JPH0226514Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0226514Y2
JPH0226514Y2 JP1983125830U JP12583083U JPH0226514Y2 JP H0226514 Y2 JPH0226514 Y2 JP H0226514Y2 JP 1983125830 U JP1983125830 U JP 1983125830U JP 12583083 U JP12583083 U JP 12583083U JP H0226514 Y2 JPH0226514 Y2 JP H0226514Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toothbrush
exposed
brush
grip
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983125830U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6031838U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12583083U priority Critical patent/JPS6031838U/ja
Publication of JPS6031838U publication Critical patent/JPS6031838U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0226514Y2 publication Critical patent/JPH0226514Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は歯槽膿漏等の歯部疾患を、電気を流
すことによつて治療し予防する、電気歯ブラシの
改良に関するものである。
歯槽膿漏の治療に歯科医師用で、患者が手に持
ち先端を患部に当てて使用する電気治療器がある
が、これの原理は本案歯ブラシと同じものであ
り、患部に電気を通じることの治療効効果は既に
認められているものである。
しかしこの治療は長期に続ける必要があるの
で、一般の人は通院が困難となり、大切な歯を抜
かねばならなくなつてしまう場合が多かつた。
従来この治療器の原理を歯ブラシに応用したも
のが市販されたことがあつた。
このものは歯ブラシの柄の内部に乾電池を収め
て、握り部分に一方の電極に接する通電体を露出
し、他方の電極から先端のブラシ部に露出する前
部電路を設けたものであつて、使用に当つて握り
部分の通電体が手に接触し、ブラシ部に露出した
前部電路との間を人体と口中の水分を通じて回路
が形成されることにより、歯、歯茎および口腔内
の殺菌を行い、歯茎等の血行を促進し活力を与え
る効果があるものであつた。
しかし、この従来のものは使用後歯ブラシが水
に漏れたままであり、歯ブラシ立に立てる時、先
端のブラシ部をどうしても上に向けるので、ブラ
シ部に含まれた水分が柄に垂れて、握り部の通電
体を漏らすので、この水分により前部電路の露出
部と通電体とを結ぶ回路が形成されて、水が完全
に乾くまで乾電池は消費されることになるため、
乾電池の寿命が短かくて不経済であり、折角効果
のある電気歯ブラシも不評を招いて、遂に生産中
止されるに至り、市場から消え去る運命となつた
ものである。
本考案者自身も歯槽膿漏で悩み、この電気歯ブ
ラシを使用して効果が認められ喜こんでいたもの
であるが、乾電池の消耗に悩まされ、使用後歯ブ
ラシの水分を掃き取つて乾電池の寿命を延ばしな
がら使用していたのであるが、製造中止となつて
非常に残念に思い何とか乾電池が長持ちする方法
はないかと種々に研究していたもので、その結果
本案品を案出したものである。
以下本案品の構成について説明する。
歯ブラシの柄内に乾電池の如き直流電源を出し
入れ可能に収容し、この直流電源の一方の電極
(−極と仮定する)に接する通電体を柄の握り部
分に露出させ、他方の電極(+極と仮定する)に
接し、先端のブラシ部分に露出する前部電路を、
握り部分の内部で開閉できるように構成するとと
もに、握り部分の前記通電体を避けた部分に、握
力で凹む密閉した圧入部を設け、この圧入部を握
力により凹ますことによつて、平常時は開かれて
いる前部電路を閉じるように構成した、電気歯ブ
ラシである。
以下図面にもとづいて実施例を説明する。
第1図は第1実施例を示す断面図で、1は柄
で、後端内部に直流電源2(乾電池)を、柄の後
端のキヤツプ3を用いて出し入れ自在に収めてあ
る。
4は通電体で直流電源2の−極に接してキヤツ
プ3の外周の一部に露出させてある。
5は前部電路で握り部分の内部で切れて、先端
のブラシ部6で外部に露出7する固定した先端側
前部電路5aと、直流電源2の+極につながる移
動可能に設けた電源側前部電路5bとに区別さ
れ、平素は図示のように接触していないので電路
は切れているが、使用する時は握り部分に設けた
薄くて弾力を有する圧入部8を仮想線で示すよう
に握力により凹ますことによつて、圧入部8の内
側に突設した突子9が電源側前部電路5bを押し
て固定している先端側前部電路5aに押し付けて
接触させるようにしてある。
従つて不使用時には圧入部8が弾力によつて実
線の状態に復帰するから前部電路5は切離される
ことになる。
第2図は第2実施例を示す断面図で第1実施例
と作用的には同一であるが前部電路5と圧入部8
の構成が異るもので、前部電路5は固定した先端
側前部電路5aと引張りスプリング状の電源側前
部電路5bに分れており、この電源側前部電路5
bの先端にはピストン10が設けてあつて使用時
に握力によつて圧入部8が凹むと内部の空間容積
が狭められるから、スプリング状の電源側前部電
路5bを伸ばしつつピストン10を前方に押し出
して、固定した先端側前部電路5aに接触するも
のである。
不使用時には圧入部8が弾力によつて復帰する
から、内部空間の負圧によりピストン10を引戻
して、前部電路5が切り離されるものである。
11は空気通路穴を示す。
以上第1第2実施例に示す如き構成により、不
使用時には前部電路5は必らず切れているが、使
用時には柄1を握ることにより前部電路が通じ、
同時に−極が通電体4に触れるから手先から人体
および口中の睡液や水分を介して、先端側前部電
路5aの露出部7から+極に通じる電気回路が形
成されることとなり、歯槽膿漏等の歯疾患の予防
と治療を、歯を磨くたびに自然的に行うことにな
つて、口内を健康に保つことができる。
そして不使用時には、たとえ歯ブラシが漏れて
いても密閉した圧入部8が内部への水の侵入を阻
止しているため内部で前部電路5が通じることが
ないから電気回路は形成されず、しかも、柄1か
ら手を離すと、必然的に電路は遮断されてスイツ
チの切り忘れを完全に防止し、直流電源2が無駄
に消耗することは無くなる。
直流電源2の耐用時間が24時間の乾電池を使用
するとして、従来あつたものは水漏れ放電のため
2〜3日しか使えなかつたが本案によれば、 24×60分=1440分の耐用で、1回の歯磨時間を
平均3分間とすれば、 1440÷3=480すなわち、1本の乾電池で480回
使用できることとなり、1日1回の歯磨きなら1
年と4ケ月近く使用できるし、1日2回使用して
も7ケ月近く使用できるので乾電池の消耗は極め
て僅かなものとなる。
なお、本案品は直流の低電圧であるから、実際
使用時に痛みも何も感じることがないので、乾電
池が消耗しているかどうかはわからないものであ
る。
そこで第3図に示すような検電器とケースを兼
用した検電ケース12を使用すると便利である。
この検電ケース12は、電気歯ブラシをブラシ
部6を下に向けて入れると、通電体4とブラシ部
先端の露出部7が接触する接触部15,16を備
え、その間にパイロツトランプ13を介した検電
路14が構成されているから、圧入部8を押して
やると前部電路5が通じて、直流電源2が機能し
ていればパイロツトランプは点灯するので、直流
電源2の機能の有無を簡単に知ることができるも
のである。
また、先端のブラシ部分は、図示は省略してあ
るが、カセツト式に取り替えできるように構成し
ておけば、消耗した時簡単に取り替え可能となり
経済的である。
この考案は、以上述べたとおりであるから、従
来あつた電気歯ブラシの欠点である水漏れによる
放電を解消するとともにスイツチの切り忘れによ
り放電を無くして、電源の無駄な消耗を完全に防
止し、長期に使用できる経済性を備えたものであ
り、歯科医師の治療に劣らない治療効果が、毎日
の日課的行為によつて自然に得られ、全人類的課
題である歯の健康を守る素晴しい効果を有し、多
くの歯の悪い人々に大きな福音をもたらす、極め
て優れた電気歯ブラシを提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は同じく他の実施例示す縦断面図、第3図は
検電ケースを示す切断平面図である。 1……柄、2……直流電源、3……キヤツプ、
4……通電体、5……前部電路、6……ブラシ
部、7……露出部、8……圧入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 歯ブラシの柄内に、乾電池等の直流電源を収
    め、該直流電源の一方の電極が接する通電体を柄
    の握り部分に露出させ、他方の電極に接する前部
    電路を先端のブラシ部分に露出させて、使用する
    際、手と口腔を通じる回路が形成されるようにし
    た電気歯ブラシを設け、該ブラシの握り部分の内
    部で前部電路を開閉できるように構成するととも
    に、握り部分の前記通電体を避けた部分に握力で
    凹む密閉した圧入部を設け、この圧入部の握力に
    よる凹みによつて平常時開かれている前部電路を
    閉じるように構成し、前記通電体とブラシ部先端
    の露出部が接触する接触部を備え、その間にパイ
    ロツトランプを介した検電路を有する、検電器を
    備えたケースとからなる電気歯ブラシ。
JP12583083U 1983-08-12 1983-08-12 電気歯ブラシ Granted JPS6031838U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12583083U JPS6031838U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 電気歯ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12583083U JPS6031838U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 電気歯ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6031838U JPS6031838U (ja) 1985-03-04
JPH0226514Y2 true JPH0226514Y2 (ja) 1990-07-19

Family

ID=30286335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12583083U Granted JPS6031838U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 電気歯ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6031838U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5002427B2 (ja) * 2007-11-20 2012-08-15 パナソニック株式会社 口腔洗浄器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116525U (ja) * 1979-02-08 1980-08-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6031838U (ja) 1985-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1908435B1 (en) Mouth cleaning device
JP2008503312A (ja) 歯肉専用の低周波刺激器
RU2489178C2 (ru) Устройство для подавления болезнетворных микробов
JPH0226514Y2 (ja)
JPH0147191B2 (ja)
CN211560472U (zh) 一种电动牙刷套装
JP2542412Y2 (ja) 電気歯ブラシ
JP4372537B2 (ja) 口腔清掃用具
KR20070019255A (ko) 구강 살균기 및 그 작동 방법
KR100591558B1 (ko) 구강 살균기
KR100411721B1 (ko) 치아 불소 코팅장치 및 그 방법
CN2271375Y (zh) 指压式电离保健牙刷
CN210784792U (zh) 双模式牙刷
CN1102562A (zh) 一种电离子、磁疗牙刷及使用方法
JPH0219131Y2 (ja)
CN215778829U (zh) 一种带支架电动牙刷
KR200243868Y1 (ko) 미소전류를 이용한 칫솔 겸용 구강 치료기
CN213406395U (zh) 口腔治疗仪牙套
JPS631842B2 (ja)
CN219803816U (zh) 可替换式电动正畸咬胶
CN209075407U (zh) 一种牙龈按摩器
JPH0221272B2 (ja)
CN1028349C (zh) 多功能理疗牙刷
KR100777680B1 (ko) 휴대용 구강 살균기
CN1058916A (zh) 生物电保健牙刷