JPH0227584Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0227584Y2
JPH0227584Y2 JP1985060664U JP6066485U JPH0227584Y2 JP H0227584 Y2 JPH0227584 Y2 JP H0227584Y2 JP 1985060664 U JP1985060664 U JP 1985060664U JP 6066485 U JP6066485 U JP 6066485U JP H0227584 Y2 JPH0227584 Y2 JP H0227584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing screw
insertion hole
cylinder lock
key
mounting base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985060664U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61177481U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985060664U priority Critical patent/JPH0227584Y2/ja
Publication of JPS61177481U publication Critical patent/JPS61177481U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0227584Y2 publication Critical patent/JPH0227584Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 車輌や船舶などの移動体に無線機などの装置を
搭載し、この移動体に施錠し忘れて屋外などに放
置しておいたりすると、搭載したおいた装置を取
外されるなどの不都合があるので、装置を取付台
に押圧固定した固定ねじを特定の鍵による錠閉鎖
により操作することができないようにする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、移動体に搭載した装置の取外し防止
機構に係り、さらには装置は押圧固定した固定ね
じを特定の鍵による解錠操作により着脱操作し得
るようにした機構の改良に関する。
近年、車輌にはカーラジオ、カーステレオ、車
載無線機、車載電話機など、多くの装置が搭載さ
れるようになつてきたが、これらの装置は車輌に
取付台が固定されて、この取付台に上記各装置が
それぞれ着脱可能に固定ねじで取付固定される。
また、船舶においても同様である。この固定ねじ
はねじ回しやレンチなどの工具で締め付け或いは
弛めることができる。従つて、何らかの理由で車
輌などの施錠を忘れると装置を取外される不都合
を生じ、悪くすると持ち去られる恐れがある。
このような事態があると緊急時、例えば災害発
生時などに装置による緊急連絡がとれず、大事に
なりかねないので装置に取外し防止機構を設けて
容易に取外せないようにすることが必要である。
〔従来の技術〕
第2図に従来の取外し防止機構の要部斜視図を
示し、a図は外観図、b図は分解図である。図に
おいて、鉄板などの金属でなる取付台1の内部底
面に固着された取付金具11上に、図示しない装
置(以下車載無線機と代表略称する)の一端を搭
載し、巻ばね7を介在させた押え板8を固定ねじ
9によつて取付金具11のねじ孔111に螺着す
ることにより、上記車載無線機の一端が押え板8
によつて押圧固定される。
以上で固定ねじ9を弛めると巻ばね7によつて
押え板8が傾斜方向へ後退して、固定ねじ9を抜
き取らない状態で車載無線機の固定を解除し得る
のでこれを取外すことができる。
取付台1は上記押え板8、固定ねじ9の前方を
覆つており、この覆つた傾斜内面に押え金具10
が固着され、取付台1と押え金具10とで構成さ
れる隙間にスライド金具12を左右方向スライド
自在に支持介入させる。スライド金具12の両端
はコ形に形成された面を有し、スライド面には孔
121が形成されている。そうして一端面と取付
台1の側面間には押しピン13に案内される巻ば
ね7が設けられており、スライド金具12を常時
他端方向へばね押圧している。ここで、取付台1
の傾斜面中央に形成された孔18と押え金具10
の孔101とは一致し、かつ固定ねじ9の軸線と
も一致するように設定されているが、スライド金
具12の孔121は孔18,101よりも右側
(a図)に位置しているので、孔101はスライ
ド金具12の面で閉鎖されている。
スライド金具12のさらに右側の取付台1の傾
斜面にはキー金具2が貫通しナツト3によつて固
定されており、キー金具2の先端に突出する回転
キー軸22にカム4がばね座金5、ナツト6によ
つて固定されている。カム4の長径先端はキー軸
22の回転により上方と左側方向の90度回転位置
に設定され得る。そうしてカム4の長径先端を上
方位置として、前記スライド金具12の他端面が
カム4の側面に当接し、スライド金具12を支承
している。
以上の状態で、キー金具の外部前面キー孔21
にキー(鍵)14を挿入し、前記90度回転させカ
ム4の長径先端をスライド金具12の側面に合せ
るとスライド金具12は巻きばね7を圧縮して横
行し、孔121が押え金具10の孔101と一致
した位置に定まるから、これらの孔18,12
1,101を通して工具を挿入し、固定ねじ9の
締付け、弛めの操作をすることができる。即ち固
定ねじ9の操作をすることが可能に解放される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記、従来の取外し防止機構にあつては、ねじ
回しなどの工具の挿入孔とは別にキー金具を設け
るとともにその先端にカムを取付け、キーにより
キー軸を回転しカムに連動させたスライド金具の
移動により挿入孔の閉鎖、開放を行う構成である
から部品数が多く、従つて構造が複雑でコストも
高いといつた問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決し、構成が簡単
でコストの低廉な取外し防止機構の提供を目的と
する。
上記目的は、本考案の構成要旨とするところ
の、固定された取付台上に装置を搭載し固定ねじ
により装置を取付台に着脱可能として押圧固定す
る固定機構において、取付台から延長する延長部
材によつて固定ねじの頭部が覆われ、上記延長部
材には上記固定ねじの軸線上と一致する部分にシ
リンダ錠挿入孔を設けてなり、上記錠挿入孔にシ
リンダ錠を挿入施錠して該錠挿入孔を閉鎖し錠挿
入孔からの上記固定ねじの回動操作を不能に、該
シリンダ錠を解錠抜去し上記錠挿入孔を解放して
該錠挿入孔からの上記固定ねじの回動操作を可能
とするようにしたことを特徴とする取外し防止機
構によつて達せられる。
〔作用〕
固定ねじの軸線方向の上部が覆われ、この軸線
に工具挿入孔を設け、かつこの工具挿入孔そのも
のを錠挿入孔としたことで、錠の挿入施錠し孔を
閉鎖して固定ねじの操作を不能に、また、施錠さ
れた錠を解錠して抜き出すことにより孔を解放し
て固定ねじの操作を可能としているので、きわめ
て簡易である。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案を実施例で具体的
かつ詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例であつて、a図は
要部側断面図、b図は同分解斜視図である。な
お、第2図と同等の部分については同一符号を付
して示した。図において、1は鉄板などの金属か
らなる取付台であり、車輌の適宜個所にねじ止め
固定される。内部底面に固着された取付金具11
のほぼ45度傾斜した傾斜面上にねじ孔111が形
成されている。車載無線機17の前端部を取付金
具11上に搭載するが、車載無線機17の図示省
略の後端部は取付台17の他端に搭載するととも
に鉤状部に挿入係合させる。
取付金具11との間に巻ばね7を介在させて押
え板8の孔81に固定ねじ9を挿入し、ねじ孔1
11に螺入し締め付けると、押え板8の上端が車
載無線機17の前端爪を斜め下方に押圧するから
車載無線機17を後方と下方に同時に押圧し不動
に固定する。
取付台1は底部から上方に、さらに取付金具1
1と平行する延長部材1aがあり、固定ねじ9の
頭部を大きく覆つている。この延長部材1aには
フランジ付きのシリンダ錠支持金具15が貫通し
て挿入され、ナツト3によつて締付け固定される
が、このシリンダ錠支持金具15の中心に貫通す
るシリンダ錠挿入孔151の軸心と固定ねじ9の
軸心とは一致するように設定されている。
上記シリンダ錠挿入孔151には外側から円柱
状のシリンダ錠16が適合し、図示しない案内手
段によつて回転することなく軸方向に挿入するこ
とができ、外面を同一面として位置決めされる。
シリンダ錠16の中央外面に設けられたキー
(鍵)孔161に挿入されているキー(鍵)14
を回転すると、シリンダ錠16の内部に組込まれ
たストツパ162がばね163によつて側面から
突出し、シリンダ錠16はシリンダ錠支持金具1
5から抜けないように係止されるので、キー14
を抜き取る。これによつて上記シリンダ挿入孔1
51は施錠閉鎖されたことになり、この挿入孔1
51からの工具による固定ねじ9を操作をするこ
とができない。即ち不能となる。
次いで、上記施錠されたシリンダ錠16のキー
孔161にキー14を挿入して逆方向に回転する
と、ストツパ162が錠本体中に引込され、キー
14を引張ることによつてシリンダ錠16を容易
に引出すことができ、シリンダ錠挿入孔151が
開口するから工具を挿入して固定ねじ9を操作す
ることができる。このように開錠し開放すること
によつて車載無線機17の着脱が可能となる。
固定ねじ9の回動によつて巻きばね7とともに
押え板8は傾斜方向に進退するから、固定ねじ9
を大きく弛めなくとも、即ち、抜き出すことなく
車載無線機17を上方に向けて着脱することがで
きる。
本考案は、上記実施例ではねじ回しによる工具
としたが、他の六角レンチを用いる六角穴ボル
ト、その他のものについても適用可能であり、シ
リンダ錠支持金具は別体でなく、延長部材1aと
一体形成されたものであつてもよいものである。
またシリンダ錠は正面視円形に限らず、長円形、
楕円形、角形などを含むものである。
〔考案の効果〕
以上、説明のように、本考案の装置取外し防止
機構は、構造が簡単で部品数が少なく、コスト低
減が大きく産業上の実用的効果は著るしい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のa図は要部側断面
図、b図は同分解斜視図、第2図は従来の要部外
観斜視図をa図に、同分解斜視図をb図に示す。 図において、1は取付台、1aは延長部材、3
はナツト、7,163はばね、8は押え板、9は
固定ねじ、11は取付金具、14はキー、15は
シリンダ錠支持金具、16はシリンダ錠、17は
車載無線機、81は孔、111はねじ孔、151
はシリンダ錠挿入孔、161はキー孔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定された取付台1上に装置17を搭載し固定
    ねじ9により装置を取付台に着脱可能として押圧
    固定する固定機構において、 取付台1から延長する延長部材1aによつて固
    定ねじ9の頭部が覆われ、上記延長部材には上記
    固定ねじの軸線上と一致する部分にシリンダ錠挿
    入孔151を設けてなり、 上記錠挿入孔151にシリンダ錠16を挿入施
    錠して該錠挿入孔を閉鎖し錠挿入孔151からの
    上記固定ねじ9の回動操作を不能に、該シリンダ
    錠16を解錠抜去し上記錠挿入孔を開放して該錠
    挿入孔151からの上記固定ねじ9の回動操作を
    可能とするようにしたことを特徴とする取外し防
    止機構。
JP1985060664U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPH0227584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985060664U JPH0227584Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985060664U JPH0227584Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61177481U JPS61177481U (ja) 1986-11-05
JPH0227584Y2 true JPH0227584Y2 (ja) 1990-07-25

Family

ID=30588222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985060664U Expired JPH0227584Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0227584Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58133981U (ja) * 1982-03-04 1983-09-09 株式会社東芝 物体の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61177481U (ja) 1986-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63500163A (ja) 一体化ロックを持つ急速レリ−ズ組立体
US5388434A (en) Anti-theft mounting knob
US8061169B2 (en) Locking system with hidden keyed access
US4094173A (en) Vehicle lock
US5103660A (en) Removable steering wheel device, and methods of constructing and utilizing same
EP0044952A1 (en) Door handle device for an automotive vehicle
US6412315B1 (en) Box hitch receiver lock
US4961611A (en) Vehicle wheel cover
US4117700A (en) Locking arrangement for radios or the like
US5131796A (en) Security fastener for threaded objects
US5790661A (en) Mount plate for the cradle of a telephone
US4754628A (en) Lug lock
US5642635A (en) Lock for a vehicle wheel
JPH0227584Y2 (ja)
CA2519843C (en) Locking system with hidden keyed access
US4061400A (en) Spoke wheel anti-theft clip
US4668143A (en) Lock nut for automobile stereo systems
JPH0523421Y2 (ja)
JPS6362625B2 (ja)
US20020104344A1 (en) Lock mechanism for deterring access
US4535613A (en) T-top lock-handle
JPS6342541Y2 (ja)
CN213384522U (zh) 一种车把锁
KR200247664Y1 (ko) 자동차 번호판 풀림 방지용 볼트 어셈블리
JP2552620Y2 (ja) 車両リッドのキーシリンダ取付装置