JPH02280930A - ヘム成形方法 - Google Patents

ヘム成形方法

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Publication number
JPH02280930A
JPH02280930A JP10236389A JP10236389A JPH02280930A JP H02280930 A JPH02280930 A JP H02280930A JP 10236389 A JP10236389 A JP 10236389A JP 10236389 A JP10236389 A JP 10236389A JP H02280930 A JPH02280930 A JP H02280930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hem
hemming
work
hardened
bent
Prior art date
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Pending
Application number
JP10236389A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hirabayashi
平林 真
Yasuyuki Saito
斉藤 保行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10236389A priority Critical patent/JPH02280930A/ja
Publication of JPH02280930A publication Critical patent/JPH02280930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) 本発明は、パネル状ワークの端部にヘム成形を行うのに
利用されるヘム成形方法の改良に係わり、さらに詳しく
は、低加圧力のプレスを用いても、いわゆる「だれJ 
、rL+<れ」などの形状不良が発生しないヘム成形方
法に関する。 (従来の技術) ヘム成形は、はぜ折りとも称し、平板の縁を強くしてな
めらかな縁にしたり、別部品を組み付けるために相手部
品のフランジ部を包み込んで1800密着曲げを行った
りする加工であり、例えば自動車のドア、フード、トラ
ンクリッド。 バックドア等に適用される。 従来、パネル状ワークの端部にヘム成形を行うには、5
S3図(a)に示すように、まず、前工程においてプレ
スによってヘムフランジ部11aが成形されたアウター
パネル11およびインナーパネル12を下型13上に重
ねて載置し、パッド14により押圧固定した後、第3図
(b)に示すように、前記アウターパネル11の端部に
形成されているヘムフランジ部11aをプリへミンクエ
ッヂ15によって半ば内側に折り込み(プリヘミング)
、次いで、第3図(C)に示すように。 半ば折り曲げた前記ヘムフランジ部11aをヘミングエ
ッヂ16によってさらにプレスし、第3図(d)に示す
ように、完全に1000折曲することによって、前記7
ウターパネル11にインナーパネル12が固定される(
ヘミング)経過をたどっていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、ヘムフランジ部11aは、前工程におい
てアウターパネル11の端部をプレス等によって略90
″に曲げることにより形成されているものであるが、こ
の成形加工によってヘムフランジ部11aの付は根部分
が加工硬化され1局部的に硬度が高くなっているために
この部分はプリヘミングおよびヘミング加工による変形
を受けに〈<、いわゆる「だれ」「しゃくれ」と称され
る形状不良が発生することがあった。 これをさらに詳細に説明すれば、第4図(a)に示すよ
うに、前工程によって成形されたアウターパネル11の
ヘムフランジ部11aの付は根部分、つまり成形時の曲
げ加工を受けた屈曲部11bは局部的に硬化しているた
め、プリヘミング時には、第4図(b)に示すように、
屈曲部11bは、ブリへミングエッヂ15によって加え
られる曲げ応力に対してほとんど変形せず、変形はまず
屈曲部11bの両端部から起り、アウターパネル11の
外縁は丸味を帯びたものとなる。そして、&S曲部11
bは1次のヘミング加工によっても潰されずにほとんど
そのままの状態となり、さらに加圧されるに従って、第
4図(C)に示すような状態となる。この状態で、加圧
力は図中のA点およびB点に作用する結果、モーメント
Mが発生し、曲げ加工部分が回転するように変形するた
め、fiIJ4図(d)に示すように、アウターパネル
11の縁がだれた。いわゆる「だれJ17や、ヘミング
部が凹状に歪んだ「しゃくれ」18などの形状不良が発
生するものと考えられる。 なお、上記の第4図をもとにした説明では、インナーパ
ネルのないパネル状ワークについて説明したが、アウタ
ーパネル11とともにインナーパネル12がある場合で
も、第5図(a)(b)(C)に示すように、これら形
状不良の発生機構は基本的に同様であり、第5図(C)
に示すように「だれ」17や「シ参〈れ」18などの形
状不良が発生する。 これら、「だれ」17.rLやくれ」18はヘム成形時
の圧力を高くすることによって強制的に潰すことも可能
であるが、その反面ヘム成形部の割れや、加圧過多によ
る板厚の減少を来たすいわゆる「押しすぎ」等の欠陥の
発生が懸念されるばかりか、高加圧力のプレスを必要と
して大型となりスペース面、コスト面での問題がある。 (発明の目的) 本発明は、従来のヘム成形方法の上記問題点を解決すべ
くなされたものであって、その目的とするところは、ヘ
ム成形時の加圧力を高くすることなく、だれ、しゃくれ
等の形状不良の発生を防止し得るヘム成形方法を提供す
ることにある。
【発明の構成】
(問題点を解決するための手段) 本発明によるヘム成形方法は、パネル状ワークの端部に
ヘム成形を行うに際し、前工程のヘムフランジ部成形に
よるパネル状ワークの加工硬化部分を加熱・冷却するこ
とにより焼鈍した後、プリヘミングおよびヘミング加工
を施すことを特徴としている。 すなわち、本発明方法は、前工程のヘムフランジ部成形
時に曲げ加工を受けて局部的に硬化しているヘムフラン
ジ付は根の屈曲部を焼鈍し、周囲との硬度差を解消する
ことによって、屈曲部の変形を容易にせしめ、局部硬化
に基づくヘム成形の際の形状不良を防止するものである
。 本発明方法を実施するにあたり、加熱手段としては、ガ
スバーナ、高周波、レーザビーム、エレクトロンビーム
、プラズマビーム等が適用可能である0本発明は、特に
これら加熱手段に限定されるものではないが、とりわけ
レーザビームの使用が、短時間で局部加熱ができること
、およびヘムダイ内での加熱が容易に可能であることな
ど、有利な点が多い。 焼鈍条件は常法に従い、パネル状ワークの材質・形状・
寸法等に応じて適宜選択するのがよいが、鋼板である場
合にはその加熱温度を500〜600℃とし、わずかに
火色がつく程度が目安となる。また、冷却手段は、空冷
放熱でよいが。 レーザビーム加熱等で余りに短時間の局部加熱に終らせ
ると、ワークの形状・寸法によっては、冷却速度が大き
くなって十分に焼鈍されないこともあるので留意すべき
である。 第1図は本発明の一実施態様を示している。 まず、@1図(a)に示すように、前工程においてヘム
フランジ部1aが成形されたパネル状ワーク1は、その
ヘムフランジ部1aの屈曲部1bが加工硬化されている
。モこで、第1図(b)に示すように、前記加工硬化さ
れた屈曲部1bに対し、レーザビームガン7よりレーザ
ビーム7aを照射して屈曲部1bを加熱し、空冷するこ
とにより焼鈍して、屈曲部1bの硬さを低下させる0次
いで、前記ヘムフランジ部1aは、プリへミングエッヂ
5によって内側に折り込まれるが、屈曲部1bは焼鈍に
よって軟化しているため、第1図(C)に示すように、
容易かつ円滑に曲げられる。さらに、第1図(d)に示
すように、ヘミングエッヂ6によって加圧され、円滑に
ヘミング加工が進み、ついには第1図CB>に示すよう
な1800密着曲げの状態に到り。 形状不良の発生なくヘム加工を終了することができる。 第2図は本発明の他の実施態様を示しており。 第2図(a)に示すパネル状ワークのアウターパネル1
は、第1図と同様に前工程によりそのヘムフランジ部1
aの屈曲部1bが加工硬化されている。そこで、第2図
(b)に示すように、前記屈曲部1bに対し、レーザビ
ームガン7よりレーザビーム7aを照射して屈曲部1b
を加熱し、空冷することによって焼鈍して、屈曲部1b
の硬さを低下させた後、第2図(C)に示すように、ア
ウターパネル18よびインナーパネル2を下型3の上に
重ねて載置し、図示しないパッドにより抑圧固定後、ブ
リへミングエッヂ5によってヘムフランジ部1aを内側
に半ば折り込む。 次いで、第2図(d)に示すように、ヘミングエッヂ6
によって加圧されてヘミング加工が進行するが、これら
一連の曲げ加工において、アウターパネル1は、その屈
曲部1bが焼鈍によって軟化され、加工されやすくなっ
ているため、極めて円滑に曲げることが可能で、ついに
は第2図(e)に示すように、「だれ」や「しゃくれ」
等の形状不良の発生なく密着的げの状態に到り、ヘム成
形を完了することができる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のヘム成形方法によれば、
成形時の曲げ加工を受けて局部的に硬化しているヘムフ
ランジ屈曲部を焼鈍し、周囲との硬度差が解消されてい
るため、ヘムフランジ部の変形が容易になり、局部硬化
に基づく「だれ」。 「シャ〈れ」と言ったヘム成形の際の形状不良が防止で
き、品質向上1歩留向上、プレス小型化によるコスト低
減などに果す効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様を示す工程説明図、第2図
は本発明の他の実施態様を示す工程説明図、第3図は従
来のヘム成形の工程を示す説明図、第4図および第5図
は従来のヘム成形における形状不良の発生機構を示す説
明図である。 1・・・アウターパネル(パネル状ワーク)。 1a・・・ヘムフランジ部。 1b・・・屈曲部。 2・・・インナーパネル(パネル状ワーク)、7a・・
・レーザビーム(加熱手段)。 特許出願人  日産自動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パネル状ワークの端部にヘム成形を行うに際し、
    前工程のヘムフランジ部成形によるパネル状ワークの加
    工硬化部分を加熱・冷却することにより焼鈍した後、プ
    リヘミングおよびヘミング加工を施すことを特徴とする
    ヘム成形方法。
JP10236389A 1989-04-21 1989-04-21 ヘム成形方法 Pending JPH02280930A (ja)

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