JPH02289083A - 分散カナ漢字変換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は分散カナ漢字変換方式に関し、特にカナ漢字変
換辞書を、ネットワークで接続されたコンピュータに分
散配置し、パーソナルコンピュータ、ワークステーショ
ン等の１台当たりのファイル容量を削減し、かつ、カナ
漢字変換の変換効率を著しく低下させないカナ漢字変換
方式に関する。

（従来の技術） 従来、この種のカナ漢字変換方式は、カナ漢字変換に必
要な辞書をパーソナルコンピュータあるいはワークステ
ーションに接続されたフロッピィディスク、磁気ディス
ク、あるいはＲＯＭ上に登録シ、パーソナルコンピュー
タあるいはワークステーションローカルで運用を行って
いた。

（発明が解決しようとする課題） 上述した従来のカナ漢字変換方式は、パーソナルコンピ
ュータ、あるいはワークステーションに接続されたフロ
ッピィディスク、磁気ディスク、ＲＯＭ等にカナ漢字変
換のための辞書を登録して運用するために、多種の分野
に適合する辞書を用いる場合に、フロッピィディスク、
磁気ディスク、ＲＯＭ等の容量のうちカナ漢字変換辞書
のために使用される領域が増大し、プログラムの格納あ
るいはデータの格納等の容量を制限するという欠点と、
使用頻度の低いカナ漢字変換辞書であっても、パーソナ
ルコンピュータ、あるいはワークステージョン１台毎に
必ず必要であるという欠点を有している。

（課題を解決するための手段） 本発明によるカナ漢字変換方式は、使用頻度の少ないカ
ナ漢字変換辞書は１システム内で共有し、通常一般的に
必要なカナ漢字変ＦＡ辞書は各ワークステーション個々
に使用すべく分散化して構成して成る。

（実施例） 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明による分散カナ漢字変換方式の実施例の
システム構成図である。

１はパーソナルコンピュータ、あるいはワークステーシ
ョンであり、磁気ディスク装置２にはカナ漢字変換辞書
が登録されている。汎用コンピュータ３には磁気ディス
ク装置４が接続されており、ネットワーク５によってこ
れらのパーソナルコンピュータ、ワークステーション等
が接続されている。ネットワーク５としては、通常Ｅｔ
ｈｅｒｎｅｔが用いられる。

今、仮にＡのパーソナルコンピュータ上でカナ漢字変換
を実行したとする。このとき、Ａのカナ漢字変換辞書で
変換が行えなかったとした場合、次にＢの汎用コンピュ
ータ上のカナ漢字変換辞書をアクセスする。このように
してカナ漢字変換辞書アクセスを１システム内にある他
のコンピュータから行うことにより、従来１つのコンピ
ュータ上にすべてのカナ漢字変換辞書を準備した場合に
比教して１つのコンピュータ上のカナ漢字変換辞書の容
量を減らすことが可能となる。

次に第２図を用いて、カナ漢字変換辞書をどのように分
散させたら良いかについて説明する。

第２図は第１図のように接続されたコンピュータシステ
ムのカナ漢字変換辞書部分の論理的な接続を示す図であ
り、斜線部分は通常の運用に必要な一般用語のカナ漢字
変換辞書である。これらは通常のカナ漢字変換で使用頻
度の高い語を集めた辞書であり、一般的に８万語程度の
カナ漢字変換が可能で、ファイル量は８００ＫＢ程度で
ある。

一般用のカナ漢字変換辞書は各ワークステーション個々
に有していないと、変換のたびに他のワークステーショ
ンのカナ漢字変換辞書をアクセスし、性能上実用になら
ない、従ってアクセス頻度の高い一般用語のカナ漢字変
換辞書は各ワークステーション毎に準備する。

しかし、一般用語のカナ漢字変換では十分なカナ漢字変
換結果が得られないような専門分野、例えば財務会計、
税務会計、行政事務、保険事務、法律、株式、金融、化
学といったような分野の場合、専用のカナ漢字変換辞書
が必要となる。この場合、これらのすべてのカナ漢字変
換辞書を各ワークステーション毎にもつと２０ＭＢ近い
ファイル量が必要となってしまう、そこでこの２０Ｍｆ
３のファイル容量を１システム内で分散してもつとする
と、本例では１ワークステーシヨン当たり２０÷４＝５
ＭＢのファイル容量で済むことになる。もちろん、これ
らの専門分野のカナ漢字変換辞書は一般用語辞書に比し
て極めてアクセスが少ないことが必要である。仮に専門
分野のカナ漢字変換辞書のアクセスが極めて高い場合は
、一般用話のカナ漢字変換辞書との関係を逆にする必要
がある。

上述の如く、本発明によるカナ漢字変換方式においては
、カナ漢字変換辞書を１システム内で分散化し、ネット
ワーク接続された、他のコンピュータ上にカナ漢字辞書
を登録し、使用頻度の少ないカナ漢字変換辞書は１シス
テム内で共有し、通常一般的に必要な辞書は各ワークス
テーション個々に使用することにより、カナ漢字変換の
結果、自ファイル上の変換辞書に変換結果が見出だせな
い場合、ネットワーク接続された他のコンピュータのカ
ナ漢字変換辞書をアクセスし、変換結果を得る。他のコ
ンピュータのカナ漢字変換辞書をアクセスする場合、ど
のコンピュータのカナ漢字変換辞書をアクセスするかの
順番は利用者により予め決めるか、システムのデフォル
ト値として与える。

また、ネットワークを介して他のコンピュータのカナ漢
字変換辞書をアクセスすることによる性能の低下を防ぐ
ため、使用頻度の高いカナ漢字変換辞書は各ワークステ
ーション個々に使用し、変換効率が著しく低下しない程
度のカナ漢字変換辞書を使用する。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、カナ漢字変換のための辞
書を１システム内で分散し、アクセス頻度の少ない変換
はネットワークで接続された他のコンピュータ上のカナ
漢字変換辞書を用いることにより、各ワークステーショ
ン上のファイル容量を圧迫せず、かつ、カナ漢字変換効
率を著しく低下することなく、実用上十分なカナ漢字変
換を提供することができるという効果がある。

ンピュータ、 ５・・・ネットワーク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 使用頻度の少ないカナ漢字変換辞書は１システム内で共
   有し、通常一般的に必要なカナ漢字変換辞書は各ワーク
   ステーション個々に使用すべく分散化して構成して成る
   ことを特徴とする分散カナ漢字変換方式。