JPH02275185A - ソレノイドで作動する平衡手段を具えた弁 - Google Patents

ソレノイドで作動する平衡手段を具えた弁

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JPH02275185A
JPH02275185A JP8150089A JP8150089A JPH02275185A JP H02275185 A JPH02275185 A JP H02275185A JP 8150089 A JP8150089 A JP 8150089A JP 8150089 A JP8150089 A JP 8150089A JP H02275185 A JPH02275185 A JP H02275185A
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JP
Japan
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valve
armature
valve body
shaft hole
transfer chamber
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JP8150089A
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William J Chorkey
ウイリアム ゼイ チョーケイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 本発明は弁装置に関し、特にソレノイドで作動する平衡
手段を有する弁装置に関するものである。
〔従来の技術] 弁に関する技術は気圧、水圧、油圧等の流体の流れを制
御すべくソレノイドで作動させる三方、三方、四方ポペ
ット弁と、例えば流体シリンダのような圧力流体で制御
される弁とが知られている。ソレノイドで作動させるポ
ペット弁を用いるときに遭遇する問題点は、弁が高い圧
力流体を制御するために用いられるとき、ソレノイドの
アーマチュアを圧力流体に抗して閉鎖位置に保持させる
ための強いばね圧に打勝つようにソレノイドの大きな押
圧力が必要である。この問題点は米国特許筒4.598
.736号公報記載の技術でそ・の一部が解決された。
これはソレノイドのアーマチュアが平衡するような低い
力の平衡手段を設けることによりソレノイドで作動させ
るポペット弁内に高カッレノイドを設ける必要性を省略
し得たものである。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記米国特許公報記載のように低い力で
平衡する形式のソレノイドで作動させるポペット弁はソ
レノイドで作動させる三方ポペット弁に用いようとして
も効率よく動作することができ得ない欠点があった。
〔課題を解決するための手段] 本発明に基づくソレノイドで作動させる上部が平衡とな
る三方、三方、四方ポペット弁は小さな構造のものに形
成される0本発明に基づき上部に平衡手段を設けてソレ
ノイドで作動させるポペット弁は三方、三方、四方弁の
制御機能を区画して別個に用、いるようにしてもよく、
また三方、四方弁のように他方の弁を制御すべくパイロ
ット弁を用いてもよい。
本発明は高い圧力流体をアーマチュアの上部に平衡手段
を設けて制御するとき、ソレノイドで作動させるポペッ
ト弁に高いソレノイド推力が必要とする前述した問題点
を克服したものであって、これにより、アーマチュアは
非付勢時の位置であると付勢時の位置であるとを問わす
該アーマチュアは常に平衡して配置される。
このソレノイドで作動させるポペット弁の上部に平衡手
段を設ける独特の構成とすることにより弁装置の構造を
小さいサイズに製作することができるものである。
本発明の弁はアーマチュアの上部に平衡させるための軸
孔を設け、該軸孔の上端はアーマチュアのガイドチュー
ブに開口している。該軸孔は横断面積が弁胴内に設けた
軸孔の横断面積と等しい面積に形成されろ、平衡を保つ
ための密閉用プラグはアーマチュア内の軸孔に挿入配置
される。流体の通路はアーマチュアとポペットシール弁
に形成され、これにより、弁胴内の軸孔には加圧流体が
弁の人口ポートからアーマチュア上部に至り、更にアー
マチュアが非付勢状態位置に配置されているとき該アー
マチュアと係合するプラグに流通するよう平衡用軸孔が
相互に連通ずる構成とされている。
〔実施例] 本発明の実施例について図面を参照しながら説明すると
、第1図において、符号10は二方弁の弁胴である。符
号11は弁胴10に設けられて作動するソレノイドの全
体を示すものである。ソレノイド11はアーマチュアを
案内する筒状のガイドチューブ12を具え、該ガイドチ
ューブ12の下端縁に設けたフランジ13は弁胴lOの
上端部15に形成した凹部14に嵌合している。弁胴の
上端部15に配設したクランブリング18はガイドチュ
ーブ12を弁胴lOに保持させる。このクランプリング
18は複数のねじ19で弁胴10に固設する。前記弁胴
lOの凹部に嵌合したフランジ13はその外周に溝が形
成され、この溝にOリング20を嵌入して密閉する。
ガイドチューブ12の上端にはポール部21が1体的に
形成されポール部下面23がガイドチューブの上壁面を
形成している。ポール部21の上部小径部分22には雄
ねじ22が刻設される。ソレノイドコイル25を有する
ソレノイド11はその内周側に筒状のガイドチューブ1
2とポール部21とからなるアーマチュアが配設される
。ソレノイドコイル25はその下端縁がクランブリング
18上に配設されている。ソレノイドコイル25の外周
に配設した筐体26はその下端縁が前記クランブリング
18上に配設される。そして、ポール部21の上部小径
部分22には蓋としてのフラックスリング2−7を介挿
してソレノイドコイル25と筺体26の上端縁を覆うよ
うに配置する。それから、上部小径部分22の雄ねじに
ロックナツト28を緊結し、このロックナツトと前記ク
ランブリング18とで筐体26とソレノイドコイル25
とを係合保持する。そして、第1図に示す如く前記フラ
ックスリング27と筐体26にはソレノイドコイル25
から引き出されたリードワイヤ29.30が設けられて
いる6前記ガイドチユーブ12により形成された筒状の
孔乃至室34内にはプランジャとして作用するアーマチ
ュア33が摺動自在に配設される。そして、ポール部2
1の下端面23とアーマチュア33の上端面との距離間
隔内をソレノイドコイル25に電圧が加えられたときア
ーマチュア33が往復動する。
第1図に示す如く、アーマチュア33の下端部は下方向
にテーパー状の小径部36が形成され、その下端はフラ
ンジ37を設ける。この小径部とフランジは弁胴lO上
端部の凹部14より下側位置に配設され、筒状の移送室
38内に配置されている。弁胴lOは内周にねじ切りさ
れたポート40が穿設され、このポート40は通路39
を介して室38と連通している。謹呈38には底部に横
方向の壁面41を設ける。弁胴10の下端面中央部には
雌ねじを有する入口ポート42を穿設し、この入口ポー
ト42は軸孔乃至通路43を介して室38と連通してい
る。該軸孔43の内側上端縁部分は円形の弁座46に形
成されている。
第1図に示す如く、アーマチュア33はその下端面より
穿設して内側方向に伸びた軸孔47を設け、この軸孔4
7の上側には軸孔47より直径が大径の軸孔48を形成
する。そして、軸孔47.48内には第1図に示す如(
、断面丁字形状からなるポペット弁49が配設される0
丁字形状弁49の大径の頭部は軸孔48内に配置され軸
孔47で形成された肩部で支承される。軸孔48部内に
は拡圧ばね50が配設されていて、所望のばね圧力によ
り弁49が軸孔を密閉する。そして、弁49の上面と軸
孔48の土壁面間に介在している。この弁49は適宜な
弾性材料例えば合成ゴム材製のものでもよい。
アーマチュア33の下部小径部36に介装されたコイル
状の復帰ばね53はガイドチューブ12の下端縁とアー
マチュア33のフランジ37とに介在している。そして
、この復帰ばね53により第1図に示す如き位置を保持
する機能を有する、即ち、ソレノイド11に電圧が付勢
されていないときは弁49は弁座49に係合着座してい
る。
第1図に示す如く、ポール部21の下面より上方に向っ
て穿設した軸孔55にはピストン状の釣合プラグの上部
を適宜手段により正大固着する。
釣合プラグ54の下端はアーマチュアのポール部上端面
により穿設して軸孔56内に伸長し、アーマチュアが上
昇したとき軸孔56の下端壁面60に達する長さである
。釣合プラグの下端部周面に設けた溝にはOリング57
が設けられていて、このOリングが軸孔56の内周壁面
に係合密閉している。
前記軸孔56は入口通路としての軸孔43と同径に形成
される。軸孔43と56とは軸孔56、弁49の軸孔6
2及び軸孔48より小径の軸孔61に接続している。軸
孔61は軸孔56の下端と軸孔48の上端とに接続して
いる。軸孔62は弁49を貫通形成されている。
釣合プラグ54、軸孔43.48.61.62及び56
を具えた要素の組合せ構造は以下説明するような作用を
有する上側平衡手段を構成するものであることが明らか
となるであろう。
入口ポート42に圧力を有する流体源が接続連通して作
用を受けると、圧力流体は軸孔43.62.48.61
を介して軸孔56iこ上昇して流入する、これにより圧
力流体は釣合プラグ54に作用する。入口通路である軸
孔43領域と軸孔56領域との圧力は同圧である、従っ
て、圧力が弁46の底面に加えられると弁49は弁座4
6から離隔する傾向が生ずる、そして離隔する傾向は軸
孔56内の圧力によってアーマチュア33が下方に移動
するよう作用することによりなされる。
このように上昇下降する流体圧はアーマデユア33に加
わり、弁49が第1図に示ず非付勢位置に配置されてい
るとき圧力的に釣合がとれており、アーマチュア復帰ば
ね53は比較的軽い押圧作用を有する強さにしである。
これによりアーマチェアは軸孔33の入口ポート部分の
流体圧に打勝その理由はソレノイド11が非付勢位置に
あるとき弁49は弁座46を閉鎖状態に保持しているか
らである。
ソレノイドコイル25が付勢されているとき、ソレノイ
ドアーマチュア33は上方に押し上げられ、第2図に示
す如くアーマチュア33を弁座46より上方に離隔上昇
させ、該アーマチュア′33は付勢位置に移動する。第
2図に示すよう付勢位置における人口ポート部分の流体
は室38から通路39を介して出口ポート40に流出す
ることを許容する。アーマチュア33が第2図に示ず付
勢位置にあるとき室38は人口ポート部の圧力流が流入
した満たされる。該圧力流体はまたアーマチュア33の
周囲を流通し上端面の上側部分に達し、軸孔62.48
.61を介して上方に流通する、これにより、入口流体
圧は第2図に示す如(アーマチュア33の全外面を覆う
、そして、本発明の上部平衡手段は非付勢位置に配置し
ているときにのみ必要であるが、アーマチュア33はま
た付勢位置にあるとき以上に述べたような状態で平衡状
態に保持される。
第3図は第1図に示す複動式弁胴に用いる上部平衡ソレ
ノイド用いる改良したアーマチュアの一部破断縦断面図
で、非付勢状態の位置の改良したアーマチュアを示すも
のである。第3図に示す実施例のアーマチュアを構成す
る部材が第1図第2図の実施例のアーマチュアの構成部
材と同一部材であるときは同一参照符号に小文字”a”
を附して記載される。アーマチュア33aの上部の軸孔
56aは下方に伸長してポペット軸孔48aに連通して
いる。復帰バネ53aは軸孔53a内にあって、上端は
固定したプラグ54aに係合する共に下端はポペット弁
49aの上端面に係合していて、アーマチュア3aを下
方に押圧している。
そして、ソレノイドllaが非付勢状態のとき、ポペッ
ト弁49aは弁座46aに係合着座している。アーマチ
ュア復帰はわ53aは第1図に示す第1の実施例の如く
、アーマチュア33の下端部外層に配設したものに替え
て軸孔56a内に配設されている、従って第1の実施例
のものはアーマチュアがコンパクトに組立てられている
。第3図の実施例のアーマチュアは入口ポートの加圧気
体が入口通路43aから軸孔62a、弁室48a、軸孔
56aに流通して固定プラグ54aのOリング57aに
達するようにされている。アーマチュアの軸孔56a上
端部が断面領域の加圧気体はアーマデユア33aが第3
図に示ず如(非付勢状態の位置にあるときアーマチュア
33aを設けたために入口ポート43aの通路部分の断
面領域の加圧気体と等しい。
第4図は第3図の実施例の付勢されている位置のソレノ
イドのアーマチュア33aを示すものである。付勢状態
位置のアーマチュア33aはまた第1図のアーマチュア
33で前に述べたものと同一の理由から平衡状態にある
。第5図は第11図に示す復動式弁に用いる他の実施例
のアーマチュアの上部の一部破断断面図である。第5図
の実施例の前記構成部材は第1図、第2図、第1の実施
例の弁及び第3図、第4図の実施例の第2の実施例の弁
部材と同一構成のものであるとき同一参照符号に小文字
”b”を附して記載する。
第5図の実施例の改良されたアーマチュアにおいて、軸
孔61bは第3図第4図の実施例で示すものと同様に復
帰ばねを収納して伸長している。
第5図に示すようにプラグ54bはプラグ軸孔56bに
摺動自在に貫挿され、該プラグ54の上端はポール部2
1bの下面23bに着座している。復帰ばね53bはア
ーマチュア33bを下方に押し下げてポペット弁を閉鎖
位置に配置するばかりでなくプラグ54bを上方に押圧
してその上端面をポール部21bの下面23bに着座さ
せている。プラグ54bの下端部は直径方向の拡大部6
5が設けらる、復帰バネ53bの上端は前記拡大部65
下面に係合させる。プラグ用軸孔56bの断面直径は第
1図に示す複動式弁の通路としての軸孔43の断面領域
のものと同じである。従って、第5図に示す実施例の改
良されたアーマチュアを第1図の弁に用いられるときア
ーマチュア33bは非付勢状態では平衡した位置にある
。これは上述したものと第1図で論述したものとが同じ
理由となるからである。
第6図はポペット弁を上部平衡手段で作動させ、三方向
作動ソレノイドの非付勢状態位置を示す縦断面図である
。第6図に示す三方向作動弁の構成部材が第1図第2図
に示すポペット弁を作動する複動ソレノイドの構成部材
と同一のものである場合は参照符号のあとに小文字“°
C°°を付して表示する。第6図において、ソレノイド
の構成するコイルやハウジングのような部材は省略され
ている、しかし、第6図に示す三方向弁は第1図に示す
復動弁の構成部材で作動するものと同一のソレノイドが
設けられている。
第6図に示する二方向弁は第1図に示す上部の弁と略同
−構成で同一の機能を有するものである。唯一の差異は
第6図に示す弁は弁を三方向弁に変換するために負圧シ
ステムが設けられている点である。第6図に示すように
、固定プラグ54cによりアーマチュアのガイドチュー
ブ12c内に形成された長手方向に伸びた細孔状の負圧
通路68が設けられ、この細孔により室38cがガイド
チューブ12c内の室34cと接続している。この負圧
通路68は米国特許第4、598.736号公報の第2
図に示すタイプのものである。固定プラグ54cにはガ
イドチューブ12c内の室34cの上端部と連通してい
る横孔69が貫通穿設されている。横孔69は負圧ポー
トとして作用し、軸孔70を介して弁の外部と接続して
いる。この軸孔70は固定プラグ54cの上端を貫通し
て形成され、この軸孔70と連通する連通軸孔71はポ
ール部21c上端を貫通して弁の外部に延びている。
第6図に示する三方向弁が第6図に示す非付勢位置に配
置されているとき、即ち、アーマチュア33cが第1図
に示す非付勢位置に配置しているとき室38cは弁の外
部に対して負圧である。第6図に示す弁のソレノイドが
付勢されているとき、アーマチュア33cは第7図に示
す位置である上方へ移動する、そして固定プラグの負圧
ポートとしての横孔69は以下記載の構造により閉鎖さ
れる。アーマチュア33cの上端部には直径方向に伸長
した孔74が設けられ、該孔74はアーマチュア33c
の上端面から下方に伸びている。
プラグに対して摺動自在な筒状シール73がアーマチュ
アの環状溝72に嵌着されていて、アーマチュア33c
が第7図に示すようなポール部下面に上昇して係合した
とき、シール73は上方に摺動し、負圧横孔69を覆う
ことにより流体の流動を止める、そして流体に入口圧力
を加えて室38cより通路39を介して出口ポート40
cに流出させる。
直径方向の多数の孔74はアーマチュア33cの上端部
に形成され、孔74の内側端はシール73の面に達して
いる。直径方向孔74直径方向孔74には入口圧力によ
り、負圧通路としてのスロット68を介して流体圧が負
荷され、そして、シール73の外周面に対して横方向の
圧力が発生して横孔69の両端を有効に密閉する。横孔
69とシール73はスライド弁として作用する。
第6図に示す三方弁は第1図に示す復動弁について前述
したものと同様な理由から非付勢状態であろうと付勢状
態であるとに拘らず平衡状態にある。
第8図は弁を第6図に示す平衡手段で作動させる2方向
ソレノイドに用いるべく改良されたアーマチュアの上端
部構造の一部を破断した縦断面図である、そして非付勢
状態位置における改良されたアーマチュアを示すもので
ある。
第8図に示すアーマチュア構成部材が第1図と第6図の
実施例の弁に用いられるものと同一符号の場合は小文字
” d ”を付加する。第8図のアーマチュア33dは
第6図のアーマチュア33cを改良したものであって、
摺動するシール73は単一のQ 17ング76からなる
シールに置換えられた。直径方向の孔74は省略されて
いる。アーマチュア33dが第8図に示す非付勢位置に
配置されているとき、負圧横孔69dはアーマチュアの
ガイドチューブ12d内の室34d上端に開放される。
アーマチュア33dが第9図に示す付勢位置に配置され
ているとき、横孔69dはOリング57dと76の密閉
作用によって閉鎖される。
0リング76はOリング57dとは離れた間隔位置に配
設されている、それによりアーマチュア33dが第9図
に示す付勢位置に配置されているとき、この2個のOリ
ングは横孔69dを閉鎖すべく該横孔の両端開口を跨が
って配置されている。
第10図は第6図で説明したような三方弁に用いるため
改良された他の上部を平衡させるアーマチュアの一部破
断縦断面図であり、アーマチュアを非付勢位置に配置し
て示すものである。第10図のアーマチュアの実施例を
構成する部材が第1図と第6図のアーマチュアの実施例
を構成するものと同一部材である場合は同一参照符号に
小文字e ”を付加する。改良されたアーマチュア33
eにおいて、アーマチュア33e上部の軸孔56eは下
方に伸長してポペット弁を有する室48eに連通してい
る。復帰ばね53eはその上端が軸孔56e内に収納さ
れて該軸孔に上方から挿入されている固定プラグ54e
の下面を押圧し、下端はアーマチュア33eを押し下げ
るべく前記ポペットシール弁49eの上面を抑圧係合す
る、そして、該シール弁49eはソレノイドLieが非
付勢状態のとき弁座46eを密閉係合して着座する。 
1M帰ばね53eを装着するに当っては第6図に示す如
くアーマチュアの下部外周に取付ける代りに軸孔56e
内に収納して取付けることによりコンパクトなアーマチ
ュア組立構成とした。第10図に示す改良したアーマチ
ュアの実施例は入口ポートの加圧流体が入口通路として
の軸孔43eに流入し、それから室48e内のシール弁
に設けた軸孔62eを経て、軸孔56eに至り、それか
ら、プラグ54eのOリング57e位置に流入すること
を許容する。アーマチュア軸孔56eの上端部の加圧流
体乃至気体によって押圧係合するプラグ54eと0リン
グシール57eとからなる断面積は第10図に示ずアー
マチュア33eが非付勢位置にあるとき、アーマチュア
を設けるために入口通路である軸孔43eの断面積と同
一面積にしている。
第11図は第1O図の実施例のソレノイドアーマチュア
33eが付勢されたときの位置を示すものである。アー
マチュア33eが付勢されたときの位置においても該ア
ーマチュア33eは第1図のアーマチュア33で述べた
ものと同一理由により平衡状態である。
第12図は第1図で説明したような三方弁に用いるソレ
ノイドアーマチュアの上部の一部破断縦断面図であり、
そして、非付勢状態のときの位置におけるアーマチュア
を示すものである。
第12図に示すアーマチュアの構成部材が第6図に示す
ものと同一構成部材であるときは同一参照符号に小文字
” f ”を付加して記載する。第12図の実施例の改
良されたアーマチュアにおいて軸孔61fには第3図第
4図の実施例に示すものと同様な方法で復帰ばね53f
が伸長して収納配設されている。第12図の実施例で示
すプラグ54fは摺動自在に保持されたプラグであって
、アーマチュアの軸孔56fに摺動自在に挿通され、そ
して、プラグ54f上端はポール部21f下端に設けた
軸孔55f内に着座している。該軸孔55fに着座して
いるプラグ54fの上端部周面にはQリング77が設け
られる。更にアーマチュア33fの軸孔56f上端内周
面に設けた環状溝にはシーリング用の0リング78が設
けられる。第12図に示す非付勢状態の部材配置におい
て、プラグ54fに穿設したエキゾーストポートとして
の横孔69fはその両端が室34fの上部に開口してい
る、これにより流体は間隙孔68fを通過して上昇し、
横孔69fを介して上方に流出する。第13図に示す如
くアーマチュア33fが付勢位置に配置されているとき
、0リング78と57fは夫々横孔69fの両端開口部
の上側と下側とに跨がって配置される。
第14図は第6図で説明した三方弁の改良されたアーマ
チュアの上部の一部破断した縦断面図であって、非付勢
状態におけるアーマチュアの配置位置を示すものである
。第14図の実施例の構成部材は第1図に示す二方弁の
構成部材の夫々と同一同一参照符号を記して、あとに小
文字” g ”を付加して示す、第14図のアーマチュ
アの実施例において、Oリング78gの取付は位置はア
ーマチュア33gの軸孔位置に替えてプラグ54 g 
fIllIの配設される。プラグ54gの軸孔70gは
第12図の軸孔よりも下方向に長く形成される。
アーマチュア33gが第14図に示す如く非付勢状態の
配置位置にあるとき、アーマチュア33gに設けた複数
の直径方向孔79はプラグの横孔69gと連通ずる。ソ
レノイドアーマチュア33gが第15図に示ず付勢状態
位に移動したとき、直径方向孔79はプラグの横孔69
gより上側位置に配置する。これにより該横孔69g両
端開口の連通状態は閉鎖状態となる。
第16図は5個のポートを具えたソレノイドで作動する
四方ポペット弁からなる上部平衡手段を取外して示す縦
断面図である。第16図に示す四方弁を構成する各部材
が第1図に示す二方弁及び第6図第12図及び第13図
に示す三方弁を構成した対応する同一の構成部材である
場合は同一参照符号に小文字″″h ”を付して示すも
のである。
第16図に示す四方弁には上部弁胴部分10hと複数Q
ねじ82で1体的に固着する下部弁胴部分10h’ と
からなる弁胴が形成されている。上部弁胴部分と下部弁
胴部分との上下に相隣接する部位にはOリング83が設
けられる。上部弁胴10hには第16図における左側部
に圧力的に流入する入口ポート42hが穿設される。入
口ポート42hは通路としての軸孔43hと連通する。
導入孔としての前記軸孔43hの上端縁には第1の環状
ポペット弁座46hが形成され、該軸孔43hの下端縁
には第2の環状ポペット弁座46h′が形成される。軸
孔43hの上端部は通常は閉鎖されているシリンダポー
ト40hに回装連通させるようにした供給室38hと連
通している。アーマチュア331〕が第16図に示す非
付勢状態の位置に配置された場合において、該アーマチ
ュア33hは前記弁座46hに着座し、これにより軸孔
43hから供給室38hに流入する圧力流体の流れは遮
断される。しかしながら、通常閉鎖されているシリンダ
ポート40hは間隙孔68h、横孔69h、プラグの軸
孔70hを介して連通軸孔71hに開口する。
上部の弁胴10hと下部弁胴10h′には第2の室38
h、38h′が形成される。謹呈の上端部は入口軸孔4
3hの下端部に連通ずる。非6il化性アーマチユア3
3 h ′ は下側供給室38h′内に作動自在に配設
され、上111+1の磁化性アーマチュア331]と同
一構造のものである。非6il性アーマチユア33h′
は第16図に示すものとは異った形状に構成することが
できる。しかし、非1ift化性アーマチユア33h′
 と同一構造のアーマデユアを用いることは第16図に
示す四方弁を製造する土で経済的な有益性がある。
第16図に示すように、上側の611化性アーマチユア
33hと下側の非磁化性アーマデユア33h゛との開に
接されたロッド管85によって相互に連絡されている。
ロッド管85は入口通路としての軸孔431〕内を軸心
に沿って配設され、ロッド管85の上部は軸孔62hと
弁孔49hと軸孔としての弁室48h内を摺動自在に配
設される。ロッド管85の上端はナツト87が螺着され
る。ロッド管85の下部は室38h′を下方に伸長し、
シール弁49h′の弁孔62h′と弁室48h′内を摺
動自在に挿通している。そして、ロッド管の下端は調節
ナツト87′を螺着する。
両ナツト87.87′の内端面は夫々シール弁49hと
49h′に着座している。ロッド管85にはその周囲に
複数の導入ポート86を設け、該導入ポート86には圧
力流体が入口ポートとしての軸孔43hからロッド管8
5内を上昇してプラグ54hと54h′とに平衡状態で
係合したロッド管85を介して下降することを許容する
第16図に示す四方弁は非付勢状態における位置に配置
し、そして、アーマチュア33hのシール弁49hは弁
座4611に着座する、従って通常は閉鎖されたシリン
ダポート40 hへの圧力流体の流れは止められている
。下側アーマチュア33h′は弁座46h′から離隔し
た位置に配設され、これにより圧力流体が入口通路とし
ての軸孔4311から下側の供給室38 h ′へ下行
して通常は開放しているシリンダポート90への流通を
許容する、このシリンダポート90は下側弁胴10h′
の部分に胴壁に形成されている。
第16図に示すように、下側プラグ54 h ′の下端
部は下側弁胴10 h ’の下端壁88の軸心位置に形
成された孔55 b ′ に嵌合着座している。プラグ
54h′に設けた排出路としての軸孔70h′はボス8
9に形成した排出路としての軸孔71 h’ と連通ず
る、該ボス89は下側弁胴部分10h′の下端壁88外
面に1体的に形成されている。
第16図に示す四方弁は非付勢状態であるときの位置に
配置されていて、入口の加圧流体は入口ポート42hか
ら弁を介して通常開放しているシノングボー1−90外
に流通することを許容する、そして、同時に通常閉鎖さ
れたシリンダポート40hは上端排出路としての、上端
軸孔71hを介して流体が排出される。第16図に示す
四方弁が付勢されているとき、上側アーマチュア33h
は第17図に示す如く上方へ移動する、そして。
非En化性アーマチュア33b′も第17図に示す下側
のアーマチュアも上方の位置へ移動する。第17図に示
す四方弁が付勢状態においては、弁内の流体の流れは逆
方向となり、これにより入口ポート42hからの入口圧
力は上側の室38hに流入してそれから通常は閉鎖され
ているシリンダポート40hに流通することを許容する
。同時に、通常開いているシリンダポート90は下方へ
流通して排出通路71h’ へ流出する。第16図、第
17図に示す四方弁は非付勢状態のときに配置した位置
で平(Iiする型の弁である、同様に、付勢状態におい
ては同じ理由で前述した第1図。
第2図に示される弁を説明できる。
第18図は他5個のポートの部材を除去しソレノイドで
作動する平衡手段を具えた四方弁であって、非付勢状態
時の配置位置を示す一部破断縦断面図である。第18図
に示す四方弁の部材が第16図に示す四方弁の部材と同
一作用を有する部材の場合は同一参照符号に小文字” 
i ”を付して表示する。
第18図に示す四方弁は下端開口に下端キャップ94を
具えた弁胴10iが有するものである。
下端キャップ94は複数のねじ95のような取付手段で
弁胴10iに固設する。弁胴下端と下端キャップとの間
にはシール川0リング96が取付けられる。大口ボーh
 42 iは第18図に示ず弁胴10iの右側部に形成
している。大口ポート42iは入口通路84iを介して
人口通路としての軸孔43iに連通ずる。第1の環状弁
座46iは軸孔43iの上端に形成され、その下端には
スプール弁座119が形成される。軸孔43iの上端は
通常は閉じたシリンダポート41iと連通した供給室3
8iに連通している。第18図に示す非付勢時の配置位
置にあるアーマチュア33iは上側弁座46iに着座し
ていて圧力流体が注入通路としての軸孔43iから移送
室38iへの流通を遮断する。しかしながら、通常閉鎖
したシリンダポート40iは第16図に示す四方弁の上
部構造について説明した如く、また第16図の排出シス
テムを介して流体を移送するようにした排出間隙孔68
iにより排出するように開放されている。
弁胴1.Olはその下端から上方に伸長して土壁99下
面に達する軸孔93が形成される。該軸孔93内には円
形区画壁97が摺動自在に設けられ、該円形区画壁97
には軸方向の間隔脚98を起立することにより前記上壁
面99とは間隔を隔てて区画しながら配設されている。
この区画壁97の外周面に設けた環状溝には0リング1
00を設けて軸孔93との間を閉鎖している。第18図
に示す如く軸孔93内で作動する位置にある区画壁97
と係合させるべく該軸孔93内周に穿設した溝にはスナ
ップリング101を配設する。モして、区画壁97と軸
孔の上壁99と協動することにより第2の移送室104
を形成している。該移送室104は通路105を介して
通常は開放しているシリンダポート106と連通する。
弁胴軸孔93内の前記第2の移送室104の下側位置に
は第3の移送室107を形成する、該穆送室107は排
出通路109を介して排出ポート108に連通する。
第18図に示す如く、全体を符号112で指示する軸方
向の四方スプール弁は人口ポート42iと通常は開放さ
れたシリンダポート106及び排出ポート108との間
の流体の流動を制御すべく弁ff410 i内に摺動自
在に配設される。この四方スプール弁112は下端位置
にピストンの作用をする横方向の円形弁113を設け、
該弁板113゛の周縁より下方に向って円筒状のフラン
ジ114を1体的に形成する。このフランジ114は弁
が第18図に示す非付勢時の配置位置にあるとき該フラ
ンジが弁胴の軸孔93内面と下端キャップとに着座して
いる。前記円形弁板113から軸心に沿って上方に伸長
する第1の軸杆115を起立し、該軸杆115の上端に
は摺動自在な第1の弁素子116を1体的に設け、該第
1の弁素子116より第2の軸杆117を上方に伸長起
立し、該第2の軸杆117の上端には第2の弁素子11
8を1体的に固設する。第18図に示す弁が非付勢時の
位置に配置しているとき、前記第1の弁素子116は区
画壁97の軸心に形成された円形孔内の弁座97上に摺
動自在に着座する。この弁素子1.16の周面の溝には
0リング123を設ける。同様に第2の弁素子118の
周面溝にも0リング124を設けて密閉する。0リング
125は弁胴の軸孔93の内周壁に形成した溝に設ける
、そして、スプール弁のフランジ114の周面に摺動自
在に密閉係合する。
第18図の四方弁が非付勢時の位置に配置しているとき
通常は閉じているシリンダポート401は間隙孔681
を介して排出部に接続され、そして、入口ポート421
からの入口圧力は閉鎖されている。同時に、入口ポート
421からの入口圧力は入口通路84iを介して通路と
しての軸孔iに流通することを許容し、それから、開放
した弁座119を介して第2の移送室104に下降する
、そして、通路105を介して通常は開放しているシリ
ンダポート106に排出する。排出ポート108は弁座
122に着座した第1のスライド弁素子116により通
常開放しているシリンダポート106との流通を遮断す
る。
第18図に示す四方弁が第19図に付勢位置に穆動した
とき、前述した夫々のポート間の流体の流れは後述の方
法で逆流する。通常閉鎮しているシリンダポート401
は排出間隙孔68iを介して排出することができない、
そして、間隙孔68iは第1の上側移送室38iと通路
84iと入口ポート42iに接続した軸孔43iとを介
して開放排出される。入口ポート42iより流入した入
口圧力は入口通路84iから軸孔42iに流入し、それ
から第18図、第19図に示すように弁胴10iの左側
部で縦方向に伸びた圧力通路126に運ばれたのち移送
室38iに流入する。
入口圧力は圧力通路126からフランジ114の通路1
28を介して第19図に示す位置に上昇した四方スプー
ル弁112下部の軸孔93下部に流入する。上方に8動
した四方スプール弁112は弁胴の軸孔93の壁部の溝
に嵌入したスナップリング127に係合して停止する。
四方スプール弁112は第1の弁素子116が弁座12
2の着座位置から上方へ8動することにより流体を流動
させ、第2の弁素子118を上昇させて弁座119に着
座させて閉鎖する。四方スプール弁112が第19図に
示す位置にあるとき、通常開放しているシリンダポート
106は通路105を介して排出ポート108、第2の
移送室104、弁座122、第3の移送室107、排出
通路109を介して排出ポート108に連通ずる。入口
圧力はまた四方スプール弁112に設けた弁素子118
の上面に作用する、しかし、スプール弁の下端弁板11
3は広い面積を有していて、弁素子118と弁板113
と間の差圧を負荷される面積は第18図、第19図に示
す弁が付勢されたとき、人口圧力が四方スプール弁11
2を第19図に示す上方位置に上昇させる。第18図、
第19図に示す弁が非付勢状態のとき、入口圧力は圧力
通路126からの流体の流動を遮断し、圧力通路126
内の圧力は移送室38iと排出間1($ 681を介し
て排出される。入口圧力は四方スプール弁112を第1
8図に示す下端位置に復帰させるべく弁素子118に対
して圧力を負荷する。第18図第19図の四方スプール
弁の実施例に招けるアーマチュア33iは以上の説明と
第1図、第6図に示す弁で説明した同じ理由から非付勢
状態時或いは付勢状態時の配置位置に拘らず常に平衡状
態を保持する。
第20図は一部取付部材を除去したソレノイドで作動す
る平衡手段を有する四方弁であって、該弁は非付勢時の
位置に配置した状態を示す縦断面図である。第20図に
示す四方弁の構成部材が第18図、第19図に示す四方
弁の部材と同一部材であるときは同一符号のあとに“j
”を加えて表示する。
第20図に示す四方弁は下端キャップ130を有する弁
1ii10jを具えている。該下端キャップ130は弁
胴10Jの下端に複数のねじで固着される。下端キャッ
プの上端縁と弁胴下端縁との間には1対の0リング13
2を配設して密閉されている。弁Plojの右側壁部に
は第20図に示す如く圧力流体が導入される入口ポート
42jが形成される。この入口ポート42jは入口通路
84」を介して軸孔43Jに連通している。導入軸43
Jの上端は通常は閉じているシリンダポート40jと接
続している供給室38jに連通している。第20図に示
す非付勢時の配置位置において、アーマチュア33jは
上側の弁座46Jに着座し、これにより加圧流体の流れ
は導入軸孔43Jから移送室38Jに流入する。しかし
ながら、通常は閉じているシリンダポート40」は流体
を第16図の四方弁の上側構成で示す排出システムを介
して移送する排出間隙孔68Jを介して排出すべく開放
される。
第20図に示す如く弁胴10Jの左側壁部には内側方向
に伸長した筒状横孔133が形成され、該シリンダ孔1
34の内側端には内端壁134が設けられる。筒状横孔
133の外側端部には壁状のキャップ135が設けられ
、このキャップ135はねじ136のような適宜の取付
手段で胴壁に固設される、そして、キャップ135には
第18図、第19図の実施例の弁を用いている、これは
四方スプール弁112と実質的に同一構成のものである
。第18図第19図に示す四方スプール弁112と四方
スプール弁112jとのあいだの唯一の異なるところは
先に指摘した四方スプール弁の軸杆115が四方スプー
ル弁112j内に伸長して配設されている点である、そ
れで、軸杆の大径部137は横方向の円形弁板113j
に形成されている、そして該円形弁板113jは筒状横
孔133の内側端部と連通した孔部138に摺動自在に
伸長している。弁胴10jの前記孔部138内周に設け
た溝には0リング139を嵌入して円形弁板113jを
摺動自在に密閉する。そしてまた、軸杆の大径部137
の外周縁部は孔部13日に摺動自在に係合する。
四方スプール弁112jには第1の弁素子116jが設
けられ、該第1の弁素子116jは前記孔部138の1
端と連通した横孔140内に摺動自在に配設される、そ
して、該横孔140の内側端部は厚内通路としての軸孔
43jの下端部と連通している。前記横孔140の下部
側は縦方向通路141の上端に連通ずる、モして該縦方
向通路141の下端は内側方向に配設された横方向通路
142の基端と連通し、該横方向通路142の内側端は
下端キャップ130に形成された通常は開いているシリ
ンダポート108Jに連通している。一方、前記横孔1
40の外側端部は排出ポート108jと連通した第2の
縦方向通路143の上端部と連通している。縦方向通路
141と143とは縦方向に伸びた分割壁144により
区画されている。前記横孔140を形成する分割壁14
4の上端は軸杆115jの先端に設けた第2の弁素子1
18jに対応する弁座145に形成されている。
第20図に示す四方弁が非付勢時の位置に配置されてい
て、通常閉鎖されているシリンダポート40jは間隙孔
68Jを介して排出部と連通し、しかも、入口ポート4
2jからの入口圧力を遮断している状態であることは明
らかである。同時に、入口ポート42jからの入口圧力
は通路84Jを介して導入通路としての軸孔43jに流
通することを許容する、そして、横孔140の内側端へ
流入し、縦方向通路141、横方向通路142を介して
通常は開いているシリンダポート106jより排出する
。排出ポート108jは弁座145に着座する第2の弁
素子118jによって通常は開いているシリンダ106
jと流通を遮断している。
第20図に示す四方弁が第21図に示す付勢時の位置に
移動するとき、前記各ポート間の前述した流体の流れの
方向は以下記載のように逆流する。通常は閉じているシ
リンダポート40jは排出間隙孔68Jを介して流体を
排出することはできない、そして、排出間隙孔68jは
移送室38Jから導入軸孔に至りそれから、通路84j
を介して入口ポート42jに連通して開放されている。
流体圧力は人口ポート42Jに流入して入口通路84j
と導入軸孔43j内に流入し、それから第20図、第2
1図に示す如く移送室38jを介して弁胴10jの左側
壁部に形成した縦方向に伸長する圧力通路126jに移
動する。該入口の圧力流体は更にフランジ114jの通
孔128jを通過して横孔133内の該フランジ内に流
入する、そして、第21図に示す如く横方向乃至水平方
向に配設された四方スプール弁112j及びその軸杆を
押圧する。第21図に示す如くスプール弁112jの右
側部への移動範囲は横孔133の内側端縁134に四方
スプール弁112jの大径部が突当るように係合して移
動が停止する。四方スプール弁112が水平方向右側部
に移動すると軸杆に設けた第1の弁素子116jは横孔
140内に配置してこれを閉鎖し、第2の弁素子118
jは弁座145の着座位置から離隔する。四方スプール
弁112jが第21図に示す位置に配置されたとき、通
常開放されているシリンダポート106Jは通路142
.141弁座145と通路143を介して排出ポート1
08jに連通ずる。通常閉鎖されているシリンダポート
40jは排出間隙孔68jへの排出のための流通が遮断
されるが移送室38j、導入軸孔43Jと通路84Jを
介して入口ポート42jに開放されている。
第20図、第21図の実施例の四方弁に設けたアーマチ
ュア33Jは上記の説明と第1図第6図に示す弁の記述
と同様な理由によって非付勢時と付勢時との何れの状態
の配置位においても平衡状態である。ソレノイド11j
が非付勢状態であるとき、アーマチュア33jは第20
図に示す位置に下降着座して入口ポート42jから通路
43j−を介して移送室38jへの圧力流体の流れを遮
断する、そして、入口圧力流体は導入軸孔43jに分流
下降すると四方スプール弁112jを移動させるべく軸
杆の内側端か右側端に作用し、第20図に示す非付勢時
の位置(左側)に復帰する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づいて製作されたもので、上部に平
衡手段を具えソレノイドで作動する三方ポペット弁が設
けられ、該ポペット弁は非付勢状態での位置に配置され
て示される縦断面図、第2図は第1図に示す二方弁と同
一性を有する構造からなり部品を取外し、該二方弁が付
勢されたときの配置位置を示す一部切欠縦断面図、第3
図は第1図に記載した二方弁として用いるべく平衡状態
で配置するアーマチュアの上部を改良したもので、アー
マチュアが非付勢状態時の配置位置を示す一部切欠縦断
面図、 第4図は第3図と同一構成の弁であるがアーマチュアの
付・勢状態位置を示す一部切欠縦断面図、 第5図は本発明に基いて二方弁の改良されたアーマチュ
アの上部の構成部分で、アーマチュアが非付勢状態位置
を示す一部切欠縦断面図、第6図は本発明に基いて構成
され、改良されたアーマチュアが非付勢状態位置に配置
され、上部に平衡手段ソレノイドで作動するポペット式
三方弁の縦断面図、 第7図は第6図に示す三方ポペット弁と同一構成のもの
で一部の部材を取外し、弁は付勢状態位置に配置された
ものを示す一部切欠縦断面図、第8図は第6図に示す如
く上部に平衡手段を具えてソレノイドで作動する三方弁
の改良されたアーマチュアの上部構造であって、アーマ
チュアが付勢状態における位置を示す一部切欠縦断面図
、 第9図は第8図と同一性を有する改良されたアーマチュ
アの構造を示すもので、該アーマチュアの付勢状態位置
を示す一部切欠縦断面図、第10図は第6図記載の三方
弁に用いた上部に平衡手段を有する改良されたアーマチ
ュアの他の実施例であって、アーマチュアが非付勢状態
位置を示す一部切欠縦断面図、 第11図は第10図に示す弁であってアーマチュアが付
勢状態位置を示す一部切欠縦断面図、 第12図は第6図に示す三方弁に用いるもので、上部に
平衡手段を具えたアーマチュアのその他の実施例であり
、該アーマチュアを非付勢位置で示す一部切欠縦断面図
、 第13図は第12図に示す弁において、該弁のアーマチ
ュアが付勢された位置を示す一部切欠縦断面図、 第14図は第6図の三方弁に用いる上部に平衡手段を具
えた更に他の改良されたアーマチュアであって1.該ア
ーマチュアが付勢状態位置で示されている一部切欠縦断
面図、 第15図は第14図の弁と同一構成のもので第14図の
アーマチュアが付勢されたときの配置位置を示す一部切
欠縦断面、 第16図は本発明に基づいて構成され、上部に平衡手段
を具え、ソレノイドで作動する四方ポペット弁であって
、一部の部材を取外し、アーマチュアが非付勢位置に配
置された状態を示す縦断面図、 第17図は第16図に示す四方弁と同一構成の弁であっ
て、該四方弁が付勢されたとぎの位置を示す一部切欠縦
断面図、 第18図は本発明に基づいて形成され、上部に平衡手段
を具えたソレノイドで作動する四方ポペット弁であって
、一部の部材を取外し、弁が非付勢状態時の配置位置を
示す一部切欠縦断面図、 第19図は第18図に示す四方弁であって、該弁が付勢
された配置位を示す一部切欠縦断面図、 第20図は本発明に基いて構成され、上部に平衡手段を
具えてソレノイドで作動する四方ポペット弁であって、
一部の部材を取し、弁が非付勢状態における配置位置を
示す縦断面図、 第21図は第20図に示す四方弁が付勢されている配置
位を示す縦断面図である。 10・・・弁体、11 ・・・ソレノイド、12・・・
アーマチュアのガイドチューブ、21・・・ポール部、
25・・・ソレノイドコイル、26・・・筐体、33 
・・・アーマチュア、38・・・移送室、42・・・入
口ポート、43・・・入口軸孔、48・・・軸孔の弁室
、46・・・ポペット弁座、49・・・ポペットシール
弁、53・・・復帰ばね、54・・・プラグ、61・・
・人口軸孔、62・・・弁孔、68・・・間隙孔、69
・・・横孔、84・・・人口通路、85・・・ロット管
、116・・・弁素子、126・・・圧力通路、119
・・・弁座。 Fig−5 F々−7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)弁胴と、該弁胴の1端側内側より縦方向に伸
    長した移送室と、移送室から弁胴内を伸長して移送室と
    連通した軸孔と、 (b)弁胴の1端側に設けられて作動するソレノイドと
    、ソレノイド内に配設されてガイドチューブとガイドチ
    ューブの上端に1体的に設けられたポール部と、ガイド
    チューブ内を付勢位置と非付勢位置との平衡する配置位
    置間を軸方向に移動するアーマチュアを配設し、該アー
    マチュアはその下端部がガイドチューブの開放下端線よ
    り下方に伸長突出して弁胴の移送室内に配置され、 (c)移送室と連通する前記軸孔の端部に設けた弁座と
    、 (d)前記アーマチュアの下端部に設けたポペットシー
    ル弁と、 (e)ソレノイドが非付勢状態での位置のとき、アーマ
    チュア下端部のポペットシール弁が前記軸孔のポペット
    弁座と係合着座するように移動させるべく通常はガイド
    チューブの開放下端縁より下側へ突出変位させる手段と
    、 (f)弁胴に形成され、前記軸孔と連通して加圧流体を
    導入する入口ポートと、 (g)弁胴内に形成されて、アーマチュアが付勢された
    とき入口ポートと連通し、アーマチュアが非付勢状態の
    とき入口ポートとの連通を断つようにした移送ポートと
    、 (h)アーマチュアの上端部に形成されて、ガイドチュ
    ーブに開口した平衡させるための軸孔はその断面が前記
    弁胴に設けた軸孔の断面積と同一面積とされ、 (i)アーマチュアの軸孔内で作動自在に配設された平
    衡手段としてのプラグ手段と、 (j)アーマチュアとそのポペット弁を介して加圧流体
    を入口ポートからアーマチュアの上端部内の軸孔に導入
    すべくアーマチュアの軸孔を弁胴の軸孔に連通させる流
    体通路手段とからなるソレノイドで作動する平衡手段を
    具えた弁。 2、平衡した密閉プラグ手段は内端側が長く伸長し、外
    端側はアーマチュアの軸孔内に配置され、ポール部の軸
    孔を密閉係合していることを特徴とする請求項1記載の
    ソレノイドで作動する平衡手段を具えた弁。 3、アーマチュアの流体流通手段内に配設したばねはそ
    の1端がプラグ手段に係合し、他端はアーマチュアのポ
    ペットシール弁に係合して通常はアーマチュアをポペッ
    ト弁座の着座位置に変位させることを特徴とする請求項
    1記載のソレノイドで作動する平衡手段を具えた弁。 4、長く伸びた密閉用プラグ手段はアーマチュアの平衡
    用軸孔内に作動自在に配置され、該プラグの1端側は該
    平衡用軸孔の外部に伸長し、そして軸孔を構成するポー
    ル部に係合着座する部分を有し、且つプラグの伸長した
    一端は前記ばね手段の1端が係合着座していることを特
    徴とする請求項3記載のソレノイドで作動する平衡手段
    を具えた弁。 5、(a)アーマチュアのガイドチューブは縦方向の排
    出用間隙孔が設けられ、間隙孔の下端部は移送室に連通
    し、間隙孔の上端部はガイドチューブ上端の閉鎖された
    上側部分に連通し、 (b)アーマチュアが非付勢状態位置のときプラグに設
    けた横孔はアーマチュアガイドチューブの上側部分と連
    通し、 (c)プラグとポール部を介してプラグの横孔が弁の外
    側部に連通するように排出通路を形成し、これによりア
    ーマチュアが非付勢状態位置のとき移送室はポール部の
    排出通路手段を介して弁の外部に開放され、且つガイド
    チューブの間隙孔を介してプラグの横孔に連通し、アー
    マチュアが付勢状態位置にあるときアーマチュアは間隙
    孔を遮断すべくプラグの横孔を覆う位置に移動し、入口
    ポート1、横孔との間が連通し、そして密閉手段は間隙
    孔の端部の閉鎖すべくアーマチュアとプラグと間に配置
    されることを特徴とする請求項2記載のソレノイドで作
    動する平衡手段を具えた弁。 6、アーマチュアとプラグとの間に配置された密閉手段
    は軸孔を包囲した位置でプラグの上部にアーマチュアが
    移動しても軸孔を密閉する手段からなる請求項5記載の
    ソレノイドで作動する平衡手段を具えた弁。 7、前記摺動密閉手段は前記横孔の両側位置に摺動して
    該横孔を覆うように配置し得る管状シールであることを
    特徴とする請求項6記載のソレノイドで作動する平衡手
    段を具えた弁。 8、前記摺動密閉手段は横孔の相対向する両端で横孔の
    両端を覆う位置に配置し、該横孔の両開口を摺動自在に
    覆う縦方向に間隔を隔てて1対のOリングシールである
    ことを特徴とする請求項6記載のソレノイドで作動する
    平衡手段を具えた弁。 9、ポペット弁座にポペットシール弁を着座させるべく
    通常はアーマチュアを変位する手段はアーマチュア内の
    流体通路手段内に設けられたばね手段からなり、該ばね
    手段の1端はプラグに係合し、他端はアーマチュアのポ
    ペットシール弁に係合着座していることを特徴とする請
    求項6記載のソレノイドで作動する平衡手段を具えた弁
    。 10、前記アーマチュアとプラグとの間に配設された密
    閉手段は平衡用軸孔の内周上部位置に配設されてアーマ
    チュアを移動自在に保持する第1のOリングと該アーマ
    チュアに設けられた第1のOリングから縦方向に間隔を
    隔てた位置でプラグの周囲に設けられた第2のOリング
    とからなることを特徴とする請求項第5記載のソレノイ
    ドで作動する平衡手段を具えた弁。 11、ポペットシール弁をポペット弁座に着座させべく
    通常アーマチュアを変位する手段はアーマチュアの流体
    通路手段内に設けたばね手段からなり、該ばね手段はそ
    の1端が伸長したプラグ内端に係合し、他端はアーマチ
    ュアのポペットシール弁に係合していることを特徴とす
    る請求項10記載のソレノイドで作動する平衡手段を具
    えた弁。 12、(a)アーマチュアとプラグとの間に配設された
    密閉手段はプラグに設けた1対のOリングからなり、 (b)前記プラグに設けられた横方向通路はアーマチュ
    アが非付勢状態の配置位置であるとき、ガイドチューブ
    内の排出間隙孔と連通することを特徴とする請求項10
    記載のソレノイドで作動する平衡手段を具えた弁。 13、通常はポペットシール弁をポペット弁座に着座さ
    せるべくアーマチュアを変位する手段はアーマチュアの
    流体通路手段内に配設されたばね手段であって、該ばね
    手段はその1端がプラグの内端に係合し、他端はアーマ
    チュア内のポペットシール弁に係合していることを特徴
    とする請求項10記載のソレノイドで作動する平衡手段
    を具えた弁。 14、(a)弁胴の他端側に形成された第2の移送室が
    設けられ、該移送室は弁胴の前記軸孔と連通し、 (b)前記弁胴に形成された第2の横方向孔は前記第2
    の移送室と連通し、 (c)弁胴に形成された軸孔には該弁胴に形成された第
    2のポペット弁座が設けられ、該第2のポペット弁座は
    第2の移送室に連通し、 (d)前記第2の移送室には第2の排出ポートが設けら
    れ、該第2の排出ポートは弁胴に形成された排出通路を
    介して弁の外部に連通し、 (e)前記第2の移送室には弁部材が移動自在に設けら
    れ、該弁部材は第2のポペットシール弁であって、該ポ
    ペットシール弁の1端は第2のポペット弁座に選択的に
    係合着座し、第2の排出ポートを選択的に閉鎖すべく該
    排出ポートに係合する排出弁手段が設けられ、 (f)前記第2の移送室にはアーマチュアを前記弁部材
    に接続する連結手段と、該連結手段はアーマチュアが非
    付勢状態での配設位置にあるとき、弁部材を初期の位置
    に保持するように設けられ、これにより、第2のポペッ
    トシール弁は第2のポペット弁座から離隔し、排出弁閉
    鎖手段は圧力流体を入口ポートから弁胴の軸孔を介して
    第2の移送室に流通し、これにより第2の移送室を介し
    て弁胴外に排出することを許容すべく第2の排出ポート
    を閉鎖する位置に配置され、更に、前記連結手段はアー
    マチュアが付勢されたとき、前記弁部材を第2の位置に
    移動して第2のポペットシール弁を移動し、これにより
    第2のポペット弁座に着座させ、前記排出閉鎖手段は流
    体を第2の排出ポートを介して流通することを許容し、
    第2の移送室への圧力流体の流水を遮断し、第2の移送
    ポートを第2の移送室を介して第2の排出ポートに連通
    することを特徴とする請求項5記載のソレノイドで作動
    する平衡手段を具えた弁。 15、(a)前記連結手段は弁胴の軸孔と流体の通路手
    段と第1のポペットシール弁と第2のポペット弁座とを
    介して移動自在なタイロッドチューブを設け、前記連結
    手段はアーマチュアと弁部材とにタイロッドチューブを
    開放自在に固定する手段を設け、そして、流体通路手段
    は弁胴の軸孔でアーマチュア内の流体通路手段と接続す
    べくタイロッドチューブを介して設けたことを特徴とす
    る請求項14記載のソレノイドで作動する平衡手段を具
    えた弁。 16、(a)、弁胴に形成された第2の移送室は前記第
    1の移送ポートと連通した軸孔の1対と相対向する軸孔
    の1端位置の弁胴内の軸孔と連通し、 (b)弁胴には第2の移送ポートが形成され、該第2の
    移送ポートは第2の移送室とを連通し、 (c)弁胴の前記1端側と相対向する他端側に第3の移
    送室が形成され、該移送室には第1の摺動弁座を介した
    区画壁によって第2の移送室からら分割され、 (d)弁胴内の軸孔の1端には摺動弁座が設けられ、該
    弁座は第2の移送室と連通し、該第2の移送室は弁胴軸
    孔内の第1の摺動シール弁座と軸方向に整合し、 (e)前記第2、第3の移送室にはスプール弁が移動可
    能に配設され、該スプール弁には流体圧ピストンが設け
    られ、更に該移動室には区画壁に対向して第3の移送室
    の端部が配設され、更に前記スプール弁は第1と第2の
    スライド弁座に夫々着座させるべく軸杆に間隔を有して
    第1と第2の摺動弁素子を設け、 (f)前記弁胴に形成された排出ポートは第3の移送室
    と連通し、 (g)弁胴にはスプール弁のピストンの下側に配設され
    た第1の移送室と接続した流体通路手段が設けられ、こ
    れによりアーマチュアが非付勢状態の配置位置のときス
    プール弁は第1の摺動弁素子が区画壁の摺動弁座に着座
    した第1の位置に配置し、第2の弁素子は弁胴の軸孔内
    の摺動弁座から離隔した開放位置に配置され、圧力流体
    は入口ポートから弁胴の軸孔、第2の移送室に流通して
    第2のシリンダポートより排出することを許容し、同時
    に、第2の移動室内の圧力流体はスプール弁を第1の配
    置位置に維持すべくスプール弁の軸方向の一方向に力を
    加え、アーマチュアが付勢されたとき、圧力流体は入口
    ポートから弁胴軸孔、弁胴の流体通路手段を介してスプ
    ール弁の軸杆の下側に導通し、スプール弁を第2の位置
    に移動する、第2の弁素子は弁胴軸孔の第2の摺動弁座
    に着座し、第1の摺動弁素子は区画壁の第1の摺動弁素
    子を介して通路を、開放すべく第2の移送室に移動して
    、第2のシリンダポートが第2の移送室を介して最終の
    排出間隙孔に連通する、第1の摺動弁素子には区画壁を
    介して第3の移送室が形成され、そして、第1の摺動弁
    座は区画壁を介して第3の移送室が形成され、アーマチ
    ュアが非付勢状態の位置にあるとき弁胴の流体通路手段
    内の圧力は第1の排出ポートに流出し、第2の移送室内
    の加圧流体はスプール弁を第1の位置に戻すべく第2の
    摺動弁素子に軸方向の力を加えることを特徴とする請求
    項5記載のソレノイドで作動する平衡手段を具えた弁。 17、(a)弁胴の排出通路は第2の排出ポートに連通
    し、 (b)弁胴の第2のシリンダ通路は第2のシリンダポー
    トに連通し、 (c)弁胴の横方向孔は弁胴の軸孔と連通し、該軸孔は
    排出通路と第2のシリンダ通路とに連通し、 (d)弁胴内には第1の位置と第2の位置との間を移動
    する差圧スプール弁が設けられ、該スプール弁は第1の
    摺動スプール弁素子と第1の摺動スプール弁素子から軸
    方向に間隔を隔てて第2の摺動スプール弁素子が摺動自
    在に設けられ、両摺動弁素子は前記横方向孔に形成され
    た1対の摺動弁座に交互に着座するように設けられ、こ
    れにより、アーマチュアが非付勢状態であるとき、摺動
    スプール弁は第1の位置にあり、第2の摺動弁素子は排
    出ポートへの流体の流れを遮断すべく一方の摺動弁座に
    配置され、しかも、第2のシリンダ通路と横方向孔と弁
    胴の軸孔と入口ポートとを介して第2のシリンダポート
    に連通させ、そして、アーマチュアが付勢されたとき、
    加圧流体は入口ポートから弁胴の軸孔と弁胴内の流体通
    路とスプール弁の1端下側から第2の位置に流通させ、
    第1の摺動弁素子を横方向孔内の弁座位置に移動し、そ
    して弁胴内の軸孔からの流通を遮断すべく第1の摺動弁
    素子を該軸孔の着座位置から離脱し、第2のシリンダポ
    ートを該ポートと横方向孔と排出通路を介して排出ポー
    トと連通し、アーマチュアが再び非付勢状態となったと
    き、入口ポートからの加圧流体は弁胴内の軸孔に流入し
    、スプール弁の他端を押圧して第1の位置に復帰するこ
    とを特徴とする請求項5記載のソレノイドで作動する平
    衡手段を具えた弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372164A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Tgk Co Ltd 電磁弁
JP2012077908A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Robert Bosch Gmbh 電磁石装置および運転手支援装置
DE102016111937A1 (de) * 2016-06-29 2018-01-04 Kendrion (Villingen) Gmbh Ventil zum Verschließen und Öffnen eines Leitungssystems

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US10781938B2 (en) 2016-06-29 2020-09-22 Kendrion (Villingen) Gmbh Valve for opening and closing a line system

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