JPH02265563A - 液体濾過装置及び液体濾過方法 - Google Patents

液体濾過装置及び液体濾過方法

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JPH02265563A
JPH02265563A JP1088270A JP8827089A JPH02265563A JP H02265563 A JPH02265563 A JP H02265563A JP 1088270 A JP1088270 A JP 1088270A JP 8827089 A JP8827089 A JP 8827089A JP H02265563 A JPH02265563 A JP H02265563A
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liquid
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JP1088270A
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Masahide Murakoshi
正英 村越
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Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、自己血漿浄化方法を実施する場合に
用いられる液体濾過装置及び液体濾過方法に関するもの
である。
[従来の技術] 血液中に特定の成分、特に高分子量蛋白質、すなわち、
免疫グロブリン、免疫複合体、補体、フィブリノーゲン
等が蓄積されると、各種の難治性疾患が発症することが
知られている。この種の難治性疾患を治療するために、
従来、患者の血漿を新鮮な凍結血漿やアルブミン製剤等
の交換液と交換する治療方法(血漿交換療法)が広く試
みられている。しかしながら、近年、血漿交換療法にお
いて、血漿製剤の節約、AIDS、肝炎などの感染防止
、副作用の軽減等の観点から患者の血漿から、病因物質
となる免疫グロブリン、フィブリノーゲン、免疫複合体
等の高分子量Q蛋白質を選択的に除去し、アルブミン、
その他の有用な血漿成分を含む自己浄化血漿を再び患者
に返還する血漿浄化方法が研究され、また実施されるよ
うになってきている。
このような血漿浄化方法として、アルカリ金属塩化物と
アミノ酸からなる混合物を凝集剤として用いて塩析によ
り高分子量蛋白質を凝集し、これにより生成された凝集
物を分離除去する方法が提唱されている(特開昭 61
−64259号)。
この方法にあって、凝集物を分離除去する際に液体濾過
装置が用いられている。
上述の液体濾過装置として、従来、次に示す構成のもの
が知られている。
該液体濾過装置は、流入側送液ポンプによりフィルタに
流入された血漿をフィルタ内に設置されたフィルタ濾材
で濾過して血漿中の凝集物を除去し、流入量と同一の流
量で流出する流出側送液ポンプにより、濾過済血漿を流
出するものである。この装置では、濾過操作の過程でフ
ィルタ濾材が、除去すべき凝集物により次第に詰まって
くると、濾過能力が低下し、フィルタの濾過圧も増大す
るので、適当な時点で濾過操作を止め、従って、血漿浄
化処理は終了することになる。この場合、フィルタ内は
、血漿が残存した状態となっているが、限られた体外循
環量、すなわち限られたプライミングボリュームにおい
て効率よく濾過するために、上記残存血漿をフィルタか
ら排出し、人体に返血する必要がある。
そこで、装置の閉鎖系を維持しながら前記流入側送液ポ
ンプにより菌の混入がない空気を液体濾過装置の上流側
からフィルタ内に送込み、その空気圧で被濾過血漿をフ
ィルタ濾材に向かって押込むことによりフィルタ内の残
存血漿を全て濾過、排出するようにしている。この際、
装置の下流側に気体分離チャンバを設け、これにより該
チャンバ以降に空気が行かないようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来の液体濾過装置にあっては、
フィルタ濾材が凝集物により略完全に詰まってしまった
場合、空気圧により残存血漿を濾過排出するには、高い
空気圧を要し、この高圧力により該装置の各接続部から
血漿が漏れ、フィルタ濾材により一度除去、捕捉された
凝集物が濾材から流出するということがあった。また、
この圧力により装置の破裂が起きる危険もあり、これら
の現象は同時に発生することも考えられる。また上記場
合にはこれに加えて、濾過、排出処理に相当の時間を要
し、患者を長時間拘束する等問題であった。これら問題
を回避するため、フィルタ内の残存血漿の排出ひいては
残存血液の人体への返血を中止せざるを得ない場合もあ
った。
一方、この対策の一つとして、予めフィルタ濾材の濾過
圧において一定の圧力値を設定し、この設定値において
濾過操作を終了することにより、フィルタ濾材が完全に
詰まることを防止し、その後の残存血漿の排出を可能と
する方法が採用されていた。しかし、この方法では、血
漿中の除去すべき凝集物の程度が患者によって異なり、
従って上記濾過圧の設定が容易でなく、また余裕をもっ
て設定すれば、濾過能力も余り、結局、フィルタの濾過
能力を十分有効に発揮することができなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、そ
の目的は、フィルタ濾材が詰まった場合にも、液体の濾
過操作を続行可能とし、濾過能力を最大限有効に発揮す
ることができ、また空気圧を用いれば、フィルタ内の残
存液体を、フィルタの濾過圧の過度の上昇を伴うことな
く安全かつ短時間に濾過、排出し得る液体濾過装置及び
液体濾過方法を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記従来の課題を解決するために、本発明においては、
基本的にい2て、被濾過液体が導入される主フィルタと
、該主フィルタよりも下流側に配設された補助フィルタ
と、前記主フィルタの濾過済液体導出側と前記補助フィ
ルタの導入側とを連通させる連絡流路と、前記主フィル
タに導入した被濾過液体をフィルタ濾材を介することな
く、直接、前記補助フィルタの導入側に連通させるバイ
パス流路と、前記主フィルタの目詰まり状態に応じてバ
イパス流路を遮断または導通可能とするバイパス流路用
流路開閉手段とを備える構成を特徴とする液体濾過装置
を提案するものである。
この構成においては、前記連絡流路に遮断または導通可
能とする連絡流路用流路開閉手段を備え、前記バイパス
流路および連絡流路のいずれか一方を選択可能にしてな
る構成のものが提案される。
また、他の構成として被濾過液体が導入される主フィル
タと、該主フィルタよりも下流側に配設された補助フィ
ルタと、前記主フィルタの濾過済液体導出側と連通ずる
導出流路と、前記主フィルタの導入側に流入した被濾過
液体をフィルタ濾材を介することなく、直接、前記補助
フィルタの導入側に連通させるバイパス流路と、前記主
フィルタの目詰り状態に応じて前記バイパス流路を遮断
または導通可能とするバイパス流路用流路開閉手段とを
備える構成を特徴とする液体濾過装置を提案するもので
ある。
この構成においては、前記導出流路に流路調節手段を備
えてなる構成のものが提案される。
また、上記各構成においては、前記補助フィルタのプラ
イミングボリュームを前記主フィルタのプライミングボ
リュームより小さくする構成、さらには、前記主フィル
タの目詰り状態を検出する検出手段を備えてなる構成の
ものが提案される。
さらに、本発明においては、上記の液体濾過装置を使用
する液体濾過方法であって、前記主フィルタで液体を濾
過し、前記主フィルタに目詰りを生じたときに、前記連
絡流路用流路開閉手段を閉・にし、前記バイパス流路用
流路開閉手段を開にすることにより前記バイパス流路を
導通させ、前記連絡流路を遮断するとともに前記主フィ
ルタの導入側領域に空気を送込み、該空気圧で前記導入
側領域の残存被濾過液体を前記バイパス流路を介して前
記補助フィルタ側に押出し、濾過することを特徴とする
液体濾過方法を提案するものである。
この方法においては、前記主フィルタの導入側領域の残
存被濾過液体を押出した後、前記連絡流路用流路開閉手
段を開にし、前記バイパス流路用流路開閉手段を閉にす
ることにより前記連絡流路を導通させ、前記バイパス流
路を遮断するとともに前記空気圧により前記主フィルタ
の当該フィルタ濾材内及び導出側領域の残存液体を前記
補助フィルタ側に押出し、濾過する液体濾過方法が提案
される。
また、本発明にあっては、上記の他の構成に係る液体濾
過装置を使用する液体濾過方法であって、前記主フィル
タで液体を濾過し、前記主フィルタに目詰りを生じたと
きに、前記バイパス流路用流路開閉手段によりバイパス
流路を導通させるとともに前記主フィルタの導入側領域
に空気を送込み、該空気圧で前記導入側領域の残存被濾
過液体を前記バイパス流路を介して前記補助フィルタ側
に押出し、濾過することを特徴とする液体濾過方法を提
案するものである。この方法において前記主フィルタの
導入側領域の残存被濾過液体を押出した後、前記バイパ
ス流路用流路開閉手段により前記バイパス流路を遮断す
るとともに前記空気圧により前記主フィルタの当該フィ
ルタ濾材内及び導出側領域の残存液体を押出し、濾過す
る液体濾過方法が提案される。
[作 用] 上記構成により、本発明に係る液体濾過装置においては
、主フィルタに対して下流側に補助フィルタを設け、主
フィルタに導入した被濾過液体をフィルタ濾材を介する
ことなく、直接、補助フィルタの導入側に連通させるバ
イパス流路を、バイパス流路用流路開閉手段により遮断
または導通可能としているので、このバイパス流路用流
路開閉手段を開閉操作することにより、常時は、バイパ
ス流路を遮断状態にすれば、被濾過液体が主フィルタに
より濾過され、目詰まりを生じた場合には、バイパス流
路を導通状態にすれば、被濾過液体が補助フィルタによ
り濾過され、この結果、液体の濾過操作が続行可能とな
り、主フィルタの濾過能力を最大限、有効に発揮するこ
とができる。
上記液体濾過装置を使用する液体濾過方法にあっては、
主フィルタに目詰まりを生じたときにバイパス流路用流
路開閉手段によりバイパス流路を導通させ、主フィルタ
の導入側領域に空気を送り込み、該空気圧でその導入側
領域の残存被濾過液体をバイパス流路を介して補助フィ
ルタ側に押出し、濾過することによって、さらにはその
後に、バイパス流路用流路開閉手段によりバイパス流路
を遮断し、前記空気圧により主フィルタの当該フィルタ
濾材内及び導出側領域の残存液体を補助フィルタ側に押
出し、濾過することによって、主フィルタの残存液体を
、主フィルタの過度の圧力上昇を伴うことな(安全かつ
短時間に排出することができる。
[実施例] 以下、本発明の液体濾過装置として、自己血漿浄化方法
を実施する場合に用いられる装置の第1の実施例を第1
.3.4及び5図に基づいて説明する。
図中1は被濾過血漿が導入される主フィルタである。こ
の主フィルタ1は第3図に示すように、円筒状の容器本
体2と蓋体3a、3bとからなるフィルタ容器4内に同
心円筒状のフィルタ濾材5を設置して構成されている。
フィルタ容器4内は該濾材5を介して内側に導出側領域
をなす後室6と外側に導入側領域をなす前室7とに区画
されている。フィルタ濾材5は、目的とする除去物(本
実施例にあっては凝集物)を有効に除去できるものであ
ればよ(、その目詰まりの程度、形状、種類などは特に
限定されず、使用目的に応じて適当なものが選択される
。なお、フィルタ4の中心部には、後室6の容積を減ら
し、できるだけブライミングポリニームを少な(するた
めに内心材8が設けられている。
上記前室7には、一方(第3図において上方)の蓋体3
aに設けられた導入口9および他方(第3図において下
方)の蓋体3bに設けられたバイパス流路口10がそれ
ぞれ連通している。
方、後室6には前記他方の蓋体3bに設けられた導出口
11が連通している。
このフィルタlは、第1図及び第3図に矢印で示すよう
に濾材の外側より内側へ被濾過液体を通過させて濾過を
行なうタイプのものであるが、これと逆に濾材内側より
外側へ被濾過液体を通過させて濾過を行なうタイプのも
のでもよく、また、フィルタlのプライミングボリュー
ムとしては、600 mβ以下であることが望ましい。
主フィルタ1の下流側には、補助フィルタ12が配設さ
れている。この補助フィルタ12は第4図に示すように
、箱状のフィルタ容器13内に板状のフィルタ濾材14
が設置されてなるものである。フィルタ容器13内は該
濾材14を介して一側(第4図において右側)の後室1
5と他側の(第4図において左側)の前室16とに区画
されている。前室16には、前記容器13の一壁(第4
図において上壁)に設けられた導入口17が連通してい
る。後室15には、該−壁に設けられたプライミング用
開口19及び反対壁(第4図において下壁)に設けられ
た導出口18がそれぞれ連通している。なお、該開口1
9には、第1図に示すように、開閉可能なローラークレ
ンメあるいはキャップ付コネクタ(番号付せず)が取付
けられ、常時は閉塞されている。
濾材14は、主フィルタlのフィルタ濾材5と同様に、
任意に選択し得るものである。また、補助フィルタ12
のプライミングボリュームとしては、100mA以下の
ものが望ましく、50mβ以下であれば一層良好である
上記補助フィルタ12の導入口17は第1図に示すよう
に、前記主フィルタ1の導出口11に連絡流路20で、
バイパス口9にバイパス流路21でそれぞれ連通してい
る。これら流路20゜21は導入口17の近傍で合流し
て、前記導入口17に連通ずるようになっている。
また、連絡流路20には、該流路20を遮断または導通
可能とする連絡流路用流路開閉手段をなすクランプ22
が、バイパス流路21には、該流路21を遮断または導
通可能とするバイパス流路用流路開閉手段をなすクラン
プ23がそれぞれ設けられている。これらクランプ22
.23の開閉操作は、両流路20.21の遮断/導通状
態を相互に逆の状態に、すなわち一方の流路を選択して
切替えるように行なわれる。
次に、上記液体濾過装置の濾過操作を自己血漿浄化方法
を実施する連続式堰折血漿処理システムに基づいて説明
する。
このシステムは、第5図に示すように患者から脱血した
血液を血漿と血球成分とに分離する血漿分離器32、分
離された血漿を凝集剤と接触させて血漿中の蛋白質成分
を凝集させる凝集物生成カラム33、該凝集物生成カラ
ム33から連続的に導入される蛋白質凝集物を含む血漿
から該蛋白質凝集物を除去する液体濾過装置34、凝集
物除去後の血漿から凝集剤を除去するための透析器35
、該凝集剤が除去された血漿を前記血漿分離器32にお
いて血漿から分離された血球成分と混合するための混合
チャンバー36とを有して構成されるものである。上記
システムによれば、まず血漿浄化処理に先だって、生理
食塩水を液体濾過装置34を含むシステム全体に導入、
充填する。
さらに、血漿分離器32と凝集物生成カラム33を接続
するライン37間に三方コック38を介して連通された
凝集剤飽和液バッグ39より凝集剤飽和液をシステム内
に流し、主フィルタlおよび補助フィルタ2までを置換
してお(。このように凝集剤飽和液により回路内をブラ
イミングした後、患者より脱血された血液は、血液導入
部aより血液ポンプ40を介してライン41を通り、血
漿分離器32へ導かれ、血漿および血球成分に分離され
る。血漿分離器32としては、遠心分離型および膜分離
型のいずれであっても良い。
分離された血漿は続いて、この血漿をシステムに導入す
ると同時に等量の処理済みの血漿を導出するダブルロー
ラ一方式の血漿ポンプ42を介し、ライン37を通り凝
集物生成カラム33へ導入される。凝集物生成カラム3
3内には予め凝集剤が収容されており、また凝集剤は必
要に応じて三方コック43を開(ことで凝集剤補給カラ
ム44よりライン45を通って凝集物生成カラム33に
補給される。凝集物生成カラム33において凝集剤と接
触混合された血漿は、その蛋白質成分(主としてフィブ
リノーゲン、グロブリン分画)が塩析して生成した凝集
物を含むものとなる。生成した凝集物を含む血漿は、凝
集物生成カラム33よりオーバーフローし、ライン46
を通り、続いて血漿ポンプ47を介してライン48を通
り主フィルタ1に導入される。その際血漿を血漿ポンプ
49を介してライン50により再びカラム33に導入し
て循環し、凝集物生成効率を高めることもできる。
主フィルタ1へ導入された血漿中に含まれていた凝集物
は、主フィルタ1のフィルタ濾材5で除去される。
この際、バイパス流路21は遮断され、連絡流路20は
導通されている。これにより、第1図に示すように、主
フィルタlの導出口11から導出した濾過済血漿は連絡
流路20を通って補助フィルタ12の前室16に導入さ
れ、フィルタ濾材14により再度濾過されるようになっ
ている。
従って、主フィルタlのフィルタ濾材5により除去すべ
き凝集物が除去されずに通過し、あるいは−度捕捉され
た凝集物が流出してしまうことがあっても補助フィルタ
12のフィルタ濾材14で再度捕捉、除去することがで
き、濾過能力を全体として高めることが可能となる。
次に、補助フィルタ12の導出口18から導出された濾
過済血漿はライン54を通って透析器35に導かれ、こ
こで血漿中に溶解している凝集剤が除去され、ライン5
5を介して前記ダブルローラ一方式の血漿ポンプ42に
至り、これにより導人血漿量と等量にされて導出され、
混合チャンバー36へと送られる。さらに混合チャンバ
ー36において処理済の血漿は、血漿分離器32よリラ
イン56を通して送られてきた血球成分と混合され、ラ
イン57を通って血液導出部すから患者に返血される。
このようにして自己血漿浄化処理を続けていき、主フィ
ルタlの上流側に設けられるとともに主フィルタlの目
詰状態、すなわち濾過圧を検出する検出手段を構成する
圧力ゲージ58の指示圧が所定圧に達するとこの時点で
ライン37上にある三方コック59を切替え、空気を導
入して主フイルタl内に残存する血漿を押出す。なお三
方コック59の空気導入口には菌体除去用フィルタ60
が取付けられており、空気導入時においても系内の無菌
性を保持する。
この空気導入により、主フィルタlの前室7の圧力が増
し、従って上記圧力ゲージ58の指示圧が所定圧を越え
、フィルタlの濾過圧限界値、すなわち装置耐圧限界値
に達した場合、あるいは、被濾過血漿が主フィルタlの
濾材5を通過できず、後室6内が防圧状態となり、空気
が連絡流路20に混入してきた場合には、まず、連絡流
路20を遮断し、バイパス流路21を導通させる。
これらの流路開閉操作により、主フィルタ1の前室7す
なわち導入側領域の血漿はフィルタ濾材5に押込まれる
ことなく、該前室7のバイパス口IOからバイパス流路
21を介して補助フィルタ12の前室16に押出される
。押出された被濾過血漿は、補助フィルタ12のフィル
タ濾材14により該血漿中の凝集物が除去され、後室1
5の導出口18からライン54に排出されるようになっ
ている。
このように主フィルタ1の導入側領域の血漿が押出され
、空気がバイパス流路21にきた時点でバイパス流路2
1を遮断し、前記連絡流路20を導通させる。これらの
流路開閉により、主フィルタlの後室7内が防圧状態と
なっている場合には、被濾過血漿が該後室7内に逆流し
てその防圧状態が解消されるようになっている。この状
態でさらに空気を送れば、主フィルタ1の前室7には、
被濾過血漿が存在せず、またフィルタ濾材5に凝集物が
新たに詰まることもないので、フィルタlの濾過圧を上
昇させることもなく、フィルタ濾材5内の残存血漿およ
び後室6すなわち導出側領域の残存血漿が補助フィルタ
12に押出される。この押出された血漿は、前述の主フ
ィルタlの導入側領域の残存被濾過血漿と同様に、補助
フィルタ12のフィルタ濾材14により濾過、排出され
る。
この結果、主フィルタlの全ての残存血漿を、フィルタ
1の濾過圧限度内において安全かつ短時間に排出するこ
とができる。
なお、補助フィルタ12は、常時は、主フィルタ1によ
り濾過された濾過済血漿を再濾過するものであり、血漿
浄化処理の終了間際において主フィルタlが目詰まりを
起こした時に、主フィルタlの導入側領域の被濾過血漿
を濾過すればよいものである。従って補助フィルタ12
のプライミングボリュームは、主フィルタ1に比して相
当小さくでき、このために装置全体のプライミングボリ
ュームを抑え、これにより患者の負担も軽減することが
できる。
その後、ポンプ42によりシステム内金ての血漿ないし
は血液が人体に返血される。従って、終了時には、シス
テム内に血漿は残存せず、このため血漿浄化処理による
血漿のロスは極めて少な(なるのである。
なお、第5図において符号72.73はそれぞれ溜め用
チャンバを、符号74はメツシュ付きチャンバーを、ま
た符号61は透析器35に透析液を送液する透析ポンプ
を示すものである。
また、このような自己血漿浄化処理において用いられる
凝集剤としては、アルカリ金属塩化物単独、またはアル
カリ金属塩化物と中性アミノ酸、アスパラギン酸、チロ
シン、N−アセチルトリプトファン及びシスチンからな
る群から選ばれた少なくとも1種のアミノ酸、より好ま
しくは中性アミノ酸との混合物等が使用可能である。ア
ルカリ金属塩化物としては塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、塩化リチウム、塩化ルビジウム、塩化セシウム、塩
化フランシウム等があり、これらのアルカリ金属塩化物
は、血漿に対して飽和量以上の量的割合で加えても、ア
ルブミン等の有用蛋白質成分を不溶化させることはなく
、有害な高分子量蛋白質、特に免疫グロブリンのみを選
択的に沈殿させる効果があり、血漿に対する濃度制御の
点で非゛常に好都合である。さらにこれらのアルカリ金
属塩化物のうち、塩化ナトリウムおよび塩化カリウムが
生理的安全性の面から見てより好ましいものである。ま
た上記中性アミノ酸としては、グリシン、アラニン、バ
リン、ロイシン、およびイソロイシンなどがあり、これ
らの中で特にグリシンが好ましい。このような凝集剤の
うち最も好ましいものは、塩化ナトリウムとグリシンと
の混合物であり、特にグリシンの配合量割合が塩化ナト
リウムとグリシンとの混合物の合計重量の15〜45%
、より望ましくは35〜45%であるものが最も有効で
ある。
血漿に対する上記凝集剤の添加量としては、塩化ナトリ
ウムとグリシンの混合物の場合、血漿100mβに対し
て凝集剤35〜45gが最適である。
また凝集剤飽和液としては、凝集剤として塩化ナトリウ
ムとグリシンの混合物を用いる場合には、塩化ナトリウ
ム25g/dβおよびグリシン18g/dρの濃度で生
理食塩水に溶解したものを用い、回路内を主フィルタ1
及び補助フィルタ12までに亘る容量で置換すると良い
さらに、システムにおける各ポンプの送液速度は、通常
血液ポンプ40が50〜150mβ/分、血漿ポンプ4
2が10〜30mβ/分、血漿ポンプ47が20〜25
mβ/分(凝集物生成カラム33内の水位が一定となる
様に微調整)、血漿ポンプ49が100〜600 m4
7分であり、また透析ポンプ61が300〜500mI
2/分程度である。
次に、本発明の液体濾過装置として、自己血漿浄化方法
を実施する場合に用いられる装置の第2の実施例を図面
を省略して説明する。本実施例は、連絡流路20に連絡
流路用流路開閉手段22を設けない点を除き第1の実施
例と同様であり、すなわち連絡流路20が常時導通状態
となるように構成されている。この構成によれば、主フ
ィルタ1の導入側領域に空気を送り込み、残存血漿を補
助フィルタ側に押出す際に、フィルタ1が詰まり、被濾
過血漿が主フィルタlの濾材5を通過できず、後室6内
が防圧状態となり、空気が連絡流路20に混入ないしは
侵入してきた場合には、その侵入の有無を決する濾過圧
を了め設定することによりその侵入を防止することがで
きる。  また、連絡流路はバイパス流路21を導通状
態にした場合にも、常に導通状態にあるが、この場合に
は、被濾過血漿は抵抗の少ないバイパス流路21を流れ
るものであり、したがって十分本発明の効果を奏するこ
とができる。
次に、本発明の液体濾過装置として、自己血漿浄化方法
を実施する場合に用いられる第3の実施例を第2図に基
づいて説明する。なお、第1の実施例と対応する部分に
は同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
本実施例では、主フィルタ1の導出口11に、濾過済液
体を液体濾過装置から導出する導出流路24が連通して
設けられている。この導出流路24は補助フィルタ12
の導出口18と合流し、前記ライン54に連通ずるよう
になっている。導出流路24は常時、導通状態である。
本実施例によれば、主フィルタ1のフィルタ濾材5によ
り濾過される濾過済血漿は、補助フィルタ12により再
度濾過されることなく直接排出されているが、勿論、こ
の構成によっても十分本発明の効果を奏することができ
るものである。
また、この構成によれば導出流路はバイパス流路21を
導通状態にした場合にも、常に導通状態にあるが、この
場合には、被濾過血漿は抵抗の少ない補助フィルタ12
側に流れるものであり、従ってこれによっても本発明の
効果が左右されるものではない。
さらに、上記第3の実施例において、導出流路24の、
主フィルタlの導出口11と、導出流路24が補助フィ
ルタ12の導出口18と合流する位置との間に流量調節
手段、例えばローラークレンメを設ける態様のもの(図
面を省略)が第4の実施例として挙げられる。
この流量調節手段は、導出流路を通常状態よりも少ない
流量に調節するか、または完全に遮断することにより導
出流路24への空気の侵入を防止し、また前記ライン5
4に配設された透析器35に一時に大きな流量変化およ
び圧力変化を生じさせないようにしている。
また、この実施例においても本発明の効果を奏すること
ができるのは勿論である。
以上に各実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を
変更しない範囲で種々変更可能である。例えば上記実施
例では、液体濾過装置を、自己血漿浄化方法を実施する
連続式塩析血漿処理システムに基づいて説明したが、こ
れに限定されるものではな(、医療用、工業用等として
各種液体を濾過するのに広(用いることができる〜ので
ある。
また、上記実施例では、主フィルタ1に対して補助フィ
ルタ12を1つのみ設けているが、1つの主フィルタに
対して複数の補助フィルタ12を並列にあるいは直列に
連接することも可能であり、これにより、濾過能力をよ
り一層、有効に力、)つ最大限に発揮することができる
ものである。
さらに、第1および第2°の実施例においては、連絡流
路20及びバイパス流路21を1つの補助フィルタ12
に連接しているが、それぞれ別個の補助フィルタ12.
12に連接することも可能である。
また、第1乃至第4実施例ともに、主フィルタ1と補助
フィルタ12を別体のフィルタ容器4゜13として設け
ているがフィルタ容器自体を一体とすることも可能であ
り、これによれば主フィルタ1と補助フィルタ12とを
連通ずる流路が短かくなり、プライミングボリュームを
減少させることができる。
さらに、実施例においては、バイパス流路用流路開閉手
段、連絡流路用流路開閉手段がクランプにより構成され
ているが、これに限定されるものでないことは勿論であ
る。同様に、主フィルタ1および補助フィルタ12のフ
ィルタ容器4.13がそれぞれ円筒状及び箱状により構
成されているがこれらに限定されるものではない。
次に、本発明者は上記発明の効果を確認するために、以
下のような実験を行なった。
(実験例) 第5図に示す連続式塩析血漿処理システムにおいて、血
漿導入部aおよび血漿導出部すを37℃に保温された血
液ブール62中に設置した。また、主フィルタ1及び補
助フィルタ12のそれぞれのプライミングボリュームは
500rnI2および50III!であり、回路全体の
循環血漿量は800mI2であり、また初期プール血漿
量は3000++II2であった。
第5図に示す回路において、凝集剤として塩化ナトリウ
ムおよびグリシンを用いて血漿浄化処理を実施した。
まず、血漿浄化処理に先立ち、生理食塩水を回路全体に
導入充填し、さらに塩化ナトリウム25g/dβおよび
グリシン18g/dI2を含有する生理食塩水からなる
凝集剤飽和液900nlで主フィルタl及び補助フィル
タ12までを置換した。
血液ポンプ40を100mβ/分、血漿ポンプ42を2
0mI27分、血漿ポンプ49を300m127分、血
漿ポンプ47を20〜25mI2/分(凝集物生成カラ
ム33内の水位が一定となるように随時調整)、また透
析ポンプ61を500mβ/分の速度で作動させ、回路
内に血液ないし血漿を導入し、血漿浄化処理を開始した
。なお、回路内に血漿を導入後、初期の2001TIf
2は廃棄した。なお実験を通じて、5分毎に塩化ナトリ
ウム23gおよびグリシン15gが回路内に凝集剤とし
て添加された。主フィルタ1の濾過圧が0゜85 kg
/c+w” (圧力ゲージ58が示す値)となったとこ
ろで、主フイルタ1内及びライン37内に残存する血漿
を空気により押出し、主フィルタ1の濾過圧が1 、 
OOKg/cm2となったところで連絡流路20を遮断
するとともにバイパス流路21を導通させ、主フィルタ
1の導入側領域の残存被濾過血漿を補助フィルタ12に
押出し、バイパス流路21に空気が流入した時点でバイ
パス流路21を遮断するとともに連絡流路21を導通さ
せ、主フイルタl内の残存血漿を排出して補助フィルタ
12で濾過し、その後も空気を送り続け、補助フィルタ
12内の血漿も含めて回路全体の血漿を排出し、血漿浄
化処理を終了した。こうして処理された血漿処理量と濾
過圧との関係を表1に示す。
表1 この結果、本発明に係る液体濾過装置を用いた血漿浄化
処理にあっては、主フィルタlの濾過圧の上昇を伴わず
、短時間で主フイルタ1内の残存血漿を含んでシステム
内の略全体の残存血漿を排出することができた。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る液体濾過装置及び液
体濾過方法にあっては、主フィルタに対し、補助フィル
タを設け、主フ′イルタに導入した被濾過液体をフィル
タ濾材を介することなく、直接、補助フィルタの導入側
に連通させるバイパス流路を、バイパス流路用流路開閉
手段により遮断または導通可能にしているので、主フィ
ルタに目詰まりを生じた場合に、バイパス流路を導通状
態にすれば、被濾過液体の濾過操作を補助フィルタによ
り続行可能とし、主フィルタの濾過能力を最大限、有効
に発揮することができ、また主フィルタが目詰まりを生
じた場合に、その導入側領域に空気を送込み、バイパス
流路を導通状態にすれば、該導入側領域の残存被濾過液
体を、さらにその後、バイパス流路を遮断すれば、主フ
イルタ内及び主フィルタの導出側領域の残存濾過済液体
を、主フィルタの濾過圧の過度の上昇を伴うことな(安
全かつ短時間に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る自己血漿浄化方法
の実施に用いられる液体濾過装置の概略図、第2図は第
3の実施例に係る当該液体濾過装置の概略図、第3図は
第1図及び第2図の主フィルタを示す詳細縦断面図、第
4図は第1図及び第2図の補助フィルタを示す詳細縦断
面図、第5図は本発明の第1の実施例に係る液体濾過装
置を用いた連続式塩析血漿処理システムの回路図である
。 ■・・・主フィルタ 5・・・主フィルタのフィルタ濾材 12・・・補助フィルタ  20・・・連絡流路21・
・・バイパス流路 22.23・・・クランプ 24・・・導出流路58・
・・圧力ゲージ 第1図 ↓ 第2図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被濾過液体が導入される主フィルタと、該主フィ
    ルタよりも下流側に配設された補助フィルタと、前記主
    フィルタの濾過済液体導出側と前記補助フィルタの導入
    側とを連通させる連絡流路と、前記主フィルタに導入し
    た被濾過液体をフィルタ濾材を介することなく、直接、
    前記補助フィルタの導入側に連通させるバイパス流路と
    、前記主フィルタの目詰り状態に応じて前記バイパス流
    路を遮断または導通可能とするバイパス流路用流路開閉
    手段とを備えることを特徴とする液体濾過装置。
  2. (2)前記連絡流路を遮断または導通可能とする連絡流
    路用流路開閉手段を備え、前記バイパス流路および前記
    連絡流路のいずれか一方を選択可能にしてなる請求項1
    記載の液体濾過装置。
  3. (3)被濾過液体が導入される主フィルタと、該主フィ
    ルタよりも下流側に配設された補助フィルタと、前記主
    フィルタの濾過済液体導出側と連通する導出流路と、前
    記主フィルタの導入側に流入した被濾過液体をフィルタ
    濾材を介することなく、直接、前記補助フィルタの導入
    側に連通させるバイパス流路と、前記主フィルタの目詰
    り状態に応じて前記バイパス流路を遮断または導通可能
    とするバイパス流路用流路開閉手段とを備えることを特
    徴とする液体濾過装置。
  4. (4)前記導出流路に流量調節手段を備えてなる請求項
    3記載の液体濾装置。
  5. (5)前記補助フィルタのプライミングボリュームを前
    記主フィルタのプライミングボリュームより小さくして
    なる請求項1乃至4のいずれか1つに記載の濾過装置。
  6. (6)前記主フィルタの目詰り状態を検出する検出手段
    を備えてなる請求項1乃至4のいずれか1つに記載の液
    体濾過装置。
  7. (7)請求項2記載の液体濾過装置を使用する液体濾過
    方法であって、前記主フィルタで液体を濾過し、前記主
    フィルタに目詰まりを生じたときに、前記連絡流路用流
    路開閉手段を閉にし、前記バイパス流路用流路開閉手段
    を開にすることにより前記バイパス流路を導通させ、前
    記連絡流路を遮断するとともに前記主フィルタの導入側
    領域に空気を送込み、該空気圧で前記導入側領域の残存
    被濾過液体を前記バイパス流路を介して前記補助フィル
    タ側に押出し、濾過することを特徴とする液体濾過方法
  8. (8)前記主フィルタの導入側領域の残存被濾過液体を
    押出した後、前記連絡流路用流路開閉手段を開にし、前
    記バイパス流路用流路開閉手段を閉にすることにより前
    記連絡流路を導通させ、前記バイパス流路を遮断すると
    ともに前記空気圧により前記主フィルタの当該フィルタ
    濾材内及び導出側領域の残存液体を前記補助フィルタ側
    に押出し、濾過する請求項7記載の液体濾過方法。
  9. (9)請求項3記載の液体濾過装置を使用する液体濾過
    方法であって、前記主フィルタで液体を濾過し、前記主
    フィルタに目詰まりを生じたときに、前記バイパス流路
    用流路開閉手段によりバイパス流路を導通させるととも
    に前記主フィルタの導入側領域に空気を送込み、該空気
    圧で前記導入側領域の残存被濾過液体を前記バイパス流
    路を介して前記補助フィルタ側に押出し、濾過すること
    を特徴とする液体濾過方法。
  10. (10)前記主フィルタの導入側領域の残存被濾過液体
    を押出した後、前記バイパス流路用流路開閉手段により
    前記バイパス流路を遮断するとともに前記空気圧により
    前記主フィルタの当該フィルタ濾材内及び導出側領域の
    残存液体を押出し、濾過する請求項9記載の液体濾過方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020081302A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 旭化成メディカル株式会社 体液分離システム及び体液分離システムの作動方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020081302A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 旭化成メディカル株式会社 体液分離システム及び体液分離システムの作動方法

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