表示を行なうための記憶領域
である。ロツクアウト開始時間105とロツクア
ウト完了時間106は、それぞれ時限的なロツク
アウトの始期あるいは終期を設定するための記憶
領域である。定期ロツクアウト週指定レジスタ1
07と定期ロツクアウト曜日指定レジスタ108
は、耐火金庫1を設置している事業所等が年間を
通じて週単位で特定の曜日に休日を設けている場
合、たとえば毎週日曜日が定休日とか、火曜日が
定休日の場合に、この休日の午前0時0分から午
後11時59分迄をロツクアウトとして設定するため
の記憶領域である。そして、前記週指定レジスタ
107は月の第何週目かを指定し、前記曜日指定
レジスタ108はその週の何曜日かを指定するも
のである。この週の指定は最高4週迄可能であ
り、また、全週という指定も可能なように構成さ
れている。ロツクアウト開始日109及びロツク
アウト完了日110は、事業所等において夏期休
暇等の不定期な休日を何日間か連続して設けた場
合に、その開始日の午前0時0分から完了日の午
後11時59分迄をロツクアウトとして設定するため
の記憶領域である。これら開始日及び完了日の指
定は、それぞれ月日をもつて行なうよう構成され
ている。施錠条件コード111は、施錠操作が前
述したダイアル9の手動操作によるか、あるい
は、解錠されてから所定時間後に自動的に後述す
るロツク機構のモーター54を施錠駆動させるこ
とによるかを選択するコードを設定するための記
憶領域である。また、この施錠条件コード111
は、手動施錠の場合にロツクアウト開始時に解錠
状態であると、この開始に連動して自動的に施錠
動作を行なうか、あるいは連動せず手動操作によ
つて施錠状態となすかも選択するコードを設定す
るものであり、この連動動作は施錠忘れを防止す
るうえで有効である。ロツクアウト解除コード入
力バツフアレジスタ112は、後述するロツクア
ウト解除コードを入力するバツフアを設定する記
憶領域である。ロツクアウト解除コード113
は、前記3種類の各ロツクアウト時に前述したダ
イアル9による解錠番号の入力を有効化にして、
解錠を行うことのできるコードを設定するための
記憶領域である。そして、RAM101に記憶さ
れているロツクアウトの始期と、表示部13にデ
ジタルに表示されているタイマー回路100が出
力した時刻とが一致すると、チヤイムが鳴るとと
もに、CPU38から解錠不能状態設定信号が出
力され、ダイアル9からの解錠番号の入力は無効
化され、ロツクアウト状態が開始する。また、こ
のとき解錠状態であつて施錠条件コードが自動施
錠か、あるいは手動施錠であつてもロツクアウト
連動に設定されていると、前記解錠不能状態設定
信号が施錠回路40に出力され、施錠回路40は
施動駆動信号を出力するものである。手動施錠か
つロツクアウト非連動の場合には、手動操作によ
つて施錠を行う必要がある。また、RAM101
に記憶されているロツクアウトの終期と、表示部
13にデジタルに表示されているタイマー回路1
00が出力した時刻とが一致すると、チヤイムが
鳴るとともに、CPU38から解錠不能状態解除
信号が出力され、ダイアル9からの解錠番号の入
力は有効化され、ロツクアウト状態が解除され
る。
次に、ロツク機構について説明する。第6図で
明らかなように、扉3の背面所定位置には、縦方
向に所定間隔をおいて一対のガイドピン42,4
3が突設され、これらガイドピン42,43に
は、金属板で形成されたスライド体44がその所
定位置に透設された一対の横長状長孔45,46
において横方向にスライド自在に嵌合支持されて
いる。そして前記スライド体44は、上部係合部
47と下部係合部48を有し、その一側部に縦方
向に所定間隔をおいて3本のロツド49,50,
51が固着されるとともに、スプリング52,5
3によつて常時第6図上右方向へ付勢されてい
る。このスプリング52,53の付勢力によつ
て、前記スライド体44は、その3本のロツド4
9,50,51が扉3の反蝶番側側面から突出し
て金庫本体1の一側壁1aに係合される状態(第
6図実線状態)とされ、このとき前記扉3はロツ
ク状態となるものである。54は扉3の背面に固
定されたベース板55に固定された正逆回転を行
なうモータであり、第8図に示したように、解錠
回路39及び施錠回路40の出力端と電気的に接
続されている。前記モーター54の出力軸には歯
車56が固着され、この歯車56は、ベース板5
5に固定された支持体(図示せず)に回転自在に
支持された、前記ベース板55と平行な回転軸5
8の一端部に固着された歯車59と噛合してい
る。前記回転軸58の他端部にはウオーム60が
固着され、このウオーム60は、前記ベース板5
5に回転自在に垂設された回転軸61に固着され
たウオーム歯車62と噛合している。なお、この
ウオーム歯車機構は逆方向にも回転力を伝達しう
るよう構成されている。また、前記回転軸61に
はU字状の切欠部63を有する円形のカム板64
が固着され、このカム板64はモーター54が正
方向に1回転すると、前述した各歯車によつて第
6図上反時計方向に半回転するものである。そし
て前記カム板64には、ベース板55に垂設され
た支持軸65に回動自在に枢支されたレバー66
の自由端が、前記レバー66と前記回転軸61と
の間に張設されたスプリング67の引張力により
付勢されて、当接している。前記ベース板55に
垂設された一対の支持板68,69には透孔がそ
れぞれ設けられ、ここにロツクバー70がスライ
ド自在に支持されている。前記ロツクバー70の
上面にはレバー66の回動径路上に位置するピン
71が設けられ、また前記支持板69との間には
スプリング72が張設されている。そして、前記
スプリング72の引張力によつて、前記ロツクバ
ー70は前記支持板69から突出する方向に付勢
され、これの突出状態時にはスライド体44の下
部係合部48の移動径路上に位置するものであ
り、これが施錠状態である。逆に、前記ロツクバ
ー70が前記支持板69に突入した第2図仮想線
状態が解錠状態である。
73はシリンダ錠7の係止板部であり、シリン
ダ錠7が解錠状態にあると突入し、施錠状態にあ
ると突出するものであり、突出したときには前記
スライド体44の上部係合部47の移動径路上に
位置するものである。したがつて、前述した扉3
のロツク状態時に、前記スライド体44の上部係
合部47がシリンダ錠7の係止板部73に係止さ
れ、下部係合部48がロツクバー70によつて係
止されると、前記スライド体44は第6図上左方
向への移動を阻止されるものである。また、前述
した係止板部73及びロツクバー70による各係
合部47,48の係止状態が解除されると、前記
スライド体44はスプリング52,53の付勢力
に抗して、第6図上左方向へ移動可能となる。
前記スライド体44の高さ方向やや上端よりに
は縦長状の長円孔74が透設され、この長円孔7
4にはピン75が遊嵌されている。前記ピン75
はアーム76の上端に固定され、このアーム76
の下端はハンドル6の軸77に嵌着固定されてい
る。したがつて、前記ロツクバー70及び前記シ
リンダ錠7がともに解錠状態にあるときに、前記
ハンドル6を第1図上時計方向に回動すると、前
記アーム76は軸77にともなわれて第6図上反
時計方向に回動し、前記ピン75が同図上左方向
へ移動することにより、スライド体44も同方向
へ移動して第6図仮想線状態になる。このとき、
3本のロツド49,50,51は金庫本体1の側
壁1aから離脱し、扉3は非ロツク状態となるも
のである。
78は係止板であり、前記扉3の背面所定位置
にピン79によつて回動自在に支持されている。
また前記係止片78は、スプリング80により第
6図上時計方向に回動するよう付勢されている。
そして、このスプリング80の付勢力によつて、
スライド体44が非ロツク状態位置(第6図仮想
線状態)に移動してくるとその第3の係合部81
を係止し、前記スライド体44の各スプリング5
2,53の付勢力による第6図上右方向への移動
を阻止する。82は移動ロツドであり、その先端
が前記係止片78と当接するとともに、その軸方
向に移動自在に前記扉3に支持されている。前記
移動ロツド82は、扉3の開閉動作に連動して移
動されるものであり、前記扉3が閉じられると、
第6図上右方向へ移動して前記係止片78を同図
上反時計方向に回動させるものである。したがつ
て、前記係止片78がスライド体44の第3の係
合部81を係止している非ロツク状態のときに扉
3が閉じられると、前記係止状態は解除されて前
記スライド体44は第7図上右方向へ移動可能と
なる。
続いて、上述した実施例の作用について説明す
る。
まず、通常の解錠操作によつて、第6図実線状
態の施錠状態から解錠状態とする場合について説
明する。ダイアル9を静止位置から任意の方向に
回転して、磁気遮蔽板20,21の切欠部22が
フエライト磁石24及びリードスイツチ25と対
応する位置まで回転すると、リードスイツチ25
がオン動作され、各回路に供電される。次に、ダ
イアル9をあらかじめ設定された8桁の解錠番号
にしたがつて、2桁ずつを単位として反転操作を
繰り返す。たとえば、解錠番号が12345678であつ
たとすれば、リードスイツチ25がオン動作され
た位置からダイアル9を反転すると、回転板19
が回転することによつて各スリツト26,27,
28列の移動が発光ダイオード33,34,35
及びホトトランジスタ29,30,31で検出さ
れ、回転板19の回転量がデジタル的に表示部1
3に表示され始めるから、12を表示したときに回
転を停止する。そして、再びダイアル9を反転し
て34が表示部13に表示されたらさらにダイアル
9を反転し、56が表示部13に表示されたらまた
さらにダイアル9を反転して78が表示部13に表
示されたところでダイアル9の回転を停止する。
この2桁ずつの表示は、新しい数字が表示される
毎に従来の数字は順次上の桁へシフトされて表示
されていくものである。このようにしてダイアル
9によつて正規の解錠番号が入力されると、
CPU38においてROMから送られてきたあらか
じめ設定された解錠番号と一致することが確認さ
れて、解錠信号が発せられ、この信号を受けて解
錠回路39からモーター54に解錠駆動信号が発
せられる。これによつて、モーター54が正方向
に1回転し、カム板64は前述の如く第6図上反
時計方向に半回転する。したがつて、移動してき
た切欠部63内にスプリング67の付勢力によつ
て突入したレバー66が、前記カム板64の回転
にともなわれて同図上、上方へ回動し、ピン71
を同図上、上方へ押動する。これによつてロツク
バー70はスプリング72の付勢力に抗して支持
板69に突入し、下部係合部48に対する係止状
態を解除する一方、レバー66が切欠部63から
脱却して第6図上仮想線状態に停止すると、ロツ
クバー70も同じく仮想線状態に停止する。続い
て、シリンダー錠7を解錠すると、その係止板部
73が突入して上部係合部47に対する係止状態
を解除する。ここで、ハンドル6を第1図上時計
方向に回動すれば、スライド体44が第6図実線
状態位置から第6図仮想線状態位置へと移動し、
3本のロツド49,50,51が金庫本体1の一
側壁1aから離脱して扉3内に突入する。これに
よりロツク状態は解除され、ここで前記扉3を開
くと、前記スライド体44は係止片78に係止さ
れて非ロツク状態(第6図仮想線状態)を維持す
る。
これを再びロツク状態とするには、まず扉3を
閉じると、移動ロツド82が金庫本体1の蝶番側
側壁に押動されて第6図上右方向に移動すること
により、係止片78がスプリング80の付勢力に
抗して回動され、前記スライド体44は前記係止
片78による係止状態が解除されて各スプリング
52,53の付勢力により第6図実線状態位置へ
と移動し、これにともなわれて3本のロツド4
9,50,51は扉3を突出して金庫本体1の一
側壁1aに係合する。次いで、シリンダー錠7を
施錠したうえ、ダイアル9を同一方向へ3回転以
上回転すればよい。すると、係止板部73が突出
する一方、モーター54が施錠駆動信号によつて
逆方向に1回転してレバー66を元位置に復帰さ
せ、ロツクバー70はスプリング72の付勢力に
よつて支持板69から突出することによつて、再
び第6図実線状態の施錠状態となり、扉3はロツ
ク状態となるものである。
また、ロツクアウトがRAM101に設定され
ており、その開始時期が到来すると、ロツクアウ
ト状態となつてその終期時刻に至るまでは、前述
した通常の解錠操作によつてはダイアル錠を解錠
することが不可能になる。このロツクアウト状態
時に解錠を行うには、キーボード12からRAM
101に設定されているロツクアウト解除コード
を入力すればよい。これによつて、ダイアル9に
よる解錠番号の入力が再び有効化され、前述した
通常の解錠操作が可能となるものである。
なお、上述した実施例ではロツク機構の駆動機
構はモーター54で構成したが、これをソレノイ
ドで構成することもできる。また、解錠操作はダ
イアル9で行つたがこれをキーボード12で行う
こともできる。さらに、ロツクアウトの休日指定
や連休指定における始期と終期は、午前0時0分
と午後11時59分とに設定したが、これを任意の時
間に設定しうるよう構成してもよい。
このようにして本発明によれば、所望の時間帯
や期日あるいは連続した数日間を指定して通常の
解錠操作では解錠が不能なように構成したから、
耐火金庫を設置した事業所等の休日等、管理者が
いない情況での防盗性を向上することができると
ともに、解錠不能時間帯であつてもロツクアウト
解除コードの入力によつて随意解錠が可能で便利
であるという効果を奏することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図は金
庫の全体正面図、第2図は化粧ケースの拡大斜視
図、第3図はダイアル回転量の検出機構を示す部
分断面図、第4図は回転板と磁気遮蔽板とを示す
正面図、第5図は回転板におけるスリツトの配置
状態を示す拡大展開図、第6図はロツク機構を示
す扉の背面図、第7図は一部を省略した扉の拡大
横断面図、第8図は全体の電気制御系統を示すブ
ロツク図、第9図はRAMマツプである。 1……金庫本体、3……扉、9……ダイアル、
12……キーボード、13……表示部、38……
CPU、39……解錠回路、40……施錠回路、
44……スライド体、54……モーター、64…
…カム板、66……レバー、70……ロツクバ
ー、78……係止片、100……タイマー回路、
101……RAM、102……ROM。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 耐火用物質を充填した本体と、同じく耐火用
    物質を充填し前記本体に開閉自在に取付けた扉
    と、この扉の背面側に設けたロツク機構とからな
    る耐火金庫において、通常の暗証信号による解錠
    操作によつては解錠しえない解錠不能時間帯の始
    期と終期及び解錠不能時間帯に解錠のための暗証
    信号の入力を有効化しうるロツクアウト解除コー
    ドを入力するために前記耐火金庫の表面側に設け
    た入力装置と、この入力装置から入力された前記
    始期及び前記終期を記憶するとともに、前記入力
    装置に対するロツクアウト解除コードの入力に先
    立つてあらかじめ適宜入力手段で入力されたロツ
    クアウト解除コードを記憶した記憶手段と、タイ
    マー回路から入力した時刻が前記始期と一致した
    時に解錠不能状態設定信号を出力する一方、前記
    タイマー回路から入力した時刻が前記終期と一致
    したときに解錠不能状態解除信号を出力する制御
    手段と、この制御手段から解錠状態時に前記解錠
    不能状態設定信号が入力されると、旋錠駆動信号
    を出力して前記ロツク機構の駆動機構を旋錠状態
    に作動する旋錠回路とを備えたことを特徴とする
    解錠不能時間帯を設定しうる耐火金庫。
JP6004682A 1982-04-10 1982-04-10 Kaijofunojikantaiosetsuteishiurutaikakinko Expired - Lifetime JPH0229148B2 (ja)

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