JPH02275349A - 加硫接着評価方法 - Google Patents

加硫接着評価方法

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JPH02275349A
JPH02275349A JP9596989A JP9596989A JPH02275349A JP H02275349 A JPH02275349 A JP H02275349A JP 9596989 A JP9596989 A JP 9596989A JP 9596989 A JP9596989 A JP 9596989A JP H02275349 A JPH02275349 A JP H02275349A
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JP
Japan
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adhesive layer
measuring
impedance
conductive elastomer
measuring device
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JP9596989A
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Yasunori Sasaki
康則 佐々木
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Nok Corp
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Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、加硫接着評価方法に関し、特に、金属基体に
対し接着剤層を介して接合された導電性エラストマの表
面に測定用金属体を当接せしめ測定用金属体と金属基体
との間に挟持された導電性エラストマおよび接着剤層の
電気抵抗あるいはインピーダンスを測定することにより
金属基体に対する導電性エラストマの加硫接着の良否を
評価してなる加硫接着評価方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の加硫接着評価方法としては、金属基体か
ら導電性エラストマを機械的に剥離したのち金属基体の
表面における接着剤層の残留分率、導電性エラストマの
残留分率あるいは金属基体の露出分率を、光学顕微鏡、
走査型電子顕微鏡あるいはラマン散乱測定器などを用い
て、目視観察あるいは機器観察することにより、加硫接
着体における加硫接着の良否の評価を実行していた。
[解決すべき問題点コ したがって、従来の加硫接着評価方法では、金属基体の
表面から導電性エラストマを剥離したのち、目視観察あ
るいは機器観察によって観察し加硫接着の良否を評価し
ていたので、(il評価作業が煩雑となる欠点があり、
また(fil抜取検査しか実行できず、全数検査を実行
できない欠点があり、結果的にfiii)製品の品質を
十分には向上できない欠点があった。
そこで、本発明は、上述の欠点を除去すべく、金属基体
の表面に対し加硫接合された導電性エラストマおよび接
着剤層の電気抵抗あるいはインピーダンスを測定するこ
とにより金属基体の表面から導電性エラストマを剥離す
ることなく加硫接着の良否の評価作業を達成する新規な
加硫接着評価方法を提供せんとするものである。
(2)発明の構成 [問題点の解決手段] 本発明により提供される問題点の解決手段は、「金属基
体の表面に対し接着剤層を介して導電性エラストマを加
硫接着することにより作成した加硫接着体における加硫
接着の良否を評価するための加硫接着評価方法において
、導電性エラストマ(21)の表面に対し測定用金属体
(11,411を当接せしめて測定用金属体fil、4
11 と金属基体(22)との間の電気抵抗あるいはイ
ンピーダンスを測定することにより、加硫接着の良否を
評価してなることを特徴とする加硫接着評価方法」であ
る。
[作用] 本発明にかかる加硫接着評価方法は、金属基体の表面に
対し接着剤層を介して導電性エラストマを加硫接着する
ことにより作成した加硫接着体における加硫接着の良否
を評価するための加硫接着評価方法において、導電性エ
ラストマ(21)の表面に対し測定用金属体(11,4
1+を当接せしめて測定用金属体[11,41+ と金
属基体(22)との間の電気抵抗あるいはインピーダン
スを測定することにより、加硫接着の良否を評価してな
ることを特徴とするので、 (il金属基体の表面から導電性エラストマを剥離する
ことなく、金属基体に 対する導電性エラストマの加硫接着 の良否を評価せしめる作用 をなし、ひいては fii)抜取検査ばかりでなく、全数検査も実行可能と
する作用 なし、結果的に fiiil製品の品質を十分に向上せしめる作用 をなす。
[実施例] 次に、本発明にかかる加硫接着評価方法について、その
好ましい実施例を挙げ、具体的に説明する。しかしなが
ら、以下に説明する実施例は、本発明の理解を容易化な
いし促進化するために記載されるものであって、本発明
を限定するために記載されるものではない。換言すれば
、以下に説明される実施例において開示される各要素は
、本発明の精神ならびに技術的範囲に属する全ての設計
変更ならびに均等物置換を含むものである。
第1図は、本発明にかかる加硫接着評価方法の第1の実
施例を実行するための加硫接着評価装置を示す説明図で
あって、導電性エラストマ2Iの表面に対して当接され
た測定用金属体11と導電性エラストマ21が加硫接着
された金属基体22とが測定器12に対して接続された
場合を示している。
第2図は、第1図実施例の動作を説明するための説明図
である。
第3図は、本発明にかかる加硫接着評価方法の第2の実
施例を実行するための加硫接着評価装置を示す説明図で
あって、金属基体22に対して導電性エラストマ21を
加硫接着せしめるための製造装置40に含まれた金型4
1,42が測定器32に対して接続されており加硫接着
とその良否の評価とを実質的に同時に実行する場合を示
している。
(第1の実施例) まず、第1図を参照しつつ、本発明にかかる加硫接着評
価方法の第1の実施例について、それを実行するための
加硫接着評価装置の構成を説明しながら、詳細に説明す
る。
■は、本発明にかかる加硫接着評価方法を実行するため
の装置(すなわち゛°加硫接着評価装置”)であって、
評価対象としての加硫接着体翻に含まれた導電性エラス
トマ21の表面に対し当接される測定用金属体11と、
測定用金属体11と加硫接着体20に含まれた金属基体
22とに対し接続綿131.13□を介して測定端が接
続された測定器12とを備えている。
測定器12は、測定用金属体11と金属基体22とに対
し測定用電圧(すなわち直流電圧あるいは交流電圧)も
しくは測定用電流(すなわち直流電流あるいは交流電流
)を印加して、測定用金属体11および金属基体22の
間(ひいては導電性エラストマ21および接着剤層23
)の電気抵抗RあるいはインピーダンスZを測定してお
り、その電気抵抗RあるいはインピーダンスZの測定値
もしくはその電気抵抗RあるいはインピーダンスZの測
定値から以下のごとく求めた接着剤層23の流失面積S
の分率SFI接着剤層23の膜厚などを所望によって表
示している。
加硫接着体赳は、導電性エラストマ21と金属基体22
との間に接着剤層23が配設されており、その接着剤層
23を介して互いに加硫接着されている。
しかして、第1図を参照しつつ、本発明にかかる加硫接
着評価方法の第1の実施例について、それを実行するた
めの加硫接着評価装置の作用を説明しながら、詳細に説
明する。
最初に、加硫接着体20から接着剤層23を除去した状
態で、金属基体22に導電性エラストマ21を積層し、
導電性エラストマ21に当接された測定用金属体11と
金属基体22とに対し接続線13..13□を介して測
定器12の測定端を接続する。
これにより、測定器12は、測定用金属体11と金属基
体22とに対し測定用電圧(すなわち直流電圧あるいは
交流電圧)もしくは測定用電流(すなわち直流電流ある
いは交流電流)を印加して、接着剤層23の流失面積S
が最大(すなわち全面積3.1の場合の電気抵抗(すな
わち導電性エラストマ21の電気抵抗)Roあるいはイ
ンピーダンス(すなわち導電性エラストマ21のインピ
ーダンス)Zoを測定する。
電気抵抗R0あるいはインピーダンスZ0の測定結果は
、通常、fil試験者がその測定結果から換算表あるい
は換算グラフなどを用いて接着剤層23の流失面積Sの
分率Srあるいはその膜厚を求める場合には、そのまま
測定器12において表示され、また(iil測定器12
がその測定結果から接着剤層23の流失面積Sの分率S
、あるいは接着剤層23の膜厚を算出して表示する場合
には、そのまま測定器12において表示されるに加え、
測定器12の内部に保持される。
次いで、加硫接着体並の導電性エラストマ21の表面に
対し測定用金属体11を接触して配置したのち、測定用
金属体11と加硫接着体20に含まれた金属基体22と
に対し接続線131.131を介して測定器12の測定
端を接続する。
これにより、測定器12は、測定用金属体11と金属基
体22とに対し測定用電圧(すなわち直流電圧あるいは
交流電圧)もしくは測定用電流(すなわち直流電流ある
いは交流電流)を印加して、測定用金属体11と金属基
体22との間の電気抵抗RあるいはインピーダンスZを
測定している。ここで、R=RR+RC RR,RcおよびCは、それぞれ導電性エラストマ21
の電気抵抗、接着剤層23の電気抵抗および接着剤層2
3の電気容量を示している。また、ωは、測定器12か
ら与えられる交流電圧あるいは交流電流の周波数を示し
ており、通常、10Hz〜lO’MHzの範囲で変化せ
しめられる。ちなみに、電気抵抗Rcは、導電性エラス
トマ21を金属基体22に対して加硫接着せしめるに際
し金属基体22の表面に予め塗布された接着剤層23が
流失した面積(すなわち流失面積)Sに応じて変化する
。同様に、電気容量Cは、導電性エラストマ21と金属
基体22との間に配置された接着剤層23の膜厚に応じ
て変化する。
電気抵抗RあるいはインピーダンスZの測定結果は、通
常、(it試験者がその測定結果から換算表あるいは換
算グラフなどを用いて接着剤層23の流失面積Sの分率
SFあるいはその膜厚を求める場合には、そのまま測定
器12において表示され、また(fil測定器12がそ
の測定結果から接着剤層23の流失面積Sの分率S、あ
るいは接着剤層23の膜厚を算出して表示する場合には
、そのまま測定器12において表示されるに加え、測定
器12の内部に保持される。
最後に、測定器12が電気抵抗Rあるいはインピーダン
スZの測定結果のみを表示する場合、試験者は、七の表
示内容を読み取り、電気抵抗R0あるいはインピーダン
スZ0と電気抵抗RあるいはインピーダンスZとの比お
よび接着剤層23が配置されるべき金属基体22の全面
積S0から、換算表あるいは換算グラフなどを用いて、
接着剤層23の流失面積Sの分率SFあるいは接着剤層
23の膜厚を求め、加硫接着の良否を評価する。
これに対し、測定器12が電気抵抗R8あるいはインピ
ーダンスZ0と電気抵抗RあるいはインピーダンスZと
の比および接着剤層23が配置されるべき金属基体22
の全面積80から接着剤層23の流失面積Sの分率S2
あるいは接着剤層23の膜厚を算出して表示する場合、
試験者は、その表示内容を読み取り、直ちに加硫接着の
良否を評価する。
(第2の実施例) 加えて、第3図を参照しつつ、本発明にかかる加硫接着
評価方法の第2の実施例について、それを実行するため
の加硫接着評価装置の構成を説明しながら、詳細に説明
する。
30は、本発明にかかる加硫接着評価方法を実行するた
めの装置(すなわち゛加硫接着評価装置”)であって、
評価対象たる加硫接着体銭の製造装置列と一体化されて
いる。すなわち、加硫接着評価装置共は、評価対象とし
ての加硫接着体列に含まれた導電性エラストマ21の表
面に対し突部41aが当接される金型41と加硫接着体
列の金属基体22に対して突部42aが当接される金型
42とに対して、それぞれ接続線33□33□を介して
測定端が接続された測定器32を備えている。
金型41の突部41a、金型42の突部42aおよび加
硫接着体20の周囲を包囲する金型43は、金型41,
42との接触面が絶縁化処理されているか、あるいは全
体が絶縁材料(たとえばセラミックスあるいはプラスチ
ックス)によって形成されている。
測定器32は、金型41と金型42とに対し測定用電圧
(すなわち直流電圧あるいは交流電圧)もしくは測定用
電流(すなわち直流電流あるいは交流電流)を印加して
、金型41および金型42の間(ひいては導電性エラス
トマ21および接着剤層23)の電気抵抗Rあるいはイ
ンピーダンスZを測定しており、その電気抵抗Rあるい
はインピーダンスZの測定結果を第1の実施例と同様に
表示し、もしくはその電気抵抗Rあるいはインピーダン
スZの測定結果に加え電気抵抗Rあるいはインピーダン
スZの測定結果から第1の実施例と同様に求めた接着剤
層23の流失面積Sの分率SF、接着剤層23の膜厚な
どを所望によって第1の実施例と同様に表示している。
しかして、第3図を参照しつつ、本発明にかかる加硫接
着評価方法の第2の実施例について、それを実行するた
めの加硫接着評価装置の作用を説明しながら、詳細に説
明する。
、!&初に、金属基体22の表面に対して接着剤層23
を配設しない状態で導電性エラストマ21を載置し、製
造装置並中に挿入する。製造装置列では、金型41,4
2によって金属基体22に対し導電性エラストマ21が
適度の圧力によって押圧当接される。
交流電流)を印加して、接着剤層23の流失面積Sが最
大(すなわち全面積S、+の場合の電気抵抗(すなわち
導電性エラストマ21の電気抵抗)Roあるいはインピ
ーダンス(すなわち導電性エラストマ21のインピーダ
ンス)Zoを測定する。
電気抵抗R0あるいはインピーダンスZ0の測定結果は
、通常、(it試験者がその測定結果から換算表あるい
は換算グラフなどを用いて接着剤層23の流失面積Sの
分率SFあるいはその膜厚を求める場合には、そのまま
測定器32において表示され、またfiil測定器32
がその測定結果から接着剤層23の流失面積Sの分率S
Fあるいは接着剤層23の膜厚を算出して表示する場合
には、そのまま測定器32において表示されるに加え、
測定器32の内部に保持される。
金型41,42が接続線33..332を介して測定器
32の測定端に接続されているので、測定器32は、測
定用電圧(すなわち直流電圧あるいは交流電圧)もしく
は測定用電流(すなわち直流電流あるいは次いで、金属
基体22の表面に対して接着剤層23を配設したのち、
その接着剤層23の表面に対し導電性エラストマ21を
接触した状態で、製造装置並中に挿入する。製造装置4
0では、金型41.42によって、金属基体22に対し
導電性エラストマ21が適度の圧力によって押圧当接さ
れ、かつ適度の温度に加熱されて適度の時間維持される
。これによって、導電性エラストマ21は、接着剤層2
3を介して金属基体22に対し加硫接着せしめられる。
製造装置列における加硫接着工程の加硫接着工程が終了
した時期を見計らって、測定装置32は、金型41,4
2に対し測定用電圧(すなわち直流電圧あるいは交流電
圧)もしくは測定用電流(すなわち直流電流あるいは交
流電流)を印加して、金型41と金属基体22との間の
電気抵抗RあるいはインピーダンスZを第1の実施例と
同様に測定している。
電気抵抗RあるいはインピーダンスZの測定結果は、通
常、fit試験者がその測定結果から換算表あるいは換
算グラフなどを用いて接着剤層23の流失面積Sの分率
Srあるいはその膜厚を求める場合には、そのまま測定
器32において表示され、また(iil測定器32がそ
の測定結果から接着剤層23の流失面積Sの分率SFあ
るいは接着剤層23の膜厚を算出して表示する場合には
、そのまま測定器32において表示されるに加え、測定
器32の内部に保持される。
最後に、測定器32が電気抵抗Rあるいはインピーダン
スZの測定結果のみを表示する場合、試験者は、その表
示内容を読み取り、電気抵抗R0あるいはインピーダン
スZaと電気抵抗RあるいはインピーダンスZとの比お
よび接着剤層23が配置されるべき金属基体22の全面
積80から、換算表あるいは換算グラフなどを用いて接
着剤層23の流失面積Sの分率S2あるいは接着剤層2
3の膜厚を求め、加硫接着の良否を評価する。
これに対し、測定器32が電気抵抗R6あるいはインピ
ーダンスZ0と電気抵抗RあるいはインピーダンスZと
の比および接着剤層23が配置されるべき金属基体22
の全面積80から接着剤層23の流失面積Sの分率S2
あるいは接着剤層23の膜厚を算出して表示する場合、
試験者は、その表示内容を読み取り、直ちに加硫接着の
良否を評価すた。
る。
(具体例) 併せて、本発明にかかる加硫接着評価方法を一層よく理
解するために、具体例を挙げて説明する。以下では説明
の都合上、第1図に示した第1の実施例に関してのみ説
明する。
ユ叉施±工1 金属基体22として機能する直径3.56cmで厚さ1
0mmの鋼板(”545G”)の−面に対し、第1表に
示した組成のノボラックフェノールを5重量%のメタノ
ール溶液としてスプレーで塗布することにより、膜厚5
μmの接着剤層23を形成した。接着剤層23の形成さ
れた面積80は、金属基体22の一面の面積9.95c
m”であった。
接着剤層23は、次いで、 100℃の温度に加熱し1
0分間維持することによって予備硬化せしめられそのの
ち、第2表の組成によって別途作成された2關の肉厚を
もつ導電性エラストマ21が、接着剤層23の表面に対
し当接せしめられた状態で、180℃の温度に加熱して
10分間維持され、金属基体22に対して加硫接着せし
められた。ちなみに、第2表の組成によって作成された
導電性エラストマ21は、25ΩCrnの体積固有抵抗
を有していた。
以上によって作成された加硫接着体20には、その導電
性エラストマ21の表面に対して測定用金属体11を当
接した状態で、測定器12から直流電圧が印加され、そ
の電気抵抗Rが測定された。
これに対し、測定器12は、流失面積Sが最大(すなわ
ち全面積solの場合の電気抵抗R(すなわちR(1)
を求めるために、接着剤層23を除去し金属基体22に
対して導電性エラストマ21を直接に接触せしめた状態
で、その電気抵抗R0を測定した。電気抵抗R0を流失
面積S。で除したところ、5.2Ω/Cがであった。
更に、測定器12によって測定された電気抵抗R0に対
する電気抵抗Rの比と流失面積S0とから、流失面積S
の分率SFを求めた。
測定器12による電気抵抗R,R,の測定終了ののち、
金属基体22かも導電性エラストマ21を剥離し、光学
顕微鏡によって接着剤層23の流失面積Sの分率Sどを
目視観察により求めた。
最後に、測定器12による機器観察と光学顕微鏡による
目視観察との相関関係を求めるために、測定器12によ
る機器観察の結果から求めた接着剤層23の流失面積S
の分率Srと光学顕微鏡による目視観察の結果から求め
た接着剤層23の流失面積Sの分率S7°とを、それぞ
れ縦軸座標および横軸座標としてプロットした(第2図
参照)。
ユ叉亘丞1− 接着剤層23の予備硬化温度を150℃としたことを除
き、実施例1が反復された。
測定器12による機器観察と光学顕微鏡による目視観察
との相関関係を求めるために、実施例1と同様に、測定
器12による機器観察の結果から求めた接着剤層23の
流失面積Sの分率S7と光学顕微鏡による目視観察の結
果から求めた接着剤層23の流失面積Sの分率S、とを
、それぞれ縦軸座標および横軸座標としてプロットした
(第2図参照)。
ユ夾血盟且り 接着剤層23の予備硬化温度を170℃としたことを除
き、実施例1が反復された。
測定器12による機器観察と光学顕微鏡による目視観察
との相関関係を求めるために、実施例1と同様に、測定
器12による機器観察の結果から求めた接着剤層23の
流失面積Sの分率S、と光学顕微鏡による目視観察の結
果から求めた接着剤層23の流失面積Sの分率SF”と
を、それぞれ縦軸座標および横軸座標としてプロットし
た(第2図参照)。
工夫施五豆二 接着剤層23の予備硬化温度を180℃としたことを除
き、実施例1が反復された。
測定器12による機器観察と光学顕微鏡による目視観察
との相関関係を求めるため番乙実施例1と同様に、測定
器12による機器観察の結果から求めた接着剤層23の
流失面積Sの分率S、と光学顕微鏡による目視観察の結
果から求めた接着剤層23の流失面積Sの分率S r”
とを、それぞれ縦軸座標および横軸座標としてプロット
した(第2図参照)。
ユ叉施丞二り 接着剤層23の予備硬化温度を200℃としたことを除
き、実施例1が反復された。
測定器12による機器観察と光学顕微鏡による目視観察
との相関関係を求めるために、実施例1と同様に、測定
器12による機器観察の結果から求めた接着剤層23の
流失面積Sの分率S、と光学顕微鏡による目視観察の結
果から求めた接着剤層23の流失面積Sの分率S2°と
を、それぞれ縦軸座標および横軸座標としてプロットし
た(第2図参照)。
して加硫接着体凹の加硫接着の良否を評価する場合も包
摂している。
実施例1〜5(すなわち第2図)を参照すれば明らかな
どと(、本発明にかかる加硫接着評価力゛法は、目視観
察による評価方法と実質的に正比例の相関関係を有して
おり、その加硫接着の良否を評価するに十分に有効であ
った。したがって、本発明によれば、非破壊検査によっ
て加硫接着の良否を評価できるので、評価作業を簡潔化
でき、併せて短時間で完了できる。
なお、上述においては、導電性エラストマ21および接
着剤層23の電気抵抗RあるいはインピーダンスZを測
定する場合についてのみ説明したが、本発明は、これに
限定されるものではなく、導電性エラストマ21および
接着剤層23の導電度を測定(3)発明の効果 上述より明らかなように、本発明にかかる加硫接着評価
方法は、金属基体の表面に対し接着剤層を介して導電性
エラストマを加硫接着することにより作成した加硫接着
体における加硫接着の良否を評価するための加硫接着評
価方法において、導電性エラストマの表面に対し測定用
金属体を当接せしめて測定用金属体と金属基体との間の
電気抵抗あるいはインピーダンスを測定することにより
、加硫接着の良否を評価してなることを特徴とするので
、 (il金属基体の表面から導電性エラストマを剥離する
ことなく、金属基 体に対する導電性エラストマの加 硫接着の良否を評価できる効果 を有し、ひいては fiil抜取検査ばかりでなく、全数検査も実行可能と
できる効果 を有し、結果的に (iiil製品の品質を十分に向上できる効果 を有する。
12・・・・・・・・・・・・測定器 13、.13g −−−−−・接MFa20・・・・・
・・・・・・・・・加硫接着体21・・・・・・・・・
・・・導電性エラストマ22・・・・・・・・・・・・
金属基体23・・・・・・・・・・・・接着剤層
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる加硫接着評価方法の第1の実施
例を実行するための加硫接着評価装置を示す説明図、第
2図は第1図で実行された第1の実施例の動作説明図、
第3図は本発明にかかる加硫接着評価方法の第2の実施
例を実行するための加硫接着評価装置を示す説明図であ
る。 10・・・・・・・・・・・・・・加硫接着評価装置1
1・・・・・・・・・・・・測定用金属体30・・・・
・・・・・・・・・・加硫接着評価装置311.312
・・・・・・接続線 32・・・・・・・・・・・・測定器 40・・・・・・・・・・・・・・製造装置41.42
.43・・・・・・金型 41a、42a・・・・・・突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属基体の表面に対し接着剤層を介して導電性エラスト
    マを加硫接着することにより作成した加硫接着体におけ
    る加硫接着の良否を評価するための加硫接着評価方法に
    おいて、導電性エラストマ(21)の表面に対し測定用
    金属体(11、41)を当接せしめて測定用金属体(1
    1、41)と金属基体(22)との間の電気抵抗あるい
    はインピーダンスを測定することにより、加硫接着の良
    否を評価してなることを特徴とする加硫接着評価方法。
JP9596989A 1989-04-15 1989-04-15 加硫接着評価方法 Pending JPH02275349A (ja)

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