JPH0227653B2 - Kaadojofuirumukensakusochi - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はマイクロフイツシユやマイクロジヤケ
ツト等のカード状フイルムを検索するための検索
装置に関する。

（従来技術） マイクロフイツシユやマイクロジヤケツト等の
原画像をスクリーン上に投影して読取るリーダー
などにあつては、マイクロフイツシユ等のカード
状フイルムをキヤリアテーブルに担持して、該キ
ヤリアテーブルを電動機構によつて駆動し、目的
のフレーム（コマ）を投影位置まで移動させる検
索装置が使用されている。この種の検索装置で
は、キーボードを操作することによつて、指定し
たフレームを自動的に投影位置に移動させたり、
１フレームずつ順に投影位置に移動させるといつ
た機能を備えている。ところで、マイクロフイツ
シユやマイクロジヤケツト等のカード状フイルム
は、フイルムによつてフレームの位置に僅かなズ
レがあつたり、場合によつては、２つのフレーム
にまたがつた部分などフイルム上の特定部分を投
影する必要性が生じるため、上記検索装置は、カ
ード状フイルムの位置を僅かずつ移動させ、所望
の投影像を得るための微調整機能を備えている。

従来、この種カード状フイルム検索装置の微調
整機構としては、次のようなものがある。

(イ) カード状フイルムを担持したキヤリアテーブ
ルを手動で移動させて微調整を行なうもの。

(ロ) カード状フイルムを担持したキヤリアテーブ
ルの移動操作を行なうキーボードに微調整用の
キーを設け、この微調整キーを操作することに
よつて、キヤリアテーブルを電動機構によつて
一定速度でゆつくり上下方向又は左右方向に移
動させ、微調整を行なうもの。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、斯かる従来技術の場合には、次のよう
な問題点を有している。

(イ)の手動による場合 微調整のための回転、摺動機構が必要となるた
め、機構が複雑になる。手動によるためキヤリア
テーブルの移動速度を任意に調節できるが、縮尺
率の大きなカード状フイルムのフレームを高倍率
のレンズを用いてスクリーンに投影する場合、手
ブレの影響を受けてスクリーン状の像が大きく移
動してしまうため、微調整が難しく熟練を要す
る。

(ロ)の電動による場合 微調整キーを押している間だけキヤリアテーブ
ルが上下方向又は左右方向に移動し、キーを離せ
ば止まるようになつているので、誰でも容易に操
作を行なえるが、投影レンズの倍率に関係なくキ
ヤリアテーブルが一定速度で移動するため、スク
リーン上の像移動速度は投影レンズの倍率によつ
て異なる。従つて、縮尺率の高いカード状フイル
ムを投影するため、高倍率の投影レンズを使用し
た場合には、スクリーン上の像移動速度が速くな
り、フレームの位置が合わせにくいと共に、長時
間検索作業を行なつていると、目が疲れたり、船
に酔つたような状態になつたりする場合があつ
た。また、逆に縮尺率の低いカード状フイルムを
投影するため、低倍率の投影レンズを使用した場
合には、スクリーン上の像移動速度が遅くなり、
フレームの位置調整に長い時間を要する。

本発明は、従来技術の斯かる問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところ
は、投影レンズの倍率によらず、微調整時におけ
るスクリーン上の像移動速度が略一定となるよう
に、投影レンズの倍率によつてキヤリアの移動速
度を制御することにより、カード状フイルムの位
置移動の微調整時に、投影レンズの倍率に関係な
く、フレームの位置合せが容易にしかも短時間に
行なえ、目の疲れや船酔い状態となるのを防止可
能としたカード状フイルム検索装置を提供するこ
とにある。

（問題点を解決するための手段） そこで、本発明は、上記の目的を達成するため
に、カード状フイルムに記録されている画像をス
クリーン上に投影して閲読するカード状フイルム
検索装置において、該フイルムを担持する移動可
能なキヤリアと、該キヤリアを移動する駆動手段
と、該フイルムの所望の画像を指定する指定手段
と、該指定手段により指定された画像を検索すべ
く該駆動手段を駆動する第１駆動制御手段と、ス
クリーン上の画像の位置を微調整するため該キヤ
リアの移動を指示する操作手段と、該フイルムの
画像投影倍率を検知する検知手段と、該操作手段
の操作時にスクリーン上の画像の移動速度を略一
定にすべく該検知手段が検知した倍率に応じて該
キヤリアの移動速度を変更する第２駆動制御手段
とを備えたことにより構成されている。

（実施例） 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。第１図において、１はカード状フイルム検索
装置を示しており、このカード状フイルム検索装
置１は、スクリーン上にマイクロフイツシユやマ
イクロジヤケツト等のカード状フイルムの像を投
影するリーダー等の読取り装置（図示せず）など
に取付けて使用され、カード状フイルムの所望の
部分を読取り装置の投影位置に移動させるもので
ある。上記カード状フイルム検索装置１は、概し
て、カード状フイルムＦを担持してこれを移動さ
せるキヤリア部２と、該キヤリア部２を操作する
操作部３と、上記キヤリア部２と操作部３にDC
電圧を供給する電源部４とからなり、操作部３と
電源部４はケーブル５，６を介してキヤリア部２
に接続されている。

上記キヤリア部２はキヤリア基台７を備えてお
り、該キヤリア基台７上にはＸ方向キヤリアテー
ブル８が第１図中Ｘ方向に摺動可能に取付けられ
ていると共に、該Ｘ方向キヤリアテーブル８には
Ｙ方向キヤリアテーブル９が第１図中Ｙ方向に摺
動可能に取付けられている。Ｙ方向キヤリアテー
ブル９にはカード状フイルムＦを担持するための
上下１対の透明な板材からなる担持部材１０，１
０が配設されており、これら担持部材１０，１０
は、Ｙ方向キヤリアテーブル９が−Ｙ方向に移動
した場合、ある地点から上方の担持部材１０が開
口しはじめ、−Ｙ方向の先端に到達した時点で完
全に開口状態となるようになつている。（この完
全に開口した状態となる位置をエジエクト位置と
称する）。この時、使用者はカード状フイルムＦ
を交換あるいは取出、挿入が可能となる。

上記Ｘ方向キヤリアテーブル８にはＸ方向基準
位置検知部材１１が一体に設けられており、キヤ
リア基台７には、Ｘ方向基準位置検知部材１１の
位置を検知するためのＸ方向センサー１２が配設
されている。また、Ｙ方向キヤリアテーブル９に
も同様にＹ方向基準位置検知部材１３が設けられ
ており、Ｘ方向キヤリアテーブル８には、上記Ｙ
方向基準位置検知部材１３の位置を検知するため
のＹ方向センサー１４が配設されている。

また、キヤリア基台７には、Ｘ方向キヤリアテ
ーブル８とＹ方向キヤリアテーブル９を駆動する
ための駆動手段１５が設けられており、駆動手段
１５は、パルスモータを備えた駆動部１６と、該
駆動部１６に接続されたドライバ１７とからなつ
ている。このドライバ１７及びＸ方向センサー１
２、Ｙ方向センサー１４は、ケーブル５を介して
操作部３内の第１駆動制御手段と第２駆動制御手
段とを兼ねるCPU１８に接続されている。上記
ドライバ１７は、駆動部１６内のパルスモータに
接続されており、操作部３内のCPU１８から送
られる駆動パルス及び方向切換信号によりパルス
モータを運転する。

操作部３は、第２図に示すように、そのパネル
面１９にフイルムＦの所望の画像、すなわちフレ
ームを指定する指定手段としての各種のキーを備
えている。２０〜２３はスクリーン上の画像の位
置を微調整するためのキヤリア部２の移動を指示
する操作手段としての微調整キーであつて、この
微調整キー２０〜２３を押すことにより、矢印の
方向とは逆方向にＸ方向キヤリアテーブル８又は
Ｙ方向キヤリアテーブル９を僅かずつ駆動させる
ように、CPU１８から信号をドライバ１７へ出
力する。その他、操作部３のパネル面１９には、
インデツクスキー２４、エジエクトキー２５、フ
イルムの所望の画像を指定する指定手段としての
アドレス指定キー２６、一駒送りキー２７等が設
けられている。この操作部３のブロツク図は、第
４図に示すようになつており、大きくはCPUボ
ード部２８と、キー入力部２９に分けられる。
CPUボード部２８内には前記CPU１８があり、
該CPU１８は、キースキヤン及びパルスモータ
への駆動信号の出力及び後述するレンズ倍率情報
入力手段３２からのレンズ倍率信号等の入力を行
なう。キー入力部２９は、上記各種キー２０，２
１，……を備えており、これら各種キー２０，２
１，……はCPU１８に接続されている。

一方、電源部４からのDC出力電圧（＋5V，＋
24V）は、キヤリア部２のドライバ１７及びＸ方
向センサー１２、Ｙ方向センサー１４等に供給さ
れ、さらにケーブル５を通して操作部３内の
CPUボード部２８にDC出力電圧（＋5V）が供給
されている。電源部４には電源スイツチ３０が設
けられており、各部へのDC出力電圧の供給を
ON／OFFしている。

さらに、キヤリア部２の投影位置には、投影レ
ンズ３１の画像投影倍率を検知する検知手段とし
てのレンズ倍率情報入力手段３２が設けられてい
る。このレンズ倍率情報入力手段３２は、第３図
に示すように、ターレツト３３の先端に取付けら
れたレンズホルダー３４の近傍に配設されてお
り、レンズホルダー３４には投影レンズ３１が装
着されている。上記レンズ倍率情報入力手段３２
は、ランプ３５と、カラーセンサ３６と、集光レ
ンズ３７とを備えており、ランプ３５で投影レン
ズ３１の外周に貼着されたラベル３８を照明し、
このラベル３８の色を集光レンズ３７を介してカ
ラーセンサー３６で検知して、自動的にレンズ倍
率情報を入力する。

すなわち、上記ラベル３８は赤、緑、青等に着
色されており、レンズ倍率情報入力手段３２は、
ラベル３８の色を集光レンズ３７を通してカラー
センサー３６で検知し、２ビツトのデイジタル信
号からなるレンズ倍率信号をCPU１８へ送るよ
うになつている。例えば、倍率１８×の投影レン
ズ３１のラベル３８を赤色（０，０）、倍率24×
の投影レンズ３１のラベル３８を緑色（０，１）、
倍率48×の投影レンズ３１のラベル３８を青色
（１，０）とする。こうした場合、CPU１８で
は、各ラベル３８の色に対応したデイジタル信号
（レンズ倍率信号）に基づいて、予め組込まれた
プログラムにしたがつて演算処理を行ない、
CPU１８からドライバ１７に出力される駆動パ
ルスを調節することにより、操作部３の微調整キ
ー２０〜２３操作時のＸ方向キヤリアテーブル８
及びＹ方向キヤリアテーブル９の移動速度を制御
する。

以上の構成において、本発明に係るカード状フ
イルム検索装置では、次のようにしてカード状フ
イルムの検索が行なわれる。まず、電源部４の電
源スイツチ３０を投入することにより、操作部３
のCPU１８が作動してＸ方向キヤリアテーブル
８及びＹ方向キヤリアテーブル９を基準位置に移
動させる。その移動方向は、Ｘ方向基準位置検知
部材１１及びＹ方向基準位置検知部材１３がそれ
ぞれＸ方向センサー１２、Ｙ方向センサー１４に
かかつているかどうかにより判別する。例えば、
第１図に示すような位置に、Ｘ方向キヤリアテー
ブル８及びＹ方向キヤリアテーブル９が電源投入
時にあつたとすれば、Ｘ，Ｙ方向基準位置検知部
材１１，１３がＸ，Ｙ方向センサー１２，１４に
かかつていないため、−Ｘ，−Ｙ方向に各キヤリア
テーブル８，９を移動し、各検知部材１１，１３
が各方向センサー１２，１４にかかつた時、Ｘ，
Ｙ方向キヤリアテーブル８，９の移動を停止す
る。

このようにして、基準位置にＸ，Ｙ方向キヤリ
アテーブル８，９を移動すると、操作部３より入
力を受けつける。（ただし、この時微調整キー２
０〜２３及び一駒送りキー２７は受けつけない。）
まず、エジエクトキー２５が押されると、CPU
１８からドライバ１７に信号が送られ、Ｙ方向キ
ヤリアテーブル９はエジエクト位置まで移動し、
上方の担持部材１０が開口する。しかして、所望
のカード状フイルムＦを下方の担持部材１０の所
定位置に載置し、上方の担持部材１０を閉じてカ
ード状フイルムＦの位置を固定する。次に、イン
デツクスキー２４が押されると、カード状フイル
ムＦのインデツクスフレームを投影位置に持ち来
たすべくＸ方向キヤリアテーブル８及びＹ方向キ
ヤリアテーブル９を移動し、アドレス指定キー２
６が押されてアドレスの指定が行なわれると、そ
のアドレスのフレームを投影位置に持ち来たすべ
く、第１駆動制御手段としてのCPU１８によつ
て駆動手段１５が制御され、Ｘ方向キヤリアテー
ブル８及びＹ方向キヤリアテーブル９を移動す
る。アドレスの指定は、例えば、９のアドレス指
定キーを押すと、カード状フイルムＦの９列目を
投影位置に移動し、Ｅのアドレス指定キーを押す
と、カード状フイルムＦのＥ行目を投影位置に移
動し、最終的にカード状フイルムＦの９列目Ｅ行
のフレームが投影位置に移動される。

この移動後に、微調整キー２０〜２３が押され
ると、各々の矢印の示す方向とは逆にＸ方向キヤ
リアテーブル８又はＹ方向キヤリアテーブル９が
微速で移動する（ただし、スクリーンにカード状
フイルムＦが投影された時、スクリーン上の像は
矢印と同方向に移動する）。この移動速度は、レ
ンズ倍率情報入力手段３２からのレンズ倍率信号
に基づいて、微調速度制御手段を兼ねるCPU１
８により次のようにして、投影レンズ３１の倍率
が異なつてもスクリーン上の画像移動速度が略一
定となるよう決定される。

すなわち、CPU１８は、レンズ倍率情報入力
手段３２からレンズ倍率信号が送られてくると、
第５図に示すように、まずＮ設定ルーチンでレン
ズ倍率信号によりタイマカウント数Ｎを設定する
（ステツプ）。つまり、第５図ｂに示すように、
倍率Ｘ１８（18倍）のレンズ、すなわちレンズラ
ベル赤色（０，０）の時はＮ＝1900、倍率X24
（24倍）のレンズ、すなわちレンズラベル緑色
（０，１）の時はＮ＝2500、倍率X48（48倍）のレ
ンズ、すなわちレンズラベル青色（１，０）の時
はＮ＝5000、とそれぞれタイマカウント数Ｎを設
定する。次に、操作部３上の微調整キー２０〜２
３が押されたかどうかを判定し（ステツプ）、
もし押されていない場合は、キーフラグＫ・Ｆ及
びタイマ変数Ｔをクリアしてリターンする（ステ
ツプ）。もし、微調整キー２０〜２３が押され
ていた場合は、Ｋ・Ｆが１であるかどうか判定し
（ステツプ）、この場合Ｋ・Ｆ＝０であるので
Ｋ・Ｆ＝１にセツトする（ステツプ）。次にタ
イマ変数Ｔをクリアし（ステツプ）、ステツプ
に戻る。この時、微調整キーが押されたままの
場合には、ステツプに進み、今度はＫ・Ｆ＝１
となつているのでステツプに進む。このとき、
タイマ変数Ｔは０であるのでタイマ変数Ｔを１に
セツトし、そのままステツプに戻る。そして、
ステツプ→ステツプ→ステツプ→ステツプ
→ステツプを何度か繰り返してタイマ変数Ｔ
が順次加算された後、このタイマ変数Ｔがステツ
プで設定したタイマカウント数Ｎと等しくなつ
た場合にはじめてステツプに進む。ここでは、
微調整キーで入力した方向へＸ方向キヤリアテー
ブル８又はＹ方向キヤリアテーブル９を移動させ
るべく、CPU１８から駆動パルスを１パルス分
だけドライバ１７に出力する。そして、タイマ変
数Ｔをクリアした後（ステツプ）、再びステツ
プ→ステツプ→ステツプ→ステツプ→ス
テツプを繰り返し、一定時間経過後、CPU１
８から駆動パルスを１パルス分だけ出力する。微
調整キー２０〜２３が押されている間だけ、Ｘ方
向キヤリアテーブル８又はＹ方向キヤリアテーブ
ル９は、所定の方向へ上記の如くCPU１８から
ドライバ１７へ出力される駆動パルスの間隔によ
つて決まる移動速度にて移動する。この移動速度
すなわち駆動パルスの間隔は、レンズ倍率情報入
力手段３２からのレンズ倍率信号に対応して設定
されるタイマカウント数Ｎによつて決定される。
なお、レンズ倍率信号とタイマカウント数Ｎの関
係は、レンズ倍率に関係なく移動速度が略一定と
なるようCPU１８内のROM（図示せず）に予め
インプツトされている。

上記の如く、操作手段としての微調整キー２０
〜２３が押されると、レンズ倍率情報入力手段３
２からのレンズ倍率信号によつて、第２駆動制御
手段としてのCPU１８は、プログラム処理を行
ない、ドライバ１７に出力する駆動パルスの間隔
を調節して、投影レンズ３１の倍率に関係なくス
クリーン上の像移動速度が略一定となるように、
微調整時のＸ方向キヤリアテーブル８及びＹ方向
キヤリアテーブル９の移動速度を制御する。

さらに、操作部３の一駒送りキー２７を押すこ
とによつて、一駒移動（１フレームずつ移動させ
ること）も可能であり、エジエクトキー２５を押
すことにより、Ｙ方向キヤリアテーブル９をエジ
エクト位置に移動させ、担持部材１０を開口し
て、中のカード状フイルムＦを取り出し、交換す
ることも勿論可能である。

なお、図示の実施例では、レンズ倍率情報入力
手段３２として、投影レンズ３１の外周に貼着さ
れたラベル３８の色によつてレンズの倍率情報を
入力するものについて説明したが、例えばレンズ
自体にコード化した切欠きを設けてそれをマイク
ロスイツチ等で検知したり、レンズにバーコード
を印刷したラベルを貼着し、光学的にレンズ倍率
情報を検知するなど、レンズ倍率情報入力手段３
２は、レンズ３１の倍率を入力可能なものであれ
ば、その構成は任意に選択される。

また、図示の実施例では、レンズ倍率情報入力
手段３２からの信号によつてCPU１８からドラ
イバ１７に出力される駆動パルスの間隔を調節す
ることにより、微調整時のＸ方向及びＹ方向キヤ
リアテーブル８，９の移動速度を制御する場合に
ついて説明したが、レンズ倍率情報入力手段３２
からの信号によつて、パルスモータを備えた駆動
手段１５の変速比を変化させ、微調整時のＸ方向
及びＹ方向キヤリアテーブル８，９の移動速度を
制御するようにしてもよい。

（発明の効果） 本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、
微調整時のキヤリアの移動速度をレンズ倍率によ
つて制御するようにしたので、投影レンズの倍率
に関係なくスクリーン上の像移動速度を適度な速
さに略一定とすることができ、スクリーン上の画
像の位置合せが容易に行なえると共に、目の疲れ
や船酔い状態となるのを防止することができる。
また、低倍率の投影レンズを使用した場合でも、
スクリーン上の像移動速度が遅くなることはない
ので、スクリーン上の画像の位置合せが短時間に
行なえる等の種々の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るカード状フイルム検索装
置の一実施例を示す平面図、第２図は操作部を示
す平面図、第３図はレンズ倍率情報入力手段を示
す正面図、第４図は操作部を示すブロツク図、第
５図ａは操作部のCPUにて実行されるプログラ
ムを示すフローチヤート、第５図ｂは同フローチ
ヤートのＮ設定ルーチンを示すフローチヤートで
ある。 符号の説明、１…カード状フイルム検索装置、
２…キヤリア部、７…キヤリア基台、８…Ｘ方向
キヤリアテーブル、９…Ｙ方向キヤリアテーブ
ル、１５…駆動手段、２０〜２３…微調整キー
（操作手段）、２０，２７…キー（指定手段）、１
８…CPU（第１，第２駆動制御手段）、３２…レ
ンズ倍率情報入力手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ カード状フイルムに記録されている画像をス
   クリーン上に投影して閲読するカード状フイルム
   検索装置において、該フイルムを担持する移動可
   能なキヤリアと、該キヤリアを移動する駆動手段
   と、該フイルムの所望の画像を指定する指定手段
   と、該指定手段により指定された画像を検索すべ
   く該駆動手段を駆動する第１駆動制御手段と、ス
   クリーン上の画像の位置を微調整するため該キヤ
   リアの移動を指示する操作手段と、該フイルムの
   画像投影倍率を検知する検知手段と、該操作手段
   の操作時にスクリーン上の画像の移動速度を略一
   定にすべく該検知手段が検知した倍率に応じて該
   キヤリアの移動速度を変更する第２駆動制御手段
   とを備えたことを特徴とするカード状フイルム検
   索装置。