JPH0226659A - 静電粉体塗装方法及びその装置 - Google Patents

静電粉体塗装方法及びその装置

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Publication number
JPH0226659A
JPH0226659A JP17567488A JP17567488A JPH0226659A JP H0226659 A JPH0226659 A JP H0226659A JP 17567488 A JP17567488 A JP 17567488A JP 17567488 A JP17567488 A JP 17567488A JP H0226659 A JPH0226659 A JP H0226659A
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JP
Japan
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powder
coating
coating materials
powder coating
mixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP17567488A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Hosokawa
益男 細川
Masuhiro Morimoto
森本 益弘
Masaru Iwato
勝 岩戸
Tetsuo Saimoto
采本 哲雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosokawa Micron Corp
Original Assignee
Hosokawa Micron Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、静電粉体塗装に於いて原料粉体塗料の均質化
をはかり塗装欠陥の無い塗装を行なう塗装方法及びその
設備に関するものである。
(従来技術) 従来、静電粉体塗装に於いて原料粉体塗料特に未使用粉
と回収粉を再使用のため混合したもの、及び成分中に分
離しやすい粒子を含む粉体塗料で調合後の塗料の分離現
象を防止し組成の均質化をはかるものはなかった。
(本発明が解決しようとする課題) 粉体塗装に於いて、塗装欠陥を防止するには塗装設備の
完備と共に原料粉体塗料の均質性が強く求められる。例
えば回収粉を再利用する際には、回収船と未使用粉との
組成、特に粒度分布の違いから塗装欠陥が生じやすい、
この欠陥の発生防止には現状では回収船の再利用は行な
わないか、ないしはふるい分けた後の一部のみを使用す
るというような消極的な手法しかなかった。また、成分
中に特殊な特性を持つ微粒子など分離しやすい粒子を含
む粉体塗料では製造後に塗料を運搬したり、長時間保管
することは塗料成分の分離現象を招き易く、時間と共に
、樹脂粉末と顔料粒子などが分離し塗料の均一性を損な
い塗膜にムラを生じたり色別れなどの欠陥を発生しやす
くする。本発明はこうした点に鑑み、常に均一な組成の
塗料を得ることにより、塗装欠陥をなくすると共に回収
船の有効な再利用を可能にすることにある。
(課麗を解決するための手段) 本発明は、静電粉体塗装装置に於いて粉体塗装機に粉体
塗料を供給する直前に媒体ボールを入れた媒体撹拌型混
合機によって複数の粉体塗料原料を撹拌混合し、分離機
により媒体ボールを取り除いた粉体塗料のみを粉体塗装
機へ送り込むものである。
(作用) 本発明で用いている媒体撹拌型混合機は非常に分散効果
が優れている。すなわち撹拌混合容器内で起こる媒体ボ
ー、ルの激しい撹拌運動によって、凝集した微粒子群は
互いに高い頻度で衝突する媒体ボールによって強力な衝
撃力とせん断力を受は個々の粒子に分散させられると共
に、媒体ボールの複雑な動きにより、ごく短時間の間に
均一に粉体塗料や顔料などの添加剤を分散混合をさせる
ことが出来る。これを速やかに粉体供給装置に送り込む
ことによりたとえ塗料成分中に分離し易い粒子を含む粉
体塗料であっても成分の分離がなく、塗装欠陥のない均
一な塗面が常に得られるようになる。
(発明の効果) 本発明によると分離し易い成分を含む塗料粉体を混合性
能の良い媒体撹拌型混合機を用い短時間に、かつ簡単に
複数の塗料粉体原料を可能な限り小容量づつ塗装置前に
調整し、粉体塗料として調整後は長時間放置する事なく
所定の特性を持つ塗料として粉体塗装機に供給すること
により成分の分離が無い均一な組成を保持出来るので、
塗膜にムラを生じたり色別れなどの欠陥の生じることを
防止し得た。また回収船を原料の一部として循環させて
も均一な組成、粒度分布の塗料を得ることが出来るので
再利用しても塗装欠陥の原因とはならないため経済的な
効果も大である。
(実施例) 第1図は本発明を実施した装置の一例である。
Bは粉体調整装置を構成する部分で、媒体ボール、粉体
塗料、顔料など添加物を貯槽するホッパ(1)と、ホッ
パ(1)から引き出した媒体ボール、粉体塗料、顔料な
ど添加物を計量する計量機(2)と、媒体撹拌型混合機
(3)と媒体撹拌型混合機(3)で混合した後、混合容
器の内容品を媒体ボールと塗料を分離する篩機(4)よ
りなる。この装置で充分分散混合された混合容器の内容
品から媒体ボールを除去し所定の性能を有する粉体塗料
のみを粉体供給装置(5)へ空気輸送などの手段を用い
投入する。粉体塗料を分離した媒体ボールはホッパー(
1)にコンベヤーなどの手段によりもどされる。粉体供
給装置(5)は塗料と操作盤(7〕でコントロールされ
た圧縮空気供給装置(6)からのエアを混合して静電粉
体塗装機(8)へ送る装置で、図示省略の塗料容器、粉
体輸送ポンプ、粉体流動撹拌装置などで構成されている
。静電粉体塗装機(8)のガンヘッドには粉体の噴射速
度を落とし、パターンを広げて均一に分散させるための
分散機構を備え、静電発生器量)に依り塗料粒子に電荷
を与え、被塗物Aに塗料を塗着させる。オーバースプレ
ーした粉体塗゛餌は塗装ブース(9)の後に設けられて
いる回収装置QO)で集められ回収船として空気輸送な
どによりホッパ(1)に送られ再利用させている。なお
媒体撹拌型混合機(3)は上部に供給口(ロ)、下部に
排出口Q3)を有する撹拌混合容器αJの上方で相変さ
せた回転軸Q5)に取り付けられた撹拌ピン(5)を回
転させて媒体ボールと共に原料を撹拌混合を打なわ甘る
構成となっている。また、媒体撹拌型混合機(3)では
粉体塗料の諸性質に応じて撹拌混合容器内)の周囲にジ
ャケット(6)設けて冷却したり加温したりして、塗料
の均質化をより促進させるようにしている。
(別の実施例) 酸化チタンを混入した琺瑯用乳白色フリット粉末100
部に樹脂粉末(メタアクリル酸エステルポリマー、平均
分子量10万、ガラス転移点60”C)10部および青
色顔1(Co−Zn−3i系)5部を直径450.高さ
75cm内容積100pの撹拌媒体型混合機を用い、ジ
ャケットに80℃の温水を通して加熱しながら分散、混
合、混練りを行って得た着色フリット組成物を用いて塗
装を行なったところ、塗着効率が60%であったので回
収粉40%、新原料として上記と同じ組成割合の原料6
0%を撹拌媒体型混合機に投入し、加熱しながら分散、
混合、混練りを行った。これを静電粉体塗装装置に供給
し吹き付は塗装を行ない、電気炉800°Cで15分間
焼き付けを行なって得た塗膜の状況は、薄いブルーの光
沢を帯びた平滑連続塗膜であった。しかし、単に回収粉
と未使用フリットを4=6の割合で粉体供給機に投入し
て塗装した塗膜状態は全体的に斑点状のムラのある薄い
ブルーの光沢を帯びた連続塗膜であった。
(別の実施例) 内容積50Rの撹拌媒体型混合機でジャケットに10’
Cの冷水を通して冷却しながら黒色の粉体塗料100部
、雲母に酸化チタンをコーティングしたいわゆるパール
顔料を3部の割合で分散、混合を行って得た製品を静電
粉体塗装装置の粉体供給装置に供給し吹き付は塗装を行
ない、200°Cの電気炉で15分間焼き付けを行なっ
た結果全く色別れの無い連続塗膜が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の概要を示すフロー図、第2図
は実施例に於ける粉体調整装置の媒体撹拌型混合機の要
部断面図である。 図において、 (1)・・・・・・・ホッパー、(2)・・・・・・・
計量機、(3)・・・・・・媒体撹拌型混合機、(4)
・−・・・・篩機、(5)・・・−・・粉体供給装置、
(6)−・・・・・圧縮空気供給装置、(カー・・・・
操作盤、(8)・・・・・・静電粉体塗装機、(9)・
・・・・・塗装ブース、α0)・−・−・・回収装置、
(lυ・・−・・撹拌混合容器、(12)・・・・・・
供給口、α3)・・・・・・排出口、Q4)−・・・・
ジャケット、Q5)−、・・・・回転軸、α6)・・・
・・・撹拌ピン、A・・・・・・・被塗物、B・・・・
・・粉体調整装置、である。 以上 出願人 ホソカワミクロン株式会社 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電粉体塗装に於いて粉体塗装機に粉体を供給す
    る直前に所定の性能を持った粉体塗料とするための粉体
    調整装置によって粉体塗料原料を撹拌混合して、直接ま
    たは粉体供給装置を経て粉体塗装機に送り込むことを特
    徴とする静電粉体塗装方法。
  2. (2)粉体調整装置を用いてフリット粉末に樹脂粉末を
    融着させて乾式琺瑯掛を行なうことを特徴とする請求項
    1記載の静電粉体塗装方法。
  3. (3)粉体調整装置を用いてパール顔料を粉体塗料樹脂
    に適正な温度条件下で分散混合しメタリック調塗装を行
    なうことを特徴とする請求項1記載の静電粉体塗装方法
JP17567488A 1988-07-13 1988-07-13 静電粉体塗装方法及びその装置 Pending JPH0226659A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5319001A (en) * 1988-12-02 1994-06-07 Courtaulds Coating (Holdings) United Colored powder coating compositions
US5470893A (en) * 1990-06-01 1995-11-28 Courtaulds Coatings (Holdings) Limited Powder coating compositions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5319001A (en) * 1988-12-02 1994-06-07 Courtaulds Coating (Holdings) United Colored powder coating compositions
US5470893A (en) * 1990-06-01 1995-11-28 Courtaulds Coatings (Holdings) Limited Powder coating compositions

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