JPS61185739A - カ−ド状フイルム検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はマイクロフィッシュやマイクロジャケット等の
カード状フィルムを検索するための検索装置に関する。

（従来技術） マイクロフィッシュやマイクロジャケット等の原画像を
スクリーン上に投影して読取るリーダーなどにあっては
、マイクロフィッシュ等のカード状フィルムをキャリア
チーグルに担持して、該キャリアテーブルを電動機構に
よって駆動し、目的のフレーム（コマ）を投影位置まで
移動させる検索装置が使用されている。この糧の検索装
置では、キーボードを操作することによって、指定した
フレームを自動的に投影位置に移動させ友り、ｌフレー
ムずつ頭に投影位置に移動させるといった機能ヲ備えて
いる。ところで、マイクロフィッシュやマイクロジャケ
ット等のカード状フィルムは、フィルムによってフレー
ムの位置に僅かなズレがあつ九り、場合によっては、２
つのフレームにまｔがつ友部分などフィルム上の特定部
分を投影する必要性が生じるため、上記検索装置は、カ
ード状フィルムの位置を温かずつ移動させ、所望の投影
像を得るための微調整機能を備えている。

従来、この種カード状フィルム検索装置の微調整機構と
しては、次のようなものがある。

（イ）　カード状フィルムを担持し友キャリアテーブル
を手動で移動させて微調整を行なうもの。

（ロ）　カード状フィルムを担持したキャリアテーブル
の移動操作を行なうキーボードに微調整用のキーを設け
、この微調整キーを操作することによって、キャリアテ
ーブルを電動機構によって一定速度でゆっくり上下方向
又は左右方向に移動させ、微調整を行なうもの。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、斯かる従来技術の場合には、次のような問題点
を有している。

（イ）の手動による場合 微調整の友めの回転、摺動機構が必要となるため、機構
が複雑になる。手動による友めキャリアテーブルの移動
速度を任意に調節できるが、縮尺率の大きなカード状フ
ィルムのフレームを高倍率のレンズを用いてスクリーン
に投影する場合、手グレの影響を受けてスクリーン上の
像が大きく移動してしまうため、微調整が難しく熟練を
要する。

仲）の電動による場合 微調整キーを押している間だけキャリアテーブルが上下
方向又は左右方向に移動し、キーを離せば止まるように
なっているので、誰でも容易に操作を行なえるが、投影
レンズの倍率に関係なくキャリアテーブルが一定速度で
移動するため、スクリーン上の像移動速度は投影レンズ
の倍率によって異なる。従って、縮尺率の高いカード状
フィルムを投影する之め、高倍率の投影レンズを使用し
友場合には、スクリーン上の像移動速度が速くなり、検
索に慣れ友人は良いが、初心者やまれに検索を行なう人
は、スクリーン上の像移動速度があまり速い場合は目が
追いつかないため、目が疲れたり船に酔った状態になつ
友りする。このため、微調整時のキャリアテーブルの移
動速度は使用者に合った速度が要求されてい友。

本発明は、従来技術の斯かる問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、微調整時のキ
ャリアテーブルの移動速度を自由に調節可能とすること
により、検索時の疲労が少なく使い易いカード状フィル
ム検索装置を提供することにある。

（問題点を解決する友めの手段） そこで、本発明は、上記の目的を達成するために、キャ
リア基台に第１の方向に移動可能となるように取付けら
れた第１キャリアテーブルと、カード状フィルムを担持
し、第１キャリアテーブルにその移動方向とは異なる第
２の方向に移動可能となるように取付けられた第２キャ
リアテーブルと、上記第１キャリアテーブルと第２キャ
リアテーブルとを駆動する駆動手段と、前記カード状フ
ィルムのフレームを指定するフレーム指定手段と、該フ
レーム指定手段により指定されｔフレームを投影位置に
持ち来たすべく駆動手段を制御する制御手段と、微調整
時の前記第１、第２キャリアテーブルの移動速度を設定
する微調速度設定手段とを備え、微調整時の第１、第２
キャリアテーブルの移動速度を可変とするように構成さ
れている。

（実施例） 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第１
図において、１はカード状フィルム検索装置を示してお
り、このカード状フィルム検索装置ｘは、スクリーン上
にマイクロフィッシュやマイクロジャケット等のカード
状フィルムの像を投影するリーダー等の読取り装置（図
示せず）などに取付けて使用され、カード状フィルムｏ
所ＷｔＤ部分を読取り装置の投影位置に移動させるもの
である。上記カード状フィルム検索装置１は、概して、
カード状フィルムＦを担持してこれを移動させるキャリ
ア部２と、該キャリア部２を操作する操作部３と、上記
キャリア部２と操作部３にＤＣ電圧を供給する電源部４
とからなり、操作部３と電源部４はケーブル５，６を介
してキャリア部２に接続されている。

上記キャリア部２はキャリア基台７を備えており、該キ
ャリア基台７上にはＸ方向キャリアテーブル８が第１図
中Ｘ方向に摺動可能に取付けられていると共に、該Ｘ方
向キャリアテーブル８にはＹ方向キャリアテーブル９が
第１図中Ｙ方向に摺動可能に取付けられている。Ｙ方向
ギヤリアテーブル９にはカード状フィルムＦを担持する
ための上下１対の透明な板材からなる担持部材１０，１
０が配設されており、これら担持部材１０，１０は、Ｙ
方向キャリアテーブル９が−Ｙ方向に移動した場合、あ
る地点から上方の担持部材１０が開口しはじめ、−Ｙ方
向の先端に到達した時点で完全に開口状態となるように
なっている（この完全に開口した状態となる位置をエジ
ェクト位置と称する）。

この時、使用者はカード状フィルムＦｆ、又換あるいは
取出、挿入が可能となる。

上記Ｘ方向キャリアテーブル８にはＸ方向基準位置検知
部材１１が一体に設けられており、キャリア基台７には
、Ｘ方向基準位置検知部材１１の位置を検知するための
Ｘ方向センサー１２が配設されている。また、Ｙ方向キ
ャリアテーブル９にも同様にＹ方向基準位置検知部材１
３が設けられており、Ｘ方向キャリアチーグル８には、
上記Ｙ方向基準位置検知部材１３の位置を検知するため
のＹ方向センサー１４が配設されている。

また、キャリア基台７には、Ｘ方向キャリアテーブル８
とＹ方向キャリアテーブル９を駆動するための駆動手段
１５が設けられており、駆動手段１５は、パルスモータ
を備え几駆動部１６と、該駆動部１６に接続されたドラ
イバ１７とからなっている。このドライバ１７及びＸ方
向センサー１２、Ｙ方向センサー１４は、ケーブル５を
介して操作部３内の制御手段としてのＣＰＵＩ８に接続
されている。上記ドライバ１７は、駆動部１６内のパル
スモータに接続されており、操作部３内のＣＰＵ１８か
ら送られる駆動パルス及び方向切換信号によりパルスモ
ータを運転する。

操作部３は、第２図に示すように、そのパネル面１９に
フレーム指定手段としての各種のキーを備えており、２
０〜２３は微調整キーであって、この微調整キー２０〜
２３を押すことにより、矢印の方向とは逆方向にＸ方向
キャリアテーブル８又はＹ方向キャリアテーブル９を僅
かずっ駆動させるように、ＣＰＵ１８から信号をドライ
バ１７へ出力する。その他、操作部３のパネル面１９に
は、インデックスキー２４、エジェクトキー２５、アド
レス指定キー２６、−駒送りキー２７等が設けられてい
る。この操作部３の１０ツク図は、第３図に示すように
なっており、大きくはＣＰＵボー１部２８と、キー人力
部２９に分けられる。ＣＰＵゴード部２部内８内前記Ｃ
Ｐ０１８があり、該ＣＰ　Ｕ　１８は、キースキャン及
びパルスモータへの駆動信号の出力及び後述する微調速
度設定手段３２からの速度信号等の入力を行なう。キー
人力部２９は、上記各種キー２０　、２１　、・・・・
・・を備えており、これら各種キー２０，２１．・・・
・・はＣＰＵ１８に接続されている。

一方、電源部４からのＤＣ出力電圧（＋５Ｖ。

十２４Ｖ）は、キャリア部２のドライバ１７及びＸ方向
センサー１２、Ｙ方向センサー１４等に供給され、さら
にケーブル５を通して操作部３内のＣＰＵボー１部２８
にＤＣ出力電圧（＋ＳＶ）が供給されている。電源部４
には電源スィッチ３゜が設けられており、各部へのＤＣ
出力電圧の供給ｔ−０Ｎ１０ＦＦしている。

さらに、操作部３には、微調整時のＸ方向、Ｙ方向キャ
リアテーブル８，９の移動速度を設定する微調速度設定
手段３２が設けられており、この微調速度設定手段３２
は、第３図に示すように、操作部３に設けられ、ＣＰＵ
Ｉ　８に接続され几タイマ３３からなっている。タイマ
３３は、第５図に示すように、タイマＩＣ３４と、抵抗
Ｒ１と、コンデンサＣ１と、可変抵抗ＶＲ，とがらなジ
、可変抵抗ＶＲ，は、第４図に示すように、操作部３の
ケース３５の背面に外部から調整可能に取付けられ、抵
抗Ｒ８，コンデンサＣ０とともにタイマＩＣ３４の設定
時間（時定数）を変化させるものである。タイマ３３は
、ＣＰＵ１８からの出力によってタイマＩＣ３４をリセ
ットし、前記タイマ設定時間後、タイマＩＣ３４からＣ
ＰＵＩ　８にパルス（速度信号）を出力する。ＣＰＵ１
８では、タイマ３３からの速度信号に基づいて、予め組
込まれ友プログラムにしたがって演算処理を行ない、Ｃ
ＰＵ１８からドライバ１７に出力される駆動パルスを調
節することにより、操作部３の微調整キー２０〜２３操
作時のＸ方向キャリアテーブル８及びＹ方向キャリアテ
ーブル９の移動速度を制御する。

以上の構成において、本発明に係るカード状フィルム検
索装置では、次のようにしてカード状フィルムの検索が
行なわれる。まず、電源部４の電源スィッチ３０を投入
することにより、操作部３のＣＰＵＩ　８が作動してＸ
方向キャリアテーブル８及びＹ方向キャリアテーブル９
を基準位置に移動させる。その移動方向は、Ｘ方向基準
位置検知部材１１及びＹ方向基準位置検知部材１３がそ
れぞれＸ方向センサー１２．Ｙ方向センサー１４にかか
つているかどうかにより判別する。例えば、第１図に示
すような位置に、Ｘ方向キャリアテーブル８及びＹ方向
キャリアテーブル９が電源投入時にあったとすれば、Ｘ
、Ｙ方向基準位置検知部材１１．１３がＸ、Ｙ方向セン
サー１２．１４にかかつていないため、−Ｘ、−Ｙ方向
に各キャリアテーブル８，９を移動し、各検知部材１１
．１３が各方向センサー１２．１４にかかった時、Ｘ。

Ｙ方向キャリアテーブル８，９の移動を停止する。

このようにして、基準位置にＸ、Ｙ方向キャリアテーブ
ル８，９を移動すると、操作部３よす入力を受けつける
。、（ただし、この時微調整キー２０〜２３及び−駒送
りキー２７は受けつけない。）筐ス、エジェクトキー２
５が押されると、ＣＰＵＩ８からドライバ１７に信号が
送られ、Ｙ方向キャリアテーブル９はエジェクト位ｔｉ
ｔで移動し、上方の担持部材１０が開口する。しかして
、所望のカード状フィルムＦを下方の担持部材１０の所
定位置に載置し、上方の担持部材１０ｔ−閉じてカード
状フィルムＦをセットする。次に、インデックスキー２
４が押されると、カード状フィルムＦのインデックスフ
レームを投影位置に持ち米たすべくＸ方向中ヤリアテー
プル８及びＹ方向キャリアテーブル９を移動し、アドレ
ス指定キー２６が押されてアドレスの指定が行なわれる
と、そのアドレスのフレームを投影位置に持ち来たすべ
く、Ｘ方向キャリアテーブル８及びＹ方向キャリアテー
ブル９を移動する。アドレスの指定は、例えば、９のア
ドレス指定キーを押すと、カード状フィルムＦの９列目
を投影位置に移動し、Ｅのアドレス指定キーを押すと、
カード状フィルムＦのＥ行目を投影位置に移動し、最終
的にカード状フィルムＦの９列目Ｅ行のフレームが投影
位置に移動される。

この移動後に、微調整キー２０〜２３が押されると、各
々の矢印の示す方向とは逆にＸ方向キャリアチーグル８
又はＹ方向キャリアテーブル９が微速で移動する（ただ
し、スクリーンにカード状フィルムＦが投影された時、
スクリーン上の像は矢印と同方向に移動する）。この移
動速度は、微調速度設定手段３２からの速度信号に基づ
いて、微調速度制御手段を兼ねるＣＰＵ１８により次の
ようにして制御される。

すなわち、ＣＰＵ１８は、第６図に示すように、まず操
作部３上の微ｖＩ４整キー２０〜２３が押されたかどう
かを判定しくステップ■）、もし押されていない場合は
、キーフラグに−Ｆ’にクリアーしてリターンする（ス
テップ■）。もし、微調整キー２０〜２３が押されてい
た場合は、Ｋ−Ｆが１であるかどうか判定しくステップ
■）、この場合に−Ｆ＝Ｏであるのでに−Ｆ＝１にセッ
トする（ステップ■）。次に、タイマリセットを行なう
が（ステップ０）、タイマリセットルーチンは、第６図
（ｂ）に示すように、タイマＩＣ３４への出力Ｔ・０Ｕ
Ｔ＝Ｏとしくステップ■）、次にＣＰＵ１Ｂ内のソフト
ウェア−タイマーで一定時間待った後に（ステップ［株
］）、Ｔ・０ＵＴ＝１とする（ステップ■）。そして、
次にステップ■に戻ることになるが、微調整キーが押さ
れたままの場合にはステップ■に進む。このとき、Ｋ−
Ｆ＝１となっているので、ステップ■に進む。ここでに
、Ｔ・ＩＮすなわちタイマＩＣ３４からの出力が１かど
うか判定されるが、タイマＩＣ３４の設定時間経過前は
Ｔ・ＩＮ＝０であるので、そのままステップ■に戻る。

そして、ステップ■→ステップ■→ステップ■→ステッ
プ■を何度か繰り返した後、タイマＩＣ３４の設定時間
が経過するとＴ−ＩＮ＝１となるため、このときはじめ
てステップのへ進む。

ここでは、微調整キーで入力し友方向へＸ方向ギヤリア
チーグル８又はＹ方向キャリアテーブル９を移動させる
べく、ＣＰＵ１８から駆動パルスを１パルス分だけドラ
イバ１７へ出力する。そして、タイマリセット（ステッ
プ＠）シた後、再びステップ■→ステップ■→ステップ
■→ステップ■を、タイマＩＣ３４の設定時間が経過す
るまで繰り返し、一定時間経過後、ＣＰＵ１８から駆動
パルスを１パルス分だけ出力する。しかして、微調整キ
ー２０〜２３が押されている間だけ、Ｘ方向キャリアテ
ーブル８又はＹ方向キャリアテーブル９は、所定の方向
へ、上記の如＜ＣＰＵ１８からドライバ１７へ出力され
る駆動パルスの間隔によって決まる移動速度にて移動す
る。この移動速度すなわち駆動パルスの間隔は、タイマ
ＩＣ３４の設定時間を変化させる可変抵抗ＶＲ，によっ
て決定される。

上記の如く、微調整キー２０〜２３が押さ九ると、可変
抵抗ＶＲ，によって予め微調速度が設定された微調速度
設定手段３２からの信号により、ＣＰＵ１８は、プログ
ラム処理を行ない、ドライバ１７に出力する駆動パルス
の間隔を調節し、微調速度設定手段３２によって設定さ
れた移動速度にて、微調整時のＸ方向キャリアチーグル
８及びＹ方向キャリアテーブル９の移動速度を制御する
。

さらに、操作部３の一駒送りキー２７を押すことによっ
て、−駒移動（１フレームずつ移動させること）も可能
であり、エジェクトキー２５を押すことにより、Ｙ方向
キャリアテーブル９をエジェクト位置に移動させ、担持
部材１Ｏｔ−開口して、中のカード状フィルムＦを取り
出し、交換することも勿論可能である。

なお、図示の実施例では、微調速度設定手段３２の可変
抵抗ＶＲ，ｔ−操作部３のケース３５の裏面に取付けた
場合について説明し九が、この可変抵抗ＶＲ，は操作部
３のパネル１９上に設けてもよく、外部から可変抵抗Ｖ
Ｒ，のツマミを調整可能であれば、任意の位置に設けて
よい。

また、図示の実施例では、微調速度設定手段３２がタイ
マ３３からなる場合について説明したが、これに限定さ
れるわけではなく、微調速度設定手段３２を、第７図に
示すように、ディップスイッチ３５によって構成しても
よい。この場合には、ディップスイッチ３５からのディ
ジタル信号にしたがってＣＰＵＩ　Ｂ内でプログラム処
理を行ない、ＣＰＵＩ　８からの信号によって微調速度
の制御を行なうことになる。

さらに、操作部３のパネル１９上に速度設定用のキーを
設け、この速度設定用キーを微調速度設定手段３２とし
てもよい。

ま友、図示の実施例では、微調速度設定手段３２からの
信号によって、ＣＰＵ１８からドライバ１７に出力され
る駆動パルスの間隔を調節することにより、微調整時の
Ｘ方向及びＹ方向キャリアテーブル８．９の移動速度を
制御する場合について説明し九が、微調速度設定手段３
２か′らの信号によってＣＰＵ１８を作動させ、パルス
モータを備えた駆動部１５の変速比を変化させ、微調整
時のＸ方向及びＹ方向キャリアテーブルｓ　、　９ｏ移
ｍ速度を制御するようにしてもよい。

（発明の効果） 本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、微調整時
のキャリアテーブルの移動速度を任意に設定して調整で
きるようにしたので、投影レンズの倍率等によることな
く、使用者に合った速度で微調整が行なえるため、疲労
感の少ない、船酔い現象の起こらないカート°状フィル
ムの検索が行なえる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るカード状フィルム検索装置の一実
施例を示す平面図、第２図は操作部を示す平面図、第３
図は同操作部のブロック図、第４図は同操作部の背面図
、第５図は微調速度設定手段を示す回路図、第６図（ａ
）は操作部のＣＰＵによって実行されるプログラムを示
すフローチャート、第６図（ｂ）は同フローチャートの
タイマリセットルーチンを示すフローチャート、第７図
は操作部の他の実施例を示すグロック図である。 符　　号　の　　説　　明

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キャリア基台に第１の方向に移動可能となるように取付
   けられた第１キャリアテーブルと、カード状フィルムを
   担持し、第１キャリアテーブルにその移動方向とは異な
   る第２の方向に移動可能となるように取付けられた第２
   キャリアテーブルと、上記第１キャリアテーブルと第２
   キャリアテーブルとを駆動する駆動手段と、前記カード
   状フィルムのフレームを指定するフレーム指定手段と、
   該フレーム指定手段により指定されたフレームを投影位
   置に持ち来たすべく駆動手段を制御する制御手段と、微
   調整時の前記第１、第２キャリアテーブルの移動速度を
   設定する微調速度設定手段とを備え、微調整時の第１、
   第２キャリアテーブルの移動速度を可変としたことを特
   徴とするカード状フィルム検索装置。