JPH0226015Y2 - - Google Patents

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JPH0226015Y2
JPH0226015Y2 JP9653883U JP9653883U JPH0226015Y2 JP H0226015 Y2 JPH0226015 Y2 JP H0226015Y2 JP 9653883 U JP9653883 U JP 9653883U JP 9653883 U JP9653883 U JP 9653883U JP H0226015 Y2 JPH0226015 Y2 JP H0226015Y2
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JP
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light
light emitting
emitting element
negative resistance
pnpn
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JP9653883U
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  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、往復運動する移動体の移動方向を
検出する移動体の移動方向検出装置に関するもの
である。
(従来の技術) 光フアイバのもつ低伝送損失、細線性、可撓性
の特徴を生かすために、光情報を出力する各種検
出装置(温度検出装置、圧力検出装置、速度検出
装置など)が注目されている。
(考案が解決しようとする課題) しかるに、従来は、往復運動する移動体の移動
方向検出装置としては、光フアイバによる伝送を
利用できるように光信号を出力とする実用的な検
出装置は見当らなかつた。
この考案は、移動体の移動方向を非接触で検出
し、光フアイバで情報を伝送できるように光パル
スを出力信号として発生することのできる移動体
の移動方向検出装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) この考案の移動体の移動方向検出装置は、外部
照射光に感応して光パルスを発する第1の
PNPN負性抵抗発光素子と、外部照射光および
前記第1のPNPN負性抵抗発光素子からの光に
感応して光パルスを発する第2のPNPN負性抵
抗発光素子と、この第1と第2のPNPN負性抵
抗発光素子を各々感応時発光させて前記光パルス
を発生させ、その後、素子を所定時間発光禁止状
態に設定する駆動回路と、前記第1,第2の
PNPN負性抵抗発光素子からの光パルスを伝送
する光フアイバとを有し、移動体と固定台の一方
側に前記第1,第2のPNPN負性抵抗発光素子
が設けられ、移動体と固定台の他方側に外部照射
光を発する光源が設けられ、移動体の往復運動に
伴い第1と第2のPNPN負性抵抗発光素子上を
逆の順序で外部照射光が走査するように構成した
ものである。
(作用) 移動体が一方向に移動する時、外部照射光はま
ず第1のPNPN負性抵抗発光素子を照射し、次
に第2のPNPN負性抵抗発光素子を照射する。
第1のPNPN負性抵抗発光素子は、第2の
PNPN負性抵抗発光素子に先立つて外部照射光
が照射された時発光し、光パルスを発する。この
時、この第1のPNPN負性抵抗発光素子からの
光にも第2のPNPN負性抵抗発光素子が感応す
るので、同時に第2のPNPN負性抵抗発光素子
も動作し、第2のPNPN負性抵抗発光素子から
も光パルスが出力される。
負性抵抗発光素子は、光パルス出力後所定時
間、駆動回路により発光禁止状態に設定される。
この発光禁止時間内に第2のPNPN負性抵抗発
光素子に外部照射光が照射されることになる。し
たがつて、第1のPNPN負性抵抗発光素子に外
部照射光が照射した後、第2のPNPN負性抵抗
発光素子に外部照射光が照射した時は、第2の
PNPN負性抵抗発光素子は発光せず、光パルス
を出力しない。結局、移動体が一方向に移動する
時は、最初に第1のPNPN負性抵抗発光素子に
外部照射光が照射した時に第1および第2の
PNPN負性抵抗発光素子から同時に光パルスが
出力されることになり、伝送用光フアイバとして
途中から1本になる光フアイバを用いれば、移動
体が一方向に移動する時は、1つの光パルスが発
生し、伝送されることになる。そして、同時発
生、1つの光パルスということから移動体が一方
向に移動したと検出できる。
次に、移動体が反対方向に移動した時は、最初
に第2のPNPN負性抵抗発光素子が外部照射光
により照射され、次に第1のPNPN負性抵抗発
光素子が外部照射光により照射される。第2の
PNPN負性抵抗発光素子は、外部照射光が照射
された時発光し、光パルスを出力する。この時、
第1のPNPN負性抵抗発光素子は第2のPNPN
負性抵抗発光素子の光には感応しないので同時に
動作はせず、したがつてその後発光禁止状態にも
ならない。したがつて、第1のPNPN負性抵抗
発光素子は、第2のPNPN負性抵抗発光素子の
次に外部照射光が照射された時に、該外部照射光
に感応して発光し、光パルスを出力する。結局、
移動体が反対方向に移動した時は、第1および第
2のPNPN負性抵抗発光素子から時間的にずれ
た2つの光パルスが出力されることになり、この
光パルスの出力状態から移動体が反対方向に移動
したことを検出できる。
以上のようにこの考案の装置は、第1および第
2のPNPN負性抵抗発光素子の感応特性の違い
と、該素子を光パルス出力後所定時間発光禁止状
態に駆動回路により設定することを用いて、光パ
ルスの出力具合から移動体の移動方向を検出でき
る。また、この装置は光を用いて非接触で移動体
の移動方向を検出できる。
(実施例) 以下、この考案の装置の実施例について図面に
基づき説明する。第1図はその一実施例の構成を
示す図である。
この第1図において、1は固定台、2は第1の
PNPN負性抵抗発光素子(以下発光素子と記
す)、3は第2の発光素子である。第1の発光素
子2と第2の発光素子3は固定台1に所定の間隔
をもつて配置されており、それぞれ光のピーク波
長λA,λBの光を発生するようになつている。こ
のピーク波長λA,λBは、途中から1本となつた
伝送用光フアイバ4を経て伝送されるようになつ
ている。
また、5は移動台(移動体)であり、この移動
台5には光源9が配置されている。光源9に対し
て所定の間隔をもつてスリツト8が対向し、さら
に、スリツト8に対向して集光レンズ7が設けら
れている。これにより、光源9から発生した光は
スリツト8を通つて、集光レンズ7で集光され、
外部照射光としてのビーム形状6となつて固定台
1の第1の発光素子2、第2の発光素子3に照射
するようになついる。
移動台5は左右どちらにも動き得るもので、矢
印A1,A2で示すように移動方向によりv>0
あるいはv<0と区別する。
第2図a、第2図bは移動台5の移動方向と伝
送用光フアイバ4で伝送される光パルスの関係を
示す。第2図aはv>0の場合であり、単一の光
パルスが発生する場合を示しており、また、第2
図bはv<0の場合で時間的に遅れた二つの光パ
ルスが発生する場合を示している。
第3図は第1および第2の発光素子2,3(こ
の素子を第3図では発光素子10として示してあ
る)の駆動回路を示す。直流バイアス電源Vaに
より抵抗Rを介してコンデンサCが充電されるよ
うになつており、そのコンデンサCの充電電圧
Vaがインダクタンス素子Lを介して発光素子1
0に供給されている。通常は、第4図にPNPN
負性抵抗発光素子のI−V特性を示すように、素
子10に供給される電圧(コンデンサCの充電電
圧Va)より該素子10のターンオーバー電圧Vt
が高く、素子10には電流がわずかしか流れず、
該素子10はいわゆる光が発生しない「オフ」状
態にある。次に、素子10に光が入射されると、
ターンオーー電圧がVaより低いVt′に下がるた
め、素子10に大なる電流が流れ、該素子10は
「オン」状態となり、光を発生させる。この時、
コンデンサCの電圧が放電し、すぐに素子10の
印加電圧が低下するので、該素子10の発光はす
ぐに終了する。その後は、コンデンサCが再び直
流バイアス電源、Vaで充電されるようになり、
充電電圧がVaに回復するまでの間は、該素子1
0の非発光期間となる。つまり、この駆動回路
は、光が入射した時、素子10を発光させ光パル
スを出力させ、その後、この素子10を所定時間
発光禁止状態とする。この発光禁止時間(充電時
間)を第1,第2の発光素子2,3の間隔や移動
台5の移動速度により最適に定める。
第5図a、第5図bはPNPN接合構造をもつ
二つの発光素子AおよびB(発光素子Aは第1の
発光素子2に相当し、発光素子Bは第2の発光素
子3に相当する)のそれぞれの発光スペクトルと
受光スペクトルの相関図である。これらのスペク
トルの相関関係はこの考案の動作を特徴づける重
要な関係である。
第5図aおよび第5図bに示すように、二つの
発光素子A,Bの受光スペクトル帯域は幅が広い
が図中の斜線で示すごとく、受光スペクトル帯域
は幅が狭い。また、発光スペクトルのピーク値は
受光スペクトルの長波長端にある。ここで二つの
発光素子A,Bの間には次の関係が成立するよう
に発光素子A,Bを設定する。
すなわち、発光素子A(第1の発光素子2)が
発光する光に対して、発光素子B(第2の発光素
子3)は受光感度をもつが、発光素子B(第2の
発光素子3)が発光する光に対して発光素子A
(第1の発光素子2)は受光感度をもたない。し
たがつて、第5図に示す記号を用いると次式の関
係が成立する。
λ1<λ2<λ3<λ4<λ5<λ6…(1) そして第6図に示すように、発光素子A(第1
の発光素子2)からの光λAが一部発光素子B(第
2の発光素子3)を照射するようになつている。
また、移動台5の光源9からの外部照射光は、
その波長が第1、第2の発光素子2,3(発光素
子A,B)の受光スペクトル領域内に入つてい
る。
次に動作について第1図を参照して説明する。
移動台5がv>0方向に移動する時、光源9から
の外部照射光は、まず第1の発光素子2を照射
し、次に第2の発光素子3を照射する。第1の発
光素子2は、第2の発光素子3に先立つて外部照
射光が照射された時発光し、光パルスを発する。
この時、この第1の発光素子2からの光にも第2
の発光素子3が感応するので同時に第2の発光素
子3も動作し、第2発光素子からも光パルスが出
力される。
発光素子2,3は、光パルス出力後所定時間、
第3図の駆動回路により発光禁止状態に設定され
る。この発光禁止時間内に第2の発光素子3に外
部照射光が照射されることになる。したがつて、
第1の発光素子2に外部照射光が照射した後、第
2の発光素子3に外部照射光が照射した時は、第
2の発光素子3は発光せず、光パルスを出力しな
い。結局、移動台5がv>0方向に移動する時
は、最初に第1の発光素子2に外部照射光が照射
した時に第1および第2の発光素子2,3から同
時に光パルスが出力されることになり、これを、
途中から1本となつた光フアイバ4で伝送すれば
第2図aのように単一の光パルスとして伝送され
る。また、単一の光パルスであることから、移動
台5がv>0方向に移動したことが検出される。
次に、移動台5がv<0方向に移動した時は、
最初に第2の発光素子3が外部照射光により照射
され、次に第1の発光素子2が外部照射光により
照射される。第2の発光素子3は、外部照射光が
照射された時発光し、光パルスを出力する。この
時、第1の発光素子2は第2の発光素子3の光に
は感応しないので同時に動作はせず、したがつて
その後発光禁止状態にもならない。したがつて、
第1の発光素子2は、第2の発光素子3の次に外
部照射光が照射された時に、該外部照射光に感応
して発光し、光パルスを出力する。結局、移動台
5がv<0方向に移動した時は、第2および第1
の発光素子3,2から第2図bに示すように時間
的にずれた2つの光パルスが出力され、光フアイ
バ4で伝送されるようになり、またこのような光
パルスの出力状態から移動台5がv>0方向に移
動したことが検出される。
なお、第1図の一実施例では、移動台5に光源
9、固定台1に発光素子2,3を配置したが、発
光素子2,3を移動台5側、光源9を固定台1側
に設けても同様に作用させて同様に移動方向を検
出できることはいうまでもない。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、この考案の装置に
よれば、光を利用して非接触で移動体の移動方向
を検出できる。また、検出出力情報として光パル
スを出力できるから、光フアイバによる情報伝送
手段を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の移動体の移動方向検出装置
の一実施例の構成を示す図、第2図は第1図の装
置における移動台の移動方向と伝送用光フアイバ
上の光パルスの関係を示す図、第3図は第1図の
装置における発光素子の駆動回路を示す図、第4
図はPNPN接合構造の発光素子の−特性を
示す図、第5図は第1図の装置に使用される2つ
の発光素子の発光強度および受光感度スペクトル
を示す図、第6図は第1図の装置における光の結
合関係を示す図である。 1……固定台、2……第1の発光素子、3……
第2の発光素子、4……伝送用光フアイバ、5…
…移動台、9……光源、Va……直流バイアス電
源、R……抵抗、C……コンデンサ、L……イン
ダクタンス素子、10……発光素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 外部照射光に感応して光パルスを発する第1
    のPNPN負性抵抗発光素子と、 (b) 外部照射光および前記第1のPNPN負性抵
    抗発光素子からの光に感応して光パルスを発す
    る第2のPNPN負性抵抗発光素子と、 (c) この第1と第2のPNPN負性抵抗発光素子
    を各々感応時発光させて前記光パルスを発生さ
    せ、その後、素子を所定時間発光禁止状態に設
    定する駆動回路と、 (d) 前記第1,第2のPNPN負性抵抗発光素子
    からの光パルスを伝送する光フアイバとを有
    し、 (e) 移動体と固定台の一方側に前記第1,第2の
    PNPN負性抵抗発光素子が設けられ、 (f) 移動体と固定台の他方側に外部照射光を発す
    る光源が設けられ、 (g) 移動体の往復運動に伴い第1と第2の
    PNPN負性抵抗発光素子上を逆の順序で外部
    照射光が走査するように構成されたことを特徴
    とする移動体の移動方向検出装置。
JP9653883U 1983-06-24 1983-06-24 移動体の移動方向検出装置 Granted JPS604914U (ja)

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JP9653883U JPS604914U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 移動体の移動方向検出装置

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JP9653883U JPS604914U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 移動体の移動方向検出装置

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JPS604914U JPS604914U (ja) 1985-01-14
JPH0226015Y2 true JPH0226015Y2 (ja) 1990-07-17

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