JPH02271827A - 蛍光画像情報の読取装置 - Google Patents

蛍光画像情報の読取装置

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JPH02271827A
JPH02271827A JP9409389A JP9409389A JPH02271827A JP H02271827 A JPH02271827 A JP H02271827A JP 9409389 A JP9409389 A JP 9409389A JP 9409389 A JP9409389 A JP 9409389A JP H02271827 A JPH02271827 A JP H02271827A
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JP
Japan
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fluorescence
sample
light
video signal
excitation light
Prior art date
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Pending
Application number
JP9409389A
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English (en)
Inventor
Shoichi Nakagawa
正一 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsangyo Kaihatsu KK
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、DNA診断等において、試料上の蛍光画像情
報を可視画像信号として得ることができる。蛍光画像情
報の読取装置に関する。
〔従来技術〕
例えば、DNA診断においては、制限酵素によって切断
したDNA断片を、寒天等のゲル上において電気泳動さ
せ1分子量の大きい順に分画する。
そして、このように分画され、また蛍光物質が付与され
たDNA断片に励起光を照射し、蛍光を発光させ、該蛍
光信号を読取ることによって、目的とするDNAの診断
を行っている。
しかして、従来は、DNA診断における上記蛍光信号の
読み取りは、顕微鏡を用いて、目視にょり行われている
。また、上記DNA断片の分画は。
1つのDNA被検体のみでなく、数個〜30個の被検体
について行なう、そのため、前記電気泳動は、数個〜3
0列を並行して同時に行い、各列において前記のごとく
分子量順にDNA断片が分画される。それ故1分画後は
、前記ゲル上に多数の被検出物が存在することとなる。
そのため、これら多数の被検出物に、前記のごとく、励
起光を照射し、蛍光を発するDNA断片を検出すること
は、大変な苦労を要する。また5蛍光発光は長時間維持
できないため、短期間に前記検出を終了しなければなら
ない。
そのため、ゲル等の試料上の蛍光被検出物を2自動的に
、かつ迅速に読取ることができる装置の開発が切望さて
いる。
なお、生物組織に励起光を照射し、そこから発せられる
蛍光のマルチスペクトル画像を検出、解析する装置とし
ては、特開昭61−154638号公報に示されたもの
がある。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら、上記公開公報に示される解析装置は、励
起光としてレーザ光を使用し、かつイメージインテンシ
ファイア(光増幅器)とカメラとの組み合わせを多数使
用するものである。そして。
これらの機器はいずれも高価である。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、試料上の多数の
蛍光画像情報を自動的に可視状態で読取ることができ、
かつ安価で、簡単な、蛍光画像情報の読取装置を提供し
ようとするものである。
〔課題の解決手段〕
本発明は1画像情報を有する蛍光物質が存在する試料に
励起光を走査しながら照射し、該試料から発せられた蛍
光を読取り、可視画像信号を得るようにした蛍光画像情
報の読取装置であって、該装置は試料上の蛍光物質を走
査する映像信号を発生させる映像信号発生手段と、該映
像信号に基づく映像光を照射する光照射手段と、上記映
像光のうち上記蛍光物質の発生に必要な波長の励起光の
みを選択する励起光選択手段と、上記励起光選択手段か
らの励起光により試料が発生した光のうち蛍光のみを選
択する蛍光選択手段と9選択された蛍光を電気信号に変
換する光電変換手段と、該電気信号に基づき上記蛍光の
強度を検出するデータ処理手段と、該データ処理からの
信号に基づき前記映像信号の走査座標位置に対応した蛍
光強度を記憶する蛍光強度記憶手段と、記憶した蛍光強
度を座標位置に対応させて表示する画像情報表示手段と
よりなることを特徴とする蛍光画像情報の読取装置にあ
る。
本発明において、映像信号発生手段は、後述する第4図
に示すごとく、必要な波長の光を含むような色で発色さ
せ、後述する第2図に示すごとく。
試料上において同−Y座標に対してX方向に例えば51
2ドツトを走査し、これをY方向に順次例えば512回
走査する走査を繰り返す映像信号を発生させる装置であ
る。
また、光照射手段は、上記映像信号に基づく映像光を試
料に向けて照射する装置である。かかる装置としては、
安価な点より、CRTデイスプレィを用いることが好ま
しい。
励起光選択手段としては、励起光のみを透過させるバン
ドパスフィルターがある。また、該バンドパスフィルタ
ーと共に、励起光を透過させ、試料上の蛍光物質から出
てくる蛍光は反射するダイクロイックミラーを併用する
こともできる。また蛍光選択手段としては、ダイクロイ
ックミラーがある。
〔作 用〕
本発明においては、映像信号発生手段から前記した波長
と前記走査(例えば30回/秒)を行なう映像信号が発
せられ、光照射手段により上記映像信号に基づく映像光
が発射される。そして、励起光選択手段において、試料
上の蛍光物質に蛍光を発光させるに必要な波長、つまり
励起光が選択される。そして、その励起光は試料上に照
射される。
試料上においては、上記励起光によって蛍光物質の存在
する部分が蛍光を発する。この蛍光は蛍光選択手段を経
て、光電変換手段に送られ、電気信号に変えられる。そ
して、この電気信号は、デ−夕処理手段に入り、上記蛍
光の強度が検出され。
増幅される。即ち、前記試料上の蛍光の存在位置(複数
個所に分布している)と、その蛍光の強度についてのデ
ータ処理がおこなわれる。
そして、映像信号の走査座標位置に対応した。
試料上の蛍光の位置の分布状態と強度とが蛍光強度記憶
手段に記憶される。また1 これらのデータは1画像情
報表示手段に表示される。
〔効 果〕
上記のごとく1本発明によれば、試料上の蛍光物質の存
在位置、その蛍光強度を自動的かつ正確。
迅速に読取ることができ、また安価な、蛍光画像情報の
読取装置を提供することができる。
(実施例〕 本発明の実施例にかかる。蛍光画像情報の読取につき第
1図〜第6図を用いて説明する。
本例装置は、第1図に示すごとく、映像信号発生器11
とCRTデイスプレィ13.光電変換器14、画像表示
器17等から構成する信号処理部と、集光レンズ21.
バンドフィルター22等から構成する光信号部とよりな
る。
また、本例装置は、前記したDNA診断において 分画
されたDNA断片の位置と蛍光強度を読取る装置である
。DNA断片31は、第3図に示すごとく、試料(電気
泳動ゲル、又はこれよりトランスファーした担体フィル
ター)3上に1分画されている。ここでは、3種の被検
体について図示しである。
本例装置は、この試料3上の、目的とするDNA断片の
分画位置を読取ろうとするものである。
以下、これらにつき、各機器の作用と共に説明する。
まず、映像信号発生器11は、蛍光発光に必要な波長の
光を含む色で発色させ、また試料3上を走査する映像信
号を発生する。上記波長に関しては 例えば蛍光物質と
してFITC(励起光490nm、蛍光530 nm)
を使用する場合には。
第4図に示すごとく、映像信号として三原光である青B
、緑G、赤Rを混合して490nmを多く含む色を発生
させる。
また、走査の座標に関しては、第2図に示すごとく、光
照射手段としてのCRTデイスプレィ13において、同
−Y座標に対してX方向に512ドツト走査し、これを
X方向に順次512回走査する操作が繰り返し行われる
ように、CRTデイスプレィに映像信号が発信される。
上記走査は。
1秒間に30回繰り返される。同図の符号135はドツ
トを示す。
CRTデイスプレィにおいては、上記映像信号に基づい
た映像光が発せられる。この映像光は。
集光レンズ21を経て励起光選択手段としてのバンドパ
スフィルター22に入る。ここで、上記映像光は、第5
図に実線220で示すごとり、490nm付近の光のみ
が透過させられ、ダイクロイックミラー23に入る。
該ダイクロイックミラー23は、第5図に点線230で
示すごと<、490nm付近の光は透過させる。また、
ダイクロイックミラーは蛍光の波長である530nm付
近の光は透過させず反射する性能を(第6図点線26)
を有する。即ち該ダイクロイックミラー23は、前記蛍
光選択手段である。
そのため、上記の490nm付近の励起光はダイクロイ
ックミラー23を通り、試料3に照射される。この照射
は、CRTデイスプレィ13によって、前記走査により
行われる。この走査照射により、試料3上の目的とする
DNA断片の蛍光物質が波長530nmの蛍光26を発
する。
そして、試料3からの光は、再びダイクロイックミラー
23へ反射する。この試料3からの光は。
第6図に実線315で示すごとく蛍光(530nm)と
その他の光を含んでいる。そして 該ダイクロインクミ
ラー23においては、第6図に示すごとく、蛍光波長で
ある530nm付近の光26のみが反射される。この光
26は、第1図に示すごとく集光レンズ24を経て光電
変換器14に入り、電気信号に変えられる。
この電気信号は、データ処理手段としてのデータ処理部
15に送られる。そして、蛍光の強度と蛍光存在位置が
検出され、また増幅され、その信号は画像表示器17に
送られる。また、該信号はコントローラ12にも送られ
、前記映像信号からの座標に対応した画像データとして
、記憶手段としてのメモリ16に記憶される。
上記データ処理15.メモリ16からのデータは、前記
画像表示器17にて、可視画像として読取られる。
上記の操作は、前記のごと<CRTデイスプレィによっ
て、1秒間に30回の走査が行われるため、同一の画像
情報が1秒間に30回、データ処理部15等に送られる
ことになる。
それ故、試料の全座標上の蛍光強度9位置がメモリ16
に記憶され、この座標データを順次読み出すことによっ
て1画像表示器17に表示でき。
本来口に見えない蛍光物質の位置を2次元画像として、
見ることができる。
上記のごとく本例装置によれば、試料3上のDNA断片
の蛍光を、自動的、かつ正確迅速に読取ることができる
。また、そのデータを記憶することもできる。また5本
例ではCRTデイスプレィなど安価な機器を用いている
ので、装置全体のコストも安くなる。
【図面の簡単な説明】
図は実施例の読取装置を示し、第1図はその全体説明図
、第2図はCRTデイスプレィにおける走査の説明図、
第3図は試料上に分画されたDNA断片の様子を示す図
、第4図は映像信号の説明図、第5図はバンドパスフィ
ルターとグイクロイックミラーにおける光透過率の説明
図、第6図は試料からの光とグイクロイックミラー後の
光強度の説明図である。 13、、 、CRTデイスプレィ。 22、、、バンドパスフィルター 23・・・グイクロイックミラー 300.試料。 31、、、DNA断片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像情報を有する蛍光物質が存在する試料に励起光を走
    査しながら照射し、該試料から発せられた蛍光を読取り
    、可視画像信号を得るようにした蛍光画像情報の読取装
    置であって、 該装置は試料上の蛍光物質を走査する映像信号を発生さ
    せる映像信号発生手段と、該映像信号に基づく映像光を
    照射する光照射手段と、上記映像光のうち上記蛍光物質
    の発生に必要な波長の励起光のみを選択する励起光選択
    手段と、 上記励起光選択手段からの励起光により試料が発生した
    光のうち蛍光のみを選択する蛍光選択手段と、選択され
    た蛍光を電気信号に変換する光電変換手段と、 該電気信号に基づき上記蛍光の強度を検出するデータ処
    理手段と、該データ処理手段からの信号に基づき前記映
    像信号の走査座標位置に対応した蛍光強度を記憶する蛍
    光強度記憶手段と、記憶した蛍光強度を座標位置に対応
    させて表示する画像情報表示手段とよりなることを特徴
    とする蛍光画像情報の読取装置。
JP9409389A 1989-04-13 1989-04-13 蛍光画像情報の読取装置 Pending JPH02271827A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001007898A1 (fr) * 1999-07-27 2001-02-01 Hitachi Software Engineering Co., Ltd. Procede d'affichage d'information micro-reseau
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