JPH02280870A - 箸等の細棒状体の塗装装置 - Google Patents

箸等の細棒状体の塗装装置

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JPH02280870A
JPH02280870A JP10431389A JP10431389A JPH02280870A JP H02280870 A JPH02280870 A JP H02280870A JP 10431389 A JP10431389 A JP 10431389A JP 10431389 A JP10431389 A JP 10431389A JP H02280870 A JPH02280870 A JP H02280870A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、箸等の細棒状体の外周面を漆等の塗料にて塗
装するための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
竹製または木製の箸等の先端が細《根元部に行《に従っ
て太くなるような細棒状体の外周面に漆などの塗料を塗
装する装置として、特公昭62−58791号公報では
、略水平状態の細棒状体の根元部を上下から挟持する複
数の挟持具の前方に、前面に前記挟持された各細棒状体
をその先端から挿入し得る挿通孔付き可撓膜を張設して
成る塗料タンクを前後動自在に設け、前記各挟持具の前
端近傍位置には、ナイフ状支持体を上下動自在に設け、
該各ナイフ状支持体にて細棒状体の根元部を押上げ接当
させて、当該ナイフ状支持体と前記挟持具とで細棒状体
の根元部を首振り自在に自動調心的に挟持する構成が開
示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この先行技術の実施例にもあるように、チェンコンベヤ
等に前記挟持具を多数取付ける一方、塗料タンクの前面
にも挿通孔を適宜間隔にて設けた可撓膜を張設したもの
を準備し、多数の細棒状体を一度に塗装処理するように
構成すれば、多数本の細棒状体を同一種類の塗料で塗装
するいわゆる下塗り作業等の場合には適する。その反面
、前記先行技術によれば、位置固定的な挟持具に保持さ
れた細棒状体の先端に向かって塗料タンクを前後動させ
るのであるから、−旦細棒状体が差し込まれた後引抜か
れるように塗料タンクが前後動じている間、細棒状体を
移動させることができない。
つまり、未処理の細棒状体を塗装位置に送り込む一方、
塗装後の細棒状体を塗装位置から離れるように移動させ
るという間欠的な駆動を実行する供給及び排出の工程に
時間が掛かるので、塗装処理される細棒状体の本数が少
ないと、塗装作業の効率が極めて悪くなる。
従って、箸の表面仕上げ塗装等のように多種類の塗装を
少ない本数の細棒状体に施すような塗装作業において、
前記の先行技術を適用すると、塗装の作業効率が悪くな
ると共に、前述のような供給・排出のための装置をチェ
ンコンベヤ等の大掛りな機構にすることは却って装置全
体のコストが高くなり、且つ装置が大型化するという問
題があった。
さらに、前記先行技術においては、塗料タンク内の塗料
が細棒状体根元部近傍まで塗着したのち塗料タンクを後
退させるとき、ゴム製等の伸縮性のある可撓膜にて細棒
状体の外周面を扱く作用があるから、この扱き作用の力
に抗して細棒状体の根元部をしっかりと強固に挟持する
挟持具や前記根元部近傍に食い込ませて抜けないように
するためのナイフ状支持体等の装置を必要とし、−層塗
装装置全体が大型化且つ複雑化するという問題もあった
e 本願発明は、前記2つの課題を一挙に解決し、コンパク
トな塗装装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
その目的達成のため、第1請求項に記載の発明では、内
部に漆等の塗料を入れた塗料タンクの前面に、箸素材等
の細棒状体をその先端から挿入し得る挿通孔付き可撓膜
を張設し、前記塗料タンクの前面側に配設した供給手段
にて前記細棒状体を前記可視膜の挿通孔に向かって押圧
するように構成する一方、前記塗料タンク内に押し込ま
れた細棒状体の先端に接当させるように当該前記塗料タ
ンク内に臨ませた支持体を、前記細棒状体の長手軸線に
沿って前後移動自在に設け、前記塗料タンクを、当該塗
料タンク内に細棒状体が押し込まれた状態にて水平反転
動して細棒状体の根元部を挟持して引き抜く排出手段側
に近付けるように構成すると共に、前記反転動後には前
記排出手段が塗料タンクから離れ移動するのに同調して
、前記支持体にて塗料タンク内の細棒状体の先端を前記
可撓膜に向かって押し戻すように構成したものである。
そして、第2請求項に記載の発明は、第1請求項に記載
の細棒状体の塗装装置における供給手段による相棒状体
の押圧部と、排出手段による細棒状体の根元部挟持部と
、支持体における細棒状体先端の接当部とを平面視にお
いて一直線上に配設し、且つ前記供給手段と支持体の連
動機構と排出手段との三者を、一本の作動軸に装着し該
作動軸を前後駆動するように構成したものである。
〔発明の作用及び効果〕
第11llt求項に記載の発明の構成によれば、挿通孔
付きの可撓膜を前面に張設した塗料タンクに向かって細
棒状体を供給する手段と、塗装後の細棒状体を塗料タン
クから引き抜くようにする排出手段とを別個で且つ別個
の場所に配設するものであって、細棒状体を塗料タンク
に押し込んだ状態のまま当該塗料タンクを反転動して排
出手段側に近付けるものであるから、細棒状体を塗料タ
ンクに押し込んだ後の供給手段の箇所では、塗料タンク
が反転動している間に次の未処理の細棒状体を供給手段
に補給するという準備工程を実行し、他方、排出手段箇
所でも、前記供給手段にて塗料タンクに細棒状体を押し
込む作業を実行している間に塗装終了後の細棒状体を所
定の箇所に移動させることができる等、塗装作業の前後
の細棒状体の供給・排出の準備作業を略並行して実行で
きるから、多種小量生産であっても、塗装作業の効率を
高めることができるという効果を有するのである。
そして、供給手段では、略水平状態の綿棒状体をその根
元部を塗料タンクの可撓膜に向かって押すだけの機能を
備えれば良い。
他方、細棒状体の排出工程では、塗料タンクの可撓膜の
箇所で先端が塗料タンク内に押し込まれ、外に突出した
根元部を排出手段にて挟持して塗料タンクから離れるよ
うに、当該排出手段を駆動するとき、前記塗料タンク内
に押し込まれた細棒状体の先端を当該塗料タンク内に臨
ませた支持体にて押し戻す作業を実行するので、可撓膜
にて細棒状体の外周面が扱かれて当該細棒状体の根元部
が排出手段から引抜かれて段落することがなく、排出手
段での根元部の挟持力も軽い力で済む。
従って、供給手段も排出手段もそれらの構造が極めて簡
単となり、塗装装置の構造を簡略化でき、コンパクトに
することができる効果を有するのである。
また、第2請求項に記載の発明によれば、塗料タンクを
挟んで一方の側に供給手段を、他方の側に排出手段を配
設し、供給手段による細棒状体の根元部の押圧部と、塗
料タンク内の支持体における細棒状体先端の接当部と、
排出手段による前記根元部の挟持部とを、平面視におい
て一直線上に配列し、この供給手段と支持体の前後移動
のための連動機構と排出手段との三者を一本の作動軸に
装着し、該作動軸を前後移動させるのであるから、前記
三者が別々の箇所に配置されていても一つの駆動手段で
細棒状体の供給・排出作業を実現させることができ、部
品点数も少なくなって、塗装装置の構造の簡略化に貢献
できるという効果を有するのである。
〔実施例〕
次に実施例について説明すると、第1図は塗装装置1の
平面図であって、支持台2の略中央部には、回転自在に
立設した縦軸3に塗料タンク4を取付け、駆動モータ5
を介して塗料タンク4を水平回転するように構成する。
符号Aは竹製または木製等の箸素材等の81B棒状体で
、先端が細く根元部に行くに従って順次直径が太くなる
ように形成されている。
上面開放状の細長の箱体に形成した塗料タンク4の前面
には、ゴム裂等の可撓性を有する可撓膜6を張設し、該
可視膜6の略中心部には、前記細棒状体Aを先端から挿
入できる挿通孔7 (細棒状体への先端部の断面積より
もきわめて小さい孔)を穿設しである。
前記支持台2上には、前記塗料タンク4を挟んで前側部
位に、長手軸線aを略水平状となるように配設された前
記細棒状体Aを塗料タンク4に向かって押し込み供給す
る供給手段8を配設し、塗料タンク4の後側部位には塗
装後の細棒状体Aを塗料タンク4から引き抜いて支持具
10に装着するための排出手段9を配設する。
符号11は、前記供給手段8と排出手段9とを一体的に
駆動するための作動軸で、該作動軸11は、その軸線方
向に摺動自在となろうように左右一対のスタンド12.
12に支持され、且つ、エアシリンダ等の作動アクチエ
ータ13にて前後動するように構成されている。
符号14は前記作動軸11と平行状に配設するように一
対のスタンド12.12に取付けられたガイド棒である
供給手段8は、前記作動軸11に固定ピン16等にて固
着したボス部15から塗料タンク4の前面方向に延びる
アーム17と該アーム17と反対側に延びて前記ガイド
棒14に摺動自在に被嵌する摺動部18とから成り、ア
ーム17の先端側面には、前記細棒状体Aの根元部に接
当する押圧部19を備え、作動軸11の一方向(矢印B
)への移動時に、アーム17先端の押圧部19にて細棒
状体Aの根元部を押して、前記塗料タンク4における可
撓膜6の挿通孔7に向かってl1lI棒状体への先端を
押し込むように構成する。
また、前記供給手段8と塗料タンク4の前面との間には
、前記細棒状体Aの長手方向中途部を略水平状態にて支
持するガイド体20と、細棒状体Aの先端部を支持する
Vノツチを設けた芯出し体21とを昇降自在に設けてあ
り、該ガイド体20と芯出し体21にて細棒状体Aの長
手軸線を、可撓膜6の挿通孔7と押圧部19とを結ぶ軸
線と一致するようにセットできるものである。
一対のベルトコンベヤ22は、その上に略水平状の状態
のまま載置された細棒状体Aを、前記ガイド体20に向
かって搬送するものである。
なお、ベルトコンベヤ22、ガイド体20及び芯出し体
21は、前記アーム17が塗料タンク4に向かって近付
き移動するときおよび離れ移動するときに、邪魔になら
ないように下降動する構成である。
従って、予め下降状態のガイド体20にベルトコンベヤ
22から細棒状体Aを補給し、供給手段8にて押す直前
にガイド体20を上昇動させると、細棒状体Aの供給準
備が完了できて好ましい。
排出手段9は、作動軸11に固定ピン16にて固着され
たボス部23から塗料タンク4側に延びるアーム24と
ガイド体14に摺動自在に被嵌する摺動部25とから成
り、アーム24には細棒状体への根元部を弾性的に挟持
する挟持具26を備えている(第4図及び第5図参照)
即ち、挟持具26における上下一対の挟持爪26a、2
6aの基端を、アーム24の先端に形成された切欠き部
29内に臨ませ、中途部を各々ピン27箇所にて上下回
動自在に軸支し、該一対の挟持爪26a、26aの先端
側にてm棒状体への根元部を上下から弾性的に挟持でき
るように、両挟持爪の基端側を圧縮ばね28にて付勢す
る。
なお、上下一対の挟持爪26a、26aの先端側が所定
以上近付かないように切欠き部29を形成している。
断面略矩形状の長手の支持具10は、その−側面に一定
ピッチにて細棒状体Aの根元部を差し込むことができる
孔30を穿設してあり、該支持具10は搬送手段にて前
記一定ピンチにて長手方向に送られる。
そして、前記エアシリンダ等の作動アクチエータ13に
て前後動する作動軸11と一体的に前後移動するように
供給手段8と排出手段9とを取付けた場合には、該両手
段の前後移動距離等しく設定すべきである。
即ち、供給手段8にて細棒状体Aの根元部を押して、塗
料タンク4内に押し込まれた細棒状体Aの根元部が前記
塗料タンク4における可撓膜6から適宜寸法だけ突出し
ている状態でストップし、塗料タンク4の水平反転前に
当該塗料タンク4から離れるように後退する移動距離(
Ll)と、塗料タンク4が反転後、当該塗料タンク4に
近付いた排出手段9にて細棒状体Aの根元部を挟持され
て細棒状体Aが塗料タンク4から引き抜かられて支持具
10の孔30に細棒状体Aの根元部が嵌合するように移
動する前後移動距離(Ll)とを等しく設定すべきであ
るが、供給手段8と排出手段9とを別個の作動アクチエ
ータにて塗料タンク4に近付き・離れるように作動させ
る場合には、両手段の移動距離を異なるように設定して
も良いのである。
符号31は、前記塗料タンク4の長手方向に沿って移動
自在な門型フレーム状の移動体で、該移動体31の左右
両側下端は塗料タンク4の左右両側下部に平行配設され
たガイドレール32.32に摺動自在に被嵌しである。
前記移動体31の上片31aには、支持体33を塗料タ
ンク4内に先端を臨ませるように下向きに突設してあり
、該支持体33の下端寄り一側面を、塗料タンク4の前
面可撓膜6の挿通孔7から差し込まれた細棒状体Aの先
端部を落下しないように支持できる支持部33a(下端
に棚板状に突出する)に構成する。この場合、支持部3
3aには、細棒状体Aの先端部が嵌って位置ずれしない
ように位置保持できる凹み部34を形成することが好ま
しい。
符号35は前記門型フレーム状の移動体31ひいては支
持体33を塗料タンク4の長手方向に沿って前後動させ
る連動機構で、該連動機構35における把持アーム36
は作動軸11に軸線方向とその軸線廻りに摺動自在に被
嵌するボス部37から突設し、該把持アーム36先端に
おける二股把持部38は、当該把持アーム36が下向き
回動するとき、前記移動体31上片31aから上向き突
設した係合ビン39に係合でき、把持アーム36が上向
き回動するとき前記係合ピン39から外れるように構成
する。
符号40は前記把持アーム36を上下回動させる駆動ア
クチエータで、実施例ではエアシリンダにて構成し、駆
動アクチエータ40の上端を、前記作動軸11及びガイ
ド体14に跨ってボス部37と一体的に前後動できるよ
うに被嵌した支持ブラケット41の上端部にピン44連
結し、駆動アクチエータ40の駆動軸42を、把持アー
ム36と反対向きに延びるブラケット43にビン44′
連結してあり、駆動軸42が下向きに突出するとき、把
持アーム36の先端側が上向き回動するように構成し、
塗料タンク4を水平回動させるに先立って移動体31と
把持アーム36との係合が解除されるように構成するも
のである。
また、前記作動軸11には把持アーム36のボス部37
の前後に適宜隔てた位置に一対の固定カラー45.46
をビン等にて位置固定的に固着し、供給手段8に近い側
の固定カラー45とボス部37間の付勢ばね47にて当
該ボス部37を他方の固定カラー46に押し付けるよう
に付勢する。
符号48は前記塗料タンク4内にて支持体33が可撓膜
6から離れるように移動するとき、当該支持体33を所
定距離(L2)以上移動させないようにするストツバ体
で、該ストッパ体48は支持台2若しくはガイド捧14
等の不動部から突出させ、該ストッパ体48を把持アー
ム36や支持ブラケット41、移動体31等の支持体3
3の移動と一体的に移動し得る箇所に接当させるもので
ある。
なお、前記支持体33を塗料タンク4内だけで前後移動
するように、当該支持体33の前後移動距離(L2)を
、前記作動軸11と一体的に前後動する供給手段8及び
排出手段9の前後移動距離(Ll)に対して短く設定し
である。
そして、支持体33が塗料タンク4の後面側に移動した
状態にて当該支持体33を駆動させないようにアクチエ
ータ40を駆動させて、移動体31の係合ピン39と把
持アーム36との係合を解除した後、塗料タンク4を、
その前面(可撓膜6を設けた側)が排出手段9側に向か
うように反転動するように構成し、反転動させた前記塗
料タンク4に向かって前記排出手段9を近付けて細棒状
体Aの根元部を挟持した後、当該排出手段9が塗料タン
ク4から離れ移動するのに同調して支持体33を前記可
撓膜6に向かって押し戻し動するように構成するのであ
る。
従って、前記反転動させた塗料タンク4の後面側に位置
する移動体31上の係合ピン39に把持アーム36を係
合させるべく、アクチエータ40を作動する。
符号49,50.51は、前記供給手段8及び排出手段
9を前後移動させる作動アクチエータ13の作動タイミ
ングと塗料タンク4の水平反転動のタイミングとを自動
的に実行するためのりミントスイッチ等のセンサーであ
る。
次にこの構成による装置の動き等の作用を説明する。
まず、第1図に示すように、一対のベルトコンベヤ22
に細棒状体Aをその先端側が塗料タンク4に近い側に来
るようにして載置し、ガイド体20方向に搬送する。
次いで、細棒状体Aをガイド体20と芯出し体21とに
跨らせて載置し、塗料タンク4の前面から遠くに離れた
供給手段8におけるアクチエータ17先端の押圧部19
にてm棒状体Aの根元部端面を前向きく矢印B)に押す
ように作動アクチエータ13をONさせる。
細棒状体Aの先端が塗料タンク4前面の可撓膜6におけ
る挿通孔7にある程度入った状態でガイド体20のみを
下降し、さらに供給手段8を塗料タンク4に近付けた状
態で芯出し体21を下降させる。
このとき、前記矢印B方向に移動する作動軸11には、
供給手段8の他に連動機構35および排出手段9も取付
いており、連動機構35における駆動アクチエータ40
の作動にて把持アーム36が下降状態にあると、該把持
アーム36における二股把持部38が移動体31におけ
る係合ピン39に係合するから、連動機構35の移動に
連動して移動体31も塗料タンク4の後面側に移動する
ので、該移動体31に取付く支持体33も可撓膜6から
遠ざかる側に移動する。
即ち、供給手段8と排出手段9と支持体33の三者は一
体的に同一速度で且つ同じ距離だけ移動する。
なお、支持体33が可撓膜6から離れるように移動する
途次では、細棒状体Aの先端が支持体33の支持部33
aに接当していないが、細棒状体Aは芯出し体21と可
撓膜6とに支えられ略水平状態を保持できる。
塗料タンク4の可撓膜6に細棒状体Aの根元部を残して
大部分が挿入された時には、前記芯出し体21が下降す
る一方、塗料タンク4内における支持体33が後退し過
ぎないように、ストッパ体48にて連動機構35部分等
を付勢ばね47カに抗して前方向(矢印C方向)に押し
戻し、塗料タンク4内の支持体33の支持部33aに細
棒状体Aの先端部が落下不能に支持される(第8図参照
)塗料タンク4に近付くように移動する供給手段8の摺
動部18等が一方のセンサー50に接触すると、供給手
段8の近付き移動を停止し、同時に駆動アクチエータ4
0を作動させて把持アーム36を上向き回動させて移動
体31との係合を解除して支持体33の移動を停止させ
る一方、若干のタイミングを遅らせて反対に供給手段8
が塗料タンク4から離れるように作動軸11を矢印C方
向に移動させるべく、作動アクチエータ13を作動させ
る。
この動きにつれて排出手段9は、塗料タンク4に近付く
ように移動する。このような作動の途次、中途部のセン
サー51に前記摺動部18等が接触すると、駆動モータ
5をONして塗料タンク4を平面視で180度回動(水
平反転)させる(第1図の矢印り参照)。
こうして、塗料タンク4を、その前面(可撓膜6を設け
た側)が排出手段9側に向かうように水平度転勤すると
、当該塗料タンク4における支持体33の位置も平面視
で180度回動する。
このように反転動させた前記塗料タンク4に向かって前
記排出手段9を近付けるか、接近位置にて停止している
排出手段9に向かって塗料タンク4を水平回動させて当
該塗料タンク4の前面から突出している細棒状体Aの根
元部が排出手段9における挟持具26にて挟持されるよ
うにする。
この作業と略同時に、連動機構35も、前記塗料タンク
4の後面側に位置する移動体31の箇所に対応するよう
に矢印C方向に移動済みであるから、駆動アクチエータ
40をONにして把持アーム36を下向き回動させ、該
把持アームにおける二股把持部38と係合ピン39とを
係合させる。
こうして排出手段9にて細棒状体Aの根元部を挟持した
後、作動アクチエータ13をONにし、作動軸11を矢
印B方向に移動させると、第9図の実線状態から一点鎖
線状態まで排出手段9が塗料タンク4から離れ移動する
のに同調して支持体33を前記可撓膜6に向かって押し
戻し動するのである。
この押し戻し勅につれて支持体33にて細棒状体Aをそ
の長手軸線に沿って根元部方向に押すから、当該細棒状
体Aの根元部側が可撓膜6の挿通孔7にて扱かれるとき
の抵抗力に打ち勝つことができ、排出手段の挟持具26
のみにて細棒状体Aを可撓膜6から引抜くときのように
、挟持具26から根元部が滑り抜けるという不具合も生
じることがない。
なお、支持体33が塗料タンク4における可撓膜6に近
付くにつれて可撓膜6の挿通孔7箇所を通過する細棒状
体Aの断面積も小さくなるから、扱きの抵抗力も少なく
なる。
そして、支持体33が可撓膜6に一定距離まで近付いた
箇所で、ストッパ体48にて連動機構35のそれ以上の
接近動を阻止する一方、排出手段9は支持具10に接近
して細棒状体Aの根元部が支持具10の孔30に嵌合し
て排出作業が完了する(第9図の一点鎖線参照)。
このような作動軸11の前後往復移動と、塗料タンク4
の水平反転動と、連動機構35と移動体33との係合・
係合解除の作動を適宜の順番にて順次繰り返して細棒状
体Aの塗装作業を次々に実行することができるのである
なお、塗料タンク4に対する供給手段8及び排出手段9
の接近動・離れ動が連動するように一つの駆動手段を備
え、塗料タンク4に沿って支持体33を移動させる駆動
手段だけを別に設けたり、供給手段8及び排出手段9の
塗料タンク4に対する接近動・離れ動の各駆動手段を別
個のものに構成し、さらに塗料タンク4内にて前後移動
する支持体33ひいては移動体31の移動のための駆動
手段も塗料タンク4と一体的に水平回動できるように当
該塗料タンクの上部または下部に設けるように構成して
も良く、このように三者の駆動手段を各々別体に構成す
れば、各々手段等の移動距離の設定や制御も自由にでき
る。
また、前記三者の駆動手段を各々別個に構成すれば、塗
料タンク内における支持体の移動方向と、供給手段8及
び排出手段9の往復移動方向とを一直線上にあるように
設定する必要はなく、塗料タンク4を平面視で90度等
適宜角度だけ水平回動するように構成し、塗料タンク4
前面の可撓膜6と対向するように一側部に供給手段8を
、他側部に排出手段9を配設するように構成することが
できて、塗装装置のレイアウトの自由度が増大する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は塗装装置の平面
図、第2図は一部切欠き正面図、第3図は第2図のnr
−m視測面図、第4図は排出手段の要部正面図、第5図
は第4図のV−V面断面図、第6図は第1図のVl−V
T視要部拡大側断面図、第7図は第6図の■−■視断面
断面図8図及び第9図は各々作用説明図である。 1・・・・塗装装置、2・・・・支持台、A・・・・細
棒状体、3・・・・線軸、4・・・・塗料タンク、5・
・・・駆動モータ、6・・・・可撓膜、7・・・・挿通
孔、8・・・・供給手段、9・・・・排出手段、10・
・・・支持具、11・・・・作動軸、12.12・・・
・スタンド、13・・・・作動アクチエータ、14・・
・・ガイド体、15.23.37・・・・ボス部、17
.24・・・・アーム、19・・・・押圧部、20・・
・・ガイド体、21・・・・芯出し体、22・・・・ベ
ルトコンベヤ、26・・・・挟持具、31・・・・移動
体、32・・・・ガイドレール、33・・・・支持体、
33a・・・・支持部、34・・・・凹み部、35・・
・・連動機構、36・・・・把持アーム、38・・・・
二股把持部、39・・・・係合ピン、40・・・・駆動
アクチエータ、41・・・・支持ブラケット、45゜4
6・・・・固定カラー 47・・・・付勢ばね、48・
・・・ストッパ体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、内部に漆等の塗料を入れた塗料タンクの前面に
    、箸素材等の細棒状体をその先端から挿入し得る挿通孔
    付き可撓膜を張設し、前記塗料タンクの前面側に配設し
    た供給手段にて前記細棒状体を前記可撓膜の挿通孔に向
    かって押圧するように構成する一方、前記塗料タンク内
    に押し込まれた細棒状体の先端に接当させるように当該
    前記塗料タンク内に臨ませた支持体を、前記細棒状体の
    長手軸線に沿って前後移動自在に設け、前記塗料タンク
    を、当該塗料タンク内に細棒状体が押し込まれた状態に
    て水平反転動して細棒状体の根元部を挟持して引き抜く
    排出手段側に近付けるように構成すると共に、前記反転
    動後には前記排出手段が塗料タンクから離れ移動するの
    に同調して、前記支持体にて塗料タンク内の細棒状体の
    先端を前記可撓膜に向かって押し戻すように構成したこ
    とを特徴とする箸等の細棒状体の塗装装置。
  2. (2)、前記供給手段による細棒状体の押圧部と、排出
    手段による細棒状体の根元部挟持部と、支持体における
    細棒状体先端の接当部とを平面視において一直線上に配
    設し、且つ前記供給手段と支持体の連動機構と排出手段
    との三者を、一本の作動軸に装着し該作動軸を前後駆動
    するように構成したことを特徴とする第1請求項に記載
    の箸等の細棒状体の塗装装置。
JP10431389A 1989-04-24 1989-04-24 箸等の細棒状体の塗装装置 Granted JPH02280870A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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