JP3411116B2 - フローサイトメータ - Google Patents
フローサイトメータInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シースフローセル内
を流れる細胞や粒子を撮像する機能を有するフローサイ
トメータに関するものである。 【0002】 【従来の技術】蛍光染料等で試薬処理した細胞浮遊液を
細いガラス管に導き、その試料流にレーザ光を照射し、
細いガラス管内を流れる細胞や粒子について目的とする
大きさのものを撮像してその画像を記憶するフローサイ
トメータが知られている(例えば、特開昭63−941
56号公報参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなフローサイトメータでは、記憶した多数の画
像の中から所望の画像を選別して表示することが容易で
ないという問題点があった。この発明は、このような事
情を考慮してなされたもので、表示させたい画像を、分
布図上で指定することによって容易に表示することが可
能なフローサイトメータを提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、粒子を含む
試料流を形成するシースフローセルと、試料流の第1流
域において粒子からの信号を検出する検出手段と、試料
流の第2流域において粒子の像を撮像する撮像手段と、
表示手段と、検出手段の出力に基づいて各粒子の特徴を
表わす複数の特徴パラメータを算出する算出手段と、特
徴パラメータの分布図を作成し表示手段に表示する分布
図作成手段と、分布図内の任意の座標領域を指定する座
標指定手段と、この座標指定手段によって座標領域が指
定され第1流域で検出された粒子を表わす座標が指定さ
れた座標領域内に存在するときその粒子像を撮像手段に
撮像させる撮像制御手段と、撮像された粒子像をその座
標と関連づけて記憶する画像記憶手段と、分布図内の撮
像済み粒子を表わす座標が座標指定手段によって指定さ
れたとき、その座標に対応する粒子像を画像記憶手段か
ら読出して表示手段に表示させる読出し手段を備えてな
るフローサイトメータを提供するものである。 【0005】この発明のシースフローセルは、粒子を含
む試料液をシース液で包んで流すことにより流体力学的
効果によって細い試料液の流れを形成させることのでき
るフローセルであり、これには、従来公知のものを用い
ることができる。 【0006】この発明のフローサイトメータが対象とす
る粒子は、血液や尿に含まれる血球や細胞を主としてい
るが、酵母菌や乳酸菌等の微生物、あるいは工業用の粉
体等を測定対象としてもよい。血球や細胞の種類を分類
するために、細胞内の種類や核酸等を特異的な蛍光試薬
と反応させ、その蛍光強度を計測するようにすることが
ある。 【0007】粒子信号を検出する検出手段としては電気
的検出によるもの、光学的検出によるものなどを用いる
ことができる。例えば、試料流の第1流域に光を照射す
る光源(例えばレーザやハロゲンランプ又はタングステ
ンランプのような連続的に光を照射する連続光源)と、
この光源によって照明された粒子からの散乱光や蛍光な
どの光の強度を出力する光検出器(例えばフォトダイオ
ード、フォトトランジスタ又はフォトマルチプライヤ)
とで構成することができる。 【0008】撮像のために試料流の第2流域に光を照射
する光源を備えるのが好ましいが、これには、レーザ、
ハロゲンランプ又はタングステンランプのような連続的
に光を照射する連続光源、又はパルスレーザ(例えば、
Spectra-Physics 社製、7000シリーズ)やマルチストロ
ボ(例えば、(株)菅原研究所製、DSXシリーズ)の
ような断続的に光を照射する断続光源を用いることがで
きる。連続光源には、通常、光シャッターを組合せて断
続光源として用いることが好ましい。そして、光シャッ
ターとしては、公知の音響光学効果素子(acounsto-opt
ic modulator9又は電気光学効果素子(electro-optic
modulator)などを用いることができる。 【0009】粒子の像を撮像する撮像手段には、一般的
な2次元画像を撮像するビデオカメラを使用してもよい
が、その場合には、微弱な光像を増強するイメージイン
テンシファイアを備えたものを用いることが好ましい。
さらに、そのイメージインテンシファイアにはシャッタ
ー手段を備えてもよい。第2流域は第1流域の下流にあ
ってもよいし、同じような位置にあってもよい。 【0010】表示手段には、CRTや液晶ディスプレイ
などを用いることができる。特徴パラメータの分布図を
作成し表示手段に表示する分布図作成手段、撮像手段に
粒子像を撮像させる撮像制御手段、撮像された粒子像を
その座標と関連づけて記憶する画像記憶手段、および記
憶された粒子像を画像記録手段から読出して表示手段に
表示させる読出し手段は、CPU、ROMおよびRAM
からなるマイクロコンピュータによって構成される。分
布図とは、特徴パラメータの分布状態を表すものの総称
であり、好適な例は2次元スキャッタグラムである。 【0011】また、分布図内の任意の座標領域を指定す
る座標指定手段は、分布図内の任意のドットの座標およ
び任意の形状の座標領域を指定できるが、これには、キ
ーボードやマウスなどの入力手段を用いることが好まし
い。 【0012】 【作用】この発明において、シースフローセルは、粒子
を含む試料流を形成し、光検出手段は、試料流の第1流
域において粒子からの信号を検出し、撮像手段は、第2
流域の粒子の像を撮像する。分布図作成手段は、検出手
段の出力に基づいて各粒子の特徴を表わす特徴パラメー
タの分布図を作成し表示手段に表示する。 【0013】座標指定手段は、表示された分布図内の任
意の座標および座標領域を指定する。撮像制御手段は、
指定手段によって座標領域が指定され、第1流域で検出
された粒子を表わす座標がその指定領域内に存在すると
き撮像手段にその粒子像を撮像させ、画像記憶手段は、
撮像された粒子像をその座標と関連づけて記憶する。そ
して、読出し手段は、分布図内の撮像済み粒子を表わす
座標が座標指定手段によって指定されたとき、その座標
に対応する粒子像を画像記憶手段から読出して表示手段
に表示させる。 【0014】 【実施例】この発明の実施例における光学系を図1およ
び図2に示す。この実施例では、散乱光や蛍光を検出す
るための連続発光レーザ光源1と、細胞像を撮像するた
めのパルス光源2との2つの光源を設けている。この2
つの光源1、2からの光L1、L2は、図2に示すよう
に角型のシースフローセル3(図1では紙面に直角方向
に試料流が流れる)に対して互に直交するように90°
交差させて照射している。また、この実施例では、細胞
像を撮像するためのパルス光は、シースフローセル3内
の試料流に対して、連続発光レーザ光源1の照射位置よ
り下流側(例えば0.5mm程)に照射するようにしてい
る。このように照射位置をずらすことによって、細胞に
よる散乱光や蛍光に影響されない、より明瞭な細胞像を
撮像することができる。 【0015】適当な試薬で処理された細胞浮遊液は、シ
ースフローセル3に導かれ、シース液によって細く絞ら
れた試料流が形成される。連続発光レーザ光は、コンデ
ンサレンズ4によって細く絞られて試料流に照射され
る。この照射領域に細胞P1,P2,P3……Pnが流
れてくると、各細胞による散乱光や蛍光が集光レンズ5
によって集められ、散乱光はダイクロイックミラー6に
よって反射され、フォトダイオード7で受光される。緑
色、赤色の蛍光は、それぞれダイクロイックミラー8、
ミラー9によって反射され、光電子増倍管10、11で
受光、増倍される。 【0016】フォトダイオード7、光電子増倍管10、
11によって検出された散乱光強度信号S1および蛍光
強度信号S2、S3は、図3に示す信号処理装置100
に渡され、各検出信号パルスの高さ、面積、巾等の情報
がA/D変換され各種特徴パラメータが算出される。 【0017】図3はこの実施例の信号処理系の構成を示
し、この信号処理系ではデータ処理装置100により、
散乱光強度a、信号パルス巾b、緑蛍光強度c、赤蛍光
強度dの4つの特徴パラメータを得るようにしている。
撮像制御回路200では、それらのパラメータを用いて
各細胞の種類をリアルタイムで判定し、あらかじめ撮像
対象として指定された種類の細胞だけを選別して撮像で
きるように制御する。 【0018】すなわち、ある細胞の特徴パラメータが、
撮像対象としている種類の細胞の特徴パラメータに合致
しているかどうかを実時間で比較し、その結果撮像対象
としている細胞であると判定されれば、その細胞を撮像
するための発光トリガ信号Tsをパルス光源2に対して
供給する。 【0019】パルス光源2は、発光トリガ信号Tsによ
って一瞬だけ(数十ナノ秒程度)発光するタイプの光源
であり、試料流の流速が数m/秒と高速であっても、流
れる細胞をブレ無く撮像することができる。パルス光は
図1に示すように、光ファイバー12でフローセル3へ
導かれ、コンデンサレンズ13によって細く絞られて試
料流に照射される。 【0020】光ファイバー12を介して照射することに
より、パルス光のコヒーレンシーを低下させ、回析縞の
少ない細胞像を撮像することができる。試料流を透過し
たパルス光は、投影レンズ14によってビデオカメラ1
5の受光面に結像され、細胞の透過光像が撮像される。
ビデオカメラ15からのビデオ信号Vsは図3に示すデ
ータ処理装置300に渡され、ディジタル画像として記
憶、保存される。 【0021】散乱光強度や蛍光強度等の特徴パラメータ
a〜dは、データ処理装置300に渡され、それらのパ
ラメータの組み合わせによるスキャッタグラム(2次元
頻度分布)の解析が行われる。なお、入力装置400は
キーボードやマウスからなり、スキャッタグラムを形成
するための1組の特徴パラメータの指定や、スキャッタ
グラムにおける座標および座標領域の指定や、撮像回数
の設定などを行なう。500はスキャッタグラムおよび
細胞像などを表示する表示装置、例えば、CRTであ
る。また、信号処理装置100、撮像制御回路200お
よびデータ処理装置300は、CPU、ROMおよびR
AMからなるマイクロコンピュータにより構成される。 【0022】このような構成における動作を図4に示す
フローチャートを用いて説明する。まず、使用者が、入
力装置400により、スキャッタグラムのX軸およびY
軸に割当てるべき特徴パラメータとしてそれぞれa,b
を指定すると、図5に示すようにスキャッタグラムSG
が表示装置500に表示され、さらに、所望の座標領域
を入力装置400で指定すると、それに対応してキャッ
タグラムSGの中に指定された座標領域Aが図5のよう
に表示される(ステップS1,S2)。 【0023】次に、図1および図2に示すようにシース
フローセル3の試料流中を細胞P1、P2、P3……P
nが順次流れ、フォトダイオード7および光電子増倍管
10、11が、まず、細胞P1からの光を検出すると
(ステップS3)、各検出信号S1〜S3が、信号処理
装置100においてA/D変換されて、特徴パラメータ
a1〜d1が算出される(ステップS4、S5)。 【0024】次に、細胞P1の座標(a1,b1)が領
域A内にあるか否かが判別され(ステップS6)、図5
のように、座標(a1,b1)が領域A内にある場合に
は、直ちに、細胞P1がビデオカメラ15によって撮像
可能であるか否かが撮像制御回路200により判定され
る(ステップS7)。 【0025】撮像可能であると判定されると、撮像制御
回路200よりパルス光源2を信号Tsが出力され、パ
ルス光源2が発光して細胞P1がビデオカメラ15で撮
像される(ステップS8)。 【0026】なお、ステップS5において作成された特
徴パラメータa,b,c,dを表すデータ(各8ビッ
ト)は、検出順に図8に示すように、データセットとし
てデータ処理装置300内のメモリに格納される。ステ
ップS8において細胞P1の撮像が終了すると、図8に
示すように、細胞P1のデータの末尾のフラグビットが
1(ON)となり、細胞P1は撮像済みであることが記
録される(ステップS9)。 【0027】細胞P1につづく細胞P2についても、ス
テップS3〜S5の処理が行われ、ステップS6におい
て、細胞P2の特徴パラメータの座標(a2,b2)
が、図5のように指定座標領域Aの外に存在すると判定
された場合あるいはステップS7において撮像可能状態
でない場合には、特徴パラメータのフラグビットは図8
に示すように、0(OFF)となり、細胞P2は撮像さ
れなかったことが記録される(ステップS10)。 【0028】以下、細胞P3〜Pnについても、順次、
同様の処理が行われ、細胞P1〜Pnの特徴パラメータ
のデータセット(図8)が作成される(ステップS1
1)。 【0029】次に、図8の細胞P1〜Pnの各フラグビ
ットが検索され(ステップS12)、フラッグビットが
1である細胞の特徴パラメータの座標は図6に示すよう
に黒の四角形のドットでスキャッタグラムSGに表示さ
れ(ステップS13)、フラグビットが0の粒子の特徴
パラメータの座標は、図6に示すように小さい黒丸のド
ットでスキャッタグラムSGに表示される(ステップS
14)。 【0030】次に、使用者が、入力装置400を用い
て、黒の四角形のドットで表示された座標の中から細胞
Pkの座標を指定すると(ステップS15)、スキャッ
タグラムSGの細胞Pkの座標を表すドットが、図7に
示すように、大きい黒丸に変化し(ステップS16)、
それと同時に、細胞Pkの細胞像がデータ処理装置30
0のメモリから読出され、表示装置500の表示画面D
Pに表示される(ステップS17)。 【0031】また、この時、表示装置500には、細胞
Pkの特徴パラメータak〜dkの値が表示される。な
お、スキャッタグラム上のドットについて、この実施例
は、撮像された細胞の座標を黒の四角形のドットで表示
し、細胞像を表示中の細胞の座標を大きい黒丸で表示し
て、使用者の識別を容易にしたが、これらを他の形状の
ドットや色の異なるドットで表示してもよい。 【0032】 【発明の効果】この発明によれば、粒子(細胞)と対応
づけて特徴パラメータと画像を記憶し、分布図の分布位
置と粒子画像とを両者の対応が明らかなように表示する
ことができるので、粒子の形態観察が可能となる。さら
に分布図の分布点を指定するごとに直ちにその粒子画像
を見ることができるので便利である。例えば通常の細胞
が分布しない領域に分布している粒子があればそれがど
の様な粒子であるかを画像で確認することができるので
異常粒子の発見に役立つ。また、特徴パラメータのデー
タのみでは分類不明な粒子については画像により使用者
の判断を加味することができるので分析精度が向上する
と共に、粒子分類結果の裏付けとしても粒子画像を容易
に利用することができる。
を流れる細胞や粒子を撮像する機能を有するフローサイ
トメータに関するものである。 【0002】 【従来の技術】蛍光染料等で試薬処理した細胞浮遊液を
細いガラス管に導き、その試料流にレーザ光を照射し、
細いガラス管内を流れる細胞や粒子について目的とする
大きさのものを撮像してその画像を記憶するフローサイ
トメータが知られている(例えば、特開昭63−941
56号公報参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなフローサイトメータでは、記憶した多数の画
像の中から所望の画像を選別して表示することが容易で
ないという問題点があった。この発明は、このような事
情を考慮してなされたもので、表示させたい画像を、分
布図上で指定することによって容易に表示することが可
能なフローサイトメータを提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、粒子を含む
試料流を形成するシースフローセルと、試料流の第1流
域において粒子からの信号を検出する検出手段と、試料
流の第2流域において粒子の像を撮像する撮像手段と、
表示手段と、検出手段の出力に基づいて各粒子の特徴を
表わす複数の特徴パラメータを算出する算出手段と、特
徴パラメータの分布図を作成し表示手段に表示する分布
図作成手段と、分布図内の任意の座標領域を指定する座
標指定手段と、この座標指定手段によって座標領域が指
定され第1流域で検出された粒子を表わす座標が指定さ
れた座標領域内に存在するときその粒子像を撮像手段に
撮像させる撮像制御手段と、撮像された粒子像をその座
標と関連づけて記憶する画像記憶手段と、分布図内の撮
像済み粒子を表わす座標が座標指定手段によって指定さ
れたとき、その座標に対応する粒子像を画像記憶手段か
ら読出して表示手段に表示させる読出し手段を備えてな
るフローサイトメータを提供するものである。 【0005】この発明のシースフローセルは、粒子を含
む試料液をシース液で包んで流すことにより流体力学的
効果によって細い試料液の流れを形成させることのでき
るフローセルであり、これには、従来公知のものを用い
ることができる。 【0006】この発明のフローサイトメータが対象とす
る粒子は、血液や尿に含まれる血球や細胞を主としてい
るが、酵母菌や乳酸菌等の微生物、あるいは工業用の粉
体等を測定対象としてもよい。血球や細胞の種類を分類
するために、細胞内の種類や核酸等を特異的な蛍光試薬
と反応させ、その蛍光強度を計測するようにすることが
ある。 【0007】粒子信号を検出する検出手段としては電気
的検出によるもの、光学的検出によるものなどを用いる
ことができる。例えば、試料流の第1流域に光を照射す
る光源(例えばレーザやハロゲンランプ又はタングステ
ンランプのような連続的に光を照射する連続光源)と、
この光源によって照明された粒子からの散乱光や蛍光な
どの光の強度を出力する光検出器(例えばフォトダイオ
ード、フォトトランジスタ又はフォトマルチプライヤ)
とで構成することができる。 【0008】撮像のために試料流の第2流域に光を照射
する光源を備えるのが好ましいが、これには、レーザ、
ハロゲンランプ又はタングステンランプのような連続的
に光を照射する連続光源、又はパルスレーザ(例えば、
Spectra-Physics 社製、7000シリーズ)やマルチストロ
ボ(例えば、(株)菅原研究所製、DSXシリーズ)の
ような断続的に光を照射する断続光源を用いることがで
きる。連続光源には、通常、光シャッターを組合せて断
続光源として用いることが好ましい。そして、光シャッ
ターとしては、公知の音響光学効果素子(acounsto-opt
ic modulator9又は電気光学効果素子(electro-optic
modulator)などを用いることができる。 【0009】粒子の像を撮像する撮像手段には、一般的
な2次元画像を撮像するビデオカメラを使用してもよい
が、その場合には、微弱な光像を増強するイメージイン
テンシファイアを備えたものを用いることが好ましい。
さらに、そのイメージインテンシファイアにはシャッタ
ー手段を備えてもよい。第2流域は第1流域の下流にあ
ってもよいし、同じような位置にあってもよい。 【0010】表示手段には、CRTや液晶ディスプレイ
などを用いることができる。特徴パラメータの分布図を
作成し表示手段に表示する分布図作成手段、撮像手段に
粒子像を撮像させる撮像制御手段、撮像された粒子像を
その座標と関連づけて記憶する画像記憶手段、および記
憶された粒子像を画像記録手段から読出して表示手段に
表示させる読出し手段は、CPU、ROMおよびRAM
からなるマイクロコンピュータによって構成される。分
布図とは、特徴パラメータの分布状態を表すものの総称
であり、好適な例は2次元スキャッタグラムである。 【0011】また、分布図内の任意の座標領域を指定す
る座標指定手段は、分布図内の任意のドットの座標およ
び任意の形状の座標領域を指定できるが、これには、キ
ーボードやマウスなどの入力手段を用いることが好まし
い。 【0012】 【作用】この発明において、シースフローセルは、粒子
を含む試料流を形成し、光検出手段は、試料流の第1流
域において粒子からの信号を検出し、撮像手段は、第2
流域の粒子の像を撮像する。分布図作成手段は、検出手
段の出力に基づいて各粒子の特徴を表わす特徴パラメー
タの分布図を作成し表示手段に表示する。 【0013】座標指定手段は、表示された分布図内の任
意の座標および座標領域を指定する。撮像制御手段は、
指定手段によって座標領域が指定され、第1流域で検出
された粒子を表わす座標がその指定領域内に存在すると
き撮像手段にその粒子像を撮像させ、画像記憶手段は、
撮像された粒子像をその座標と関連づけて記憶する。そ
して、読出し手段は、分布図内の撮像済み粒子を表わす
座標が座標指定手段によって指定されたとき、その座標
に対応する粒子像を画像記憶手段から読出して表示手段
に表示させる。 【0014】 【実施例】この発明の実施例における光学系を図1およ
び図2に示す。この実施例では、散乱光や蛍光を検出す
るための連続発光レーザ光源1と、細胞像を撮像するた
めのパルス光源2との2つの光源を設けている。この2
つの光源1、2からの光L1、L2は、図2に示すよう
に角型のシースフローセル3(図1では紙面に直角方向
に試料流が流れる)に対して互に直交するように90°
交差させて照射している。また、この実施例では、細胞
像を撮像するためのパルス光は、シースフローセル3内
の試料流に対して、連続発光レーザ光源1の照射位置よ
り下流側(例えば0.5mm程)に照射するようにしてい
る。このように照射位置をずらすことによって、細胞に
よる散乱光や蛍光に影響されない、より明瞭な細胞像を
撮像することができる。 【0015】適当な試薬で処理された細胞浮遊液は、シ
ースフローセル3に導かれ、シース液によって細く絞ら
れた試料流が形成される。連続発光レーザ光は、コンデ
ンサレンズ4によって細く絞られて試料流に照射され
る。この照射領域に細胞P1,P2,P3……Pnが流
れてくると、各細胞による散乱光や蛍光が集光レンズ5
によって集められ、散乱光はダイクロイックミラー6に
よって反射され、フォトダイオード7で受光される。緑
色、赤色の蛍光は、それぞれダイクロイックミラー8、
ミラー9によって反射され、光電子増倍管10、11で
受光、増倍される。 【0016】フォトダイオード7、光電子増倍管10、
11によって検出された散乱光強度信号S1および蛍光
強度信号S2、S3は、図3に示す信号処理装置100
に渡され、各検出信号パルスの高さ、面積、巾等の情報
がA/D変換され各種特徴パラメータが算出される。 【0017】図3はこの実施例の信号処理系の構成を示
し、この信号処理系ではデータ処理装置100により、
散乱光強度a、信号パルス巾b、緑蛍光強度c、赤蛍光
強度dの4つの特徴パラメータを得るようにしている。
撮像制御回路200では、それらのパラメータを用いて
各細胞の種類をリアルタイムで判定し、あらかじめ撮像
対象として指定された種類の細胞だけを選別して撮像で
きるように制御する。 【0018】すなわち、ある細胞の特徴パラメータが、
撮像対象としている種類の細胞の特徴パラメータに合致
しているかどうかを実時間で比較し、その結果撮像対象
としている細胞であると判定されれば、その細胞を撮像
するための発光トリガ信号Tsをパルス光源2に対して
供給する。 【0019】パルス光源2は、発光トリガ信号Tsによ
って一瞬だけ(数十ナノ秒程度)発光するタイプの光源
であり、試料流の流速が数m/秒と高速であっても、流
れる細胞をブレ無く撮像することができる。パルス光は
図1に示すように、光ファイバー12でフローセル3へ
導かれ、コンデンサレンズ13によって細く絞られて試
料流に照射される。 【0020】光ファイバー12を介して照射することに
より、パルス光のコヒーレンシーを低下させ、回析縞の
少ない細胞像を撮像することができる。試料流を透過し
たパルス光は、投影レンズ14によってビデオカメラ1
5の受光面に結像され、細胞の透過光像が撮像される。
ビデオカメラ15からのビデオ信号Vsは図3に示すデ
ータ処理装置300に渡され、ディジタル画像として記
憶、保存される。 【0021】散乱光強度や蛍光強度等の特徴パラメータ
a〜dは、データ処理装置300に渡され、それらのパ
ラメータの組み合わせによるスキャッタグラム(2次元
頻度分布)の解析が行われる。なお、入力装置400は
キーボードやマウスからなり、スキャッタグラムを形成
するための1組の特徴パラメータの指定や、スキャッタ
グラムにおける座標および座標領域の指定や、撮像回数
の設定などを行なう。500はスキャッタグラムおよび
細胞像などを表示する表示装置、例えば、CRTであ
る。また、信号処理装置100、撮像制御回路200お
よびデータ処理装置300は、CPU、ROMおよびR
AMからなるマイクロコンピュータにより構成される。 【0022】このような構成における動作を図4に示す
フローチャートを用いて説明する。まず、使用者が、入
力装置400により、スキャッタグラムのX軸およびY
軸に割当てるべき特徴パラメータとしてそれぞれa,b
を指定すると、図5に示すようにスキャッタグラムSG
が表示装置500に表示され、さらに、所望の座標領域
を入力装置400で指定すると、それに対応してキャッ
タグラムSGの中に指定された座標領域Aが図5のよう
に表示される(ステップS1,S2)。 【0023】次に、図1および図2に示すようにシース
フローセル3の試料流中を細胞P1、P2、P3……P
nが順次流れ、フォトダイオード7および光電子増倍管
10、11が、まず、細胞P1からの光を検出すると
(ステップS3)、各検出信号S1〜S3が、信号処理
装置100においてA/D変換されて、特徴パラメータ
a1〜d1が算出される(ステップS4、S5)。 【0024】次に、細胞P1の座標(a1,b1)が領
域A内にあるか否かが判別され(ステップS6)、図5
のように、座標(a1,b1)が領域A内にある場合に
は、直ちに、細胞P1がビデオカメラ15によって撮像
可能であるか否かが撮像制御回路200により判定され
る(ステップS7)。 【0025】撮像可能であると判定されると、撮像制御
回路200よりパルス光源2を信号Tsが出力され、パ
ルス光源2が発光して細胞P1がビデオカメラ15で撮
像される(ステップS8)。 【0026】なお、ステップS5において作成された特
徴パラメータa,b,c,dを表すデータ(各8ビッ
ト)は、検出順に図8に示すように、データセットとし
てデータ処理装置300内のメモリに格納される。ステ
ップS8において細胞P1の撮像が終了すると、図8に
示すように、細胞P1のデータの末尾のフラグビットが
1(ON)となり、細胞P1は撮像済みであることが記
録される(ステップS9)。 【0027】細胞P1につづく細胞P2についても、ス
テップS3〜S5の処理が行われ、ステップS6におい
て、細胞P2の特徴パラメータの座標(a2,b2)
が、図5のように指定座標領域Aの外に存在すると判定
された場合あるいはステップS7において撮像可能状態
でない場合には、特徴パラメータのフラグビットは図8
に示すように、0(OFF)となり、細胞P2は撮像さ
れなかったことが記録される(ステップS10)。 【0028】以下、細胞P3〜Pnについても、順次、
同様の処理が行われ、細胞P1〜Pnの特徴パラメータ
のデータセット(図8)が作成される(ステップS1
1)。 【0029】次に、図8の細胞P1〜Pnの各フラグビ
ットが検索され(ステップS12)、フラッグビットが
1である細胞の特徴パラメータの座標は図6に示すよう
に黒の四角形のドットでスキャッタグラムSGに表示さ
れ(ステップS13)、フラグビットが0の粒子の特徴
パラメータの座標は、図6に示すように小さい黒丸のド
ットでスキャッタグラムSGに表示される(ステップS
14)。 【0030】次に、使用者が、入力装置400を用い
て、黒の四角形のドットで表示された座標の中から細胞
Pkの座標を指定すると(ステップS15)、スキャッ
タグラムSGの細胞Pkの座標を表すドットが、図7に
示すように、大きい黒丸に変化し(ステップS16)、
それと同時に、細胞Pkの細胞像がデータ処理装置30
0のメモリから読出され、表示装置500の表示画面D
Pに表示される(ステップS17)。 【0031】また、この時、表示装置500には、細胞
Pkの特徴パラメータak〜dkの値が表示される。な
お、スキャッタグラム上のドットについて、この実施例
は、撮像された細胞の座標を黒の四角形のドットで表示
し、細胞像を表示中の細胞の座標を大きい黒丸で表示し
て、使用者の識別を容易にしたが、これらを他の形状の
ドットや色の異なるドットで表示してもよい。 【0032】 【発明の効果】この発明によれば、粒子(細胞)と対応
づけて特徴パラメータと画像を記憶し、分布図の分布位
置と粒子画像とを両者の対応が明らかなように表示する
ことができるので、粒子の形態観察が可能となる。さら
に分布図の分布点を指定するごとに直ちにその粒子画像
を見ることができるので便利である。例えば通常の細胞
が分布しない領域に分布している粒子があればそれがど
の様な粒子であるかを画像で確認することができるので
異常粒子の発見に役立つ。また、特徴パラメータのデー
タのみでは分類不明な粒子については画像により使用者
の判断を加味することができるので分析精度が向上する
と共に、粒子分類結果の裏付けとしても粒子画像を容易
に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の光学系の構成を示す説明図
である。 【図2】図1の要部斜視図である。 【図3】実施例の制御系の構成を示すブロッック図であ
る。 【図4】実施例の動作を示すフローチャートである。 【図5】実施例の表示例を示す説明図である。 【図6】実施例の表示例を示す説明図である。 【図7】実施例の表示例を示す説明図である。 【図8】実施例の特徴パラメータのデータセットを示す
説明図である。 【符号の説明】 1.連続発光レーザ 2.パルス光源 3.シースフローセル 4.コンデンサレンズ 5.集光レンズ 6.ダイクロイックミラー 7.フォトダイオード 8.ダイクロイックミラー 9.ミラー 10.光電子増倍管 11.光電子増倍管 12.光ファイバー 13.コンデンサレンズ 14.投影レンズ 15.ビデオカメラ
である。 【図2】図1の要部斜視図である。 【図3】実施例の制御系の構成を示すブロッック図であ
る。 【図4】実施例の動作を示すフローチャートである。 【図5】実施例の表示例を示す説明図である。 【図6】実施例の表示例を示す説明図である。 【図7】実施例の表示例を示す説明図である。 【図8】実施例の特徴パラメータのデータセットを示す
説明図である。 【符号の説明】 1.連続発光レーザ 2.パルス光源 3.シースフローセル 4.コンデンサレンズ 5.集光レンズ 6.ダイクロイックミラー 7.フォトダイオード 8.ダイクロイックミラー 9.ミラー 10.光電子増倍管 11.光電子増倍管 12.光ファイバー 13.コンデンサレンズ 14.投影レンズ 15.ビデオカメラ
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(56)参考文献 特開 平5−79970(JP,A)
特開 平6−213799(JP,A)
特開 平4−43942(JP,A)
特開 平6−34556(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01N 15/02
G01N 15/14
G01N 33/49
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 粒子を含む試料流を形成するシースフロ
ーセルと、試料流の第1流域において粒子からの信号を
検出する検出手段と、試料流の第2流域において粒子の
像を撮像する撮像手段と、表示手段と、検出手段の出力
に基づいて各粒子の特徴を表わす複数の特徴パラメータ
を算出する算出手段と、特徴パラメータの分布図を作成
し表示手段に表示する分布図作成手段と、分布図内の任
意の座標領域を指定する座標指定手段と、この座標指定
手段によって座標領域が指定され第1流域で検出された
粒子を表わす座標が指定された座標領域内に存在すると
きその粒子像を撮像手段に撮像させる撮像制御手段と、
撮像された粒子像をその座標と関連づけて記憶する画像
記憶手段と、分布図内の撮像済み粒子を表わす座標が座
標指定手段によって指定されたとき、その座標に対応す
る粒子像を画像記憶手段から読出して表示手段に表示さ
せる読出し手段を備えてなるフローサイトメータ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32313594A JP3411116B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | フローサイトメータ |
DE69533469T DE69533469T2 (de) | 1994-12-26 | 1995-12-21 | Durchflusszytometer |
EP95402894A EP0720012B1 (en) | 1994-12-26 | 1995-12-21 | Flow cytometer |
US08/577,241 US5824269A (en) | 1994-12-26 | 1995-12-22 | Flow cytometer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Family
ID=18151480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32313594A Expired - Fee Related JP3411116B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | フローサイトメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP3871456B2 (ja) | 1998-12-10 | 2007-01-24 | シスメックス株式会社 | 粒子画像分析装置 |
JP3946918B2 (ja) * | 1999-11-09 | 2007-07-18 | 株式会社ニレコ | 誤検出物を除去する画像処理方法と装置 |
JP2011203209A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Seishin Enterprise Co Ltd | 粒子性状分析表示装置およびそれを実現するプログラム |
JP7201297B2 (ja) * | 2018-09-26 | 2023-01-10 | シスメックス株式会社 | フローサイトメーター、データ送信方法及び情報処理システム |
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1994
- 1994-12-26 JP JP32313594A patent/JP3411116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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