JPH02286325A - 阻燃性貼着シート - Google Patents

阻燃性貼着シート

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JPH02286325A
JPH02286325A JP1107424A JP10742489A JPH02286325A JP H02286325 A JPH02286325 A JP H02286325A JP 1107424 A JP1107424 A JP 1107424A JP 10742489 A JP10742489 A JP 10742489A JP H02286325 A JPH02286325 A JP H02286325A
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JP
Japan
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layer
flame
adhesive
adhesive layer
fire resistant
Prior art date
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Pending
Application number
JP1107424A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Fukagawa
深川 義明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKABANE TOKOU KOGYO KK
Original Assignee
AKABANE TOKOU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の属する技術分野」 本発明は阻燃性塗膜を有する貼着シートに関する。
「従来の技術」 耐炎性表面を有するシート状の化粧物(壁紙等)に関し
て特開昭50−16723号に記述されている。 即ち
、「印刷または着色された紙、織布、フィルム、金属面
等に水ガラスを主成分とし、硬化剤、ジアクリルフタレ
ート系乳化重合物を混合してなる塗料を表面に塗布する
耐炎性化粧物の製法。」が提案されている。
この発明では支持体として天然繊維による紙、合成繊維
による合成紙、ポリプロピレンナイロン、ポリエステル
、アスベスト等の比較的耐熱温度の高いもの、特に耐炎
性をよくするためにはバインダー等の添加物がないもの
又は少ないものが望ましいとされている。
又、水ガラスを主成分とする耐炎性塗膜に柔軟性を与え
るためジアクリレート系乳化重合物を添加しており、特
に可撓性を高めるにはジアクリレートとビニルモノマー
との共重合物を用いている。
この発明の実施例によると、耐炎性化粧物の耐炎性はア
ルコールランプの酸化炎を直接60秒間あてて着火、着
炎及び発煙が無い事が示されている。
又、特開昭49−57693号に[予め紙、布等に防火
塗料を含浸乾燥し、これを被帷燃化物の表面に貼着する
ことを特徴とする特許化方法。Jが記述されている。 
この方法は発泡性防火塗料を紙、布等に含浸させて難燃
化材を形成し、これを合板、ハードボード等の基板(被
難燃化物)に接着剤を用いて接着するか、あるいは加熱
しながらプレスして予め紙、布等に含浸させておいた防
火塗料の熱熔融接着性を利用して貼着することが特徴と
なっている。
「解決しようとする問題点」 前記特開昭50−16723号の発明による耐炎性化粧
物は壁紙等の美観を保ち且つ耐炎性を持つ表面を有する
ものである。
従って、耐炎加工により美観を妨げないようにするため
水ガラスを主成分とし、しかも可撓性を与えるためジア
クリレート又はジアクリレートとビニルモノマーの共重
合物を添加している。  このような素材から得られる
耐炎性塗膜は加熱発泡性を持たないのでプロパンガス、
ブタンガス或いは都市ガスによる高温のトーチ炎を直接
あてると、ガラス成分が熔融し、同時に有機樹脂成分が
分解し、耐炎性能がたちまち劣化してしまう。
又、特開昭49−57693号の発明は発泡性防火塗料
を可成厚手(5ミルスー250μ)の紙に含浸させた難
燃化材をメラミン樹脂を含浸させた化粧紙に重ねて熱プ
レスして難燃化化粧紙を得たり、あるい前記難燃化材を
2枚合板の上に重ね、その上に接着剤を介して表面に化
粧を施したアルミニウム板を重ね、熱プレスにより成形
した準不燃材料相当の化粧合板を得ている。
従って、被貼着面が平滑であることが必要であり、貼着
に熱プレスを用いるため予め工場等で製造される化粧シ
ート、化粧板等に適しているが、既に設置されている構
造物、電線、通信ケーブル等曲面あるいは粗面を有する
被貼着面に現場で難燃化施工を行うには適していなかっ
た。
このような問題点を解決するためには予め粘着性のある
接着層を持つシートの上に発泡性防火塗料層を設ければ
よいのであるが、本発明者の実験結果ではこのようなシ
ートに火炎を当てると防火塗料層が発泡する前にシート
基材及び接着層が加熱により収縮、損傷を生じ、シート
に穴があき、防火効果が失われこれを防ぐには基材の厚
さを100μ以上とし、これに防火塗料を含浸させる必
要がある。  しかし、このように厚い塗料層は貼着シ
ートとしての可撓性、柔軟性、可塑性が不足し、実用上
問題があった。
「問題を解決する手段」 本発明は可撓性支持体(1)の上面に可撓性発泡性防火
塗料からなる阻燃層(2)を設け、前記支持体(1)の
下面に発泡性材料を含有し常時粘着性を有する可撓性接
着剤層(3)を設け、前記接着剤層(3)の表面を剥離
紙(4)で保護し、使用時に前記剥離紙(4)を剥がし
て被接着面に貼着する阻燃シートを提案する。
既知の発泡性防火塗料を貼着シートに応用する際、解決
しなければならない問題は(1)貼着シートに要求され
る柔軟性、可撓性、可塑性等の物性を持つ発泡性防火塗
料塗膜を実現する事、(2)支持体及び接着層が高温に
おいて伸縮、熔融或いは焼損しない事である。
高温の炎の直撃に耐えるためには、加熱することにより
発泡、固化して不燃性の断熱層を形成する発泡性防火塗
料の塗膜が適している。
発泡性防火塗料としてはメラミン系化合物ジシアンジア
ミド系化合物、尿素系化合物とホルムアルデヒドとの反
応により得られろ水溶性の初期縮合体を発泡成分、多糖
類を炭化成分、燐酸化合物を発泡層形成助剤とする既知
の発泡性防火塗料に高温においてセラミックを形成する
無機及び有機化合物を溶解又は分散含有させたものが適
している。
高温でセラミックを形成する化合物を添加した前記発泡
性防火塗料の塗膜が可撓性を持たないときはシリコン樹
脂の超微粒子を又はエチレングリコール類を少量添加す
る事により可撓性を与える事が出来る。
支持体としては合成繊維からなる不織布、天然及び合成
繊維からなる織布、紙、合成紙、ガラス繊維、アスベス
ト繊維等無機繊維からなるシート等を使用することが出
来る。
合成繊維、天然繊維、紙及び合成紙等可燃性の素材から
なるシートを支持体として用いる場合は当該シートの厚
さを余り薄くすると火炎による加熱に際して当該シート
が熔融収縮して防火塗料塗膜に穴があき防火効果が実現
できない事があるので、少なくとし50μ以」二の厚さ
のものを使用する事が望ましい。
又面記発泡性防火塗料を含浸させておくと加熱による欠
陥の発生防止効果が向上する。
接着剤としてはアクリル系接着剤及びゴム系接着剤等常
時粘着性を有する接着剤を使用する。 接着剤層の可燃
化を計るため発泡剤としてメラミン系化合物、ジシアン
ジアミド系化合物或いは尿素系化合物とホルムアルデヒ
ドとの反応により得られる水に不溶なメチロール化物、
多糖類及び燐酸塩類の混合物を接着剤中に5〜20重1
%分散含有させる。
「作用」 上述の可燃シートは可撓性に富むので様々な曲面に貼着
可能であり、火炎の直撃を受けた場合、表面の可燃層が
発泡、固化して強力な断熱層を形成する。  仮に接着
剤層の温度が支持体素材の熔融温度以上に達した場合、
接着層内の発泡剤が反応して接着層を膨張させて不燃性
の可燃層の一部となるため、全体として1000℃以上
の高温に耐える断熱層が形成される。 火災に遭遇し発
泡可燃層が形成され防火効果を示した後のシートは容易
に基体から剥離出来るので、新しい可燃ンートを貼着し
て原状に戻す事ができる。
以下実施例により本発明を説明する。
「実施例IJ 両面にシリコン加工した剥離性を与えた剥離紙の片面に
アクリル系感圧接着剤(三洋化成工業社製、商品名ポリ
シック610−SA固形分約45%、トルエン、キシレ
ン溶液)にホルマリンとメラミンをアルカリ性水溶液中
で反応させてえられるトリメチロールメラミンを5重量
%、グルコース5重量%及び燐酸アンモニウム5%を添
加したものを1m”当たり約80g塗布乾燥して得られ
る接着剤層に不織布(旭化成株式会社製 アイエルE1
020、ポリエステル製不織布、厚さ約140μ)を貼
り合わせ、発泡性防火塗料(尿素樹脂初期縮合体及びメ
ラミン樹脂初期縮合体と、しょ糖、硼酸塩、燐酸塩及び
シリコン樹脂からなる固形公約50%の水溶液)を1m
’当たり約30g塗布し、約80℃で50分間乾燥して
、可燃貼着シートを作った。
この可燃貼着シートの剥離紙をはがして厚さ約5mmの
合板に貼着し、ブタン−プロパント−チの火炎を約15
cmの距離から当てたところ、約30秒間に厚さ約1c
mの発泡層が盛り上がり、以後火炎による発泡層の剥落
が認められず、合板裏面の温度は約200℃以下に保た
れた。  火炎実験後の可燃シートは合板から剥離可能
で、改めて新品の可燃シートを貼着して原状に戻す事が
出来た。
「実施例2」 不織布(日本バイリーン社製、耐熱不織布H−801O
CT、ポリアミド繊維製、120 g/m’)を用い、
トリメチロールメラミンの代わりにモノメチロール尿素
を使用し、実施例1と同様にして可燃シートを作り、同
様の結果を得た。
「実施例3」 実施例1の不織布に代えて厚さ約5mmのガラス繊維織
布を用い、トリメチロールメラミンの代わりにベンゾグ
アナミン樹脂を使用し、実施例1と同様にして可燃シー
トを作り、実施例1と同様の結果を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可燃貼着シートの断面を示す。  (
1)は可撓性支持体、(2)は可燃層、(3)は接着剤
層、 (4)は剥離紙である。 特許出願人赤羽塗工工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可撓性支持体(1)の上面に可撓性を有する発泡性防火
    塗料からなる阻燃層(2)を設け、下面に発泡性防火材
    料を5〜20%含有する接着剤層(3)と剥離紙(4)
    順次積層してなる阻燃性貼着シート。
JP1107424A 1989-04-28 1989-04-28 阻燃性貼着シート Pending JPH02286325A (ja)

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