JPH02266166A - ガスケット - Google Patents

ガスケット

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JPH02266166A
JPH02266166A JP8643689A JP8643689A JPH02266166A JP H02266166 A JPH02266166 A JP H02266166A JP 8643689 A JP8643689 A JP 8643689A JP 8643689 A JP8643689 A JP 8643689A JP H02266166 A JPH02266166 A JP H02266166A
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JP
Japan
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ceramic
fibers
sheet
ceramic fiber
gasket
Prior art date
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Pending
Application number
JP8643689A
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English (en)
Inventor
Sadao Nakao
中尾 貞夫
Yoshihiko Kitamura
嘉彦 北村
Akemasa Sugiyama
明正 杉山
Yasuo Ijiri
井尻 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Reinz Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Reinz Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd, Nippon Reinz Co Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、セラミック粒子を偏在状態に含有するセラミ
ック繊維シートを金属基板に設けてなり、滑り性に優れ
てエンジン等の内燃機関における排気系などに好適なガ
スケットに関する。
従来の技術及び課題 従来、アスベストからなる耐熱性のガスケットが知られ
ていた。しかし、アスベストが人体に有害であるとの指
摘を機にアスベストフリーで耐熱性のガスケットの提供
が重要な課題となっている。
アスベスト系ガスケットは、例えばエンジン等の内燃機
関における排気マニホールドに適用されている。自動車
エンジンでは排気ガスが600〜1000℃に達する。
従って、かかる排気マニホールドに用いるガスケットに
は、該高温に長時間おかれても所要のシール性を維持す
る耐熱性が要求される。
前記課題に応えるべ(本発明者らは、セラミック繊維か
らなる不織布状シートでガスケットを形成することを試
みた。しかしながら、高温下においてガスケットに切れ
の生じることがあった。
課題を解決するための手段 本発明は、セラミック粒子を偏在状態に含有するセラミ
ック繊維シートを用いて、上記の課題を克服したもので
ある。
すなわち本発明は、セラミック繊維からなる不織布状シ
ートに、セラミック粒子を片面側において高含有量、他
面側において低含有量ないし無含有となるよう偏在状態
に含有さぜたセラミック繊維シートを、セラミック粒子
の高含有量側を外側にして金属基板の両側に設けてなる
ことを特徴とするガスケットを提供するものである。
作用 セラミック繊維、セラミック粒子を用いることにより、
必要な耐熱性を有するガスケットを得ることができる。
また、セラミック繊維を不織布状のシートに形成するこ
とにより、セラミック粒子の含有量が肉厚方向で偏在し
たシートの形成が可能となる。そして、かかるシートを
用い、かつセラミック粒子の含有量が高い側を外側にし
て金属基板に設けたガスケットとすることにより、セラ
ミック粒子がリッチな表面に基づく良好な滑り性と、セ
ラミック粒子の含有による気孔率の減少に基づ(シール
性の向上が達成される。前記の滑り性は、被シール体に
適用して締付状態となった場合において、被シール体が
熱により彫版収縮を繰り返す際に生じる応力がガスケッ
トに及ぶことを緩和し、ガスケットに切れの生じること
を防止する。
実施例 本発明のカスゲットの構成例を図に例示した。
これは、セラミック繊11tシート1を金属基板2の両
側に設けてなり、そのセラミック繊維シート1がセラミ
ック繊維11からなる不織布状シートにセラミック粒子
12を偏在状態に含有させたt〕のからなる。金属基板
2の両側に設()たレラミック繊維シート1は、セラミ
ック粒子12の高3有量側が外側となるように設けられ
ている。
本発明においてセラミック繊維シートは、表層における
セラミック粒子の含有量が高いはと、滑り性の点て好ま
しい。
本発明において用いるセラミック繊維シートの形成は、
例えばセラミック繊維とセラミック粒子を分散せしめた
液を、フェルト等の口過性の台」−に展開して分散媒を
除去する方法なと、公知の不織布形成方法を適用して行
うことができる。その場合、セラミック繊維よりも沈降
しやすいセラミック粒子の性質に基づき、セラミック粒
子の偏在状態が形成される。
セラミック繊維としては、カスゲットの使用口的に応じ
適宜なものを用いてよい。上記した自動車エンジンの排
気系用の場合には、600℃以上の耐熱性を有するもの
が用いられる。その代表例としては、アルミナ繊維、シ
リカ繊維、アルミナ・シリカ繊維、ジルコニア繊維、ガ
ラス繊維、ロックウール、炭化ケイ素繊維、窒化ケイ素
繊維、ケイ酸カルシウム繊維、チタン酸カリウム繊維な
どがあげられる。就中、アルミナ・シリカ繊維、ジルコ
ニア繊維、ガラス繊維などが好ましく用いられる。また
、アルミナ・シリカ繊維、ジルコニア繊維、アルミナ繊
維の如き非ガラス系繊維の1種又は2種以上と、ガラス
繊維の1種又は2種以上の組合せで用いることが好まし
い。その場合、ガラス繊維の使用量は、非カラス系繊維
100重量部あたり10〜100重量部が適当である。
用いるセラミック繊維は、太さが0.1〜50um、就
中1〜301Im。
長さが1〜150mm、就中5〜100mmのものが適
当である。
セラミック粒子についても適宜なものを用いてよい。一
般には、前記したセラミック繊維の形成材料からなるも
のが用いられる。セラミック粒子の使用量は、形成する
カスゲットの使用目的に応じ適宜に決定してよい。通例
、セラミック繊維100重量部あたり5〜200重量部
が用いられる。用いるセラミック粒子の粒径は、形成す
るカスゲットの厚さにもよるが、一般には2M以下、就
中0 、5 um〜l mmが適当である。本発明では
、溶融紡糸法でセラミック繊維を形成する際に副生じた
セラミック粒子(ショット)も用いうる。かかるショッ
トは従来、不純物としてセラミック繊維塊より除去され
ていたが、本発明ではショット含有のセラミック繊維塊
を前記した不織布形成方法にそのまま用いて目的とする
セラミック繊維シートを形成することができる。従って
、これまで有害物として除去されてきたショットを有用
成分として有効利用することができ、その実用上の意義
は特に大きい。
セラミック繊維シートの形成に際しては、必要に応じ無
機質結合剤、有機質結合剤、有機高分子繊維などを併用
してよい。
無機質結合剤は、シート形態における耐熱性を高めて良
好な形態維持性を付与し、排気ガス流等に対する耐久性
を向」ニさせる点などより有効である。用いる無機質結
合剤は、本質的に無機質であるらのであってもよいし、
未硬化状態ないし半硬化状態においては有機質であるが
、結合剤として実質的に作用する段階では無機質となる
ものなどてあってもよい。用いうる無機質結合剤の例と
しては、各種のセラミック化シリコンやシリカ系溶液な
どがあげられる。セラミック化シリコンには例えば、C
ELA400 (商品名、関西ペイント社製) 、AY
49−208 (商品名、東しシリコーン社製)、シリ
カ系溶液には例えば(スミセラムPN2010、商品名
、朝日化学工業社製)などがある。無機質結合剤の使用
量は、セラミック繊維100重量部あたり、300重量
部以下、就中30〜200重量部が適当である。なお、
無機質結合剤は各使用成分と共に予め混合し、その混合
液を展開してシートとする方式により適用してもよいし
、他の成分を用いたシートを形成したのち、このシート
に無機質結合剤を塗布、ないし含浸させる方式などによ
り適用してもよい。
有機質結合剤、及び有機高分子繊維は、形成されるシー
トの常温での形態維持性や柔軟性なとを高めて、取り扱
い性を向上さゼる点なとより有効である。しかし、実用
時の高温で焼失し、これがシール性を低下させる原因と
なる場合があるので多量の使用は通例、好ましくない。
有機質結合剤の一般的な使用量は、形成シートの全量に
基づき10重量%以下、就中7重量%以下である。また
、有機高分子繊維の一般的な使用量は、セラミック繊維
100重量部あたり1〜30重量部、好ましくは形成シ
ートの全量に基づき10重量%以下、就中8重量%以下
である。なお、有機質結合剤及び有機高分子繊維の合計
使用量を形成シートの全量に基づき10重量%以下に抑
制することがより好ましい。
用いうる有機質結合剤の例としては、NBRエマルジョ
ン、アクリルエマルジョン、ポリビニルアルコール水溶
液などがあげられる。有機高分子繊維の例としては、芳
香族ポリアミド繊維、芳香族ポリエステル繊維、フェノ
ール樹脂繊維、カーボン繊維の如き合成繊維や、クラフ
トパルプの如き天然繊維などがあげられる。繊維の太さ
は、0,1〜10hm、就中1〜50μm、長さは1〜
300II1m1就中2〜50mmが適当である。
用いるセラミック繊維シートは、シール性の点より坪量
が0.90kg/n?以上のものが適当である。
その厚さは、形成するガスケットの使用目的に応じ適宜
に決定される。一般には、0.5〜1 、5 mmの厚
さのものが用いられる。
なお、セラミック繊維シートは、上記した成分のほか、
未彫版ひる石、膨脹ひる石、タルク、クレー、マイhな
どの無機充填剤を5〜50重量%含有していてもよい。
補強材である金属基板としては鉄板などの公知物を用い
てよい。なお実施例では、両面に係止用のフック2】を
有する金属基板2を用いたが、フックを有しない金属基
板を用いてもよい。この場合には、セラミック繊維シー
トは接着剤などにより金属基板に固着される。
ちなみに、犬さ1. 、9 um %平均長さ70 m
mのアルミす・シリカ繊維(イヒウールJ1ショットレ
スタイプ、イビデン社製)33部(重量部、以下間し)
、太さ11μm、平均長さ13mmのカラス繊維(FE
S13、富士ファイバグラス社製)27部、粒径50〜
500umのアルミナ・シリカショット30部、太さ5
0部m。
平均長さ2 mmのクラフトバルブ5部、平均粒径杓0
 、5 mmの膨脹ひる石(ヒルコンS#80.ヒルイ
シ化学工業社製)40部、5重量%明ばん水溶液40部
、及びNBRエマルジョン5部(固形分)からなる粥状
混合物をフェルト上に展開し、アルミナ・シリカショッ
トが厚さ方向に偏在したセラミック繊維からなるシート
を得、これを常温で予備プレスしたのち120℃でプレ
スして平均厚さ1mm5坪量1 kg / n?のセラ
ミック繊維シートを得た。このセラミック繊維シートに
おけるアルミナ・シリカショットの含有割合は、表層、
裏層及びそれらの中間層に3等分した場合、表層におい
て45重量%、中間層において20重量%、裏層におい
て5重量%てあった。
次に、両面にフックを有する厚さ0 、2 mmの鉄板
の両面に、前記のセラミック繊維シートを、ショットの
高含有量側を外側にして施したのち、その表裏面よりシ
リカエマルション(ハマセラコン、横浜ゴム社製)を吹
き付けて約20部(固形分)をそれぞれに含浸させ、ス
チールベスト形態のガスケットを得た。このガスケット
のシール性は1.0007分であった。また、600℃
と室温間の加熱冷却サイクルを500回繰り返したがガ
スケットに切れ等の異常は認められなかった。
一方、アルミナ・シリカショットを添加せず、アルミナ
・シリカ繊維を63部用いた粥状混合物で前記の実施例
に準じて得たガスケットのシール性は7 、0 cc 
/分であった。また、同様の加熱冷却サイクルでガスケ
ットに切れが生じた。
なお、シール性試験は、外径9011内径74mmのド
ーナツ状のガスケットを両側より300 kg / c
♂の圧力でステンレスフランジを介し締め付け、その状
態でステンレスフランジごと600℃で22時間加熱し
たのち、常温に冷却させて該フランジ内の空間に空気を
送り込み、その内圧を0 、5 kg / ciに保持
してフランジの合せ面からの空気リーク量を測定するこ
とにより行った。
発明の効果 本発明のガスケットは、セラミックからなるので耐熱性
に優れており、かつセラミック粒子を含有してシール性
に優れると共に、その偏在含有に基づき表面が滑り性に
優れて被シール体が摩擦力を介してガスケットに及ぼず
応力の緩和性に優れている。その結果、ガスケットの使
用状態下における切れが防止される。
【図面の簡単な説明】
図は実施例の断面図である。 1:セラミック繊維シート 11:セラミック繊維 12:セラミック粒子 2:金属基板 特許出願人  日本ラインツ株式会社 同 前    三菱電線工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、セラミック繊維からなる不織布状シートに、セラミ
    ック粒子を片面側において高含有量、他面側において低
    含有量ないし無含有となるよう偏在状態に含有させたセ
    ラミック繊維シートを、セラミック粒子の高含有量側を
    外側にして金属基板の両側に設けてなることを特徴とす
    るガスケット。
JP8643689A 1989-04-05 1989-04-05 ガスケット Pending JPH02266166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8643689A JPH02266166A (ja) 1989-04-05 1989-04-05 ガスケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8643689A JPH02266166A (ja) 1989-04-05 1989-04-05 ガスケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02266166A true JPH02266166A (ja) 1990-10-30

Family

ID=13886864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8643689A Pending JPH02266166A (ja) 1989-04-05 1989-04-05 ガスケット

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JP (1) JPH02266166A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5360219A (en) * 1991-10-15 1994-11-01 Nippon Gasket Co., Ltd. Exhaust manifold gasket

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5360219A (en) * 1991-10-15 1994-11-01 Nippon Gasket Co., Ltd. Exhaust manifold gasket

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