JPH0226042B2 - - Google Patents

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JPH0226042B2
JPH0226042B2 JP58009645A JP964583A JPH0226042B2 JP H0226042 B2 JPH0226042 B2 JP H0226042B2 JP 58009645 A JP58009645 A JP 58009645A JP 964583 A JP964583 A JP 964583A JP H0226042 B2 JPH0226042 B2 JP H0226042B2
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steam
turbine
disc
reservoir
leakage
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Takashi Ikeda
Masachika Odawara
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/02Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
    • F01D11/04Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type using sealing fluid, e.g. steam
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/02Blade-carrying members, e.g. rotors
    • F01D5/025Fixing blade carrying members on shafts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、焼ばめ型ロータを有する蒸気タービ
ンの腐蝕防止装置に関する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕
一般に、蒸気タービンのロータには、一体に鍛
造された合金鋼等の素材から機械加工によつて製
造するもの、円板状の素材を溶接により一体化し
てその後機械加工によつて製造するもの、および
機械加工が完了し羽根を植込んだ円板をロータシ
ヤフトに焼ばめによつて結合するもの等の種類が
ある。ところで、上記種類のうち焼ばめ型ロータ
は、素材がロータシヤフトと複数の円板とに分劃
されているため、比較的小規模の鍛造素材から大
型のロータを製造することが可能であるとの理由
から、この焼ばめ型ロータが永年にわたつて一般
に使用されている。
すなわち、第1図は上記一般的な焼ばめ型ロー
タの一例を示す図であり、ロータシヤフト1に
は、外周に多数の羽根2を装着した複数の円板3
が嵌着されている。ところでこの場合、各円板3
の内径d1はいずれもロータシヤフト1の各装着部
の外径d2に対して、常温の状態においては焼ばめ
代として知られている寸法だけ小さく製造されて
おり、この円板3をロータシヤフト1に結合する
際は、円板3のみを加熱して熱的に膨張させ、円
板3の内径寸法d1をロータシヤフト1の外径寸法
d2より大きな状態にしてロータシヤフト1を挿入
し、所定の位置に設定した後、円板3を冷却して
熱的な収縮により円板3とロータシヤフト1を互
いに固定させている。
また、各円板3とロータシヤフト1との間に
は、円板ボアキー4が設けられており、異常な運
転状態下において焼ばめがゆるんだ場合にも、円
板3がロータシヤフト1に対して相対的に回転す
ることがないようにしてある。
しかしながら、この焼ばめ型ロータにおいては
応力腐蝕割れが発生するおそれがあり、ロータの
寿命を縮めロータの信頼性を低下せしめる可能性
がある。この応力腐蝕割れの発生メカニズムの一
つとしては、酸素を含んだ水または水蒸気の環境
の下に金属の表面酸化被膜が局部的に破壊され、
かつ材料に引張応力が作用することによつてその
部分が選択的に溶解され、割れが生ずるタイプの
ものがある。この場合、応力腐蝕割れは材料が割
れに対する感受性を有すること、限界値以上の高
い応力が作用すること、および材料が局部的な酸
化被膜の生成と破壊を受ける環境下におかれてい
ることの3つの要因が重なつたときに発生する。
ところで、上記材料の応力腐蝕割れに対する感
受性は、材料強度と密接な関係を持ち、一般に引
張強度の高い材料ほど割れ感受性も高くなる。し
かるに、焼ばめ型ロータの円板は、その作用応力
が高い点から引張強度の高い低合金鋼を使用せざ
るを得ず、当然割れ感受性も高いものとなり、今
後とも割れ感受性が全くない材料を選択または開
発することは殆ど不可能と思われる。
また、焼ばめ型ロータの円板には初期の焼ばめ
に起因する焼ばめ応力と、回転にともない円板自
身および羽根に遠心力が作用することに起因する
遠心応力とが発生し、その値は円板の内径側ほど
高くなる。特に円板3をロータシヤフト1に固定
するための円板ボアキー4を装着するキー溝部に
は、形状に起因する応力集中が発生し、作用応力
はしばしば応力腐蝕割れの発生限界値を越える場
合がある。
さらに、発電設備における蒸気の性状は、原子
炉、ボイラ等の蒸気発生設備、復水設備、或は給
水設備等の全体的な仕様によつて定まり、円板3
の応力腐蝕割れにのみ注目した微妙な水質管理を
行なつて応力腐蝕割れが発生しにくいような環境
とすることも困難な状態にある。
しかして、一般に焼ばめ型ロータの円板のキー
溝の近傍においては、前記材料、応力および環境
の3つの因子が重なるため、応力腐蝕割れが発生
するおそれが十分ある。しかも、その円板に応力
腐蝕割れが発生し、この発生した応力腐蝕割れが
非破壊検査等によつて未然に検知されなかつた場
合には、円板3の破壊につながる危険性もある。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑み、焼ばめロータ円
板部の応力腐蝕割れの要因を取除くことができ、
ひいてはロータの信頼性が向上し、寿命を一層向
上することができるようにした蒸気タービンの腐
蝕防止装置を得ることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、上記目的を達成するため、タービン
ロータに装着された円板の互いに隣接するハブ間
の微少間隙に連通し、上記ハブに対向するノズル
ダイヤフラム内周面に設けられたラビリンスパツ
キンのフイン列の間によつて区劃形成された環状
の蒸気溜と、上記ノズルダイヤフラムに沿つて設
けられ、タービン内部或は外部の蒸気源から乾き
状態とされた蒸気を上記蒸気溜に供給する蒸気供
給路と、ラビリンスパツキンの上流側フイン群と
円板のハブとの間を流下する漏洩蒸気を、前記蒸
気溜をバイパスさせて低圧部に流出させる漏洩蒸
気バイパス路とを設けたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、第2図乃至第10図を参照して本発明の
一実施例について説明する。
第2図において、ロータシヤフト1には、外周
に多数の羽根2を装着した円板3が装着されてお
り、各円板3の内径部に設けられたハブ3aの両
端面と互いに隣接する円板3のハブ3aの端面と
の間には、熱膨張の際の衝突を防ぐため従来のも
のと同様に微少間隙5が形成されている。
また、互いに隣接する円板3,3間には、前記
羽根2と対応する位置にノズル6を設けたノズル
ダイヤフラム7が配設されており、そのノズルダ
イヤフラム7の内周面には前記円板3のハブ3a
の外周面と対向するラビリンスパツキン8が装着
されている。
上記ノズルダイヤフラム7には半径方向に延び
る蒸気供給孔9が穿設されており、その外端部は
タービンケーシング10に貫設された蒸気供給管
11に接続され、その蒸気供給管11はさらに管
路12を介して適宜蒸気源に接続されている。上
記蒸気源としては、第3図に示すようにタービン
内の蒸気や第4図に示すようにタービン外の蒸気
源13としてもよく、いずれの場合にも蒸気源の
蒸気が水滴を含む湿り蒸気の場合は、管路12の
途中に減圧オリフイス14を設けて等エンタルピ
膨張をさせて過熱蒸気として前記蒸気供給管11
に供給するようにしてある。
第5図はラビリンスパツキン8装着部の拡大断
面図であつて、ノズルダイヤフラム7の内周近傍
部には、前記蒸気供給孔9が開口するラビリンス
パツキン嵌合溝15が形成されており、そのラビ
リンスパツキン嵌合溝15にラビリンスパツキン
8が嵌合装着されている。
上記ラビリンスパツキン8には、円板3のハブ
の外周面との対向面に、タービンの上流側(高圧
側)から順次3群のフイン8a,8b,8cが形
成されており、各群のフイン8a,8b,8cは
それぞれその先端側が上流側に向くように傾斜せ
しめられている。また、上記ラビリンスパツキン
8には、最上流側のフイン群8aとその次のフイ
ン群8bとの間に、周方向に延びる漏洩蒸気捕集
溝16が形成されており、その漏洩蒸気捕集溝1
6には、上記ラビリンスパツキン8に穿設され、
一端が次段側の円板3とノズルダイヤフラム7と
の間隙部に開口しタービン軸線方向に延びる複数
個の漏洩蒸気バイパス路17が連通せしめられて
いる。
一方、互いに隣接する円板3,3のハブ3a,
3aの対向面と対応する位置には、最下流側のフ
イン群8cとその上流側のフイン群8bとで区劃
された周方向に延びる環状の蒸気溜18が形成さ
れており、ラビリンスパツキン8には前記ラビリ
ンスパツキン嵌合溝15を上記蒸気溜18に連通
せしめる連通孔19が穿設されている。なお、図
中符号20は減圧オリフイスである。第6図にラ
ビリンスパツキン8の正面図を示す。
しかして、タービンの運転中には、蒸気発生器
から供給された蒸気の大半は応力腐蝕割れのおそ
れがない羽根(動翼)3を通過して仕事を行な
い、残りの1%前後の蒸気がノズルダイヤフラム
7に設けられたラビリンスパツキン8と円板3の
ハブ3aの外周との間隙を経て漏洩しようとす
る。
しかしながら、この場合前記蒸気源から過熱蒸
気とされた乾き蒸気が管路12、蒸気供給管1
1、および蒸気供給孔9を径てラビリンスパツキ
ン嵌合溝15に供給され、さらに上記、蒸気供給
孔9等とともに蒸気供給路を形成する連通孔19
を介して蒸気溜18に噴入され、ハブ3a,3a
間の微少間隙5が供給蒸気Aによつて充満され
る。
この蒸気溜18に流入した乾き蒸気の一部は、
中間のフイン群8b部を経て漏洩蒸気捕集溝16
側へと流れ、上流側のフイン群8a部から漏洩し
て漏洩蒸気捕集溝16に漏入した水分を含んだ漏
洩蒸気Bが蒸気溜18に流入することを阻止し、
漏洩蒸気捕集溝16に流入した漏洩蒸気は、漏洩
蒸気バイパス路17を経、上記蒸気溜18をバイ
パスしてノズルダイヤフラム7の低圧側に流出す
る。また、上記蒸気溜18に流入した乾き蒸気の
他部は、下流側のフイン群8cを経て下流低圧側
に流出し、その間円板3のハブ3aを加熱する。
こゝで、ラビリンスパツキン部を漏洩蒸気が流
れるときのラビリンスパツキン8の各部の圧力分
布を第7図に示す。
従来構造のラビリンスパツキン内での圧力分布
は、図中2点鎖線で示すように、ラビリンスパツ
キン8の上流側の圧力P1と下流側の圧力P4との
間でほぼ一様に変化し、ハブ3a,3a間の微少
間隙5の圧力P3′は上流側圧力P1と下流側圧力P4
のほぼ中間の値となる。
ところが、本発明においては、漏洩蒸気バイパ
ス路17の圧力損失が非常に小さいので、漏洩蒸
気捕集溝16内の圧力P2はラビリンスパツキン
8の下流側の圧力P4に上記圧力損失を付加した
ものとなり、非常に低い値となる。また、ハブ3
a,3a間の微少間隙5の圧力P3は、前述のよ
うに蒸気溜18から漏洩蒸気捕集溝16への蒸気
流を保つために必要な圧力だけ、漏洩蒸気捕集溝
16の圧力P2より若干高く保つ必要があるが、
従来のものにおけるP3′に比べてかなり低くする
ことができる。
しかして、上記微少間隙部の蒸気の飽和温度は
当該部の圧力P3が低いことにより、第8図に示
すように、従来装置に比べて数度低くなる。
また、円板ハブの微少間隙5の蒸気状態の変化
を第9図に示す。この図はタービン上流部の蒸気
を供給蒸気源とする例を示したものであつて、供
給蒸気源圧力aからタービン内で膨張した蒸気
は、ラビリンスパツキン8の上流側の圧力P1
で膨張し、さらに前述のように円板ハブの微少間
隙5部の圧力P3′まで膨張する。この蒸気状態b
は前述のように水分を含む湿り蒸気であるため、
蒸気温度は圧力P3′により一儀的に決定される。
一方、蒸気溜18への供給蒸気は、供給蒸気状
態cから減圧オリフイス14で円板ハブ間隙5部
の圧力P3まで等エンタルピ膨張する。この間隙
部の蒸気状態値dは、供給蒸気源状態値が湿り蒸
気であつても、膨張過程において飽和圧力線eを
横切り過熱蒸気となり、従来のものに比し円板ハ
ブ間隙部の蒸気温度は10〜30℃高くすることがで
きる。
したがつて、ハブ3a,3a間の微少間隙5部
は比較的高温の蒸気で満たされることとなり、こ
の高温蒸気が微少間隙5を通つてキー溝等に侵入
する。
ところで、キー溝部の雰囲気が過熱蒸気であつ
ても、実際には円板3の温度は蒸気温度より10℃
程度低くなつているため、この円板温度が雰囲気
蒸気の飽和温度より低いと、円板3のキー溝部の
表面で水の凝縮が起る。
しかし、前述のように供給蒸気はフイン群8c
を流れる間に円板ハブ3aを加熱するので、従来
のものに比べ円板温度を数℃上昇させ、かつ微少
間隙5の飽和温度が数℃低くなつているので、円
板3、キー溝等の表面での水の凝縮が起ることは
ない。
この結果、キー溝部内では常に水滴の流入、発
生を防ぐことができ、清浄な環境下におかれ、応
力腐蝕割れ発生の原因の一つである環境に関する
因子を除去することができ、応力腐蝕割れの発生
を防止することができる。
ところで、前記応力腐蝕割れは前記3つの因子
のほか環境温度とも密接な関係がある。すなわ
ち、応力腐蝕割れの進展速度は環境温度にも大き
く作用される。これは応力腐蝕割れに化学的要因
があるため、蒸気成分中の物質の成分とロータ材
料の化学的性質の関係によりある特性の温度域で
応力腐蝕割れが促進されるためである。
しかるに、本発明においては前述のように円板
ハブの端面間の微少間隙に供給される蒸気温度が
従来のものに比し高くなり、しかも供給蒸気温度
の選定によつて当該部の温度を上記特性の温度域
を外すようにすることが可能であり、これによつ
ても応力腐蝕割れの促進を防止することができ
る。
また、蒸気溜18への供給蒸気の量Giについ
ては、漏洩蒸気の上記蒸気溜18への混入防止、
および円板ハブ3aの過熱等を考慮して決定する
必要があり、漏洩蒸気量Goと密接な関係をもつ
ている。すなわち、漏洩蒸気がさらに蒸気溜18
へ流入しようとする蒸気量をGaとした場合、
Ga/GoとGi/Goとの関係は実験によれば第1
0図に示すようになる。これによれば、供給蒸気
量Giの量は漏洩蒸気量Goの0.2倍以上にすれば前
記効果は十分確保することができる。しかして実
際にはラビリンス間隙の変化、タービン性能への
影響等を考慮して0.2倍以上の最適値が選ばれる。
なお、本発明は前述した実施例に限らず、例え
ばラビリンスパツキンをノズルダイヤフラムの嵌
合溝に嵌合したものではなく、ノズルダイヤフラ
ム等の内径部に直接ラビリンスパツキンを取付け
たものにも適用することができる。また、蒸気溜
に供給する蒸気源としてタービン用蒸気発生器以
外のものを使用した場合には、腐蝕割れの一原因
となるような不純物を含まない清浄な蒸気を蒸気
溜に供給して、キー溝部分等に清浄蒸気を供給し
て腐蝕割れの原因の一つを除去することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においてはタービ
ンロータに装着された円板の互いに隣接するハブ
間の微少間隙部に乾き蒸気或いは乾いた清浄蒸気
を供給するようにするとともに、ラビリンスパツ
キンを経て当該部に漏入しようとする蒸気を漏洩
蒸気バイパス路を介して低圧側に排出するように
したので、上記微少間隙部を通つてキー溝等に湿
り蒸気或は不純蒸気が浸入することを確実に防止
することができ、焼ばめロータの腐蝕を防止する
ことができ、簡単な構造でかつタービン性能に大
きな影響を与えることもなく焼ばめロータの信頼
性を向上せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な蒸気タービンのロータを示す
側断面図、第2図は、本発明の腐蝕防止装置を施
こしたタービンロータ部の概略構成を示す側断面
図、第3図および第4図はそれぞれ供給蒸気源か
らの蒸気供給系路を示す概略説明図、第5図は第
2図のラビリンスパツキン部の拡大断面図、第6
図はラビリンスパツキンの背面図、第7図はラビ
リンスパツキン内の圧力分布説明図、第8図は円
板ハブ間隙部の飽和温度の変化を示す説明図、第
9図は円板ハブ間隙部の蒸気状態の変化線図、第
10図は漏洩蒸気量と供給蒸気量との関係線図で
ある。 1……ロータシヤフト、2……羽根、3……円
板、3a……ハブ、4……キー、5……微少間
隙、7……ノズルダイヤフラム、8……ラビリン
スパツキン、9……蒸気供給孔、11……蒸気供
給管、15……ラビリンスパツキン嵌合溝、16
……漏洩蒸気捕集溝、17……漏洩蒸気バイパス
路、18……蒸気溜、19……連通孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タービンロータに装着された円板の互いに隣
    接するハブ間の微少間隙に連通し、上記ハブに対
    向するノズルダイヤフラム内周面に設けられたラ
    ビリンスパツキンのフイン列の間によつて区劃形
    成された環状の蒸気溜と、上記ノズルダイヤフラ
    ムに沿つて設けられ、タービン内部或は外部の蒸
    気源から乾き状態とされた蒸気を上記蒸気溜に供
    給する蒸気供給路と、ラビリンスパツキンの上流
    側フイン群と円板のハブとの間を流下する漏洩蒸
    気を、前記蒸気溜をバイパスさせて低圧部に流出
    させる漏洩蒸気バイパス路とを設けたことを特徴
    とする、蒸気タービンの腐蝕防止装置。 2 漏洩蒸気バイパス路の一端は、上流側フイン
    群の直下流側に形成された環状の漏洩蒸気捕集溝
    に連接されていることを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項記載の蒸気タービンの腐蝕防止装置。 3 漏洩蒸気バイパス路の他端は、低圧側円板と
    ノズルダイヤフラムとによつて形成される空間に
    開口していることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の蒸気タービンの腐蝕防
    止装置。 4 ラビリンスパツキンには3つのフイン群が配
    列されていることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項に記載の蒸気タービンの腐蝕防止装置。 5 蒸気溜と漏洩蒸気捕集溝との間には、少なく
    とも1列のフインが設けられていることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項記載の蒸気タービン
    の腐蝕防止装置。
JP58009645A 1983-01-24 1983-01-24 蒸気タ−ビンの腐蝕防止装置 Granted JPS59134302A (ja)

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