JPH02289885A - 画像形成装置に於けるブレードクリーニング方法 - Google Patents

画像形成装置に於けるブレードクリーニング方法

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JPH02289885A
JPH02289885A JP27487789A JP27487789A JPH02289885A JP H02289885 A JPH02289885 A JP H02289885A JP 27487789 A JP27487789 A JP 27487789A JP 27487789 A JP27487789 A JP 27487789A JP H02289885 A JPH02289885 A JP H02289885A
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image
cleaning
toner
blade
latent image
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JP27487789A
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Hiroshi Kawano
川野 浩
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真複写機、ファクシミリ,レーザプリン
ター等の画像形成装置における感光体表面に残留するト
ナーのブレードクリーニング方法に関する. (従来技術) 従来の画像形成装置に於ける感光体上に残留するトナー
のクリーニング装置としては、クリーニングブレードを
感光体に加圧接触させることにより、残トナーを掻き取
るブレード方式と,トナーと異極に帯電させたロール状
のブラシを感光体に接触させ回転させることにより,電
気的に残トナーを感光体上から引き離すファーブラシ方
式と、またこれら2方式を両方備えた方式などがある。
2方式を両方備えた方式の場合,ファーブラシにより大
部分の清掃を行なった後,クリーニングブレードにより
完全なる清掃を行なうことが知られている. クリーニングブレードは、画像を形成する過程において
、感光体表面に常に加圧接触した状態におかれている.
このため,クリーニングブレードのエッジは感光体表面
との摩擦により徐々に摩耗していくが,この過程におい
てエッジ部の摩耗の仕方は均一でなく部分的に異常摩耗
することがある.異常摩耗が発生すると画像に黒すじ等
のクリーニング不良が発生しやすくなる.この原因の一
つとしてブレードエッジ部と感光体表面との摩擦増大に
よるブレードのスティック・スリップ現象でおこるビビ
リ振動が挙げられる。一般にクリーニングの際,ブレー
ドエッジ部と感光体との間には残トナーが介在し、両者
間の摩擦係数をある程度押えてる役目をしている。しか
し、原稿サイズが小さい場合等には感光体の不必要な領
域はイレーサによって電荷が除去され、 トナー現象が
為されないことか,また、ブレードクリーニング前工程
にあるブラシクリーニングにより、残トナーの8.9割
は清掃されているなどのことから、ブレードへの残トナ
ー人力量は接触面で一定せず、またほとんどない場合も
生ずる.そして、画像形成サイズが小さいコピーや、ト
ナー転写量が少ないコピーなどが続くと、ブレードと感
光体との間にトナーがなくなり、摩擦の増大してブレー
ドはスティック・スリップ現象を起しビビリ等の不具合
が発生する.これによりブレードエッジ部の破損、異常
摩耗が起りやすくなるという問題点があった。
(発明が解決しようとする課M) 本発明は、上記した従来の問題を解消し、ブレードエッ
ジの異常摩耗を確実に防止できる画像形成装置のブレー
ドクリーニング方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する本発明の構成は次の如くである。
(1)感光体表面を帯電し、不要電荷をイレーサーで除
去し、そして画像露光で静tU潜像を形成し、該潜像を
トナー現像し,転写紙に転写し、その後感光体表面の残
トナーをクリーニングブレードを有するクリーニング装
置により清掃する画像形成装置において、画像現像幅の
全幅に亘って前記イレーサーを停止してイレース領域の
一部に静電潜像を形成し、該潜像をトナー現像後、未転
写のまま前記クリーニング装置に入力させてクリーニン
グブレードにより清掃することを特徴とする画像形成装
置のブレードクリーニング方法.(2)感光体表面を帯
電し,不要電荷をイレーサーで除去し、そして画像露光
で静電潜像を形成し、該潜像をトナー現像し、転写紙に
転写し、その後感光体表面の残トナーをクリーニングブ
レードを有するクリーニング装置により清掃する画像形
成装置において、画像現像幅が最大画像現像幅よりも狭
い複写が数回続いたとき、画像現像幅の全幅に亘って前
記イレーサを停止してイレース領域の一部に静電潜像を
形成し,該潜像をトナー現像後、未転写のまま前記クリ
ーニング装置に入力させてクリーニングブレードにより
清掃することを特徴とする画像形成装置のブレードクリ
ーニング方法。
(3)感光体表面を帯電し、不要電荷をイレーサーで除
去し、そして画像露光で静i!!潜像を形成し、該潜像
をトナー現像し、転写紙に転写し、その後感光体表面の
残トナーを感光体移動方向ファーブラシとクリーニング
ブレードが順次配置されたクリーニング装置により清掃
する画像形成装置において、所定の複写間隔で画像現像
幅の全幅に互って前記イレーサを停止してイレース領域
の一部に静電潜像を形成し、該潜像をトナー現像後、未
転写のまま前記クリーニング装置に入力させると同時に
ファーブラシのクリーニング機能を一時停止させること
により,クリーニングブレードにより清掃することを特
徴とする画像形成装置のブレードクリーニング方法. (4)感光体表面を帯電し,発光するイレーサーで不要
電荷を除去し,そして画像露光で静電潜像を形成し、該
潜像をトナー現像し、転写紙に転写し、その後感光体表
面の残トナーをクリーニングブレードを有するクリーニ
ング装置により清掃する画像形成装直において、所定の
複写間隔で画像現像幅の全幅に亘ってイレース領域の一
部に電荷の弱い静電潜像を形成し,該潜像をトナー現像
後,未転写のまま前記クリーニング装置に入力させてク
リーニングブレードにより清掃することを特徴とする画
像形成装置のブレードクリーニング方法。
(5)前記イレーサーの発光量を減ずることが、イレー
サーの発光部を覆い位置と退避する位置との間で移動可
能な半透明部材を覆い位置に移動することである請求項
4に記載のブレードクリーニング方法. (6)前記イレーサーの発光量を減ずることが、イレー
サーの発光部をある間隔で配置された多数の発光体から
成るランプ群を複数並列して設けており、その少なくと
も一つのランプ群を消灯することである請求項4に記載
のブレードクリーニング方法. (作 用) 上記構成によれば、通常の画像形成とは別にイレース領
域の一部にトナー像を作り、そのトナー像をそのままク
リーニング装置に入力させるので、ブレードと感光体と
の摩擦が増大することを防止でき,異常摩耗もなくなる
、 (実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は電子写真複写機の画像形成プロセスの概略説明
図である.感光体1は中心Oのまわりを矢印方向に回転
する.感光体1は回転途中帯電チャ=ジャ2により正ま
たは負の電荷を均一に与えられる.次にイレーサー3に
より必要以外の領域にはトナーを付着させないようLE
Dを点灯させ感光体上に光を当てることにより、正また
は負の電荷を逃す。次に原稿からの反射光4はミラーを
通り感光体1上に達し,r6光体表面に原稿の画像濃度
に対応した原稿と逆像の静電潜像が形成される.次に現
像装置5により,感光体上の静電潜像にトナーを付着さ
せ可視像を形成する.図示していない給紙部より搬送さ
れてきた転写紙は,レジストローラ13によって感光体
1との転写タイミングを合わされ、転写チャージャ6へ
と送りだされる.転写チャージャ6で感光体の可視像を
転写された転写紙は分離部7において感光体1と分離さ
れ,搬送部8を通り,定着部9で定着され排出される。
一方、感光体は転写部チャージャで可視像を転写紙に転
写した後、クリーニング装[10において、感光体1上
の残トナーをクリーニングされ,クエッチングチャージ
ャ−11により均一に帯電されたのち、除電ランプ12
で前面露光を行ない感光体上の残留電位をゼロにし,次
の像形成に備える。
第2図は感光体1上に残留するトナーのクリーニング装
1ii10の正面図である。トナークリーニングの機構
について概要を説明すると、まず、プレクリーニングチ
ャージャ−21によりトナーと同極の電荷を与えられた
感光体1上の残留トナーをファーブラシ22で掻き取り
、この掻き取られたトナーはバイアスローラー23に印
加されたI〜ナーと異極の電荷により静電的にファーブ
ラシ22からバイアスローラ23の表面に移動する。次
にスクレーパ−24によってバイアスローラ23の表面
のトナーを掻き落し、このトナーは回収コイル25によ
ってクリーニング装置外へ搬送される. ファーブラシ22で除去されなかった感光体」二のトナ
ーは中央1点支持で揺動機構を持つクリーニングブレー
ド26で掻き落される。このクリーニングブレード26
にはエッジに付着したトナー紙粉等を除去するためのブ
レードクリーナー27が設けてある. クリーニングブレード26は画像形成過程において感光
体1の表面に常に加圧接触状態におかれている.このた
め,ブレードのエッジは感光体との摩擦により,徐々に
摩耗していくがこの過程においてエッジの摩耗の仕方に
均一でなく部分的に異常摩耗することがある.異常摩耗
状態になると画像に黒筋が発生しやすくなる.この異常
摩耗の原因としてはブレード材質のばらつき,感光体上
,の突起物の影響等多々考えられるが,その一つに,ク
リーニングブレード26と感光体1との間の摩擦力の不
均一があげられる. 前記したように,ファーブラシ22で除去されなかった
残留トナーの内.約20%がクリーニングブレード26
のエッジに移動するが,この際、ブレードエッジと感光
体の間のわずかな隙間にはいこみ、ブレードと感光体表
面との間の摩擦の大きさを低減してブレードエッジの保
護作用がある.しかしながら,画像形成過程において転
写する転写紙の幅が感光体1の幅に対して狭い場合、イ
レーサー3により有効画像幅以外はトナー現像されない
ようにLEDを点灯させ電位を消去しているため、クリ
ーニング装置において残トナーが侵入していない位置が
できる.この位置でクリーニングブレード26はトナー
はトナー空拭き状態となり,感光体1との摩擦が大きく
なり,ブレード自体にビビリ等が生じ、ブレードエッジ
の破損,異常摩耗の原因になる。
そこで本発明は,感光体1上で,イレーサー3のLED
を全点灯することによって作られるイレース領域の一部
にある時間、最大有効画像幅のしEDを消灯させること
により、静電潜像を形成させトナー現像し、これを転写
チャージャ6で転写させずにクリーニング装置10に入
力させ,クリーニングブレード26全幅に均一にトナー
が入力してくるような状態を作る.これによりブレード
エッジと感光体との間の摩擦が増大せず、トナーによる
ブレードエッジの保護を行ない、摩擦増大によるブレー
ドエッジの破損、異常摩耗等を防止することができる。
以下に、上記作用をもたらす為のイレーサーの制御につ
いて説明を行なう.第3図は転写紙の幅が最大有効画像
の幅にたいして小さい場合のイレーサーの動作の説明斜
視図である。イレーサーは多数のLEDで構成されてお
り、それぞれ単独で点灯を制御され、照射幅の細かな制
御を可能にしている.従って,斜線で示す帯電チャージ
ャ2による帯電領域は、イレーサー3を通過すると,L
EDの点灯によってイレースした点線の斜線で示すイレ
ース領域と,黒点で示すイレースしていない静電潜像領
域とに分けられる.また、点線は転写紙の大きさを示し
ている.イレースのタイミングはサイドイレースの場合
、有効画像幅と転写紙のサイズを比較して小さい方の幅
でイレースは場を決定している.先・後端イレースは転
写紙より前及び転写紙よりも後の領域でレースランプを
全て点灯させ、感光体表面電位を消去している.そのタ
イミングはメインモータと同期し,メインモータON時
点灯し,メインモータOFF時消灯する6また,コピー
中は画像先端と画像後端つまり画像領域でコントロール
される.本発明による静電潜像領域の作成は第4図に示
すように転写紙の後端イレース領域の一部に第5図な示
す時間Tだけ,最大有効画像幅のLFDを消灯させる。
かくして、イレース領域の一部に最大有効画像幅の潜像
を形成でき、これをトナー現像、転写せずにクリーニン
グ装置10へ入力させれば、ブレードエッジの異常摩耗
を防止できる。
ところで,摩耗防止用のトナー像は最大サイズの転写紙
をコピーしているときにはその残トナーが全幅にわたっ
てブレードまで達し、ステックスリップ現象が起りにく
くあまり問題にならない。
よって、このようなときイレース領域に静電潜像を形成
し,トナー現像した摩擦低減用のトナーをクリーニング
装置10に入力させることは、有効でなく、むしろムダ
なトナーを消費したりする.そこで、本発明では最大有
効画像幅に対し,短い幅の画像のコピーが数枚続いたと
き、イレース領域に最大有効画像幅にわたって静電潜像
を形成し、これをトナー現像して未転写のままクリーニ
ング装置10へ入力させる.なお、最大有効画像幅に対
して短い幅の画像は,転写紙のサイズ,イレーサへの信
号等から簡単に知ることができる.かく構成すれば、ブ
レードエッジが摩耗する危険が生じたときにのみ、トナ
ーを入力させるので,ムダなトナーの消費が少なく、し
かも異常摩耗をより確実に防止できる. かくして、ブレードエッジの異常摩耗が防止できるが、
上記した実施例のようにイレーサ−3を前消灯し、静電
潜像を形成させる場合、感光体1上の全電位をトナー現
像するため,最大量のトナーが感光体1に付着した状態
を作ることになる.そして、そのトナー像は転写しない
ため,現像装Iit5からクリーニング装置10まで感
光体1が保持しなければならない.このため,通常の複
写動作と比較してトナーが飛散しやすいという問題があ
る. トナーが飛散すると、感光体の回りの帯電チャージャに
トナーが付着して放電効率の低下や放電ムラを生ゼしぬ
たり、除電ランプ12やイレーサー3の発光部を汚して
画像品質を劣化させる等の悪影響が発生する. そこで,本発明ではイレース領域に少ない電荷の静電潜
像を形成し,これをトナー現像すると、少ないトナー量
の可視像ができる.このトナー像を転写せずにクリーニ
ング装置10へ入力させることによりブレードエッジの
異常摩耗を防止する.次に,少ない電荷の静電潜像を形
成する実施例について説明する. 第6図において、イレーサー3は一列に並べた多数のL
ED30を有する第1ランプ群31と第2ランプ群32
を有し,第1ランプ群31と第2ランプ群32の両方を
作動する場合と片方のみを作動する場合の2段階で発生
量を変えられるように構成している.そして,イレーサ
ー3は通常動作時において第1ランプ群31と第2ラン
プ群32を同制御で発光させることにより、除電に十分
な発光量の光をを感光体に照射する,数枚のコピー間隔
ごとにイレース領域の一部に静電潜像を形成するときは
ある時間どちらかのランプ群の例えば第7図では第1ラ
ンプ群の最大転写サイズ幅のLEDを消灯させることに
より,除電効果を下げ、弱い静電潜像、すなわち電荷の
少ない静電潜像を形成することができる6 第8図は,本発明の他の実施例を示し,本例では数枚の
コピー間隔をおいて感光体1上でイレーサー3を点灯す
ることによって作られるイレース領域の一部にある時間
LEDの光路上に光量を減じさせる.例えばフイルム、
フィルタ等の半透明部材41を挿入する。そして、この
半透明部材41の挿入時にイレーサ−3の光量が落ち、
イレース領域の一部に電荷の少ない静電潜像が形成する
ことができる. この半透明部材41は、その一側縁がイレーサー3の発
光面に接した状態で、支持部材42の下端に保持されて
いる.支持部材42は支点43を中心として回動可能に
装着され、上端にはソレノイド44が連結されている,
そして.支持部材42はイレーサー3との間に嵌装され
た押圧スプリング45及びソレノイド44と支持部材4
2を挟むようにして対向して設けられた引っ張りスプリ
ング46によって、支点43を中心に半時計方向の回動
力が付勢されているが、ソレノイド44が伸びた位置で
保持されている. ここで、第9図に示すように、ソレノイド44を励磁さ
れて引かれると、支持部材42は抑圧スプリング45及
び引っ張りスプリング46の作用に抗して支点43を中
心に時計方向に回動し、半透明部材41がイレーサー3
の発光面との接触された状態で発光面を覆う。このとき
、半透明部材41のエッジがイレーサー3の発光面を摺
接し、その面に付着したトナー等の汚れを掻き落すと共
にイレーサ−3の光量を落してイレース領域の一部に電
荷の少ない静電潜像を形成する。そして.この静電潜像
をトナー現像し、未転写の状態でクリーニング装置10
へ入力させることにより、クリーニングブレード26の
異常摩耗を防止できる。
かくして,上記構成によれば,ソレノイド44のON,
OFFでイレース領域の一部に静電潜像を形成でき、し
かもそのとき半透明部材41がイレーサ−3の発光面の
清掃を行なうので,極めて有利である. 弱い静電潜像を形成する更に別の実施例としては,イレ
ース領域での帯電チャージャ2に印加する電圧あるいは
電流を下げるとともに,イレーサー3をある時間最大画
像幅のLEDを消灯させることでも可能である.このと
き,帯電チャージャ2の帯電電位の静電潜像が形成され
るが,帯電電位自体が低いので少ない電荷の静電潜像が
形成される.なお、第10図はその場合の1枚コビ−時
におけるイレースのタイミングチャートである.第11
図は,その具体例を示し、チャージャワイヤ51とグリ
ッドワイヤ52によるスコロトロン方式の帯電チャージ
ャ2のパワーパックからの出力は、別々であってチャー
ジャワイヤ5lへは定電流が出力され、グリッドワイヤ
52へは定電圧が出力される.この場合、グリッドワイ
ヤ52にはある電圧が設定値として印加されているが,
汚れ等でチャージャワイヤ51からの放電量が変化して
も、グリッド電流が変化し、グリッドワイヤ52の電位
は一定に保持される.なお、点線は電流の流れを示して
いる.これにより,感光体1への帯電を安定化している
. また第12図に示すように適正画像を得るため、感光体
表面電位を変化させることができるようにメイン制御板
61においてグリッド電圧をある電圧の割合で数十ステ
ップに分割した電圧が可変出力される. そこで,グリッド電圧を通常のコピーの設定値よりも低
い値にシフトすることにより、感光体表面電位を変化さ
せ,数枚のコピー間隔でイレース領域の一部に弱い静電
潜像を形成できる。なお、第13図はその場合の1枚コ
ピー時におけるイレースのタイミングチャートである。
かくして,弱い静電潜像を作ることで,トナー飛散を大
幅に改善すると共にトナーをクリーニング装110に入
力させることで、ブレードの異常摩耗を防止できる. ところで,クリーニング装置が第2図に示すように,フ
ァーブラシ22とクリーニングブレード26とを備えて
いる場合、残トナーの8〜9割がファーブラシ22に清
掃される。従って,クリーニングブレード26への残ト
ナーの入力量はごく僅かであり、ほとんどない場合も生
ずる.そこで、本発明ではイレース領域に最大有効画像
幅にわたって静電潜像を形成し,これをトナー現像して
未転写のままクリーニング装置に入力させると同時にフ
ァーブラシ22のクリーニング機能を一時停止させる.
従って、クリーニング装置10に入力されるトナーはク
リーニングブレード26に安定して均一な状態でクリー
ニングブレード26によって清掃される。なお,ファー
ブラシ22のクリーニング機能を一時停止させる方法と
してはバイアスローラ23に印加した電圧を一時切るこ
とが簡単で有利であるが、ファーブラシ22を感光体1
から接離可能に装着し,一時的に感光体1から離すよう
にしてもよい、 かく構成されたブレードクリーニング方法は,クリーニ
ングブレード26に安定して均一にトナーが入力してく
る状態を作るようになっているので、ブレードエッジと
感光体1との摩擦係数は一様に低く押さえられ,ブレー
ドエッジの異常摩耗等を防止できる.特に、上記した実
施例のように、弱い静電潜像を作る場合はトナー量が少
ないので、有利である。
ところで、イレース領域に形成する静電潜像は、最大画
像幅よりも小さい幅のコピーが数枚続いた後に行なうこ
とが好ましいことは先に説明した。
しかし,最大画像幅より小さい幅のコピーにおいても大
小数種のコピーが得られる画像形成装置は多い.この場
合、画像形成サイズの小さいモードのコピーほど,イレ
ース領域の幅が大きくなり,トナー現像されない領域が
大きくなる.それだけブレードエッジと感光体表面の摩
擦が増大する。
従って、画像形成サイズの大小においてイレース領域に
作成する潜像の頻度を変え、小さいサイズほど、潜像作
成の間隔を短くすることがより有利である. そこで,本発明ではコピー時のサイドイレース点灯数が
多いほど、画像形成サイズが小さいことを利用して次の
ように制御している. LED1つにおける点灯幅が2.5閣、全LEDの数が
185個のイレーサー3を用いている場合、コピー時の
サイズイレースに置いてその点灯数はA3サイズで18
個、B4サイズで42個、A4サイズで68個、BSサ
イズで84個になる.ここで、第14図に示すように.
サイドイレース点灯数をカウントし,カウント数がある
数Xを超えたときに、クリーニング装置にトナーを入力
されるための潜像形成する. かく構成すると,画像形成サイズの小さいコピーほど、
カウント数が多いので、ある数X間で達する間隔が短く
なる.たとえば,Xを1000に設定した場合、B5サ
イズコピーで12枚、A4サイズコビーで15枚、B4
サイズコビーで24枚,A3サイズコピー56枚間隔に
なる.勿論、各種のサイズのコピーした場合でも、各サ
イズのサイドイレース時の点灯数をカウントし、総数が
1000を超えれば,イレース領域に潜像を形成すれば
よい.なお、上記の画像形成装置の最大画像サイズ幅が
A3サイズのときA3サイズをコビーすれば、イレース
領域での潜像を作成しなくともよい.しかし、第15図
に示すようにイレース領域の幅は最大画像サイズの幅よ
りも広くなっている場合が多く,このような場合にはイ
レース領域の全幅にわたってトナー像を作り、クリーニ
ング装110へ入力させることでクリーニングブレード
の前幅に対し異常摩耗を防止できる.最大画像サイズ幅
外のクリーニングブレードの摩耗は画像品質にはたいし
て影響しないが,その部分の摩耗でクリーニング不良が
激しくなってしまうと、帯電チャージャ等へ悪影響を与
える恐れが生じるが,このような問題も解消できる. ところで、クリーニングブレードのステックスリップ現
象はトナーが少ないと起きるため、例えば文字原稿等の
必要トナー量の少ないコピーが続いたときも小サイズの
サイドイレースほどではないが危険である. そこで,必要トナー量の少ないコピーが続いたとき、イ
レース領域に静電潜像を形成するようにしてもよい.こ
の場合,必要トナー量の少ないコビーを検知する手段が
必要である.この検知は,第1図に示すような原稿の光
像を直接、感光体1に結像させる複写機では難しいが,
デジタル複写機やレーザプリンタ等の画像を電気信号に
変換する機器においては画像情報量の多い少ないが検出
できる.従って,画像情報量が所定値より多いか少ない
かを判断し、少ないコピーが続いた場合にイレース領域
に静電潜像を形成してもよい.以上、本発明の好ましい
実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定
されず、各種改変できるものである. 例えば,クリーニング装置はファーブラシとクリーニン
グブレードを備えたものに限らず、クリーニングブレー
ドだけの装置においても適用できる.またクリーニング
ブレードは感光体に対し,トレーリング方向に圧接させ
たものだけに限らず、カウンタ方向に圧接させたものに
も適用できる.羞一米 上記構成によれば,本発明はトナーによるクリーニング
ブレードのエッジを保護を行い,j1!擦増大によるク
リーニングブレードの異常摩耗を防止することができた
【図面の簡単な説明】
第1図は、電子写真複写機の画像形成のプロセスの概略
説明図、第2図は第1図のクリーニング装置の正面図、
第3図は転写紙の幅が感光体よりも小さい場合のイレー
サ動作説明図、第4図は第3図の展開図、第5図は1枚
のコピー時のイレースのタイミングチャート,第6図は
本発明の別の実施例を示すイレーサの斜視図、第7図は
その実施例の1枚のコピー時のイレースのタイミングチ
ャート、第8図は本発明のさらに別の実施例を示すイレ
ーサの正面図,第9図はその作動時を示す正面図、第1
0図はその実施例の1枚のコピー時のイレースのタイミ
ングチャート、第11図は本発明のさらに別の実施例を
示す帯電器の断面図、第12図は本発明のさらに別の実
施例を示す帯電器の電源回路図,第13図はその実施例
の1枚のコピー時のイレースのタイミングチャート、第
14図は本発明のさらに別の実施例を示す制御フロ一で
ある. 2・・ 3・・ 10・・ 22・・ 26・・ 感光体ドラム 帯電器 イレーサ クリーニング装置 ファーブラシ クリーニングブレード 第4図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体表面を帯電し、不要電荷をイレーサーで除
    去し、そして画像露光で静電潜像を形成し、該潜像をト
    ナー現像し、転写紙に転写し、その後感光体表面の残ト
    ナーをクリーニングブレードを有するクリーニング装置
    により清掃する画像形成装置において、 画像現像幅の全幅に亘って前記イレーサー を停止してイレース領域の一部に静電潜像を形成し、該
    潜像をトナー現像後、未転写のまま前記クリーニング装
    置に入力させてクリーニングブレードにより清掃するこ
    とを特徴とする画像形成装置のブレードクリーニング方
    法。
  2. (2)感光体表面を帯電し、不要電荷をイレーサーで除
    去し、そして画像露光で静電潜像を形成し、該潜像をト
    ナー現像し、転写紙に転写し、その後感光体表面の残ト
    ナーをクリーニングブレードを有するクリーニング装置
    により清掃する画像形成装置において、 画像現像幅が最大画像現像幅よりも狭い複 写が数回続いたとき、画像現像幅の全幅に亘って前記イ
    レーサを停止してイレース領域の一部に静電潜像を形成
    し、該潜像をトナー現像後、未転写のまま前記クリーニ
    ング装置に入力させてクリーニングプレートにより清掃
    することを特徴とする画像形成装置のブレードクリーニ
    ング方法。
  3. (3)感光体表面を帯電し、不要電荷をイレーサーで除
    去し、そして画像露光で静電潜像を形成し、該潜像をト
    ナー現像し、転写紙に転写し、その後感光体表面の残ト
    ナーを感光体移動方向ファーブラシとクリーニングブレ
    ードが順次配置されたクリーニング装置により清掃する
    画像形成装置において、 所定の複写間隔で画像現像幅の全幅に亘っ て前記イレーサを停止してイレース領域の一部に静電潜
    像を形成し、該潜像をトナー現像後、未転写のまま前記
    クリーニング装置に入力させると同時にファーブラシの
    クリーニング機能を一時停止させることにより、クリー
    ニングブレードにより清掃することを特徴とする画像形
    成装置のブレードクリーニング方法。
  4. (4)感光体表面を帯電し、発光するイレーサーで不要
    電荷を除去し、そして画像露光で静電潜像を形成し、該
    潜像をトナー現像し、転写紙に転写し、その後感光体表
    面の残トナーをクリーニングブレードを有するクリーニ
    ング装置により清掃する画像形成装置において、所定の
    複写間隔で画像現像幅の全幅に亘っ てイレース領域の一部に電荷の弱い静電潜像を形成し、
    該潜像をトナー現像後、未転写のまま前記クリーニング
    装置に入力させてクリーニングブレードにより清掃する
    ことを特徴とする画像形成装置のブレードクリーニング
    方法。
  5. (5)前記イレーサーの発光量を減ずることが、イレー
    サーの発光部を覆い位置と退避する位置との間で移動可
    能な半透明部材を覆い位置に移動することである請求項
    4に記載のブレードクリーニング方法。
  6. (6)前記イレーサーの発光量を減ずることが、イレー
    サーの発光部をある間隔で配置された多数の発光体から
    成るランプ群を複数並列して設けており、その少なくと
    も一つのランプ群を消灯することである請求項4に記載
    のブレードクリーニング方法。
JP27487789A 1989-01-13 1989-10-24 画像形成装置に於けるブレードクリーニング方法 Pending JPH02289885A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011215549A (ja) * 2010-04-02 2011-10-27 Canon Inc 画像形成装置

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