JPH02277962A - 内燃機関のエアモータ始動方法 - Google Patents

内燃機関のエアモータ始動方法

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JPH02277962A
JPH02277962A JP9958089A JP9958089A JPH02277962A JP H02277962 A JPH02277962 A JP H02277962A JP 9958089 A JP9958089 A JP 9958089A JP 9958089 A JP9958089 A JP 9958089A JP H02277962 A JPH02277962 A JP H02277962A
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JP
Japan
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air
starting
air motor
fuel
motor
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Pending
Application number
JP9958089A
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English (en)
Inventor
Masahiko Nagatani
永谷 雅彦
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエアモータにより内燃機関を自動又は遠隔始動
する方法に関する。
(従来技術) 内燃機関を自動又は遠隔始動する方法としては、例えば
電気的なセルモータによる始動方法とエアモータによる
始動方法がある。セルモータ始動方法ではセルモータ始
動直後に急激に大きなトルクがリングギヤに付与され、
その後急激に減少し、その結果エンジン回転は始動直後
に急激に立上がって後、徐々に立ち上がることになる。
一方エアモータ始動方法では、始動命令後は一定の増加
率でリングギヤに回転トルクが付与され、その結果エン
ジンの立ち上がりは始動直後から徐々に立ち上がる。
上記のような始動性能の違い及び使用環境におけるセル
モータ始動方式の信頼性とバッテリーのメンテナンスが
困難等の点からエアモータ始動方法を要求される場合が
多くある。
従来のエアモータ始動方法は、エアモータへの空気供給
と同時に燃料を供給し始め、エアモータは空気の供給に
よりまずエアモータ本体内部のロータが回転を始め次に
ビニオンが突出してリングギヤに噛み合い、それからリ
ングギヤに回転を伝える。機関が自己着火し回転が上昇
するとビニオンがリングギヤにより駆動される状態にな
り、起動時の場合と逆にビニオンが後退しリングギヤか
ら外れる。また自動又は遠隔始動の場合は機関の連続着
火開始回転数(例えば300rpm)を検知した時点で
始動空気電磁弁を自動的に閉じ、エアモータへの空気の
供給を停止するようになっている。
ところが上記のように始動命令■、νから燃料を供給す
る方法では、初爆による瞬時の加速で、ビニオンがリン
グギヤから駆動され、後退してリングギアとの噛合いが
外れることがある。特に寒冷時には多シリンダにおいて
1つの初爆の後順次着火しない場合が多く、上記のよう
にピニオンが早く外れてしまうと回転が上昇せずに遂に
は始動失敗に至る。
また始動時の回転数は、燃焼室を圧縮することにより第
1図の実1jlXlで示すように変動を繰り返して上昇
するため、従来のように連続石火開始回転数Nl  (
通常300 rpm)でエアモータを停止する自動始動
の場合、確実に自己回転n1能な状態になる前に点At
のように一時的に回転数が30Orpmを越えた時に、
ここでエアモータへの空気供給が停止してしまい、X3
のように減速し、特に寒冷地(時)では始動失敗に至る
ことが多い。
(発明の目的) 本発明の目的はエアモータによる自動又は遠隔始動方法
において、寒冷地(時)等における始動失敗を防止する
ことである。
(目的を達成するための技術的手段) 上記目的を達成するために本発明は、始動命令によるエ
アモータへの空気供給と同時に燃料を遮断状態にし、エ
アモータによるクランキングが略2秒以上経過した時に
燃料供給を開始し、燃料供給状態で機関回転が連続着火
開始回転数より高い設定回転数まで上昇した時、エアモ
ータへの空気供給を停止する。
(実施例) 第2図は本発明を実施するために用いるエアモータ始動
方法の配管系統図であり、作業機2を駆動する内燃機関
]にエアモータ3及び燃料遮断用機器(電磁ソレノイド
又は空気電磁弁)5が備えられている。エアモータ3に
は始動空気管10及び命令を受けて空気の供給・停+h
を行なう始動空気電磁弁7がオイラ6を介して接続され
ている。
始動空気電磁弁7は上記始動空気管10、フィルタ12
及び減圧弁13を介して常備空気槽15に接続され、常
備空気槽15はドレン分離器18及び充填用空気管20
を介して空気圧縮機21に接続している。16は予備空
気槽、23は充填用圧力スイッチ、24は低下警報用圧
力スイッチである。即ち空気圧縮機21により25〜3
0kg/atに圧縮されて常備空気槽15に充填された
空気は、減圧弁13により10kg/c−程度に減圧さ
れて始動空気電磁弁7に送られ、オイラ6で噴霧状の潤
滑油を混入されて後エアモータ3に供給され、エアモー
タ3を回転するようになっている。
第3図はエアモータ3の部分平面図であり、前進後退自
在なピニオン4を備えており、エアモタ3に空気が供給
されるとまずエアモータ本体内部のロータが回転を始め
次にビニオン4が突出してフライホイール9のリングギ
ヤ8に噛み合い、回転し始め、そしてリングギヤ8から
駆動される状態になると後退してリングギヤ8から外れ
るようになっている。
第4図は本発明に従ってエアモータの作動及び燃料の供
給と遮断を制御するための電気制御回路の展開接続図を
示している。30は自動又は遠隔操作可能な始動命令接
点、31は自動又は遠隔操作可能な停止命令接点、34
は設定回転数にて開するリレー、38は始動時燃料遮断
用回路、3つは制御電源である。前記設定回転数にて開
するリレー34は始動命令接点30に接続されると共に
図示しいない回転数検出器に連動しており、エンジン回
転数が連続着火開始回転数Nl  (通常300 rp
m)より高い設定回転数N2  (、例えば4.0 O
rpl)になった時に開くようになっている。
始動命令接点30と前記設定回転数にて間するリレー3
4の間には始動用リレー35が接続され、該始動用リレ
ー35はこれが励磁されることにより閉じる始動用リレ
ー接点35a、35bに連結している。一方のリレー接
点35bは自己保持用の接点であり、始動命令接点30
を一時的に投入した後始動用リレー35の励磁状態を保
つ。他方の始動用リレー接点35aには、エアモータ始
動用リレー42と始動時燃料遮断用回路38が接続され
ている。
エアモータ始動用リレー42はこれが励磁されることに
より閉じる常開のエアモータ始動用リレー接点42aに
連結されており、該エアモータ始動用リレー接点42a
は始動空気電磁弁7に接続している。
始動時燃料遮断用回路38は燃料遮断開始用リレー36
と燃料遮断解除用限時リレー37により構成されており
、燃料遮断開始用リレー36はこれが励磁されることに
より閉じる常開の燃料遮断開始用リレー接点36aに連
結され、燃料遮断解除用限時リレー37はこれが励磁さ
れて設定時間T1例えば2秒経過後に開く常閉の燃料遮
断解除用限時リレー接点37aに連結されている。前記
始動時燃料遮断用回路38内の両リレー接点36a、3
7aは直列に接続されると共に燃料遮断用リレー40に
接続されている。
該燃料遮断用リレー40の励磁により閉じる常開の燃料
遮断用接点40aは燃料遮断用機器(電磁ソレノイド又
は空気電磁弁)5に接続され、上記接点40aが閉じる
ことにより燃料遮断用機器5が作動して燃料供給を遮断
するようになっている。50は不起動検出用限時リレー
である。
即ちこの制御回路によると始動命令接点30を投入する
ことにより、始動用リレー35が励磁されて始動用リレ
ー接点35aを閉じ、これにより燃料遮断開始用リレー
36、燃料遮断解除用限時リレー37及びエアモータ始
動用リレー42が励磁される。エアモータ始動用リレー
42の励磁によりその接点42aが閉じ、始動空気電磁
弁7が開く。同時に燃料遮断開始用リレー36の励磁に
よりその接点36aが閉じて燃料遮断用リレー40を励
磁し、それによりその接点40aを閉じて燃料遮断用機
器5を燃料遮断状態に作動させる。
また一方では燃料遮断解除用限時リレー接点37aは燃
料遮断解除用限時リレー37の励磁後2秒経過して開き
、それにより燃料遮断用リレー40を非励磁状態に戻し
て燃料遮断用機器5を燃料供給状態の作動させる。
始動方法を説明する。回転数等の時間に対する変化(タ
イムスケジュール)を示す第5図において、始動命令を
出すと始動空気電磁弁7が開いてエアモータ3に始動空
気を供給すると同時に始動時燃料遮断用回路38が働き
T秒間燃料遮断用機器5を作動させて燃料供給を停止ト
する。
始動空気の供給により第3図のようにエアモタ3のビニ
オン4が突出してリングギヤ8に噛み合い、回転し始め
、燃料遮断状態でリングギヤ8を介してクランク軸(図
示せず)を回転する。
始動命令から上記のようにクランキングを始めて2秒(
T秒)経つと、第5図のようにエアモータ駆動による回
転がN3のように安定し始めた状態において、第4図の
燃料遮断解除用限時リレー接点37aが開いて燃料遮断
用リレー40の励磁が終了することにより、燃料遮断用
接点40aが開いて燃料遮断用機器5が元の状態に戻り
、燃焼室に燃料が供給される。
回転数が第5図の設定回転数N2  (400ppm)
に達すると、内燃機関の各シリンダは確実に着火して自
己回転しており、回転速度検知器からの指令により第4
図の設定回転数にて開するリレー34が自動的に開き、
始動用リレー35を非励磁状態に戻し、始動空気電磁弁
7を閉じて始動空気の供給を停止する。これにより第3
図のエアモータ3のビニオン4にはリングギヤ8側から
駆動され、ビニオン4は自動的に後退してリングギヤ8
から外れる。
第1図に示すように始動中、点AIにおいて初爆により
一時的に連続着火開始同転数Nlより高くなっても、そ
れより高い設定同転数N2まで達していないので、エア
モータ3は停止せず、従って続いて設定回転数N2まで
上昇させることができる。
(別の実施例) (1)始動時の燃料停止時間Tはエンジン仕様あるいは
使用環境に応じて1秒〜5秒の間で適宜設定することが
可能であるが、少くともエアモータ駆動により充分に慣
性力が生じる程度の時間、即ち略2秒以上を確保する必
要がある。
(2)設定回転数N2は、連続回転若人開始回転数(通
常300rpm)よりも品く、エンジンが確実に青火し
て燃焼し、エアモータからの回転トルクなしで自己回転
する回転数に設定されるものであり、出願人の実験によ
ると400 rpm付近が最適である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によると (1)始動命令後略2秒以上の間燃料を遮断状態に維持
してエアモータによりクランキングを行なうので、初爆
に入るまでに十分な慣性力増大と燃焼室の温度上昇を確
保でき、寒冷時(地)にも初爆以降は常に順次着火に至
り、確実な始動性を得ることができる。
即ち従来のように慣性力が十分に大きくなるまえに初爆
が起ってそれによりエアモータのピニオン4がリングギ
ヤ8から外れ、以後順次6火しないで始動失敗に終るこ
とがなくなる。
(2)シかも連続着火開始回転数Nl  (例えば30
Orpm)より高い設定回転数N2  (例えば400
 rpm)で始動空気の供給を停止してエアモータ3を
停止するので、燃料供給開始後、回転変動により一時的
に連続石火回転数をある程度備えてもエアモータ3が停
止してしまうことはない。
即ち連続着火開始回転数N1より高い設定回転数N2で
真の着火及び燃焼による自己回転を確認してからエアモ
ータ3を停止す′ることになり、寒冷地(時)での自動
又は遠隔始動において一層確実な始動性を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 始動命令によるエアモータへの空気供給と同時に燃料を
    遮断状態にし、エアモータによるクランキングが略2秒
    以上経過した時に燃料供給を開始し、燃料供給状態で機
    関回転が連続着火開始回転数より高い設定回転数まで上
    昇した時、エアモータへの空気供給を停止することを特
    徴とする内燃機関のエアモータ始動方法。
JP9958089A 1989-04-19 1989-04-19 内燃機関のエアモータ始動方法 Pending JPH02277962A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009125542A1 (ja) 2008-04-08 2009-10-15 川崎重工業株式会社 エンジンの始動方法および始動装置
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