JPH0226897A - Bi系超伝導物質の結晶を製造する方法 - Google Patents

Bi系超伝導物質の結晶を製造する方法

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JPH0226897A
JPH0226897A JP17506388A JP17506388A JPH0226897A JP H0226897 A JPH0226897 A JP H0226897A JP 17506388 A JP17506388 A JP 17506388A JP 17506388 A JP17506388 A JP 17506388A JP H0226897 A JPH0226897 A JP H0226897A
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Hiroshi Yoshida
博 吉田
Yutaka Okabe
豊 岡部
Takashi Takahashi
隆 高橋
Takashi Suzuki
孝 鈴木
Shoichi Hosoya
細谷 正一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超伝導物質として有用なり1−8r−Ca−C
u−0系化合物の結晶?製造するための方法に関する。
〔従来の技術〕
B1−8r−Ca−Cu−0系の超伝導化合物(以下B
50OO化合物と略称する)には、臨界温度が約110
にのBi18r、Ca、0ulO,、(以下(2223
)と略称する)と臨界温度が約90にのE i、S r
 Ca、−Cu、O,(以下(2122)  と略称す
る)が存在すると言われている。現在得られるn5cc
o化合物は、通常(2122)の結晶の一部が(222
3)となっているものであり、(2223)の形で単離
された例は知られていない。これらの化合物は、先に発
見された希土類系超伝導化合物列えばY B a、 O
J 01と並んで、液体窒素温度(77k)以上で超伝
導となるために最近非常な注目を浴びている物質である
。とくにB50OO化合物は希土類系超伝導化合物に比
較して、希土類を必要としないために資源的な制約がな
いこと、水分に対して化学的に安定であるという点で優
れておυ、超伝導材料としての将来性が期待されている
。しかしながら、n5cco化合物は、セラミック、す
なわち焼結体の形でしか得られておらず結晶の形では得
られていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
焼結体の形で得られるBscco化合物中には未反応物
や中間生成物などの不純物が含まれ、また焼結体特有の
空隙が存在するなどの理由で実際に超伝導材料として工
業的に利用するには問題が多い。また、機能性材料とし
て応用するには、単結晶が望ましいが、これまで単結晶
が得られた例はない。
本発明の目的は上記問題点を解決し、比較的簡単々操作
で高純度のBscco化合物の結晶を得ることができ、
しかも(2122)中に含まnる(2225)の含有率
を広範囲にわたって制御し得る工業的に有利なり5OO
O化合物の製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明の方法は、B1、Sr、CaおよびCuを含有す
る化合物を灰石させB1−8r−Ca−Cu−0系超伝
導物質を製造する方法において、 (a)  Bi、日r、oaおよびCuを含有する化合
物を、B1.8r、CaおよびCuの原子数の比がそれ
ぞれ1.5〜2.5.15〜2.5.1.5〜2.5お
よび2〜5となるような割合で配合し、さらに目的とす
る超伝導物質の連輪生成量に対し、1〜20モル比のK
Ol、 KEr%に工、NaO2,1iaBrおよびN
aIの中から選ばれる化合物の1種以上を添加し、粉砕
、混合して原料粉末を得る工程、 (b)  該原料粉末をるつぼに入れ、800〜860
℃の温度域で好ましくは1〜5時間加熱焼成して焼成物
とする工程、 (c)  該焼成物を885〜920℃の温度域で、好
ましくは20分〜2時間加熱して溶融させる工程、 (d)  該溶融物を10℃/ h r以下の冷却速度
で徐冷して結晶を析出させる晶析工程、 (e)  析出した結晶を分離する工程、よりなること
を特徴とするBi 系超伝導物質の結晶を製造する方法
であシ、さらに得られた結晶f:1気圧以上の酸素雰囲
気下で、450〜880℃の温度域で熱処理することに
よシ、(222!l)の含有率の高いE8000化合物
を得るBi系超超伝導物質結晶を製造する方法である。
本発明の方法において原料として使用するBi、8r、
 Ca、およびCuを含有する化合物としてはBi、0
3.  BrC0@、Ca OO,あるいはCuO等こ
れらの元素の酸化物や炭酸塩などを用いることができる
がこれらの化合物に限定されるものではなく、空気中で
の焼成過程において酸化物に変るものであれば任意のも
のでよい。また、原料化合物の使用割合は前記範囲内で
目的とするE8000化合物の化学j論比に近い値に適
宜設定すればよいがCu化合物については若干過剰に使
用した方が良好な結果が得られる。原料化合物の使用割
合が前記範囲をはずれると、各成分のバランスが崩れ、
良好なりBOCO化合物を得ることが困難になるので好
ましくない。
本発明の方法は結晶育成方法の分類において、7ラツク
ス法と称する方法に属する。フラックス法において最も
重要な事は、最適なフラックス(融剤)を選定すること
である。フラックスとして必要な条件は、B5COO化
合物と反応せずにこれらを溶解すること、B13CCO
化合物の融点的885℃(発明者らの測定値)よシ低い
融点を有すること、さらに溶液を冷却した際に大きな結
晶を析出し易く、しかも晶出した結晶の分離が容易なこ
とである。本発明者らはESOOO化合物の結晶製造方
法について検討し、Kat(融点770℃)、KBr 
(同730℃)、K工(同680℃)、Na0t(同8
01℃)、NaBr(同747℃)、NaI(同651
℃)が7ラツクスとして好適であることを見出した。こ
の中ではKOlが沸点が1500℃と最も高くて蒸発し
にくく、価格も比較的安いので最適である。
スラックスの使用量は目的とするBscao化合物の連
輪生成量1モルに対し1〜20モルとする。
1モル未満で!−j原料化合物の溶解量が少なく結晶の
収率が低下し、20モルを越えると反応物の濃度が低く
なシ、Boo(30化合物の生成がおそくなるので好ま
しくない。
上記の範囲内で所望の割合に調整した原料混合物を平均
粒径20μm以下程度に粉砕、混合したのち、白金製る
つぼ等の容器に入れ、800〜860℃の温度で通常1
〜5時間加熱焼成する。この間にS r OO@や○a
c!O,は分解して00.ガスを発生すると共に原料粉
末が固相反応を起しESOOO化合物が生成する。温度
が800℃未満では反応が充分に進行せず、また、この
工程において温度が860℃?越えると急激に同相反応
が進行して00.ガスが一時的に多量に発生し、るつぼ
の内容物が飛散する次め好ましくない。
なお、原料粉末としてB50OO化合物全使用する場合
にはこの工程は省略することができる。
次いで、得られた焼成物を885〜920℃の温度域で
通常10分〜2時間加熱溶融する。
加熱温度が920℃を越えたり、加熱時間が2時間を越
えると焼成工程で生成し九BBOOO化合物が分解した
)、フラックスの蒸発層が多くなるので好ましくない。
885℃以上の温度域ではBsaco化合物、フラック
ス共に溶融状態にあるが、本発明におけるn5cco化
合物の7ラツクスへの溶解度はあまシ大きくないため均
一の融液とはならず、通常は上層がBsaco化合物を
溶解している溶融フラックス、下層が溶@ n5cc。
化合物の2層に分離した状態となる。
続いて融液を徐冷して晶析操作を行う。冷却速度が速す
ぎると微細な結晶が多量に生成してしまうので、冷却速
度は10℃/Hr以下が望ましく、5 w X S■X
1w程度の大きさの結晶を得るためには2℃/Hr以下
の冷却速度にするのが好ましい。融液を徐冷していくと
約885℃でB50OO化合物の結晶が融液の上層、特
に表面に析出し始める。さらに融液の温度を下げて行く
と上層での析出量が増加すると同時に、下層の:esc
co化合物の融液中にも結晶が析出し始める。徐冷の方
法としては種々の方法が考えられるが、電気炉の温度を
徐々に下げる方法、または、温度勾配をつけた電気炉中
上、温度の低い方へるつぼを移動させる方法等公知の方
法によって行うことが出来る。この時、るつば上部の方
が底部に較べて、2℃から5℃低くなる二うに温度勾配
をつけると、融液表面での析出が促進されて良質の結晶
を得ることが出来る。
析出した結晶は白金製のビンセットや金網等で融液から
すくい上げた9、戸別するなどの方法によって分離する
。本発明で使用するスラックスは水によく溶けるので分
離した結晶表面に付着したフラックスは水で洗浄するこ
とによって簡単に洗い流すことができ、きわめて純粋な
り8000化合物の結晶を得ることができる。
本発明の方法によればB8COO化合物の結晶を、最大
約50容量係の(2223)の結晶を同一結晶中に含む
(2122)の結晶、すなわち(2223)と(212
2)の混晶あるいは(2122)単独の結晶として得る
ことができる。しかも焼成、晶析条件や後処理条件を変
えることによシ、結晶中に含まれる(2223)の含有
量を50容量俤以下の範凹円で任意に調整することが可
能でめる。徐冷による晶析操作を865℃以上で行ない
、生成した結晶を取出して急冷するか、るつぼごと急冷
したあと結晶を取出すと結晶全体の5〜30谷盪優が(
2225’) 、残りが(2122)の混晶が得られ、
徐冷による晶析操作を850℃以下の温度域まで続けて
いくと、(2122)のみからなる結晶が得られる。8
50〜865℃の間は上記2種類の結晶相の中間領域で
ある。
さらに混晶中の(2223)と(2122)の割合は、
晶析後の結晶を熱処理することによっても変えることが
できる。すなわち、晶析後の結晶を865℃以上の温度
に1時間以上保持したのち放冷すれば(2223)の含
有率の高い混晶を得ることができ、一方600〜850
℃の温度に1時間以上保持後放冷することにより (2
122’)の単一結晶が得られる。(2223)と(2
122)の混晶と(2122)  のみからなる結晶の
間の転移は温度だけではなく、周囲の酸素分圧によって
も影響されるのでこれを利用して(2223)の含有率
の高いn5cco化合物の結晶を得ることができる。
すなわち、任意の組成のB50OO化合物の結晶を酸素
雰囲気中で450〜880℃の温度域で熱処理すること
により(2223)  の含有率を高めることができる
。例えば(2122)のみからなるB8000化合物の
結晶ft1気圧の酸素中450〜880℃の温度域で8
時間以上熱処理すると(2225)の含有率が5〜30
%の混晶が得られる。加圧酸素中で熱処理を行えばより
効果的であり、酸素圧力5気圧以上、865〜880℃
の温度域で6時間以上熱処理すると(2223)の含有
率は最大で約50容量係に達する。晶析後の熱処理の代
シに、原料の溶融と徐冷晶析操作を酸素雰囲気中で行う
ことによっても同様の効果が得られ、熱処理を行うこと
なく、(222!I)の含有率の高い結晶を得ることが
できる。
以下、実施例によυ本発明の方法をさらに具体的に説明
する。
〔実施911〕 累1図に示す装置を使用し、以下の手頃によp ESO
OO化合物の結晶を作成した。先ず、B i、O,,5
rOO,,0aOO,、CuOおよび各フラックスの比
率を第1表に示すような割合で配合し、乳鉢で平均粒径
約10μmに粉砕、混合した。
この原料粉末120P’i第1図に示す形状の白金族る
つぼ■に入れ、発熱体■を備えた円筒型の電気炉内の台
上に設置し、約1時間で850℃まで昇温し、同温度で
3時間保持して焼成した。次いで890℃に昇温し30
分加熱溶融したのち、2℃/hrの速度で810℃まで
徐冷した。番号1〜8のいずれの場合も1■X1m×[
L1ms+から6■X 5 wm Xα1■程度の大き
さの黒色の結晶が融液の表面を覆うように成長している
のが認められた。これらの結晶はX線回折および帯磁率
の測定結果から(2122)よシなるB[3COO化合
物であることが確認された。番号1の結晶について行っ
たX線回折の測定結果を第2図に、帯磁率の測定結果を
第3図に示す。
〔実施列2〕 Bi、O,、8rOO,、0aCO1、(uoとKOt
tフラックスとして第2表に示すように配合し、他は実
施例1と同様の操作を行ったところ、表下欄に示す大き
さを代表列とする(2122)の結晶が得られた。
第2表 〔実施列3〕 B1103 、 5rOO1、Ca(!O,、CuOと
KO2のt’を実施列2の3番と同じように配合し、乳
鉢で粉砕混合した。これを2009と9.10〇−容量
の白金製るつぼに入れ、電気炉中で850cまで約1時
間かけて昇温し、その温度で1時間保持した。次に89
0℃の温度で30分加熱した後、温度プログラマ−によ
プ、1℃/ Hrの降温速度で875℃まで徐冷した。
ここで析出しfc 3 tm X 3■×11鰭程度の
大きさの結晶3個をサンプリング後、炉温か安定するの
を待ったのち、また1℃/Hrの降温速度で865℃ま
で徐冷して晶析操作を続けた。このようにして、875
℃、865℃、845℃、825℃。
805℃で晶出した結晶をサンプリングした。
得られた結晶?蒸留水で洗浄してKOlを洗い流したの
ち乾燥した。各々の結晶を室温から65Kまで冷却しな
がら帯磁率を測定し、帯磁率の温度変化から(2122
)中に含まれる(2225)の含有率を算定したところ
第3表の結果を得た。
第3表 〔実施列4] 実施例10番号1で製造した結晶1ft:1気圧の酸素
中、450℃で8時間加熱処理した後、ヒータ電源を切
って放冷した。実施ガロと同様の方法でこの結晶の帯磁
率を測定した。帯磁率の温度変化から結晶中の(222
3)の含有率を算定したところ17容量係でちった。
〔実施例5〕 実施例1の番号1で得た結晶を第4図に示した耐圧容器
中で5気圧の酸素加圧下に870℃の温度で5時間加熱
したのち、ヒーターの電源を切って放冷した。実施例5
と同様にして結晶O帯磁率を測定して算出した(222
5)の含有率は46容量囁であった。
本実施列で使用した装置は、第4図に示した水冷ジャケ
ット式の耐圧容器であり、内部に結晶を置く台を有し周
囲にヒーターを設けた加熱炉を断熱材で覆い、さらに全
体を水冷ジャケット付の耐圧容器に納めた構造となって
いる。
〔実施例6] Bi、0.4&6f([lL1モル)、 5rO0,2
9,5t(12モA/)、 CaC0,210? ([
12モル)。
CuO51,8? ([L4モ#)、 KOL5 (1
0?([L4モル)を秤量し、乳鉢で粉砕混合した。
これ150m容量の白金製るつぼに入れ、電気炉に入れ
て大気中850℃で約1時間加熱して予備灰石させ、次
にるつぼを実施列5に用いたと同じ耐圧容器中に移し、
再度850℃にして2時間加熱した。次に900℃で3
0分加熱溶融後、温度プログラマ−によシ、2℃/Hr
の降温速度で865℃まで徐冷後ヒータ電源を切シ放冷
した。帯磁率の測定結果よ)算定した結晶中の(222
F)の含有率は47.5容盆囁であった。
〔実施例7〕 Bi、0.11.7 tcα025モル)、8rO0゜
7、4 r ([105モル)、Ca0O,a Ot 
(105モル)、CuO& Of (α075モル)、
Kat129((L16モル)を秤量し、乳鉢で粉砕、
混合した。これを第5図に示す、種結晶を置くための底
浅の部分ムを有する母型の白金・製るつぼに入れ、第6
図に示す温度分布の3分割ヒーター加熱刃式の管状電気
炉中を左から右方向へ移動させることによって加熱し、
焼成および晶出全行った。先ず850℃の温度域に3時
間保持して焼成し、次いでるつぼ全体が890℃以上に
なる位置に50分保持して浴融させたのち、るつぼのム
の部分が885℃付近となるようるつぼ?移動し、別に
実施例3と同様の方法により865℃で晶出させた3■
×3■×α2■の大きさの結晶を種結晶としてるつぼの
ムの部分に置いた。種結晶が周囲温度と等しくなった時
点で炉心管を傾け、るつぼ中の融液表面が種結晶をわず
かに濡らすようにした。次いでるつぼt−1,8m/h
rの速度で低温側に移動させたところ、8■×30−×
α5ymの大きさの結晶を得た。このものは(2122
)結晶相よりなるB50CO化合物であった。
〔発明の効果] 本発明の方法は次のような効果を有してお9、産業上利
用価値が大きい。
(1)従来得られていたB1−8r−Ca−Cu−0系
超伝導物質の多くは焼結体であシ、単一物質とは言いが
たいものであった。このため、超伝導材料として工業的
に利用するには問題が多かったが、本発明によ)、上記
の超伝導物質を結晶の形で精製分離することが可能とな
った。
(2)  B1−8r−Ca−Cu−0系超伝導物質の
大きな結晶を製造することが可能となった。
(3]  臨界温度約90Kをもつ(2122)結晶を
単離することが可能となった。
(4)臨界温度約110Kをもつ(2223)を約50
%まで含む(2223) / (21:z2)の混晶を
製造することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施1fRJ1,2.5に用いた電気
炉の断面図である(■は白金製るつぼ、■は発熱体、■
は熱電対)。 第2図は実施列1の番号1で得た(2122)の結晶の
X線回折の測定結果を示すグラフであ)、縦軸はX線強
度、横軸は回折角(2θ)t−示す。 第3図は実施列10番号1で得た(2122)の結晶の
帯磁率の測定結果を示すグラフであシ、縦軸は磁化率χ
、横軸は測定温度を示す。 第4図は本発明の実施9+14.5.6に使用した水冷
ジャケット式の耐圧容器の概念図である(■は白金発熱
体、■は断熱材、■は耐圧容器、■は水冷ジャケット、
■は入ロガスパルブ、■は圧力計、のは安全弁、■は出
ロガスパルブ)。 第5図は実施例7に用いた白金製のるつぼの寸法を示す
側面図であシ、第6図は実施列7に用いた管状電気炉の
温度分布を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Bi、Sr、CaおよびCuを含有する化合物を反
    応させBi−Sr−Ca−Cu−O系超伝導物質を製造
    する方法において、 (a)Bi、Sr、CaおよびCuを含有する化合物を
    、Bi、Sr、CaおよびCuの原子数の比がそれぞれ
    1.5〜2.5、0.5〜2.5、1.5〜2.5およ
    び2〜5となるような割合で配合し、さらに目的とする
    超伝導物質の理論生成量に対し1〜20モル比のKCl
    、KBr、KI、NaCl、NaBrおよびNaIの中
    から選ばれる化合物の1種以上を添加し、 粉砕、混合して原料粉末を得る工程、 (b)該原料粉末をるつぼに入れ、800〜860℃の
    温度域で加熱焼成して焼成物とする工程、 (c)該焼成物を885〜920℃の温度域で加熱して
    溶融させる工程、 (d)該溶融物を10℃/hr以下の冷却速度で徐冷し
    て結晶を析出させる晶析工程、 (e)析出した結晶を分離する工程、 よりなることを特徴とするBi系超伝導物質の結晶を製
    造する方法。 2、晶析工程を865℃以上の温度域で行う特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 3、晶析工程を850℃以下の温度範囲まで行う特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 4、特許請求の範囲第1項に記載の方法によつて得られ
    た結晶を、1気圧以上の酸素雰囲気下で、450〜88
    0℃の温度域で熱処理することによるBi系超伝導物質
    の結晶を製造する方法。 5、加熱焼成から晶析までの工程を5気圧以上の酸素加
    圧下で行う特許請求の範囲第2項に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1176645A2 (en) * 2000-07-27 2002-01-30 Superconductivity Research Laboratory Method for preparing bismuth-based high temperature superconductors

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