JPH02283992A - 耐摩耗性ホース - Google Patents

耐摩耗性ホース

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JPH02283992A
JPH02283992A JP10163689A JP10163689A JPH02283992A JP H02283992 A JPH02283992 A JP H02283992A JP 10163689 A JP10163689 A JP 10163689A JP 10163689 A JP10163689 A JP 10163689A JP H02283992 A JPH02283992 A JP H02283992A
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JP
Japan
Prior art keywords
rubber
hose
reinforcing layer
resistance
pressure resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP10163689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitsugu Koike
喜嗣 小池
Yoshihiro Sugimura
佳弘 杉村
Masanori Matsuo
松尾 正則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、コンクリート圧送ホース、土砂もしくは泥
水圧送ホースなどとして用いて好適な耐摩耗性ホースに
関し、とくには、キンク、圧潰などに対して十分大きな
復元力を発生するものである。
(従来の技術) 従来の耐摩耗性ホースとしては、たとえば第2図に断面
図で示すものがある。
これは、耐摩耗性および耐ノノット性にすくれたゴムか
らなる内面ゴム11の外側に、多くはコードにて構成さ
れる耐圧補強層12を配設し、そしてその外側に、主に
は、ホースのキンク、圧潰などを阻止すべく機能する硬
鋼線螺旋ワイヤー13、この螺旋ワイヤー13の、加硫
時における乱れを防止するとともに、ホースの曲げに際
して、その螺旋ワイヤー13がホース表面から突出する
のを防止すべく機能する帆布14ならびに耐候性その他
にすくれるゴムからなる外皮ゴム15を順次に配設した
ものであり、かかるホースによれば、ホースの曲げ過ぎ
によるキンクおよび、ホース上への重量物の落下その他
に起因する圧潰が、硬鋼線螺旋ワイ−1−−13の作用
によって有効に防止されることになる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、かかるホースのうし、とくに、作業者によっ
て運搬されるもの、作業時に、重量物、作業昔の足など
を乗せて位置を固定する個所に適用されるもの、曲げて
使用されるものなどにあっては、硬鋼線螺旋ワイヤー1
3によってもたらされるホースの上述したような耐キン
ク性、耐圧潰性にもかかわらず、現実には、キンク、圧
潰などが比較的高い頻度で発生し、−旦、キンク、圧潰
などが発生した場合には、通常は2.0〜4.0φ程度
の線径を有する硬鋼線螺旋ワイヤー13の塑性変形によ
り、ボースの元形状への復帰が阻止されることから、ホ
ースの閉塞、ホースの変形部分での偏摩耗が耐圧補強層
12に達することによるホースの耐圧力の低下などが生
じ、甚しくは、ホースがバーストすることになるという
問題があった。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、ホースに、キンク、圧潰などが発生した場合
であっても、そのホースを、元形状にほぼ完全に復帰さ
せることができる耐摩耗性ホースを提供するものである
(課題を解決するための手段) この発明の耐摩耗性ホースは、内面ゴムおよび外皮ゴム
と、それらの間に配設した11jJ圧補強層とを具える
ボースにおいて、耐圧補強層の内周側および外周側の少
なくとも一方に、スチール、ナイロン、ポリエステル、
ケブラー(商標名)などのすだれ織コードからなる復元
補強層の少な(とも一層を埋設したものである。
ここでより好ましくは、耐圧補強層と復元補強層との間
に中間ゴムを埋設する。
(作 用) この耐摩耗性ホースでは、復元補強層の作用によって、
ホースに十分な耐キンク性および耐圧潰性を付与し得る
ことはもちろん、とくには、その復元補強層を、塑性変
形のおそれの全くもしくはほとんどない合成樹脂材料そ
の他によって構成することにより、ボースにキンク、圧
潰などが生じても、外力の除去その他によって、そのホ
ースを、元形状にすみやかに復帰させることができ、こ
の故に、ホースのバーストはもらろん、ホースの閉塞、
それの偏摩耗性に起因する耐圧力の低下などを極めて有
効に防止することができる。
なおここで、耐圧補強層と復元補強層との間に所要の厚
さの中間ゴムを配設し、これにてそれら両層の離間距離
を特定することにより、ホースの断面二次モーメントを
選択してホースの曲げ剛性、耐キンク性、耐圧潰性など
を所要に応じて調整することができる。
(実施例) 以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、呼び径と100 φとすることができるこの
発明のホースを例示する断面図であり、図中1は、天然
ゴムまたは、天然ゴムとスチレンブタジェンゴムもしく
は天然ゴムとブタジェンゴムとのブレンドゴムなどのよ
うに、耐カット性および耐摩耗性にすぐれたゴムにて構
成した内面ゴムを示し、この内面ゴム1は、たとえば2
〜3 mm程度の厚さとすることができる。
かかる内面ゴム1の外周側には、スチール、ポリエステ
ル、ケブラー(商標名)、ナイロンなどのすだれ織コー
ドをラジアル状に巻回してなる復元補強層、ここでは、
1500 d/3のケブラーを、ボース軸線に対して約
85°の交角にて一層巻回した復元補強層2を配設する
ここで、復元補強層2をスチールコードにて構成する場
合には、ホースのキンク、圧潰などに起因してそのスチ
ールコードが塑性変形するのを防止すべく、ホース内表
面が相互に接触してもなお、スチールコードがその弾性
領域内にて変形するように、内面ゴムlの厚さを選択す
ることが必要になる。
ちなみに、スチールコードの線径を0.84φとした場
合には、内面ゴム1の厚さを2 mm、いいかえれば、
スチールコードの最小曲げ半径を2 mmとすることに
より、スチールコートの永久変形を完全に防止すること
ができる。
そして、復元補強層2の外周面には、好ましくは、ヒス
テリシスロスの少ない天然ゴム、天然ゴムとスチレンブ
タジェンゴムとのブレンドゴムその他からなる中間ゴム
3を、たとえば2 mmの厚さで配設し、それにて、ホ
ースの復元性の向上を担保する。
また、この中間ゴム3は、その内周側に配設した復元補
強層2と、その外周側に配設される耐圧補強層4との離
間距離を特定すべくも機能するので、それの厚さを選択
することにより、ホースの断面二次モーメント、ひいて
は、ホースの曲げ剛性、耐キンク性、耐圧潰などを所要
に応じて調整することができる。
かかる中間ゴム3の外周側に配設される耐圧補強層4は
、ポリエステル、ナイロン、ビニロン、ケブラーなどの
すだれ織コードを、ホース軸線に対して35〜55°の
交角で巻回すること、たとえば、1500 d/2のポ
リエステルコードの四層を、ホース軸線に対し、54.
7°の角度(静止角)をもって相互に逆方向へ延在させ
ることによって構成することができる。
さらに、ホースの最外側には、耐圧補強層4に外接する
外皮ゴム5を所要の厚さ、たとえば2mmの厚さで配設
する。
ここで、ホースが、それの持ち運びに際して、または、
作業中において、地表面を引きずられることの多い用途
に通用される場合には、その外皮ゴム5を、耐候性の他
に、内面ゴ1.1と同様の耐摩耗性および耐力・ント性
を有するゴム、たとえば、天然ゴム、天然ゴムとスチレ
ンブタジェンゴムもしくはブタジェンゴムとのブレンド
ゴム、スチレンブタジェンゴムまたはクロロプレンゴム
にて構成することが好ましい。
このように配設したそれぞれの構成要素を相互に加硫接
着してなるホースによれば、復元補強層2が十分大きな
耐キンク性および耐圧心性を発揮することができ、しか
も、ホースにキンク、圧潰などが生じても、復元補強層
それ自身の復元力に基づき、そのホースを、元形状にす
みやかに、かつほぼ完全に復帰させることができる。
従って、従来ホースにおけるように、硬鋼線螺旋ワイヤ
ーの塑性変形に起因するホースの閉塞、そのホースの偏
[?耗などを極めて有効に防止することができる。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、復元補強
層を耐圧補強層の外周側または、それの内周側および外
周側の双方に配設することも可能であり、このことによ
ってもまた、前述したと同様の作用効果をもたらすこと
ができる。
〔比較例〕
以下に発明ホースと従来ホースとの、曲げ剛性、キンク
回復圧力および圧縮回復率に関する比較試験について説
明する。
発明ホース:第1図に示す構成のボースであって、呼び
径が100 φのもの 従来ホース:第2図に示す構成のホースであって、呼び
径が100 φのもの 試験方法 :曲げ剛性については、ホースの両端に曲げ
バーを取付けてホースを 曲げ、その時の荷重W9曲げ半径 RおよびモーメントアームHを測 定して次式より算出した。
曲げモーメント M = W X H 曲げ剛性 1F、I−MXR=WXHXR また、キンク回復圧力について は、故意に発生させたキンクを完 全に回復させるに必要な供給内圧 を、そして、圧縮回復率について は、上下方向に完全に圧潰したボ ースの、荷重除去後における、高 さ/幅×100を、それぞれ測定す ることによって求めた。
試験結果 それぞれのホースについての、上記試験の結果を下表に
示す。
表 この表によれば、発明ホースでは、耐キンク性および耐
圧潰性を十分に維持してなお、キンクおよび圧潰のそれ
ぞれを、わずかな内圧の作用および除荷のみによって速
やかに、かつほぼ完全に元形状に復帰させ得ることが明
らかである。
(発明の効果) かくして、この発明によれば、とくには復元補強層の作
用によって、ホースに、キンク、圧潰などに対する十分
な復元力を付与することによって、ホースの閉塞はもち
ろん、ホースの偏摩耗が耐圧補強層に達することによる
ホース耐圧力の低下を掻めて有効に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す長さ方向断面図、 第2図は、従来例を示す同様の断面図である。 1・・・内面ゴム     2・・・復元補強層3・・
・中間ゴム     4・・・耐圧補強層5・・・外皮
ゴム /−−−・肉面ゴA 2−−−−ffF元袖ダ螢層 3−一一一中間ゴA 4−一−−耐圧補強層 5−一−−外圧ゴ°A

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内面ゴムおよび外皮ゴムと、それらの間に配設した
    耐圧補強層とを具えるホースであって、 耐圧補強層の内周側および外周側の少なく とも一方に、一層以上の復元補強層を埋設してなる耐摩
    耗性ホース。 2、耐圧補強層と復元補強層との間に中間ゴムを配設し
    てなる請求項1記載の耐摩耗性ホース。
JP10163689A 1989-04-24 1989-04-24 耐摩耗性ホース Pending JPH02283992A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2676680A1 (fr) * 1991-04-22 1992-11-27 Dhinaun Jean Tuyau polyvalent pour l'assainissement et la vidange.
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