JPH02289866A - 電荷像の記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は高い解像度を有する電荷像の記録方法に関する
． （従来の技術） 近年になって高画質・高解像度の再生画像に対する要望
が高まるのに応じて．テレビジョン方式についても，い
わゆるＥＤＴＶ．ＨＤＴＶなどの新しい諸方式が提案さ
れて来ていることも周知のとおりであるが、高画質・高
解像度の再生画像が得られるようにするためには，高画
質・高解像度の再生画像を再生させつるような映像信号
を発生させることのできる撮像装置が必要とされるが、
撮像素子として撮像管が使用されている撮像装置におい
ては、撮像管における電子ビーム径の微小化に限界があ
るために、電子ビーム径の微小化による高解像度化が望
めないこと、及び，撮像管のターゲット容量はターゲッ
ト面積と対応して増大するものであるために、ターゲッ
ト面積の増大による高解像度化も実現することができな
いこと，また，例えば動画の撮像装置の場合には高解像
度化に伴って映像信号の周波数帯域が数十ＭＨｚ〜数百
Ｍ　Ｈ　ｚ以上にもなるためにＳ／Ｎの点で問題になる
，等の理由によって，撮像装置により高画質・高解像度
の再生画像を再生させつるような映像信号を発生させる
ことは困難である．このように，従来の撮像装誼はそれ
の構成のために不可欠な撮像素子の存在によって，高画
質・高解像度の再生画像を再生させうるような映像信号
を良好に発生させることはできなかったが，前記の点を
解決するために，本出願人会社では先に、被写体の光学
像が撮像レンズを介して入射される透明電極と，前記し
た透明電極を透過した被写体の光学像が与えられる光導
電層部材と，前記した透明電極との間に電界を形成させ
るための電極を備えるとともに光導電層部材と前記の電
極との間の電界と対応して発生した電荷を保持する電荷
保持層を有する記録媒体《記録媒体は，例えば電荷保持
層として機能する絶縁層と電極との積層構造のものであ
り，前記した絶縁層はその上に付着した電荷を長時間に
わたって保持できるような極めて高い絶縁抵抗値を有す
るような材料（例えばシリコン樹脂）を用いて作られる
｝とにより，前記した記録媒体における電荷保持層部材
に記録の対象にされている情報信号と対応する電荷像を
形成させるようにした電荷像による撮像型記録装置につ
いての提案を行っている． また、近年，各種の情報信号を高い記録密度で記録する
ことについての要望が高まるのにつれて、色々な構成原
理や動作原理に基づいて作られた記録媒体を用いて情報
信号の高密度記録再生が行われるようになったことは周
知のとおりであり，例えば、記録媒体の信号面に情報信
号に応じた凹凸を形成させ゛Ｃ情翰信号の記録を行い，
記録された情報信号を光学的な手段によって再生するよ
うにしたり．あるいは静電容量値の変化の検出によって
再生するようにした記録再生装置は、映像信号や音声信
号の記録再生用として既に実用されており，また、各種
の技術分野における高密度記録再生の要求に応じるため
に，記録媒体の記録層に情報信号によって強度変調され
た記録用ビームを照射することにより、記録媒体におけ
る記録層に情報信号に応じた物理変化あるいは化学変化
を生じさせて情報信号の記録が行われるようにした記録
媒体についても研究が行われるようになったが、本出願
人会社では、記録の対象にされる情報による光学像が透
明電極を介して与えられる光導電層部材と、前記した透
明電極との間に電界を形成させるための電極を備えると
ともに光導電層部材と前記の電極との間の電界と対応し
て発生した電荷を保持する電荷保持層を有する記録媒体
（記録媒体は、例えば電荷保持層として機能する絶縁層
と電極との積層構造のものであり、前記した絶歎層はそ
の上に付着した電荷を長時間にわたって保持できるよう
な極めて高い絶縁抵抗値を有するような材料（例えばシ
リコン樹脂）を用いて作られる｝と，前記した光導電層
部材と前記の電極との間の電界を記録の対象にされる情
報信号に応じて変化させて，前記の記録媒体における電
荷保持層に記録の対象にされる情報信号と対応する電荷
像を形成させるようにした電荷像による記録装直につい
ての提案も行っている． （発明が解決しようとする課題） 前記した電荷像による撮像型記録装置あるいは電荷像に
よる記録装置においては、透明電極と光導電層部材との
積層構成からなる光電変換部における光導電層部材の面
と、電極と電荷保持層部材との積層構成からなる記録媒
体における電荷保持層部材の面とを微小な空隙を介して
対面させ、かつ、前記した光電変換部における透明電極
と記録媒体における電極との間に所定の電圧が印加され
ている状態において、記録の対象にされている情報信号
による光学像を透明電極を介して光導電層部材に与える
ことにより光導電層部材の面に前記した記録の対象にさ
れている情報信号による光学像と対応して生じた電荷像
を気中放電によって記録媒体における電荷保持層部材の
面に転写させるようにしている． ところで、前記した光導電層部材の面に形成さ、れてい
る電荷像は高い解像度を有している状態のものであるが
，その電荷像が光電変換部における光導電層部材の面と
記録媒体における電荷保持層部材の面との間に形成され
ている空隙で行われる気中放電によって記録媒体におけ
る電荷保持層部材に転写される際に、前記した光導電層
部材の面に形成されている電荷像による電界は空隙中で
拡がりを示すような状態のものとなっているために、記
録媒体に光導電層部材の面に形成されている高い解像度
を有する電荷像を高い解像度を有する電荷像として記録
媒体における電荷保持層部材に転写させることは困難で
ある． 一方、前記のように互に対面している状態になされるべ
き２つの面、すなわち，記録媒体における電荷保持層部
材の表面と光電変換部における光導電層部材の表面とは
、それぞれ理想的な平面にはなっていないから、光電変
換部における光導電層部材の面と記録媒体における電荷
保持層部材の面との間の空隙寸法は比較的に大きく設定
されて記録媒体の電荷保持層部材に対する電荷像の形成
が行われることになるが，光電変換部における光導電層
部材の面と記録媒体における電荷保持層部材の而との間
に形成されている空隙寸法が大きい場合には、電荷保持
層部材に解像度の高い電荷を形成させることは一層困難
である． （Ｉ題を解決するための手段） 本発明は少なくとも電極と光導電層部材との積層構成を
有する光電変換部における光導電層部材の面と，少なく
とも電極と電荷保持層部材との積層構成を有する記録媒
体における電荷保持層部材の面とを空隙を介して対面さ
せ，かつ，前記した光電変換部における電極と記録媒体
における電極との間に所定の電圧が印加されている状態
において、記録の対象にされている情報信号による光学
像を光導電層部材に与えることにより光導電層部材の而
に前記した記録の対象にされている情報信号による光学
像と対応して生じた電荷像を気中放電によって記録媒体
における電荷保持層部材の面に転写させる電荷像の記録
方法であって、記録の対象にされている情報信号による
光学像と対応して光電変換部における光導電層部材の面
に生じている電荷像に基づいて前記の光導電層部材の面
付近の空隙中に生じる電界を尖鋭化して，記録の対象に
されている情報信号による光学像と対応して光導電層部
材の面に生じている電荷像を気中放電によって記録媒体
における電荷保持層部材の面に転写させるようにした電
荷像の記録方法を提供する． （作用） 少なくとも電極と光導電層部材との！Ａ層構成を有する
光電変換部における光導電層部材の面と，少なくとも電
極と電荷保持層部材との積層構成を有する記録媒体にお
ける電荷保持層部材の面とを空隙を介して対面させ、か
つ、前記した光電変換部における電極と記録媒体におけ
るｆ！！極との間に所定の電圧が印加されている状態に
おいて，記録の対象にされている情報信号による光学像
を光導電層部材に与えることにより光導電層部材の面に
曲記した記録の対象にされている情報信号による光学像
と対応して生じた電荷像を気中放電によって記録媒体に
おける電荷保持層部材の面に転写させる場合に、記録の
対象にされている情報信号による光学像と対応して光電
変換部における光導電層部材の面に生じている電荷像に
基づいて前記の光導電層部材の面付近の空隙中に生じる
電界を尖鋭化させることにより記録媒体の電荷保持層部
材の面に転写された電荷像は高い解像度を示すものとな
される． （実施例） 以下，添付図画を参照して本発明の電荷像の記録方法の
具体的な内容について詳細に説明する．第１図乃至第５
図は本発明の電荷像の記録方法の説明に使用される図、
第６図は本発明の電荷像の記録方法によらない場合の説
明に使用される電界分布図である． 各図においてＰＥＣは光電変換部、ＲＭは記録媒体，■
ｂは外部電源であり，前記した記録媒体ＲＭは図示の例
では、電極Ｅと電荷保持層部材ＣＨ［，との積層構成の
ものであるとされている．萌記した電荷保持層部材ＣＨ
Ｌは電荷を長時間にわたって保持できるような極めて高
い絶縁抵抗値を有するような材料（例えばシリコン樹脂
）によって作られる． 第１図中に示されている光電変換部ＰＥＣは、透明電極
Ｅｔと表面が平坦な光導電層部材ＰＣＬとの積層構成の
ものであり、また、第２図中に示されている光電変換部
ＰＥＣは、透明電極Ｅｔと一方の表面に多数の微小な突
起１，１，・・・が設けられている光導電層部材ＰＣＬ
との積層構成のものであり，さらに第３図中に示されて
いる光電変換部ＰＥＣは，透明電極Ｅｔと一方の表面に
多数の微小な導電体性の突起２，２，・・・を設けた光
導電層部材ＰＣＬとの積層構成のものであり，さらにま
た、第４図中に示されている光電変換部ＰＥＣは，透明
電極Ｅｔと一方の表面に光導電物質の微粒子４．４・・
・を分散させてある絶縁層３を設けた光導電層部材ＰＣ
Ｌとの積層構成のものであり，また、第５図中に示され
ている光電変換部−Ｐ　Ｅ　Ｃは，透明電極Ｅｔと一方
の表面に導電物質の微粒子５．５・・・を分散させてあ
る絶縁層３を設けた光導電層部材ＰＣＬとの積層構成の
ものである．さて，本発明の電荷像の記録方法は，少な
くとも透明電極と光導電層部材との積層構成を有する光
ｌ！変換部における光導電層部材の面と，少なくとも電
極と電荷保持層部材との積層構成を有する記録媒体にお
ける電荷保持層部材の面とを微小な空隙を介して対面さ
せ，かつ，前記した光電変換部における透明電極と記録
媒体における電極との間に所定の電圧が印加されている
状態において，記録の対象にされている情報信号による
光学像を透明電極を介して光導電層部材に与えることに
より光導電層部材の面に前記した記録の対象にされてい
る情報信号による光学像と対応して生じた電荷像を気中
放電によって記録媒体における電荷保持層部材の面に転
写させる場合に，記録の対象にされている情報信号によ
る光学像と対応して光電変換部における光導電層部材の
面に生じている電荷像に基づいて前記の光導電層部材の
面付近の空隙中に生じる電界を尖鋭化して，記録の対象
にされている情報信号による光学像と対応して光導電層
部材の面に生じている電荷像を気中放電によって記録媒
体における電荷保持層部材の面に転写させるようにする
電荷像の記録方法であるが，まず，本発明の電荷像の記
録方法の一実施例を説明するために使用されている第１
図において、光導電層部材ＰＣＬと透明電極Ｅｔとの積
層構成からなる光電変換部ＰＥＣと、電荷保持部材ＣＨ
Ｌと電極Ｅとの積層構成からなる記録媒体ＲＭとは，前
記した光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの
表面と，記録部材ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの
表面とが距離Ｄの空隙を隔てて対面しており，前記した
光電変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔと記録媒体ＲＭ
における電極Ｅとには外部電源ｖｂが接続され，また光
電変換部ｐｐｃにおける透明電極Ｅｔ側から記録の対象
にされている情報信号による光学像を形成させるべき光
ＰＩ１が入射されている． 前記した光電変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔ側から
入射された記録の対象にされている情報信号による光学
像を形成させるべき光ＰＱは，透明電極Ｅｔを透過して
光導電層部材ＰＣＬに達して光電層部材ＰＣＬ内で吸収
され，電子・正孔対を発生する． 前記した光電変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔと記録
媒体ＲＭにおける電極Ｅとの間には外部電源ｖｂによる
電界が形成されているから，前記した電子・正孔対にお
ける電子は透明電極Ｅｔ側に移動し、正孔は光導電層部
材ＰＣＬの表面側に移動して、光導電層部材ＰＣＬの表
面には記録の対象にされている情報信号による光学像を
形成させるべき光Ｐ円と対応して正電荷Ｑが生じる．と
ころで、光導電層部材ＰＣＬの面に前記した記録の対象
にされている情報信号による光学像と対応して生じた電
荷像を，記録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの
面に転写させるのには，光電変換部ＰＥＣにおける光導
電層部材ＰＣＬの表面，と，記録部材ＲＭにおける電荷
保持層部材ＣＨＬの表面との間の距離Ｄの空隙で気中放
電が行われる状態にされることが必要であるが，前記し
た光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの表面
と，記録部材ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの表面
との空隙に気中放電が生じた状態における空隙の電圧は
，空隙長Ｄと空隙中の気体の圧力との積の値に対して周
知のパッシェンの法則によって定まる一定の電圧値（空
隙長Ｄが８ミクロン〜１００ミクロンの範囲における放
電開始電圧は，従来から３１２＋６．２Ｄとして求めら
れることが知られている）に固定された状態になされる
． さて，前記した光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材
ＰＣＬの表面と記録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材Ｃ
ＨＬの表面との間の空隙長Ｄの空隙中には，前記した光
電変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔと記録媒体ＲＭに
おける電極Ｅとに接続されている外部電［Ｖｂによる電
界と、前記のようにして光導電層部材ＰＣＬの表面に生
じた記録の対象にされている情報信号による光学像を形
成させるべき光ＰＱと対応する正電荷Ｑによる電界との
ベクトル和として表わされる電界が形成され，前記した
空隙長Ｄの空隙中の電界の電位傾度が前記した放電開始
電圧に達すれば、記録の対象にされている情報信号によ
る光学像と対応して光導電層部材ＰＣＬの面に生じた電
荷像が、空隙長Ｄの空隙における気中放電によって記録
媒体ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの面に転写され
ることになる． そして、光電変換部における光導電層部材ＰＣＬの表面
に生じている高解像度の電荷像を、放電開始電圧値と対
応して定まる一定の電界傾度を示す空隙における気中放
電により高解像度の電荷像として記録媒体ＲＭにおける
電荷保持部材ＣＨＬに転写させるためには，光電変換部
における光導電層部材ＰＣＬの表面に生じている高解像
度の電荷像における電荷Ｑの電気力線が拡がらない状態
で空隙を介して記録媒体ＲＭに達することが必要である
． 第６図は光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬ
の表面に生じている高解像度の電荷像を、放電開始電圧
値と対応して定まる一定の電界傾度を示す空隙における
気中放電により記録媒体ＲＭにおける電荷保持部材Ｃ　
Ｈ　Ｌに電荷像として転写させるようにした従来法にお
ける光導電層部材ＰＣＬの表面に生じている電荷Ｑの電
気力線の状態（電界の状態）を示している図であり，従
来法においては光導電層部材ＰＣＬの表面に生じている
屯荷Ｑの電気力線が空隙長Ｄの空隙中で拡がっていたの
で，折角、光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣ
Ｌの表面に生じさせた高解像度の電荷像も、記録媒体Ｒ
Ｍにおける電荷保持層部材Ｃ　ＨＬには解像度が相当に
劣化した状態の電荷像としてしか転写させることができ
なかった．本発明の電荷像の記録方法では記録の対象に
されている情報信号による光学像と対応して光電変換部
ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの面に生じている電
荷像に基づいて前記の光導電層部材ＰＣＬの面付近の空
隙中に生じる電界を尖鋭化して，記録の対象にされてい
る情報信号による光学像と対応して光導電層部材ＰＣＬ
の面に生じている電荷像を気中放電によって記録媒体Ｒ
Ｍにおける電荷保持層部材ＣＨＬの面に高解像度の電荷
像として転写させつるようにしたのであり，第１図には
光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの面に生
じている電荷像に基づいて前記の光導電層部材ＰＣＬの
面付近の空隙中に生じる電界の尖鋭化を，光電変換部Ｐ
ＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの厚さを、光電変換部
ＰＥＧにおける光導電層部材ＰＣＬの面と，記録媒体Ｒ
Ｍにおける電荷保持層部材ＣＨＬの面との間の空隙長Ｄ
よりも小にすることにより実現させた場合の例を示して
いる． この第１図に示されている例と第６図に示されている従
来例とは，光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣ
Ｌの表面と，記録部材ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨ
Ｌの表面との間の空隙が同一の空隙長Ｄを有しているが
、光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの厚さ
を異にしているのである． それで，光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬ
の表面と記録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの
表面との間の空隙長Ｄの空隙中に生じる電界，すなわち
，前記した光電変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔと記
録媒体ＲＭにおける電極Ｅとに接続されている外部電源
ｖｂによる電界と，光導電層部材ＰＣＬの表面に生じた
記録の対象にされている情報信号による光学像を形成さ
せるべき光ＰＱと対応する正電荷Ｑによる電界とのベク
トル和として表わされる電界の状態は，それぞれ第１図
及び第６図中の実線で例示されるものになる．第１図及
び第６図中の破線図示の曲線は前記した電界における等
電位面を示しているものである． この第１図及び第６図に示されている正電荷Ｑの電気力
線の状態（電界の状態）を見ると、本発明・の電荷像の
記録方法の場合には従来法による第６図に比べて光導電
層部材ＰＣＬの面付近の空隙中に生じる電界が尖鋭化さ
れていて光導電層部材ＰＣＬの面の正電荷による電気力
線の拡がりが少なく，シたがって本発明の電荷像の記録
方法によれば記録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨ
Ｌに高解像度の電荷像を転写させることができるのであ
る． なお，光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの
表面と記録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの表
面との間の空隙の空隙長Ｄは、記録媒体における電荷保
持層部材の面に形成させるべき電荷像に必要とされる解
像度と対応する隣接電荷間の距離よりも大となるように
して実施されるのである． 次に，第２図乃至第５図に示されている本発明の電荷像
の記録方法は、少なくとも透明電極と光導電層部材との
積層構成を有する光電変換部における光導電層部材の面
と，少なくとも電極と電荷保持層部材との積層構成を有
する記録媒体における電荷保持層部材の面とを微小な空
隙を介して対面させ，かつ，前記した光電変換部におけ
る透明電極と記録媒体における電極との間に所定の電圧
が印加されている状態において，記録の対象にされてい
る情帽信号による光学像を透明電極を介して光導電層部
材に与えることにより光導電層部材の面に前記した記録
の対象にされている情報信号による光学像と対応して生
じた電荷像を気中放電によって記録媒体における電荷保
持層部材の面に転写させる場合に，光電変換部ＰＥＣに
おける光導電層部材ＰＣＴ：の表面を電界集中祷造にし
，光導電層部材の面付近の空隙中に生じる電界を尖鋭化
して，記録の対象にされている情報信号による光学像と
対応して光導電層部材の面に生じている電荷像を気中放
電によって記録媒体における電荷保持層部材の面に転写
させるようにした電荷像の記録方法の実施例を例示した
ものである．まず．第２図は光電変換部ＰＥＣにおける
光導電層部材ＰＣＬとして，それの表面を粗面にしたも
のを用いることにより，光導電層部材ＰＣＬの面付近の
空隙中に生じる電界を尖鋭化して，記録の対象にされて
いる情報信号による光学像と対応して光導電層部材の面
に生じている電荷像を気中放電によって記録媒体におけ
る電荷保持層部材の面に転写させるようにした電荷像の
記録方法を示しているものであり，第２図の（ａ）にお
いてＰＥＣは光電変換部、ＲＭは記録媒体、ｖｂは外部
電源であって，光電変換部ＰＥＣは透明電＠Ｅｔと一方
の表面が粗面となされていて多数の微小な突起１，１，
・・・が形成されている光導電層部材ＰＣＬとの積層構
成のものである． 第２図の（ｂ）は光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部
材ＰＣＬの表面における突起１．１・・・の分布態様の
一例を示す平面図であり，また，第２図の（Ｑ）は光電
変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの表面におけ
る突起１の部分を拡大して示す側面図であって、この第
２図の（ｃ）における矢印は電荷Ｑから出ている電気力
線を示し，破線の曲線は等電位面を示している．第２図
の（ｂ）に示されている光電変換部ＰＥＣにおける光導
電層部材ＰＣＬの表面における突起１，１・・・の分布
態様は，突起１，１・・・が縦横に規則正しく配列され
ている状態のものであるが，光電変換部ＰＥＣにおける
光導電層部材ＰＣＬの表面の粗面を形成している突起１
，１・・・の分布態様としては，突起ｌ，１・・・がラ
ンダムに分布されている状態のものであってもよい． 第２図の（ａ）において．表面に多数の突起１，１・・
・を有する光導電層部材ＰＣＬと透明電極Ｅｔとの積層
構成からなる光電変換部ＰＥＣと、電荷保持部材ＣＨＬ
と電極Ｅとの積層構成からなる記録媒体ＲＭとは、前記
した光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの表
面と，記録部材ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの表
面とが所定の空隙を隔てて対面しており、前記した光電
変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔと記録媒体ＲＭにお
ける電極Ｅとには外部電源ｖｂが接続され，また光電変
換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔ側から記録の対象にさ
れている情報信号による光学像を形成させるべき光Ｐ１
が入射されている．前記した光電変換部ＰＥＣにおける
透明電極Ｅｔ側から入射された記録の対象にされている
情報信号による光学像を形成させるべき光Ｐ１２は，透
明電極Ｅｔを透過して光導電層部材ＰＣＬに達して光ｖ
ＲＮ部材ＰＣＬ内で吸収され．電子・正孔対を発生する
６ 前記した光電変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔと記録
媒体ＲＭにおける電Ｉ４ｉＥとの間には外部電ｇｖｂに
よる電界が形成されているから、前記した電子・正孔対
における電子は透明電極Ｅｔ側に移動し．正孔は光導電
層部材ＰＣＬの表面側に移動して、光導電層部材ＰＣＬ
の表面には記録の対象にされている情報信号による光学
像を形成させるべき光ＰＱと対応して正電荷Ｑが生じる
，ところで、光導電層部材ＰＣＬの面には多数の突起１
，ｌ・・・が設けられているが，その突起１，１・・・
の部分には周知のように電界が集中してその部分に強い
電界を生じ，光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材Ｐ
ＣＬの表面における突起１の部分の電荷Ｑから出ている
電気力線と等電位面とは，第２図の（Ｑ）に示されてい
る実線矢印と破線の曲線のようになる． したがって，第２図に例示されているように表面が粗而
になされている光導電層部材ＰＣＬが使用されている光
電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの粗而の多
数の微小な突起１，１，・・に対して空隙を隔てて対面
している記録媒体ＲＭの電荷保持層部材ＣＨＬには，記
録の対象にされている情報信号による光学像と対応して
光導電層部材ＰＣＬの面に生じた高解像度の電荷像を．
空隙の気中放電によって記録媒体ＲＭにおける電荷保持
層部材ＣＨＬの面に高解像度の電荷像として転写させる
ことができるのである． 第３図は光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬ
として，一方の表面に多数の微小な導電体性の突起２，
２，・・・を設けたものを用いることにより、光導電層
部材ＰＣＬの面付近の空隙中に生じる電界を尖鋭化して
．記録の対象にされている情報信号による光学像と対応
して光導電層部材の面に生じている電荷像を気中放電に
よって記録媒体における電荷保持層部材の面に転写させ
るようにした電荷像の記録方法を示しているものであリ
，第３図の（．）においてＰＥＣは光電変換部．ＲＭは
記録媒体，ｖｂは外部電源であって，光電変換部ＰＥＣ
は透明電極Ｅｔと一方の表面に多数の微小な導電体性の
突起２，２，・・・が設けられている光導電層部材ＰＣ
Ｌとの積層構成のものである． 第３図の（ｂ）は光電変換部ＰＥＣにおける光導１１Ｍ
４部材ＰＣＬの表面に設けた多数の微小な導電体性の突
起２，２，・・・の配列態様の一例を示す平面図であり
，また、第３図の（Ｑ）は光電変換部ＰＥＣにおける光
導電層部材ＰＣＬの表面に設ける微小な導電体性の突起
２の部分を拡大して示す側面図であって，この第３図の
（ｃ）における矢印は電荷Ｑから出ている電気力線を示
し．破線の曲線は等電位面を示している．第３図の（ｂ
）に示されている光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部
材ＰＣＬの表面に設けられる微小な導電体性の突起２，
２，・・・の分布Ｍ＃は，微小な導電体性の突起２，２
，・・・が縦横に規則正しく配列されている状態のもの
であるが，光電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣ
Ｌの表面に設けられる微小な導電体性の突起２，２，・
・・の分布態様としては，微小な導電体性の突起２，２
，・・・がランダムに分布されている状態のものであっ
てもよい． 第３図の（ａ）において，表面に多数の微小な導電体性
の突起２，２，・・・を有する光導電層部材ＰＣＬと透
明電極Ｅｔとの積層構成からなる光電変換部ＰＥＣと、
電荷保持部材ＣＨＬと電極Ｅとの積層構成からなる記録
媒体ＲＭとは，前記した光電変換部ＰＥＣにおける光導
電層部材Ｐ　Ｃ　Ｌの表面と、記録部材ＲＭにおける電
荷保持層部材Ｃ　ＨＬの表面とが所定の空隙を隔てて対
而しており，前記した光電変換部ＰＥＣにおける透明電
極Ｅｔと記録媒体ＲＭにおける電極Ｅとには外部電源Ｖ
ｂが接続され、また光電変換部ＰＥＣにおける透明電［
ｉＥｔ側から記録の対象にされている情報信号による光
学像を形成させるべき光ＰＱが入射されている． 前記した光電変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔ側から
入射された記録の対象にされている情報信号による光学
像を形成させるべき光Ｐａは，透明電極Ｅｔを透過して
光導電層部材ＰＣＬに達して光電層部材ＰＣＬ内で吸収
され、電子・正孔対を発生する． 前記した光電変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔと記録
媒体ＲＭにおける電極Ｅとの間には外部電源ｖｂによる
電界が形成されているから、前記した電子・正孔対にお
ける電子は透明電極Ｅｔ側に移動し，正孔は光導電層部
材ＰＣＬの表面側に移動して，光導電層部材ＰＣＬの表
面に設けられている多数の微小な導電体性の突起２，２
，・・・にも記録の対象にされている情報信号による光
学像を形成させるべき光Ｐａと対応して正電荷Ｑが生じ
る． ところで、光導電層部材ＰＣＬの面に設けられた多数の
微小な導電体性の突起２，２，・・・の部分には周知の
ように電界が集中してその部分に強い電界を生じ、光電
変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの表面におけ
る突起ｌの部分の電荷Ｑから出ている電気力線と等電位
面とは．第３図の（ｃ）に示されている実線矢印と破線
の曲線のようになる． したがって、第３図に例示されているように光導電層部
材ＰＣＬに設けられている多数の微小な導電体性の突起
２，２，・・・の部分に対して空隙を隔てて対面してい
る記録媒体ＲＭの電荷保持層部材ＣＨＬには、記録の対
象にされている情轢信号による光学像と対応して光導電
層部材ＰＣＬの面に生じた高解像度の電荷像が，空隙の
気中放電によって記録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材
ＣＨＬの面に高解像度の電荷像として転写されつるので
ある． 第４図は光電変換部ＰＥＣとして透明電極Ｅｔと一方の
表面に光導電物質の微粒子４，４・・・を分散させてあ
る絶縁層３を設けた光導電層部材ｐｃＬとの積層構成の
ものを使用し，また，第５図は光電変換部ＰＥＣとして
透明電極Ｅｔと一方の表面に導電物質の微粒子５，５・
・・を分散させてある絶縁層３を設けた光導電層部材Ｐ
ＣＬとの積層構成のものを使用して、その光電変換部Ｐ
ＥＣにおける絶縁層３側が記録媒体ＲＭにおける電荷保
持層部材ＣＨＬに対して所定の空隙を隔てて対面するよ
うにして電荷像の記録動作が行われるようにしたもので
あり、第４図中に示されている光導電物質の微粒子４．
４・・・や，第５図中に示されている導電物質の微粒子
５．５・・・などは，既述した第２図中における突起１
．１・・・や、既述した第３図中における導電体性の突
起２，２，・・・と同様な電界の集中作用を行って，第
４図及び第５図に例示されているものの場合にも，光導
電層部材ＰＣＬに設けられている光導電物質の微粒子４
．４・・・を分散させてある絶縁層３，あるいは導電物
質の微粒子５，５・・・を分散させてある絶縁層３の部
分に対して空隙を隔てて対面している記録媒体ＲＭの電
荷保持層部材ＣＨＬには、記録の対象にされている情報
信号による光学像と対応して光導電層部材ＰＣＬの面に
生じた高解像度の電萄像が，空隙の気中放電によって記
録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの面に高解像
度の電荷像として転写されうるのである． ？電変換部ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの表面を
電界集中構造にして光導電層部材の面付近の空隙中に生
じる電界を尖鋭化し、記録の対象にされている情報信号
による光学像と対応して光導電層部材の面に生じている
電荷像を気中放電によって記録媒体における電荷保持層
部材の面に転写させるようにする電荷像の記録方法につ
いて，これまでに第２図乃至第５図を参照して説明して
来たが，本発明の電荷■像の記録方法は例えば、光電変
換一ＰＥＣにおける光導電層部材ＰＣＬの表面近傍番ヒ
おける空隙中に網状電極を設けて，光導電層部材ＰＣＬ
の面付近の空隙中に生じる電界を尖鋭化し，記録の対象
にされている情報信号による光学像と対応して光導電層
部材ＰＣＬの面に生じている電荷像を気中放電によって
記録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの面に転写
させるようにしたり，あるいは光電変換部ＰＥＣにおけ
る光導電層部材ＰＣＬの表面に網状電極を設けて光導電
層部材ＰＣＬの面付近の空隙中に生じる電界を尖鋭化し
，記録の対象にされている情報信号による光学像と対応
して光導電層部材ＰＣＬの面に生じている電荷像を気中
放電によって記録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨ
Ｌの面に転写させるようにしたり，もしくは光電変換部
ＰＥＣにおける光導ｆｌＭ部材ＰＣＬの表面近傍におけ
る空隙中にストライプ状の電極を設けて，光導電層部材
ＰＣＬの面付近の空隙中に生じる電界を尖鋭化し，記録
の対象にされている情報信号による光学像と対応して光
導電層部材ＰＣＬの面に生じている電荷像を気中放電に
よって記録媒体ＲＭにおける電荷保持層部材ＣＨＬの面
に転写させるようにしたり，光竃変換部ＰＥＣにおける
光導電層部材１）　Ｃ　Ｌの表面にストライプ状の電極
を設けて光導電層部材ＰＣＬの面付近の空隙中に生じる
電界を尖鋭化し、記録の対象にされている情報信号によ
る光学像と対応して光導電層部材ＰＣＬの面に生じてい
る電荷像を気中放電によって記録媒体ＲＭにおける電荷
保持層部材ＣＨＬの面に転写させるようにしたり、ある
いはまた，光電変換部ＰＥＣにおける透明電極Ｅｔ上に
光導電材料の多数の微粒子を互に離隔させた状態に分敗
させて設けたものを用いて，透明電極Ｅｔ上における光
導電材料の多数の微粒子に尖鋭化された電界を生じさせ
５記録の対象にされている情報信号による光学像と対応
して透明電極Ｅｔ上における光導電材料の多数の微粒子
に生じている電荷像を気中放電によって記録媒体ＲＭに
おける電荷保持層部材ＣＨＬの面に転写させるようにし
て実施することもできる．（発明の効果） 以上、詳細に説明したところから明らかなように，本発
明の電荷像の記録方法は本発明は少なくともｆｆｉ極と
光導電層部材とのＭ層構成を有する光電変換部における
光導電層部材の面と、少なくとも電極と電荷保持層部材
とのｆｌＷ層構成を有する記録媒体における電荷保持層
部材の面とを空隙を介して対面させ，かつ，前記した光
電変換部における電極と記録媒体における電極との間に
所定の電圧が印加されている状態において、記録の対象
にされている情報信号による光学像を光導電層部材に与
えることにより光導電層部材の面に前記した記録の対象
にされている情報信号による光学像と対応して生じた電
荷像を気中放電によって記録媒体における電荷保持層部
材の面に転写させる場合に，記録の対象にされている情
報信号による光学像と対応して光電変換部における光導
電層部材の面に生じている電荷像に基づいて前記の光導
電層部材の面付近の空隙中に生じる電界を尖鋭化して、
記録の対象にされている情報信号による光学像と対応し
て光導電層部材の面に生じている電荷像を気中放電によ
って記録媒体における電荷保持層部材の面に転写させる
ようにした電荷像の記録方法であり，従来法では，電荷
像が光電変換部における光導電層部材の面と記録媒体に
おける電荷保持層部材の面との間に形成されている空隙
で行われる気中放電によって記録媒体における電荷保持
層部材に転写される際に、前記した光導電層部材の面に
形成されている電荷像による電界は空隙中で拡がりを示
すような状態のものとなっており，また記録媒体におけ
る電荷保持層部材の表面と光電変換部における光導電層
部材の表面とが，それぞれ理想的な平面にはなっていな
いために光電変換部における光導電層部材の面と記録媒
体における電荷保持層部材の面との間の空隙寸法は比較
的に大きく設定されて記録媒体の電荷保持層部材に対す
る電荷像の形成が行われることにより、光市変換部にお
ける光導電層部材の面と記録媒体における電荷保持層部
材の面との間に形成されている空隙寸法が大きい場合に
，電荷保持層部材に解像度の高い電荷を形成させること
が困難であったが、本発明の電荷像の記録方法では記録
の対象にされている情報信号による光学像を透明電極を
介して光導電層部材に与えることにより光導電層部材の
面に前記した記録の対象にされている情報信号による光
学像と対応して生じた電荷像を気中放電によって記録媒
体における電荷保持層部材の面に転写させる場合に，記
録の対象にされている情報信号による光学像と対応して
光電変換部における光導電層部材の面に生じている電荷
像に基づいて前記の光導電層部材の面付近の空隙中に生
じる電界を尖鋭化させて、記録の対象にされている情報
信号による光学像と対応して光導電層部材ＰＣＬの面に
生じている電荷像を気中放電によって記録媒体ＲＭにお
ける電荷保持層部材ＣＨＬの面に高解像度の電荷像とし
て転写させることができるので、本発明方法によれば既
述した従来の問題点は良好に解決できる．

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の電荷像の記録方法の説明に
使用される図，第６図は本発明の電荷像の記録方法によ
らない場合の説明に使用される電界分布図である． ＰＥＣ・・・光電変換部，ＲＭ・・・記録媒体、ｖｂ・
・・外部電源，Ｅ・・・電極、ＣＨＬ・・・電荷保持層
部材，Ｅｔ・・・透明電極、１・・・光導電層部材の粗
面における微小な突起，２・・・光導電層部材の表面に
設けられている微小な導電体性の突起，３・・・絶縁層
、４・・・光導電物質の微粒子，５・・・導電物質の微
粒子，特許出願人　　日本ビクター株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも電極と光導電層部材との積層構成を有す
   る光電変換部における光導電層部材の面と、少なくとも
   電極と電荷保持層部材との積層構成を有する記録媒体に
   おける電荷保持層部材の面とを空隙を介して対面させ、
   かつ、前記した光電変換部における電極と記録媒体にお
   ける電極との間に所定の電圧が印加されている状態にお
   いて、記録の対象にされている情報信号による光学像を
   光導電層部材に与えることにより光導電層部材の面に前
   記した記録の対象にされている情報信号による光学像と
   対応して生じた電荷像を気中放電によって記録媒体にお
   ける電荷保持層部材の面に転写させる電荷像の記録方法
   であって、記録の対象にされている情報信号による光学
   像と対応して光電変換部における光導電層部材の面に生
   じている電荷像に基づいて前記の光導電層部材の面付近
   の空隙中に生じる電界を尖鋭化して、記録の対象にされ
   ている情報信号による光学像と対応して光導電層部材の
   面に生じている電荷像を気中放電によって記録媒体にお
   ける電荷保持層部材の面に転写させるようにした電荷像
   の記録方法 ２、少なくとも電極と光導電層部材との積層構成を有す
   る光電変換部における光導電層部材の面と、少なくとも
   電極と電荷保持層部材との積層構成を有する記録媒体に
   おける電荷保持層部材の面とを空隙を介して対面させ、
   かつ、前記した光電変換部における電極と記録媒体にお
   ける電極との間に所定の電圧が印加されている状態にお
   いて、記録の対象にされている情報信号による光学像を
   光導電層部材に与えることにより光導電層部材の面に前
   記した記録の対象にされている情報信号による光学像と
   対応して生じた電荷像を気中放電によって記録媒体にお
   ける電荷保持層部材の面に転写させる電荷像の記録方法
   であって、光電変換部における光導電層部材の厚さを、
   光電変換部における光導電層部材の面と、記録媒体にお
   ける電荷保持層部材の面との間の空隙長よりも小にして
   光導電層部材の面付近の空隙中に生じる電界を尖鋭化し
   て、記録の対象にされている情報信号による光学像と対
   応して光導電層部材の面に生じている電荷像を気中放電
   によって記録媒体における電荷保持層部材の面に転写さ
   せるようにした電荷像の記録方法 ３、記録媒体における電荷保持層部材の面に形成させる
   べき電荷像に必要とされる解像度と対応する隣接電荷間
   の距離よりも空隙寸法を大にした請求項２に記載の電荷
   像の記録方法 ４、少なくとも電極と光導電層部材との積層構成を有す
   る光電変換部における光導電層部材の面と、少なくとも
   電極と電荷保持層部材との積層構成を有する記録媒体に
   おける電荷保持層部材の面とを空隙を介して対面させ、
   かつ、前記した光電変換部における電極と記録媒体にお
   ける電極との間に所定の電圧が印加されている状態にお
   いて、記録の対象にされている情報信号による光学像を
   光導電層部材に与えることにより光導電層部材の面に前
   記した記録の対象にされている情報信号による光学像と
   対応して生じた電荷像を気中放電によって記録媒体にお
   ける電荷保持層部材の面に転写させる電荷像の記録方法
   であって、光電変換部における光導電層部材の表面を電
   界集中構造にし、光導電層部材の面付近の空隙中に生じ
   る電界を尖鋭化して、記録の対象にされている情報信号
   による光学像と対応して光導電層部材の面に生じている
   電荷像を気中放電によって記録媒体における電荷保持層
   部材の面に転写させるようにした電荷像の記録方法 ５、光電変換部における光導電層部材の表面を粗面にし
   たものを用いる請求項４に記載の電荷像の記録方法 ６、光電変換部における光導電層部材の表面に導電性材
   料による多数の突起を構成したものを用いる請求項４に
   記載の電荷像の記録方法 ７、光電変換部における光導電層部材の表面近傍におけ
   る空隙中に網状電極を設けた請求項４に記載の電荷像の
   記録方法 ８、光電変換部における光導電層部材の表面に網状電極
   を設けた請求項４に記載の電荷像の記録方法 ９、光電変換部における電極上に光導電材料の多数の微
   粒子を互に離隔させた状態に設けたものを用いる請求項
   ４に記載の電荷像の記録方法