JPH02277223A - モールドチップタンタル固体電解コンデンサ - Google Patents

モールドチップタンタル固体電解コンデンサ

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Publication number
JPH02277223A
JPH02277223A JP9826589A JP9826589A JPH02277223A JP H02277223 A JPH02277223 A JP H02277223A JP 9826589 A JP9826589 A JP 9826589A JP 9826589 A JP9826589 A JP 9826589A JP H02277223 A JPH02277223 A JP H02277223A
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JP
Japan
Prior art keywords
fuse
solid electrolytic
molded
capacitor element
electrolytic capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9826589A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Hasegawa
長谷川 信男
Yoji Masuda
洋二 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9826589A priority Critical patent/JPH02277223A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒユーズを内蔵して高安全性を付加したモー
ルドチップタンタル固体電解コンデンサに関するもので
ある。
従来の技術 最近、産業用機器の分野のチップ化が進む中で、高安全
性を付加した高信頼性が求められるようになり、特にタ
ンタル固体電解コンデンサのセットへの逆挿入や、過電
圧トラブル等により。
上記タンタル固体電界コンデンサがショートする場合が
ある。この時、発生する回路の焼損を防ぐため、ヒユー
ズを内蔵した、モールドチップタンタル固体電解コンデ
ンサの利用が多くなっている。以下に従来のヒユーズ付
きモールドチップタンタル固体電解コンデンサについて
説明する。
第3図は従来のヒユーズ付きチップタンタルの組み立て
外観斜視図を示す。■はコンデンサ素子、2はテフロン
板、3−aは外部陽極端子、3− bは外部陰極端子、
4は陽極導出線であるタンタル線、5−a、5−bは導
電接合材で、高温クリーム半田である。6はヒユーズ材
、7は絶縁性被覆材である。
以上のように構成されたヒユーズ付きモールドチップタ
ンタル固体電解コンデンサについて、以下その作用を説
明する。
まず、コンデンサ素子1がショートすると、ヒユーズ6
に電流が流れ、溶断電流以上になれば、ヒユーズ6が溶
断する。又コンデンサ素子1の焼損防止、周辺回路部品
の保護を行う。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の従来構成では、外部陰極端子3−
bの表面の半田メッキと高温クリーム半田5−bとが溶
融して、そこに接続されているヒユーズ6が半田槽浸漬
後、溶融拡散してヒユーズ6の断線によるオーブン不良
が発生していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、高信頼度
の溶断特性を有するヒユーズ付きモールドチップタンタ
ル固体電解コンデンサを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 このような従来の課題を解決するために本発明は、タン
タル粉末を成形・焼結し陽極酸化により誘電体酸化皮膜
を形成し、二酸化マンガン層、カーボン層、陰極層を順
次形成してコンデンサ素子を構成すると共に、半田メッ
キ層領域と銅下地メッキ層領域との境界にスリットを設
けた外部陰極端子と前記コンデンサ素子とをヒユーズで
連結しモールド外装を施す構成としたものである。
作用 この構成によって、外部陰極端子の銅下地メッキ領域に
ある高温半田は半田メッキ層との境界にあるスリットに
よって遮断されるため、モールド外装樹脂から外部に出
ている半田メッキ層を有する外部陰極端子への拡散流出
は防止される。よって、ヒユーズのセットへの実装時2
60℃付近の半田槽浸漬で、高温半田及びそれに接続さ
れている高融点ヒユーズが溶融流出することがなくなり
、実装時のオーブン不良の発生を抑えることができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例におけるヒユーズ付きチップ
タンタル固体電解コンデンサの組立外観斜視図を示すも
のである。11はコンデンサ素子であり、タンタル粉末
を成形し、真空中にて焼成したものに誘電体の酸化皮膜
を形成させ、さらにこの表面に二酸化マンガンなどの電
解質を形成させ、次にカーボン層、陰極層を積層させて
なり、14はこのコンデンサ素子11から引出されてい
る陽極導出線であるタンタル線を示す。12はこのタン
タル線14を通しているテフロンの絶縁板である。13
−aは外部陽極端子でニッケル、4270イ、洋白、ス
テンレス板等に銅下地半田メツ、キしたものからなり、
タンタルn14が溶接されている。一方、13−bは外
部陰極端子で、材質は外部陽極端子13−aと同じであ
る。15−aはコンデンサ素子11の270℃以上の高
温半田部分であり、予め加熱して作られた半田の島であ
る。加熱の方法は、赤外線、レーザ光線、サーモウエル
ダー等により行う。この高温半田の島15aに再び高温
クリーム半田を塗布して、その上に300℃以上の高溶
融点ヒユーズ16を配置し、サーモウエルグ等にて接続
する。15−bは高温半田よりなる半田の島15−aと
同じものであり、上記と同様、高温半田の島15−bを
銅下地メッキ領域18上のスリット部分19に形成し高
融点ヒユーズ16の他端をスリット19を越えないよう
に、再び高温クリーム半田を用いて、サーモウエルグ等
にて接続する。17はエポキシ系、ブタジェン系又はシ
リコーン系の絶縁被覆材である。第2図は、第1図に示
す外部陰極端子13−すの折り曲げ前の拡大平面図を示
している。A−Bの二点破線は、エポキシ系又は、シリ
コーン系外装モールド樹脂を示している。スリット19
の部分に外装モールド樹脂A−Bの端面があり、スリッ
ト19は、外部陰極端子13−bの表面の半田メッキ領
域と斜線の銅下地メッキ領域18との境界に配置してい
る。
以上のように構成された本実施例のヒユーズ付きチップ
タンタル固体電解コンデンサについて以下その動作を説
明する。
コンデンサ素子11に規定の値を越える電力が負荷され
、ショートした場合、高融点ヒユーズ16に過電流が流
れて溶融遮断される。同時にコンデンサ素子11の容量
等の特性が元に復帰しない。
又コンデンサ素子11が過熱して、温度が上昇した場合
でも、そのコンデンサ素子11に密着した高融点ヒユー
ズ16が溶断して、電流が遮断され、上記コンデンサ素
子11の焼損防止、周辺回路部品の保護を高い信頼性の
もとに実現することができる。
以上のように本実施例によれば外部陰極端子13−bの
銅下地メッキ層領域18と半田メッキ層領域の境界にス
リット19を配置したことにより、ヒユーズ付きモール
ドチップタンタル固体電解コンデンサをセットのプリン
ト基板上に半田付けする260℃以下3分以下の厳しい
条件での、ヒユーズ断線不良を防止することができる。
発明の効果 以上のように本発明は、外部陰極端子にスリットを設け
ることにより、高融点ヒユーズ及び高温半田の外部への
流失が防止でき、半田耐熱によるヒユーズ付きモールド
チップタンタル固体電解′コンデンサの優れた信頼性を
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるヒユーズ付きチップ
タンタル固体電解コンデンサの組立外観斜視図、第2図
は本発明の第1図の外部陰極端子の拡大図を示す。第3
図は従来例におけるヒユーズ付きチップタンタル固体電
解コンデンサの組立外観斜視図である。 11・・・・・・コンデンサ素子、12・・・・・・絶
縁板、13−a・・・・・・外部陽極端子、13−b・
・・・・・外部陰極端子、14・・・・・・タンタル線
、15−a、15−b・・・・・・高温半田の島、16
・・・・・・高融点ヒユーズ、17・・・・・・絶縁被
覆材、18・・・・・・銅下地メッキ領域、19・・・
・・・スリット。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名11図 第3図 19スリツト 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  タンタル粉末を成形・焼結し陽極酸化により誘電体酸
    化皮膜を形成し、二酸化マンガン層、カーボン層、陰極
    層を順次形成してコンデンサ素子を構成すると共に、半
    田メッキ層領域と銅下地メッキ層領域との境界にスリッ
    トを設けた外部陰極端子と前記コンデンサ素子とを高融
    点ヒューズで連結しモールド外装を施してなるモールド
    チップタンタル固体電解コンデンサ。
JP9826589A 1989-04-18 1989-04-18 モールドチップタンタル固体電解コンデンサ Pending JPH02277223A (ja)

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JP9826589A JPH02277223A (ja) 1989-04-18 1989-04-18 モールドチップタンタル固体電解コンデンサ

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JP (1) JPH02277223A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG95683A1 (en) * 2000-10-24 2003-04-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Solid electrolytic capacitor and method of manufacturing same
US11811272B2 (en) 2019-09-27 2023-11-07 Black & Decker, Inc. Electronic module having a fuse in a power tool

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG95683A1 (en) * 2000-10-24 2003-04-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Solid electrolytic capacitor and method of manufacturing same
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