JPH02277523A - 脱硫装置 - Google Patents

脱硫装置

Info

Publication number
JPH02277523A
JPH02277523A JP1097462A JP9746289A JPH02277523A JP H02277523 A JPH02277523 A JP H02277523A JP 1097462 A JP1097462 A JP 1097462A JP 9746289 A JP9746289 A JP 9746289A JP H02277523 A JPH02277523 A JP H02277523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray
nozzle
spray nozzle
piping
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1097462A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Masutomi
博 益冨
Masayuki Yamamoto
正之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP1097462A priority Critical patent/JPH02277523A/ja
Publication of JPH02277523A publication Critical patent/JPH02277523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は湿式排煙脱i装置に係り、特にスプレー塔式吸
収塔におけるスプレーノズルの支持構造に関する。
〔従来の技術〕
近年、発電需要が増大するにつれて、化石燃料を主燃料
とするボイラも大聖化し、発電用ボイラが大気汚染に与
える影響度も増加しつつある。
この大気汚染を拡大する公害物質のうち、多大な比率を
しめろSOxの排出規制は年々きびしくなる頷向にある
。この状勢下で第二次石油ショック以来、石油を主燃料
としてきた我が国の発電業界は、より安価で、かつ十分
な供給源をもつ石炭燃料へと燃料を転換しつつある。
ところが、ボイラが大型化する一方、発電コストを低下
する目的で発電需要に応じて頻繁な負荷変動を行なうた
めに一日単位でボイラの起動、停止運転(以下単にDS
S運転という)が繰り返されている。
それは最近の電力需要の特徴として、原子力発電の伸び
と共に、電力負荷の最大、最小差も増大し、火力発電用
ボイラをベースロード用から負荷vI4i用へと移行す
る1頃向にあり、この火力発電用ボイラを負荷に応じて
圧力を変化させて変圧運転を行なう、いわゆる全負荷で
は超臨界圧域、部分負荷では亜臨界圧域で運転する変圧
運転ボイラとすることによって、部分負荷での発電効率
を数%向上させることができるからである。
ところが、このように−日単位で頻繁にDSS運転を行
なつ几めに、この負荷変動によって排ガス量が変動し、
石炭の炭種によっても可溶性酸性ガス量やフライアッシ
ュ量が異なるために、例えば、1/4,1/2,3/4
負荷などの部分負荷時には目(5SOx値以下にするこ
とができない。
例えば火力発電所等に設置される湿式排煙脱硫装置は、
炭酸カルシウム(CaCO5)、水酸化カルシウム(C
a(OH2))ま念は酸化カルシウム(Cab)などを
吸収液としたスラリからなる吸収液スラリを用い、ボイ
ラ等の排ガス中の硫黄酸化物(SOx)を吸収し、得ら
れ次亜硫酸カルシウムを酸化して、硫酸カルシウム、す
なわち石こうとして回収する方法が最も一般的である。
この石灰石ま九は石灰を用いる湿式排煙脱硫装置の概略
系統図を第7図に示す。
第7図において、図示していたいボイラ等からの排ガス
は入口煙道1より冷却塔2に導入され、冷却塔2におい
て冷却塔循環タンク3、冷却塔循環ポンプ4により供給
される吸収液スラリとの気液接触により、排ガス中に含
有されるダストが除去されるとともに、SOxの一部が
吸収されて除去される。なお、吸収塔5に送られるガス
中のミストを除去するために、ミストエリミネータ6が
設置される場合もある。
吸収塔5では吸収塔循環ポンプ7、循環ライン8、スプ
レー配管9、スプレーノズル10から供給された吸収液
スラリと排ガスとの気液接触により排ガス中のSOxが
吸収、除去された後、デミスタ11で同伴ミストが除去
され、出口煙道12より処理ガスとして排出される。
吸収塔5の吸収液循環タンク13には排ガス中のSOx
を吸収するに必要な吸収液スラリ14が吸収液スラリタ
ンク15、吸収液スラリポンプ16、吸収液スラリ流i
調整弁17を経て吸収液スラリ供給配管18から供給さ
れる。一方、吸収塔循環タンク13から冷却塔循環タン
ク3には吸収液循環タンク13内の吸収液スラリの一部
が連絡管19により供給される。
この冷却塔循環タンク3内のSOxを吸収し生成し次亜
硫酸カルシウムを含有する吸収液スラリ14の一部は冷
却塔ブリードポンプ加により糸外へ抜き出され、図示し
ていない酸化塔において石こうとなって回収される。
以上の説明は湿式排煙脱硫装置における排ガス、吸収液
スラリ等の一般的な流動状態を説明したものであるが、
吸収液スラリを噴霧するスプレーノズル10は第8図に
示すように取付けられていた。
第8図は第7図のスプレーノズル近傍の拡大断面図で、
第8図に示すようにスプレーノズルlOの端部には、ノ
ズル側フランジ21をスプレー配管9の先端には配管側
フランジnを設け、このノズル側フランジ21と配管側
フランジ22を複数本のボルト乙及びナツ)24を用い
てスプレー配管9にスプレーノズル10を取り付けてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、大容盪の排ガスを処理する大型のスプレ
ー塔式吸収塔5においては、吸収塔5内に設置されるス
プレーノズル10の数も多くなり、従来技術のスプレー
ノズル10の支持構造では多数のポル)Z3とナツト2
4で締め付ける必要があり、スプレーノズル10の取り
付けには多くの作業時間を費してしまう欠点があつ九。
ちなみに、最近納入し九スプレー塔式吸収塔5のスプレ
ーノズル10は約450個にも達し、1個のスプレーノ
ズル10に対し、4組のボルト沼、ナツト寓での締付が
必要であり、吸収塔5内全体では約1800個のポル)
23、ナツ)24の締め付けが必要である。
本発明はかかる従来技術の欠点を解消しようとするもの
で、その目的とするところは、スプレーノズルをスプレ
ー配管に確実に、取付け、取り換えることができるスプ
レーノズルの支持構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前述の目的を達成するために、スプレー配管の
先端に調型の切り込み部を、スプレーノズルのノズルス
リーブに突出部をそれぞれ設け、切り込み部と突出部と
の獣舎によってスプレーノズルを支持するようにしたも
のである。
〔作用〕
スプレーノズルのノズルスリーブをスプレー配管に挿入
し、ノズルスリーブの突出部をスプレー配管の端部に設
けt調型の切り込み部に嵌合することにより、スプレー
ノズルをスプレー配管に取り付けることができるので、
スプレーノズルの取付け、取り換えのための手間が省け
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例に係るスプレーノズル近傍の一
部断面拡大図、第2図は第1図の一部断面平面図、第3
図は第2図のII[−III線断面図、第4図から第6
図は他の実施例を示すもので、第1図から第3図に対応
する一部断面拡大図、一部所(8)平面図、Vl−Vl
線断面図である。
第1図から第3図において、9はスプレー配管、10は
スプレーノズルで従来のものと同一のものを示す。
25a、 25bはスプレー配管9の先端に設けた調型
の切り込み部、謳はスプレーノズル10のノズルスリー
ブ、nはノズルスリーブ26に設けた突出部、あはシー
ルリング、四は固定ねじ、蜀はシールリング四の挿入溝
、31は凹部である。
この様な構造において、スプレー配管9の端部には、第
1図、第2図および第3図に示すように、ノズルスリー
ブあに設けた突出部nの幅に合わせ友切り込み部25a
が、スプレー配管9の中心に平行に設けられており、切
り込み部25aの先端にはスプレー配管9の中心に対し
90°曲げて、鉤形の切り込み部25bが設けである。
一方、スプレーノズル10のノズルスリーブかには、ス
プレー配管9の切り込み部25a、25bへの挿入部と
なる突出部nを設け、さらに、シールリングあの嵌るシ
ールリング用挿入溝加及び固定ネジ四の納まる凹部31
が設けられている。
また、スプレーノズル10は、スプレー式吸収塔内にお
いて円環散水を行なう九め、スプレーノズル10内へ接
線方向から吸収液スラリか流入し、スプレーノズル10
内で激しい渦巻流を形成するホローコーンノズルの例を
示し、スプレーノズル10の吐出中心は、スプレー配管
9の中心に対して第2図に示すように距離eだけ偏心し
ている。
このような構造において、スプレーノズル10をスプレ
ー配管9に取り付けるにあ九っては、ノズルスリーブ2
6のシールリング用挿入溝加にシールリング四を装着し
た後、ノズルスリーブあの突出部nをスプレー配管9の
切り込み25aに沿わせて、ノズルスリープルをスプレ
ー配管9内にそって挿入し、調型状の切り込み25bに
そってノズルスリープルを回転させ、突出部ごと切り込
み25bを噛み合せる。その後に固定ネジ四をノズルス
リープルに設けである凹部31に差し込んでスプレーノ
ズル100回り止めを行なう。
運転中にスプレーノズル10に加わる吸収液スラリーか
らのスプレー流体の圧力は、推力Fとしてスプレーノズ
ル10に加わり、スプレーノズル10の中心がスプレー
配管9の中心に対し距離eだけ偏心していることKより
、第3図に示すように回転力Tがスプレーノズル10に
加わるが、いずれの力も突出部nを介してスプレー配管
9に伝わるので、スプレーノズル10を確実に支持する
ことができる。
この様にノズルスリーブあの突出部ごとスプレー配管9
の調型状の切り込み部25a、25bとの嵌合により、
スプレーノズル10がスプレー配管9から脱落すること
は防止できる。
第4図から第6図のものは他の実施例を示すもので、第
1図から第3図に示すものと異なる点は、第1図から第
3図のものはスプレー配管9に切り込み部25a、25
bを設け、ノズルスリーブ26の突出部nとの嵌合によ
り、スプレーノズル10を支持したが、第4図から第6
図のものは切り込み部25a、25b、突出部nのほか
にスプレー配管9の先端に補強リング32と、補強リン
グ32に切り欠き33を設は九もので、他の説明は第1
図から第3図のものと同一である。
なお、突出s27は輛強りング32の切り欠きあを通り
、切り込み部25a、25bを経てスプレー配管9に支
持される。
(発明の効果) 本発明によればスプレーノズルの取り付け、取り換えが
嵌め合い構造によって確実にでき、しかも、取り付け、
取り換えの手間も省ける。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図は本発明の実施例に係るもので、第1
図および第4図はスプレーノズル近傍の一部断面拡大図
、第2図および第5図は第1図および第4図の一部断面
側面図、第3図および第6図は第2図のl−111線、
第5図のVl−VT線断面図第7図は湿式排煙脱硫装置
の概略系統図、第8図は従来のスプレーノズルの取付状
態を示す断面図である。 9−・−スプレー配管、10−−−−・・スプレーノズ
ル、14−・−・吸収液スラリ、21・−−−−−−ノ
ズル側フランジ、22−・・・−配管側フランジ、23
・−−一−−−ボルト、24−・−ナツト、25 a 
、 25 b−−−−一切り込み部、第4図 第5121 ■ 第650 第2図 第3図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸収液スラリを噴霧するスプレーノズルの端部にノズル
    側フランジを、吸収液スラリを供給するスプレー配管の
    先端に配管側フランジをそれぞれ設け、このフランジ同
    志をボルトとナットで締め付けて吸収液スラリをスプレ
    ーするものにおいて、前記スプレー配管の先端に鉤型の
    切り込み部を、スプレーノズルのノズルスリーブに突出
    部をそれぞれ設け、切り込み部と突出部との嵌合によつ
    てスプレーノズルを支持するようにしたことを特徴とす
    る脱硫装置。
JP1097462A 1989-04-19 1989-04-19 脱硫装置 Pending JPH02277523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1097462A JPH02277523A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 脱硫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1097462A JPH02277523A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 脱硫装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02277523A true JPH02277523A (ja) 1990-11-14

Family

ID=14192971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1097462A Pending JPH02277523A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 脱硫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02277523A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110252047A (zh) * 2019-06-22 2019-09-20 刘振 一种利用余热动力除渣的玻璃钢脱硫塔

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110252047A (zh) * 2019-06-22 2019-09-20 刘振 一种利用余热动力除渣的玻璃钢脱硫塔
CN110252047B (zh) * 2019-06-22 2021-09-24 桂阳银龙科技有限责任公司 一种利用余热动力除渣的玻璃钢脱硫塔

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2006322822B2 (en) Wet flue-gas desulfurization apparatus and method of wet flue-gas desulfurization
US8840714B2 (en) Wet scrubber and a method of cleaning a process gas
AU2017281505A1 (en) System and method for reducing the amount of sulfur oxides in exhaust gas
JP2007275715A (ja) 湿式排煙脱硫装置
US20130020730A1 (en) Wet Flue Gas Desulfurization Device
JPH0352097Y2 (ja)
CN201735324U (zh) 旋汇耦合除硫除尘装置
JPH02277523A (ja) 脱硫装置
CN205796922U (zh) 一种复式节能高效脱硫脱硝除尘一体化净化塔
JP5590370B2 (ja) 湿式排煙脱硫装置
KR102366079B1 (ko) 탈초 장치 및 이것을 구비한 배열 회수 보일러, 가스 터빈 복합 발전 플랜트 그리고 탈초 방법
CN104386708B (zh) 一种应用于火电厂脱硝的尿素水解制氨系统及工艺
JP5289668B2 (ja) 湿式排煙脱硫装置
JPH07155536A (ja) 湿式排煙脱硫装置
CN105797554A (zh) 一种复式节能高效脱硫脱硝除尘一体化净化塔
JP6667867B2 (ja) ボイラー設備およびその運転方法
JPH08281056A (ja) 湿式排煙脱硫装置
JPH09271632A (ja) スプレ式吸収塔と排煙脱硫装置
JPH119956A (ja) 湿式排煙脱硫装置の吸収塔
CN205435458U (zh) 一种喷淋塔进口烟道连接装置
CN109107347A (zh) 一种脱硫脱硝系统及其工艺
JPH0874517A (ja) コンバインドサイクル発電プラント
JP2582091B2 (ja) 脱硝装置
JPH1122952A (ja) 調温塔
CN209438356U (zh) 一种高效混流脱硝装置