JPH02261400A - アミノトランスフェラーゼの定量法およびそれに用いる試薬システム - Google Patents

アミノトランスフェラーゼの定量法およびそれに用いる試薬システム

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JPH02261400A
JPH02261400A JP6086390A JP6086390A JPH02261400A JP H02261400 A JPH02261400 A JP H02261400A JP 6086390 A JP6086390 A JP 6086390A JP 6086390 A JP6086390 A JP 6086390A JP H02261400 A JPH02261400 A JP H02261400A
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acid
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JP6086390A
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David A Yost
デビッド・エイ・ヨースト
Charles D Pennington
チャールズ・ディー・ペニントン
Peggy Anne Dolan
ペギー・アン・ドーラン
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Abbott Laboratories
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    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/26Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving oxidoreductase
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液体試料中に存在するアミノトランスフェラ
ーゼの量の決定方法に関する。さらに詳しくは、種々の
病理学的状態の診断のために、生物学的流体中のアミノ
トランスフェラーゼを分光測光により定量するための方
法および試薬システムに関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)アミ
ノトランスフェラーゼの定量は、組織の損傷に関連する
散多くの病理学的状態を診断するのに特に有用である。
たとえば、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT
)およびアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(A
ST)の臨床的重要性は、肝臓壊死を伴う肝臓疾患、た
とえばウィルス性肝炎やアルコール性肝炎と関連してお
り、またALTレベルの上昇は非A・非B肝炎の代理マ
ーカーとして用いられている。
加えて、肝責の原発性または転移性癌では、通常、AL
’E’およびASTの両血清レベルが、正常な血清レベ
ルの少なくとも約5倍は上昇する。肝臓や肝臓細胞の完
全性(integrity)に影響を与える病理学的状
態もALTおよびASTの両血清レベルの上昇を伴うが
、ASTは、心筋梗塞のような心臓組織の損傷を含む病
理学的状態に特に関連している。
生物学的流体中のアミノトランスフェラーゼの定量には
、ALTまたはASTにより触媒される脱水素酵素また
は還元酵素を含む共役酸化還元反応が関与しており、そ
れぞれのアミノ酸(すなわち、アラニンまたはアスパラ
ギン酸)と才クソ酸との間のアミノ基の転移をモニター
する。たとえば、種々のニコチンアミドアデニンジヌク
レオチド類似体を脱水素酵素反応において補酵素として
用いることができることが示されているUたとえば、ア
ンダーソン(Anderson、B、M、)ら(195
B)J、Biol、Chem、、234.1226〜1
232を参照コ。乳酸脱水素酵素の分析のために、40
0nmにおける還元型チオニコチンアミドアデニンジヌ
クレオチドの最大吸光度が記載されている[マニト(M
anito、 S 、)ら(f 976)C1inic
a Chimica AcLa、 69.243〜24
9コ。しかしながら、そのような分析は、酸化されたチ
オニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの還元型への
ゆっくりとした還元に基づいている。種々の脱水素酵素
系におけるNADおよびNADPのチオニコチンアミド
反応性もまた記載されているEアンダーソンら(196
3)Biochemistry、 2.1017]。
一般に、トランスアミナーゼ(アミノトランスフェラー
ゼ)の触媒作用により生成したオクソ酸は吸光度の変化
を測定することにより定量することができるが、そのよ
うな吸光度の変化は、ニコチンアミドアデニンジヌクレ
オチド(NADH)またはニコチンアミドアデニンジヌ
クレオチド2“リン酸(NADP)()がそれぞれ下記
反応によりNAD“またはNADP”″に酸化されるこ
とにより、オクソ酸が対応ヒドロキシ酸に接触還元され
る結果起こるものである。
(a)アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ+アス
パラギン酸+α−ケトグルタル酸jオキザロ酢酸+ グ
ルタミン酸 オキザロ酢酸子NADH+ リンゴ酸脱水素酵素;リン
ゴ酸+NAD“ (b)アラニンアミノトランスフェラーゼ+アラニン+
 α−ケトグルタル酸jピルビン酸十グルタミン酸 ピルビン酸+NADH+乳酸脱水素酵素−乳酸+NAD
” しかしながら、そのようなNADHとNAD”との間の
吸光度の変化は、波長的340nmの紫外(UV)部で
測定しなければならない。従って、そのような方法では
UV吸光度スペクトル領域でも変化を測定することが可
能な高価な分析装置が必要であり、臨床研究所で一層人
手が容易な可視吸光度スペクトル領域での測定に基づく
安価な分析システムには適用できない。
(課題を解決するための手段) 本発明は、試料中に存在するアミノトランスフェラーゼ
の量を決定する方法であって、 (a)該アミノトランスフェラーゼを含有する該試料を
、 (i)該アミノトランスフェラーゼの対応アミノ酸、 (ii)ケト酸 (iti)脱水素酵素または還元酵素、および(iv)
還元型チオニコチンアミドアデニンジヌクレオチドまた
はその類似体 からなるアッセイ成分と接触させて液体混合物を生成さ
せ、その際、還元型のニコチンアミドアデニンジヌクレ
オチド(NADH)またはその類似体は該試料中に存在
する該アミノトランスフェラーゼの量の関数として酸化
され、ついで (b)該液体混合物の可視吸光度を測定して該試料中に
存在する該アミノトランスフェラーゼの量と相関させる ことを特徴とする方法;および 酸化還元反応を可視吸光度スペクトル領域で測定するこ
とにより試料中のアミノトランスフェラーゼの量を決定
するための試薬システムであって、(f)該アミノトラ
ンスフェラーゼの対応アミノ酸、 (ii)ケト酸 (iii)脱水素酵素または還元酵素、および(iり還
元型チオニコチンアミドアデニンジヌクレオチドまたは
その類似体 からなることを特徴とする試薬システムに関する。
本発明は、可視スペクトル領域で測定が可能な還元型〜
酸化型間での吸光度変化をもたらし得るニコチンアミド
アデニンジヌクレオチド類似体を用いた、液体試料中に
存在するアミノトランスフェラーゼの量を決定するため
の方法および試薬システムを提供するものである。さら
に詳しくは、本発明による方法は、定量すべきアミノト
ランスフェラーゼを含Hする液体試料を、対応アミノ酸
、ケト酸、脱水素酵素または還元酵素、およびニコチン
アミドアデニンジヌクレオチド類似体、好ましくはヂオ
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(S N A、
 D HX酸化されることにより可視吸光度スペクトル
において吸光度変化を測定することが可能)と接触させ
ることにより行う。上記液体混合物の可視吸光度は、約
36onI11〜約450nm。
好ましくは約390nm〜約4.I5nm、さらに好ま
しくは約400nmで測定する。
たとえば、液体試料中に存在するアスパラギン酸アミノ
トランスフェラーゼを定量する場合には、液体試料(通
常、全血、血清、血漿、尿、唾液などの生物学的流体ま
たはその希釈液の形態である)をα−ケトグルタル酸お
よびアスパラギン酸と接触させてアスパラギン酸アミノ
トランスフェラーゼの触媒作用によりオキザロ酢酸およ
びグルタミン酸を生成させ、ついで、生成したオキザロ
酢酸をS N A D Hと反応させリンゴ酸脱水素酵
素の触媒作用によりリンゴ酸に還元する。
同様に、液体試料中に存在するアラニンアミノトランス
フェラーゼを定量する場合には、液体試料をα−ケトグ
ルタル酸およびアラニンと接触させてアラニンアミノト
ランスフェラーゼの触媒作用によりピルビン酸およびグ
ルタミン酸を生成させ、ついで、生成したピルビン酸を
S N A D Hと反応させ乳酸脱水素酵素の触媒作
用により乳酸に還元する。
いずれの場合においても、測定すべきアラニンアミノト
ランスフェラーゼおよびアスパラギン酸アミノトランス
フェラーゼのみが律速となるように5NADHおよび共
役酵素を充分な屑で存在させる。触媒共役が進行するに
つれて、液体試料中に存在するそれぞれのアミノトラン
スフェラーゼの量の関数として5NADHが5NAD+
に還元され、その可視吸光度を上記のようにして測定す
る。
従って、5NAD)(の酸化により可視吸光度スペクト
ル領域で測定可能な吸光度変化か得られるので、本発明
は、とりわけ臨床研究所に一般にみられる可視吸光度シ
ステムに適用することが可能である。さらに有利なこと
に、5NADHの酸化型からはNADHの酸化型から得
られるシグナルに比べ・て約2倍の量のシグナルが得ら
れるので、本発明の方法を行うのに必要な5NADHの
量は約半分でよいことになる。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の方法を行うに際して、上記還元型ニコヂンアミ
ドアデニンジヌクレオヂド(NADH)類似体、定量す
べきアミノトランスフェラーゼの対応アミノ酸、ケト酸
、および脱水素酵素または還元酵素をバッファー系中に
含有する、アミノトランスフェラーゼ定量用アッセイ試
薬を調製する。
加えて、アミノトランスフェラーゼアッセイ試薬には、
そのようなトランスアミナーゼ反応に必要なピリドキサ
ルリン酸などの補酵素をさらに含有していてもよい。こ
のようなアミノトランスフェラーゼアッセイ試薬を試料
と接触させて液体混合物を生成させると、試料中に存在
するアミノトランスフェラーゼの量の関数としてN A
 D H類似体が酸化される。ついで、公知の方法に従
い、上記液体混合物の可視吸光度を試料中に存在するア
ミノトランスフェラーゼの量と相関させる。
N A D I−1類似体は、還元型チオニコチンアミ
ドアデニンジヌクレオチド(SNAD)()であるのが
好ましい。本発明によるアミノトランスフェラーゼの定
量は可視スペクトル領域における吸光度測定に基づいて
いるので、当業者が上記考察および下記記載からそのよ
うなスペクトル特性を有する他のNADH類似体を選択
し得ることは理解されなければならない。
アミノトランスフェラーゼアッセイ試薬中のアミノ酸成
分は、もちろん、定量すべき特定のアミノトランスフェ
ラーゼに依存するであろう。従って、本発明の方法は種
々のアミノトランスフェラーゼの定量に用いることがで
き、対応アミノ酸はアラニン、アスパラギン酸、チロシ
ン、アスパラギン、グルタミン、シスチンなどから選択
することができる。
当業者に理解されるように、ケト酸成分および脱水素酵
素または還元酵素成分もまた定量すべき特定のアミノト
ランスフェラーゼに依存するであろう。従って、ケト酸
は、アミノトランスフェラーゼに依存して当業者に知ら
れた数多くのケト酸から選択することができ、たとえば
、アラニンまたはアスパラギン酸などの定量のためのα
−ケトグルタル酸;アスパラギンなどの定量のためのα
−ケトスクシンアミド酸;グルタミンなどの定量のため
のα−ケトグルタルアミド酸(alpha −ket。
glutaramic acid)などが挙げられるが
、これらに限られるものではない。
同様に、脱水素酵素または還元酵素もまた当該技術分野
で知られた数多くの脱水素酵素および還元酵素から選択
することができ、たとえば乳酸脱水素酵素、リンゴ酸脱
水素酵素、ジヒドロプテリジン還元酵素などを挙げるこ
とができるが、これらに限られるものではない。
本発明の方法は上記アミノトランスフェラーゼアッセイ
試薬のすべての成分を試料と同時に接触させて行うのが
好ましいが、所望の順序および/または組合わせにてア
ミノトランスフェラーゼアッセイ試薬の成分と試料を順
番に接触させることによっても行うこともできることを
理解する必要がある。たとえば、試料をまず(i)定置
すべきアミノトランスフェラーゼに対応するアミノ酸お
よびケト酸と接触させて第一の液体混合物を生成させ、
ついで(ii)この第一の液体混合物を5NADHおよ
び脱水素酵素または還元酵素と接触させて第二の液体混
合物を生成させ、その可視吸光度を測定し、試料中に存
在するアミノトランスフェラーゼの量と相関させること
により行うことができる。
上記のように、本発明の方法は液体試料中のアラニンア
ミノトランスフェラーゼおよびアスパラギン酸アミノト
ランスフェラーゼを定量するのに特に有用である。アラ
ニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)の定量のため
には、ALTアッセイ試薬は、5NADH,L−アラニ
ン、α−ケトグルタル酸、ビリドキサルリン酸、トリス
(ヒドロキシメチル)アミノエタンおよびコハク酸を含
むバッファー系、および乳酸脱水素酵素(好ましくはウ
シ心臓由来のもの)からなっているのが好ましい。
同様に、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(A
ST)の定量のためには、ASTアッセイ試薬は、5N
ADHSL−アスパラギン酸、α−ケトグルタル酸、ビ
リドキサルリン酸、トリス(ヒドロキシメチル)アミノ
エタンおよびコハク酸を含むバッファー系、およびリン
ゴ酸脱水素酵素からなっているのが好ましい。ASTア
ッセイ試薬はまた乳酸脱水素酵素を含んでいるのが好ま
しく、その際、乳酸脱水素酵素は、存在しているかもし
れない残留ピルビン酸と反応するが、このようなピルビ
ン酸はASTの定量に必要な所望の反応を妨害するので
ある。
本発明の方法に従って調製したアミノトランスフェラー
ゼアッセイ試薬は、液体試薬の形態であってもよいし、
または該液体試薬の粉末、凍結乾燥、もしくは他の乾燥
形態であってもよい。ALTアヅセイ試薬およびAST
アッセイ試薬の好ましい相対濃度を第1表に示す。しか
しながら、そのような相対濃度は第1表に示すものに限
定することを意図するものではないので、本発明の範囲
から逸脱することなく上記考慮および下記記載に基づい
て当業者によりそれらを変更することも可能であること
を理解する必要がある。
本発明の方法およびそれに用いる上記アッセイ試薬は、
可視スペクトル領域での吸光度変化を測定することので
きる当該技術分野で知られた種々の自動診断装置に特に
有用で容易に適用することができる。たとえば、本発明
の方法による自動アミノトランスフェラーゼアッセイは
アボットVPバイクロマティックアナライザー(Abb
ott vpB 1chroa+aLic A nal
yzer)(アボット・ラボラトリーズ、アボットバー
ク、イリノイ、米国)を用いて行うことができ、従って
、ソフトウェアのユーザー領域に当業者によりプログラ
ミングすることができる。たとえばALTの定量のため
に本発明によるアッセイを適用するには、パラメーター
として4151550nI11フイルター、1:11試
料希釈、6分のインキュベージタン時間、および37℃
のインキュベーション温度をプログラミングすることに
より行うことができる。その結果はIU/C単位で提供
され、ALT活性は0.θ〜200 r U/(範囲で
測定可能である。
同様に、本発明の方法による自動アミノトランスフェラ
ーゼアッセイは、アボットコマンダーパラレルブロセソ
ングセンター(Abbott Commander P
araNel Process’rng Center
XPPC,アボット・ラボラトリーズ、アボットパーク
、イリノイ、米国)を用い、下記実施例4に示すように
ALTの定1などのために行うことができる。
本発明の試薬システムは、本発明による所望のアミノト
ランスフェラーゼアッセイを行うのに必要なすべての必
須要素もしくは上記アッセイ試薬を含む。本発明の試薬
システムは、試験装置に適合できるような組成物または
混合物として、あるいは試験キットとして、包装して商
品にすることができる。すなわち、必要な試薬を入れた
1または2以上の容器を組合わせ包装して提供される。
本発明の試薬システムには所望のアミノトランスフェラ
ーゼアッセイシステムに適した試薬が含まれるが、当該
技術分野で知られているように、バッファー、希釈液、
標準液などの市販およびユーザーの観点から望ましい他
の物質を含んでいてもよい。本発明によるALTまたは
AST定量のための試薬システムが特に好ましい。
つぎに本発明を実施例に基づいてさらに詳しく説明する
が、本発明はこれらに限られるものではない。
実施例! チオニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの調製: ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドアーゼ(NAD
アーゼ)を用い、チオニコチンアミドアデニンジヌクレ
オチド(SNAD”)を酵素的に合成した。NADアー
ゼにより触媒される酵素反応には塩基交換反応を伴い、
NAD”のピリジン残基がピリジン類似体または他の親
核基と交換される。
NADアーゼの採取源はブタの脳(アセトン粉末、シグ
マ・ケミカル、米国、カタログNo、B−6503)ま
たはヘビの毒液(シグマ、カタログNo、V−6500
)であった。ヘビの毒液は、粗製か、またはヨスト(Y
ost)らにより記載されているように精製して用いた
[lよりiol、μ立場、、256.3647(198
1月。
5NAD“の精製は陰イオン交換樹脂カラム(Dove
x AG、  1−X8)上で行い、このカラムに試料
を加え、ついでカラムを水で洗浄して残留するチオニコ
チンアミドを除いた。この5NAD”をギ酸リチウムを
用いて溶出し、5NAD”を含むフラクションをプール
し凍結乾燥した。凍結乾燥した試料を少量の水中に溶解
し、セファデックスG−10カラム上で脱塩した。5N
AD”を含むフラクションをプールし凍結乾燥した。こ
の精製5NAD“を、脱水素酵素を用いて酵素的に、ま
たは亜ジチオン酸ナトリウムなどの還元剤を用いて化学
的に還元した。このS N A D Hをイオン交換ク
ロマトグラフィーにより精製した。
NADI(3,OsM)、チオニコチンアミド(100
mM)およびNADアーゼ(0、f U/贋0をバッフ
ァー溶液中でインキュベートした。反応後、反応混合物
のアリコートを除き、ついでウマ肝臓アルコール脱水素
酵素により還元した。この還元生成物、5NADHは4
00nmに最大吸光度を有するが、NADI(は340
nmに最大吸光度を有する。
それゆえ、生成物の生成炭は、還元化合物の400nl
における吸光度の増加を追跡することにより決定した。
400nmにおける吸光度が最大値に達したときに反応
は停止した。
実奄例2 アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)アッセイ
試薬の調製: 実施例Iで調製したS N A D Hを用いた本発明
によるALTf量のためのアッセイ試薬を粉末の形態で
調製した。その9219を水(I zc)中に再構成す
ると下記のごとき活性成分の1度が得られた(pH8,
0)。
5NADH0,12mM/C L−アラニン        500 mM/(!α−
ケトグルタル酸     15IIM/&ビリドキサル
リン酸     0 、 I Os+M/jトリス(ヒ
ドロキシン チル)アミノエタン      100mM/12コハ
ク酸           30 、3 mM/l!ウ
サギ筋乳酸脱水素酵素   !2,000U#!このA
LTアッセイ試薬には、さらに不活性成分としてALT
活性に影響を与えない充填剤および酵素安定剤が含まれ
ていた。別法として、ALT試薬はまた、ウシ心臓乳酸
脱水素酵素(L D H)を最終アッセイ濃度9,0O
OU/12で用い、またはD−LDH(微生物起源)を
最終アッセイ濃度9゜000 U/(で用いて調製する
こともできる。
実施例3 ALTアッセイ: 実施例2で調製したALT試薬を用いたALTアッセイ
を分光光度計上で行い、種々の波長でモニターした。A
LT試薬はウシ心臓LDHを用いて調製した。ピロン(
Viron)社の直線性を示す濃度にセットしたALT
酵素1−IV(ピロンカタログNo、V−A2000X
I 0OaQ)を、AI、T試薬(I z(りを入れた
キュベツト中にピペットで加えた。このアッセイ混合物
を37℃で3分間インキュベートし、2分間の間、種々
の時間間隔で360nm、380nmおよび400nm
で吸光度を測定した。その計算値を既知のALT濃度値
と比較した(第1図)。
実施例4 自動ALTアツセイロ 酵素イムノアッセイの操作のための自動装置であるアボ
ットコマンダーパラレルプロセシングセンター(PPC
1アボット・ラボラトリーズ、アボットバーク、イリノ
イ、米国)を用い、自動ALTアッセイを行った。PP
Cは、試料ウェルから吸光度差を測定することのできる
多数の可視波長能を有している。PPCは、自動化され
た精密な試薬の分配、ビーズの洗浄、ウェル内の分光光
度計読み取り、および特定のアボット・ラボラトリーズ
アッセイのためのデータの修正を行うように設計されて
いる。
PPC上でアッセイを行うに際して、試薬を反応トレイ
中の試料に直接加え、インキュベートした後、読み取り
部位へ進む。各試料について一連の二色読み取りを行っ
て吸光度の変化度を決定する。知られたALT濃度値度
の血清カリブレーターも同時に分析し、各試料のALT
濃度を決定するための計算に用いる。
60μgのピロンALT酵素コントロール(ピロンカタ
ログNo、V−A 2000)を反応トレイのウェル中
にピペットで加え、ついで実施例2で調製したALT試
薬をPPCにより自動的にピペットで加えた。このアッ
セイ混合物を3分間インキュベートし、1分間の間、一
連の吸光度測定を415/600nmで行った。変化度
を決定し、既知のALTi1度値のものと比較した(第
2図)。
実施例5 ALTアッセイ試薬の比較ニ アボットエージェントA L T (A bbott 
A −gentALT)(アボット・ラボラトリーズ、
アボットパーク、イリノイ、米国;カタログNo、60
16)および特定のアッセイ手順を用いたアボットVP
システム上で、50の血清試料についてアッセイを行っ
た。これらの値を、実施例2で調製した試薬を用いた上
記実施例4に記載のコマンダーPPC手順から得られた
ものと比較した。0.9858の相関係数が得られた(
第3図)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法によるアラニンアミノトランス
フェラーゼアッセイにおいて、種々の波長における吸光
度変化度の比較を示すグラフ、第2図は、本発明による
自動装置上で行ったアラニンアミノトランスフェラーゼ
アッセイにおいて、種々の波長における吸光度変化度の
比較を示すグラフ、 第3図は、本発明の方法によるアラニンアミノトランス
フェラーゼアッセイにおいて、アボットvPシステムを
用いて得られた結果とPPCを用いて得られた結果との
血清相関を示すグラフである。 特許出願人 アボット・ラボラトリーズ化 理 人 弁
理士 青 山  葆ほか1名ALT濃度(IU/L)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料中に存在するアミノトランスフェラーゼの量
    を決定する方法であって、 (a)該アミノトランスフェラーゼを含有する該試料を
    、 (i)該アミノトランスフェラーゼの対応アミノ酸、 (ii)ケト酸 (iii)脱水素酵素または還元酵素、および(iv)
    還元型チオニコチンアミドアデニンジヌクレオチドまた
    はその類似体 からなるアッセイ成分と接触させて液体混合物を生成さ
    せ、その際、還元型チオニコチンアミドアデニンジヌク
    レオチドまたはその類似体は該試料中に存在する該アミ
    ノトランスフェラーゼの量の関数として酸化され、つい
    で (b)該液体混合物の可視吸光度を測定して該試料中に
    存在する該アミノトランスフェラーゼの量と相関させる ことを特徴とする方法。
  2. (2)アミノ酸がアスパラギン酸、アラニン、チロシン
    、アスパラギン、グルタミンおよびシスチンよりなる群
    から選ばれたものである請求項(1)に記載の方法。
  3. (3)ケト酸がα−ケトグルタル酸、α−ケトスクシン
    アミド酸およびα−ケトグルタルアミド酸よりなる群か
    ら選ばれたものである請求項(1)に記載の方法。
  4. (4)アミノ酸がアスパラギン酸であり、アミノトラン
    スフェラーゼがアスパラギン酸アミノトランスフェラー
    ゼであり、ケト酸がα−ケトグルタル酸である請求項(
    1)に記載の方法。
  5. (5)アミノ酸がアラニンであり、アミノトランスフェ
    ラーゼがアラニンアミノトランスフェラーゼであり、ケ
    ト酸がα−ケトグルタル酸である請求項(1)に記載の
    方法。
  6. (6)液体混合物が乳酸脱水素酵素およびリンゴ酸脱水
    素酵素よりなる群から選ばれた脱水素酵素を含む請求項
    (1)〜(5)のいずれかに記載の方法。
  7. (7)液体混合物が還元酵素を含む請求項(1)〜(6
    )のいずれかに記載の方法。
  8. (8)可視吸光度の測定を約360nmまたはそれ以上
    の波長で行う請求項(1)〜(7)のいずれかに記載の
    方法。
  9. (9)可視吸光度の測定を約390〜450nmで行う
    請求項(1)〜(8)のいずれかに記載の方法。
  10. (10)酸化還元反応を可視吸光度スペクトル領域で測
    定することにより試料中のアミノトランスフェラーゼの
    量を決定するための試薬システムであって、 (i)該アミノトランスフェラーゼの対応アミノ酸、 (ii)ケト酸 (iii)脱水素酵素または還元酵素、および(iv)
    還元型チオニコチンアミドアデニンジヌクレオチドまた
    はその類似体 からなることを特徴とする試薬システム。
  11. (11)アミノ酸がアスパラギン酸、アラニン、チロシ
    ン、アスパラギン、グルタミンおよびシスチンよりなる
    群から選ばれたものである請求項(10)に記載の試薬
    システム。
  12. (12)ケト酸がα−ケトグルタル酸、α−ケトスクシ
    ンアミド酸およびα−ケトグルタルアミド酸よりなる群
    から選ばれたものである請求項(10)に記載の試薬シ
    ステム。
  13. (13)アミノ酸がアスパラギン酸であり、アミノトラ
    ンスフェラーゼがアスパラギン酸アミノトランスフェラ
    ーゼであり、ケト酸がα−ケトグルタル酸である請求項
    (10)に記載の試薬システム。
  14. (14)アミノ酸がアラニンであり、アミノトランスフ
    ェラーゼがアラニンアミノトランスフェラーゼであり、
    ケト酸がα−ケトグルタル酸である請求項(10)に記
    載の試薬システム。
  15. (15)液体混合物が乳酸脱水素酵素およびリンゴ酸脱
    水素酵素よりなる群から選ばれた脱水素酵素を含む請求
    項(10)〜(14)のいずれかに記載の試薬システム
  16. (16)液体混合物が還元酵素を含む請求項(10)〜
    (15)のいずれかに記載の試薬システム。
  17. (17)可視吸光度の測定を約360nmまたはそれ以
    上の波長で行う請求項(10)〜(16)のいずれかに
    記載の試薬システム。
  18. (18)可視吸光度の測定を約390〜450nmで行
    う請求項(10)〜(17)のいずれかに記載の試薬シ
    ステム。
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