JPH02273010A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH02273010A
JPH02273010A JP1091802A JP9180289A JPH02273010A JP H02273010 A JPH02273010 A JP H02273010A JP 1091802 A JP1091802 A JP 1091802A JP 9180289 A JP9180289 A JP 9180289A JP H02273010 A JPH02273010 A JP H02273010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating
disconnector
circuit breaker
gas
insulated switchgear
Prior art date
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Pending
Application number
JP1091802A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Miwa
三輪 郁夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH02273010A publication Critical patent/JPH02273010A/ja
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は異物に対して絶縁性能の向上を計ったガス絶縁
開閉装置に関する。
(従来の技術) 一般にガス絶縁開閉装置(以下GISと略称す)におい
ては、全体の容積の一層の縮小化に伴い、異物混入時の
絶縁低下が重要となってきた。GIS間には異物がない
よう設計および製造を通して注意を払っているが、万一
を考えて多少の異物が混入しても絶縁の低下がないよう
な設計としている。すな・わち、異物に運転電圧がかか
っても、異物が浮上し高圧導体に達しないようなタンク
側電界としている。異物が高圧に達すると、GISの絶
縁は著しく低下するが、異物がタンク側にある限りGI
Sに異物が混入しても絶縁の低下は通常の運転には影響
がないような設計となっている。
しかし、直流電圧が加わると、異物が高圧導体に達する
タンク電界は著しく低下し、通常の設計では異物は高圧
導体に達してしまう、これを避けるためには、タンク電
界を通常の175以下にしなくてはならず、タンク経は
逆に5倍以上にしなければならない。
このようなGISにおいて、第3図のように新路器DS
より遮断器CBまでの短かい管路の充電々流を遮断する
と、第2図に示す波形が負荷側に発生し、遮断完了する
と最悪の場合に断路器DSと遮断器CBの間の管路には
、運転電圧の対地波高値の直流が残ることになる。
(発明が解決しようとする課題) このため、GIS内に万一異物が混入していると、異物
は高圧導体に達してしまう。直流電圧が正極性の場合に
は異物周りのコロナイオンの関係で高圧導体に達しにく
いが、負極性の直流電圧の場合には高圧導体に異物が達
すると、正極性とは逆に異物周りのコロナイオンの関係
で異物は高圧導体に付着したままとなることが一般に知
られている。異物が高圧導体に付着している状態で断路
器を投入すると、第3図に示すように投入時の断路器サ
ージのため絶縁破壊となる危険がある。
本発明の目的は、断路器による充電々流の遮断後に、異
物が負荷側管路に残る直流電圧により高圧導体に付着し
、その後の断路器の投入時に発生する断路器サージによ
り絶縁破壊する危険をなくし、絶縁性能的に信頼性を向
上したガス絶縁開閉装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のガス絶縁開閉装置は、 SF、ガスを封入した
密閉容器内にそれぞれ遮断器本体および断路器本体を収
納して構成した遮断器および断路器の結合体で構成され
たガス絶縁開閉装置において。
その遮断器と断路器との間に入る絶縁スペーサ。
絶縁筒あるいは絶縁操作棒のいずれかの1個以上を12
000MΩ以下の抵抗体で構成したことを特徴とするも
のである。
(作 用) 本発明においては、遮断器と断路器との間に取付けられ
る絶縁スペーサ、絶縁筒あるいは絶縁操作棒に1200
0MΩ以下の高抵抗の導電性を持たせたことにより、異
物が高圧導体に付着することをなくし、さらに断路器の
投入時に発生するサージを抑さえ、異物に対して絶縁性
能を向上させることができる。
(実施例) 以下本発明を第1図および第2図に示す実施例を参照し
て説明する。第2図は一般にガス絶縁開閉装置よりなる
変電所の単線結線図で、その中の送電回線Aに相当する
ガス絶縁開閉装置の構成を第1図に示しである。
第1図において、遮断器1の送電線側には断路器2があ
り、母線側には甲、6各々の母線21.21につながる
断路器3および4がある。通常、遮断器1は他のGIS
の機器のガス圧力と異なるため。
遮断器1の口出し部は絶縁スペーサ5.6にてガス区分
されている。
また、輸送の便宜上断路器3側にも絶縁スペーサ7.8
.9が取付けられる場合がある。さらに遮断器1および
断路器2,3.4には、開閉操作のために、各々絶縁操
作棒18.17.19.20があり、遮断器1には絶縁
筒13.14が極間の両側を固定するために取付けられ
ており、断路器3,4には各々絶縁筒15.16が取付
けられている。
しかして本発明においては、断路器2については、絶縁
スペーサ5、絶縁筒13、絶縁操作棒17のいずれか1
つ以上が12000MΩの抵抗値以下で構成されている
ことを特徴とするものである。また、断Mi3.4につ
いては、絶縁スペーサ6.7゜8.9、絶縁筒14.1
5.16および絶縁操作棒18゜19、20のいずれか
1つ以上が、上記抵抗値以下で構成されておればよい。
本発明に使用するこれらの絶縁スペーサ、絶縁筒あるい
は絶縁操作棒の材料は、例えば現状使用されているエポ
キシ樹脂あるいはポリエステル樹脂に若干カーボンの粉
末、または微細繊維、あるいはニッケルを加えることに
より達成出来る。また、絶縁スペーサ、絶縁筒あるいは
絶縁操作棒の表面に導電性塗料を塗布してもよい。
次に本発明のガス絶縁開閉装置の作用について説明する
。°遮断器1と各断路器2,3.4との間に取りつけら
れる絶縁スペーサ5,6,7,8゜9、絶縁筒13.1
4.15.16あるいは絶縁操作棒17゜18、19.
20を1200 MΩ以下の高抵抗とすることにより、
断路器の投入までに負荷側管路に残った残留電荷はこれ
らの高抵抗を通して放電する。
断路器と遮断器の間の管路は、通常5m程度であり、こ
れは約250PCに当る。また断路器の遮断から投入ま
での間隔は一般に特殊な場合を考えても5秒以上である
。これより断路器を投入するまでに、負荷側の残留電荷
を放電させるためには次のように求められる。
新路器の負荷側キャパシタンスCに残留した電荷を絶縁
スペーサまたは絶縁筒の抵抗Rにより5秒(1)以内に
20%以下にするためには、次の式より求められる。
O,2X Q = Qi Rに れよりRは次のように求められる。
R=−1・ 1 =−−jb栓−X1 c  &10.2    250XlO−”(F)  
 l2nO,2= 12427 x 10’ (Q) 従って、約12000MΩ以下で絶縁スペーサまたは絶
縁筒を製作すれば、断路器の投入時、負荷側電荷は運転
電圧対地波高値の20%以下にすることが出来る。
また、運転電圧によるこの絶縁スペーサまたは絶縁筒で
の発熱は550 k V定格のGISでR=12000
 MΩの場合8.4Wであり実用上問題とならない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明においては、遮断器と断路器の間に
取付けられる絶縁スペーサ、絶縁筒あるいは絶縁操作棒
のいずれか1つ以上を12000MΩ以下の抵抗体とす
ることにより残留電荷が放電され、万一異物が混入して
も、異物を高圧導体から絶縁的に安全なタンク側に落と
すことができ、さらに残留電圧がないため新路器開路時
に発生するサージも低減出来、絶縁的に信頼性の高いガ
ス絶縁開閉装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す構
成図、第2図は本発明のガス絶縁開閉装置を使用した変
電所を示す単線結線図、第3図は断路器−遮断器系統を
示す単線結線図、第4図は断路器による充電電流の遮断
現象を説明するためのオシログラフ、第5図は断路器に
より残留電圧のある管路の投入時の代表的なオシログラ
フである。 1・・・遮断器      2・・・線路側断路器3.
4・・・母線側断路器 5.6,7,8,9,10−・・絶縁スペーサ13、1
4.15.16・・・絶縁筒 17、18.19.20・・・絶縁操作棒21・・・母
線 代理人 弁理士  則 近 憲 佑 同     第子丸   健 第1図 第 2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. SF_6ガスを封入した密閉容器内にそれぞれ遮断器本
    体および断路器本体を収納して構成した遮断器および断
    路器の結合体で構成されたガス絶縁開閉装置において、
    その遮断器と断路器との間に入る絶縁スペーサ、絶縁筒
    あるいは絶縁操作棒のいずれかの1個以上を12000
    MΩ以下の抵抗体で構成したことを特徴とするガス絶縁
    開閉装置。
JP1091802A 1989-04-13 1989-04-13 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH02273010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1091802A JPH02273010A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1091802A JPH02273010A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 ガス絶縁開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPH02273010A true JPH02273010A (ja) 1990-11-07

Family

ID=14036753

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JP1091802A Pending JPH02273010A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 ガス絶縁開閉装置

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JP (1) JPH02273010A (ja)

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