JPH02287352A - 画像保存性の改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

画像保存性の改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH02287352A
JPH02287352A JP10747789A JP10747789A JPH02287352A JP H02287352 A JPH02287352 A JP H02287352A JP 10747789 A JP10747789 A JP 10747789A JP 10747789 A JP10747789 A JP 10747789A JP H02287352 A JPH02287352 A JP H02287352A
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JP
Japan
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methacrylate
group
acid
copolymer
silver halide
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Pending
Application number
JP10747789A
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English (en)
Inventor
Junichi Kono
純一 河野
Shigeto Hirabayashi
茂人 平林
Yutaka Kaneko
豊 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、色再現性と発色性に優れ、かつ、色素画像の
保存性が改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料に
関する。
[発明の背景] ハロゲン化銀写真感光材料に露光を与えた後、発色現像
処理することにより、酸化された芳香族第一級アミン発
色現像主薬と色素形成カプラーとが反応して色素が生成
し色画像が形成される。
一般に、この写真方法においては減・色決による色再現
法が使われ、イエロー、マゼンタおよびシアンの色画像
が形成される。
シアン色画像形成カプラーとして、これまでフェノール
類あるいはナフトール類が多く用いられている。
ところが、従来用いられているフェノール類およびナフ
トール類から得られるシアン画像には色再現上大きな問
題がある。それは、吸収の短波側のキレが悪く、線領域
にも不要な吸収すなわち不整吸収をもつことである。こ
れにより、ネガにおいてはマスキング等による不整吸収
の補正を行わざるを得ず、またペーパーの場合は補正の
手段がな(、色再現性をかなり悪化させているのが現状
である。
また、従来用いられているフェノール類およびナフトー
ル類から得られる色素画像は、その保存性においても幾
つかの問題点が残されていた。例えば米国特許第2,3
87,531号、同′第2.389,929号および同
′第2,423.730号各明細書に記載の2−アシル
アミノフェノールシアンカプラーより得られる色素画像
は、一般に熱堅牢性が劣り、米国特許第2,772.1
62号明細書に記載の2,5−ジアシルアミノフェノー
ルシアンカブラーより得られる色素画像は一般に光堅牢
性が劣り、1−ヒドロキシ−2−ナツタミドシアンカブ
ラ−から得られる色素画像は、一般に光および熱堅牢性
の両面で不十分である。
また、米国特許第4.122.389号明細書、特開昭
57−155538号公報、特開昭57−157248
号公報などに記載されている2、5−ジアシルアミノフ
ェノールシアンカプラーや米国特許第3.880.86
L号明細書に記載されているバラスト部分にヒドロキシ
基を有する2、5−ジアシルアミノフェノールシアンカ
ブラ−もその色素画像を長期保存するには、光、熱に対
する堅牢性や、イエロースティンの発生の点で、未だ十
分満足できるレベルは得られていない。
[発明の目的] 本発明は上記の実情に鑑みてなされたものであって、本
発明の第1の目的は、シアン色素画像の分光吸収がシャ
ープで副吸収が少なく、色再現性に優れたハロゲン化銀
カラー写真感光材料を提供することにある。
本発明の第2の目的は、シアン色素画像の耐熱性に優れ
たハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにあ
る。
本発明の第3の目的は、発色濃度が高く充分な最高濃度
が得られるハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供する
ことにある。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも1層のハロ
ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材
料において、下記−紋穴[I]で表わされるシアンカプ
ラーの少な(とも1種が水不溶性かつ有機溶媒可溶性の
単独又は共重合体の少なくとも1種と共存した状態で親
油性微粒子中に存在している分散物を含有することを特
徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料により達成さ
れる。
以下余白 一般式[1] [式中、RおよびYlよ水素原子または置換基を表わし
、Xは原素原子または発色現像主薬の酸化体との反応に
より離脱する置換基を表わす。Zは−N−と共に該ピラ
ゾール環と縮環して含窒素複素6員環を形成するに必要
な非金属原子群を表ゎし、該6員環は置換基を有してい
てもよく、該ピラゾール環以外にベンゼン環と縮環して
いてもよい。] [発明の具体的構成] 本発明に係る、一般式[I]で表わされるシアンカプラ
ーを説明する。
本発明のシアンカプラーは、ピラゾール環と縮環して、
複素6員環を形成した構造を有するもので、Rの表わす
置換基としては、特に制限はないが、代表的には、アル
キル、アリール、アニリノ、アシルアミノ、スルホンア
ミド、アルキルチオ、アリールチオ、アルケニル、シク
ロアルキル等の各基が挙げられるが、この他にハロゲン
原子及びシクロアルケニル、アルキニル、複素環、スル
ホニル、スルフィニル、ホスホニル、アシル、カルバモ
イル、スルファモイル、シアノ、アルコキシ、スルホニ
ルオキシ、アリールオキシ、複素環オキシ、シロキシ、
アシルオキシ、カルノくモイルオキシ、アミノ、アルキ
ルアミノ、イミド、ウレイド、スルファモイルアミノ、
アルコキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニ
ルアミノ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカル
ボニル、複素環チオ、チオウレイド、カルボキシル、ヒ
ドロキシ、メルカプト、ニトロ、スルホン酸等の各基、
ならびにスピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基等
も挙げられる。
Rで表されるアルキル基としては、炭素数1〜32のも
のが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。
Rで表されるアリール基としては、フェニル基が好まし
い。
Rで表されるアシルアミノ基としては、アルキルカルボ
ニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基等が挙げら
れる。
Rで表されるスルホンアミド基としては、アルキルスル
ホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基等が挙げ
られる。
Rで表されるアルキルチオ基、アリールチオ基における
アルキル成分、了り−ル成分は上記Rで表されるアルキ
ル基、アリール基が挙げられる。
Rで表されるアルケニル基としては、炭素数2〜82の
もの、シクロアルキル基としては炭素数3〜12、特に
5〜7のものが好ましく、アルケニル基は直鎖でも分岐
でもよい。
Rで表されるシクロアルケニル基としては、炭素数3〜
12、特に5〜7のものが好ましい。
Rで表されるスルホニル基としてはアルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基等;スルフィニル基としては
アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基等; ホスホニル基としてはアルキルホスホニル基、アルコキ
シホスホニル基、アリールオキシホスホニル基、アリー
ルホスホニル基環; アシル基としてはアルキルカルボニル基、アリールカル
ボニル基等; カルバモイル基としてはアルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基等; スルファモイル基としてはアルキルスルファモイル基、
アリールスルファモイル基等;アシルオキシ基としては
アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキ
シ基等;カルバモイルオキシ基としてはアルキルカルバ
モイルオキシ基、アリールカルバモイルオキシ基等; ウレイド基としてはアルキルウレイド基、アリールウレ
イド基等; スルファモイルアミノ基としてはアルキルスルファモイ
ルアミノ基、アリールスルファモイルアミノ基等; 複素環基としては5〜7員のものが好ましく、具体的に
は2−フリル基、2−チエニル基、2−ピリミジニル基
、2−ベンゾチアゾリル基、1−ピロリル基、1−テト
ラゾリル基環; 複素環オキシ基としては5〜7員の複素環を有するもの
が好ましく、例えば3,4,5.6−テトラヒドロビラ
ニル−2−オキシ基、1−フェニルテトラゾール−5−
オキシ基等; 複素環チオ基としては5〜7員の複素環チオ基が好まし
く、例えば2−ピリジルチオ基、2−ベンゾチアゾリル
チオ基、2.4−ジフェノキシ−1,3,5−トリアゾ
ール−6一チオ基等;シロキシ基としてはトリメチルシ
ロキシ基、トリエチルシロキシ基、ジメチルブチルシロ
キシ基等; イミド基としてはコハク酸イミド基、3−ヘプタデシル
コハク酸イミド基、フタルイミド基、グルタルイミド基
等; スピロ化合物残基としてはスピロ[:3.3]へブタン
−1−イル等; 有橋炭化水素化合物残基としてはビシクロ[2゜2.1
]ヘプタン−1−イル、トリシクロ[3゜3.1.1’
=’] デカン−1−イル、7.7−シメチルービシク
ロ[2,2,11へブタン−1−イル等が挙げられる。
上記の基は、更に長鎖炭化水素基やポリマー残基などの
耐拡散性基等の置換基を有していてもよい。
Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
る基としては、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素原
子、弗素原子等)及びアルコキシ、アリールオキシ、複
素環オキシ、アシルオキシ、スルホニルオキシ、アルコ
キシカルボニルオキシ、アリールオキシカルボニル、ア
ルキルオキザリルオキシ、アルコキシオキザリルオキシ
、アルキルチオ、アリールチオ、複素環チオ、アルキル
オキシチオカルボニルチオ、アシルアミノ、スルホンア
ミド、N原子で結合した含窒素複素環、アルキルオキシ
カルボニルアミノ、アリールオキシカルボニアミノ、カ
ルボキシル、 (R’ は前記Rと同義であり、Z′は前記Zと同義で
あり、RaおよびRbは水素原子、アリール基、アルキ
ル基又は複素環基を表わす。)等の各基が挙げられるが
、好ましくはハロゲン原子である。これらのうち、Xで
表わされる特に好ましいものは、水素原子および塩素原
子である。
一般式[I]で示される化合物の好ましい具体例は下記
−紋穴[■]によって示される。
−紋穴[11] [式中、Z′は該ピラゾール環と縮環して、少なY′ くとも一つの−N−および少なくとも一つのカルボニル
基もしくは少なくとも一つのスルホニル基を含んで含窒
素複素6員環を形成するに必要な非金属原子群を表わし
、該6員環は置換基を有していてもよく、該ピラゾール
環以外にベンゼン環と縮環していてもよい。R″および
Y′は水素原子または置換基を表わし、X′は水素原子
または発色現像主薬の酸化体との反応により離脱する置
換基を表わす。] 一般式[I]で示される化合物について更に詳しく説明
する。
一般式[1]において、Zが形成する含窒素複素6員環
は、好ましくは6π電子系あるいは8π電子系であり、
少なくとも一つの−N−を含んで1〜4個の窒素原子を
含有しており、該6員環が含む少なくとも一つのカルボ
ニル基とは>C−Oや>C−S等の基を表わす。また、
該6員環が含む少なくとも一つのスルホニル基とは−S
−の基を表わす。
一般式[1]においてYは水素原子または置換基を表わ
し、Yが表わす置換基の好ましいものは、例えば、本発
明の化合物が、現像主薬酸化体と反応した後、前記化合
物から脱離するものであるが、例えばYが表わす置換基
は、特開昭61−228444号公報等に記載されてい
るような、アルカリ条件下で、離脱しうる基や、特開昭
56−133734号公報等に記載されているような、
現像生薬酸化体との反応によりカップリング・オフする
置換基等が挙げられるが、好ましくはYは水素原子であ
る。
−紋穴[11で示される化合物のうち、好ましい具体例
と℃ては、下記−紋穴[II−a]、[■−bl   
[II−clおよび[1−d]で表わされる化合物が挙
げられる。
以下余白 −紋穴 [11−aコ 一般式 [] 一般式[:II−c] 一般式[1−d] [式中、R,、R2およびR1は一般式[1]における
Rと同義であり、Xは一般式C1lにおけるXと同義で
あり、Yは一般式C1lにおけるYと同義である。−紋
穴[II−b]において、nはO〜4の整数を表わし、
nが2〜4の整数のとき、複数のR2は同じでも異なっ
ていてもよい。]一般紋穴II−a]、[II−c]お
よび[II−tjlにおけるR2およびR1は一般式[
HにおけるRと同義であるが、ただし、R2がヒドロキ
シ基であることはない。
R2およびR1が表す好ましいものは、例えばアルギル
基、アリール基、カルボキシル基、オキシカルボニル基
、シアノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ
基、アミド基およびスルホンアミド基等の各基および水
素原子、ハロゲン原子等である。
次に本発明の代表的化合物例を以下に示すか、本発明は
これらによって限定されない。
以下余白 以下余白 次に本発明の化合物の代表的な合成例を以下に示す 合成例1[化合物(A −13)の合成]I [化合物aの合成] 15.9g (0、1モル)の5−アミノ−3−フェニ
ルピラゾールと、15.9g (0,1モル)の2−エ
トキシカルボニルアセトイミド酸エチルエステルを20
0m1の脱水エタノール中で2時間加熱・還流した。反
応溶液を熱時濾過した後、濾液を冷却して、生成した沈
澱を濾取し、冷エタノールで洗浄後、ジメチルホルムア
ミドと水の混合溶媒で再結晶して、化合物見である白色
針状結晶1711. (0,079モル)を得た。
(化合物a)融点;300℃以上 NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物a
の構造を確認した。
[化合物aから化合物(A −13)の合成コ化合物a
 17.Og(0,075モル)の酢酸エチル溶液80
0 mlに、化合物b 3L、2+r (0,075モ
ル)の酢酸エチル溶液100 mlを加え、さらに7.
8gのトリエチルアミンを加えて、2時間、室温にて撹
拌し、析出してきた結晶を濾取した。これを水洗し、さ
らに、アセトニトリルで再結晶して、化合物(A−13
)である白色針状結晶23.0g (0,038モル)
を得た。
NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物(
A−13)の構造を確認した。
合成例2[化合物(B−1)の合成] [化合物eの合成] 上記化合物c lB、2g(0 1モル)と上記化合物 d34.8. ([1,1モル)を40m1のメタノー
ルに溶がした後、室温で2時間撹拌し、ついで9.8g
の炭酸ナトリウムを加えてから、50℃において2時間
撹拌した。反応溶液を300 mlの水中に注いだ後塩
酸を用いて中和し、それによって析出した固体をトルエ
ンとアセトニトリルとの混合溶媒から再結晶させて、白
色結晶状の上記化合物eを12.8g(0,03モル)
得た。
[化合物eから化合物(’B−1)の合成]つぎに、こ
の化合物 e  lo、Og (0,023モル)を 
100m1の酢酸に溶かし、生成した溶液に35%過酸
化水素水35m1をゆっくりと滴下した後、50’Cに
おいて3時間撹拌した。この溶液に300 mlの水を
加え、5℃以下の温度において水酸化ナトリウム水溶液
で中和し、それによって得られた溶液を酢酸エチルで抽
出した後、抽出液から酢酸エチルを留去させ、生成した
叶出物をアセトニトリルを用いて再結晶させると、白色
粉末状に結晶した化合物(B−1)が8.5i (0,
018モル)得られた。
NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物(
、B−1)の構造を確認した。
合成例3[化合物(C−5)の合成] 化合物(C−5) し旧 [化合物fの合成コ エチル−3,5−ジアミノピラゾール−4−カルボン酸
17.0+r (0、1モル)、p−ドデカオキシフェ
ニルスルホニルクロリド38.1i (0、1モル)お
よびトリエチルアミン15.2. (0,15モル)を
500m1の酢酸エチルに加え、1時間加熱還流した。
冷却後、析出した結晶を濾取し水洗して296g(0,
08モル)の化合物fを得た。
[化合物fから化合物gの合成] 29.1g (0,059モル)の化合物fおよび14
.8g(0,089モル)のα−クロロアセト酢酸エチ
ルエステルを600 mlのトルエン中で8時間加熱・
還流して、脱水反応を行なった。
反応溶液を減圧下濃縮し粗結晶を得て、これをエタノー
ルで再結晶し、化合物gである白色針状結晶16.1g
 (0,027モル)を得た。
NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物g
の構造を確認した。
[化合物gから化合物(C−5)の合成コ化合物g 1
5.4g (0,026モル)を酢酸、硫酸、水の混合
溶媒130m1 (100:25:5)に溶解し、1時
間加熱還流した。水酸化ナトリウム水溶液でpH5にし
た後、酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで溶媒乾
燥後留去した。残渣をアセトニトリルで再結晶して化合
物(C−5)である白色針状結晶7.3g (0,01
4モル)を得た。
NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物(
C−5)の構造を確認した。
合成例4[化合物(D−5)の合成] 化合物(D−5) [化合物りの合成] 45g(0,1モル)の化合物f (合成例3で用いた
)および22i(0,1モル)のω−アセトフェノンス
ルホニルクロリドを1種のクロロホルムに加え、さらに
12g (0,12モル)のトリエチルアミンを加え、
5時間加熱・還流した後冷却し、反応液を希塩酸で2回
洗浄した後クロロホルムを減圧留去し、メタノールより
2回再結晶して、化合物hである白色粉末結晶30. 
(0,045モル)を得た。
NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物り
の構造を確認した。
[化合物りから化合物iの合成] 20g (0,03モル)の化合物りを 140〜lB
O℃で1時間加熱した後冷却し、析出する結晶をエタノ
ールで再結晶し、化合物iである灰白色粉末結晶9.8
g (0,015モル)を得た。
NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物i
の構造を確認した。
[化合物iから化合物(D−5)の合成]合成例3にお
ける化合物gから化合物(C−5)得る方法と全く同様
にして、6.3g (0,01モル)の化合物iより化
合物CD−5)である白色粉末結晶2.9g (0,0
05モル)を得た。
NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物(
D−5)の構造を確認した。
本発明のカプラーは、通常ハロゲン化銀1モル当りI 
X 10−’モル−1モル、好ましくはI X 10−
2モル−8X to−’モルの範囲で用いることができ
る。
また、本発明のカプラーは他の種類のシアンカプラーと
併用することもできる。
次に本発明に係わる水不溶性かつ有機溶媒可溶性の単独
又は共重合体について説明する。
水不溶性かつ有機溶媒可溶性の単独又は共重合体として
は各種のものを用いることができるが、例えば下記に示
すものを好ましく用いることができる。
(1)ビニル系重合体および共重合体 本発明のビニル系重合体および共重合体を形成する七ツ
マ−を更に具体的に示す。
アクリル酸エステル:例えば、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、n−プロピルアクリレート、イソプ
ロピルアクリレート、n−プルアクリレート、tert
−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、5e
c−ブチルアクリレート、アミルアクリレート、ヘキシ
ルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、オ
クチルアクリレート、tert−オクチルアクリレート
、2−クロロエチルアクリレート、2−ブロモエチルア
クリレート、4−クロロブチルアクリレート、シアノエ
チルアクリレート、2−アセトキシエチルアクリレート
、ジメチルアミノエチルアクリレート、ベンジルアクリ
レート、メトキシベンジルアクリレ−ト  2−クロロ
シクロへキシルアクリレート、シクロへキシルアクリレ
ート、フルフリルアクリレート、テトラヒドロフルフリ
ルアクリレート、フェニルアクリレート、5−ヒドロキ
シペンチルアクリレート、2.2−ジメチル−3−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、2−メトキシエチルアク
リレート、3−メトキシブチルアクリレート、2−エト
キシエチルアクリレート、2−1s。
−プロポキシエチルアクリレート、2−ブトキシエチル
アクリレート、2− (2−メトキシエトキシ)エチル
アクリレート、2−(2−ブトキシエトキシ)エチルア
クリレート、ω−メトキシポリエチレングリコールアク
リレート(付加モル数n−9)、l−ブロモ−2−メト
キシエチルアクリレート、1,1−ジクロロ−2−エト
キシエチルアクリレート; メタクリル酸エステル二側へば、メチルメタクリレート
、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート
、イソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレ
ート、tert−ブチルメタクリレート、イソブチルメ
タクリレート、5ee−ブチルメタクリレート、アミル
メタクリレート、ヘキシルメタクリレート、シクロへキ
シルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、クロロ
ベンジルメタクリレート、オクチルメタクリレート、ス
ルホプロピルメタクリレート、N−エチル−N−フェニ
ルアミノエチルメタクリレート、2−(3−フェニルプ
ロピルオキシ)エチルメタクリレート、ジメチルアミノ
フェノキシエチルメタクリレート、フルフリルメタクリ
レート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、フェ
ニルメタクリレート、クレジルメタクリレート、ナフチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、トリエチレ
ングリコールモノメタクリレート、ジプロピレングリコ
ールモノメタクリレート、2−メトキシエチルメタクリ
レ−1・、3−メトキシブチルメタクリレート、2−ア
セトキシエチルメタクリレート、2−アセトアセトキシ
エチルメタクリレート、2−エトキシエチルメタクリレ
ート、2−E5o−プロポキシエチルメタクリレート1
.2−ブトキシエチルメタクリレート、2−(2−メト
キシエトキシ)エチルメタクリレート、2− (2−エ
トキシエトキシ)エチルメタクリレート、2− (2−
ブトキシエトキシ)エチルメタクリレート、ω−メトキ
シポリエチレングリコールメタクリレート(付加モル数
n−6)  ; ビニルエステル類二側へば、ビニルアセテート、ビニル
プロピオネート、ビニルブチレート、ビニルイソブチレ
ート、ビニルカプロエート、とニルクロロアセテート、
ビニルメトキシアセテート、ビニルフェニルアセテート
、安息香酸ビニル、サリチル酸ビニル; アクリルアミド:例へば、アクリルアミド、メチルアク
リルアミド、エチルアクリルアミド、プロピルアクリル
アミド、ブチルアクリルアミド、tert−ブチルアク
リルアミド、ンクσへ牛シルアクリルアミド、ベンジル
アクリルアミド、ヒドロキシメチルアクリルアミド、メ
トキシエチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルア
クリルアミド、フェニルアクリルアミド、ジメチルアク
リルアミド、ジエチルアクリルアミド、β−シアノエチ
ルアクリルアミド、N−(2−アセトアセトキシエチル
)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド; メタクリルアミド類:例へば、メタクリルアミド、メチ
ルメタクリルアミド、エチルメタクリルアミド、プロピ
ルメタクリルアミド、ブチルメタクリルアミド、ter
t−ブチルメタクリルアミド、シクロへキシルメタクリ
ルアミド、ベンジルメタクリルアミド、ヒドロキシメチ
ルメタクリルアミド、メトキシエチルメタクリルアミド
、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、フェニルメ
タクリルアミド、ジメチルメタクリルアミド、ジエチル
メタクリルアミド、β−シアノエチルメタクリルアミド
、N−(2−アセトアセトキシエチル)メタクリルアミ
ド; オレフィン類:例へば、ジシクロペンタジェン、エチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、イソプレン、クロロブレン、ブタ
ジェン、2.3−ジメチルブタジェン; スチレン類:例えば、スチレン、メチルスチレン、ジメ
チルスチレン、トリメチルスチレン、エチルスチレン、
イソプロピルスチレン、クロロメチルスチレン、メトキ
シスチレン、クロロスチレン、ジクロロスチレン、ブロ
モスチレン、ビニル安息香酸メチルエステル; クロトン駿エステル:例えば、クロトン酸ブチル、クロ
トン酸へキシル; イタコン酸ジエステル類:例えば、イタコン酸ジメチル
、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジブチル; マレイン酸ジエステル類;例えば、マレイン酸ジエチル
、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジブチル: フマル酸ジエステル類:例えば、フマル酸ジエチル、フ
マル酸ジメチル、フマル酸ジブチル;などが挙げられる
その他のコモノマーの例としては、次のものが挙げられ
る。
アリル化合物:例えば、酢酸アリル、カプロン酸アリル
、ラウリン酸アリル、安息香酸アリル;ビニルエーテル
類:例えば、メチルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テル、ヘキシルビニルエーテル、メトキシエチルビニル
エーテル、ジメチルアミノエチルビニルエーテル; ビニルケトン類:例えば、メチルビニルケトン、フェニ
ルビニルケトン、メトキシエチルビニルケトン; ビニル異節環化合物:例えば、ビニルピリジン、N−ビ
ニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドン、N−ビ
ニルトリアゾール、N−ビニルピロリドン; グリシジルエステル類:例えば、グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート;不飽和ニトリル類:例
えば、アクリロニトリル、メタクリレートリル; などを挙げることができる。
本発明に使用される重合体は、上記モノマーのホモポリ
マーでも良く、また必要に応じて、2種以上のモノマー
から成る共重合体でも良い。更に、本発明に使用される
重合体は、水溶性にならない程度に酸基を有するモノマ
ーを含有していても良いが(好ましくは20%以下であ
る。)、全く含有しないものが好ましい。
上記酸基を有するモノマーとしては、アクリル酸;メタ
クリル酸;イタコン酸;マレイン酸;イタコン酸モノア
ルキル(例えば、イタコン酸モノメチル);マレイン酸
モノアルキル(例えば、マレイン酸モノメチル);シト
ラコン酸:スチレンスルホン酸;ビニルベンジルスルホ
ン酸;アクリロイルオキシアルキルスルホン酸(例えば
、アクリロイルオキシメチルスルホン酸);メタクリロ
イルオキシアルキルスルホン酸(例えば、メタクリロイ
ルオキシメチルスルホン酸、メタクリロイルオキシエチ
ルスルホン酸、メタクリロイルオキシプロピルスルホン
酸);アクリルアミドアルキルスルホン酸(例えば、2
−アクリルアミド−2−メチルエタンスルホン酸、2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−
アクリルアミド−2−メチルブタンスルホン酸);メタ
クリルアミドアルキルスルホン酸(例えば、2−メタク
リルアミド−2−メチルエタンスルホン酸、2−メタク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−メタ
クリルアミド−2−メチルブタンスルホン酸);アクリ
ロイルオキシアルキルホスフェート(例えば、アクリロ
イルオキシエチルホスフェート、3−アクリロイルオキ
シプロピル−2−ホスフェート);メタクリロイルオキ
シアルキルホスフェート(例えば、メタクリロイルオキ
シエチルホスフェート、3−メタクリロイルオキシプロ
ピル−2−ホスフェート)などを挙げることができる。
これらの酸基を有するモノマーは、アルカリ金属(例え
ば、Na、になど)またはアンモニウムイオンの塩であ
ってもよい。
本発明に使用される重合体を形成する七ツマ−としては
、アクリレート系、メタクリレート系、アクリルアミド
系及びメタアクリルアミド系が好ましい。
上記七ツマ−より形成される重合体は、溶液重合法、塊
状重合法、懸濁重合法およびラテックス重合法により得
られる。これらの重合に用いられる開始剤としては、水
溶性重合開始剤、親油性重合開始剤が用いられる。
水溶性重合開始剤としては、例えば、過硫酸カリウム、
過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩類
、4,4′−アゾビス−4シアノ吉草酸ナトリウム、2
.2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩等の
水溶性アゾ化合物、過酸化水素を用いることができる。
親油性重合開始剤しては、例えば、アゾビスイソブチロ
ニトリル、2.2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレ
ロニトリル) 、2.2’ −アゾビス(4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル)1.1’−アゾビ
ス(シクロへキサノン−1−カルボニトリル)、2.2
’ −アゾビスイソ酪酸ジメチル、2.2′−アゾビス
イソ酪酸ジエチル等の親油性アゾ化合物、ベンゾイルパ
ーオキシド、ラウリルパーオキシド、ジイソプロビルパ
ーオキシジカルボネート、ジーtert−ブチルパーオ
キシドを挙げることができる。
(2)多価アルコールと多塩基酸とが縮合して得られる
ポリエステル樹脂 多価アルコールとしては、HO−R,−0H(Rrは炭
素数2〜約12の炭化水素類、特に脂肪族炭化水素類)
なる構造を有するグリコール類、又は、ポリアルキレン
グリコールが有効であり、多塩基酸としては、I(OO
C−R,−Cool((R2は単なる結合を表すか、又
は炭素数1〜12の炭化水素類)を有するものが有効で
ある。
多価アルコールの具体例としては、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1
.2−プロピレングリコール、13−プロピレングリコ
ール、トリメチロールブロパン、1,4−ブタンジオー
ル、イソブチレンジオール、1.5−ベンタンジオール
、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール
、ll7−へブタンジオール、1,8−オクタンジオー
ル、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオー
ル、1.11−ウンデカンジオール、1.12−ドデカ
ンジオール、1.13−トリデカンジオール、114−
テトラデカンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ト
リグリセリン、1−メチルグリセリン、エリトリット、
マンニット、ソルビット等が挙げられる。
多塩基酸の具体例としては、シュウ酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、ピメリン酸、コルク酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、ノナンジカルボン酸、デカンジカル
ボン酸、ウンデカンジカルボン酸、ドデカンジカルボン
酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸
、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラクロ
ロフタル酸、メタコン酸、イソヒメリン酸、シクロペン
タジェン−無水マレイン酸付加物、ロジン−無水マレイ
ン酸付加物が挙げられる。
(3)開環重合法により得られるポリエステルこれらの
ポリエステルは、β−プロピオラクトン、ε−カプロラ
クトン、ジメチルプロピオラクトン等より得られる。
(4)その他 グリコールまたは二価フェノールと、炭酸エステルある
いはホスゲンとの重縮合により得られるポリカーボネー
ト樹脂、多価アルコールと多価イソシアナートとの重付
加により得られるポリウレタン樹脂または多価アミンと
多塩基酸より得られるポリアミド樹脂等が挙げられる。
本発明に用いられる重合体の数平均分子量は特に限定は
ないが、好ましくは20万以下であり、更に好ましくは
5.000以上10万以下である。
本発明に用いられる重合体の具体例を以下に示すが、こ
れらに限定されるものではない。(共重合体の組成は重
量比で示す。) A−1) ポリ (N−see−ブチルアクリルアミ 
ド) A−2) 八−3) A−4) A−5) A−6) A−7) A−8) A−9) A −to) A −11) A −12) A −13) A −14) ポリ(N −tert−ブチルアクリルアミ ド) ジアセトンアクリルアミド−メチル メタクリレート共重合体(25ニア5)ポリシクロへキ
シルメタクリレート N −tart−ブチルアクリルアミド−メチルメタク
リレート共重合体 (80:40) ポリ(N、N−ジメチルアクリルア ミ ド) ポリ(tert−ブチルメタクリレー ト) ポリビニルアセテート ポリビニルプロビオネート ポリメチルメタクリレート ポリエチルメタクリレート ポリエチルアクリレート 酢酸ビニル−ビニルアルコール共1 合体(90:L(1) ポリn−ブチルアクリレート A −15) A −111) A −17) A −18) A −19) A −20) A −21) A −22) A −23) A −24) A −25) A−26) ポリn−ブチルメタクリレート ポリイソブチルメタクリレート ポリイソプロピルメタクリレート ポリオクチルアクリレート n−ブチルアクリレート−アクリル アミド共重合体(95:5) ステアリルメタクリレート−アクリ ル酸共重合体(90:10) メチルメタクリレート−塩化ビニル 共重合体(70:30) メチルメタクリレート−スチレン 共重合体(90:10) メチルメタクリレート−エチルアク リレート共重合体(50:5(1) n−ブチルメタクリレート−メチル メタクリレート−スチレン共重合体 (50: 20 : 30) 酢酸ビニル−アクリルアミド共重合 体(85:15) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 A −27) A −28) A −29) A −30) A −31) A −32) A −33) (65:35) メチルメタクリレート−アクリルニ トリル共重合体(65:35) n−ブチルメタクリレート−ペンチ ルメタクリレート−N−ビニル−2 −ピロリドン共重合体(38: 38 : 24)メチ
ルメタクリレート−n−ブチル メタクリレート−イソブチル−メタ クリレート−アクリル酸共重合体 (37: 29: 25: 9) n−ブチルメタクリレート−アクリ ル酸(95: 5) メチルメタクリレート−アクリル酸 共重合体(95:5) ベンジルメタクリレート−アクリル 酸共重合体(93ニア) n−ブチルメタクリレート−メチル メタクリレート−ベンジルメタクリ レート−アクリル酸共重合体(35: 35:25:6) A  −34) A −35) A −38) A −37) A −38) A −39) A−40) A −41) n−ブチルメタクリレート−メチル メタクリレート−ベンジルメタクリ レート共重合体(40: 30 : 30)ジアセトン
アクリルアミド−メチル メタクリレート共重合体(50:50)メチルビニルケ
トン−イソブチルメ タクリレート共重合体(55:45) エチルメタクリレート−〇−ブチル アクリレート共重合体(70:30) ジアセトンアクリルアミド−n−ブ チルアクリレート共重合体(60:40)メチルメタク
リレート−ステアリル メタクリレート−ジアセトンアクリ ルアミド共重合体(40: 40 : 20)n−ブチ
ルアクリレート−ステアリ ルメタクリレート−ジアセトンアク リルアミド共重合体(70: 20 : 10)ステア
リルメタクリレート−メチル メタクリレート−アクリル酸共重合 体(50: 40: 1G) A −42) A −43) A −44) A −45) A−46) A −47) A −48) A−49) A −50) メチルメタクリレート−スチレン− ビニルスルホンアミド共重合体(70:20:10) メチルメタクリレート−フェニルビ ニルケトン共重合体(70:30) n−ブチルアクリレート−メチルメ タクリレート−n−ブチルメタクリ レート共重合体(35: 35 : 30)n−ブチル
メタクリレート−N−ビ ニル−2−ピロリドン共重合体 (90;10) ポリベンチルアクリレート シクロへキシルメタクリレート−メ チルメタクリレート−n−プロピル メタクリレート共重合体(37:29:ポリペンチルメ
タクリレート メチルメタクリレート−〇−ブチル メタクリレート共重合体(85:35)ビニルアセテー
ト−ビニルプロビオ A −51) A −52) A −53) A −54) A −55) A −58) A −57) A −58) ネート共重合体(75;25) n−ブチルメタクリレート−3−ア クリルオキシブタン−1−スルホン 酸ナトリウム共重合体(97:3) n−ブチルメタクリレート−メチル メタクリレート−アクリルアミド共 重合体(35: 35 : 30) n−ブチルメタクリレート−メチル メタクリレート−塩化ビニル共重合 体(37: 38 : 27) n−ブチルメタクリレート−スチレ ン共重合体(82:18) tert−ブチルメタクリレート−メチルメタクリレー
ト共重合体(70:30)ポリ(N −tert−ブチ
ルメタクリルアミド) N −tert−ブチルアクリルアミドーメチルフニニ
ルメタクリレート共重 合体(80:40) メチルメタクリレートーアクリルニ A −59) A −80) A−61) A −62) A −63) A −84) A −65) A−68) A −67) A −88) トリル共重合体(70:3G) メチルメタクリレート−メチルビニ ルケトン共重合体(38ニア2) メチルメタクリレート−スチレン共 重合体(75:25) メチルメタクリレート−へキシルメ タクリレート共重合体(70:30) ブチルメタクリレート−アクリル酸 共重合体(85:L5) メチルメタクリレート−アクリル酸 共重合体(80:20) メチルメタクリレート−アクリル酸 共重合体(90:10) メチルメタクリレート−アクリル酸 共重合体(98: 2) メチルメタクリレート−N−ビニル −2−ピロリドン共重合体(90:to)n−ブチルメ
タクリレート−塩化ビ ニル共重合体(9Q:10) n−ブチルメタクリレート−スチレ ン共重合体(70:30) 1.4−ブタンジオール−アジピン 酸ポリエステル エチレングリコール−セバシン酸ポ リエステル ポリカプロラクタム ポリプロピオラクタム ポリジメチルプロピオラクトン N −tert−ブチルアクリルアミド−ジメチルアミ
ノエチルアクリルアミ ド共重合体(85:15) N −tert−ブチルメタクリアミド−ビニルピリジ
ン共重合体(95: 5)マイレン酸ジエチルーローブ
チルア クリレート共重合体(65:35) N −tert−ブチルアクリルアミド−2−メトキシ
エチルアクリレート共 重合体(55:45) 本発明においては、芳香族第1級アミン現像主薬の酸化
体とカップリングして、色素を形成するA −77) A −75) A −76) A −70) A−71) A −72) A −73) A −74) A −89) 前記−紋穴[I]で表されるシアンカプラーの少なくと
も1種が水不溶性かつ有機溶媒可溶性の単独又は共重合
体の少なくとも1種と共存した状態で親油性微粒子中に
存在している分散物は、該分散物が前記のカプラーと前
記単独又は共重合体の少なくとも1穫を実質的に水不溶
性の高沸点有機溶媒に溶解し、親水性保護コロイド中に
乳化分散することにより得られる。
ここで、実質的に水不溶性の高沸点有機溶媒とは、融点
が100℃以下、沸点が140℃以上の水と非混和性の
化合物で、フェノール誘導体、フタル酸エステルやリン
酸エステルなどのエステル類、有機酸アミド類、カルバ
メート類、ケント類等が挙げられる。これらは、米国特
許第2.322.027号、同第2,353,262号
、同第2,533,514号、同第2,801.170
号、同第2,801,171号、同第2.l135.5
79号、同第2.852.383号、同第2.870,
012号、同第2,991.17L号、同第3,287
.134号、同第3.554.755号、同第3,87
8.137号、同第3.678,142号、同第3.7
00.454号、同第3.748.tAt号、同第3,
779.785号および同第3.837,883号各明
細書に記載されている。
また、上記溶解を助けるために、低沸点有機溶媒、水と
混和性の有機溶媒を使用することができる。
低沸点有機溶媒としては、酢酸エチル、酢酸ブチル、シ
クロヘキサノン、イソブチルアルコール、メチルエチル
ケトン、メチルセロソルブなどが挙げられる。
水と混和性の有機溶媒としては、メチルアルコール、エ
チルアルコ−ル エタノール、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミ
ドなどが挙げられる。
これらの低沸点有機溶媒や水と混和性の有機溶媒は、水
洗などの方法により、あるいは塗布乾燥等により除去す
ることができる。
また、以上述べた有機溶媒は2種以上を組み合わせて用
いることもできる。
親水性保護コロイド中に乳化分散して親油性微粒子とす
るには、界面活性剤などの分散助剤を用いて、撹拌器、
ホモジナイザー コロイドミル、フロージェットミキサ
ー、超音波装置などにより分散する。分散と同時に低沸
点有機溶媒を除去する工程を入れてもよい。
親水性保護コロイドとしてはゼラチン水溶液が好ましく
用いられる。
親油性微粒子の平均粒径としては 0.04μから2μ
が好ましいが、より好ましくは 0.06μから0.4
μである。粒子径は英国コールタ−社製コールタ−モデ
ルN4等により測定できる。
本発明において、カプラー、単独又は共重合体、高沸点
溶媒および低沸点溶媒又は水と混和性の有機溶媒などの
補助溶媒の混合割合は、カプラー単独又は共重合体、高
沸点溶媒が補助溶媒に溶解して成る溶液が親水性コロイ
ド中に容易に分散されるのに適した粘度となるように選
べば良い。二の時の値としては、使用されるカプラーの
溶解度、重合体の種類や重合度により異なり、−律に決
められないが、例えば重合体のカプラーに対する割合(
重量比)は1:10〜5:1、好ましくは1;3〜2:
1である。
また、用いる高沸点溶媒のカプラーに対する割合(重量
比)は1;20〜5:1、好ましくは110〜〜2:1
である。低沸点溶媒の重合体に対する割合(重量比)は
1:lO〜10:1、好ましくは1:4〜〜5:1であ
る。
本発明においては、前記一般式[I]で表されるシアン
カプラーの少なくとも1種が水不溶性かつ有機溶媒可溶
性の単独又は共重合体の1種と共存した状態で親油性微
粒子中に存在している分散物は、赤感性ハロゲン化銀乳
剤層に添加することが好ましい。
また、前記分散物中にはノ10ゲン化銀結晶表面に吸着
させる必要のない化合物、例えば画像安定剤、色カブリ
防止剤、紫外線吸収剤、螢光増白剤、増感色素、油溶性
染料などを同時に分散することもできる。
特開昭59−125732号公報、同82’−9694
4号公報に記載の画像安定剤を同時に分散することが好
ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料がフルカラー
の感光材料として用いられる場合は、本発明に係るシア
ンカプラー以外にマゼンタカプラーエローカプラーが用
いられる。この時のマゼンタカプラー イエローカプラ
ーとしては、特に制限がなく公知のものが使用できる。
マゼンタカプラーとしては、例えば5−ピラゾロン系カ
プラー ピラゾロペンツイミダゾール系カプラー、開鎖
アシルアセトニトリル系カプラーを用いることができる
イエローカプラーとしては、例えば、アシルアセトアニ
リド系カプラーを用いることができ、これには、ベンゾ
イルアセトアニリド系及びピバロイルアセトアニリド系
化合物等が含まれる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料には、親水性
コロイド層にフィルター染料として、あるいはイラジェ
ーション防止その他種々の目的で、水溶性染料を含有し
てもよい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料には他に各種
の写真用添加剤を含有せしめることができる。例えばカ
ブリ防止剤、現像促進剤、現像遅延剤、漂白促進剤、安
定剤、紫外線吸収剤、色汚染防止剤、螢光増白剤、色画
像褪色防止剤、帯電防止剤、硬膜剤、界面活性剤、可塑
剤、湿潤剤等を用いることができる。(リサーチ・ディ
スクロージャー誌17843号を参照できる。)更に競
合カプラー及び現像主薬の酸化体とのカプリングによっ
て現像促進剤、漂白促進剤、現(象剤、ハロゲン化銀溶
剤、調色剤、硬膜剤、かぶり剤、かぶり防止剤、化学増
感剤、分光増感剤、及び減感剤のような写真的に有用な
フラグメントを放出する化合物を用いることができる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料の支持体は、
例えばバライタ紙、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレ
ン合成紙、ガラス板、セルロースアセテート、セルロー
スナイトレート、ポリエチレンテレフタレート等のポリ
エステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、ポリスチレンフィルム等があり、透明支
持体の場合は反射層を併用してもよい。
これらの支持体は感光材料の使用目的に応じて適宜選択
される。
本発明において用いられる乳剤層及びその他の構成層の
塗設には、ディッピング塗布、エアードクター塗布、カ
ーテン塗布、ホッパー塗布等種々の塗布方法を用いるこ
とができる。また米国特許2.781,791号、同2
,941.898号に記載の方法による2層以上の同時
塗布法を用いることもできる。
本発明においては各乳剤層の塗設位置を任意に定めるこ
とができるが、支持体側から順次青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、赤感性ハロゲン化銀
乳剤層の配列とすることが好ましい。
本発明の感光材料において、目的に応じて適当な厚さの
中間層を設けることは任意であり、更にフィルター層、
カール防止層、保護層、アンチハレーション層等の種々
の層を構成層として適宜組み合わせて用いることができ
る。これらの構成層には結合剤として親水性コロイドを
用いることができ、ゼラチンが好ましく用いられる。ま
たその層中には前記乳剤層中の説明で挙げた種々の写真
用添加剤を含有せしめることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた写真感光材料の処理
方法については特に制限はなく、通常知られているあら
ゆる処理方法が適用できる。例えば、その代表的なもの
としては、発色現像後、漂白定着処理を行い、必要なら
更に水洗及び/または安定処理を行う方法、発色現像後
、漂白と定着を分離して行い、必要に応じ更に水洗及び
/または安定処理を行う方法、いずれの方法を用いて処
理してもよいが、本発明のハロゲン化銀カラー写真感光
材料は、発色現像、漂白定着、水洗(または安定化)の
工程で迅速に処理されるのに適している。
[実施例] 以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明はこれ
らに限定されない。
実施例1 ポリエチレンをラミネートした紙支持体(酸化チタン含
有量2.7g/r&)上に、下記の各層を支持体側より
順次塗設し、ハロゲン化銀カラー写真感光材料(kl)
を作成した。
層1・・・・・・ 3.5g/ばのゼラチン、2.3g
’/rrf(銀に換算して)の赤色感光性塩臭化銀乳剤
(塩化銀含有率70モル%) 、0.22g/dのジブ
チルフタレートに溶解した0、44g / rrrのシ
アンカプラー(CC−1)を含有する層。
層2・・・・・・2.2g/rrrのゼラチン、0.6
3g/rrrのジノニルフタレートに溶解し・た0、7
5g / rrrの紫外線吸収剤(UV−1)及び0.
25Ji/rrrノ紫外線吸収剤(UV−2)を含有す
る層。
なお、硬膜剤として、2.4−ジクロロ−6−ヒドロキ
シ−5−)リアジンナトリウムを層2中に、ゼラチン1
g当り 0.017gになるように添加した。
さらに、層1のシアンカプラー、高沸点溶媒及び水不溶
性かつ有機溶媒可溶性の単独又は共重合体の種類と量を
表−1に示すようにして、ハロゲン化銀カラー感光材料
(k2〜20)を作成した。
(CC−1)シアンカプラー Q (UV−1)紫外線吸収剤 (UV−2)紫外線吸収剤 上記感光材料試料魔1〜20の各々を光学ウェッジを通
し露光後衣の工程で処理した。
処理工程(38℃) 発色現像    3分30秒 漂白定着    1分30秒 水   洗      1分 乾   燥      60〜80℃  2分各処理液
の組成は下記の通りである。
く発色現像液〉 純   水                    
800m lベンジルアルコール        15
m l硫酸ヒドロキシアミン        2.0g
臭化カリウム            1.0g塩化ナ
トリウム           1.0g亜硫酸カリウ
ム           2.0gトリエタノールアミ
ン        2.0gN−エチル−N−β−メタ
ンスルホン アミドエチル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩
          4.5g1−ヒドロキシエチリデ
ン−1,1−ジホスホン酸(eo%水溶液)     
   1.5m l炭酸カリウム          
  32gwh1tex BB  (50%水溶液)2
mJ2(螢光増白剤、住友化学工業社製) 純水を加えて1文とし20%水酸化カリウム又は10%
希硫酸でI)H−10,1に調整する。
く漂白定着液〉 純   水                  55
0m flエチレンジアミン四酢酸鉄(III) アンモニウム            65gチオ硫酸
アンモニウム        85g亜硫酸水素ナトリ
ウム        10g17重亜硫酸ナトリウム 
       2gエチレンジアミン四酢酸−2ナトリ
ウム 20g臭化ナトリウム           1
0g純水を加えて1ffiとし、アンモニア水又は希硫
酸にてpH−7,0に調整する。
現像処理を行って得られた色素画像の最大濃度及びλ−
a 1% D aを表−2に示す。但し最大濃度はコニ
カ■製P D A −85型濃度計を用い、赤色光によ
り測定した。またλsagとは、可視吸収スペクトルの
極大濃度が1.0となる時の極大波長(ns+)であり
、D、はλ朧a叉における吸収を1とした時の55hm
における吸収の割合を示すものであり、いずれも■日立
製作新製32G型自記分光光度計を用いて測定した。
現像処理を行なって得られた色素画像について、さらに
、以下に記載の試験を行い色素画像の耐久性を調べた。
D、 X、・・・高照度擬似デイライト光照射試験(ス
ガ試験機■製キセノンフェードメーターで5日間光照射
) D、0.・・・暗所耐熱性試験(77℃77%RHで2
週間放置) 得られた結果を表−1に示す。なお結果は初期濃度がD
aln+1.0の点での色素残存率「で表す。
「の値は次式によって求めた。
表−1 「−(試験前の濃度−試験後のDsin) xloo 
[%]表−2の結果から明らかなように、比較のカプラ
ーCC−1を含む試料Na lは耐光性が優れるものの
、耐熱性が劣りまた色濁りの点で劣っている。
これに対し、本発明のカプラーを含む試料Nα7〜lO
は、耐熱性が非常に優れており、またDGの値が小さく
色濁りの点でも良好である。
さらに多量の高沸点有機溶媒を併用した試料No。
【2〜20では、耐光性も向上することが判る。
実施例2 ポリエチレンをラミネートした紙支持体(酸化チタン含
有量2.7g/rr?)上に、下記の各層を支持体側よ
り順次塗設し、ハロゲン化銀カラー写真感光材料(k 
21)を作製した。
層1−−−−−− 1.2g / rrrのゼラチン、
0.32g/rn’(銀に換算して、以下同じ)の青感
性塩臭化銀乳剤(塩化銀含有率99.3モル%) 、0
.50g/ゴのジオクチルフタレートに溶解した0、8
0g1rdのイエローカプラー(Y−1)を含有する層
層2・・・・・・0.7g/rfのゼラチンからなる中
間層。
層3・・・・・・1.25g/rr?のゼラチン、0.
22g/rrf’の緑感性塩臭化銀乳剤(塩化銀含有率
99.5モル%)OJOg/rrfのジオクチルフタレ
ートに溶解した0、82g /はマゼンタカプラー(M
−1)を含有する層。
層4・・・・・・1.2g/r&のゼラチンと 12■
/nfの(AIC−1)からなる中間層。
層5・・・・・・L−4g/dのゼラチン、0.20g
/rrt”の赤感性塩臭化銀乳剤(塩化銀含有率99.
7モル%)0.20g/rr?のジブチルフタレートに
溶解しり0.40g/rrrノシ7ンカブラ−(CC−
1)を含有する層。
層6・・・・・・1.0g/rrrのゼラチン及び0.
2g/rrrのジオクチルフタレートに溶解した0、3
g/ゴの紫外線吸収剤(UV−1)を含有する層。
層7・・・・・・0.5g/rrrのゼラチンを含有す
る層。
なお、硬膜剤として、2.4−ジクロロ−6−ヒドロキ
シ−s −トリアジンナトリウムを層2.4及び7中に
、それぞれゼラチン1g当り 0.017gになるよう
に添加した。
(AIC−1) (Y−1) (M−1) さらに、前記の層構成のうち層5のシアンカプラー、高
沸点溶媒および水不溶性かつ有機溶媒可溶性の単独又は
共重合体の種類と量を表−3に示すようにして、ハロゲ
ン化銀カラー感光材料(Nα22〜34)を作成した。
以下余白 表−3 なお層5には下記化合物を0.2’!tr/dとなる様
添加した2Fis 上記感光材料に21〜34の各々を光学ウェッジを通し
露光後、次の工程で処理した。
処理工程 温  度      時間 発色現像  34.7±0.3℃  45秒漂白定着 
 34.7±0.5℃  45秒安定化  30〜34
℃  90秒 乾   燥     60〜80℃     60秒各
部理液の組成は下記の通りである。
C発色現像液j 純水               8QOm Qトリ
エタノールアミン         8gN、N−ジエ
チルヒドロキシアミン   5g塩化カリウム    
         2gN−エチル−N−β−メタンス
ル ホンアミドエチル−3−メチル− 4−アミノアニリン硫酸塩      5gテトラポリ
リン酸ナトリウム      2g炭酸カリウム   
         30g亜硫酸カリウム      
     0.2g螢光増白剤(4,4’−ジアミノ スチルベンジスルホン酸誘導体)1g 純水を加えて全量を12とし、pH20,2に調整する
[漂白定着液コ 純水                800m交エチ
レンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩        60gエチレンジ
アミンテトラ酢酸      3gチオ硫酸アンモニウ
ム(7096溶液)’  100m、Q亜硫酸アンモニ
ウム(40%溶液)   27.5m l水を加えて全
量を12とし、炭酸カリウム又は氷酢酸でpH5,7に
調整する。
[安定化液] 純水                800m (1
5−クロロ−2−メチル−4− インチアゾリン−3−オン     1g1−ヒドロキ
シエチリデン− 1,1−ジホスホン酸         2g水を加え
て1ffiとし、硫酸又は水酸化カリウムにてptlを
 7.0に調整する。
現像処理を行って得られた色素画像の最大濃度、λl1
aX及びDGを実施例1と同様に測定した結果を表−4
に示す。最大濃度はコニカ■製PDA−65型濃度計を
用い、赤色光により測定した。
また上記試料21〜34を上記と同様に現像処理を行っ
た後、実施例1と同様に色素画像の耐久性を調べる試験
を行った。
結果を表−4に示す。
以下余白 表−4の結果から明らかなように、多層構成のハロゲン
化銀カラー感光材料においても、本発明のカプラーと本
発明の水不溶性かつ有機溶媒可溶性の単独又は共重合体
を含む試料においては、比較のカプラーに比べDGの値
が近く色調が優れ、また良好な耐熱性を示すことが判る
[発明の効果コ 本発明においてはシアン色素画像の分光吸収がシャープ
で副吸収が少なく、色再現性が優れ、また、シアン色素
画像の耐熱性が優れ、最大濃度が改善されるという効果
を奏する。
出 願 人  コニカ株式会社 代  理  人     岩   間   芳   雄
表−4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有す
    るハロゲン化銀カラー写真感光材料において、下記一般
    式[ I ]で表わされるシアンカプラーの少なくとも1
    種が水不溶性かつ有機溶媒可溶性の単独又は共重合体の
    少なくとも1種と共存した状態で親油性微粒子中に存在
    している分散物を含有することを特徴とするハロゲン化
    銀カラー写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、RおよびYは水素原子または置換基を表わし、
    Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
    り離脱する置換基を表わす。Zは−N−と共に該ピラゾ
    ール環と縮環して含窒素複素6員環を形成するに必要な
    非金属原子群を表わし、該6員環は置換基を有していて
    もよく、該ピラゾール環以外にベンゼン環と縮環してい
    てもよい。]
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05150420A (ja) * 1991-11-27 1993-06-18 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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