JPH02269693A

JPH02269693A - 充填装置の充填量調整装置

Info

Publication number: JPH02269693A
Application number: JP9162689A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Yoshida; 茂吉田
Original assignee: Shibuya Kogyo Co Ltd
Current assignee: Shibuya Corp
Priority date: 1989-04-11
Filing date: 1989-04-11
Publication date: 1990-11-05
Anticipated expiration: 2013-06-18
Also published as: JP2767874B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は充填装置に間し、より詳しくは充填終了時にエ
アパイプ内に流入した充填液を容器内に戻すようにした
充填装置に関する。

「従来の技術」従来、充填装置としで、充填液を貯溜する充填液タンク
内の液面高さを検出する検出器と、上記充填液タンクと
充填液の供給源とを連通する導管に設けた開閉弁と、上
記検出器からの検出信号を受けで上記開閉弁の開閉を制
御し、充填液タンク内の液面を一定高さに制御する制御
装置と、上記充填液タンクに設けられて容器内に充填液
を充填する充填バルブとを備えたものが知られている（
特開昭５８−５２０９０号公報、特開昭５８−９００９
８号公報）。

また充填バルブは、通常、上記充填液タンク内に連通す
る充填液通路と、この充填液通路を開閉する液バルブと
、容器の口部を密封する壜ロパッキンと、容器内の空気
を排出するエアパイプとを備え、上記液バルブを開放し
て容器内に充填液を充填するとともに容器内の空気をエ
アパイプを介して外部に排出させ、容器内に充填された
充填液が上記エアパイプ内に流入してその液面高さが充
填液タンク内の液面高さに一致したら充填液の充填を終
了させ、さらに容器の密封を解除した隙に上記エアパイ
プ内に流入した充填液を容器内に戻すようにしている。

したがってこの種の充填装置では、充填作業中に充填バ
ルブのエアパイプ内に流入した充填液も最終的に容器内
に戻されるので、このエアパイプから落下した分の充填
液を含めた量が、最終的に容器内に充填される充填液の
合計充填量となる。

「発明が解決しようとする課題」ところで、上記充填装置においては、容器内に充填され
た充填液が上記エアパイプ内に流入してその液面高さが
充填液タンク内の液面高さに一致したら充填液の充填が
終了するので、同一容器には同一容量の充填液が充填さ
れることになる。

この種の充填装置において、容器内に充填する充填量を
変更するには、通常、上記容器の口部を密封する壜ロバ
ッキンの高さ位置を変更して該壜ロパッキンから下方に
突出するエアパイプの突出ｊｌヲ変更し、これによって
充填液の充填時に容器内に残存する残存空間の容積を変
更することにより、充填量を変更するようにしている。

しかしながら、壜ロパッキンの高さ位置を変更する従来
製雪においては、その変更作業が煩雑なものとなってい
た。

「課題を解決するための手段」本発明はそのような事情に鑑み、上記制御装置に、異な
る液面高さを設定するための入力手段と、上記充填液タ
ンク内の液面高さを上記入力手段で設定した設定値に一
致するように上記開閉弁を開閉駆動する駆動手段とを設
けたものである。

「作用」上記構成によれば、充填液タンク内の液面高さを変更す
ることにより、充填終了時にエアパイプ内に流入する充
填液の液面高さを異ならせ、それによって容器の密封を
解除した隙にエアパイプ内から容器内に戻す充填液量を
変更することができる。

したがって、上記入力手段によって異なる液面高さを設
定するだけで、きわめて容易に容器内に充填する充填量
を変更することが可能となる。

「実施例」以下図示実施例について本発明を説明すると、篤１図に
おいて、回転式充填製雪は一方向に回転駆動される回転
体１を備えており、該回転体１の上部に充填液２を貯溜
する充填液タンク３を設けている０図示実施例では充填
液タンク３は環状に形成してあり、該充填液タンク３が
回転された隙にその内周側の液面と外周側の液面との高
足差が小ざくなるようにしている。

上記充填液タンク３の底面には、その円周方向におゆる
所定の間隔毎に容器４内に充填液２を充填する複数の充
填バルブ５を設けている。また充填バルブ５を設けた下
方位置には、容器４を載置して昇降させる昇降テーブル
６を設けてあつ、各昇降テーブル６は上記回転体１と一
体に回転されるとともに、所定の区間で昇降されるよう
になっている。

第２３図ないし第２ｃ図においで、上記昇降テーブル６
が上昇されると、該昇降テーブル６上に載１された空の
容器４内に相対的にエアパイプ１０の下端部が挿入され
、また客器４の上端口部が充填バルブ５の壜ロバッキン
１１に圧接されて該容器４が密封される（第２ａ図参照
）。

この状態から更に昇降テーブル６が上昇されると、上記
壜ロパッキン１１ヲ取付けた環状部材１２がばね１３の
弾発力に抗して上方に押上げられる。これにより、上記
環状部材１２の下端に設けた環状の弁体１４がエアパイ
プ１０の下端に形成した弁座１５からＭＦｉされるので
、上記弁体１４と弁座１５とによって構成された液バル
ブ１６が開放される。

すると上記充填液タンク３内の充填液は、上記エアパイ
プ１０ヲ充填液タンク３に固定する円筒状のバルブボデ
ィ１７の内部に形成した充填液通路１８を介して容器４
内に充填される（第２ａ図）。

容器４内に充填液２が流入すると、壜ロバッキン１１に
よって密封された容器４内の空気は上記エアパイプ１０
を介して充填液タンク３内の上部空間に排出され、容器
４内に充填された充填液２の液面高さが上記エアパイプ
１０の下端部まで達すると、容器４の上部に空間を残し
て、容器４内の充填液２はさらにエアパイプ１０内に流
入する。

この後、エアパイプ１０内に流入した充填液の液面高さ
が上記充填液タンク３内の充填液２の液面高さに一致し
たら、充填液の流入が終了する（第２ｂ図）、この状態
においては、容器４内に所定量Ｖ］の充填液２が充填さ
れ、他方、エアパイプ１０内にも所定量ｖ２の充填液２
が流入している。

次に、この状態となったら昇降テーブル６および容器４
が下降されるので、ばね１３の弾発力によって弁体１４
が弁座１５に着座して液バルブ１６を閉じ、さらに容器
４の上端口部が壜ロパッキン１１から離隔する。これに
より、エアパイプ１０内に残留していた充填液２が容器
４内に落下し、最終的に容器４内に所定ｊｉＶ（ｖｌ＋
ｖ２）の充填液２が充填される。

したがって、充填液タンク３内の液面高さヲ制御してエ
アパイプ１０内から容器４内に戻される充填液の量ｖ２
を変更すれば、最終的に容器４内に充填される充填液の
ｊｌＶを調整することができる。

次に、第１図に示すように、上記充填液タンク３内には
充填液の供給源２１から充填液を補給できるようになっ
ており、該供給源２１内の充填液はポンプ２２によって
導管２３、開閉弁２４、ロータリージヨイント２５およ
び導管２６ヲ介して充填液タンク３内に給送されるよう
になっている。

上記ロータリー７ジヨイント２５の上流側位置には、充
填液タンク３内の液圧を検出する液圧センサ２了を設け
てあり、この液圧センサ２７からの信号を制御表Ｗ１２
８に入力することにより充填液タンク３内の充填液２の
液面高′２！Ｈを検出することができるようになってい
る。

上記制御装置２８は、種々の液面高さを設定するための
入力手段３１と、充填液タンク内の液面高ざＨを上記入
力手段３１で設定した設定値に一致するように上記開閉
弁２４を開閉駆動する駆動手段３２とを備えている。上
記入力手段３１としでは、直接液面高さ若しくはそれに
相当する数値を入力できるものであっても、或いは充填
液の種類を入力すること（こよってその液種に対応した
液面高さを自動的に設定するものであってもよい。

以上の構成において、例えば、容器４内に比重１．００
のＡ液を２００９充填する場合には、最終的に容器４内
に充填すべきＡ液の全容ｆｉＶは２００ｍ１であればよ
い、そしてこの場合、充填液の流入が終了した第２ｂ図
の状態において、容器４内に充填された充填量■１を１
８０ｍ！とすれば、エアパイプ１０内の充填ｊＬｖ２！
２０ｍβとする必要がある。

この場合には、上記入力手段３１により制御装置２８に
直接上記２０ｍ１を入力し、或いは充填液の種類がＡ液
であることを入力すると、該制御装置２日は予め入力さ
れたエアパイプｌＯの内径やその長さ等から、上記エア
パイプ１０内の充填量ｖ２が２０ｍｆとなるような液面
高さＨを算出する。

そしてさらに制御装置２８は、上記液圧センサ２７から
の信号によって充填液タンク３内の液面高ざＨを検出す
るとともに、駆動手段３２により上記開閉弁２４を開閉
制御して、充填液タンク３内の液面高ざＨｆＪ＜算出し
た液面高さＨに一致するよう（こ制御Ｔる。

したがって本実施例によれば、容器４内にＡ液％　２０
０９充填することができることは明らかである。

これに対し、同一の容器４内に比重１．０５のＢ液を２
００９充填する場合には、最終的に容器４内に充填すべ
きＢ液の全容量Ｖは約１９０．５ｍ　Ｊ２となる。この
場合であっても容器４内に充填される充填量Ｖ１は１８
０ｍβであるので、エアパイプ１０内の充填ｊｌｖ２は
ＩＯ，５ｍβとする必要がある。

そこで上記入力手段３１によってＭＷｉ上記１０．５ｍ
ｌを入力し、或いは充填液の種類がＢ液であることを入
力すれば、該制御装置２８によってエアパイプ１０内の
充填量ｖ２がＩＯ，５ｍρとなるように充填液ランク３
内の液面高さＨが制御され、したがって容器４内に２０
０９のＢ液が充填されるようになる。

第３図は本発明の他の実施例を示したもので、上記実施
例が液圧センサ２７によって充填液タンク３内の液面高
さＨを検出できるようにしているのに対し、本実施例で
はフロート３６とポテンショメータ３７とによって液面
高さＨを検出できるようにしたものである。

すなわち本実施例におい゛ては、充填液タンク３内に支
点３８によってアーム３９を揺動自在に支持し、このア
ーム３９の先端に上記フロート３６ヲ取付けるとともに
、該アーム３９の末端にリンク４０ヲ取付（丈、上記フ
ロート３６の昇降に伴ってリンク４０ヲ昇降させること
ができるようにしている。

そして上記リンク４０の昇降変位を充填液タンク３の外
部に設ゆた上記ポテンショメータ３７によって検出でき
るようにし、該ポテンショメータ３７によって検出した
検出信号を図示しないスリップリングを介して開閉弁２
４の開閉を制御する制御装置２８に入力させている。

このような構成によっても、前述の実施例と同等の作用
効果が得られることは明らかである。

さらに本発明のその他の例として、静電容量センサを充
填液中に浸漬古せ、充填液タンク内の液面の変動に応じ
て変動する静電容量から液面高さを検出するようにして
もよい、特に上記静電容量センサを充填液タンク内の円
周方向等間隔値ゴに複数配設して平均値を算出させれば
、液面高さの測定誤差を低減することができる。

「発明の効果」以上のように、本発明によれば、入力手段によって所要
の液面高さを設定するだけで、きわめて容易に容器内に
充填する充填量を変更することができるという効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体図、第２ａ図ない
し第２Ｃ図は第１図の充填バルブ５の具なる状態を示す
断面図、第３図は本発明の他の実施例を示す要部の概略
構成図である。２・・・充填液４・・・容器１０・・・エアパイプ１６・・・液バルブ２１−・・供給源２４−・・開閉弁２８−・・制御装置３・・・充填液タンク５・・・充填バルブ＋　＋−・・壜ロパッキン１８・・・充填液通路２３．２６・−導管２７・・・液圧センサ（検出器）３１・・・入力手段

Claims

【特許請求の範囲】充填液を貯溜する充填液タンク内の液面高さを検出する
検出器と、上記充填液タンクと充填液の供給源とを連通
する導管に設けた開閉弁と、上記検出器からの検出信号
を受けて上記開閉弁の開閉を制御し、充填液タンク内の
液面を一定高さに制御する制御装置と、上記充填液タン
クに設けられて容器内に充填液を充填する充填バルブと
を備え、また上記充填バルブは、上記充填液タンク内に連通する
充填液通路と、この充填液通路を開閉する液バルブと、
容器の口部を密封する壜口パッキンと、容器内の空気を
排出するエアパイプとを備え、上記液バルブを開放して容器内に充填液を充填するとと
もに容器内の空気をエアパイプを介して外部に排出させ
、容器内に充填された充填液が上記エアパイプ内に流入
してその液面高さが充填液タンク内の液面高さに一致し
たら充填液の充填を終了させ、さらに容器の密封を解除
した隙に上記エアパイプ内に流入した充填液を容器内に
戻すようにした充填装置において、上記制御装置は、異なる液面高さを設定するための入力
手段と、上記充填液タンク内の液面高さを上記入力手段
で設定した設定値に一致するように上記開閉弁を開閉駆
動する駆動手段とを備えていることを特徴とする充填装
置の充填量調整装置。