JPH02268863A - 流体散布装置、光沢調整装置および液体除去機構 - Google Patents

流体散布装置、光沢調整装置および液体除去機構

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JPH02268863A
JPH02268863A JP2017654A JP1765490A JPH02268863A JP H02268863 A JPH02268863 A JP H02268863A JP 2017654 A JP2017654 A JP 2017654A JP 1765490 A JP1765490 A JP 1765490A JP H02268863 A JPH02268863 A JP H02268863A
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condensate
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JP2017654A
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Mathew G Boissevain
マシュー ジー ボイセバイン
Tobias J Boissevain
トビアス ジェイ ボイセバイン
Anthony D Foskett
アンソニー ディ フォスケット
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Measurex Corp
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    • D21G1/00Calenders; Smoothing apparatus
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば紙などのシート材を複数のロール間で
プレスして光沢等を高めるカレンダー処理において、前
記シート材に水蒸気等の流体を散布するために使用され
る流体散布装置に関する。
「従来の技術」 紙などのシート材の光沢は、その品質を決定する重要な
要素であり、製紙過程においては様々な光沢を有する紙
がその使用目的に応じて製造されている。
通常、製紙工程で製造される原紙は、一定幅の連続した
条材として得られ、12〜36フイートの幅を有するロ
ールで巻き取ったうえ出荷される。
このロール紙の表面光沢は均一であることが望ましい。
ロール紙を裁断して得られる各種の紙製品の光沢の均一
性は、元のロール紙の光沢の均一性によって大きく影響
されるからである。
そこで、一般に製紙工程では、得られた原紙にカレンダ
ー処理を施している。このカレンダー処理は、原紙を複
数のロール間で連続的にプレスし、原紙の比重および肉
厚、光沢等の表面性状を所望の状態に調整する。
この種のカレンダー処理では、プレス而の原紙に水蒸気
を吹き付け、水分を供給するとともに加熱している。す
なわち、原紙に水蒸気を吹き付けたのち、複数のカレン
ダーロールの間を通し、プレスして紙の光沢を高める。
これらカレンダーロールは、通常、鏡面加工された鋼製
ロールと、柔軟性または弾力性のある綿製ロールとを交
互に平行配置して(以下、これをロール集合体と称する
)構成されている。水蒸気が吹き付けられた原紙は、そ
の表面の繊維が水分および熱により柔軟化され、この柔
軟化した紙の表面が前記鋼製ロール、およびこれと対向
する軟質ロールとの間で圧縮および摩擦され、表面が平
滑化されるのである。
カレンダー処理によって得られる光沢度は、原紙中の水
分量および温度、すなわち原紙表面に供給される水蒸気
量によって左右される。一般に所望の光沢を得るには、
僅かな量の水蒸気を供給するだけで十分である。
ところで、上記カレンダー処理における第1の問題点と
して、得られた原紙の光沢が不均一になることが挙げら
れる。これは、原紙に供給される水蒸気量に局部的なむ
らが生じ、原紙の水分量や温度が不均一になることが原
因であると考えられる。ただし、所望の光沢を得るため
に必要な水蒸気量は、カレンダー処理の他の条件、すな
わちプレス温度やプレス圧力などによっても左右される
ため、単に原紙に均一量の水蒸気を供給するだけではな
く、原紙の表面各部における水蒸気の供給量を制御でき
ることが望ましい。そうすれば、より均一な光沢を得る
ことが可能である。
カレンダー処理での第2の8題点は、原紙によって吸収
されなかった過剰の水蒸気が、近接するカレンダー装置
の各部に凝結し、水滴を生じることである。例えば、過
剰の水蒸気が鋼製ロールの表面に凝結すると、接触した
原紙が濡れ、水分量の分布を不均一にして、得られる紙
の光沢やその他の特性を損ねてしまう。また、装置各部
に凝結した水滴がカレンダーロール間を走行する原紙に
滴り、品質を損ねることらある。
また、過剰の蒸気は、原紙自体の蒸気処理が不要な低温
部分にも凝結することがあり、得られた光沢を損ねたり
、濡れがひどい場合には紙の表面に凹凸を生じたりする
さらに、カレンダー処理は通常、製紙工程の最後に行な
われるため、原紙には既に各種のコーティングが施され
ており、過剰の水分lこよってコーティングが軟化し、
原紙から剥がれてカレンダーロールに付着したり、再び
ロールから剥がれて原紙に鱗片状に付着することもあっ
た。
ところで従来の製紙工程では、カレンダー処理Iこおい
て原紙に蒸気を供給する手段として、蒸気箱が使用され
ていた。
例えば、合衆国特許4,786,529号においては、
箱内に形成された複数の噴出孔から蒸気を放出させると
ともに、この箱内を通してシート材を走行させる形式の
蒸気箱が提案されている。
しかし、この蒸気箱では、原紙が吸収可能な量よりも多
量の水蒸気が散布される構造であるから、これと隣接し
た装置各部に水蒸気が凝縮しないように、稼動中は過剰
の水蒸気を蒸気箱から常に排気し続ける必要があった。
そのため、この蒸気箱には排気装置を設ける必要があり
、構造が複雑になり設備コストがかかりすぎるという欠
点を育していた。
一方、他の水蒸気供給装置として、同軸管装置と称され
るものも使用されている。この装置は、上端に管の長手
方向に延びる長孔が形成された1本の内管と、この内管
を同軸に収納し下端に長手方向に延びる長孔が形成され
た、内管よりも若干径の大きな中管と、この中管を同軸
に収納し、上端には長手方向に延びる長孔か形成された
外管とから主構成されている。そして、内管の下端に接
続された供給路を通じて水蒸気を導入すると、この水蒸
気は内管の上端の長孔を通って中管に流れ、その下端の
長孔から外管に流れ込み、外管の上端の長孔から流出し
、シート材に吹き付けられる。
しかし、この同軸管装置では、シート材の水蒸気散布面
に均等量の水蒸気を供給する効果には優れているが、シ
ート材の表面の各部に供給される蒸気量を個別的に制御
することはできないという欠点を有していた。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、以下の課題
を解決することを目的としている。
■ カレンダー処理において、紙などのシート材に対し
、水蒸気等の流体をシート材の幅方向各部で個別的に流
fflff節しつつ散布できる流体散布装置を提供する
■ カレンダー処理されるシート材の少なくとも片面に
均一な光沢処理を行なう場合のように、比較的少量の水
蒸気を供給する用途に適した流体散布装置を提供する。
■ シート材の幅方向に配置された複数の流量調節介を
それぞれ操作することにより、単純で、効率良く、蒸気
散布量をシート材の幅方向に個別的かつ正確に制御でき
る装置を提供する。
■ 作動流体に含まれる水滴等の凝縮物を除去し、シー
ト材との接触を防止する手段を提供する。
■ 萌述した他の蒸気供給装置よりも構造が簡単で、設
備コストの安い装置を提供する。
「発明の構成」 本発明に係わる流体散布装置は、導入管を通して水蒸気
等の流体が供給されるマニホールド管を何し、このマニ
ホールド管は、カレンダー処理装置のロール集合体の近
傍で、かつ鏡面ロールと軟質ロールとの間でプレスされ
る前のシート材に蒸気を供給しうる位置に設置されてい
る。
このマニホールド管は、シート材の幅方向の全長に亙っ
て延び、その側面には長手方向に間隔を空けて多数の流
量調節弁が設けられ、これら流量調節弁のそれぞれに、
流体をシート材に向けて散布するバケットノズルが取り
付けられている。
マニホールド管内に導入された水蒸気等の流体は、各流
量調節弁によってその流量を個別的に制御されたうえ、
各バケットノズルからシート材の対応する各部分に散布
される。これにより、シート材の幅方向各部での蒸気供
給量の分布を制御することができる。
また、各バケットノズルは、その内部で流体の流れを屈
折させ、流量調節弁から流入した高速の流体を低速で緩
やかな流れに変える。その際、流体が流量1節弁からバ
ケットノズルへと流れる間に、流体中に生じた凝縮液は
、これらバケットノズルの内部に付着することにより蒸
気流から分離され、シート材を濡らすことがない。
一方、流量調節弁やバケットノズルの表面に凝結した凝
縮液は、マニホールド管の両面に設けられた排水溝部に
集められ、シート材に触れることなくまとめて排出され
る。
以上のマニホールド管、流量調節弁およびバケットノズ
ルは、カレンダー処理装置のロール集合体の反対側にも
設けてよい。こうすれば、シート材の両面に流体を供給
したり、シート材の同一面に対し、プレスの各段階毎に
複数回に亙って流体を供給することが可能となる。
また本発明を、紙等のシート材の光沢を均一に制御する
目的で使用する場合には、シート材の光沢をプレス後の
所定箇所で光沢計によって測定し、蒸気散布量をその光
沢に応じて直ちに制御することもできる。例えば、シー
ト材の幅方向に間隔を空けて複数の光沢計を配置し、個
々のバケットノズルから放出する蒸気供給量をそれぞれ
制御することも可能である。この場合、各光沢計は対応
した複数箇所の光沢を計測し、その光沢に応じた信号を
発生し、これらの信号は、流Iff節弁令聞閉制御する
蒸気分配装置の弁調整機構に伝達される。
この蒸気分配装置は、前記各信号に応じて、マニホール
ド管に供給される蒸気量(複数の蒸気散布装置を設けた
場合には、それぞれのマニホールド管に供給する蒸気量
をも制御する)、並びに各流量調節弁の開閉量をそれぞ
れ制御する。この構成によれば、シート材の幅方向各部
に供給する蒸気量を、シート材の光沢の分布に応じてフ
ィードバック制御することが可能である。
「実施例」 以下、図面を用いて本発明の一実施例を詳細に説明する
第1図は本発明が適用されるカレンダー処理装置の一例
を示す側面図である。このカレンダー処理装置IOは、
紙などのカレンダー処理すべきシート材12を連続的に
プレスして、所望の物性を付与する。以下、カレンダー
処理すべきシート材として紙を、また所望の物性として
光沢を例に挙げて本発明の詳細な説明する。
カレンダー処理装置IOは、表面が鏡面処理された1個
以上のロール14を備えている。一般にこれら鏡面ロー
ル14は鋼等で成形され、以下鋼ロールと略称する。鋼
ロール14と隣接して、表面が弾力性を有する軟質ロー
ル!6が互いに平行かつ上下に隣接して配置され、これ
ら1組以上の鋼ロールI4と軟質ロール16が、垂直な
スタック(図示略)の中に収納され、このスタックの中
で各ロール14.16の間を紙12がS字状に通過する
。また、スタックの両側方にはそれぞれアイドルロール
I8が配置され、紙12の走行を補助している。そして
鋼ロール14と、それに対向する軟質ロール16との間
を通過する間に、蒸気処理された紙!2の片面20にの
み光沢が生じる。
各鋼ロール14よりも上流側で、前記光沢形成面20と
対向する位置には、本発明に係わる蒸気散布装置(流体
散布装置)22がそれぞれ設置されている。
この蒸気供給装置22(毛、紙I2が鋼ロールI4に接
近する時点で、光沢形成面20に向けて蒸気を吹き付け
る。蒸気供給装置22は、好ましくは光沢形成面20か
らほぼ3インチの間隙を空けて配置される。蒸気供給装
置22から噴出した蒸気は、加熱および加湿作用により
プレス前の紙12を柔軟化させ、光沢形成面20に光沢
加工が施される。一方、紙12の反対側の面24にも光
沢加工するために、別の蒸気散布装置26が第2の鋼ロ
ール28と前記軟質ロール16に対応して前記同様に設
けられている。
次に、第2図および第3図を用いて、上記蒸気散布装置
22の構造を説明する。第2図は蒸気散布装置22の縦
断面図である。この蒸気散布装置22はマニホールド管
30を備え、このマニホールド管30は、面20の幅方
向に向けて面20と平行に配置されている。このマニホ
ールド管30の全長は紙12の幅とほぼ等しく、カレン
ダー処理すべき紙の幅に応じて変更される。
マニホールド管30は、例えばステンレスやアルミニウ
ム等の耐食性を有する材質から成形され、内径が6イン
チで、3/16インチの肉厚を有するステンレスパイプ
を使用すればこの蒸気散布装置22には十分である。こ
の程度のパイプは、容易に低価格で手に入れることがで
きるから、コスト上極めて有利である。
第3図に示すように、マニホールド管30の一端には導
入管32が接続されるとともに、他端には導出管34が
接続されている。これら導入管32および導出管34は
、マニホールド管30よりら例えば2インチ程度径が小
さい。そして導入管32には、望ましくは飽和状態にあ
る1〜15psig(pounds/ 1nch’)の
水蒸気が供給管36から供給される。導入管32には、
圧力調整弁40および図示しない圧力センサーが設けら
れている。圧力調整弁40を少しでも空けると、マニホ
ールド管30に蒸気が導入される。これにより、第1図
に示したように複数の蒸気散布装置22.26  を設
けた場合には、それぞれのマニホールド管30への蒸気
供給を別個に断接できるだけでなく、圧力調整弁40に
より蒸気供給量もそれぞれ調整できる。このように、各
マニホールド管30への蒸気供給量を調節することによ
って、カレンダー処理の各段階における水蒸気供給量を
加減し、紙の光沢の制御範囲を増すことができる。また
、このように多段階にマニホールド管30を設ければ、
紙の光沢を向上することができる。
各圧力調節弁40には、この弁40の開閉量を調整する
ための、コンピューター制御された弁制御機構(図示路
)が設けられている。しかし、弁40を手動制御する手
段も同時に設けられていることが望ましい。弁制御機構
には、蒸気散布装置22の下流側において面20に対向
して配置された光沢計が接続され、光沢形成面20の光
反射率を測定する。そして光沢計は図示しない制御盤に
電気信号を伝達し、所望の光沢値からの偏差に応じて、
弁調整機構はフィードバック信号を圧力調節弁40に伝
達し、その開閉量を制御する。複数の蒸気散布装置を使
用した場合には、各蒸気散布装置の光沢計の上流側にあ
る圧力調節弁40が、各マニホールド管30に流れ込む
蒸気量を調整して、最終的に得られる紙I2の光沢を調
整する。
また、第2図に示すように、各マニホールド管30の上
端には、多数の流量調節弁42が設けられている。これ
ら流量調節弁42は、マニホールド管30の上端に形成
された矩形状の開口部44上に固定され、開口部44を
通じて加圧蒸気が流ff11節弁42に流入する。各開
口部44は、適当な蒸気流量となるように、長さは1.
5〜2インチ程度、幅は1/4インチ程度とされている
。開口部44は、好ましくはマニホールド管30の全長
に亙って、一定間隔を空けて設けられる。したがって、
開口f!1tJ44と流M調節弁42の数は、マニホー
ルド管30の全長によって決定される。幅方向の光沢制
御の分解能は、各部の開口部44および圧力調節弁42
の距離が小さいほど高くなる。
最適な制御を行なうためには、これらの距離を2〜3イ
ンチに設定することが望ましく、通常は約3インチが適
当である。
マニホールド管30の内部には、導入管32の近傍で、
かつ導入W32と端部の流M調節弁42との間に隔壁4
6が水平に固定されている。この隔壁46は、導入管3
2の近くにある流MR節節介2に、蒸気中に存在する水
滴が入るのを防止するためのものである。この隔壁46
の幅は、マニホールド管30の内径に等しく、その長さ
は好ましくはlOインチ程度とされる。
また、マニホールド管30の他端部内にも、前記と同じ
隔壁46が水平に固定され、導出管34と端部にある流
量調節弁42との間を仕切っている。これにより、導出
管34からマニホールド管30に逆流する蒸気中の水滴
が、流量調節弁42に流れ込むことが防げる。
すなわち、導入管32からマニホールド管30に流入し
た水蒸気は、隔壁46を迂回してマニホールド管30の
両端部に位置する流m調節弁42に達する。その際に水
蒸気中の水滴は隔壁46やマニホールド管30の内面に
付着し、滴ってマニホールドW30の底に溜まる。そし
て、この水は、第3図1こ示すように、マニホールド管
30の底に少なくとも1つ形成された排出口48から外
部に排出される。
この実施例においては、各流量調節弁42として、第2
図に示すように16段階デジタル制御流量調節弁が使用
されている。この調整弁については、本件と同時にM 
athew G 、 B oissevain(代理人
認可番号P D −944,3)によって米国特許出願
されたFデジタル制御直動アクチュエータJの明!11
l吉中に詳細に説明されている。
この16段階デジタル制御流量調節弁は、ヌマ°ティッ
ク社(ミシガン市)から市販されているrHS−LSシ
リーズ」(商品名)の電磁弁のような4個の電磁弁52
(2つのみ図示)と、これら電磁弁52によって駆動さ
れるポペット弁50を備えている。
マニホールド管30と平行に、各流量調節弁42の近傍
を通って空気供給管54が配置されており、この空気供
給管54の一端は、レギュレータ56に接続されている
。そしてレギュレータ56から、空気供給管54を通じ
て40psig程度の高圧空気が各電磁弁52の空気導
入口に供給されている。そして、通電により電磁弁52
が開くと、その電磁弁52に対応するピストン53の背
後に高圧空気が流入し、このピストン53をレバー58
に向けて前進させ、レバー58がポペット弁50を押し
開き、流m調節弁42が開く。通電される電磁弁52の
数により、レバー58の位置が16段階に変化し、ポペ
ット弁50の開度が調節され、バケットノズル62から
紙面に噴出する蒸気量が変化する。
この例においては、ポペット弁50と噴出ノズル62の
関係を次のように設定することが望ましい。まず、ポペ
ット弁50が全開した状態で、ノズル62から紙面の幅
方向lフィート当たりに!5〜251bs/h程度の蒸
気が噴出するように設定する。また、噴出した低速の蒸
気流の速度が、紙面に達するころには殆ど0か、極めて
小さくなるように設定する。このように、ノズル62か
ら噴出する蒸気量および速度を小さく設定することによ
り、噴出した水蒸気は、紙12に達するとすぐに液化し
、過剰の水蒸気を生じない。したがって、この装置では
過剰の蒸気を排除するための吸引機構を設けずに済む。
前記コンピューターを用いた弁調整機構は、圧力調整弁
40を制御するだけでなく、前記光沢計の出力1こ基づ
き、各電磁弁52のそれぞれも同時にフィードバック制
御する構成になっている。これにより、マニホールド管
30の長手方向各部における水蒸気噴出量を個別に制御
し、紙面に均一な光沢を得ること、あるいは所望の光沢
分布を得ることが可能である。
また、各流量調節弁42を覆ってカバー60が固定され
、装置に結露する水滴から流量調節弁42を保護してい
る。これらカバー60には、それぞれ各流mB節節介2
に対応してバケットノズル62が固定され、蒸気流の速
度を低下させるようになっている。
このバケットノズル62は、ポペット弁50の排出口に
隣接して設けられた、上端が断面鋭角に曲げられた邪魔
板64と、底に少なくとも1つの排出口68が形成され
た貯留部66と、水蒸気を紙12に向けて散布するノズ
ル部分とを備えている。貯留部66の、ポペット弁50
と軸方向に対向するに壁面には操作孔74が形成され、
通常は栓がはめ込まれている。そして、栓を外して操作
孔74からネジ回しなどを挿入すれば、ポペット弁50
の開度が手動操作できるようになっている。
ポペット弁50を通ってバケットノズル62に流入した
蒸気流は、邪魔板64の屈曲部に当たって貯留部66に
導かれる。そして、蒸気流に含まれていた水滴は、邪魔
板64や貯留部66の壁面に付着し、滴って貯留部66
に溜まり、排出口68からバケットノズル62の外部へ
排出されろ。
一方、蒸気流は、貯留部66内で上方に流れを転じて、
バケットノズル62の上壁面を構成している第2邪魔仮
70に当たり、さらにノズル62の前記ノズル部を構成
している第3邪魔板72に当たってノズル部から流出す
る。このように、邪魔板64,70.72により流路を
次々屈折されることにより、蒸気流中の水滴はほぼ完全
に除去されるとともに、蒸気流の速度が低下され、低速
の蒸気流が紙12に吹き付けられる。
一方、装置各部に結露した水滴および貯留部66から排
出された水は、マニホールド管30の上面を伝わって、
マニホールド管30の両側面にその全長に亙って固定さ
れた一対の排液樋(排液溝部)76に流れ込んで排出さ
れる。これら排出樋76は、バケットノズル62や隔壁
46と同様、耐食性に浸れたステンレス鋼やアルミニウ
ムで成形されている。
そして、この蒸気散布装置22は、第3図に示ずように
、ヨーク80を介してスタックに固定された合板78上
に設置されている。
なお、この蒸気散布装置22は、シート材に対する相対
角度を変えても、優れた作用に変わりがないため、いか
なる形式のカレンダースタックに組み込むことも可能で
ある。したがって、この装置は高度の蒸気供給制御が低
コストで行なえるだけでなく、使用上の自由度が高い利
点も有する。
また、本発明は上記実施例に限られず、必要に応じて構
成を適宜変更してよい。たとえば、各ロールと対向する
マニホールド管30の側面を湾曲あるいは窪ませ、ロー
ルの曲面形状に沿った曲面とし、ロールに一層接近させ
てもよい。
なお、この実施例の装置では16段階デジタル制御弁4
2を使用しているが、その代わりに他の形式の弁を使用
することもできる。
また、マニホールド管30の開口部44の配置は、図示
した例に限らず、必要に応じて異なった形状および寸法
としてもよいし、これらの間隔を変更してもよい。また
、上記実施例は、本発明を紙のカレンダー処理に適用し
た例であったが、本発明の装置は紙以外のシート材にも
適用可能であるし、光沢以外の性質を調整するために使
用されてもよい。さらに、本発明に使用される作動流体
は水蒸気に限らず、HtO以外の物質を使用することも
可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係わる流体散布装置によ
れば、各マニホールド管の長手方向に間隔を空けて設け
られた複数の流量調節機構をそれぞれ別個に作動させる
ことにより、シート材の表面に供給する蒸気量を、シー
ト材の幅方向各部において任意に調節することができ、
これによりシート材の物性の分布をより正確に制御する
ことが可能である。
また、この装置は、シート材に対して過剰の水蒸気を散
布しないから、過剰の水蒸気を排除するための排気装置
等が不要で、構成が単純であるうえ、設備コストが安く
済む。
さらにこの装置によれば、シート材に散布する前に、流
体中の凝縮液を容易にかつほぼ完全に除去することがで
きるうえ、装置そのものに結露する凝縮液をも容易に除
去でき、シート材に凝縮液が直接接触して悪影響を及ぼ
すことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わる蒸気散布装置(流体散布装置
)の一実施例をカレンダー処理装置に適用した例を示す
側面図、第2図および第3図は同蒸気散布装置を示す縦
断面図および斜視図である。 IO・・・カレンダー処理装置、12・・・紙(シート
材)、I4・・・鋼ロール、16・・・軟質ロール、2
2蒸気散布装置(流体散布装置)、30・・・マニホー
ルド管、32・・・導入管、34・・導出管、40・・
・圧力調整弁、42・・・流量調整弁、44・・・開口
部、46・・隔壁、50・・・ポペット弁、52・・・
電磁弁、62・・・バケットノズル、64・・・第1邪
魔板、66・・・貯留部、68・・・排液孔、70・・
・第2邪魔板、72・・・第3邪魔板、74・・・手動
用操作孔、76・・・排液機(排液溝部)。 出願人 メジャレックス コーポレーション手 続 辛rli ]三 1−t (方式) %式% 事件の表示 平成2年特許願第17654号 発明の名称 液体散布装置、 光沢調整装置および液体除去機構 h11正をする者 事件との関係

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カレンダー処理すべきシート材の表面に作動流体
    を流量制御しつつ散布する流体散布装置であって、 前記シート材の表面の近傍に配置され、その長手方向に
    間隔を空けて複数の開口部が形成されたマニホールド管
    と、このマニホールド管に連結された導入管および導出
    管と、前記導入管を通じて作動流体を前記マニホールド
    管に供給する流体供給手段と、前記各開口部にそれぞれ
    設けられ、前記シート材の表面のそれぞれ異なる部分に
    作動流体を流量制御しつつ散布する流体散布手段とを具
    備したことを特徴とする流体散布装置。
  2. (2)前記流体散布手段は、作動流体の散布量を制御す
    るための流量制御機構をそれぞれ具備していることを特
    徴とする請求項1記載の流体散布装置。
  3. (3)前記流量制御機構は、対応する前記開口部からの
    作動流体の流量を調節する流量調節弁を具備しているこ
    とを特徴とする請求項2記載の流体散布装置。
  4. (4)前記作動流体は、実質的に気相であることを特徴
    とする請求項1記載の流体散布装置。
  5. (5)前記流体散布手段は、気相の作動流体に混入した
    、液相あるいは固相の凝縮物を除去する凝縮物除去機構
    を具備していることを特徴とする請求項4記載の流体散
    布装置。
  6. (6)前記凝縮物除去機構はバケットノズルを備え、こ
    のバケットノズルの内部には、作動流体の流路を曲げる
    複数の邪魔板と、バケットノズル内に付着した凝縮物を
    集めて溜める凝縮物貯留部と、この凝縮物貯留部に形成
    された少なくとも1つの排液口とが設けられていること
    を特徴とする請求項5記載の流体散布装置。
  7. (7)前記マニホールド管は、前記導入管からマニホー
    ルド管内に流入した作動流体に含まれる凝縮物を除去す
    る凝縮物除去手段を具備していることを特徴とする請求
    項4記載の流体散布装置。
  8. (8)前記凝縮物除去手段は、導入管の近傍でマニホー
    ルド管内に設けられた隔壁を備え、導入管から流入した
    作動流体はこの隔壁を迂回して各開口部に達するように
    構成されていることを特徴とする請求項7記載の流体散
    布装置。
  9. (9)前記マニホールド管は、シート材の幅と同程度の
    長さを有し、シート材の幅方向全長に亙ってシート材と
    対向して配置されていることを特徴とする請求項1記載
    の流体散布装置。
  10. (10)前記マニホールド管には、マニホールド管およ
    び流体散布手段の各外面に付着した液体を、シート材に
    触れぬように排除する液体排除機構が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の流体散布装置。
  11. (11)前記液体排除機構は、流体散布手段の下方両側
    に設けられた一対の排液溝部を有し、マニホールド管お
    よび流体散布手段の各外面に付着した液体は、これら排
    液溝部に流れ込むように構成されていることを特徴とす
    る請求項10記載の流体散布装置。
  12. (12)前記作動流体はH_2Oであることを特徴とす
    る前記請求項1記載の流体散布装置。
  13. (13)シート材の表面光沢を調整するための光沢調整
    装置であって、 少なくとも1つの表面平滑なロールを含む複数のロール
    を具備し、これらロールの間で、カレンダー処理すべき
    一定幅のシート材をプレスするカレンダープレス機構と
    、 前記シート材の一面に沿って配置され、作動流体の導入
    口および導出口を有し、長手方向に間隔を空けて複数の
    開口部が形成された第1マニホールド管と、 この第1マニホールド管に前記導入口を通じて作動流体
    を供給する流体供給手段と、 前記第1マニホールド管の開口部のそれぞれに設けられ
    、前記シート材の一面のそれぞれ異なる部分に作動流体
    を散布する流体散布手段とを具備し、 前記流体散布手段によって作動流体をシート材に散布し
    た後に、このシート材を前記表面平滑なロールと他のロ
    ールとの間でプレスすることを特徴とする光沢調整装置
  14. (14)前記流体散布手段は、作動流体の散布量を制御
    するための流量制御機構をそれぞれ具備していることを
    特徴とする請求項13記載の光沢調整装置。
  15. (15)前記流量制御機構は、対応する前記開口部から
    の作動流体の流量を調節する流量調節弁を具備している
    ことを特徴とする請求項14記載の光沢調整装置。
  16. (16)前記作動流体は、実質的に気相であることを特
    徴とする請求項13記載の光沢調整装置。
  17. (17)前記流体散布手段は、気相の作動流体に混入し
    た、液相あるいは固相の凝縮物を除去する凝縮物除去機
    構を具備していることを特徴とする請求項16記載の光
    沢調整装置。
  18. (18)前記凝縮物除去機構はバケットノズルを備え、
    このバケットノズルの内部には、作動流体の流路を曲げ
    る複数の流路転向体と、バケットノズル内に付着した凝
    縮物を集めて溜める凝縮物貯留部と、この凝縮物貯留部
    に形成された少なくとも1つの排出口とが設けられてい
    ることを特徴とする請求項17記載の光沢調整装置。
  19. (19)前記第1マニホールド管は、前記導入管から第
    1マニホールド管内に流入した作動流体に含まれる凝縮
    物を除去する凝縮物除去機構を具備していることを特徴
    とする請求項16記載の光沢調整装置。
  20. (20)凝縮物除去手段は、導入管の近傍で第1マニホ
    ールド管内に設けられた第1隔壁を備え、導入管から流
    入した作動流体はこの第1隔壁を迂回して各開口部に達
    するように構成されていることを特徴とする請求項19
    記載の光沢調整装置。
  21. (21)前記第1マニホールド管は、シート材の幅と同
    程度の長さを有し、シート材の幅方向全長に亙ってシー
    ト材と対向して配置されていることを特徴とする請求項
    13記載の光沢調整装置。
  22. (22)前記第1マニホールド管には、第1マニホール
    ド管および流体散布手段に付着した液体を、シート材に
    触れぬように排除する液体排除機構が設けられているこ
    とを特徴とする請求項13記載の光沢調整装置。
  23. (23)前記液体排除機構は、流体散布手段の下方両側
    に設けられた一対の排液溝部を有し、マニホールド管お
    よび流体散布手段の各外面に付着した液体は、これら排
    液溝部に流れ込むように構成されていることを特徴とす
    る請求項22記載の光沢調整装置。
  24. (24)前記カレンダー処理すべきシート材は紙である
    とともに、作動流体はH_2Oであることを特徴とする
    13記載の光沢調整装置。
  25. (25)前記シート材の他面に沿って配置され、作動流
    体の導入口および導出口を有し、長手方向に間隔を空け
    て複数の開口部が形成された第2マニホールド管と、 この第2マニホールド管に前記導入口を通じて作動流体
    を供給する流体供給手段と、 前記第2マニホールド管の開口部のそれぞれに設けられ
    、前記シート材の他面のそれぞれ異なる部分に作動流体
    を散布する流体散布手段とを具備したことを特徴とする
    請求項13記載の光沢調整装置。
  26. (26)実質的に気体である作動流体の流速を減少させ
    るとともに、この作動流体中に混入した液体を除去し、
    さらに作動流体を排気弁を通じて排出する液体除去機構
    であって、 前記排気弁に至る作動流体の流路を屈折させ、その流速
    を減じる第1邪魔板と、 複数の側面と底面とを有し、流路転向された作動流体が
    導入されるとともに、前記底面には、底面上に溜まる液
    体を排出する少なくとも1つの第1排出口が形成されて
    いる貯留部と、 この貯留部で反転して流れ出る作動流体をさらに減速し
    て外部に放出するための流体放出手段とを具備すること
    を特徴とする液体除去機構。
  27. (27)前記流体放出手段は、前記貯留部の側面の上方
    で側面に対し一定角度で設けられた第2邪魔板と、貯留
    部の側面の上方に設けられた第3邪魔板とを備え、これ
    ら第2および第3邪魔板でさらに作動流体の流路を屈折
    させることを特徴とする請求項26記載の液体除去機構
JP2017654A 1989-01-27 1990-01-26 流体散布装置、光沢調整装置および液体除去機構 Pending JPH02268863A (ja)

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