JPH02262969A - トルクレンチ用マーキング方法及びその装置 - Google Patents
トルクレンチ用マーキング方法及びその装置Info
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- JPH02262969A JPH02262969A JP479489A JP479489A JPH02262969A JP H02262969 A JPH02262969 A JP H02262969A JP 479489 A JP479489 A JP 479489A JP 479489 A JP479489 A JP 479489A JP H02262969 A JPH02262969 A JP H02262969A
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Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、トルクレンチ用マーキング方法及びその装
置に係わり、更に詳しくはボルトの締付は時に、予めボ
ルトに規定された締付はトルクに達した時にボルトの頭
部にインキの噴霧を自動的に吹き付けて、ボルトが規定
トルクになったことを標示させるトルクレンチ用マーキ
ング方法及びその装置に関するものである。
置に係わり、更に詳しくはボルトの締付は時に、予めボ
ルトに規定された締付はトルクに達した時にボルトの頭
部にインキの噴霧を自動的に吹き付けて、ボルトが規定
トルクになったことを標示させるトルクレンチ用マーキ
ング方法及びその装置に関するものである。
従来、ボルトの締付は忘れや、緩み等から不慮の事故を
防止するため、規定トルクまで締付けたボルト頭部にイ
ンキ等を着色させて、規定トルクになっているボルトと
、その他のボルトとの識別を行い、安全性の向上を図っ
ている。
防止するため、規定トルクまで締付けたボルト頭部にイ
ンキ等を着色させて、規定トルクになっているボルトと
、その他のボルトとの識別を行い、安全性の向上を図っ
ている。
ところで、上記のような規定トルクとなったボルトの頭
部にインキを着色させる手段として、従来種々のマーキ
ング付トルクレンチが提案されており、例えば特開昭6
2−130182号公報及び特開昭62−130182
号公報に開示されたマーキング付トルクレンチは、小型
エアーシリンダーを使用したスタンプ方式で、シリンダ
ーの先端にインキを含んだスポンヂパッドを設け、この
スボンヂパッドで規定トルクとなったボルト頭部にイン
キを付着させて着色するものある。
部にインキを着色させる手段として、従来種々のマーキ
ング付トルクレンチが提案されており、例えば特開昭6
2−130182号公報及び特開昭62−130182
号公報に開示されたマーキング付トルクレンチは、小型
エアーシリンダーを使用したスタンプ方式で、シリンダ
ーの先端にインキを含んだスポンヂパッドを設け、この
スボンヂパッドで規定トルクとなったボルト頭部にイン
キを付着させて着色するものある。
然しなから、上記のようなスボンヂパッドを用いたマー
キング付トルクレンチは、ボルト頭部にインキを含んだ
スボンヂパッドを一個毎接触させて着色させる方法であ
るため、押し付ける力等により着色にバラツキがあって
不鮮明になり易く、またスボンヂパッドが傷むために短
期に交換しなければならなかったり、脱落する等の問題
があり、更に、かなりの圧縮ガスを必要とする上に作動
時間がかかり過ぎ、効率の良い作業を行うことができな
いという問題があった。
キング付トルクレンチは、ボルト頭部にインキを含んだ
スボンヂパッドを一個毎接触させて着色させる方法であ
るため、押し付ける力等により着色にバラツキがあって
不鮮明になり易く、またスボンヂパッドが傷むために短
期に交換しなければならなかったり、脱落する等の問題
があり、更に、かなりの圧縮ガスを必要とする上に作動
時間がかかり過ぎ、効率の良い作業を行うことができな
いという問題があった。
この発明は、かかる従来の課題に着目して案出されたも
ので、トルクレンチを使用して規定トルクでボルト締付
作業が完了したことを標示する方法として、ボルトの頭
部に着色インキを噴霧させることで、簡単な構造でマー
キングを確実に行うことが出来ると共に、部品交換等を
必要とせずに連続して作業を行うことが出来、更に短時
間に効率の良い作業を行うことが出来るトルクレンチ用
マーキング方法及び装置を提供することを目的とするも
のである。
ので、トルクレンチを使用して規定トルクでボルト締付
作業が完了したことを標示する方法として、ボルトの頭
部に着色インキを噴霧させることで、簡単な構造でマー
キングを確実に行うことが出来ると共に、部品交換等を
必要とせずに連続して作業を行うことが出来、更に短時
間に効率の良い作業を行うことが出来るトルクレンチ用
マーキング方法及び装置を提供することを目的とするも
のである。
この発明は上記目的を達成するため、トルクレンチのア
ーム部に、ボルトに規定された締付はトルクに達した時
にこれを検出する検出手段と、この検出手段の動きによ
り所定のトルクに達した時点で作動するバルブとを設け
、前記トルクレンチのアーム部の先端に、トルクレンチ
の長手方向と直交し、かつ先端にボルトの頭部と嵌合す
るソケットを設け、このソケットの内部にインキをボル
ト頭部に吹付ける噴射ノズルを設け、前記ソケットの後
端側に噴射ノズルと接続するインキ噴射室を設けたホル
ダーを設け、このホルダーの内部に、前記インキ噴射室
と連通路を介して接続するインキポットを形成し、前記
連通路に、インキの流通路を形成し、かつ弾性手段を介
して常に噴射ノズルの連通部を閉鎖する方向に附勢され
たスプールバルブを摺動可能に内装し、前記インキ噴射
室と、圧縮ガス供給源に接続するホースに設けたバルブ
とを圧縮ガスの供給パイプを介して接続したことを要旨
とするものである。
ーム部に、ボルトに規定された締付はトルクに達した時
にこれを検出する検出手段と、この検出手段の動きによ
り所定のトルクに達した時点で作動するバルブとを設け
、前記トルクレンチのアーム部の先端に、トルクレンチ
の長手方向と直交し、かつ先端にボルトの頭部と嵌合す
るソケットを設け、このソケットの内部にインキをボル
ト頭部に吹付ける噴射ノズルを設け、前記ソケットの後
端側に噴射ノズルと接続するインキ噴射室を設けたホル
ダーを設け、このホルダーの内部に、前記インキ噴射室
と連通路を介して接続するインキポットを形成し、前記
連通路に、インキの流通路を形成し、かつ弾性手段を介
して常に噴射ノズルの連通部を閉鎖する方向に附勢され
たスプールバルブを摺動可能に内装し、前記インキ噴射
室と、圧縮ガス供給源に接続するホースに設けたバルブ
とを圧縮ガスの供給パイプを介して接続したことを要旨
とするものである。
この発明は、上記のように構成され、ボルトの締°付は
時に、予めボルトに規定された締付はトルクに達した時
に、この締付はトルクを検出手段により検出し、この検
出手段の動きにより圧縮ガス供給源と接続するホースの
バルブが作動し、一定量供給されるインキと圧縮ガスと
が混合して、ソケット内に設けた噴射ノズルから一定量
の霧状となったインキをボルト頭部に吹付けて付着させ
ることで、規定トルクに達したボルトの頭部に識別マー
ク!I:確実に、しかも効率良くマーキングすることが
出来るのである。
時に、予めボルトに規定された締付はトルクに達した時
に、この締付はトルクを検出手段により検出し、この検
出手段の動きにより圧縮ガス供給源と接続するホースの
バルブが作動し、一定量供給されるインキと圧縮ガスと
が混合して、ソケット内に設けた噴射ノズルから一定量
の霧状となったインキをボルト頭部に吹付けて付着させ
ることで、規定トルクに達したボルトの頭部に識別マー
ク!I:確実に、しかも効率良くマーキングすることが
出来るのである。
以下、添付図面に基づき、この発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明にかかるマーキング装置1を取り付
けたトルクレンチ2の平面図、第2図はその正面図であ
って、マーキング装置1の部分断面図である。
けたトルクレンチ2の平面図、第2図はその正面図であ
って、マーキング装置1の部分断面図である。
前記、トルクレンチ2のアーム部3の後端部には、ロー
レット加工を施したグリップ4が一体的に装着され、ま
た先端側には、2本の小ねじ5でトルクレンチ2の長手
方向と直交する向きに前記マーキング装置1が取付けら
れている。
レット加工を施したグリップ4が一体的に装着され、ま
た先端側には、2本の小ねじ5でトルクレンチ2の長手
方向と直交する向きに前記マーキング装置1が取付けら
れている。
前記、トルクレンチ2のアーム部3には、第1図、第3
図及び第4図に示すようにボルトWに規定された締付は
トルクに達した時にこれを検出する検出手段6(ドッグ
)と、この検出手段6と連動する板バネ等で構成された
トグル機構7と、この検出手段6(ドッグ)の動きによ
り所定のトルクに達した時点で作動するバルブ8とが設
けられ、バルブ8は、図示しない圧縮ガス供給源にホー
ス8aを介して接続されている。
図及び第4図に示すようにボルトWに規定された締付は
トルクに達した時にこれを検出する検出手段6(ドッグ
)と、この検出手段6と連動する板バネ等で構成された
トグル機構7と、この検出手段6(ドッグ)の動きによ
り所定のトルクに達した時点で作動するバルブ8とが設
けられ、バルブ8は、図示しない圧縮ガス供給源にホー
ス8aを介して接続されている。
なお、圧縮ガスとしては、例えば圧縮空気。
フレオンガス等を用いるものである。
次に、前記マーキング装置1は、第5図及び第6図に示
すように、ボルトWの頭部Waと嵌合する凹部9を備え
たソケット10の内部に、スリーブ10aを介して噴霧
状のインキをボルト頭部Waに吹付ける噴射ノズル11
を設け、このソケット10の後端側には、噴射ノズル1
1の連通穴11aの連通部11bと接続するインキ噴射
室12を設けたホルダー13が装着されている。
すように、ボルトWの頭部Waと嵌合する凹部9を備え
たソケット10の内部に、スリーブ10aを介して噴霧
状のインキをボルト頭部Waに吹付ける噴射ノズル11
を設け、このソケット10の後端側には、噴射ノズル1
1の連通穴11aの連通部11bと接続するインキ噴射
室12を設けたホルダー13が装着されている。
前記、ホルダー13の内部には、前記インキ噴射室12
と連通路14を介して接続する着色塗料であるインキを
貯蔵するインキボット15が形成され、前記連通路14
には、外周面に螺旋状のインキの流通路16を形成し、
かつ圧縮スプリング等の弾性手段17を介して常時噴射
ノズル11の連通部11bを閉鎖する方向に附勢された
スプールバルブ18が摺動可能に内装され、このスプー
ルバルブ1日の先端は、連通部11bと嵌合する円錐状
に形成されている。
と連通路14を介して接続する着色塗料であるインキを
貯蔵するインキボット15が形成され、前記連通路14
には、外周面に螺旋状のインキの流通路16を形成し、
かつ圧縮スプリング等の弾性手段17を介して常時噴射
ノズル11の連通部11bを閉鎖する方向に附勢された
スプールバルブ18が摺動可能に内装され、このスプー
ルバルブ1日の先端は、連通部11bと嵌合する円錐状
に形成されている。
また、前記インキ噴射室12と、圧縮ガス供給源に接続
するバルブ8との間には、逆止弁19aを介して圧縮ガ
ス供給パイプ19が接続され、圧縮ガスをインキ噴射室
12に噴出させるように構成している。
するバルブ8との間には、逆止弁19aを介して圧縮ガ
ス供給パイプ19が接続され、圧縮ガスをインキ噴射室
12に噴出させるように構成している。
前記インキ噴射室12のインキは、全部1度のマーキン
グに使用され、そのためインキ噴射室12の体積だけの
インキが1度の噴射量になるのでインキの量は常に一定
となり、すべてのボルト頭部Waは均一な着色が得られ
、色のバラツキがなくなる。
グに使用され、そのためインキ噴射室12の体積だけの
インキが1度の噴射量になるのでインキの量は常に一定
となり、すべてのボルト頭部Waは均一な着色が得られ
、色のバラツキがなくなる。
前記インキボット15は、凹状に形成され、この凹部内
には、前記圧縮スプリング等の弾性手段17の上部を指
示する保持部材20が摺動可能に内装され、保持部材2
0の上部中央は、インキボッ)15の開口部に被せるキ
ャップ21に設けた調整ねじ22の先端で抑えられ、こ
の調整ねじ22を操作することにより弾性手段17の弾
性力を調整し、スプールバルブ18の附勢力を調整して
いる。即ち、噴霧状となったインキの噴射速度は、速す
ぎるとインキが外部に飛散して不鮮明なマーキングとな
り、また逆に遅すぎると圧縮ガスとの混合が悪くなり、
インキは雫となってボルトWの頭部Waに落ちるたや、
噴射の最適速度は、上記のスプールバルブ18の揚程(
開度)を調整ねじ22により保持部材20を介して弾性
手段17の弾性力によって調整する。この操作は、上述
したように調整ねじ22を締めるとスプールバルブ18
の揚程は小さくなり噴射速度は遅くなる。
には、前記圧縮スプリング等の弾性手段17の上部を指
示する保持部材20が摺動可能に内装され、保持部材2
0の上部中央は、インキボッ)15の開口部に被せるキ
ャップ21に設けた調整ねじ22の先端で抑えられ、こ
の調整ねじ22を操作することにより弾性手段17の弾
性力を調整し、スプールバルブ18の附勢力を調整して
いる。即ち、噴霧状となったインキの噴射速度は、速す
ぎるとインキが外部に飛散して不鮮明なマーキングとな
り、また逆に遅すぎると圧縮ガスとの混合が悪くなり、
インキは雫となってボルトWの頭部Waに落ちるたや、
噴射の最適速度は、上記のスプールバルブ18の揚程(
開度)を調整ねじ22により保持部材20を介して弾性
手段17の弾性力によって調整する。この操作は、上述
したように調整ねじ22を締めるとスプールバルブ18
の揚程は小さくなり噴射速度は遅くなる。
また、キャップ21には、大気と連通ずる通気穴23が
形成され、この通気穴23の部分にはニードルバルブ2
4が設けられている。
形成され、この通気穴23の部分にはニードルバルブ2
4が設けられている。
このニードルバルブ24は、インキボット15内のイン
キが減少するにしたがいインキボッ)15の内部が負圧
となり、インキの流れが悪くなるのを防止するために通
気穴23の穴の面積を調整するもので、インキボット1
5内の内圧の調整に使用している。
キが減少するにしたがいインキボッ)15の内部が負圧
となり、インキの流れが悪くなるのを防止するために通
気穴23の穴の面積を調整するもので、インキボット1
5内の内圧の調整に使用している。
次に、この発明のマーキング方法について説明する。
まず、規定されたトルクに締付は固定するポル)Wの頭
部Waに、第2図に示すようにトルクレンチ2のソケッ
ト10に形成された凹部9を嵌合装着する。そして、ト
ルクレンチ2によりボルトWを締めると、予めボルトW
に規定された締付はトルクに達した時に、この締付はト
ルクを検出手段6(ドッグ)が第4図に示すように、ア
ーム部3の内部にあるトグル機構7の動きに連動して距
離り移動してこれを検出し、バルブ8が作動してエアー
供給源と接続するホース8aとの通路を開放する。
部Waに、第2図に示すようにトルクレンチ2のソケッ
ト10に形成された凹部9を嵌合装着する。そして、ト
ルクレンチ2によりボルトWを締めると、予めボルトW
に規定された締付はトルクに達した時に、この締付はト
ルクを検出手段6(ドッグ)が第4図に示すように、ア
ーム部3の内部にあるトグル機構7の動きに連動して距
離り移動してこれを検出し、バルブ8が作動してエアー
供給源と接続するホース8aとの通路を開放する。
この作動が、第3図及び第4図である。
上記バルブ8が作動すると、圧縮ガスは供給ホース19
を通過してマーキング装置1のインキ噴射室12に入り
、ガス圧力によってスプールバルブ18を弾性手段17
の弾性力に抗して上方に押し上げる。インキ噴射室12
のインキは圧縮ガスと混合されながら噴射ノズル11の
連通部11b及び連通穴11aを通って、ソケット10
に嵌合されているボルトWの頭部Waに噴射されマーキ
ングする。この時、インキ噴射室12のインキは全部1
度のマーキングに使用される。そのためインキ噴射室1
2の体積だけのインキが1度の噴射量になるのでインキ
の量は常に一定となり、すべてのボルト頭部Waは均一
な着色が得られ、色のバラツキがなくなる。
を通過してマーキング装置1のインキ噴射室12に入り
、ガス圧力によってスプールバルブ18を弾性手段17
の弾性力に抗して上方に押し上げる。インキ噴射室12
のインキは圧縮ガスと混合されながら噴射ノズル11の
連通部11b及び連通穴11aを通って、ソケット10
に嵌合されているボルトWの頭部Waに噴射されマーキ
ングする。この時、インキ噴射室12のインキは全部1
度のマーキングに使用される。そのためインキ噴射室1
2の体積だけのインキが1度の噴射量になるのでインキ
の量は常に一定となり、すべてのボルト頭部Waは均一
な着色が得られ、色のバラツキがなくなる。
このようにして、一つのボルト頭部Waのマーキングが
終了してトルクレンチ2のソケット10をポル)Wから
取外すと、スプールバルブ18は、弾性手段17の弾性
力により押されて噴射ノズル11の連通部11bを閉鎖
し、次いでインキ噴射室12には、インキポット15内
に収容されているインキが、スプールバルブ18の外周
面に形成された螺旋状のインキの流通路16を通って流
れ込み、1度のマーキングに使用される量だけ収容され
る。
終了してトルクレンチ2のソケット10をポル)Wから
取外すと、スプールバルブ18は、弾性手段17の弾性
力により押されて噴射ノズル11の連通部11bを閉鎖
し、次いでインキ噴射室12には、インキポット15内
に収容されているインキが、スプールバルブ18の外周
面に形成された螺旋状のインキの流通路16を通って流
れ込み、1度のマーキングに使用される量だけ収容され
る。
また、インキポット15内のインキは、キャップ21を
取外して順次補給するものである。
取外して順次補給するものである。
以上のような操作を繰返し行うことで、規定トルクに達
したボルトWの頭部Waにインキの標示を自動的に、し
かも確実に行うことが出来るのである。
したボルトWの頭部Waにインキの標示を自動的に、し
かも確実に行うことが出来るのである。
この発明は、上記のような構成であるので、以下のよう
な優れた効果を奏するものである。
な優れた効果を奏するものである。
(a)、簡単な構造でマーキングを自動的に、しかも確
実に行うことが出来る。
実に行うことが出来る。
(b)、従来のように、部品交換等を必要とせずに連続
して作業を行うことが出来、また短時間に効率の良い作
業を行うことが出来る。
して作業を行うことが出来、また短時間に効率の良い作
業を行うことが出来る。
(C)、最適の着色にするためのインキ噴射速度の調整
機構を有するので、着色にバラツキがなく、着色が鮮明
になり、識別が容易になると共に、作業者は締め忘れの
不安がなくなった。
機構を有するので、着色にバラツキがなく、着色が鮮明
になり、識別が容易になると共に、作業者は締め忘れの
不安がなくなった。
(d)、マーキング装置は殆んど軽合金(アルミニウム
)を使用し、極力軽量に製作したので作業者の疲労が減
少し、作業能率を著しく向上させることが出来る。
)を使用し、極力軽量に製作したので作業者の疲労が減
少し、作業能率を著しく向上させることが出来る。
(e)1分解9組立が容易であるので、保守が簡単であ
る。
る。
4、発明の詳細な説明
第1図は、この発明にかかるマーキング装置を取り付け
たトルクレンチの平面図、第2図はその正面図であって
、マーキング装置の部分断面図、第3図及び第4図は、
検出手段とトグル機構の作動説明図、第5図及び第6図
はマーキング装置の作動説明図である。
たトルクレンチの平面図、第2図はその正面図であって
、マーキング装置の部分断面図、第3図及び第4図は、
検出手段とトグル機構の作動説明図、第5図及び第6図
はマーキング装置の作動説明図である。
1・・・マーキング装置、2・・・トルクレンチ、3・
・・アーム部、6・・・検出手段6(ドッグ)、7・・
・トグル機構、8・・・バルブ、8a・・・ホース、1
0・・・ソケット、11・・・噴射ノズル、llb・・
・連通部、12・・・インキ噴射室、13・・・ホルダ
ー14・・・連通路、15・・・インキポット、16・
・・流通路、17・・・弾性手段、18・・・スプール
バルブ、W・・・ボルト、Wa・・・ボルト頭部。
・・アーム部、6・・・検出手段6(ドッグ)、7・・
・トグル機構、8・・・バルブ、8a・・・ホース、1
0・・・ソケット、11・・・噴射ノズル、llb・・
・連通部、12・・・インキ噴射室、13・・・ホルダ
ー14・・・連通路、15・・・インキポット、16・
・・流通路、17・・・弾性手段、18・・・スプール
バルブ、W・・・ボルト、Wa・・・ボルト頭部。
第
図
第
図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ボルトにトルクレンチのソケットを装着し、該ボル
トの締付け時に、予めボルトに規定された締付けトルク
に達した時、ボルトの頭部にインキを付着させるように
したトルクレンチ用マーキング方法において、前記ボル
トの締付け時に、予めボルトに規定された締付けトルク
に達した時に、この締付けトルクを検出手段により検出
し、この検出手段の動きにより、圧縮ガス供給源と接続
するホースのバルブが作動し、一定量供給されるインキ
と圧縮ガスとが混合して、ソケット内に設けた噴射ノズ
ルから一定量の霧状となったインキをボルト頭部に吹付
けて付着させることを特徴とするトルクレンチ用マーキ
ング方法。 2、トルクレンチのアーム部に、ボルトに規定された締
付けトルクに達した時にこれを検出する検出手段と、こ
の検出手段と連動するトグル機構と、この検出手段の動
きにより所定のトルクに達した時点で作動するバルブと
を設け、前記トルクレンチのアーム部の先端に、トルク
レンチの長手方向と直交し、かつ先端にボルトの頭部と
嵌合するソケットを設け、このソケットの内部にインキ
をボルト頭部に吹付ける噴射ノズルを設け、前記ソケッ
トの後端側に噴射ノズルと接続するインキ噴射室を設け
たホルダーを設け、このホルダーの内部に、前記インキ
噴射室と連通路を介して接続するインキポットを形成し
、前記連通路に、インキの流通路を形成し、かつ弾性手
段を介して常に噴射ノズルの連通部を閉鎖する方向に附
勢されたスプールバルブを摺動可能に内装し、前記イン
キ噴射室と、圧縮ガス供給源に接続するホースに設けた
バルブとを圧縮ガスの供給パイプを介して接続したこと
を特徴とするトルクレンチ用マーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP479489A JPH02262969A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | トルクレンチ用マーキング方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP479489A JPH02262969A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | トルクレンチ用マーキング方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02262969A true JPH02262969A (ja) | 1990-10-25 |
Family
ID=11593683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP479489A Pending JPH02262969A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | トルクレンチ用マーキング方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02262969A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200445707Y1 (ko) * | 2008-01-31 | 2009-08-26 | 한일이화주식회사 | 스크류 조립 불량 검출용 표시장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5993271A (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-29 | 本田技研工業株式会社 | ボルト・ナツトの締付完了記号自動マ−キング装置 |
JPS62130182A (ja) * | 1985-12-03 | 1987-06-12 | 株式会社 東日製作所 | マ−カ−付きトルクレンチ |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP479489A patent/JPH02262969A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5993271A (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-29 | 本田技研工業株式会社 | ボルト・ナツトの締付完了記号自動マ−キング装置 |
JPS62130182A (ja) * | 1985-12-03 | 1987-06-12 | 株式会社 東日製作所 | マ−カ−付きトルクレンチ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200445707Y1 (ko) * | 2008-01-31 | 2009-08-26 | 한일이화주식회사 | 스크류 조립 불량 검출용 표시장치 |
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