JPH0226898A - 酸化物高温超電導体の製造方法と装置 - Google Patents

酸化物高温超電導体の製造方法と装置

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JPH0226898A
JPH0226898A JP1131248A JP13124889A JPH0226898A JP H0226898 A JPH0226898 A JP H0226898A JP 1131248 A JP1131248 A JP 1131248A JP 13124889 A JP13124889 A JP 13124889A JP H0226898 A JPH0226898 A JP H0226898A
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container
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temperature
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JP1131248A
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English (en)
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Gerhard Dr Hofer
ゲルハルト、ホーフアー
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Siemens AG
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Siemens AG
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/01Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
    • C04B35/45Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on copper oxide or solid solutions thereof with other oxides
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N60/00Superconducting devices
    • H10N60/01Manufacture or treatment
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、酸素を含む雰囲気の中で高温超電導酸化物
材料の結晶軸を整列させる方法に関する。この発明は更
にこの方法を実施するための装置にも関する。
[従来の技術] 高い臨界温度のゆえに優れている酸化物超電導体が知ら
れている。かかる酸化物は例えば次の組成を有する。
Ma1Mb2Cu306.5th!(1)ここでMaは
イツトリウム、ランタン又はランタニドのような希土類
、Mbはバリウム又はストロンチウムのようなアルカリ
土類金属、Cuは銅、0は酸素、数1.2.3及び6.
5は化学当量であり、Xの値は0.25〜0.50であ
る。高い臨界温度を有する酸化物超電導体は焼結され、
た形では非常に小さい電流容量しか持たない。これに反
して大きい電流容量は基板上の薄い層の中で又は支持体
上に塗布された膜の中で得られ、この層又は膜の中では
超電導材料の結晶学上のC軸の強い整列が基板表面又は
膜表面に対し垂直に与えられている。
しかしながら超電導材料から成る塊状の比較的厚い部分
の中でも、結晶が相応に整列される場合には電流容量の
増加を達成することができる。
超電導体は一方では高い臨界温度をまた他方では大きい
電流容量を有するべきである。かかる超電導体を製造す
るためには、製造の際に酸化物の正しい組成と粒界をで
きるだけ少なく制限することと結晶の斜方晶のC軸を基
板に対し垂直に整列させることとに注意すべきである。
この発明は次の考慮に基づく、すなわち基板上の高温超
電導材料の結晶軸整列のためには、熱力学的方法が特に
適している。例えば前記の式(1)のX値が0.25〜
0.50である適切な酸化物粉末が、酸素を含む雰囲気
の中で次第に強く熱せられる。その際低温例えば室温の
場合にはIPa(to−55に圧)未満の酸素分圧が必
要である。600℃ないし700℃の温度に到達した際
には既に105Pa(1気圧)の酸素分圧が必要である
。次に約1150℃ないし1200℃の融解範囲への材
料の加熱とこれに続く冷却とが行われる。その際雰囲気
の酸素分圧の絶え間無い変化が必要である。温度制御と
同時に酸素分圧の高い精度を必要とする制御は、高価な
手段を用いたときだけ十分正確に実施可能である。この
ためには酸素供給とガス排出とを制御しなければならな
い。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、酸素供給及びガス排出の高価な制御を行わ
ないで済ますことができるような、高温超電導材料の結
晶軸整列のための方法を提供することを目的とする。更
にこの方法を実施するための装置を提供することをも目
的とする。
[課題を解決するための手段] 第1の目的はこの発明に基づき、酸素分圧が結晶軸を整
列させるために必要な温度経過に追従するように設定さ
れることにより達成される。
最善の結晶軸整列を可能にする温度−圧力関係(最適な
温度−圧力関係)が−たび確定されると、酸素分圧だけ
が温度に関係して導かれる。
かかる追従により短時間に良好な結晶軸整列が実施可能
である。
この発明に基づく方法の実施態様によれば、高温超電導
材料の結晶軸整列が一定の容積の閉鎖された容器の中で
行われる。容器の中には設定された酸素量が入れられ、
酸素の分圧は温度と共に変化する。
1Pa(10−5気圧)未満の酸素分圧を出発点として
、容器の閉鎖された容積の中で加熱及び後の冷却の際に
必要な平衡酸素分圧が生じる。なぜならば容器の容積が
一定だからである。
この実施態様では、供給すべきガス流の制御と排出すべ
きガス流の制御とが不必要であるという長所が得られる
。温度変化が行われると、閉鎖された容積の中のガス量
の加熱又は冷却により、また材料に吸収された又は材料
から放出された酸素量により、酸素分圧の必要な変化が
もたらされる。高温超電導材料の結晶軸整列のための方
法は、方法過程全体にわたりガスの供給又は放出による
結晶軸整列容器の中の圧力の制御を全く行わないで済ま
せられる。
結晶軸を整列させようとする材料の加熱は例えばレーザ
光により行われる。しかし容器の中に入れられた材料の
別の種類の加熱も可能である0例えばレーザ光は外から
窓を通って閉鎖された容器の中へ到達する。それにより
例えば容器の中へ通じる給電線が加熱のために原理的に
不必要であるという長所が得られる。かかる給電線が有
れば容器壁を貫く気密な貫通部が必要となる。
補完的に特に補助熱源例えば電気的補助熱源を任意の基
本温度の調節のために用いることができる。更に例えば
冷却装置が設けられる。
結晶軸整列のために材料は例えばまず850℃ないし9
00℃の温度に加熱され、そして短時間融解され、続い
て1時間ないし1.5時間約900℃で焼成され、最後
にゆっくりと室温まで冷却される。それにより良好な結
晶軸整列が達成される。
材料の加熱の際に、また場合によっては前記の短時間の
融解の際にも、酸素が材料から放出される。冷却の際に
材料は再び酸素を吸収する。閉鎖された容器の中では放
出された酸素容積が後の酸素需要を満たす。
この方法を実施するための装置はこの発明に基づき、一
定の容積を備え気密に閉鎖可能かつ加熱可能な容器又は
室が用いられ、この容器の中に高温超電導材料が配置さ
れ、容器は所定の酸素量を含むガスを充填される。この
酸素量は初期酸素分圧をもたらす、そして酸素分圧は、
容器の中のガス及び材料の加熱及び冷却だけにより、必
要性に適合して上昇又は下降される。室の中には超電導
体となるように結晶軸を整列させようとする酸化物が例
えば基板上に置かれ、この基板が加熱及び/又は冷却回
旋な板の上に配置される。
IPa(10−5%圧)未満の初期には小さい酸素分圧
は、600℃以上に加熱しなから105Pa(1気圧)
を超える酸素分圧を閉鎖された室の一定の容積の中に発
生するのに十分である。なぜならば酸素を含み結晶軸を
整列させようとする材料は加熱中に強く酸素を放出する
からである。
高温超電導材料を有する細長い物体例えば管の場合に結
晶軸を整列させようとするならば、装置は特別に形成す
る必要がある。その際容器は向かい合って壁に配置され
封止可能な二つの孔を有し、この孔を貫いて物体が容器
を通って導かれる。孔の中には物体に対し容器を気密に
封止するためにパツキンが配置されている。容器の中に
は例えば加熱及び/又は冷却可能な板が配置され、この
板を越えて物体を移動することができる。
これにより、管のような非常に細長い物体又は部品でさ
え、簡単な方法で連続的に部分ごとに結晶軸を整列させ
ることができるという長所が得られる。容器の壁の中の
気密な通過孔のために、物体を挿入したとき容器からの
ガス雰囲気の漏洩従って酸素分圧の低下が防止される。
容器の中ヘレーザ光を入射するために容器は例えば壁に
配置された窓を有する。それによりさもなければ加熱装
置のために容器の壁を貫通して導かなければならない導
線貫通部を用いないで済むので有利である。
例えば容器を貫通して導くべき細長い物体は、内面上に
結晶軸を整列させようとする酸化物層を有する管である
。酸化物層の加熱の際に放出される酸素は、一部が管壁
を通って容器の中へ拡散する。しかし酸素の他の部分は
管を通って流れ去る。酸化物層の冷却の際に管の中に十
分な酸素分圧が与えられるように、例えば容器の中に酸
素を放出する物質が置かれる。この物質から放出される
酸素は管の中へ拡散して入るので、管の中で十分な酸素
分圧が与えられる。酸素を放出する物質は例えば式(1
)による酸化物とすることができるが、しかしながらこ
の酸化物は管と接触するおそれがないように蓄えられな
ければならない。
酸素を放出する物質と管との結合は許されない。
このために物質は支持板上に蓄えられる。容器の中で支
持板上に蓄えられた式(1)による酸化物は加熱の際に
酸素を容器の中へ放出し、そしてこの酸素は管の冷却の
際に利用される。酸素量は管を通って流れ去った酸素量
が補われるように選ぶことができる。
[発明の効果] この発明に基づく方法とこの方法を実施するためのこの
発明に基づく装置とによれば特に、酸素分圧の高価な制
御を行わないで良好な結晶軸整列を実施可能であるとい
う長所が得られる。
[実施例] 次にこの発明に基づく装置の二つの実施例を示す図面に
より、この発明の詳細な説明する。
高温超電導材料の結晶軸整列のための装置は、第1図に
よれば遮断された室又は全面を閉鎖された容器lを有す
る。容器lの一つの壁には窓2が配置されている。容器
1の中には窓2に向かい合って結晶軸を整列させようと
する式(1)に基づく酸化物が配置されている。酸化物
は一般には塊状の物体として置かれる。しかしながら第
1図では酸化物は酸化物層3として基板4上に塗布され
ている。基板4は容器1の中に加熱及び/又は冷却可能
な板12が配置されているときは常に用いられる。この
板12は完全に基板4により覆われ、基板上に更に酸化
物層3が配置されている。
基板4により酸化物層3は板12との直接の接触から守
られている。さもないと化学反応が起こるおそれがある
容器1の外側には窓2の軸線上にレーザ5が配置されて
いる。酸化物層3の加熱のために、酸化物層3はレーザ
5により*2を透過し制御されてレーザ光を照射される
。レーザ光線が移動できる範囲は二つの破線5a、5b
により示されている。容器lの中には加熱を開始する前
に、IPa(104気圧)の圧力を有する酸素又はIP
aの分圧を有する酸素が混入された希ガスが入れられて
いる。結晶軸整列のために必要な加熱と冷却との際に、
容器lの中の酸素分圧は、酸化物層3の酸素吸収と酸素
放出とを考慮すれば外から別に干渉しなくても、必要な
圧力経過すなわち前記の「最善の温度−圧力関係」に従
う。結晶軸整列の際に酸化物層3の超電導材料の結晶学
上のC軸が基板4の表面に垂直に整列する。
第2図に示す容器6は構造上はぼ第1図に示す容器lに
相応する。この容器は上側の壁に窓7を有し、この窓を
通ってレーザ8が容器6の中へ制御されて入射する。レ
ーザ光線が移動できる範囲は二つの破線8a、8bによ
り示されている。容器6の中には容器1の中と同様に酸
素又は酸素を混入された希ガスが入れられている。レー
ザ8による加熱の前には酸素分圧はここでも約IPa(
10−5気圧)である、容器6は相互に向かい合う二つ
の孔を有し、これらの孔は通過孔9.10として構成さ
れている。これらの通過孔9.10は容器6の両側壁に
設けられ、これらの側壁は窓7が設けられている上側の
壁に隣接する。その際通過孔9.10は窓付き壁に向か
い合う下側の壁のそばに配置されている0通過孔9、l
Oを通って細長い物体11例えば管、棒又は板が容器6
を通り抜けることができる0通過孔9.10の中のパツ
キンは物体11が動かされるときでも気密な閉鎖を保証
する。物体11は第2a図に示すように基板を形成する
金属製基体14から成る。基体14上には結晶軸を整列
させようとする式(1)による酸化物から成る酸化物層
15が配置されている。基体14が管であり酸化物層1
5が管の内面上に設けられているときには、加熱の際に
遊離された酸素が管壁を通って容器6の中へ拡散する。
容器6の中で支持板16上に蓄えられた物質17も酸素
を容器6の中へ放出する。そして管の冷却の際には、必
要な酸素分圧のために十分な酸素量が容器6から管の中
へ拡散する。容器6を通過して物体11を連続的に動か
す際に、酸素を含む雰囲気の中でレーザ光を照射するこ
とにより、酸化物層15が物体ll上で一様に結晶軸を
整列される。その際基体14が伝熱性であるということ
が利用される。容器6の中には例えば加熱及び/又は冷
却可能な板13が配置され、この板を越えて物体11を
動かすことができる。従って板13は電気的補助熱源と
して働く。
結晶軸整列のために式(1)による高温超電導材料が第
3図に示すように、室温から時点t1 までに−様に8
50℃ないし900℃である温度T1へ加熱される。そ
れに続いて時点t1 とt2どの間に材料が融解される
。その際例えばレーザ光の入射により数秒間1000℃
を超える温度に達するが、これは縮尺上第3図には示さ
れていない。時点t2の後に材料は工ないし1.5時間
にわたり約900℃の温度T2で焼成される。焼成は時
点t3で終了する0時点t3までの熱供給は例えばレー
ザ光により行われる。その後材料はゆっくりと冷却され
る。冷却速度は例えば170℃/hである。冷却は再び
室温に達するまで継続される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの発明に基づく製造方法
を実施するための装置の異なる実施例の断面図、第2a
図は第2図の一部拡大図、第3図は結晶軸整列の際の温
度の時間的経過の一例をグラフで示した図である。 ■、16・・・容器 2.7・・・窓 3.15・・・高温超電導酸化物材料 5.8・・・レーザ 9、io・・・通過孔 11・・・管 17・・・酸素を放出する物質 I63

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)酸素を含む雰囲気の中で高温超電導酸化物材料(3
    、15)の結晶軸を整列させるた め、酸素分圧が結晶軸を整列させるために必要な温度経
    過に追従するように設定されることを特徴とする酸化物
    高温超電導体の製造方法。 2)結晶軸整列が一定の容積を備え閉鎖された容器(1
    、6)の中で行われ、この容器の中に所定の酸素量が入
    れられることを特徴とする請求項1記載の方法。 3)結晶軸整列のために酸化物材料(3、 15)がレーザ光により加熱されることを特徴とする請
    求項1又は2記載の方法。 4)結晶軸整列のために酸化物材料(3、 15)がまず850℃ないし900℃の温度(T_1)
    に熱せられ、そして短時間融解され、更に約900℃の
    温度(T_2)で焼成され、その後に徐冷されることを
    特徴とする請求項1ないし3の一つに記載の方法。 5)一定の容積を備え気密に閉鎖可能かつ加熱可能な容
    器(1、6)が設けられ、この容器の中に高温超電導材
    料(3、15)が配置され、この容器が所定の酸素量を
    含むガスを充填されていることを特徴とする請求項1な
    いし4の一つに記載の方法を実施するための装置。 6)容器(6)が向かい合って壁に配置された封止可能
    な二つの通過孔(9、10)を有 し、この孔を貫いて超電導材料(15)を有する物体(
    11)が容器(6)を通って導かれ、物体(11)に対
    し容器(6)を気密に封止するために、通過孔(9、1
    0)の中にパッキンが配置されていることを特徴とする
    請求項5記載の装置。 7)容器(1、6)が一つの壁に、レーザ (5、8)から放射されるレーザ光の入射のための窓(
    2、7)を有することを特徴とする請求項5又は6記載
    の装置。 8)容器(1、6)の中に酸素を放出する物質(17)
    が置かれていることを特徴とする請求項5ないし7の一
    つに記載の装置。
JP1131248A 1988-05-26 1989-05-24 酸化物高温超電導体の製造方法と装置 Pending JPH0226898A (ja)

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