JPH02290118A - 電線積雪氷結防止具 - Google Patents

電線積雪氷結防止具

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JPH02290118A
JPH02290118A JP1110469A JP11046989A JPH02290118A JP H02290118 A JPH02290118 A JP H02290118A JP 1110469 A JP1110469 A JP 1110469A JP 11046989 A JP11046989 A JP 11046989A JP H02290118 A JPH02290118 A JP H02290118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
electric wire
deicer
cylindrical body
prevention device
Prior art date
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Pending
Application number
JP1110469A
Other languages
English (en)
Inventor
Seijiro Isoi
礒井 誠二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISOI HARUYO
Original Assignee
ISOI HARUYO
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電線積雪氷結防止具に関するものである。
[従来技術] 高電圧用の電線には時には直径500m程度の氷が氷結
する。このため電線が切れたり、又この氷に風が当たっ
て電線を支えている鉄塔が倒れたりすることがある。こ
のような不具合に対して何等の対策が立てられていない
のが現状である。
[発明が解決しようとする課題] この発明は簡単な構造で電線の積雪氷結を防止する電線
積雪氷結防止具の提供を課題とする。
[課題を解決するための技術的手段] 上記の課題を解決するためこの発明の電線積雪氷結防止
具は貫通孔を有し、この貫通孔に挿通された電線に対し
て回動可能の筒状体からなり、筒状体の外形は外形面に
雪が積もると雪の重量により電線に対し不釣合モーメン
トが生じ筒状体が回転して雪を落下させるような形状に
形成されている。
[作用] この電線積雪氷結防止具に雪が積ると雪の重さにより電
線積雪氷結防止具が回転する。このため電線積雪氷結防
止具に積もった雪は容易に電線積雪氷結防止具から落下
するので電線の積雪、氷結は防止される。
[実施例] 以下実施例を示す図面によりこの発明を説明する。第1
〜3図は第1実施例の電線積雪氷結防止具10を示す。
電線積雪氷結防止具10は貫通孔10aを有する筒状体
10bとして形成ざれその外周面には半径方向に突出す
る突出稜10c、1Qdが対向して設けられ、筒状体の
軸方向に延出している。突出稜10c,10dの高さ及
び長さは同じである。貫通孔10aの直径は電線1の外
径より大きく設定され、筒状体1bは突出稜10C、1
0dとともに電線1に対じ回動可能になっている。突出
稜10c、10dは空洞10fを有する。筒状体10b
の長さは電線1が湾曲している場合にこの湾曲部に電線
積雪氷結防止具10が挿通されても貫通孔1.0aの内
周面が湾曲部に接触して電線積雪氷結防止具10の回動
を妨げることがないような寸法に設定されている。筒状
体1obは突出稜10G、10dより長くなっていて、
突出稜10C、10dの両端から少し突出している。こ
れは電線積雪氷結防止具10を第3図に示すように電線
1に連接状態で取り付けた場合に筒状体10bの端部の
接触面積を小さくして電線積雪氷結防止具10の電線1
に対する回動能力の低下を防止するためである。電線積
雪氷結防止具10の材料としては電気的絶縁性を有する
もの、例えばポリウレタン、ポリエチレンが使用される
電線積雪氷結防止具10は分割線10eにより平面状に
展開可能になっており、その際突出稜10Cの先喘で接
続している。電線1に電線積雪氷結防止具10を取り付
けるにはこの展開状態にある電線積雪氷結防止具10の
貫通孔10aを電線1に被せて分割線10eの両側を接
触させ突出稜10dの先端をシールする。
電線1に取り付けた電線積雪氷結防止具10に雪が積も
ると雪は突出稜10G、10dに同じ重量で積もらない
から沢山積もった方の突出稜が下方に回動して積もった
雪を重力で落、す。雪が落ちると反対側の突出稜が下方
に回動してこれに積もった雪を落す。
第4図は第2実施例の電線積雪氷結防止具2oの平面図
を示す。電線積雪氷結防止具20では突出稜20c、2
0dは捩じられている。このように突出稜20c、20
dを捩じっておくと電線方向の分速度を持つ風が突出稜
20c、20dに当たると突出稜20c、20dは回転
するので突出稜20c、20dに雪は積もり難くなり、
又仮に積もっても積もった雪は遠心力で飛ばされる。2
Qa、20bはそれぞれ貫通孔、筒状体を示す。
貫通孔20aの直径は電線1の外径より大きい。
第5図は第3実施例の電線積雪氷結防止具30の正面図
を示す。電線積雪氷結防止具30では突出稜30C、3
0dの高さが違っており、かつ低い方の突出稜30dに
はウェイト30eを取り付けて重量的に不釣合の状態に
しておく。こうすると電線に直角方向に風が当たった場
合に風の強弱により電線積雪氷結防止具30は回転する
か、揺動する。このため突出稜30c,30dには雪が
積もり難くなる。又仮に積もっても電線積雪氷結防止具
30は回転して雪を振り落す。30a、3obはそれぞ
れ貫通孔、筒状体を示す。貫通孔30aの直径は電線1
の外径より大きい。
第6図は第4実施例の電線積雪氷結防止具40の正面図
を示す。電線積雪氷結防止具40は第2実施例と第3実
施例とを組み合せたものである。
即ち突出稜40c、40dが捩じられており、がつ突出
稜40c,40dの高さ又は長さが違っており、側面積
の小ざい方の突出稜にウェイト40eを取り付けてある
。このため電線1にどの方向から風が吹いてきても電線
積雪氷結防止具4oは回転するか、揺動するので電線積
雪氷結防止具40には雪が積もり難くなる。又仮に積も
っても電線積雪氷結防止具40は回転して雪を振り落す
40a,40bはそれぞれ貫通孔、筒状体を示す。
貫通孔40aの直径は電線1の外径より大きい。
突出稜の数は上記のように2個に限定されないが、2個
の場合が最も除雪、氷結防止の効果が大きい。なお、電
線積雪氷結防止具全体に氷結防止剤を塗布しておくと除
雪、氷結防止の効果はさらに高くなる。
この電線積雪氷結防止具は鳥が電線に休止するのを防止
する効果もある。
[効果] この発明の電線積雪氷結防止具は上記の構成を有するの
で次のような優れた効果を有する。
(イ)電線積雪氷結防止具は電線に対じ回動自在なので
電線積雪氷結防止具に雪が積もってもすぐに落下する。
従って電線の積雪、氷結は完全に防止される。
(口)電線に雪が氷結することがないので電線が切れた
り、氷結した電線に風が当たって鉄塔が倒れるような災
害がなくなる。
(ハ)鳥が休止しても回転するので鳥は休止できなくな
る。従って鳥は飛来しなくなるので、各種の鳥害を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電線に装着した状態での第1実施例の正断面図
を示す。第2図は第1図のA−Δ線断面図を示す。第3
図は第1実施例を電線に連接した場合の斜視図を示す。 第4図は第2実施例の平面図を示す。第5図は第3実施
例の正面図を示す。 第6図は第4実施例の正面図を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 貫通孔を有し、この貫通孔に挿通された電線に対して回
    動可能の筒状体からなり、筒状体の外形は外形面に雪が
    積もると雪の重量により電線に対し不釣合モーメントが
    生じ筒状体が回転して雪を落下させるような形状に形成
    されていることを特徴とする電線積雪氷結防止具。
JP1110469A 1989-04-28 1989-04-28 電線積雪氷結防止具 Pending JPH02290118A (ja)

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JP1110469A JPH02290118A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 電線積雪氷結防止具

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JP1110469A JPH02290118A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 電線積雪氷結防止具

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