JPH02291480A - ポンプ/モータの容量制御機構 - Google Patents
ポンプ/モータの容量制御機構Info
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- JPH02291480A JPH02291480A JP1109844A JP10984489A JPH02291480A JP H02291480 A JPH02291480 A JP H02291480A JP 1109844 A JP1109844 A JP 1109844A JP 10984489 A JP10984489 A JP 10984489A JP H02291480 A JPH02291480 A JP H02291480A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/12—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by varying the length of stroke of the working members
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、進退部材の進退偏位量に対応させて容量を変
化させ得るように構成されたポンプ/モータに利用され
る容量制御機構に関するものである。
化させ得るように構成されたポンプ/モータに利用され
る容量制御機構に関するものである。
[従来の技術]
この種ポンプ/モータとして、例えば第5図に示すもの
がある。このものは、特願昭59−177074号にお
いて提案されている静圧タイプのポンプ/モータで、第
1の部材101と第2の部材102との相対回転に伴わ
せて流体流出入用の空間103の容積を増減させるこ七
によりポンプ?能またはモータ機能を営み得るように構
成されている。そして、前記両部材101、102の一
方を支持する進退部材104を回転軸心と直交する方向
に往復動作させて両部材相互の偏心量を調節することに
より、その容量を変化させることができるようになって
いる。
がある。このものは、特願昭59−177074号にお
いて提案されている静圧タイプのポンプ/モータで、第
1の部材101と第2の部材102との相対回転に伴わ
せて流体流出入用の空間103の容積を増減させるこ七
によりポンプ?能またはモータ機能を営み得るように構
成されている。そして、前記両部材101、102の一
方を支持する進退部材104を回転軸心と直交する方向
に往復動作させて両部材相互の偏心量を調節することに
より、その容量を変化させることができるようになって
いる。
また、そのための偏心制御機構として、人力手段(図で
は電気的なデジタル信号を機械的な変位量に変換するス
テッピングモータ)105と、この入力手段105の制
御量に比例させて前記進退部材104を往復動作させる
サーボ機構106とを備えている。サーボ機構106は
、シリンダ室107aエ (107a2)に流体圧を導
入することにより進退部材104を前進(後退)方向に
付勢し得るアクチュエータ107、(107■)と、前
記進退部材104に沿って配置され操作人力を受けて該
進退部材104と同一方向に往復動作する作動杆108
と、この作動杆108および前記進退部材104の相互
に対向する部位にそれぞれ設けたラック歯109、11
0と、これら両ラツク歯109、110間に配設され前
記作動杆108と平行な方向に往復運動可能なスプール
111と、このスプール111に軸着され前記両ラック
歯109、110に噛合するアイドルギャ112と、前
記スプール111が中立位置にある場合には前記両アク
チュエータ1071 、107。をロックしておき前記
作動杆108の移動により前記スプール111が非中立
位置へ移動した際に前記アクチュエータ107t (
1072)を該スプール111が中立位置に戻る方向へ
作動させ得るように切換わる液体圧回路113とから構
成されている。
は電気的なデジタル信号を機械的な変位量に変換するス
テッピングモータ)105と、この入力手段105の制
御量に比例させて前記進退部材104を往復動作させる
サーボ機構106とを備えている。サーボ機構106は
、シリンダ室107aエ (107a2)に流体圧を導
入することにより進退部材104を前進(後退)方向に
付勢し得るアクチュエータ107、(107■)と、前
記進退部材104に沿って配置され操作人力を受けて該
進退部材104と同一方向に往復動作する作動杆108
と、この作動杆108および前記進退部材104の相互
に対向する部位にそれぞれ設けたラック歯109、11
0と、これら両ラツク歯109、110間に配設され前
記作動杆108と平行な方向に往復運動可能なスプール
111と、このスプール111に軸着され前記両ラック
歯109、110に噛合するアイドルギャ112と、前
記スプール111が中立位置にある場合には前記両アク
チュエータ1071 、107。をロックしておき前記
作動杆108の移動により前記スプール111が非中立
位置へ移動した際に前記アクチュエータ107t (
1072)を該スプール111が中立位置に戻る方向へ
作動させ得るように切換わる液体圧回路113とから構
成されている。
またこの他、可変容量式の斜板式ポンプ等においても、
容量制御機構は前述と略同様で、外部にサーボシリンダ
を有し、このサーボシリンダで進退部材に取り付けたア
クチュエータを駆動するとともに、進退部材の出力変位
をリンク機構等を介して前記サーボシリンダにフィード
バックするようにしている。
容量制御機構は前述と略同様で、外部にサーボシリンダ
を有し、このサーボシリンダで進退部材に取り付けたア
クチュエータを駆動するとともに、進退部材の出力変位
をリンク機構等を介して前記サーボシリンダにフィード
バックするようにしている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、このように進退部材の出力変位をラックピニオ
ン(或いはリンク)等の中間機構によってスプールにフ
ィードバックするように構成すると、ポンプ本体の周辺
に容量制御機構を構成するための大きなスペースが必要
になる。このため、ポンプの大形化や重量増加を招き、
それに伴ってコスト高、組立工数の増大等の不具合も避
けられなくなる。また、性能的にも、リンク機構等のガ
タつきやヒステリシスによって安定性、高速性、分解能
等が損なわれ易《なり、信頼性や耐久性にも問題を生じ
る。
ン(或いはリンク)等の中間機構によってスプールにフ
ィードバックするように構成すると、ポンプ本体の周辺
に容量制御機構を構成するための大きなスペースが必要
になる。このため、ポンプの大形化や重量増加を招き、
それに伴ってコスト高、組立工数の増大等の不具合も避
けられなくなる。また、性能的にも、リンク機構等のガ
タつきやヒステリシスによって安定性、高速性、分解能
等が損なわれ易《なり、信頼性や耐久性にも問題を生じ
る。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので
あって、機械的な中間機構を排斥することにより、かか
る不具合をことごとく解消することを目的としている。
あって、機械的な中間機構を排斥することにより、かか
る不具合をことごとく解消することを目的としている。
し課題を解決するための手段]
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような構
成を採用したものである。
成を採用したものである。
すなわち、本発明に係るポンプ/モータの容量制御機構
は、進退部材の進退偏位量に対応させて容量を変化させ
得るように構成されたポンプ/モータに適用されるもの
であって、前記進退部材に設けた第1のシリンダ室に流
体圧が導入された場合に該進退部材を前進方向に付勢す
る第1のアクチュエータと、この第1のアクチュエータ
に対向する位置において前記進退部材に設けた第2のシ
リンダ室に流体圧が導入された場合に該進退部材を後退
方向に付勢する第2のアクチュエータと、前記進退部材
に穿設された進退方向に平行な軸心を有するスプール保
持孔と、このスプール保持孔に摺動可能に嵌合され外周
に高圧流体源に接続された高圧溝および低圧域に開放さ
れた低圧溝を有してなるスプールと、このスプールを進
退駆動する人力手段と、一端を前記第1のシリンダ室に
連通させ他端を前記スプール保持孔の内周であってスプ
ールの前進時に高圧溝に連通し後退時に低圧溝に連通し
得る部位に開口させた第1の圧力導入路と、一端を前記
第2のシリンダ室に連通させ他端を前記スプール保持孔
の内周であってスプールの後退時に高圧溝に連通し前進
時に低圧溝に連通し得る部位に開口させた第2の圧力導
入路とを設けてなることを特徴としている。
は、進退部材の進退偏位量に対応させて容量を変化させ
得るように構成されたポンプ/モータに適用されるもの
であって、前記進退部材に設けた第1のシリンダ室に流
体圧が導入された場合に該進退部材を前進方向に付勢す
る第1のアクチュエータと、この第1のアクチュエータ
に対向する位置において前記進退部材に設けた第2のシ
リンダ室に流体圧が導入された場合に該進退部材を後退
方向に付勢する第2のアクチュエータと、前記進退部材
に穿設された進退方向に平行な軸心を有するスプール保
持孔と、このスプール保持孔に摺動可能に嵌合され外周
に高圧流体源に接続された高圧溝および低圧域に開放さ
れた低圧溝を有してなるスプールと、このスプールを進
退駆動する人力手段と、一端を前記第1のシリンダ室に
連通させ他端を前記スプール保持孔の内周であってスプ
ールの前進時に高圧溝に連通し後退時に低圧溝に連通し
得る部位に開口させた第1の圧力導入路と、一端を前記
第2のシリンダ室に連通させ他端を前記スプール保持孔
の内周であってスプールの後退時に高圧溝に連通し前進
時に低圧溝に連通し得る部位に開口させた第2の圧力導
入路とを設けてなることを特徴としている。
[作用]
スプールが前進すると、第1のシリンダ室に流体圧が導
入され第2のシリンダ室が低圧域に開放されるので、進
退部材はスプールに追従してその移動量に等しい距離だ
け前進する。逆に、スプールが後退すると、第2のシリ
ンダ室に流体圧が導入され第1のシリンダ室が低圧域に
開放されるので、進退部材はスプールに追従してその移
動量に等しい距離だけ後退する。
入され第2のシリンダ室が低圧域に開放されるので、進
退部材はスプールに追従してその移動量に等しい距離だ
け前進する。逆に、スプールが後退すると、第2のシリ
ンダ室に流体圧が導入され第1のシリンダ室が低圧域に
開放されるので、進退部材はスプールに追従してその移
動量に等しい距離だけ後退する。
しかして、本発明によると、進退部材の内部にスプール
を始めとして容量制御機構の殆ど全ての要素を収容でき
るため、従来に比して極めて簡易な構造が実現可能とな
る。しかも、このものはスプールと進退部材との相対的
位置関係だけで自己フィードバック系が構成されるので
、機械的な中間機構を設ける必要がなくなる。したがっ
て、従来より中間機構がもたらしていた制御上の種々の
不具合が一挙に解消されることになる。
を始めとして容量制御機構の殆ど全ての要素を収容でき
るため、従来に比して極めて簡易な構造が実現可能とな
る。しかも、このものはスプールと進退部材との相対的
位置関係だけで自己フィードバック系が構成されるので
、機械的な中間機構を設ける必要がなくなる。したがっ
て、従来より中間機構がもたらしていた制御上の種々の
不具合が一挙に解消されることになる。
[実施例コ
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例の容量制御機構は、例えば第5図に示した静
圧タイプのポンプ/モータに適用されるもので、第1図
および第2図に示すように進退部材1の中央にその進退
方向に沿って大径な貫通孔2が穿設してあり、該貫通孔
2に、別体につくったセンタブロック3が圧入されてい
る。また、この貫通孔2から両側に偏位した部位には、
それぞれ互いに拮抗関係にある第1のアクチュエータ4
、4及び第2のアクチュエータ5、5が構成されている
。第1のアクチュエータ4は、第1図において進退部材
1の右端面にシリンダボア6を凹設し、このシリンダボ
ア6に、外方端をハウジング内壁部7、に固定したピス
トン8を摺動可能に嵌合させることにより第1のシリン
ダ室9を形成してなる。そして、この第1のシリンダ室
9に流体圧が導入された場合に、前記進退部材1を図中
左方へ前進付勢する役割をなしている。また、第2のア
?チュエータ5は、第1図において進退部材1の左端面
にシリンダボア10を凹設し、このシリンダボア10に
、外方端をハウジング内壁部72に固定したピストン1
2を摺動可能に嵌合させることにより第2のシリンダ室
13を形成してなる。
圧タイプのポンプ/モータに適用されるもので、第1図
および第2図に示すように進退部材1の中央にその進退
方向に沿って大径な貫通孔2が穿設してあり、該貫通孔
2に、別体につくったセンタブロック3が圧入されてい
る。また、この貫通孔2から両側に偏位した部位には、
それぞれ互いに拮抗関係にある第1のアクチュエータ4
、4及び第2のアクチュエータ5、5が構成されている
。第1のアクチュエータ4は、第1図において進退部材
1の右端面にシリンダボア6を凹設し、このシリンダボ
ア6に、外方端をハウジング内壁部7、に固定したピス
トン8を摺動可能に嵌合させることにより第1のシリン
ダ室9を形成してなる。そして、この第1のシリンダ室
9に流体圧が導入された場合に、前記進退部材1を図中
左方へ前進付勢する役割をなしている。また、第2のア
?チュエータ5は、第1図において進退部材1の左端面
にシリンダボア10を凹設し、このシリンダボア10に
、外方端をハウジング内壁部72に固定したピストン1
2を摺動可能に嵌合させることにより第2のシリンダ室
13を形成してなる。
そして、この第2のシリンダ室13に流体圧が導入され
た場合に、前記進退部材1を図中右方へ後退付勢する役
割をなしている。
た場合に、前記進退部材1を図中右方へ後退付勢する役
割をなしている。
一方、前記センタブロック3には進退方向に平行な軸心
を有するスプール保持孔14が穿設してあり、このスプ
ール保持孔14に摺動可能にスプール15を嵌装してい
る。スプール15は、その外周に、中央に幅広に設けた
高圧溝16と、その両側にランドを隔てて設けた中間溝
171、172と、さらにその両側にランドを隔てて設
けた低圧溝181、18■とを有している。これに対し
て、スプール保持孔14の内周は、第1図に示す中立位
置において、前記高圧溝16に開口する高圧ボート19
と、前記中間溝171に開口する第1のボート20と、
前記中間溝17■に開口する?2のポート21と、前記
低圧溝181、18■にそれぞれ開口するドレンポート
221、222とが設けてある。そして、前記第1のポ
ート20と前記第1のシリンダ室9とを進退部材1の内
部において第1の圧力導入路23によって接続するとと
もに、前記第2のポート21と前記第2のシリンダ室1
3とを進退部材1の内部において第2の圧力導入路24
によって接続している。なお、進退部材の中にはポンプ
/モータ本体を外部と連絡する図示しない流体流通路が
対をなして設けられており、これらの流体流通路は高・
低圧が定まらず使用状態に応じて反転することがある。
を有するスプール保持孔14が穿設してあり、このスプ
ール保持孔14に摺動可能にスプール15を嵌装してい
る。スプール15は、その外周に、中央に幅広に設けた
高圧溝16と、その両側にランドを隔てて設けた中間溝
171、172と、さらにその両側にランドを隔てて設
けた低圧溝181、18■とを有している。これに対し
て、スプール保持孔14の内周は、第1図に示す中立位
置において、前記高圧溝16に開口する高圧ボート19
と、前記中間溝171に開口する第1のボート20と、
前記中間溝17■に開口する?2のポート21と、前記
低圧溝181、18■にそれぞれ開口するドレンポート
221、222とが設けてある。そして、前記第1のポ
ート20と前記第1のシリンダ室9とを進退部材1の内
部において第1の圧力導入路23によって接続するとと
もに、前記第2のポート21と前記第2のシリンダ室1
3とを進退部材1の内部において第2の圧力導入路24
によって接続している。なお、進退部材の中にはポンプ
/モータ本体を外部と連絡する図示しない流体流通路が
対をなして設けられており、これらの流体流通路は高・
低圧が定まらず使用状態に応じて反転することがある。
このため、この容量制御機構は、前記高圧ポート1つを
シャトル弁によって両流体流通路に接続し、何れかの流
体流通路から常に高圧を導くことができるように設けて
いる。そして、ドレンボート221、222をそれぞれ
タンクに連通させている。
シャトル弁によって両流体流通路に接続し、何れかの流
体流通路から常に高圧を導くことができるように設けて
いる。そして、ドレンボート221、222をそれぞれ
タンクに連通させている。
また、前記スプール15の右端には端板25が取着して
あり、この端板25と前記進退部材1の凹設端部26と
の間にスプリング27を弾設して?る。そして、ハウジ
ング7を貫通して該ハウジング7内に外部から挿入した
入力手段であるコマンドロッド28に対し、該ロッド2
8の先端に前記スプール端板25をスプリング力により
オフセットさせることによって、そのコマンド位置にス
プール15が常時、正確に保持され得るようにしている
。
あり、この端板25と前記進退部材1の凹設端部26と
の間にスプリング27を弾設して?る。そして、ハウジ
ング7を貫通して該ハウジング7内に外部から挿入した
入力手段であるコマンドロッド28に対し、該ロッド2
8の先端に前記スプール端板25をスプリング力により
オフセットさせることによって、そのコマンド位置にス
プール15が常時、正確に保持され得るようにしている
。
次に、本実施例の作動を説明する。第1図に示す中立位
置からコマンドロッド28を通じて入力信号が加えられ
、スプール15が前進すると、第3図に示すように第1
のポート20が高圧溝16に連通ずるため、第1の圧力
導入路23を介して第1のシリンダ室9に流体圧が導入
される。一方、第2のポート21は低圧溝18■に連通
ずるため、第2の圧力導入路24を介して第2のシリン
ダ室13が低圧域に開放される。このため、進退部材1
は前進方向に付勢されてスプール15に追従する。そし
て、その移動量が、先に移動したスプール15の移動量
に等しくなったとき、該スプール15が進退部材1に対
して相対的に中立な状態に復帰するため、作動圧が消え
て進退部材1は停止する。逆に、第1図に示す中立位置
からスプール15が後退すると、第4図に示すように第
2のボート21が高圧溝16に連通ずるため、第2の圧
力導入路24を介して第2のシリンダ室13に流体圧が
導入される。一方、第1のポート20は低圧溝18、に
連通ずるため、第1の圧力導入路23を介して第1のシ
リンダ室9が低圧域に開放される。このため、進退部材
1は後退方向に付勢されてスプール15に追従する。そ
して、その移動量が、先に移動したスプールの移動量に
等しくなったとき、該スプール15が進退部材1に対し
て相対的に中立な状態に復帰するため、作動圧が消えて
進退部材1は停止する。
置からコマンドロッド28を通じて入力信号が加えられ
、スプール15が前進すると、第3図に示すように第1
のポート20が高圧溝16に連通ずるため、第1の圧力
導入路23を介して第1のシリンダ室9に流体圧が導入
される。一方、第2のポート21は低圧溝18■に連通
ずるため、第2の圧力導入路24を介して第2のシリン
ダ室13が低圧域に開放される。このため、進退部材1
は前進方向に付勢されてスプール15に追従する。そし
て、その移動量が、先に移動したスプール15の移動量
に等しくなったとき、該スプール15が進退部材1に対
して相対的に中立な状態に復帰するため、作動圧が消え
て進退部材1は停止する。逆に、第1図に示す中立位置
からスプール15が後退すると、第4図に示すように第
2のボート21が高圧溝16に連通ずるため、第2の圧
力導入路24を介して第2のシリンダ室13に流体圧が
導入される。一方、第1のポート20は低圧溝18、に
連通ずるため、第1の圧力導入路23を介して第1のシ
リンダ室9が低圧域に開放される。このため、進退部材
1は後退方向に付勢されてスプール15に追従する。そ
して、その移動量が、先に移動したスプールの移動量に
等しくなったとき、該スプール15が進退部材1に対し
て相対的に中立な状態に復帰するため、作動圧が消えて
進退部材1は停止する。
このようにして、進退部材1はコマンドロツド28に加
えられる入力信号に正確に応動して進退偏位し、ポンプ
(モータ)容量を変化させ得ることになる。しかして、
このような構成であれば、第1図を第5図を比較対照し
ても明らかなように、進退部材1の中に容量制御機構の
構成要素の殆ど全てが収容されることになる。このため
、ポンブ/モータ本体に及ぼす重量やサイズの増大は僅
かで済み、これに伴う部品点数やコストの低減化、組立
工数の削減等も同時に果たすことができる。
えられる入力信号に正確に応動して進退偏位し、ポンプ
(モータ)容量を変化させ得ることになる。しかして、
このような構成であれば、第1図を第5図を比較対照し
ても明らかなように、進退部材1の中に容量制御機構の
構成要素の殆ど全てが収容されることになる。このため
、ポンブ/モータ本体に及ぼす重量やサイズの増大は僅
かで済み、これに伴う部品点数やコストの低減化、組立
工数の削減等も同時に果たすことができる。
しかも、自己フィードバック系がスプール15と進退部
材1との相対的位置関係のみによって構成されるため、
性能的にガタつきやヒステリシスがなくなる。これによ
り、制御速度、応答性、分解能等が高められ、安定性や
耐久性にも優れたものにすることができる。
材1との相対的位置関係のみによって構成されるため、
性能的にガタつきやヒステリシスがなくなる。これによ
り、制御速度、応答性、分解能等が高められ、安定性や
耐久性にも優れたものにすることができる。
なお、スプールは直接ハウジング外に貫通させ外部の入
力手段に接続するようにしても構わない。
力手段に接続するようにしても構わない。
しかしながら、図のように構成しておけば、コマンドロ
ッドに多少のガタつき等があったにしてもスプールに伝
わることがないため、加工上好都合となる。また、高、
低圧溝と圧力導入路との位置関係は図示例に限定されな
いのは勿論であり、種々の態様で実施することが可能で
ある。さらに、上記実施例では進退部材内に設けられて
いる対をなす流体流通路のうち高圧側を高圧ポートに接
続しているが、低圧側を利用するようにしても有効な制
御を行い得る場合もある。さらにまた、この容量制御機
構が斜板式や斜軸式など他のポンプ/モータに利用でき
ることは勿論であり、その他、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
ッドに多少のガタつき等があったにしてもスプールに伝
わることがないため、加工上好都合となる。また、高、
低圧溝と圧力導入路との位置関係は図示例に限定されな
いのは勿論であり、種々の態様で実施することが可能で
ある。さらに、上記実施例では進退部材内に設けられて
いる対をなす流体流通路のうち高圧側を高圧ポートに接
続しているが、低圧側を利用するようにしても有効な制
御を行い得る場合もある。さらにまた、この容量制御機
構が斜板式や斜軸式など他のポンプ/モータに利用でき
ることは勿論であり、その他、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果]
本発明は、以上のようにして中間機構を用いずに自己フ
ィードバック系を構成することができるので、従来から
中間機構が招いていた不具合を解消し、コンパクトで高
性能なポンプ/モータの容量制御機構を提供できるもの
である。
ィードバック系を構成することができるので、従来から
中間機構が招いていた不具合を解消し、コンパクトで高
性能なポンプ/モータの容量制御機構を提供できるもの
である。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は正
断面図、第2図は第1図中■−■線に沿う側断面図、第
3図および第4図はそれぞれ模式的な作用説明図である
。また、第5図は従来例をポンプ/モータに適用された
状態で示す全体断面図である。 1・・・進退部材 4・・・第1のアクチュエータ 5・・・第2のアクチュエータ 6・・・第1のシリンダ室 13・・・第2のシリンダ室 14・・・スプール保持孔 15・・・スプール 16・・・高圧溝 18, 、182・・・低圧溝 23・・・第1の圧力導入路 24・・・第2の圧力導入路 28・・・入力手段(コマンドロツ
断面図、第2図は第1図中■−■線に沿う側断面図、第
3図および第4図はそれぞれ模式的な作用説明図である
。また、第5図は従来例をポンプ/モータに適用された
状態で示す全体断面図である。 1・・・進退部材 4・・・第1のアクチュエータ 5・・・第2のアクチュエータ 6・・・第1のシリンダ室 13・・・第2のシリンダ室 14・・・スプール保持孔 15・・・スプール 16・・・高圧溝 18, 、182・・・低圧溝 23・・・第1の圧力導入路 24・・・第2の圧力導入路 28・・・入力手段(コマンドロツ
Claims (1)
- 進退部材の進退偏位量に対応させて容量を変化させ得
るように構成されたポンプ/モータに適用されるもので
あって、前記進退部材に設けた第1のシリンダ室に流体
圧が導入された場合に該進退部材を前進方向に付勢する
第1のアクチュエータと、この第1のアクチュエータに
対向する位置において前記進退部材に設けた第2のシリ
ンダ室に流体圧が導入された場合に該進退部材を後退方
向に付勢する第2のアクチュエータと、前記進退部材に
穿設された進退方向に平行な軸心を有するスプール保持
孔と、このスプール保持孔に摺動可能に嵌合され外周に
高圧流体源に接続された高圧溝および低圧域に開放され
た低圧溝を有してなるスプールと、このスプールを進退
駆動する入力手段と、一端を前記第1のシリンダ室に連
通させ他端を前記スプール保持孔の内周であってスプー
ルの前進時に高圧溝に連通し後退時に低圧溝に連通し得
る部位に開口させた第1の圧力導入路と、一端を前記第
2のシリンダ室に連通させ他端を前記スプール保持孔の
内周であってスプールの後退時に高圧溝に連通し前進時
に低圧溝に連通し得る部位に開口させた第2の圧力導入
路とを設けてなることを特徴とするポンプ/モータの容
量制御機構。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1109844A JPH073220B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | ポンプ/モータの容量制御機構 |
CN90101905A CN1018377B (zh) | 1989-04-29 | 1990-04-03 | 泵或马达的容量控制机构 |
US07/514,485 US5138932A (en) | 1989-04-29 | 1990-04-25 | Pump/motor control mechanism |
DE69006900T DE69006900T2 (de) | 1989-04-29 | 1990-04-26 | Pumpe/Motor-Steuerungsmechanismus. |
EP90304530A EP0396328B1 (en) | 1989-04-29 | 1990-04-26 | A pump/motor control mechanism |
KR1019900005976A KR940002623B1 (ko) | 1989-04-29 | 1990-04-27 | 펌프/모우터의 용량제어기구 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1109844A JPH073220B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | ポンプ/モータの容量制御機構 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02291480A true JPH02291480A (ja) | 1990-12-03 |
JPH073220B2 JPH073220B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=14520632
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1109844A Expired - Fee Related JPH073220B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | ポンプ/モータの容量制御機構 |
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EP (1) | EP0396328B1 (ja) |
JP (1) | JPH073220B2 (ja) |
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CN (1) | CN1018377B (ja) |
DE (1) | DE69006900T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102817637A (zh) * | 2012-08-06 | 2012-12-12 | 北京航空航天大学 | 一种基于滑阀的气动汽车发动机配气机构 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3043433B1 (fr) * | 2015-11-10 | 2017-12-08 | Poclain Hydraulics Ind | Dispositif de distribution pour une machine hydraulique et machine hydraulique equipee d'un tel dispositif |
CN116241426B (zh) * | 2022-09-08 | 2023-10-13 | 南京卓益控制技术有限公司 | 液压系统的油压电控机构及变量泵 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB812711A (en) * | 1956-05-17 | 1959-04-29 | Automotive Prod Co Ltd | Improvements in or relating to liquid pressure servo-motor systems |
US2033464A (en) * | 1933-05-08 | 1936-03-10 | Oilgear Co | Pump and motor |
US2718877A (en) * | 1954-05-07 | 1955-09-27 | Northrop Aircraft Inc | Hydraulic servo with integral equalization |
US2840045A (en) * | 1956-08-08 | 1958-06-24 | Oilgear Co | Control for hydrodynamic machines |
US2939653A (en) * | 1956-10-31 | 1960-06-07 | Westinghouse Electric Corp | Flight control system |
US3020890A (en) * | 1959-07-20 | 1962-02-13 | Oilgear Co | Pump control valve with bypass |
US3026854A (en) * | 1959-07-20 | 1962-03-27 | Oilgear Co | Pump control |
US3216454A (en) * | 1963-07-08 | 1965-11-09 | Lockheed Aircraft Corp | Gain adjuster for servomechanisms |
DE2337481C2 (de) * | 1973-07-24 | 1982-05-13 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Folgesteuereinrichtung für eine verstellbare Pumpe |
DE2654526C3 (de) * | 1976-12-02 | 1982-09-30 | G. Düsterloh GmbH, 4322 Sprockhövel | Hydrostatische Radialkolbenmaschine |
CN1010968B (zh) * | 1985-11-12 | 1990-12-26 | 株式会社岛津制作所 | 伺服机构 |
-
1989
- 1989-04-29 JP JP1109844A patent/JPH073220B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-04-03 CN CN90101905A patent/CN1018377B/zh not_active Expired
- 1990-04-25 US US07/514,485 patent/US5138932A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-04-26 DE DE69006900T patent/DE69006900T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-04-26 EP EP90304530A patent/EP0396328B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-04-27 KR KR1019900005976A patent/KR940002623B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102817637A (zh) * | 2012-08-06 | 2012-12-12 | 北京航空航天大学 | 一种基于滑阀的气动汽车发动机配气机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69006900D1 (de) | 1994-04-07 |
EP0396328B1 (en) | 1994-03-02 |
US5138932A (en) | 1992-08-18 |
DE69006900T2 (de) | 1994-06-30 |
CN1046778A (zh) | 1990-11-07 |
JPH073220B2 (ja) | 1995-01-18 |
KR900016614A (ko) | 1990-11-14 |
CN1018377B (zh) | 1992-09-23 |
EP0396328A1 (en) | 1990-11-07 |
KR940002623B1 (ko) | 1994-03-26 |
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