JPH02266727A - ディジタル無線通信装置およびこの装置に用いられる誤り訂正回路 - Google Patents

ディジタル無線通信装置およびこの装置に用いられる誤り訂正回路

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JPH02266727A
JPH02266727A JP1088722A JP8872289A JPH02266727A JP H02266727 A JPH02266727 A JP H02266727A JP 1088722 A JP1088722 A JP 1088722A JP 8872289 A JP8872289 A JP 8872289A JP H02266727 A JPH02266727 A JP H02266727A
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digital
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bit
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JP1088722A
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Shuichi Tanaka
秀一 田中
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Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば地上マイクロ波通信システムの通信局
に設けられるディジタル無線通信装置およびこの装置に
用いられる誤り訂正回路に関する。
(従来の技術) 第4図はこの種の従来のディジタル無線通信装置(4相
PSK)の概略構成図であり、Tは送信系、Rは受信系
をそれぞれ示している。
先ず送信系では、複数系列の低次群ディジタル信号Di
nが入力されると、これらのディジタル信号Dinは送
信ディジタル信号処理部(T D P U)10の速度
変換回路11で先ず速度変換され、しかるのち多重化回
路12で無線回線監視用の付加ビットが挿入されたのち
、ディジタル信号DI。
DQとなってクロックCLKどともに変調部(MOD)
20へ供給される。変調部20では、上記ディジタル信
号DI、DQは先ず和分演算回路21で和分演算処理さ
れたのち、誤り訂正回路符号部22で誤り訂正用の処理
とともに符号化される。そして、この符号化されたディ
ジタル信号Dlc、DQcは、リング変調器23.24
で位相が相互に90″異なる搬送波信号と合成され周波
数変換されたのち、同相合成器27により合成されて出
力される。尚、上記搬送°波信号は搬送波発振器26か
ら出力された搬送波信号を電力分配器25で06と90
@とに分岐することにより得られる。そうして出力され
たディジタル信号は、送信@(TX)30を経たのちマ
イクロ波増幅器(HFA)31で増幅され、しかるのち
アンテナ32から送出される。
一方受信系Rでは、送信系Tからマイクロ波信号が到来
すると、このマイクロ波信号はアンテナ42で受信され
かつ低雑音増幅器(LNA)41で増幅されたのち、受
信ffi (RX)40を介して復調部(DEM)50
に導入される。復調部50では、上記受信ディジタル信
号は同相電力分配器51で二分岐されたのち同期検波器
52.53により再生搬送波信号と合成されて検波され
、しかるのち誤り訂正回路復号部56に導入される。尚
、上記再生搬送波信号は、再生搬送波発振器55から出
力された再生搬送波信号を電力分配器54で06、90
”に分配することにより得られる。誤り訂正回路復号部
56では、上記同期検波器52゜53から復調ディジタ
ル信号Dlc、DQcが供給されると、この復調ディジ
タル信号Dfc。
DQcは誤り訂正処理が行なわれるとともに復号され、
しかるのち差分演算回路57で差分演算処理が行なわれ
て原ディジタル信号DI、DQが再生される。この原デ
ィジタル信号DI、DQは、再生クロックCLKととも
に受信ディジタル信号処理部(RDPU)60に導入さ
れる。そして、この処理部60内の分離回路61で無線
回線監視用の付加ビットが主信号から分離され、しかる
のち主信号は速度変換回路62で速度変換されて、これ
により複数列の低次群ディジタル信号D outとなっ
て出力される。
(発明が解決しようとする課題) ところが、この様な従来のディジタル無線通信装置には
次のような改善すべき課題があった。
すなわち、誤り訂正回路符号部22は第5図に示す如く
、和分演算処理後のディジタル信号の同相分(I軸)D
laおよび直交分(Q軸)DQa毎にそれぞれ1個の誤
り訂正回路符号器22I。
22Qを設け、さらに冗長ビット挿入用の速度変換回路
22Sを備えている。一方誤り訂正回路復号器50につ
いても、第6図に示す如く復調ディジタル信号の同相分
(!軸)DIおよび直交分(Q軸)DQ毎にそれぞれ1
個の誤り訂正回路復号器561.56Qを設け、さらに
冗長ビット除去用の速度変換回路56Sを備えている。
このため、伝送路上でディジタル信号に連続する複数の
ビット誤りが発生すると、誤り訂正回路の誤り訂正能力
が1ビットの場合には上記連続する複数のビット誤りを
訂正することができなかった。
また、上記従来の装置は誤り訂正回路符号部22を和分
演算回路21の後段に配置し、かつ誤り訂正回路復号部
56を差分演算回路57の前段に配置している。その理
由は次のようなものである。すなわち、和分演算回路2
1および差分演算回路57はそれぞれ第3図(a)、(
b)にその処理系統を示すように、 yit閤yk−1+xk yk −yk−1−xk なる演算処理を行なうことにより差動変換を行ない、こ
れにより基準搬送波の絶対位相が未知であってもパルス
間の位相変化分を検出できるようにするものである。こ
のような差動変換をもし仮に誤り訂正処理の内側で行な
ったとすると、つまり和分演算回路21を誤り訂正回路
符号部22の後段に配置するとともに差分演算回路57
を誤り訂正回路復号部56の前段に配置すると、伝送路
上でディジタル信号に例えば1ビット誤りが発生した場
合に、差分演算回路57の差分演算処理によりこの1ビ
ット誤りが連続する2ビット誤りとなり、この結果誤り
訂正回路復号部56で誤り訂正を行なえなくなるからで
ある。ところが、以上のような理由で誤り訂正回路符号
部22および誤り訂正回路復号部56をそれぞれ和分演
算回路21の後段、差分演算回路57の前段にそれぞれ
配置した従来の装置にあっては、送信系Tでは速度変換
回路を送信ディジタル信号処理回路10と誤り訂正回路
符号器21とにそれぞれ独立して設けなければならず、
同様に受信系Rにおいても速度変換回路を受信ディジタ
ル信号処理回路60と誤り訂正回路復号部56とにそれ
ぞれ独立して設けなければならない。このため、送信系
Tおよび受信系Rの構成が構成が複雑化し、かつ高価に
なるという問題点があった。
そこで、本発明は上記事情に着目し、その目的は伝送路
上でディジタル信号に連続する複数のビット誤りが発生
しても、これを1ビット誤りとして訂正処理できるよう
にする誤り訂正回路を提供することである。
また本発明の別の目的は、差動変換により受信ディジタ
ル信号のビット誤りが連続する複数のビット誤りに増加
しても、これを1ビット誤りとして誤り訂正処理を行な
うことができ、しかも誤り訂正用の速度変換回路を不要
にして装置の構成を簡単かつ安価にし得るディジタル無
線通信装置を提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、多値位相変調方式または多値直交振幅変調方
式によりディジタル信号を変調して伝送するディジタル
無線通信装置に用いられる誤り訂正回路において、ディ
ジタル入力信号の同相分および直交分毎に、それぞれ複
数の誤り訂正手段と、2個の分配入力手段と、2個の合
成出力手段とを設け、2個の分配入力手段により、上記
ディジタル入力信号の同相分および直交分を上記複数列
の誤り訂正手段にそれぞれ1ビットずつ順に分配して供
給し、かつ上記2個の合成出力手段により、同相分およ
び直交分毎に上記複数列の誤り訂正手段から出力された
ディジタル信号を1系列のディジタル出力信号にそれぞ
れ合成するようにしたものである。
また別の本発明は、送信系に、ディジタル入力信号を速
度変換して所定の付加ビットを挿入する送信信号処理部
と、和分演算回路および誤り訂正回路を有し上記送信信
号処理部から出力されたディジタル信号を変調する変調
部とを備え、かつ受信系に、差分演算回路および誤り訂
正回路を有し受信ディジタル信号を復調する復調部と、
この復調部か・ら出力された復調ディジタル信号を速度
変換して上記所定の付加ビットを除去する受信信号処理
部とを備えたディジタル無線通信装置において、上記誤
り訂正回路を、ディジタル信号の同相分および直交分毎
にそれぞれ設けられた複数列の誤り訂正手段と、これら
の誤り訂正手段に上記ディジタル信号の同相分および直
交分をそれぞれ1ビットずつ順に分配して供給する2個
の分配入力手段と、上記複数列の誤り訂正手段から出力
されたディジタル信号を同相分および直交分毎に1系列
のディジタル信号に合成する2個の合成出力手段とから
構成し、この誤り訂正回路を送信系では上記和分演算回
路の前段に、かつ受信系では上記差分演算回路の後段に
それぞれ配置するようにしたものである。
(作用) この結果本発明によれば、ディジタル信号は複数の誤り
訂正手段に1ビットずつ順に分配されて並列に誤り訂正
処理されるので、伝送路上で例えば連続する複数のビッ
ト誤りが発生しても、これらの連続する複数のビット誤
りは各誤り訂正手段に1ビットずつ分配されて1ビット
誤りとして訂正処理されることになる。このため、各誤
り訂正手段の誤り訂正能力が1ビット分しか有していな
くても、確実に誤り訂正を行なうことができる。
また別の本発明によれば、上記したようにディジタル信
号に発生した連続する複数のビット誤りを1ビット誤り
として訂正可能な誤り訂正手段を用い、かつこのような
誤り訂正手段を和分演算回路の前段および差分演算回路
の後段にそれぞれ配置したことによって、誤り訂正手段
で冗長ビットの挿入および除去を行なうために必要な速
度変換回路を、送信信号処理回路および受信信号処理回
路で無線回線監視用の付加ビットを挿入および除去する
ために設けられる速度変換回路と兼用することができる
。このため、速度変換回路を送信系および受信系でそれ
ぞれ1つずつにすることができ、これにより装置の構成
を簡単化しかつ装置を安価にすることができる。また、
誤り訂正回路を和分演算回路の前段および差分演算回路
の後段にそれぞれ配置すると、伝送路上でディジタル信
号に発生した1ビット誤りは差動変換により2ビット誤
りとなるが、この2ビット誤りは先に述べたように複数
列の誤り訂正手段に1ビットずつ分配されて1ビット誤
りとして訂正処理されることになるので、誤り訂正能力
が1ビットの誤り訂正手段でも確実に誤り訂正すること
ができる。
(実施例) 第1図(a)、(b)は、それぞれ本発明の・一実施例
におけるディジタル無線通信装置の送信系および受信系
の要部構成を示す図である。尚、同図において前記第4
図と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略す
る。
先ず送信ディジタル信号処理部100において、速度変
換回路13は、無線回線監視用の付加ビットと、誤り訂
正符号用の冗長ビットのタイムスロットとを1回の速度
変換により同時に挿入するように構成されており、フレ
ーム同期信号FSは後述する誤り訂正回路符号部に供給
される。
次に変調部200において、誤り訂正回路符号部70は
、和分演算回路21の前段に配置しである。誤り訂正回
路符号部70は、ディジタル入力信号の同相分DIおよ
び直交骨DQ毎に、それぞれ2個の誤り訂正回路符号器
711a、711bおよび71Qa、71Qbと、1個
のシリーズ拳パラレル変換器(S/P)721.720
と、1個のパラレル・シリーズ変換器(P/5)731
.730とを設けたものである。このうちS/P変換器
721.72Qは、ディジタル入力信号の同相分DIお
よび直交分DQを上記各誤り訂正回路符号器711a、
711blおよび71Qa、71Qbに対し、それぞれ
1ビットずつ交互に分配供給するものである。しかして
、誤り訂正回路符号器711a、711bには、ディジ
タル入力信号の同相分DIの奇数ビットおよび偶数ビッ
トがそれぞれ供給され、また同様に誤り訂正回路符号器
71Qa、71Qbには、ディジタル入力信号の直交分
DQの奇数ビットおよび偶数ビットがそれぞれ供給され
る。また、P/S変換器731,730は、上記3り訂
正回路符号器711a、711bおよび71Qa、71
Qbからそれぞれ出力される同相分の2系統の信号およ
び直交分の2系統の信号を、それぞれ1系列の同相分の
信号および直交分の信号に合成して出力するものである
。尚、上記S/P変換器721゜72QおよびP/S変
換器731,730の動作は、多重化回路12から供給
されるクロックCLKに同期して行なわれる。また誤り
訂正回路符号器711a、7丁lbおよび71Qa。
71Qbの誤り訂正符号の挿入動作は、前記速度変換回
路13から供給されるフレーム同期信号FSに同期して
行なわれる。
一方、受信系の受信ディジタル信号処理回路600にお
いて、速度変換回路63は前記送信ディジタル信号処理
回路100の速度変換回路13と同様に、無線回線監視
用の付加ビットと、誤り訂正符号用の冗長ビットのタイ
ムスロットとを1回の速度変換により同時に除去するよ
うに構成されており、フレーム同期信号FSは後述する
誤り訂正回路復号部に供給される。
また復調部500において、誤り訂正回路復号部80は
差分演算回路57の後段に配置しである。
誤り訂正回路復号部80は、前記変調部200の誤り訂
正回路符号部70と同様に、ディジタル出力信号の同相
分DIおよび直交性DQ毎に、それぞれ2個の誤り訂正
回路復号器811a。
811bおよび81Qa、81Qbと、1個のシリーズ
・パラレル変換器(S/P)821゜820と、1個の
パラレル・シリーズ変換器(P/5)831,83Qと
を設けたものである。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
先ず送信系において、送信ディジタル信号処理回路10
0に入力された低次群ディジタル信号Dinは、速度変
換回路13により速度変換され、これにより無線回線監
視用の付加ビットと、後段の誤り訂正回路符号部70で
誤り訂正用の冗長ビットを押入するためのタイムスロッ
トとがそれぞれ挿入される。そして多重化回路12で多
重化されたのち変調部200に供給される。
さて、そうして変調部200に供給されるとディジタル
入力信号は、先ず誤り訂正回路符号部70に導入される
。この誤り訂正回路符号部70では、上記ディジタル入
力信号は同相分DIおよび直交性DQ毎に、S/P変換
器721,720により2個の誤り訂正回路符号器71
1a。
711bおよび710a、71Qbにそれぞれ1ビット
ずつ交互に分配供給される。したがって、上記ディジタ
ル入力信号は、誤り訂正回路符号器711a、711b
および71Qa、71Qbにおいて同相分DIおよび直
交性DQ毎に、奇数ビット列と偶数ビット列とに分けら
れた状態でそれぞれ誤り訂正符号化処理が行なわれる。
このように誤り訂正符号化処理がなされた奇数ビット列
および偶数ビット列は、誤り訂正回路符号器711a、
711bおよび71Qa、71Qb出力される際に、同
相分および直交分毎にP/S変換器731.73Qによ
りそれぞれ1系列のディジタル信号に合成されたのち、
和分演算回路21に供給される。そして、この和分演算
回路21でV k −Y k−1+ x k なる処理が行なわれたのち、リング変調器23824で
周波数変換され、しかるのち送信盤30およびマイクロ
波増幅器31を経てアンテナ32から送出される。
これに対し受信系では、アンテナ42および低雑音増幅
器41を介して受信盤40でマイクロ波信号が受信され
ると、この受信マイクロ波信号は同期検波器52.53
で同相分および直交分毎にそれぞれ周波数変換されたの
ち、差分演算回路57に導入される。この差分演算回路
57では、受信ディジタル信号Dlc、DQcは yk−yk−1−xk なる差分演算処理が行なわれる。この差分演算処理が終
了すると受信ディジタル信号は、次に誤り訂正回路復号
部80に導かれる。誤り訂正回路復号部80では、上記
受信ディジタル信号は同相分および直交分毎に、S/P
変換器821,82Qにより2個の誤り訂正回路復号器
811a。
811bおよび81Qa、81Qbにそれぞれ1ビット
ずつ交互に分配供給される。そして、受信ディジタル信
号は、これらの誤り訂正回路復号器811a、811b
および81Qa、81Qbにおいて、同相分DIおよび
直交性DQ毎に奇数ビット列と偶数ビット列とに分けら
れた状態でそれぞれ誤り訂正復号化処理される。したが
って、例えばいま伝送路上で伝送信号に1ビット誤りが
発生し、その復調ディジタル信号を差分演算処理するこ
とで第2図に示す如く上記ビット族りが時系列上の隣接
ビットに波及し、これにより2ビット誤りとなっても、
この2ビット誤りは奇数用の誤り訂正回路復号器811
a、81Qaおよび偶数用の誤り訂正回路復号器811
b、81Qbにおいて、それぞれ第2図に示す如く各々
1ビット誤りとして処理されることになる。このため、
誤り訂正回路復号器811a、811bおよび81Qa
、81Qbの誤り訂正能力が1ビットであっても、確実
に誤り訂正を行なうことができる。
そうして誤り訂正処理が行なわれた受信ディジタル信号
の奇数ビット列および偶数ビット列は、P/S変換器8
31,830で同相分および直交分毎にそれぞれ1系列
のディジタル信号DI。
DQに合成され、しかるのち受信ディジタル信号処理回
路600に導入される。そして、この処理回路600で
は分離回路61で分離処理されたのち、速度変換回路6
3により無線回線監視用の付加ビットおよび誤り訂正用
の冗長ビットを挿入したタイムスロットがそれぞれ1回
の速度変換により除去され、この処理が終了したのち低
次群ディジタル出力信号Doutとなって出力される。
このように本実施例であれば、誤り訂正回路符号部70
および誤り訂正回路復号部80をそれぞれ和分演算回路
21の前段、差分演算回路57の後段に配置したことに
よって、誤り訂正用冗長ビットのタイムスロットの挿入
および除去を、無線回線監視用の付加ビットを挿入およ
び除去するための速度変換回路13.63により同時に
行なうことができる。すなわち、速度変換回路は送信系
および受信系においてそれぞれ1つずつに減らすことが
できる。したがって、送信系および受信系において速度
変換回路をそれぞれ2つずつ設けなければならなかった
従来の装置に比べて、装置の回路構成を簡単化すること
ができる。一般に速度変換回路は、電圧制御発振器(V
 CO)やカウンタ等からなる比較的複雑な回路構成と
なるため、このような回路を半減できることは装置の構
成を簡単化する上で極めて有効である。また、誤り訂正
回路符号部70および誤り訂正回路復号部80をそれぞ
れ和分演算回路21の前段、差分演算回路57の後段に
配置すると、差動変換により復調ディジタル信号のビッ
ト誤りが隣接ビットに波及してビット誤りが増加するこ
とになる。しかし、本実施例では誤り訂正回路符号部7
0および誤り訂正回路復号部80をそれぞれディジタル
信号の同相分および直交分毎に2系統とし、これにより
ディジタル信号の同相分および直交分をそれぞれ奇数ビ
ット列と偶数ビット列とに分割してそれぞれ誤り訂正処
理するようにしている。このため、伝送路上で例えば1
ビット誤りが発生してこの誤りが差動変換により2ビッ
ト誤りに増加しても、誤り訂正回路復号器811a、8
11bおよび81Qa、81Qbでは各々1ビット誤り
として処理することができ、誤り訂正処理上では全く不
具合を生じない。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、上記実施例では誤り訂正回路符号部70および誤
り訂正回路復号部80をそれぞれ和分演算回路21の前
段、差分演算回路57の後段に配置した場合を例にとっ
て説明したが、第4図に示すようにそれぞれ和分演算回
路21の後段、差分演算回路57の前段に配置するよう
にしてもよい。このようにした場合でも、誤り訂正回路
自体は復調ディジタル信号の2ビット誤りを1ビット誤
りとして誤り訂正処理する能力を有しているため、同相
分および直交分毎にそれぞれ1系統の誤り訂正回路符号
器および誤り訂正回路復号器を設けていた従来の誤り訂
正回路に比べて、簡単な構成でありながら高い誤り訂正
能力を得ることができる。また、誤り訂正回路符号器お
よび誤り訂正回路復号器は、同相分および直交分毎にそ
れぞれ3系統以上設けてもよく、その他分配入力手段お
よび合成出力手段の回路構成や装置の各部分の構成、変
調方式の種類等についても、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、ディジタル入力信
号の同相分および直交分毎に、それぞれ複数の誤り訂正
手段と、2個の分配入力手段と、2個の合成出力手段と
を設け、2個の分配入力手段により、上記ディジタル入
力信号の同相分および直交分を上記複数列の誤り訂正手
段にそれぞれ1ビットずつ順に分配して供給し、かつ上
記2個の合成出力手段により、同相分および直交分毎に
上記複数列の誤り訂正手段から出力されたディジタル信
号を1系列のディジタル出力信号にそれぞれ合成するよ
うにしたことによって、伝送路上でディジタル信号に連
続する複数のビット誤りが発生しても、これを1ビット
誤りとして訂正処理することができる誤り訂正回路を提
供することができる。
また別の本発明によれば、誤り訂正回路を、ディジタル
信号の同相分および直交分毎にそれぞれ設けられた複数
列の誤り訂正手段と、これらの誤り訂正手段に上記ディ
ジタル信号の同相分および直交分をそれぞれ1ビットず
つ順に分配して供給する2個の分配入力手段と、上記複
数列の誤り訂正手段から出力されたディジタル信号を同
相分および直交分毎に1系列のディジタル信号に合成す
る2個の合成出力手段とから構成し、この誤り訂正回路
を送信系では和分演算回路の前段に、かつ受信系では差
分演算回路の後段にそれぞれ配置するようにしたことに
よって、差動変換により受信ディジタル信号のビット誤
りが連続する複数のビット誤りに増加しても、これを1
ビット誤りとして誤り訂正処理を行なうことができ、し
かも誤り訂正用の速度変換回路を不要にして装置の構成
を簡単かつ安価にし得るディジタル無線通信装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるディジタル無線通信
装置の送信系および受信系の要部構成を示す回路ブロッ
ク図、第2図は同装置の動作説明に使用するタイミング
図、第3図は差動変換の処理系統図、第4図は従来のデ
ィジタル無線通信復号器の構成を示すブロック図である
。 T・・・送信系、R・・・受信系、10,100・・・
送信ディジタル信号処理部、11.13・・・送信系の
速度変換回路、12・・・多重化回路、20,200・
・・変調部、21・・・和分演算回路、22.70・・
・誤り訂正回路符号部、23.24・・・リング変調器
、25.54・・・電力分配器、26・・・搬送波発振
器、27・・・同相電力合成器、30・・・送信盤、3
1・・・マイクロ波増幅器、32.42・・・アンテナ
、40・・・受信盤、41・・・低雑音増幅器、50,
500・・・復調部、51・・・同相電力分配器、52
.53・・・同期検波器、55・・・再生搬送波発振器
、56.80・・・誤り訂正回路復号部、57・・・差
分演算回路、60・・・受信ディジタル信号処理部、6
1・・・分離回路、62.63・・・受信系の速度変換
回路、711a、°71 l b、71Qa、71Qb
−・−誤り訂正回路符号器、811a、81 lb、8
1Qa。 81Qb・・・誤り訂正回路復号器、721,72Q。 821.82Q・・・シリーズ・パラレル(S/P)変
換器、731,730,831,830・・・パラレル
・シリーズ(P/S)変換器。 ビア目弄9 第2図 第3 図(a) 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第3図(b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多値位相変調方式または多値直交振幅変調方式に
    よりディジタル信号を変調して伝送するディジタル無線
    通信装置に用いられる誤り訂正回路において、 ディジタル入力信号の同相分および直交分毎にそれぞれ
    設けられた複数列の誤り訂正手段と、これらの誤り訂正
    手段に前記ディジタル入力信号の同相分および直交分を
    それぞれ1ビットずつ順に分配して供給する2個の分配
    入力手段と、前記複数列の誤り訂正手段から出力された
    ディジタル信号を同相分および直交分毎にそれぞれ1系
    列のディジタル出力信号に合成する2個の合成出力手段
    とを備えたことを特徴とする誤り訂正回路。
  2. (2)送信系に、ディジタル入力信号を速度変換して所
    定の付加ビットを挿入する送信信号処理部と、和分演算
    回路および誤り訂正回路を有し前記送信信号処理部から
    出力されたディジタル信号を変調する変調部とを備え、
    かつ受信系に、差分演算回路および誤り訂正回路を有し
    受信ディジタル信号を復調する復調部と、この復調部か
    ら出力された復調ディジタル信号を速度変換して前記所
    定の付加ビットを除去する受信信号処理部とを備えたデ
    ィジタル無線通信装置において、 前記誤り訂正回路を、ディジタル信号の同相分および直
    交分毎にそれぞれ設けられた複数列の誤り訂正手段と、
    これらの誤り訂正手段に前記ディジタル信号の同相分お
    よび直交分をそれぞれ1ビットずつ順に分配して供給す
    る2個の分配入力手段と、前記複数列の誤り訂正手段か
    ら出力されたディジタル信号を同相分および直交分毎に
    それぞれ1系列のディジタル信号に合成する2個の合成
    出力手段とから構成し、この誤り訂正回路を送信系では
    前記和分演算回路の前段に、かつ受信系では前記差分演
    算回路の後段にそれぞれ配置したことを特徴とするディ
    ジタル無線通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238426A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Nec Lab America Inc 逐次モンテカルロによる、複雑さが低減された多入力多出力(mimo)チャネル検出
JP2012044644A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Lg Electronics Inc 無線通信システムで制御情報を送信する方法及びそのための装置
US8923222B2 (en) 2010-08-20 2014-12-30 Lg Electronics Inc. Method for transmitting control information in wireless communication system and apparatus therefor

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