JPH0226791A - 昇華性分散染料易染性樹脂組成物 - Google Patents

昇華性分散染料易染性樹脂組成物

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JPH0226791A
JPH0226791A JP63178735A JP17873588A JPH0226791A JP H0226791 A JPH0226791 A JP H0226791A JP 63178735 A JP63178735 A JP 63178735A JP 17873588 A JP17873588 A JP 17873588A JP H0226791 A JPH0226791 A JP H0226791A
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JP
Japan
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polyester resin
acid
composition
graft polymer
disperse dye
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Application number
JP63178735A
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English (en)
Inventor
Kenji Kushi
憲治 串
Tadayuki Fujiwara
匡之 藤原
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は昇華型感熱転写法における被転写用樹脂組成物
に関し、織物の被熱転写捺染用、プラスチック成形品(
フィルム、シート、レンズ等)の被感熱転写用などとし
て応用できる樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、昇華型感熱転写法用の被転写組成物とじてを工、
特開昭60−81359号記載のアクリル短繊維をアル
キレンカーボネートとアンモニウム塩で処理しシート状
物としたもの、特開昭60−112494号記載のアン
モニウム塩型に転換された酸性基を有するポリエステル
短繊維からなるシート状物などであるが、これらは昇華
性カチオン染料可染型組成物である上に筒エネルギー条
件下で染色を行なっ℃いる。又織物加工用の被転写組成
物としてはメチロールメラミン樹脂などがあり、これは
昇華性分散染料で熱転写捺染が可能であるが、染色に高
エネルギーが必要な上に染色堅牢度に難点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本煩明の目的は、低エネルギー条件下でも昇華性分散染
料により容易に染色可能で、かつ高濃度に発色する活性
エネルギー線硬化性の樹脂組成物を提供することにある
本発明者等は鋭意検討の結果、特定比率のポリエステル
樹脂と架橋剤からなる混合物にポリオルガノシロキサン
を幹又は枝とするグラフトポリマーを特定量配合してな
る組成物が、活性エネルギー線で硬化することにより、
外光性の分散染料により低エネルギー条件下で容易に染
まり、高濃度に発色可能で、かつ安定性に優れることを
見出し本発明を完成した。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明はポリエステル樹脂40〜95!i%
及び活性エネルギー線で硬化しうる架橋剤60〜51量
%からなる混合物100″M量部に対し、ポリオルガノ
シロキサンを幹又ヲ工枝とするグラフトポリマーの少な
くとも1′5iO105〜121fi部とからなる昇華
性分散染料易染性樹脂組成物にある。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明によれば、組成物を構成するポリエステル樹脂は
、昇華性分散染料によく染まり、かつ組成物のバインダ
ーとしての機能を有しており、本発明の必須成分の一つ
である。
ポリエステル樹脂としては、ジカルボン酸とジオールと
の縮重合によって得られた線状熱可塑性ポリエステル樹
脂及び/又は反応性の二重結合をもつ不飽和多塩基酸と
多価アルコールとの縮重合によって得られた不飽和ポリ
エステル樹脂があげられるが、中でも少な(とも1種の
ジカルボン酸と少なくとも1種のジオールとの縮重合に
よって得られた分子[2000〜40000の線状熱可
塑性ポリエステル樹脂であって、結晶化度が1%以下で
あるポリエステル樹脂が有機溶剤に対する溶解性と染色
の容易さ、及び耐光性の良さの点で好ましい。
ポリエステル樹脂の配合量は架橋剤との合計量の40〜
95][量%であるのが好ましく、40重量%未満では
昇華性分散染料による染色濃度が低エネルギー条件下で
は濃くならず、逆にポリエステル樹脂の配合量が95重
t%を越えろと架橋剤が少な(なり、昇華性分散染料が
塗布されたカラーシート(転写紙)との耐ブロッキング
性が不良となり、昇華性分散染料易染性樹脂組成物を塗
布し活性エネルギー線硬化を行なりた物品とカラーシー
トが熱転写時にブロッキング(スティッキング)をおこ
すようになる。
より好ましくは55x量%〜94x量%の範囲である。
少なくとも1種のジカルボン酸と少なくとも1種のジオ
ールとの縮重合によって得られた線状熱可塑性ポリエス
テル樹脂の具体例としてはテレフタル酸/イソフタル酸
/エチレングリコール/ネオペンチルグリコールより得
られたポリエステル樹脂、その他テレフタル酸/インフ
タル酸/エチレングリコール/ビスフェノールA−エチ
レンオキシド付加物、テレフタル酸/イソフタル酸/エ
チレングリコール/ 1,6−ヘキサンジオール、テレ
フタル酸/イソフタル酸/セバシン識/エチレングリコ
ール/ネオペンチルグリコール、テレフタル酸/セバシ
ン酸/エナレングリコール/ネオペンチルグリコール、
テレフタル酸/インフタル&/アジピン酸/エチレング
リコール/ネオペンチルクリコールなどから得られるポ
リエステル樹脂を挙げることができ、2種以上を併用し
て用いることもできる。特K、光、熱、水等に対する安
定性の観点からはこれらのポリエステルは2株以上併用
して用いた方が、安定性を向上させる点で好ましい。例
えばA、Bという2種のポリマーを併用した場合、その
ポリマーの好ましい使用範囲は人が20〜80量量%、
Bが80〜2o11L量%である。
尚、テレフタル酸、イソフタル酸などの代りにエステル
化されたジメチルテレフタレート、ジメチルインフタレ
ートなどを縮重合の原料に用いることも当然可能である
反応性の二重結合をもつ不飽和多塩基酸と多価アルコー
ルとの縮重合によりて得られた不飽和ポリエステル樹脂
としては、無水マレイン酸/無水フタル酸/プロピレン
グリコール、無水マレイン酸/インフタル酸/プロピレ
ングリコール、マレイン酸/フマール酸/インフタル酸
/ 1,3−ブタンジオール、マレイン酸/イソフタル
酸/ネオペンチルグリコール、無水マレイン酸/無水テ
トラヒドロフタル酸/ジプロピレングリコール等から得
られる樹脂を挙げることが出来る。
架橋剤は本発明の樹脂組成物を活性エネルギー線で硬化
し、かつ硬化した樹脂組成物の耐ブロッキング性を得る
ために必要であり、好ましい配合量はポリエステル樹脂
との合計量の5〜60i[i%の範囲であり、より好ま
しくは6〜45i量%である。架橋剤の量が5](8%
未満であるとブロッキングが出易くなり、逆に601量
%を越えろと耐ブロッキング性が良好になるもののポリ
エステル樹脂の比率が低下して、十分な染色濃度が得ら
れに(くなろ。
架橋剤による組成物の硬化と、組成物の耐ブロッキング
性を考慮すると、架橋剤は少なくとも1種の多官能性モ
ノマーを有していることが好ましく、活性エネルギー線
として取扱いの容易な紫外線を用いる場合は、これらの
架橋剤の1合性基はアクリロイルオキシ基又はメタクリ
ロイルオキシ基を有しているモノマーが好ましい。
(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化ツマ−の例と
してはポリエーテルアクリレートもしくはポリエーテル
メタクリレート系(以下、「アクリレートもしくはメタ
クリレート」を単に「(メタ)アクリレート」と略記す
る。)、ポリエステル(メタ)アクリレート系、ポリオ
ール(メタ)アクリレート系、エポキシ(メタ)アクリ
レート系、アミドウレタン(メタ)アクリレート系、ウ
レタン(メタ)アクリレート系、スピロアセクール(メ
タ)アクリレート系及ヒポリプタジエン(メタ)アクリ
レート系等のモノマー オリゴマーを挙げることができ
ろ。
このようなモノマーもしくはオリゴマーの具体例として
kXl、2.6−ヘキサントリオール/プロピレンオキ
シド/アクリル酸、トリメチロールプロパン/プロピレ
ンオキシド/アクリル酸から合成されたポリエーテル(
メタ)アクリレート;アジピン酸/1,6−ヘキサンジ
オール/アクリル酸、コハク酸/トリメチロールエタン
/アクリル酸等から合成されたポリエステル(メタ)ア
クリレート;トリエチレングリコールジアクリレート、
ヘキサプロピレングリコールジアクリレート、ネオペン
チルグリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオー
ルジメタクリレート、2−エチルへキシルアクリレート
、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、エチルカルピトールアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリス
リトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトール
ペンタアクリレート、2.2−ビス(4−アクリロイル
オキシジェトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(
4−アクリロイルオキシグロボキシフェニル)プロパン
等の(メタ)アクリレート又はポリオール(メタ)アク
リレート;ジグリシジルエーテル化ビスフェノールA/
アクリル酸、ジグリシジルエーテル化ポリビスフェノー
ルA/アクリル酸、トリグリシジルエーテル化グリセリ
ン/アクリル酸等のエポキシ(メタ)アクリレート;r
−ブチロラクトン/N−メチルエタノールアミン/ビス
(4−インシアナトシクロヘキシル)メタン/2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、r−ブチロラクトン/N−
メチルエタノールアミン/2,6−トリレンジイソシア
ネート/テトラエチレングリコール/2−ヒドロキシエ
チルアクリレート等のアミドウレタン(メタ)アクリレ
−);2,6−トリレンジイソシアネートジアクリレー
ト、インホロンジイソシアネートジアクリレート、ヘキ
サメチレンジイソシアネートジアクリレート等のウレタ
ンアクリレート;ジアリリデンペンタエリスリトール/
2−ヒドロキシエチルアクリレートから合成されたスピ
ロアセタールアクリレート;エポキシ化ブタジェン/2
−ヒドロキシエチルアクリレートから合成されたアクリ
ル化ポリブタジェン等が挙げられ、これらのモノマー及
びオリゴマーは単独又は2種以上の混合系で使用されろ
前記七ツマ−オリゴマーの中でも次の一般式(1) %式% −ルへキサアクリレート、トリペンタエリスリトールペ
ンタアクリレート、トリペンタエリスリトールヘキサア
クリレート、トリペンタエリスリトールヘプタアクリレ
ート等か、次の一般式(n) 〔式中、nは1〜4の整数であり、Xは少なくとも3個
が一般式: CH,=CH−C00−R,−(式中、R
3は単結合、炭素原子数1〜8のアルキレン基又は炭素
原子数1〜8のアルキレン基を有するポリオキシアルキ
レン基を表わす。)で示される基を表わし、残余が炭素
原子数1〜8のアルキル基、水酸基、アミン基、式: 
−(OR,)I!1−H(式中、R6は炭素原子数1〜
8のアルキレン基を表わし、mは正の整数である。)で
示される基又は式: −(OR,) −OH(式中、R
,及びmは前記と同義である。)で示されろ基を表わす
。〕で示される化合物、例えばジペンタエリスリトール
テトラアクリレート、ジベンクエリスリト(式中、nは
1〜10の正の整数、Xは任意に−OHか一0COCH
= CH,である。)で示されるポリビスフェノールA
型のポリアクリレート、例えばジグリシジルエーテル化
ビスフェノールAのジアクリレート、エビコー) + 
1001 (n=3、シェル社lA)のジアクリレート
等か、次の一般式(1) (式中、X、、X、、・・・、 Xnは炭素数6以下の
同じもしくは異なるアルキレン基又はその水素原子1個
か水酸基で置換された構造のものであり、nはO〜5の
整数である。)で示される化合物例えば2,2−ビス(
4−アクリロイルオキシジエトキ/フェニル)プロパン
、  2.2−ビス(4−アクリロイルオキシトリエト
キシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−アクリロ
イルオキシジグロボキシフェニル)プロパン等が、活性
エネルギー線として紫外線を用いた場合、空気中での速
乾性が非常に良好であり、特に好ましい架橋剤である。
本発明樹脂組成物の必須成分の1つであるポリオルガノ
シロキサンを幹又は枝とするグラフトポリマーは、感熱
転写を行なう際にカラーシート(転写紙)とのブロッキ
ング(スティッキング)を防止するために必要不可欠の
成分であるが、驚(べきことに該グラフトポリマーは、
そのブロッキング(スティッキング)防止効果もさるこ
とながら、昇華性分散染料で染着した物品の経時的色濃
度減少(暗退色性)が良好であり、色濃度の減少を防止
する効果を有することを見い出した。
ポリオルガノシロキサンを幹又は枝とするグラフトポリ
マーとして&工、まずビニル1合、重縮合、開環1合等
によって得られる1合体あるいは共1合体を幹とし、ポ
リオルガノシロキサンを枝とするグラフトポリマーを挙
げることが出来る。これらのグラフトポリマーの例とし
ては、片末端メククリロイルオキシ基、ビニル基又はメ
ルカプト基が付加されたポリシロキサン(マクロモノマ
ー)にアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリ
ル酸、官能基を有する(メタ)アクリル酸の誘導体、酢
散ビニル、塩化ビニル、(メタ)アクリロニトリル、ス
チレン等の単量体の少なくとも1種を1合してなるグラ
フトポリマー;ポリシロキサンの末端近くに2個のヒド
ロキシル基又はカルボキシル基ヲ有スるマクロモノマー
にジカルボン酸とジオールを反応させて得られろグラフ
トポリマー;ポリシロキサンの末端近くに2個のヒドロ
キシル基又はカルボキシル基を有するマクロモノマーに
ジェポキシ又はジイソシアネート化合物を反応させて得
られろグラフトポリマー等を挙げることが出来る。
他のグラフトポリマーとしては、ポリオルガノシロキサ
ンを幹とし、ビニル1合、l縮合、開環1合等によって
得られる1合体あるいは共重合体を枝とするグラフトポ
リマーを挙げることが出来る。これらの例としては、オ
ルガノシランとビニル重合性基を有するシラン、例えば
3−メタクリルオキシプロビルジメトキシメチルシラン
、メチルビニルジメトキシシラン、エチルビニルジェト
キシシラン等とを縮合することによって側鎖にメタクリ
ロイルオキシ基を有するポリシロキサンを合成し、次い
で該モノマーとアルキル(メタ)アクリレート、(メタ
)アクリル酸、官能基を有する(メタ)アクリル酸の誘
導体、酢酸ビニル、塩化ビニル、(メタ)アクリロニト
リル、スチレン等の単量体の少なくとも1租を重合して
得られるグラフトポリマ;オルガノシランとジェトキシ
−3−グリシドキシプロビルメチルシランとを縮合する
ことによって側鎖にグリシジル基を有するポリシロキサ
ンを合成し、次いでこれを(メタ)アクリル酸と反応さ
せて(メタ)アクリロイルオキシ基を含有する単量体を
得たのち、該単量体を重合させて得られるグラフトポリ
マー;オルガノシランとヒドロキシエチルメチルジメト
キシシランとを縮合することによって側鎖にヒドロキシ
ル基を有するポリシロキサンを合成し、次いでジカルボ
ン酸と該ジオールを重縮合させて得られるグラフトポリ
マー等を挙げることができる。
グラフトポリマーの幹又は枝となるポリシロキサンの合
成に際しては、環状シラン、特に繰返し単位が3〜8個
の環状ジメチルポリシロキサンを主原料とし、分子量調
節剤としてトリメチルメトキシシランまたはトリメチル
エトキシシランなどの1分子中1個のアルコキシ基を有
するシラン化合物を用い、官能基含有シランと強酸また
は強塩基を触媒として70〜150℃で重合すればよい
グラフトポリマーの配合量はポリエステル樹脂と架橋剤
の混合物100N量部に対して、グラフトポリマーの少
なくとも1種を0.05〜121Ef部、好ましくは0
.1〜10重量部であり、配合によっ℃転写紙(カラー
シート)とのブロッキングが顕著に解消されるとともに
染色した物品の暗退色性が改良される。配合量が0.0
5′M量部未満の場合はブロッキング解消効果が少な(
なるとともに暗退色性も改善されず、好ましくない。又
、配合量が12重量部を越える場合には活性エネルギー
線で硬化した硬化物が乳白化するとともに昇華性分散染
料で染色した際の染色濃度が低下するようになり、好ま
しくない。
ポリシロキサンを含むグラフトポリマーの分子量は10
00以上であることが好ましい。又ポリオルガノシロキ
サン成分とポリオルガノシロキサン成分以外の幹又は枝
となる1合体あるいは共1合体との重量比は、(ポリオ
ルガノシロキサン成分)/CM合体あるいは共1合体酸
分)=9515〜10/90であるのが好ましく、より
好ましくは90/10〜20/’80である。該比率が
9515を越えるようになると暗退色性が不良になる傾
向にあり、逆に10790未満になると耐ブロッキング
性が低下する傾向にあるとともに暗退色性も不良になる
傾向にある。又、グラフトポリマーの分子量が1000
未満であると、暗退色性が改良されに(い傾向にある。
尚、本発明においては、転写紙(カラーシート)との耐
ブロッキング性を更に改善するために、必要に応じシリ
コン系界面活性剤及びフッ素系界面活性剤から選ばれる
少なくとも1種を添加してもよい。配合量としてはポリ
エステル樹脂と架橋剤の合計量100重量蔀に対して0
.01〜9i量部、ただしグラフトポリマーとの合計で
0.05〜12N量部を越えない範囲で使用することが
出来る。
シリコン系界面活性剤としてはポリジメチルシロキサン
とポリオキシアルキレンがブロックになった化合物(そ
の他の官能基で若干変性されて〜・てもよい。)が有効
で、特にシリコン系界面活性剤中のCH,−(SIO)
、/、−基と一0R−基(R:アルキレン残基)の割合
が、CH,−(810)、、。
−/−0R−=: i/10〜1 / 0.1のもの、
好ましくは115〜170.2の範囲のものが、ブロッ
キング改良性とレベリング改良性及び染色濃度向上に効
果がある。
上記シリコン系界面活性剤の具体例としては一般式(I
V)、  (V) CH。
m及びnは1. 2. 3.・・・の正の整数を、また
!及びyは0,1,2,3.・・・の数を表わし、をと
る。R1は水素、アルキル基、アシル基又はアリール基
、アセトキシ基を表わす。)であり、m及びnは1,2
,3.・・・の正の整数を、またX及びyは0,1,2
,3.・・・の数を、2はOまたは1〜5の整数を表わ
し、式又はアリール基を表わし、R,4工水素、アルキ
ル基、アシル基又はアリール基、アセトキシ基を表わす
。)で示される化合物が挙げられる。
又、フッ素系界面活性剤としては、ポリエステル樹脂と
架橋剤の混合物に可溶性であり、耐フロンキング性を示
すものであれば、ノニオン系、アニオン系、カチオン系
又は両性系のいずれかのフッ素系界面活性剤を1種以上
用(・ることか可能で、例えばフルオロアルコキシポリ
フルオロアルキル硫酸エステル、フルオロカーボンスル
ホン酸塩、フルオロカーボンカルボン酸塩等のアニオン
系界面活性剤;例えばN−フルオロアルキルスルホンア
ミドアルキルアミン4級アンモニウム] N−フルオロ
アルキルスルホンアミドアルキルアミン塩、N−フルオ
ロアルキルアミドアルキルアミン4級アンモニウム塩、
N−フルオロアルキルアミドアルキルアミン塩、N−フ
ルオロアルキルスルホンアミドアルキルハロメチルエー
テル4級アンモニウム塩などのカチオン系界面活性剤;
例えばフルオロカーボンスルホンアミド、フルオロカー
ボンアミノスルホンアミド、フルオロカーボンカルボキ
シスルホンアミド、フルオロカーボンヒドロキシスルホ
ンアミド、フルオロカーボンスルホンアミドエチレンオ
キサイド付加物、フルオロカーボンヒドロキシスルホン
アミド硫酸エステル、フルオロカーボンアミノ酸アミド
、フルオロカーホン酸アミド、フルオロカーボンヒドロ
キシ酸アミド、フルオロカーボン酸アミドの工fL/7
オキサイド付加縮合物、フルオロカーボンヒドロキシ酸
アミド硫酸エステル、フルオロカーボンヒドロキシ酸ア
ミド硫酸エステル、フルオロカーボンスルホン酸、フル
オロハイドロカーボンカルボン酸、フルオロハイドロカ
ーボンアルキルエステル、フルオ四ハイドロ力−ボンア
ルキルエーテル、フルオロハイドロカーボンカルボキシ
アルキルエステル、フルオロカーボンヒドロキシアミド
、フルオロハイドロカーボンアルキルエステル硫酸、フ
ルオロアルキルジアミンなどのノニオン系界面活性剤;
例えばベタイン型フルオロカーボンスルホンアミド結合
を有するアルキルアミン、ベタイン型フルオロカーボン
酸アミド結合を有するアルキルアミン等の両性界面活性
剤が挙げられろ。上記界面活性剤の中でも本発明の組成
物のレベリング改良、ブロッキング解消等を特に考慮す
るとノニオン系界面活性剤が好ましい。
本発明においては、本発明の目的以外に更に光安定性が
要求される場合には各種紫外線吸収剤、光安定剤を添加
することができる。
又、驚くべきことに、紫外線吸収剤として特定量のベン
ゾ) IJアゾール系系外外線吸収剤、光安定剤として
特定量のヒンダードアミン系光安定剤とを併用すること
Kより光安定性の付与だけでな(、本発明の組成物の暗
退色性が格段に向上するとともに耐光性、染色感度も大
幅に改良されることが判明した。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の具体例としては、
2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾト
リアゾール(TINUVIN■P、チバガイギー社製)
、2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス(2,2−ジメ
チルベンジル)フェニルクー2H−ベンゾトリアシー/
v(T I NUVI N■234.チバガイギー社製
)、2− (3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾトリアシー# (TINUVIN■3
2o、チバガイギー社製)、2−(3−t−ブチル−5
−)fルー2−ヒドロキシ7エ二ル)−S−りOoヘン
ソ) ’J 7ソーx (TINUVIN(B)326
゜チバガイギー社製)、2− (3,5−ジ−t−フチ
ルー2−ヒドロキシフェニル)−5−1’ロロペンゾト
リアゾール(TINUVIN■327.チバガイギー社
製)、2− (3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキ
シフェニル)ベンゾトリアシー# (TINUVIN■
328.チバガイギー社製)等が挙げられ、これらは1
種以上を、ポリエステル樹脂と架橋剤の合計1001に
置部に対して1〜101量部、好ましくは2〜8x量部
の範囲で用いるのが好ましい。配合量がIXX郡部未満
は染色濃度、光安定性、暗退色性改良効果が顕著となり
に(く、逆に10!量部を越えると、活性エネルギーに
よる硬化性が低下する傾向にある。
又、ヒンダードアミン系光安定剤の具体例としては、ビ
ス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ6..ジヤ
)ヤ2.ヶー1(8い、。1[F]LS770゜三共(
株)製)、ビス(1,2,2,6,6−ベンタメテルー
4−ピペリジル)セバケート(8ANOL■LS765
.三共(株)製)、コハク酸ジメデル−1−(2−ヒド
ロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−チ
トラメチルピペリジン重縮合物(5ANOL@)LS6
22LD 、三共(株)製)、ポリ(〔6−(1,1,
3,3−テトラメチルブチル)イミノ−1,3,5−ト
リアジン−2,4−ジイル〕[(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)イミノ〕へキサメチレン(
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イ
ミノ] ) (5ANOL■ LS944LD、  三
共(株)製)、1−[2−(3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシ7エ二ル)プロビオニルオキシ]
エチル〕−4−C3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロビオニルオキシ:l −2,
2゜6.6−チトラメチルビペリジン(5ANOL■L
S2626、三共(株)製)等が挙げられ、これらは1
3以上をポリエステル樹脂と架橋剤の合計100i量部
に対して1〜10重量部の範囲で用いるのが好ましく・
。配合量が13量部未満では染色濃度、光安定性、暗退
色性改良効果が顕著となりにくく、逆に10′N量部を
越えると、活性エネルギー線による硬化性が低下する傾
向にある。
本発明の組成物は、架橋剤の一成分としてポリマーの溶
解性が強く粘度の低いテトラヒドロフルフリルアクリレ
ート等を使用する場合にはそのママロールコート、バー
コード、フレードコートなどのコーティングが可能であ
るが、塗工作業性を向上させるためには、これらの組成
物に溶剤、例えばエチルアルコール、メチルエチルケト
ン、トルエン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド等を
配合し、適当な塗工粘度に調節した方がよい。これによ
りスプレーコート、カーfンコート、70−コート、テ
ィップコート等を容易に行なうことが出来る。
又、本発明においては目的に応じて、更に数μm以下の
微小な無機微粒子、例えばシリカ、アルミナ、メルク、
酸化チタン等を配合してもよい。
本発明の組成物は電子線、紫外線などの活性エネルギー
線によってキユアリングされるが、線源の管理を考慮す
ると紫外線を用いるのがよい。活性エネルギー線として
紫外線を用いろ場合は、本発明の組成物のポリエステル
樹脂と架橋剤の合計100重量部に対して光重合開始剤
を通常0.1〜1011量部添加される。光1合開始剤
の具体例としては、例えばベンゾイン、ベンゾインイン
ブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、エチルフ
ェニルグリオキシレート、ジェトキシアセトフェノン、
1,1−ジクロロアセトフェノン、4′−イソプロビル
−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、1−
ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、ベンゾフェ
ノン、ベンゾフェノン/ジェタノールアミン、4.4’
−ビスジメチルアミノベンゾフェノン、2−メチルチオ
キサントン、tert−ブチルアントラキノン、ベンジ
ル等のカルボニル化合物;テトラメチルチウラムモノス
ルフィド、テトラメチルチクラムジスルフィド等の硫黄
化合物;アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス−2゜
4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物;ベンゾイ
ルパーオキサイド、ジーtart−ブチルパーオキサイ
ド等のパーオキサイド化合物等が挙げられ、これらの化
合物は1程もしくは2種以上の混合系で使用される。
本発明の組成物が適用できる物品としては綿の織物、P
ETフィルム、塩ビフィルム、PMMAシート、pcシ
ート、アクリルレンズ、ポリエステルのボタン、ナイロ
ンのバックル、紙、PP紙などを挙げることが出来、前
記した塗工法により組成物が塗工された後、活性エネル
ギー線によってキユアリングされる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を掲げ、更に詳細に説明する。な
お、実施例及び比較例中、「′部」は重量部を表わす。
参考例1 転写シートの作成 市販の厚み60μmの転写紙にカヤセットブルー136
(日本化薬製)の5%トリクロロエチレン溶液を均一に
塗布して転写シートを作成した。
参考例2 乾熱転写法 アイロン台上に紙を敷き、その上に本発明の樹脂組成物
を塗工しキユアリングした物品をのせ、参考例1で作成
した転写シートを重ねる。
更にこの上に厚み85μmの市販の紙を重ねた後、1 
’に9/cm!の押圧下、ホットプレートで145TI
、 X 10 see間加熱加熱。
参考例3 耐ブロッキング性の評価 参考例2の乾熱転写後、染色された物品と転写シートを
引きはがす際に、容易に引きはがすことが出来たものを
耐ブロッキング性を「良」と表わし、粘着性があり力を
入れる必要があったものを「不良」と表わした。
参考例4 染色濃度測定法 染色濃度はカラーアナライザー(日立製作断裂 307
型)を用い、光線透過率Tを測定し、log Tとして
求めた。
参考例5 耐光性評価法 キセノンフェードメーター(スガ試験機製、FAL−2
5AX型)曝露前後の色差△E(JI S Z−873
0,Hunterの色差式利用)により評価。比較には
ブルースケール(JISL−0841)を用いた。
参考例6 暗退色評価法 温度60℃、湿度60%の雰囲気下、*露後の色濃度変
化を百分率で評価。マイナス表示は色濃度が初期より薄
くなったことを表わす。
合成例1 グラフトポリマーGP−1 片末端メタクリロイルオキシプロビルのポリジメチルシ
ロキサン(分子量5006)  100Pメチルメタク
リレート           200濾過酸化ベンゾ
イル              3/トルエン   
              5001上記の組成のも
のを攪拌機付きの容積3ノのフラスコに仕込み、窒素置
換後90℃にて8時間1合した。この重合溶液を大量の
メタノール中に加え、ポリマーを沈殿回収した。
得られたグラフトポリマーはポリジメチルシロキサンが
枝となり、ポリメチルメタクリレートが幹となる分子量
約8万のポリジメチルシロキサン/ポリメチルメタクリ
レ−)=33/67のものであった。
合成例2 グラフトポリマーCP−2 片末端メタクリロイルオキシプロピルのポリジメチルシ
ロキサン(分子量 275)   1007’メチルメ
タクリレート 00i 過酸化ベンゾイル             12/ト
ルエン                500ノ上記
の組成のものを攪拌機つきの容積31!のフラスコに仕
込み、窒素置換後90°Cにて8時間重合した。この重
合溶液を大量のメタノール中に加え、ポリマーを沈殿回
収した。
得られたグラフトポリマーはポリジメチルシロキサンが
枝となり、ポリメチルメタクリレトが幹となる、分子1
約800のものであった。
合成例3GP−3 片末端メタクリロイルオキシプロビルのポリジメチルシ
ロキサン(分子量10000)  2971メチルメタ
クリレート             3p過酸化ベン
ゾイル              3J’トルエン 
                500J’上記の組
成のものを攪拌機つきの容積31のフラスコに仕込み、
窒素置換後90℃にて8時間重合した。この重合溶液を
大量のメタノール中に加え、ポリマーを沈殿回収した。
得られたグラフトポリマーはポリジメチルシロキサンが
枝となり、ポリメチルメタクリレートが幹となる、分子
量約8万のポリジメチルシロキサン/ポリメチルメタク
リレ−)=99/1のものであった。
合成例4GP−4 片末端メタクリロイルオキシプロピルのポリジメチルシ
ロキサン(分子i  500)    2iメチルメタ
クリレート           280濾過酸化ベン
ゾイル              3/トルエン  
              500ノ上記組成のもの
を攪拌機つきの容積3gのフラスコに仕込み、窒素置換
後90°Cにて8時間1合した。この重合溶液を大量の
メタノール中に加え、ポリマーを沈殿回収した。
得られたグラフトポリマーはポリジメチルシロキサンが
枝となり、ポリメチルメタクリレートが幹となる、分子
量約8万のポリジメチルシロキサン/ポリメチルメタク
リレート=7/93のものであった。
合成例5   GP−5 環状ジメチルポリシロキサン(繰り返し単位3〜6個)
50J’及びジメトキシ−3−メルカプトプロビルメチ
ルシラン3を及びメトキシトリメチルシラン1tを水酸
化カリウム0.0075jと共に、窒素雰囲気下、14
0℃で3時間攪拌した。
反応系を90℃に冷却し、1%硫酸水溶液1.3ノを加
えて1時間攪拌し、次いで更に水洗を3回行なった。
水洗した反応物を蒸留し、未反応物を取り除き、シリコ
ンポリマー(A)を45ノ得た。
次に、このシリコンポリマー(A) 451’、メクク
リル酸メチル90部及びトルエン19001を、過酸化
ベンゾイル0.0025Pと共に、窒素雰囲気下で80
℃に5時間加熱攪拌した。
生成物を過剰のアセトンに加え、グラフトポリマーCP
−5を沈殿させ1001を得たつ分子′f/には約10
万、ポリジメチルシロキサン/ポリメチルメタクリレー
ト=33767のものであった。
合成例6GP−6 環状ジメチルポリシロキサン(繰り返し単位3〜6個)
50ノ及びジェトキシメチルとニルシラン3を及びメト
キシトリメチルシラン1部を水酸化カリウム0.007
5ノと共に、窒素雰囲気下、140℃で3時間攪拌した
反応系を90℃に冷却し、1%硫酸水溶液1.3!を加
えて1時間攪拌し、次いで更に水洗を3回行なった。
水洗した反応物を蒸留し、未反応物を取り除き、シリコ
ンポリマー(B)を457’得た。
次に、このシリコンポリマー(B)45p、メタクリル
酸メチル707’、スチレン30/及びトルエン190
0J’を過酸化ベンシイfi10.0025ノと共に、
窒素雰囲気下で80°CK’C5時間加熱攪拌した。
生成物を過剰のアセトンに加え、グラフトポリマーGP
−6を沈殿させ100Pを得た。
実施例1〜3、比較例1〜9 表1に示す組成物を混合、調整後、これらを100μm
厚の透明なポリエステルフィルム(東しく株)製ルミラ
ー、品番100、タイプ510)の片面に浸漬法により
均一に塗布し、更に空気中で3 kw高高圧水銀−より
紫外線を照射して膜厚5〜6μmを有する昇華性分散染
料可染物品を得たので参考例1〜6に従って評価を行な
った。結果を表1に示した。又、ポリエステルフィルム
に対するキユアリングした組成物の接着性をセロハンテ
ープで剥離テストをしたところ、本発明の物品は良好で
剥離しなかった。
*1)2P6Aニジペンタエリスリトールへキサアクリ
レート *2) 2 P 5 A ニジペンタエリスリトールペ
ンタアクリレート *3) 2 P 4 A ニジペンタエリスリトールテ
トラアクリレート *4) A−DEP : 2,2−ビス(4−アクリロ
イルオキシジェトキシフェニル)プ (分子量15000〜20000. 7745℃) *7)シリコン系界面活性剤A: ロハン *5)ポリエステル樹脂A:テレ7タル酸/インフタル
酸/セバシン酸/エチレ ンクリコール/ネオペンチルグ リコールを縮重合により重合し た樹脂(分子[20000〜 25000、TP10℃) *6)ポリエステル樹脂B:テレフタル酸/イソフタル
酸/セバシン酸/エチレ ングリコール/ネオペンチルグ リコール/1,4−ブタンジオ− ルを縮重合により1合した樹脂 *8) コン) o−ルトするブルースケール3級。
4級、5級の△Eは以下の通りである。
3級28.0.4級4.5.5級6.1実施例4〜7 表2に示す組成物を混合、調整後、これらを100μm
厚の透明なポリエステルフィルム(東しく株)製 ルミ
ラー 品番100、タイプ510)の片面に浸漬法によ
り均一に塗布し、更に空気中で2 kv高高圧水銀例よ
り照射して膜厚5〜6μmを有する昇華性分散染料可染
物品を得、参考例1〜6に従って評価を行なった。
結果を表2に示した。又、ポリエステルフィルムに対す
るキユアリングした組成物の接着性をセロハンテープで
剥離テストをしたところ、本発明の物品は良好であり、
剥離しなかった。
*1)ポリエステル樹脂C:テレフタル酸/イソフタル
酸/エチレンクリコール /ネオペンチルグリコールより 縮1合された樹脂(分子量 15000〜20000、’r7 65℃) *2) ホIJエステルmUFl:テレフタル酸/セバ
シン酸/エチレンクリコール/ ネオペンチルグリコールよりな る樹脂(分子量20000〜 25000、Tp 10℃) *3)コントロールとなるブルースケ−#3級14級、
5級の△Eは以下の通りである。
3級28.0.4級4.5.5級6.1〔発明の効果〕 本発明の昇華性分散染料易可染性組成物は、昇華性の分
散染料で容易に高濃度に染色され、かつ発色性及び鮮明
性が従来のものに比べ格段に優れたものであると共K、
優れた耐ブロッキング性と高い耐熱性を有し、かつ分散
染料の乾式転写を低温・短時間という低エネルギー下で
実施可能で、得られた染色物品の耐光性、暗退色性が非
常に優れているので、本発明の組成物は、例えば織物の
乾式転写捺染用組成物、プラスチック成形品(フィルム
、シート、レンズ、ボタン等)の乾式熱転写用組成物な
どとして極めて有用であり、その工業的価値は大である
特許出願人   三菱レイヨン株式会社代理人 弁理士
 吉 澤  敏 夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)ポリエステル樹脂40〜95重量%と活性エネルギ
    ー線で硬化しうる架橋剤60〜5重量%とからなる混合
    物100重量部及びポリオルガノシロキサンを幹又は枝
    とするグラフトポリマーの少なくとも1種0.05〜1
    2重量部とからなる昇華性分散染料易染性樹脂組成物。
JP63178735A 1988-07-18 1988-07-18 昇華性分散染料易染性樹脂組成物 Pending JPH0226791A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323990A (ja) * 1989-06-21 1991-01-31 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0323990A (ja) * 1989-06-21 1991-01-31 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シート

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