JPH02264658A - 流体圧マッサージャ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば浴槽内で使用されて使用者に気泡を吹
付ける浴中気泡発生機の気泡吹出し口等に接続して用い
られる流体圧マッサージャに関する。

〔従来の技術〕

従来の浴中気泡発生機は、水中で水流を発生させる羽根
車と、この羽根車を回転させるモータにより、水を吸水
口より吸込んで気泡吹出し口から吐出すとともに、この
吸込みから吐出しに至る水流中に空気吸込み口から吸込
んだ空気を混合させて上記吐出しをなすように構成され
ている。

そのため、使用者に対しては気泡を含んだ水流を吹付け
て、それにより使用者の被吹付は部分は流体の圧力でマ
ツサージされる。

しかし、流体圧マッサージャとしての従来の浴中気泡発
生機は、その本体ケースの前面に設けられた気泡吹出し
口から気泡を含んだ一定圧力の水流が連続してか吹出さ
れる構成である。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上のように従来においては、一定圧力の流体を被マツ
サージ部に作用させ続けるだけであるので、マツサージ
作用が単調であり、その効果が良くないという問題があ
る。

本発明の目的は、マツサージ効果を向上できる流体圧マ
ッサージャを得ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明の流体圧マッサージ
ャにおいては、一端に流体導入口を有するとともに、他
端側に流体吹出し通路を有したマッサージャ本体と、こ
のマッサージャ本体内に上記流体吹出し通路の入口端近
傍でかつ上記流体導入口の軸線上において設けられた支
承部と、この支承部に回転自在に支承されて」二記マッ
サージャ本体内の上記流体導入口と流体吹出し通路との
間に配置された回転体と、この回転体に形成され、」−
配回転体の一端に上記流体導入口と近接して対向する入
口を開口するとともに、上記流体吹出し通路の入口端を
覆った上記回転体の他端に上記軸線から偏心して上記流
体吹出し通路の入口端に近接して対向する出口を開口し
、かつ上記入口から出口に至る流れの圧力を受けて上記
軸線の軸回り方向の回転力を上記回転体に与える流路と
を具備したものである。

また、広い範囲にわたってマツサージができるようにす
るために、上記マッサージャ本体の流体吹出し通路を複
数設けるとよい。

〔作　用〕

本発明の流体圧マッサージャは流体供給源、例えば浴中
気泡発生機の気泡吹出し口等に接続して使用される。そ
して、流体供給源から供給された流体は、マッサージャ
本体内にその流体導入口を通して導入されてから、この
導入口に入口が近接対向している回転体の流路を流通す
る。この流通に伴って流路の一部は回転体を回そうとす
る流体圧を受けるから、この流体圧によりマッサージャ
本体の支承部に回転自在に支承されている回転体が回転
する。そうすると、流路の出口の位置が移動されて、こ
れは回転体が１回転する度にマッサジャ本体の流体吹出
し通路の入口端に対向する。

そして、この対向状態では上記流路を通る流体が流体吹
出し通路に流れ込むから、そのときに限って、この通路
の先端から使用者に向けて流体が吹出される。すなわち
、以上のようにして回転体が１回転するごとに、一つの
流体吹出し通路からは１回だけ流体の吹出しがなされる
とともに、流体の供給が続く限り回転体の回転は繰返さ
れるから、結局は間歇的に流体を吹出すことができ、そ
れにより使用者をマツサージする。

〔実施例〕

第１図から第８図を参照して本発明の一実施例を以下説
明する。

第６図〜第８図中１は例えば可搬形の浴中気泡発生機で
ある。これは、例えば本体ケース２内に、図示しないモ
ータと、これにより回転される羽根車と、モータに電力
を供給するバッテリーと、回路ユニット等を内蔵すると
ともに、本体ケース２に吸気チューブ３を介してフロー
ト４を接続してなる。そして、この浴中気泡発生機１は
その本体ケース２を湯中に沈めて使用される。

その使用により、モ〜りが羽根車を回転させて、この羽
根車が水流を発生させるから、浴槽内の湯を本体ケース
２の下面部に設けた吸水口から吸込んで、本体ケース２
の前面に設けた気泡吹出し口５から吐出すとともに、上
記吸水口から気泡吹出し口５に至る水流中に上記フロー
ト４に設けた吸気口を通して吸込んだ空気を混合させて
、上記吐出しをなすものである。

して着脱可能に接続して使用される。このマッサージャ
６の構成は第１図から第５図に詳しく示されている。

つまり、第１図および第５図中７はマッサージャ本体で
・、これは合成樹脂製の一対の本体要素部品８，９を、
その同径となっている端部相互を互いに嵌合して接管す
ることにより組立てられている。一方の本体要素部品８
は略漏斗状をなし、その先細となった端部、つまりマツ
サージ千本体７の一端には流体導入口１０を有している
。この導入口１０は上記気泡吹出し口５に着脱自在に被
嵌して接続されるようになっている。マツサージ千本体
７の他端側をなす他方の本体要素部品９は、ｔ（数の流
体吹出し通路１１を有して例えば二叉状に形成されてい
る。これら流体吹出し通路１１はＪ−記流体導入口１０
側の入口端１１ａから出口端１１ｂに向けて先細状に形
成されている。なお、第４図中１２は一対の流体吹出し
通路１１を区画した仕切り壁部である。

マツサージ千本体７には、その流体吹出し通路１１の入
口端１１ａ近傍でかつ上記流体導入口１０の軸線Ａ上に
おいて、つまり仕切り壁部１２の中央において支承部１
３が設けられている。この支承部１３は滑性が高い合成
樹脂で鍔付き筒状に成形され、上記壁部１２の中央部に
埋め込まれている。

マッサージャ本体７内にはその流体導入口１０と流体吹
出し通路１１との間に位置して回転体１４が内蔵されて
いる。この回転体１４は合成樹脂製であって、第１図か
ら第３図に示すように本体要素部品８よりも−回り小さ
な形状をなしているとともに、その大径な端面は閉塞さ
れ、しかもこの端面ば上記入口端１１ａを覆っている。

そして、この端部の中心部には回転軸１５が突設され、
これは上記支承部１３に嵌入されている。したがって回
転体１４は、その中心軸を流体導入口１０の軸線Ａと一
致させて支承部１３に回転自在に支承されている。

回転体１４には流体導入口１０を流体吹出し通路１１に
間歇的に連通させる流路１６が形成されている。この通
路１６の入口１６ａは回転体１４の先細状となった一端
に開口されていて、流体導入口１０に近接して対向され
ている。そして、流路１６の出口１６ｂは回転体１４の
大径部他端に開口されていて、流体吹出し通路１１の入
口端１１ａに近接して対向されている。しかも、出口１
６ｂは回転体１４の周部方向にずれて、換言すれば流体
導入口１０の軸線から偏心した位置に設けられている。

そして、これら入口１６ａと出口１６ｂとを繋いだ流路
部分は、入口１６ａから出口１６ｂに至る流れの圧力を
受けて上記軸線Ａの軸回り方向の回転力を回転体１４に
与える構成としである。この構成の一例は第１図から第
３図に詳しく示されている。つまり、回転体１４の軸線
と交差する方向でかつ円錐面に沿う第１流路部分と、こ
の流路部分から折れ曲がって連なり回転体１４の軸線に
沿うような第２通流路分とからなる。したがって、流路
１６はこれを正面から見た場合に、第３図に示すように
４二部（第１流路部分）が回転体の１４軸線に沿うとと
もに、下部（第２流路部分）が回転体１４の軸線に対し
交差する方向に設けられ、流路１６を正面から見た場合
に全体としてり字形状に曲がりだ構成となっている。し
かも、上記第１通路部分における上記第２流路部分の折
れ曲がり方向側の側面に流体ガイド部１６ｃを設けてい
る。

この流体圧マッサージャ６は浴中気泡発生機１の気泡吹
出し口５に接続して使用する。この使用により、気泡吹
出し口５から吹出された気泡を含んだ流体は、マッサー
ジャ本体７内にその流体導入口１０を通して導入されて
、この導入口１０に近接対向している回転体１４の流路
１６を流通する。この流通に伴フて流路１６は回転体１
４を回そうとする流体圧を受ける。

つまり、流路１６の入口１６ａを通った流体は、この流
路１６の第１流路部分から第２流路部分に流入して流れ
方向を菱換する際に、第２流路部分の壁面１６ｄ（第２
，３図参照）に流体圧を作用する。しかも、第１流路部
分には流体ガイド部１６ｃを設けであるので、第１゜流
路部分から第２流路部分に至る流体は、その流れを上記
壁面１６ｄに向けて集中的に案内される。そのため、流
体ガイド部１６ｃにおいて受ける流体圧よりも上記壁面
１６ｄが受ける流体圧の方が遥かに大きくなる。

したがって、壁面１６ｄが受ける流体圧によりマッサー
ジャ本体７の支承部１２に回転自在に支承されている回
転体１４は、第２．３図中時計回り方向に回転される。

そうすると、流路１６の出口１６ｂの位置が移動されて
、これは回転体１４が１回転する度にマッサージャ本体
７の流体吹出し通路１１の入口端１１ａに対向する。そ
して、この対向状態では流路１６を通る流体が流体吹出
し通路１１に流れ込むから、そのときに限って、この通
路１１の出口端１１ｂから使用者に向けて気泡を含んだ
流体が吹出される。

すなわち、以上のようにして回転体１４が１回転するご
とに１回だけ流体吹出し通路１１を通して流体の吹出し
がなされるとともに、流体の供給が続く限り回転体１４
の回転が繰返されるがら、結局は間歇的に流体が吹出さ
れる。

それにより、流体吹出し通路１１の出口端１１ｂに対向
する使用者の披マツサージ部が、−定の強さの流体で単
調に押され続けることがなくなり、間歇的に押されると
ともに、その吹出しの合間に被マツサージ部は元にもど
る。そのため、結果的に被マツサージ部を振動させなが
らマツサージすることができるので、そのマツサージ効
果を向上できる。

しかも、本実施例では流体吹出し通路１１を複数設けて
いるので、これらの通路１１から気泡を含んだ流体が第
７図および第８図に示すように交互に吹出されるので、
より広い範囲にわたりマツサージを施すことができる。

なお、この実施例において複数の流体吹出し通路１１の
向きは同じ方向ではなく任意方向に向けて構成としても
よい。

第９図に示す本発明の他の実施例は、マツサージ十本体
７の流体吹出し通路１１を一つにした場合を示しており
、それ以外の構成は上記一実施例と同様である。したが
って、この実施例においても本発明の所期の目的を達成
できる。

なお、本発明は上記各実施例には制約されない。

例えば、回転体の流路における流体ガイド凸部は省略し
てもよいとともに、この流路は螺旋の一部形状からなる
構成としてもよく、要すれば、流路を流れる流体の圧力
を流路壁面の一部で受けて、それにより回転体にその軸
回り方向の回転力をｌテえる構成であれば、他のいがな
る構成であってもよいものである。

さらに、この流路は回転体の外周面に開放している必要
はなく、通孔により形成してもよい。

そして、回転体は円錐面を備えない構成、例えば円柱形
状としてもよい。

また、流体吹出し通路が一つの場合において、この通路
を彎曲させ゛て、その吹出し端側を流体導入口の軸線上
に配置してもよい。勿論、この場合において流体吹出し
通路の入口端は、流路の出口と略同じ大きさとして、そ
れを流体導入口の軸線から偏心して設けてもよいことは
言うまでもない。

しかも、本発明は浴中気泡発生機のアタッチメントとし
て使用を限られるものではなく、水道蛇口にホースを介
して流体導入口を接続することによって、浴中気泡発生
機とは切離して使用しても差支えない。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように構成されているので次上記
載する効果を奏する。

請求項１記載の流体圧マッサージャにおいては、マッサ
ージャ本体の流体導入口から流体吹出し通路に向かう流
体を、上記本体に内蔵された回転自在な回転体の流路に
流通させることによって、その流体圧を利用して回転体
を回転させて、−Ｉユ記流路の出口を回転体が１回転す
る度に上記流体吹出し通路の入口端に連通させるから、
流体吹出し口°からの流体の吹出しを間歇的にして使用
者に吹付けることができ、それによりマツサージ効果を
向上できる。

また、請求項２記載の流体圧マッサージャにおいては、
流体吹出し通路が複数設けられているから、これら吹出
し通路の夫々から間歇的に流体を吹出して使用者に吹付
けることかでき、したがって広い範囲にわたる効果的な
マツサージができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第８図は本発明の一実施例を示し、第１図は
全体の縦断側面図、第２図は回転体の平面図、第３図は
第２図中矢印■方向から見た回転体の側面図、第４図は
流体吹出し通路をなす本体要素部品の平面図、第５図は
全体の斜視図、第６図は浴中気泡発生機とともに示す斜
視図、第７図および第８図は夫々異なる流体の流れを示
す平面図である。第９図は本発明の他の実施例を示す全
体の縦断側面図である。 ６・・・流体圧マッサージャ、７・・・マッサージャ本
体、１０・・・流体導入口、１１・・・流体吹出し通路
、１１ａ・・・入口端、１３・・・支承部、１４・・・
回転体、１６・・・流路、１６ａ・・・入口、１６ｂ・
・・出口。 ６・・う友１奈エフ・チーシマ、　７・−マ１寸−ジマ
本俸、　　１０−・・流体４入口。 ｉ　ｉ　・；を体口欠出し１ｌｔｋ　　１１ａ−−一人
Ｄｊｌｌｌｌ、　　１３−−−７丸庫、Ｖｐ、１４−ｍ
−回転体１６−Ｅ１９）、　１６ａ−・−人ｏ　　　１
６ｂ−ａＺ口第１図 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一端に流体導入口を有するとともに、他端側に流体
   吹出し通路を有したマッサージャ本体と、このマッサー
   ジャ本体内に上記流体吹出し通路の入口端近傍でかつ上
   記流体導入口の軸線上において設けられた支承部と、 この支承部に回転自在に支承されて上記マッサージャ本
   体内の上記流体導入口と流体吹出し通路との間に配置さ
   れた回転体と、 この回転体に形成され、上記回転体の一端に上記流体導
   入口と近接して対向する入口を開口するとともに、上記
   流体吹出し通路の入口端を覆った上記回転体の他端に上
   記軸線から偏心して上記流体吹出し通路の入口端に近接
   して対向する出口を開口し、かつ上記入口から出口に至
   る流れの圧力を受けて上記軸線の軸回り方向の回転力を
   上記回転体に与える流路とを具備した流体圧マッサージ
   ヤ。 ２、上記マッサージャ本体の流体吹出し通路が複数設け
   られていることを特徴とする請求項１記載の流体圧マッ
   サージャ。