JPH02265591A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドラム式洗濯乾燥機、特に回転ト°ラム内に
吹き込まれる乾燥用の湛風を循環させるための風路の改
良に関するものである。

〔従来の技術〕

一つの回転ドラム内で洗い・心ぎ並びに乾燥行程を行う
ドラム式洗濯乾燥機が周知であるが、このような洗濯乾
燥機における洗濯物の乾燥作用は。

回転ドラムに乾風を吹き込４つつドラムを回転させるこ
とによって行われている。

この回転ドラム内への温風の吹き込みは、洗濯乾燥機の
ケーシング内に回転ドラムを通過するように空気経路を
配設し、この空気経路内の空気を循環することによって
行われている。すなわち。

空気経路内に空気の加温手段と空気冷却手段とを設け、
加温した空気を回転ドラム内に吹き込み。

回転ドラム内を通過した後排出された空気を冷却凝縮す
ることによって除水し、除水後の空気を再び循環させ、
加温して回転ドラム内に吹き込むものである。

第２図は、特公昭６１−４１５９５号公報に示されたド
ラム式洗心乾燥機の概略構成図である。

（１）は外槽であり、洗濯・濯ぎ時における水の貯留を
行う。

＋２１は回転ドラムであり、外槽（１）内において回転
可能に軸支され２周壁には、小穴（２日）が多数設けら
れておシ２回転動作によってその内部で洗濯及び乾燥作
用を行うものである。

（３）は乾燥作用時において回転ドラムＨ２）内に温風
を吹き込むために設けられた空気循環路であシ。

一方の端部（４１け、温風を回転ドラム（２）内に吹き
込むための現風吹き込み部として形成され、他方の端部
（５）は回転ドラム（２＋及び外槽（１）からの湿潤温
風の排出部として構成されている。空気循環路（３）の
途中には、吸込−吐出タービン（６）、ヒータ（７）及
び冷却除水部（８）が設けられている。吸込−吐出ター
ビン（６）は空気循環路（３）内の空気を循環させるた
めに設けられており、ヒータ（７）は循環空気を加熱し
。

温風として回転ドラム１２）内に吹き込むために設けら
れている。また、冷却除水部（８）は、湿潤温風排出部
（５）から排出されｆｃｉ風を冷却し、除水するもので
あシ、バイグ内壁の表面積を大きくするため。

ベローズ状に形成されている。

（９）はこの冷却除水部（８）の上部に連通して増り付
けられた給水パイプであり、水供給部ａ１からの水の供
給を行い、排出された湿潤温風を冷却し、温風中に含ま
れる水分を凝縮するものである。

冷却除水部（８）において、＃縮された水は、水流経路
部συを流れ、ポンプａｚによって排水される。

水流経路部αＢは分岐点０３１において上方へ延びる上
昇経路部α滲及び下方へ延びる下降経路部α９に分かれ
ておシ、下降経路部Ｑ９は、上記凝縮水が流されるほか
洗濯水の排水時には、その排水路となシ。

洗濯水はポンプα３によって汲み上げられ、外部へ排出
される。

一方、循環空気は９分岐点αＪから上昇経路部σ４１へ
吸込−吐出タービン（６）にて吸引され上昇する。

そして、ヒータ（７）によって加熱され、温風として回
転ドラム１２＋内に吹き込まれる。図において、温風の
循環する方向を白矢印にて示している。この回転ドラム
（２）内を通過する温風の循環により回転ドラムイ２）
内の洗濯物の乾燥作業を行うものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来のドラム式洗濯乾燥機の構成に
よれば２回転ドラムへの乾燥用温風の吹き込み及び排め
を行う風路は、その経路の一部すなわち、冷却除水部（
８）及び水流経路部ａ１１が洗濯水の排水用の経路と共
通経路として構成されている。

従って、風路全体の内径を十分に大きくすることができ
ず、さらに、外槽の底部に排出部（５）を設ける必要が
あるため、その経路長も短縮化が困難である。これらの
原因によって風路内の圧力損失が大きくなり２回転ドラ
ム１２）内に吹き込まれる風ｔが低下し、乾燥効率を悪
（するという問題があった。

また、温風の排出部である湿潤温風排出部（５）は洗濯
水の排水口としても機能するものであるが。

温風を排出するために排出口の口径を大きくしてお（必
要から、この部分にはバルブは取シ付けられていない。

従って、洗濯あるいは濯ぎ時においては９図土−点鎖線
にて示した水位（Ｘｌまで外槽（１）内に洗濯水が貯溜
される。このとき、湿潤温風排出部（５）にはバルブが
設けられていないので、洗濯水は冷却除水部（８）及び
水流経路部ａｎ及び上昇経路部（１４１の水位（Ｘ）の
位置まで充満されている。従って、外槽（１）の外部に
溜まっている水は洗濯あるいは濯ぎ時においては、無駄
な水となっている。この従来例では。

水位（Ｘ）まで水を溜めるためには、１８ノの水が必要
であシ、その内５１は外槽（１）の外部経路中に溜まっ
ているものである。この無駄な水のために。

洗剤の適正な稀釈率を保つためにはその景を増加しなけ
ればならず、洗剤の無駄使いにも繋がることとなるとい
う問題がある。

従って、風量の増大による乾燥効率の向上及び無駄な洗
濯水及び洗剤の量の低減を図るという課題が生じていた
。

発明の目的 本発明は、上記課題に鑑み為されたものであシ。

その目的は、風路内の圧力損失の軽減によ少Ｒｆｊｋを
増大させ、かつ外槽外部に溜まる洗濯水を無（すことに
よって水及び洗剤の無駄使いを有効に防止することので
きるドラム式洗濯乾燥機を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、この発明にかかるドラム式洗
濯乾燥機は、外槽外壁の所定の２箇所に開口部を設け、
これら両開口部を外槽外部で連通ずる空気循環路を形成
し、この空気循環路及び外槽自体の組み合わせにて風路
を構成し、かつ空気循環路は、洗濯水の排水路とは共通
経路部を有さない全く別個の構成としたことを特徴とす
る。

〔作用〕

上記構成によれば１回転ドラム内への温風の吹き込み及
び排出を行うための風路は、空気循環経路及び外槽自体
にて構成されることとなシ、これにより、外槽内に設置
されている回転ドラムは風路の途中に位置することとな
り１回転ドラム内を温風が通過するものである。

また、風路は排水路とけ全く別個の経路として構成した
ので、風路の構成において洗濯水の排水作用を考慮に入
れる必要が無い。従って、風路の内径を大きくすること
ができ、また、風路は、外槽の底部から引き田して配設
する必要がないので。

長さの短縮化を図ることができる。これによシ。

風量の増加による乾燥効率の上昇を達成することができ
る。

更に、外槽底部の洗躍水排出口は、温風の排出作用を考
慮する必要がなく、ある程度小さな開口でも足りるので
、バルブを設けることができ、洗濯及び排水時において
バルブを閉止することによシ、外槽（１）内のみに洗濯
水を溜めて、洗い・濯ぎ行程を行うことができ、無駄な
水を使用する必要がなくなる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図は実施例の全体構成を示す概略断面図であり、ケ
ーシングαｅ内には、従来と同様に外槽（１）及びこの
外槽（１）の内部で回転可能に軸支された回転ドラム（
２）が配設されている。

この回転ドラムｉ２）の回転は駆動モータａηによって
行われる。

本発明の特徴的な事項は、空気循環路（３）を排水路と
共通経路を有しない別個のものとして構成したことであ
見本実施例においては、外槽（１）の上部周壁の温風排
出口ａ９を設け、外槽（１）の一方の側壁（１ａ）側に
温風吹き込み口■を形成し、これら両開口を外槽（１）
外部に設けられた空気循環路（３）で連通ずるよう忙構
成している。

この空気循環路（３）の途中には、ファンモータｃ２Ｄ
にて駆動されるファンのが設けられ空気循環路ｆ３）内
の空気を循環させている。

また、温風排出口α傷からファンのまでの間の空気循環
路（３）の部分には、冷却除水部（８）が形成されてい
る。この冷却除水路（８）には、従来と同様に給水パイ
プ（９）から水を霧状にして噴射し温風を冷却して水分
の凝縮を行うものである。この冷却除水部（８）のパイ
プはベローズ状に形成され、熱交換効率を高めている。

また、ファン力から温風吹き込み口■までの途中には、
ヒータ（７）が配設され、除水された後の空気を加熱し
、温風として回転ドラムＣ２）方向へ吹き出すようにし
ている。

回転ドラムｆ２）の側壁には、温風吹き込み用の開口部
１２′３が設けられ、この部分にはリントフィルタｔ２
４）が取シ付けられ回転ドラム内ヘリントが吹き込まれ
ることを防止している。

なお、＠け水供給パイプであり、洗い及び心ぎ時におけ
る洗濯水の供給を行う。

このように本実施例によれば、空気循環路＋３＋は外槽
（！〕の上部周壁から外槽（１）の一方の側壁（１８）
側の温風吹き込み口■までにわたって形成されているの
で、従来の空気循環路のように外構（１）の底部の排水
路を経由して外槽（１）の上方まで引き伸ばされて構成
されるものに比べその全長が短くなっている。さらに、
排水路との共通経路部分を有していないので、経路の内
径を十分に大きくとることが可能となっている。

従って、風路内の圧力損失低減させることができ１回転
ドラム（２）へ吹き込む風量の向上を図ることができる
。

上記のように空気循環路（３）を構成したことによシ２
回転ドラム（２）内へ温風を吹き込み、排出させるため
の風路が空気循環路（３）及び外槽（１）自体によって
形成されることとなる。すなわち、空気循環路（３）及
び外Ｎ（１）内を温風が循環することによシ。

外槽（１）内にある回転ドラム（２）を温風が通過し、
内部の洗濯物の乾燥を行うことができる。

図において白矢印によって乾燥用温風の流路を示してお
シ、温風吹き込み口■から吹き込まれた温風は回転ドラ
ム（２）内に入シ回転ドラム（２）の周壁に形成されて
いる小穴（２８）を通過して外槽（り側に吹きでる。そ
して２回転ドラム（２）の外壁と外構（＋１の内をとの
間を通過して温風排出口αｊがら空気循環路（３）へ排
出され、さらに冷却除水路（８）、　７アンの及びヒー
タ（７）を通過して再び回転ドラム（２）内に吹き込ま
れている。

さらに９本実施例では、外槽（１１の底部に設けられた
排水路珀には、外槽（１）の底部側壁に形成された排水
口部分にバルブ四を設けている。これによって、洗いあ
るいはａぎ時においてこのバルブ四を閉じることによっ
て最低限洗い及び濶ぎに必要な水のみを外構（１）に貯
溜することが可能となり。

これによって外槽（１）外部の排水路中に充満される水
を無くすことができ、洗虐水の量を減らすことが可能と
なる。

〔発明の効果〕

以上説明したように２本発明にかかるドラム式洗濯乾燥
機によれば２回転ドラムへの幅風吹き込み用の風路を構
成する空気循環路の外槽の外壁の２ケ所に設けた開口部
を外槽外部で連通させることによって形成し、排水路と
の共有経路部を全くなくしたことにより、風路全体の短
縮化及び内径の拡大化を可能とすることができる。これ
によって、風量の向上を達成し、乾燥効率の向上が図ら
れている。

さらに、排水路は水の排水のみに用いられ、温風の吹き
Ｗしをスムーズに行うという点に考慮する必要がな（な
り、これによってバルブを設けることが可能となり、こ
のバルブの閉止によって外槽のみに水を貯溜して洗い及
び濯ぎ行程を行うことが可能となり、無駄な水の使用を
防止し２節水に寄与することができる。また、これによ
シ洗剤の無駄使い防止も図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略断面図。 第２図は従来のドラム式洗濯乾燥機の概略断面図である
。 （１）は外槽、（２）は回転ドラム、（３）は空気循環
器。 ｒｙｌ　／ｄ上ヒータ（８）は冷却除水部、０ｇは温風
排出口。 ■は温風吹き込み口、力はファン、（ハ）はバルブであ
る。 なお、各図において同一の符号は同一の要素を示してい
る。 代狸人大岩増雄 （ほか２名） 第１図 １：クト槽 ２：回ｆムドラＡ ３：堅気惰Ｊ３ＩＬ外 １９ニジこシカ日−）ナト、土１ロ ２０：温虱吠込と口 ２５：ノマルフ゛

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ケーシング内に設置され、洗い・すすぎ時におけ
   る水の貯溜を行う外槽と、 該外槽内で回転可能に軸支され内部で洗濯物の洗濯及び
   乾燥を行う回転ドラムと、 該回転ドラム内への乾燥用温風の吹き込み及び排出を行
   うためケーシング内に配設される風路と、前記外槽から
   水を排出するため外槽に設けられた排水路と、 を含むドラム式洗濯乾燥機において、 前記風路は外槽外壁の所定の２箇所に設けられた開口を
   外槽外部で連通させる空気循環路と外槽自体とから構成
   され、該空気循環路は前記排水路とは共通経部を有さな
   い別個の構成としたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥
   機。